JP3058286B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3058286B2
JP3058286B2 JP2403847A JP40384790A JP3058286B2 JP 3058286 B2 JP3058286 B2 JP 3058286B2 JP 2403847 A JP2403847 A JP 2403847A JP 40384790 A JP40384790 A JP 40384790A JP 3058286 B2 JP3058286 B2 JP 3058286B2
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正 犬塚
宏有 松井
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタを用
いたヒーターを備えた衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、正特性サーミスタを用いたヒータ
ーを備えた衣類乾燥機が主流となってきている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は特開平2−1
44761号公報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について図4〜図7を参照しながら説明
する。
【0004】図6に示すように、本体1内には、回転ド
ラム2と、この回転ドラム2を含み12素子の正特性サ
ーミスタからなるヒーター3を有する循環空気経路4
と、冷却空気経路5内にそれぞれ送風する熱交換型ファ
ン6を内蔵するファンケース7を設けている。回転ドラ
ム2と熱交換型ファン6は、本体1内に内蔵されたモー
タ8により駆動され、このモータ8とヒーター3へ流れ
る総電流Aを検出する手段(図示せず)を設け、この総
電流Aが一般家庭における最も多い電流ヒューズ値の1
5アンペアを越えるとヒーター3の12素子の半分の6
素子への通電をOFFし、定時間後に再び通電をONす
る制御回路手段(図示せず)を設けている。
【0005】上記構成において、衣類乾燥機に通電する
と、ヒーター3を形成する正特性サーミスタの図4に示
す突入電流特性では、通電開始直後は12素子全部では
総電流Aが、15アンペアをはるかに越えてしまうた
め、図7に示すように半分の6素子に通電をし、他の6
素子は、ON−OFFの制御をして、15アンペア以下
になるまで繰り返すことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、ヒーター3の12素子のうち6素子への通
電のON−OFF繰り返しは、ヒーター3の半分の素子
を冷却していることになり、熱効率の低下となり乾燥時
間を長くする問題を有していた。また、布負荷容量によ
ってヒーター3を通過する風量が変化すると、図5に示
すように風量増加に伴い発熱量が増加するため、総電流
Aが増加し、通常、最大布負荷容量におけるヒーター3
の入力値を最高に設定しているので、少布負荷容量時
は、総電流Aは15アンペアを越えとしまうことが常で
あった。この場合においてもヒーター3は、上記と同様
にON−OFF制御を行っており、熱効率の低下は否め
なかった。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、ヒー
ターへの効率より通電をさせ、乾燥時間を短縮させるこ
とができる衣類乾燥機を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を加熱して乾燥させる正特性サーミス
タを用いたヒーターと、前記ヒーターへ送風するファン
を駆動するモータと、前記ヒーターおよび前記モータ等
の総電流値を検知する入力検知装置と、前記モータの回
転制御速度制御装置と、前記入力検知装置の信号を入力
し前記モータの次期回転速度を回転速度制御装置へ出力
する処理装置とを備え、前記ヒータ等の電装部品の総電
流値が一定値以上になることを検知した後、前記総電流
値を一定値以下に下げ、この総電流値が前記一定値以下
でかつこの一定値に極力近づけるように前記モータの回
転速度を制御するものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成において、入力検知装置
により検知した入力によりモータの回転速度を制御し
て、ヒーターの入力を一定値以下で、かつ、最適な一定
値に近づけるよう制御して、ヒーターを全くOFFする
ことがないばかりか最も効率よい制御をさせるものであ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品
には同じ符号を付し説明は省略する。
【0011】本実施例の特徴は、ファンの回転速度制御
にある。すなわち、ファン6を駆動するモータ8と正特
性サーミスタからなるヒーター3の総合入力を検知する
カレントトランスからなる入力検知装置9を設けるとと
もに、この入力を電流値におきかえたAがある一定の
値、たとえば15アンペアを越えないでできる限り近づ
くよう、モータ8をインバーター制御等の回転速度制御
装置10により回転速度制御し、ヒーター3の電流値を
上下調整可能となる構成としている。モータ8には、フ
ォトカプラ11と外周を凹凸状に切り欠いた回転板12
から形成された回転速度検知装置13を設け、回転速度
をパルス信号に換え常にマイコン等の処理装置14にフ
ィードバックしている。また、それと同時に、入力検出
装置9によって検出された電流値がファジィの推論等に
より処理される処理装置14に入力されて処理され、モ
ータ8の次期回転速度変化の信号が回転速度制御装置1
0に送られる構成となっている。
【0012】上記構成において動作を説明すると、ある
一定の布負荷を回転ドラム2に入れ通電すると、図4に
示す正特性サーミスタの突入電流特性により、図3のよ
うに通電開始直後はヒーター3に流れる電流値が15ア
ンペアをはるかに越えるが、短時間であるため、15ア
ンペア電流ヒューズは切れない。次に、入力検知装置9
により検出された電流値が15アンペアより大きい場
合は、モータ8の回転速度を約10%ダウンさせるよう
マイコン等の処理装置14からインバーター制御等の回
転速度制御装置10に送られる。また、検出された
流値が15アンペアより小さい場合は、15アンペアに
対し余裕が大きく有るか否か、検出した値の傾きが大き
いか、小さいかをファジィ等の推論により処理し判断す
るマイコン等の処理装置14から総電流値が15アンペ
アに極力近づくようにモータ8の回転速度を上げる信号
がインバーター制御等の回転速度制御装置10に送られ
る。この信号によりモータ8は回転速度を上げることと
なり、ヒータ3への送風量が増加し、図5に示すように
ヒーター3への発熱量が増加し、かつ、ヒーター3の電
流値が増加する。総電流値は15アンペアに少し近ず
く。このような入力装置9での電流値検知マイコン等の
処理装置14でのファジイ等の推論によるモータ8への
次期回転速度設定およびインバータ制御等の回転速度制
御装置10でのモータ8への通電制御等の繰り返し動作
により、総電流値は、図3のように徐々にかつ極力15
アンペアに近づけるようにする。この間、モータ8の回
転速度はフォトカプラ11と回転板12により常にフィ
ードバックされているので、衣類の偏り等の負荷変動や
電圧変動等があっても、回転速度は常に安定している。
そうするとヒーター3へ送風される風量が安定し、ヒー
ター3の入力値も安定させることができ、上記の微妙な
制御が可能となる。布負荷少量時においても同様で、少
量ということでヒーター3へ送風される風量が自然に多
めになるが、上記と同様に、初回にモータ8の回転速度
を遅くする信号を出し、15アンペア以下に下げ、徐々
にできるだけ最適な電流値、たとえば15アンペアに近
づくように繰り返し動作させる。
【0013】このように本発明の実施例によれば、ヒー
ター3の通電をOFFすることなく、一定電流値以下の
最適値で運転することができ、ヒーター3への発熱量を
最大に得ることができ、効率向上が図れ乾燥時間の短縮
ができる。
【0014】なお、モータ8の速度制御にインバーター
制御を用いたが、位相制御でも同様の効果が得られる。
また、循環空気経路4と冷却空気経路5を有する除湿式
のもので説明したが、排気式のものであっても同様の結
果となる。さらにモータ8の回転速度検知装置13にフ
ォトカプラ11と回転板12を用いたが、ホール素子と
マグネット、またはリードスイッチとマグネットの組み
合せでも全く同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればヒーターの入力値を一定値以下で最適となる
ようにファンを駆動するモータの回転速度を制御してい
るので、ヒーターへの最も効率のよい通電をさせること
ができ、乾燥時間を短縮させる衣類乾燥機が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における衣類乾燥機の縦断面
【図2】同衣類乾燥機の回転速度検知装置の正面図
【図3】同衣類乾燥機の総電流とファン回転速度の関係
【図4】正特性サーミスタ・ヒーターの突入電流特性図
【図5】正特性サーミスタ・ヒーターの風量と発熱量の
関係図
【図6】従来の衣類乾燥機の縦断面図
【図7】同衣類乾燥機の総電流とヒーターのON−OF
F制御の関係図
【符号の説明】
3 ヒーター 6 ファン 8 モータ 9 入力検知装置 10 回転速度制御装置 14 処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 宏有 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−284299(JP,A) 特開 平2−85732(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を加熱して乾燥させる正特性サーミ
    スタを用いたヒーターと、前記ヒーターへ送風するファ
    ンを駆動するモータと、前記ヒーターおよび前記モータ
    等の総電流値を検知する入力検知装置と、前記モータの
    回転制御速度制御装置と、前記入力検知装置の信号を入
    力し前記モータの次期回転速度を回転速度制御装置へ出
    力する処理装置とを備え、前記ヒータ等の電装部品の総
    電流値が一定値以上になることを検知した後、前記総電
    流値を一定値以下に下げ、この総電流値が前記一定値以
    下でかつこの一定値に極力近づけるように前記モータの
    回転速度を制御してなる衣類乾燥機。
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