JP3055836B2 - レンズメ−タ - Google Patents
レンズメ−タInfo
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- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01M11/02—Testing optical properties
- G01M11/0228—Testing optical properties by measuring refractive power
- G01M11/0235—Testing optical properties by measuring refractive power by measuring multiple properties of lenses, automatic lens meters
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
定するレンズメ−タ、殊に加入度を測定するのに好適な
レンズメ−タに関する。
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得ること
ができるレンズメ−タが知られている。この自動化され
たレンズメ−タは加入度測定モ−ドを具え、累進多焦点
レンズ等の加入度を測定する。この装置によれば、加入
度測定モ−ドに切換えた後、被検レンズの遠用部を測定
・記憶した後、その測定位置からレンズを移動させ検者
自身が近用部に達したと判断した位置の測定値を記憶
し、その差から加入度を算出し表示するものである。
ような装置では、遠用部及び近用部の各位置は測定者の
主観的な判断に委ねられており、その判断の正確性は測
定者の勘や経験に依存するものであった。通常枠入れ前
のレンズの遠用部及び近用部の各位置にはマ−クが付さ
れているので、そのマ−クに従った測定の正確性はかな
り高いが、このマ−クは消えやすい。さらに、枠入れ後
のレンズではこれらのマ−クはふき取られ、隠しマ−ク
を視認することも困難である。従って、正確な測定のた
めには測定者にかなりの熟練が必要であり、しかも正確
性を担保する客観的な資料は存在しないという問題点が
ある。本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもので、信
頼性の高い加入度等の測定結果を得ることができるレン
ズメ−タを提供することを技術課題とする。
成するために以下のような特徴を有する。 (1) 測定光を被検レンズに投射し、被検レンズを透
過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、その検出
結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定するレンズ
メータにおいて、加入度測定モードに切換えるモード切
換手段と、測定光軸上の被検レンズの屈折力を所定の間
隔で連続的に測定する測定制御手段と、被検レンズの所
定の位置から各測定位置までの偏位を検出する検出手段
と、測定された位置での乱視度数と遠用部での乱視度数
との差を求める算出手段と、求められた乱視度数の差情
報及び前記検出手段からの偏位と被検レンズの球面度数
の変化との関係情報に基づいて被検レンズの加入度の変
化をグラフィック表示する表示手段と、を備えることを
特徴とする。
検レンズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出
し、その検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測
定するレンズメータにおいて、加入度測定モードに切換
えるモード切換手段と、測定光軸上の被検レンズの屈折
力を所定の間隔で連続的に測定する測定制御手段と、被
検レンズの所定の位置から各測定位置までの偏位を検出
する検出手段と、該検出手段からの変位と被検レンズの
球面度数の変化との関係を表又はグラフ表示する表示手
段と、を備えることを特徴とする。
る。 [構 成] (外観構成図)図1は本実施例のレンズメ−タの外観図
である。1はCRTディスプレイであり、通常の測定モ
−ドでは測定光学系の光軸を示すレチクル、位置あわせ
用のクロスタ−ゲット、測定結果等が表示される。図1
では、加入度測定モ−ドのグラフ表示を示しており、詳
しくは後述する。2は測定結果を印字するプリントスイ
ッチ、3は左右選択スイッチ、4は測定値の読み込み用
スイッチである。5は測定モ−ドを加入度測定用に切り
換える加入度測定用スイッチである。6はレンズ押さ
え、7はノ−ズピ−スで測定しようとする被検レンズL
をノ−ズピ−ス7上に載せ、レンズ押さえ6を下げて被
検レンズLを保持する。8は被検レンズLの前後方向の
位置決めをする当て板、9は被検レンズLの左右方向の
位置決めをするガイドピンで、加入度測定や瞳孔間距離
測定に用いられる。
定光学系の一例を図2の光学系配置図に基づいて説明す
る。11はLED等の発光ダイオ−ドであり、対物レン
ズ12の焦点付近に光軸に直交して4個配置されてい
る。被検レンズLをノ−ズピ−ス7上にセットしたと
き、マイクロコンピュ−タからの指示によりLEDドラ
イバが作動し4個のLED(a,b,c,d)が順次点
灯する。13は直交するスリットを有する測定用タ−ゲ
ット板であり、対物レンズ12及びコリメ−ティングレ
ンズ14の焦点付近に固定または移動可能に配置されて
いる。ノ−ズピ−ス7はコリメ−ティングレンズ14及
び結像レンズ15の焦点付近に配置されている。16は
ハ−フプリズムであり、17は光軸に対して直交して設
けられ、互いに検出方向が直交するよう配置される2個
の一次元イメ−ジセンサである。LED11からの光は
対物レンズ12、コリメ−ティングレンズ14、被検レ
ンズL、結像レンズ15を介して直交する2つのイメ−
ジセンサ17上にそれぞれ結像する。
基づいて被検レンズの屈折力を算出する方法を簡単に説
明する。タ−ゲット13は4個のLEDで個別に照明さ
れるが、被検レンズがない場合及び0Dのレンズがノ−
ズピ−ス7に載せられている場合には、LEDのa,
b,c,dはそれぞれによってイメ−ジセンサ17上に
できるタ−ゲット像はすべて重なる。被検レンズLが球
面屈折力のみを持っている場合、イメ−ジセンサ17上
に結像するタ−ゲット像の位置は球面屈折度数に相当し
た分だけイメ−ジセンサ17上で移動する。被検レンズ
Lが柱面屈折力のみを持っている場合、柱面レンズに入
射する光線は主径線と直交する方向(又は同方向)に屈
折力が働く。このタ−ゲット像の移動量により柱面屈折
度数が算出できる。いま、LEDの各a,b,c,dを
点灯したときのタ−ゲット像の中心をそれぞれA(xa,
ya ),B(xb,yb ),C(xc,yc ),D(xd,y
d )とし、
に基づいて、後述するマイクロコンピュ−タ35によ
り、上記計算式にしたがって、球面屈折度、柱面屈折
度、軸角度、プリズム量を算出し、その値をデジタル表
示する。
折力)をもつ場合は、4つのタ−ゲット像はぼけのため
にその度数に比例した分だけ像位置をずらし、測定誤差
の要因となる。従って、このずれ量を小さくするように
タ−ゲットを移動して、タ−ゲット移動量とずれ量とか
ら被検レンズLの光学特性を算出することが望ましい。
被検レンズの位置決め及び位置の検出のための機構につ
いて説明する。図3は当て板8とガイドピン9の移動量
検出の構成を示す断面図であり、図4はそのA−A断面
図である。20はラックであり、当て板8の内部空間に
水平かつ左右方向に移動可能に保持され、ラック20に
はガイドピン9が固定されている。29はガイドピン9
を図3において左方向に付勢するコイルバネである。ラ
ック21は装置の前後方向に移動可能に支承され、ラッ
ク21には当て板8が固定されているので、当て板8は
装置に対して前後方向に移動可能になっている。22は
当て板8を常に前方向に付勢するバネである。ラック2
0には回転自在な回転軸23に取り付けられたピニオン
24が噛合し、ピニオン24はラック21と一体となっ
て前後方向に移動する。ピニオン24の回転量は回転軸
23を介して歯車25に伝えられる。この歯車25の回
転量をポテンショメ−タ26で検出することにより、ガ
イドピン9の左右方向の移動量が検出される。また、ラ
ック21にはピニオン27が噛合し、このピニオン27
の回転量がポテンショメ−タ28により検出され、当て
板8の前後方向の移動量が検出される。このように、被
検レンズLを当て板8およびガイドピン9に当接させつ
つ移動させることにより、被検レンズLの移動量が検出
される。
路を示したブロック図である。2つのイメ−ジセンサ1
7の信号はCCD駆動回路31を介し、コンパレ−タ3
2及びピ−クホ−ルド回路33に入力される。ピ−クホ
−ルド回路33に入力されて検出されたピ−ク電圧は、
A/Dコンバ−タ34によりデジタル信号に変換された
後マイクロコンピュ−タ35に入力される。ピ−クホ−
ルド回路33で出力されたピ−ク電圧のデジタル信号は
コンピュ−タ35を介し、D/Aコンバ−タ36でピ−
ク電圧の1/2の電圧信号に変換され、前記コンパレ−
タ32に入力される。この信号と直接コンパレ−タ32
に入った信号とを比較してストロ−ブ信号を出す。スト
ロ−ブ信号によりカウンタ37の信号がラッチ38に入
り、そのときの波形から明暗エッジの位置を読取り、マ
イクロコンピュ−タ35により座標位置を検出し、その
検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を算出する。
また、ポテンショメ−タ26、28で検出された位置情
報はそれぞれA/D変換器39,40を介してマイクロ
コンピュ−タ35に入力される。これらの情報はマイク
ロコンピュ−タ35により処理されディスプレイ制御回
路41を介して、装置の記憶情報と共に、ディスプレイ
1に文字及びグラフ表示される。
作を説明する。まず、単焦点レンズの測定モ−ドについ
て簡単に説明する。単焦点レンズの球面度数、乱視度
数、乱視軸角度を測定するモ−ドの場合、ディスプレイ
1にはレチクルが表示されている。測定光学系(LED
11)は所定の間隔で動作しており、被検レンズLをノ
−ズピ−ス7に載せると、測定光軸上の屈折力を演算し
ディスプレイ上に表示すると共に、そのプリズム量から
被検レンズLの光軸からのずれ量を算出し、ディスプレ
イ1のレチクルに重ねてクロスタ−ゲットをそのずれ量
に相当する位置に表示する。レチクルとクロスタ−ゲッ
トが所定の位置関係にあるときの、測定値が被検レンズ
の測定値となる。
定モ−ドについて説明する。左右選択スイッチ3を押
し、測定するレンズの左右を指定する。ノ−ズピ−ス7
に眼鏡レンズを載せると共に、当て板8及びガイドピン
9に当接させる。ディスプレイ1上の表示は単焦点レン
ズの測定と同じである。枠入れされた累進多焦点レンズ
の遠用部(レンズメ−カの指定する遠用部)は通常一定
の位置にあるので、まず遠用部と思われるところを測定
光軸上に置く。加入度測定用スイッチ5を押し加入度測
定モ−ドに切換え、その屈折力を記憶する。ディスプレ
イ1には横軸に球面度数(便宜上等価球面値・SE値で
行なう)をとり縦軸に遠用部(遠用部はある面積を持っ
ているので、累進開始点からの偏位としても良い)から
の距離をとったグラフが表示される。レンズを近用部側
に移動する。近用部は一般に遠用部と比較して左右方向
にずれている(大多数のレンズのずれ量は遠用部中心か
ら近用部中心まで2mm〜2.5mm であり、ポテンショメ−
タ26の測定値はよりディスプレイに表示する)。ま
た、遠用部−累進帯−近用部の光学歪み量(光学歪み量
=測定円柱度数−遠用円柱度数)が0であることに着目
し、マイクロコンピュ−タにより算出した光学歪み量を
ガイドメッセ−ジとして、ディスプレイ1上に「0.2
5」のように表示する。検者は光学歪み量が最小になる
べく左右方向の位置に注意しながら(操作性の観点から
光学歪み量の許容度としては0.25程度が適当であ
る)、近用部方向にレンズを移動する。レンズの移動量
はポテンショメ−タ26,28により検出され、前後及
び左右方向の移動量はその位置での光学歪み量及び屈折
力(または測定球面度数−遠用球面度数)と共に記憶さ
れる。測定は近用部の下方まで行ない、測定が終了する
と加入度測定用スイッチ5を再度押す。このようにして
記憶されたデ−タに基づいてグラフを完成し(図6参
照)、ディスプレイ1上に表示する。表示においては左
右方向のずれ量(例えば3mm)や光学歪み量(例えば
0.25D)が一定の値を越えたものは、キャンセルす
る等の処理が施され、グラフの信頼度をより増大させる
ことができる。また、加入度はグラフから直接読み取っ
ても良い他、スイッチ走査で近用部を指定させたり遠用
部から何mmという用に指定するようにしても良い。
となく、種々の変容を行ない得るものであり、これらの
変容も本発明に含まれるものである。
の測定結果を得ることができる。
断面図である。
示を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
レンズメータにおいて、加入度測定モードに切換えるモ
ード切換手段と、測定光軸上の被検レンズの屈折力を所
定の間隔で連続的に測定する測定制御手段と、被検レン
ズの所定の位置から各測定位置までの偏位を検出する検
出手段と、測定された位置での乱視度数と遠用部での乱
視度数との差を求める算出手段と、求められた乱視度数
の差情報及び前記検出手段からの偏位と被検レンズの球
面度数の変化との関係情報に基づいて被検レンズの加入
度の変化をグラフィック表示する表示手段と、を備える
ことを特徴とするレンズメータ。 - 【請求項2】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
レンズメータにおいて、加入度測定モードに切換えるモ
ード切換手段と、測定光軸上の被検レンズの屈折力を所
定の間隔で連続的に測定する測定制御手段と、被検レン
ズの所定の位置から各測定位置までの偏位を検出する検
出手段と、該検出手段からの変位と被検レンズの球面度
数の変化との関係を表又はグラフ表示する表示手段と、
を備えることを特徴とするレンズメータ。
Priority Applications (2)
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