JP3057255B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP3057255B2
JP3057255B2 JP1209655A JP20965589A JP3057255B2 JP 3057255 B2 JP3057255 B2 JP 3057255B2 JP 1209655 A JP1209655 A JP 1209655A JP 20965589 A JP20965589 A JP 20965589A JP 3057255 B2 JP3057255 B2 JP 3057255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力された画像信号に所望の処理を施して
出力することができる画像処理装置において、特に、自
動彩度調整手段を備えた画像処理装置及び、画像処理方
法に関するものである。
[発明の概要] 本発明の画像処理は、輝度信号及び色差信号からなる
1画面分の静止画像信号(デジタルデータ)のうち、色
差データを検索し、該色差データに係数演算を行なった
ときに、色差データが許容ダイナミックレンジ幅(8ビ
ットの場合では00000000〜11111111)からオーバーフロ
ーをおこすことのないような係数値を設定する。そし
て、該係数値によって1画面分の各画素の色差データを
実数倍し、入力された色差信号のダイナミックレンジを
拡張するものである。
色差信号(R−Y,B−Y)を前記係数値によって実数
倍することにより、画像信号の色相を変えずに彩度を直
接補正することができる。
[従来の技術] テレビカメラ、ビデオディスク、スチルカメラ等の映
像ソースから1フレーム分の映像信号(静止画像)を画
像処理装置に入力し、画像処理装置において入力画像信
号に対して各種処理を施して所望の印刷用画像信号を生
成し、プリンタ等の印刷手段に供給して印刷がなされる
ようにした印刷用静止画像処理システムが開発されてい
る。
第9図は画像処理システムの一例を示すブロック図で
あり、1はテレビカメラ等から得られる映像信号から1
画面分の映像信号(静止画)を出力することができる画
像信号出力部であり、例えばY/C信号で出力された静止
画像信号は画像処理装置2に入力され、処理制御コンソ
ール2Aからの操作に基づいて画像信号処理が行なわれ
る。画像処理内容としては、入力された原静止画像信号
に対して、ノイズ低減処理、輝度調整、彩度調整、各種
画像変換処理(拡大・縮小、回転、画サイズ変更等)な
ど、各種行なわれている。なお、処理制御コンソール2A
はキーボード、マウス等の入力手段と、処理操作画面、
画像モニタ画面等のディスプレイ手段から構成されてい
る。
3はプリンタであり、このプリンタ3には、画像処理
装置2において、画像処理終了後に例えばC/M/Y/K(シ
アン,マゼンタ,イエロー,ブラック)の各印刷用色信
号に変換されて出力された信号が供給され、1枚のカラ
ー画像印刷が実行される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このような画像処理システムにおいて、ビ
デオカメラ等から得られた画像信号を画像信号出力部1
を介して画像処理装置2に取り込み、この画像処理装置
2によってモニタテレビ等を見ながら画像処理を行なう
と、モニタテレビの色再現度とプリンタ3においてハー
ドコピー化する際の色再現度が異なるため、通常は印刷
画像としては色の飽和度(彩度)が低くなってしまうこ
とが多いという問題点があった。
また、適正彩度が良好に得られない場合に、プリンタ
3においてR,G,B或はC,M,Yの3原色信号を個々に調整を
行なうことによって彩度を向上させることもできるが、
この場合、同時に色相も変化してしまい、彩度そのもの
を増減することはかなり困難であるという問題があっ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、例えば自動処理モードのときは、適正彩度における
印刷画像が得られるような自動彩度調整機能を有する画
像処理装置及び方法を提供するものである。
このため画像処理装置として、輝度信号及び色差信号
からなる1画面分の画像信号に含まれる色差データにつ
いて、色差データの許容ダイナミックレンジとしての上
限値(例えば8ビットであれば11111111)或は下限値
(例えば8ビットであれば00000000)に最も近い色差デ
ータ値を検出し、その検出された色差データ値と、前記
上限値もしくは前記下限値との差の値を係数演算用デー
タとする係数演算用データ検出手段と、得られた係数演
算用データに基づいて、色差データが前記上限値或は前
記下限値からオーバーフローをおこすことのない係数値
を設定することができる係数値設定手段と、設定された
係数値を1画面分の各色差データに付加することによ
り、入力された1画面分の色差信号のダイナミックレン
ジ幅を拡張することができる係数処理手段とを備えるよ
うにしたものである。
[作用] 画像信号が輝度信号及び色差信号(R−Y,B−Y)で
構成されている場合、色の情報としては、第1図に示す
ようにR−YとB−Yを軸とする平面座標において任意
の色をベクトルxとしたときに、色相はB−Y軸とベク
トルxのなす角θであらわされ、また、彩度はベクトル
xの大きさである|x|で表わされる。従って、彩度のみ
を増減するためには例えば点線で示すように|x|を実数
倍すればよい。
このため、前記係数処理手段において色差信号R−
Y、B−Yを実数倍(係数値乗算)していくことによ
り、画像信号の彩度を向上させることができる。
また、係数値としては、前記係数演算用データ検出手
段によって検出された係数演算用データ(前記上限値も
しくは前記下限値に最も近い色差データ値についての、
前記上限値もしくは前記下限値との差の値)に基づい
て、係数値設定手段によって得られた値を使用すること
によって、実数倍した値が許容ダイナミックレンジを越
えてしまい信号が欠損してしまうということはないとと
もに、印刷対象とする画像信号のそれぞれに応じて、最
適な彩度向上が実現される。
[実施例] 第2図は本発明の画像処理装置を備えた画像処理シス
テムをシステムブロック図で示したものであり、特に、
電送されてきたカラー画像信号を、例えば新聞の紙面の
掲載写真として処理することができるように構成された
例である。まず、この画像処理システムについて説明す
る。
10はテレビカメラ等の撮影装置、11は撮影装置10によ
って撮影された映像を再生する映像再生装置(TVモニ
タ)、12は撮影された映像の中から所望の1画面(1フ
レーム分のカラー映像信号)を電話回線、或は通信衛星
等を介して送信することができる静止画電送機である。
20は静止画電送機12から送信された画像を受信する静
止画受信機であり、21は受信された画像を表示する受信
モニタである。この静止画受信機20によって受信された
静止画像信号、すなわち1フレーム分の輝度信号(Y信
号)及び色差信号(C(R−Y,B−Y)信号)は、順
次、画像処理装置30に入力される。なお、22はビデオデ
ィスク装置、VTR、TV等の各種映像出力機器を示し、こ
れらの映像出力機器も静止画像信号ソースとして利用す
ることもできる。
画像処理装置30では、後述するように、供給された画
像信号に対して、画像信号の記憶動作、画像処理動作、
印刷用画像信号としての出力処理動作が行なわれるよう
に構成されている。
また、40は制御用ディスプレイ41、キーボード42、マ
ウス43、処理画像モニタ44等からなるコンソールを示
し、オペレータの操作によって画像処理装置30の各種動
作が実行される。
50は画像処理装置30において各種処理が施され、例え
ばC,M,Y,K(シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック)
の各印刷用色信号に変換された印刷画像データが供給さ
れ、印刷が行なわれる印刷装置部、例えばプリンタを示
す。
以上のようにシステムが構成されることにより、例え
ば或るニュースを取材したときに撮影した画像を、その
まま静止画電送機12によって電送して印刷用のための画
像処理を行ない、直接印刷装置に画像信号を供給するこ
とができ、例えば新聞社における紙面編集システムとオ
ンラインで有効的に利用することができる。
この第2図に示したような画像処理システムにおい
て、本発明の一実施例としての画像処理装置30は、例え
ば第3図に示すように構成され、システム上でホストコ
ンピュータとして機能している。すなわち、各種制御プ
ログラムを記憶保持しているプログラムROM31、静止画
受信機20等の画像ソースから入力された画像データを逐
次記憶していく入力画像メモリ(ハードディスク)32、
CPU(処理制御部)33、印刷のために各種画像処理を行
ない、C,M,Y,Kの各色信号に変換された出力用画像信号
を記憶する出力画像メモリ34、コンソール40とのやりと
りや画像データの入出力を行なう入出力インターフェー
ス部35等から構成されるものである。なお、CPU33は、
動作プログラムに基ずいて各構成部分の動作制御を行な
うシステム制御部33A、各種演算処理を行なう演算処理
部33B、及びワークメモリ(主記憶装置)33Cから構成さ
れている。
画像処理装置30に入力された静止画像信号は、順次入
力画像メモリ(ハードディスク)32に記憶されていく。
そして必要に応じてハードディスク32から画像データが
読み出され、主にCPU33内の動作によって、例えば第4
図のフローチャートに示すような画像処理を行なうこと
になる。
画像処理を行なう場合は、まず処理を行なう画像デー
タを入力画像メモリ32からCPU33内にロードし(F10
0)、またコンソール40の制御用ディスプレイ41には各
種処理内容を示した処理制御用画面を、例えばメニュー
形式で表示する(F101)。
オペレータが、実行すべき処理内容を選択してキーボ
ード42或はマウス43から入力することによって、処理内
容が決定され(F102)、処理が実行される。すなわちF1
03a,F103b,F103c…に示すように画像変換処理、ノイズ
低減処理、彩度調整処理等から選択された処理が実行さ
れることになる。F103aの画像変換処理としては、入力
された原画像の拡大縮小、中心位置変更、回転、画サイ
ズ変更等が実行される。なお、このフローチャートでは
F103a,F103b……は並列させたが、所定の順序でシーケ
ンシャルに実行していくようにしてもよい。
F103において或る処理を施された画像信号は、オペレ
ータが処理確認を行なうことができるようにモニタ44に
供給されて表示される(F104)。そして、さらに他の処
理を行なう場合は、オペレータの操作によって再び処理
選択がなされる(F105→F102)。
必要な画像処理をすべて終えた段階で、Y/C信号で形
成される画像信号は印刷用のC/M/Y/Kの信号に変換され
(F106)、出力データとして出力画像メモリ34に記憶さ
れる(F107)。そして、必要に応じて自動的に或はコン
ソール40からの操作によって印刷装置部50に出力され、
C,M,Y,Kの4色の画像信号によって1画像のカラー印刷
が実行される。
本実施例の画像処理装置は特に、上記各種画像信号処
理のうち、彩度調整(F103c)を以下説明するように自
動的に行なうことができるようにした点に特徴を有す
る。
第5図は本実施例における彩度調整方式を実現する手
段を示した機能ブロック図であり、この第5図に示した
各ブロックは、CPU33内においてソフトウエア手段によ
って構築される機能ブロックである。
61はハードディスク32から、画像処理を行なうために
読み出された1画面分の画像信号(Y、R−Y、B−Y
のデジタル信号;本実施例では8ビットとする)を保持
する画像信号メモリ手段、62は画像信号メモリ手段61に
記憶されたR−Y信号データ及びB−Y信号データか
ら、ダイナミックレンジの上限値(11111111)か下限値
(00000000)に最も近い値(つまり1画面内の最大色差
データ値或は最小色差データ値)を検索し、その値と上
限値或は下限値との差を係数演算用データとする係数演
算用データ検出手段である。
すなわち、この係数演算用データ検出手段では、例え
ば第6図に実線で示すような色差信号に対して、センタ
ー値Cより大きいデータは上限値Dmaxとの差を求め、
センター値Cより小さいデータは下限値Dminとの差を
求め、その差データのうち、最小となる差データdmin
を求めて、係数演算用データとするものである。
63は供給された係数演算用データ(dmin)を利用し
て係数値を設定する係数値設定手段である。この場合後
述するように、係数値は、R−Y及びB−Yデータに乗
算されたときに上限値Dmax或は下限値Dminを超える値
とならないように設定される。
64は設定された係数値がある制限値を超えるような場
合は所定の値の係数値を出力するようになされた係数リ
ミッタ手段、65はスイッチ手段、66は設定された係数値
とR−Y及びB−Yデータを乗算していくことによっ
て、各色差データのダイナミックレンジ幅を拡張する係
数処理手段である。なお、前記センター値Cより大きい
データに対してはDmax方向に、センター値Cより小さ
いデータに対してはDmin方向に拡張されるように係数
値を乗算する。
以上の各手段の動作は、制御手段67から供給される動
作制御指令、アドレス情報によって制御される(制御信
号系を点線で示す)。なお、制御手段67には、彩度調整
を行なう際にコンソール40から調整処理の実行指令、及
び係数リミッタ手段のON/OFF情報が供給されることにな
る。
CPU33において以上の機能ブロックを構成することに
より、ロードされた画像データに対して、例えば第7図
のフローチャートに示すような彩度自動調整方法を制御
手段67の制御に従って行なうことになる。
画像データがロードされて画像信号メモリ手段61に保
持され、彩度調整が開始されると(F200)、まず係数演
算用データ検出手段62がR−Yデータを検索して、上記
したように最小の差データdmin(R-Y)を求め(F201)、
つづいて、B−Yデータを検索して同様に差データd
min(B-Y)を求める(F202)。そして、dmin(R-Y)とd
min(B-Y)の大小を比較し(F203)、小さいほうを係数演
算用データXとして係数値設定手段63に供給することに
なる(F204,F205)。
係数設定手段63ではR−Y信号及びB−Y信号のダイ
ナミックレンジ幅を、オーバーフローをおこすことのな
い範囲で拡張することができる係数値Kを設定する(F2
06)。つまり、色差データ内の最大値或は最小値がD
max或はDminとなるようにする係数値Kを求めればよ
く、したがって、 の演算を行なえばよい。
求められた係数値Kは係数リミッタ手段がオフとされ
ている場合は、そのままスイッチ手段65のa接点を介し
て係数処理手段66に供給され、各画素における色差デー
タに乗算される(F207→F208→F209)。この演算処理に
よって、例えば前記第6図に実線で示した色差信号は、
同図に点線で示すようにダイナミックレンジの拡張され
た信号に変換される。このとき、前述したように係数値
Kによって色差データがDmax或はDminを超えることは
ないため、或る部分の彩度情報が欠損してしまうという
ことは生じない。
ところで、画像内容によっては、常にダイナミックレ
ンジを最大限に拡張して、彩度を増強することが良いと
は限らないため、本実施例では前記のとおり係数リミッ
タ手段64を設け、係数値に制限を加えている。すなわ
ち、係数リミッタ手段64がオンとされているときは、F2
10において、設定された係数値Kが所定の制限値KL
超えていないか判断し、例えば設定された係数値Kに対
して第8図(a)に示すように、KL、−KL超えている
場合は強制的に所定の係数値を係数処理手段66に対して
出力するようにする(F211)。なお、第8図(b)に示
すように、徐々に制限がかかるようにしてもよい。
以上のように、色差信号のダイナミックレンジ拡張に
よる彩度調整動作が終了した後は、第3図のフローチャ
ートにおけるF104に進み、さらに、所望の処理が終了し
た後、前述したように印刷用の画像信号に変換され、印
刷装置部50において印刷画像として出力されることにな
る。
なお、係数演算用データ検出手段62において、各画素
における色差データ(R−Y及びB−Yデータ)の最大
値及び最小値を検索する際にノイズの影響が出てしまう
ことを防止するために、あらかじめ色差信号に対して色
差信号帯域を確保した1次元又は2次元フィルタ処理を
行なうようにすることが好ましい。
本実施例の画像処理装置及び処理方法は以上のように
色差信号のダイナミックレンジ幅を許容範囲内で自動的
に増強されるようにしたため、特にオペレータが数値入
力等をすることなく、良好な彩度が保たれた印刷画像を
得ることができるようになる。又、係数リミッタ手段に
よって係数値はある程度制限されているので、むやみに
彩度が増強されてしまうこともない。
なお、係数値の設定動作は、上記第7図のフローチャ
ート及び演算方式に限定されるものではないことはいう
までもなく、許容ダイナミックレンジ内で色差信号を変
換できる係数を得ることができる方式であればよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明の画像処理装置は、色
差信号のダイナミックレンジ幅を自動的に拡張すること
によって、色相を変化させずに画像の彩度情報のみが調
整されることになり、適正な彩度の印刷画像を得ること
ができるようになるという効果がある。
さらに、色差信号のダイナミックレンジ幅の拡張のた
めの係数値は、1画面分の画像信号に含まれる色差デー
タから検出される係数演算用データ、即ちダイナミック
レンジの上限値もしくは下限値に最も近い色差データ値
についての、前記上限値もしくは前記下限値との差の値
に基づいて、係数値設定手段によってオーバーフローを
おこすことのない値として設定されるものとしているた
め、ダイナミックレンジ幅の拡張のために実数倍した色
差信号の値が許容ダイナミックレンジを越えてしまい信
号が欠損してしまうということはない。このため、彩度
の調整処理によって画質が劣化することはないととも
に、印刷対象とする画像信号のそれぞれに応じて、最適
な彩度向上が実現されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は色相情報及び彩度情報の説明図、第2図は本発
明の画像処理装置を備えた画像処理システムのシステム
ブロック図、第3図は画像処理装置の構成ブロック図、
第4図は画像処理装置の動作の一例を示すフローチャー
ト、第5図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、
第6図は色差信号検索動作の説明図、第7図は本発明の
画像処理方法の彩度調整プログラムの一実施例を示すフ
ローチャート、第8図(a)(b)は係数リミッタ動作
の説明図、第9図は画像処理システムの説明図である。 30は画像処理装置部、32はハードディスク、33はCPU、4
0はコンソール、61は画像信号メモリ手段、62は係数演
算用データ検出手段、63は係数値設定手段、64は係数リ
ミッタ手段、66は係数処理手段、67は制御手段を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像信号に対して各種処理を施
    し、印刷用の信号として出力することができる画像処理
    装置において、 輝度信号及び色差信号からなる1画面分の画像信号に含
    まれる色差データについて、色差データの許容ダイナミ
    ックレンジとしての上限値或は下限値に最も近い色差デ
    ータ値を検出し、その検出された色差データ値と、前記
    上限値もしくは前記下限値との差の値を係数演算用デー
    タとする係数演算用データ検出手段と、 前記係数演算用データ検出手段で得られた係数演算用デ
    ータに基づいて、色差データが前記上限値或は前記下限
    値からオーバーフローをおこすことのない係数値を設定
    することができる係数値設定手段と、 前記係数値設定手段によって設定された係数値を1画面
    分の各色差データに付加することにより、入力された1
    画面分の色差信号のダイナミックレンジ幅を拡張するこ
    とができる係数処理手段と を備えることにより、前記色差信号が有する色情報にお
    ける彩度情報のみを変化させることができるようにした
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】入力されたカラー画像信号に対して各種信
    号処理を施し、印刷用の信号として出力する画像処理方
    法において、 入力画像信号の1画面分の画像信号に含まれる色差デー
    タについて、色差データの許容ダイナミックレンジとし
    ての上限値或は下限値に最も近い色差データ値を検出
    し、 その検出された色差データ値と、前記上限値もしくは前
    記下限値との差の値を係数演算用データとし、 前記係数演算用データに基づいて、色差データが前記上
    限値或は前記下限値からオーバーフローをおこすことの
    ない係数値を設定し、 前記係数値を1画面分の各色差データに付加することに
    より、前記入力画像信号の色差データを拡張して、カラ
    ー画像の彩度を変化させるようにしたことを特徴とする
    画像処理方法。
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