JPH10334230A - 画像強調処理の制御方法 - Google Patents

画像強調処理の制御方法

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JPH10334230A
JPH10334230A JP10122325A JP12232598A JPH10334230A JP H10334230 A JPH10334230 A JP H10334230A JP 10122325 A JP10122325 A JP 10122325A JP 12232598 A JP12232598 A JP 12232598A JP H10334230 A JPH10334230 A JP H10334230A
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JP
Japan
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image
color
images
data
colors
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JP10122325A
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English (en)
Inventor
Reiner Eschbach
エシュバッハ ライナー
William A Fuss
エイ ファス ウィリアム
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • G06T5/92
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/40Image enhancement or restoration by the use of histogram techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の強調処理要素によって処理することが
できるカラー画像の範囲を拡大し、かつ限定されたカラ
ーセットの画像の画質を改善する。 【解決手段】 本発明の方法は、画像を構成する色の数
を決定し、その情報を用いて、1つまたはそれ以上の強
調プロセッサに制御機能を追加する。これらの強調プロ
セッサは色の数に基づいて、強調機能の効果を増した
り、減らしたりする。そうすることで、取り扱うことが
できるカラー画像の範囲が拡大される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絵画的シーンを含むデ
ィジタル画像の外観を改善することに関し、より詳細に
は、自然シーンの色質表現が低い画像を改善することに
関する。
【0002】
【従来の技術】画像強調領域の技術は3つの可能な選択
肢を提供している。第1は、我々は何もすることができ
ない。そのようなシステムは、イメージに有害でない点
で安定なシステムである。これは複製に対し取られる一
般的な手法である。しかし、そのシステムの出力文書は
時には最終の顧客(エンドユーザ)にとって満足のいか
ないことがある。
【0003】画像強調の第2のケースでは、画像は常に
処理することができる。ほとんどの場合に的確な幾つか
の仮定をすれば、画像は一般に改善できることがわか
る。非常に大きな一組の画像の場合は、コントラスト、
鮮明度、および(または)彩度を増すことによって、画
像は改善されるであろう。このモデルはより良い画像を
生み出す傾向があるが、マルチジェネレーション複写の
場合は、コントラスト、鮮明度、または彩度の増加は望
ましくなく、結局ひどい画質の低下をもたらす点で、処
理は不安定である。さらに、処理は良い画像に対し望ま
しくなく動作することがある。
【0004】従って、我々は画像強調の第3の場合、す
なわち、良い画像として認められない画像を変えるよう
に動作するが、改善する必要のない画像には動作しない
自動化画像強調処理に達する。
【0005】画像に対し、輝度強調(たとえば、米国特
許第5,450,502号)、鮮明度強調(たとえば、
米国特許第5,363,209号)、露光調整(米国特
許第5,414,538号)、カラーバランス補正(た
とえば、米国特許第5,357,352号)、またはコ
ントラスト強調(米国特許第5,581,370号)、
彩度補正(たとえば、米国特許第5,450,217
号)、等を含む、多くの改善を施すことができる。これ
らの処理は、対話形処理(たとえば、米国特許第5,3
47,374号)を必要としない予測方式で同時に使用
することができる。一般に、これらの処理方法は一組の
再現曲線(TRCs)を修正することによって動作す
る。これらのTRC曲線を使用して、画像表現されたL
1 2 座標の輝度チャンネルに対し動作するか、また
はなるべくなら画像の色濃度空間の記述で、赤−緑−青
(rgb)座標の各チャンネルに対し動作することによ
って、出力画像ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】都合の悪いことに、強
調することができる一組の考えられるカラー画像は大き
く、しかもさまざまである。上に述べた多数の強調処理
装置を有する複雑なシステムを使用すると、詳細には従
来の処理が連続トーン画像を限定された数の色のみを有
する画像(以下、限定カラーセット画像と呼ぶ)へ変換
したときに、問題に遭遇する。画像をイメージアーカイ
ブから検索する場合や、画像を背景または絵文字として
使用する場合に、この限定カラーセット画像に遭遇する
ことが多い。処理アルゴリズムは、通常の色分布を仮定
しているが、限定カラーセットに直面すると不適切な変
更を行うので、限定カラーセット画像は問題を起こす。
限定カラーセット画像(厳密に言えば自然色画像ではな
い)は一部の強調プロセッサにうまく反応しない。他
方、限定カラーセット画像に対して最適化されたプロセ
ッサは自然色連続トーン画像に対しては満足に動作しな
い。限定カラーセット画像は信頼できない画像統計量を
与えるだけであるので、画像処理動作を統計的な不確定
に適応させなければならず、しかも信頼できる画像統計
量を使用するのに比べて、処理を完全に利用することが
できない。従って、一組のカラー画像のより重要な部分
のすみからすみまで同じプロセッサを確実に使用するや
り方を決定することは、非常に望ましいであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の強調処
理素子で処理することができるカラー画像の範囲を拡大
し、かつ限定カラーセット画像の画質を改善する方法を
提供する。
【0008】本発明の方法は、画像を構成する色の数を
決定し、その情報と共に、1つまたはそれ以上の強調プ
ロセッサに制御機能を追加する。強調プロセッサは色の
数に基づいて、強調機能の効果を増したり、減らしたり
する。そうすることで、取り扱うことができるカラー画
像の範囲が拡大される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して説明する
が、図面は本発明の実施例を説明するためのものであ
り、発明を限定するものではない。図1に、本発明を有
益に使用することができる走査/アーカイブ型印刷シス
テムを示す。
【0010】図1に示したスキャナ10は、カラー画像
についてはRGB空間、または白黒画像については濃度
空間で定義されたイメージ信号を生成する、カラースキ
ャナまたは白黒スキャナであってもよい。代わりに、画
像はイメージアーカイブ11から来ることがある。その
場合、画像は必ずしも理想化されているとは限らず、普
通でないシーンすなわち画像を表すことがある。それら
の画像は本質的に絵画的である。すなわち、それらの画
像は「自然のシーン」を表しているが、それらの合成が
制限されることもあるし、それらの使用が問題であるこ
ともある。この議論には、コンピュータ・ディスプレイ
において「背景」または「壁紙」として使用される画像
が含まれる。画像のもう1つのソースはクリップアート
・アーカイブである。クリップアート・アーカイブは、
ユーザーが好む出力の中に容易に入手できないことがあ
る、安価に得られる画像の大きなセットを表す。ある種
のコンピュータが生成した画像は自然のシーンを表現す
るとき適格であるかもしれないが、考えている画像は主
として走査した写真である。画像自体は画素によって定
義される。その場合、各画素は、白色レベルと黒色レベ
ルの間で変化するグレー値を有する。8ビットの情報に
ついて計算を行うことができる現在の望ましいシステム
の場合、使用するため256レベルのグレーを入手でき
るであろう。r,g,b空間の各分解版を使用する場
合、このシステムは24ビットの色と、16万以上の色
を提供する。画素はさらに位置によっても識別される。
すなわち、画素は走査線内の位置とページ内の走査線の
位置によって識別される画像内の独自領域を定義する。
従って、色は画像内の各カラー画素ごとに、グレー画素
のトリプレット(3ビットバイト)によって表され、グ
レー画素の各トリプレットは一緒にカラー画素を構成す
る各色分解版の色を定義する。
【0011】また、色はさらに256レベル未満のグレ
ーを使用して、一定の状況では256色のみを与えて、
おそらく別のソースから受け取ったイメージファイルに
よって定義することができる。そのほかに、画像内の記
述可能な色/グレーレベルの数は可能な最大色数であ
り、多くの場合、実際には与えられた小さい部分セット
の色だけが使用される。これは、背景、絵文字、等とし
て意図された画像や World Wide Web 上で使用すること
が意図された画像にはよくあることである。
【0012】説明したカラー画像は以下詳しく説明する
自動化画像強調システムへ送ることができる。そのため
に、自動化画像強調システムは、文書内の絵画的および
非絵画的画像領域すなわちオブジェクトを含む一種の画
像すなわち画像オブジェクトを識別することができるセ
グメンテーション・システムを備えることができる。こ
こで説明する自動化画像強調システムの出力はプリン
タ、CRTディスプレイ、または同種の装置へ送られる
ことは当然に予想されるであろう。それらの装置は多く
の明白な特徴を備えることができ、レーザープリンタ、
インクジェットプリンタ、LEDディスプレイ、または
CRTディスプレイであってもよい。しかし、それらの
装置は一般的な必要条件としてグレー絵画的画像の表現
を有する。これはグレー印刷または疑似グレー印刷によ
って行うことができる。
【0013】本発明の画像強調システムによる動作のた
めにデータを導出する見地から、複写プラテン上に文書
を置き、スキャナの電子光学装置で走査することによっ
て予備走査を行い、文書の画像を表す信号を生成するこ
とができる。代わりに、前に走査した、または或る他の
システムから得た画像をメモリから自動化画像強調シス
テムへ送ることもできる。その場合に、受け取った画像
は必要なときにサンプルされる。予備走査は随意にアン
ダーサンプルされる。すなわち、強調のために画像をシ
ステムの最終解像度でサンプルする必要はない。実際に
は、この目的のために画像全体に分散し、画像全体を表
す比較的少数の画素で画像を正確に表現できることがわ
かった。或る特定の実施例では、画像から導出した画素
のブロック、約512画素×512画素を使用してい
る。この選択の第1の目的は、ソフトウェア画像強調シ
ステムが絵画的画像を処理することができる速度を高め
ることである。普通の解像度でのサンプリングは、ここ
に記載した本発明の方法において特に述べた結果を改善
しないし、また必要なソフトウェア処理時間を大幅に増
加させる。本発明の方法の或る実施例においては、たと
えば入力画像のサイズが実際に小さい場合や、ハードウ
ェア・アクセラレーションを使用する場合には、画像を
アンダーサンプルしないように決めてもよい。
【0014】図1に示すように、カラー画像処理装置2
0は入力画像カラー信号を編集または強調し、印刷のた
めの準備を行い、出力としてr,g,b信号を提供す
る。プリンタ30はカラー画像処理装置20から信号を
受け取り、その信号を、複製に使用される着色剤(一般
にシアン、マゼンタ、イエロー、およびキーすなわち黒
色(C,M,Y,K))に関して与えられるプリンタ駆
動信号へ変換する。プリンタ30はうまくいけばユーザ
ーの期待に合った自然シーンの画像すなわち良い出力画
像を出力する。上記の代わりに、カラー画像処理装置2
0において処理された画像は、テレビジョンの画面、C
RTディスプレイ、または同種の装置に表示される。
【0015】次に、図2を参照して本発明の方法の残り
の部分を説明する。データチャンネル100は、画像デ
ータを都合よくrgbカラー濃度信号によって運ぶバス
である。強調チャンネル102はデータチャンネル10
0からデータをサブサンプラー104へ運ぶ。サブサン
プラー104は、説明したように随意にデータをアンダ
ーサンプルし、それを情報生成・分配装置106へ送
る。情報生成・分配装置106はすべての強調プロセッ
サに必要な一般的な機能を行う。これらの一般的機能は
都合よく同時に得ることができる。従って、情報生成・
分配装置106はRGB空間から輝度空間またはそれに
近いものへ画像を変換し、必要なとき大域的および(ま
たは)局部的に信号のヒストグラムを導出し、システム
に使用したすべての強調プロセッサが必要とするその他
のデータを決定する。
【0016】最初にスキャナ10または同種の装置から
受け取ったカラー画像データは、最初RGB(すなわ
ち、赤−緑−青)空間内にあると推定されるので、本発
明の方法のため、最初に情報生成・分配装置106にお
いて輝度空間(たとえば、Y−C1 −C2 空間における
Y、同様な輝度/クロミナンスに似た値、またはそれに
近いもの)へ変換しなければならない。別の画像処理の
ためRGB値を輝度/クロミナンス空間へ変換すること
は普通であるから、画像がすでに輝度空間内にある可能
性がある。Y−C1 −C2 空間は本発明の方法を実施す
ることができる有用な空間であり、Xerox YES 空間はそ
のような空間の1つの考えられる実施例である。使用す
るどんな空間も、明るさまたは暗さの視覚的知覚に関係
する成分、たとえば“Xerox Color Encoding Standar
d,”XNSS 289005, 1989 の Xerox YESのYを有している
はずである。以下、 Xerox YES カラー空間を用いて発
明を説明するが、それには限定されない。
【0017】上述の動作のほかに、ブロック107にお
いて、画像内に存在する色がカウントされる。一般的
に、連続トーン画像はは多くの色を含んでおり、限定カ
ラーセット画像はたとえば256より少ない色を含んで
いる。ここでは、次に説明する動作のための妥当なしき
い値として256を選択した。限定カラーセット画像を
24ビットのカラー空間で表現することは可能である
が、その画像が可能な色の全部を使用しないことは理解
されるであろう。データを読み出すとき、随意にカラー
/白黒インジケータを含む、異なる色のカウントが保存
される。カウント値、すなわちカウントが事前選定しき
い値を越えたかどうかの指示はカラーカウンタ107に
よって出力される。
【0018】情報生成・分配装置106からのデータ
は、画像内の色の数やカラー/白黒インジケータに関す
る情報を含む、多くの信号を、各補正プロセッサバス1
10,120,130へ運ぶ情報チャンネル108上で
入手することができる。補正プロセッサバス110,1
20,130は、それぞれ、たとえば、露光プロセッサ
112、カラーバランス・プロセッサ122、コントラ
スト・プロセッサ132へ、動作に必要な信号を送り、
同様に必要なとき情報を情報チャンネル108へ戻す。
露光プロセッサ112、カラーバランス・プロセッサ1
22、コントラスト・プロセッサ132はそれぞれ、情
報チャンネル108を通して供給されたデータを使用し
て、TRCジェネレータ114,124,134のため
に信号を計算し、各プロセッサにおいて決定された必要
な画像修正を反映しているTRCを生成させる。しか
し、各プロセッサの出力は、本発明に従って、情報生成
・分配装置106から受け取った画像を処理する際に見
つけた色の数に基づいて変更される。各TRCジェネレ
ータ114,124,134は生成したTRCをTRC
結合子140へ送り、TRC結合子140はそれらのT
RCを結合して単一ルックアップテーブルを作成し、結
果をバス160を通してTRC制御器150に格納す
る。TRC制御器150は必要なときバス100上のr
gb信号に変更を加える。プロセッサ112,122,
132が食い違って動作しないように、ジャッジすなわ
ちアービタ170はTRC決定における矛盾を解決する
ように動作する。TRC制御器150の出力は鮮明度調
整ステージ(たとえば米国特許第5,363,209号
に記載されている)へ送ることができる。TRC制御器
150の出力は画像内の元のビット数とは異なるビット
数を有することができる。このことは、たとえば10ビ
ットから8ビットへビット数の削減を随意に組み入れる
鮮明度調整ステージへ出力を送る場合に特に役に立つ。
【0019】もちろん、本発明の原理はどんな強調処理
にも適合するので、ここでは3つの強調プロセッサのみ
を示したが、前に述べたように追加のプロセッサまたは
異なる処理の組合せを使用してもよいことは理解される
であろう。
【0020】露光プロセッサ112とコントラスト・プ
ロセッサ132は共に輝度ヒストグラムに作用を及ぼ
し、最初に露光、2番目にコントラストの順序で作用を
及ぼすことが好ましい。従って、露光信号をTRCジェ
ネレータ114へ送った後、露光プロセッサ112の所
で生成された露光信号は情報チャンネル108を通して
情報生成・分配装置106へ送られる。この信号は決定
された露光調整に従って修正されたヒストグラムを生成
するため使用される。この修正されたヒストグラムは次
に、露光調節のために修正された輝度ヒストグラムが自
然にもたらされるようにピークを平滑化するため、平滑
化関数(たとえば約10の隣接レベルにわたって平均す
る)を用いてフィルターにかけられる。このフィルタの
作用を修正して平滑化を増すまたは減らすことができる
ことに留意されたい。さらに、フィルタの作用は、露光
プロセッサでのヒストグラムへの補正量に基づいて修正
することが望ましいように見える。修正されたヒストグ
ラムはその後情報チャンネル108と補正プロセッサバ
ス130を通してコントラスト・プロセッサ132へ送
られる。
【0021】本発明の1つの考えられる具体化の場合
は、それぞれのアナライザ/プロセッサの感度のマップ
(もしイメージファイルが使用したアナライザ/プロセ
ッサの組合せのための限定カラーセット画像であれば、
不適当な処理の可能性を示す評価)が以下の順序(最大
感度から最小感度へ)を決めた。 1.カラーバランス 2.鮮明度 3.彩度 4.コントラスト 5.露光
【0022】色具現のため、プロセッサの出力は、マッ
プされた画像の処理を決定する追加の「カラーマップ処
理テーブル」(各プロセッサ内で入手可能であり、カラ
ーカウント値に敏感に反応する)を用いて修正される。
代案として、プロセッサを保全してもよいが、アナライ
ザから望んだ作用をもたらす修正されたデータが出力さ
れる。このテーブルには、以下の処理がコード化されて
いる。 C1.カラーバランス:256色以下画像の場合、カラ
ーバランス処理装置は非活動化される。 C2.鮮明度:256色以下の画像の場合、鮮明度処理
は通常動作の25%に制限される。128色では、すべ
ての鮮明度処理は非活動化される。 C3.彩度:256色以下の画像の場合、彩度処理は通
常動作の50%に制限される。128色では、すべての
彩度処理は非活動化される。 C4.コントラスト:256色以下の画像の場合、コン
トラスト処理は、「セーブモード処理」へ切換えられ
る。128色では処理は非活動化される。 C5.露光:64色以下の画像の場合、処理は通常動作
の75%に制限される。16色では、処理は非活動化さ
れる。
【0023】白黒の画像の場合、対応する計画が使用さ
れる。ここでは、コントラスト、露光、および鮮明度の
みが修正される。以下に設定例を挙げる。 G1.露光:64レベル未満のグレーをもつ画像の場
合、露光強調は75%に減らされる。 G2.鮮明度:64レベル未満のグレーをもつ画像の場
合、鮮明度強調は25%未満であり、32レベル未満の
グレーでは鮮明度強調はオフにされる。 G3.コントラスト:64レベル未満のグレーの画像の
場合、コントラストは「セーブモード処理」(米国特許
第5,450,502号“processing ofimages with
high global variances”参照) へ切り換えられる。3
2レベル未満のグレーでは、コントラスト強調はオフに
される。
【0024】どのようにしてこの処理制限を得るかの1
つの例を考察する上で、米国特許第5,363,290
号と、そこで実施される変更が参考になる。図3と図4
は、本発明の方法のフローチャートを示す。ステップ3
00において、r,g,bデータを受け取る。ステップ
302において、r,g,bデータをYES値へ変換す
る。ステップ304において、Y信号からヒストグラム
信号H(I)を導出する。ステップ306と308にお
いて、処理はH(I)の100%値域と90%値域とに
分かれる。ステップ308、310、および312の間
に、H(I)の最大値Ilight100 と最小値Idark100
をそれぞれしきい値Tlight とTdarkと比較して、画像
の処理を継続するかどうかを決定する。応答によっては
(ステップ312の“yes”応答と、処理を終了させ
るステップ310の“no”応答に注意する)、画像が
明る過ぎる場合はステップ322において、画像が暗過
ぎる場合はステップ320において、式12を評価して
ガンマの値を導出する。ステップ324において、ガン
マ100(図4ではY100と表示している。以下同
じ)の予備値とガンマ90(図4ではY90と表示して
いる。以下同じ)の予備値とを比較して不一致を見つけ
る。ここで、ガンマ90とガンマ100の差がプリセッ
ト値Δガンマ(図4ではΔYと表示している。以下同
じ)より大きいとき、不一致に達する。図3と図4に示
した実施例の場合、0.5のΔガンマ値が良い結果を与
えることがわかった。もし不一致が検出されれば、ガン
マ90の値が無視され、それ以後の処理にはガンマ10
0の値のみが使用される。ステップ326において、ガ
ンマ100の値とプリセット値とを比較する。この場合
には、ガンマ100≦2が良い結果を与えることがわか
った。しかし、限定カラーセット画像(例の場合、カウ
ントが64より少ない色)の場合は、本発明に従って、
ガンマ100の変動はガンマ100≦1.25に制限さ
れる。ここで、ガンマ100=1は非作用状態を規定す
る。この値はカウントされた色値に基づいて、処理中に
設定される。残りの処理は米国特許第5,414,53
8号のように進行する。図2に記載したシステムは、説
明した本発明の方法を使用するカスケード式画像強調シ
ステムの1つの可能な具現であることに留意すべきであ
る。代替手法は、画像に対し別個に作用する個々のモジ
ュール内の強調プロセッサの応答を変更する本発明の方
法を見つけることができるだろう。
【0025】本発明がソフトウェア、ハードウェア、ま
たはソフトウェアとハードウェアの組合せのどれか用い
て実施できることは、はっきり理解されるであろう。本
発明を特定の実施例について説明したが、この明細書を
熟読すれば、いろいろな修正や変更を思い付くことであ
ろう。そのような修正や変更は特許請求の範囲に記載し
た発明の範囲すなわち均等物の中に入る限り、本発明に
包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用しているシステムのブロック図で
ある。
【図2】処理装置のブロック図である。
【図3】本発明の概念を使用した露光制御装置の動作を
示すフローチャートの前半である。
【図4】同フローチャートの後半である。
【符号の説明】
10 スキャナ 11 イメージアーカイブ 20 カラー画像処理装置 30 プリンタ 100 データチャンネル 102 強調チャンネル 104 サブサンプラー 106 情報生成・分配装置 107 カラーカウンタ 108 情報チャンネル 110,120,130 補正プロセッサバス 112 露光プロセッサ 122 カラーバランス・プロセッサ 132 コントラスト・プロセッサ 114,124,134 TRCジェネレータ 140 TRC結合器 150 TRC制御器 160 バス 170 ジャッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像強調処理を制御する方法であって、 画像内の色の数を示す信号を生成するステップと、 前記信号を使用して前記画像強調処理を修正するステッ
    プとを含んでいることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、更に、 画像が白黒画像であるか、カラー画像であるかを決定す
    るステップと、 前記決定に従って前記強調処理の修正を制御するステッ
    プとを含んでいることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 複数の個別の強調処理オプションが入手可能であり、 さらに、前記信号を使用して前記個別強調処理オプショ
    ンを差動的に制御するステップを含んでいることを特徴
    とする方法。
JP10122325A 1997-05-09 1998-05-01 画像強調処理の制御方法 Withdrawn JPH10334230A (ja)

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US85427997A 1997-05-09 1997-05-09
US08/854279 1997-05-09

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