JP3429110B2 - レンズメ−タ - Google Patents

レンズメ−タ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズの光学特性を
測定するレンズメ−タに係り、殊に累進レンズの測定に
好適なレンズメ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、
その検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得るこ
とができるレンズメ−タが知られている。このレンズメ
−タは加入度測定モ−ドを備え、累進多焦点レンズ等の
加入度を測定する。加入度測定では、測定光軸に対して
被検レンズを移動して、まず、遠用部を測定・記憶す
る。その後、累進帯に添ってレンズを移動し、測定者が
近用部に達したと判断した位置を測定・記憶する。この
両測定の差から加入度を算出する。枠いれ前の未加工レ
ンズには、通常、遠用部や近用部の各位置を示すマ−ク
や、隠しマ−クが付されている。遠用部や近用部の各位
置を示すマ−クに従えば、比較的に正確な測定ができ
る。また、隠しマ−クにより、レンズメ−カが示してい
る資料と照らし合わせて、累進レンズの光学特性やタイ
プ等も知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のマ−クは消えやすく、さらに枠入れされたレンズでは
遠用部や近用部の各位置を示すマ−クは拭きとられ、隠
しマ−クの確認も困難なものが多い。従って、加入度数
を正確に測定するためには、測定者にかなりの熟練が必
要である。また、装用者に適切な累進レンズを提供する
ためには、加入度数を正確に知るのみならず、加入度開
始位置からの近用部の距離等、累進部の光学特性を知る
ことも大切である。例えば、装用者が中間部重視の場
合、加入度開始位置からの近用部の位置は比較的長い距
離のもの(近用部が下にあるもの)を好むことが多い。
一方、近用部重視の場合、加入度開始位置からの近用部
の位置は、比較的短いものを望むことがある。本発明
は、上記従来技術の事情に鑑み案出されてものであり、
累進レンズの光学特性を精度良く知ることのできるレン
ズメ−タを提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有することを特徴とす
る。 (1) 測定光束を被検レンズに投射し、被検レンズを
透過した測定光束を受光素子で受光する測定光学系と、
該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズの光学
特性を測定するレンズメータにおいて、累進焦点レンズ
の加入度数を測定するモードに切換えるモード切換え手
段と、前記測定光学系を動作させ光学特性を連続的に測
定する測定手段と、測定位置の距離を示すための基準位
置を複数の光学的性質を持つ位置から選択する選択手段
と、該選択手段により選択された基準位置に相当する光
学的性質を持つ被検レンズの位置を定める基準位置設定
手段と、該被検レンズの基準位置と測定位置との偏位を
検出する検出手段と、該検出手段による偏位と前記測定
手段により得られた光学特性に基づいて加入度数と距離
の関係を表示する表示手段と、を有することを特徴とす
る。
【0005】(2) 測定光束を被検レンズに投射し、
被検レンズを透過した測定光束を受光素子で受光する測
定光学系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検
レンズの光学特性を測定するレンズメータにおいて、累
進焦点レンズの加入度数を測定するモードに切換えるモ
ード切換え手段と、前記測定光学系を動作させ光学特性
を連続的に測定する測定手段と、測定位置の距離を示す
ための基準位置を複数の光学的性質を持つ位置から選択
する選択手段と、該選択手段により選択された基準位置
に相当する光学的性質を持つ被検レンズの位置を定める
基準位置設定手段と、該被検レンズの基準位置と測定位
置との偏位を検出する検出手段と、該検出手段による偏
位に基づいて測定位置を基準位置からの距離として表示
する表示手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は実施例であるレンズメ−タの外観図であ
る。1はLCD等のディスプレイであり、アライメント
のためのタ−ゲットや測定情報、設定画面等の種々の情
報を表示する。2はスイッチ群であり、ディスプレイ1
の所定位置に表示されるスイッチ表示3に対応したもの
を押すことにより、装置を動作させり各種の項目設定を
行うことができる。測定モ−ドにおけるスイッチ表示3
には、左右選択スイッチ表示、プリントスイッチ表示、
累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ−ド切換えスイッチ
表示、パラメ−タ設定を行うためのメニュ−スイッチ表
示等の各種のスイッチ表示がある。メニュ−スイッチ表
示に対応したスイッチを押すと、ディスプレイ1のスイ
ッチ表示及びグラフィック表示の内容を切換えることが
でき、スイッチ群2の操作により種々の設定を行うこと
ができる。4は測定値を読み込み記憶するためのREADス
イッチである。
【0009】10、11は後述する測定光学系の収納部
であり、収納部10側にはレンズを載置するためのノ−
ズピ−ス12が備えられ、レンズ押さえ13を下げるこ
とにより被検レンズを保持する。14は被検レンズの前
後方向の位置決めをするレンズ受台であり、レンズ受台
14は装置に対して前後方向に移動可能に保持されてい
る。15はレンズ受台14の移動レバ−である。17は
眼鏡フレ−ムに枠入れされたレンズを測定するときに、
眼鏡フレ−ムの鼻当てに当接させる鼻パットであり、鼻
パット17はレンズ受台14の内部で左右方向に移動可
能に保持されている。
【0010】図2は被検レンズの前後方向及び左右方向
の移動位置検出機構を説明する図である。50はレンズ
受台14の裏板14aに固設されたラックであり、ラッ
ク50は前後移動可能に装置の内部で保持されている。
ラック50にはピニオン51が噛合し、ピニオン51に
は軸52が貫通固定されている。軸52の一端には移動
レバ−15が固着され、他端にはフレキシブルカップ5
3を介してポテンショメ−タ54が取り付けられてい
る。移動レバ−15を回すと、ピニオン51の回転によ
りラック50はレンズ受台14とともに前後に移動する
とともに、その回転がポテンショメ−タ54に伝えられ
る。これにより、レンズ受台14の前後方向の移動量が
ポテンショメ−タ54により検出される。
【0011】レンズ受台裏板14aには左右方向に平行
に伸びる2本のレ−ル55が固定部材を介して固定され
ており、鼻パット17はこのレ−ル55に沿って移動可
能な摺動部材56に係合して一体的に保持されている。
14bはレンズ受台表板であり、その背面には直線抵抗
体58a及び導電体58bを保持している。摺動部材5
6にはブラシ57が固定され、その一方の腕が直線抵抗
体58aに、もう一方の腕が導電体58bに当接するよ
うに、レンズ受台表板14bはレンズ受台裏板14aに
取り付けられる。ブラシ57が直線抵抗体58aを摺動
することによる電圧の変化により、鼻パット17の左右
方向の移動量が検出される。
【0012】図3はレンズメ−タの光学系及び制御系を
説明する図である。20はLED等の測定光源であり、
コンデンサレンズ21の焦点付近に光軸に直交して4個
配置され、マイクロコンピュ−タの制御により測定時に
は順次点灯する。22は直交するスリットを有する測定
タ−ゲットであり、コンデンサレンズ21及びコリメ−
ティングレンズ23の焦点付近に固定、又は移動可能に
配置されている。ノ−ズピ−スはコリメ−ティングレン
ズ23及び結像レンズ24の焦点付近に配置されてい
る。25はハ−フプリズム、26は光軸に対して直交し
て設けられ、互いに検出方向が直交するように配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。測定光源20か
らの光は、コンデンサレンズ21を介して測定タ−ゲッ
ト22を照明する。測定タ−ゲット22を通過した光束
は、コリメ−ティングレンズ23、被検レンズL、結像
レンズ24を介して直交する2つのイメ−ジセンサ26
上にそれぞれ結像する。
【0013】被検レンズの屈折力と測定タ−ゲットの結
像位置との関係について簡単に説明する。各測定光源2
0が順次点灯され、測定タ−ゲットを照明する。被検レ
ンズがない場合(あるいは屈折力を持たないレンズが載
せられている場合)には、各測定光源の点灯によってイ
メ−ジセンサ26上にできるタ−ゲット像はすべて重な
る。被検レンズが球面屈折力のみを持っている場合、イ
メ−ジセンサ26上のタ−ゲット像の位置は球面屈折度
数に相当した分だけ移動する。被検レンズが柱面屈折力
のみを持っている場合、レンズに入射する光束は、主径
線と直交する方向(または同方向)に屈折力が働く。し
たがって、各測定光源20の点灯によるタ−ゲット像の
中心座標に基づいて、球面度数、乱視度数、乱視軸角
度、プリズム量を得ることができる。この算出について
は、本発明と同一出願人による特開昭60−17335
号(発明の名称「オ−トレンズメ−タ」)と基本的に同
じであるので、これを参照されたい。
【0014】イメ−ジセンサ26からの出力信号は信号
検出処理回路30によりそれぞれ処理されて、マイクロ
コンピュ−タ31に入力される。マイクロコンピュ−タ
31は所定の演算処理を施して被検レンズLの光学特性
を得る。また、ポテンショメ−タ54で検出されるレン
ズ受台14の移動情報の信号は、検出処理回路36によ
り処理されてマイクロコンピュ−タ31に入力される。
ブラシ57が直線抵抗体58a及び導電体58bを摺動
することにより得られる電圧信号は、検出処理回路36
により処理されてマイクロコンピュ−タ31に入力され
る。32はディスプレイ1の表示回路、33は測定光源
の駆動回路である。34はプリンタであり、35はその
駆動回路である。
【0015】以上のような構成の装置において、その動
作を説明する。まず、単焦点レンズの測定モ−ドについ
て簡単に説明する。マイクロコンピュ−タ31は表示回
路32を制御して、ディスプレイ1に単焦点レンズ測定
用のレチクルを表示する(図示せず)。また、マイクロ
コンピュ−タ31は駆動回路33を介して4つの測定光
源20を順次点灯させる。屈折力を持つ被検レンズがノ
−ズピ−ス12上に載せられると、その屈折力を演算し
てディスプレイ1上の表示するとともに、求めたプリズ
ム値から被検レンズの光軸からのズレ量を算出し、ディ
スプレイ1上のレチクルに重ねてクロスタ−ゲットをそ
のズレ量に相当する位置に表示する。レチクルとクロス
タ−ゲットとが所定の関係にあるときの測定値が被検レ
ンズの測定値となる。READスイッチ4を押すことによ
り、測定値が記憶される。
【0016】次に、枠入れされた累進多焦点レンズの測
定について説明する。検者はスイッチ表示3の中の累進
多焦点レンズ測定を意味する表示に対応したスイッチ2
を押して、累進多焦点レンズの測定モ−ドにする。ディ
スプレイ1上の画面には図1に示すように、累進レンズ
を模した2本の曲線を持つアライメントサ−クル40
と、ガイド41が表示される。アライメントサ−クル4
0の両側には左右の測定値がそれぞれ表示される。スイ
ッチ郡2の中の左右選択を意味するスイッチを押して、
測定するレンズに合わせて左右を指定する。眼鏡フレ−
ムは、図1に示したように、その鼻当て部を鼻パット1
7に当接させるとともに、フレ−ムの下側(本明細書で
は、フレ−ムの上下とは眼鏡を装用した状態での上下を
意味するものとして使用する)をレンズ受台14に当接
させる。この状態で測定する被検レンズのやや上がノ−
ズピ−ス12上にくるように、レンズ受台14及び鼻パ
ット17とともに眼鏡フレ−ムの上下(装置に対する前
後)及び左右の移動調整を行い、測定を開始する。
【0017】<遠用部測定ステップ>測定光軸上に被検
レンズが位置すると、画面上のアライメントサ−クル4
0には、プログタ−ゲット42がガイド41の左右のど
ちらかに表示される(図4のa)。ガイド41は基準縦
軸線上の移動目標を示し、プログタ−ゲット42の位置
は被検レンズを移動すべき方向を示す。マイクロコンピ
ュ−タ31は各測定点でのプリズム値に基づき、次のよ
うにしてプログタ−ゲット42をガイド41に対する相
対位置を求める。被検レンズが球面屈折力のみを持つ場
合、レンズの遠用部はプリズム値がほぼ0になる軸線上
に位置するので、レンズの左右方向の移動により、プリ
スム値の増減を得てプログタ−ゲット42の位置を制御
する。被検レンズが柱面屈折力を持つ場合、被検レンズ
の左右方向におけるプリズム値が0となる位置は乱視軸
線上にあるので、各測定点でのプリズム値から柱面屈折
力による影響を所定の演算処理を施して補正し、プログ
タ−ゲット42の位置の制御を行う。なお、柱面屈折力
による影響の補正処理については、本発明と同一出願人
による特開平6−58842(発明の名称「レンズメ−
タ及びその測定方法」)の記載を援用する。
【0018】検者はプログタ−ゲット42がガイド41
の中心に来るようにレンズを左右方向に移動する(図4
のaでは装置に向かってレンズを左方向に移動すること
を示している)。プログタ−ゲット42の中心がガイド
41に合うと、アライメントサ−クル40の中にレンズ
を奥側に移動させる旨を意味する「PUSH ↑」の誘
導表示マ−クが現れる(図4のb)。検者は、誘導表示
に従い、レンズとともにレンズ受台14を装置に向かっ
て奥側に移動する。装置は所定の間隔で連続的に測定値
を得ており、移動に伴う加入度数(球面度数)の変化が
なければ、画面上の「PUSH ↑」を消し、ガイド4
1を大十字表示にして、測定点が遠用部にあることを検
者に知らせる。その後、測定値が所定時間(例えば1秒
間)安定すると、このときの測定値を自動的に読み込
み、これを記憶する。
【0019】<近用部測定ステップ>装置は遠用部の測
定値を記憶すると、自動的に近用部測定ステップに移
る。画面上には、レンズを手前に移動させる旨を意味す
る「PULL ↓」の誘導表示、アライメントサ−クル
40の上部に加入度数の最大値を表示す表示部43、及
び加入度の増加の様子を示す加入度グラフ44が表示さ
れる(図4のc)。加入度グラフ44は横軸に加入度数
をとり、縦軸に加入度開始位置からの距離をとってい
る。検者は誘導表示に従い、レンズとともにレンズ受台
14をゆっくり手前側に移動する。レンズの移動中、装
置は連続的に測定値を得ており、単位移動量当りの加入
度変化から加入開始位置を検出する。加入開始位置のポ
テンショメ−タ54検出信号を記憶し、前後方向の基準
位置にする。
【0020】測定点が累進部に入ると「PULL ↓」
の誘導表示は消え、コロナタ−ゲット45が現れる(図
4のd)。検者はレンズ及びレンズ受け台14を近用部
方向に移動する。レンズが累進部を移動すると、コロナ
タ−ゲット45がアライメントサ−クル40上を上側に
移動する。コロナタ−ゲット45の移動位置は、レンズ
受け台14の移動量をポテンショメ−タ54により検出
して決定する(簡易的には、プリズム量の変化をレンズ
の移動距離に換算して決定しても良いが、この場合、ロ
−パワ−のレンズ等では測定誤差が大きくなるので、実
施例のようにレンズの移動量を直接検出した方が好まし
い)。また、装置は乱視度数の変化を検出し、測定位置
が累進部の左右に外れないように、監視している。累進
部から外れると、コロナタ−ゲット45を累進カ−ブ曲
線より少し外にでた位置に表示する。コロナタ−ゲット
45が累進カ−ブ曲線より外れたら、左右方向の移動を
修正する。
【0021】累進部から近用部に向かって測定位置が移
動するが、その過程での最大加入度数を表示部43に表
示する。加入度グラフ44でその増加の様子を表示す
る。加入度グラフ44の横には、測定点での加入度数を
示す加入表示60と、その加入開始位置からの距離61
が表示される。このように距離と加入度数とが数値で表
示されるので、測定中においても累進帯の光学特性を把
握することができる。
【0022】装置は単位移動量当りの加入度数の変化か
ら、加入度数が最大であるかを判定している。加入度数
が増加しているときは、表示部43の加入度数表示を更
新し、増加しなくなったときは、表示部43にはその時
の加入度数(すなわち、最大加入度数)をホ−ルド表示
する。最大加入度数が得られたときのポテンショメ−タ
54の値に基づき、最大加入度数が得られた測定点に相
当する位置にMAX バ−47を固定表示する(図4の
e)。したがって、測定点が最大加入度数位置を通り過
ぎてしまっても、コロナタ−ゲット45を再びMAX バ−
47の位置に戻すことにより、最大加入度数位置(すな
わち近用部)に容易にアライメントでき、正確な測定が
再現可能である。
【0023】近用部の測定は、最大加入度数が得られた
ときの測定値をそのまま利用しても良いし、コロナタ−
ゲット45とMAX バ−47が略一致したところで、REDA
スイッチ4を押すようにしても良い。装置はこのときの
測定値を記憶回路に記憶し、加入表示部60には加入度
数を、距離表示部61には加入度開始位置からの距離を
ホ−ルド表示する。これにより、測定者はレンズのタイ
プ等を知ることができる。
【0024】以上の実施例では、距離表示部61は加入
開始位置を基準位置として上下方向の距離を表示するも
のとしたが、基準位置を遠用部の測定位置にすることも
できる。基準位置の変更は、メニュ−設定スイッチによ
る設定画面により選択する。この設定は、遠用部及び近
用部の各位置にマ−ク等が付されている、枠入れ前の累
進多焦点レンズの測定に好都合である。この時の測定は
次のようにして行う。累進レンズの遠用部マ−クを手前
側に置き、レンズに付されている水平基準線がレンズ受
台14に平行になるように、レンズをノ−ズピ−ス上1
2に載置する。測定に際し、ノ−ズピ−ス12上のレン
ズは、常にレンズ受台14と一緒に移動する。遠用部マ
−クに従いその中心が測定光軸上にくるようにレンズを
移動し(測定時は画面上のタ−ゲットを無視しても良
い)、READスイッチ4を押す。装置はこのときの測定位
置を、距離表示のための基準位置にとり、近用部測定ス
テップに移る。測定者は近用部マ−クの方向にレンズを
移動する。レンズ移動に伴い、遠用部測定位置に対する
現測定位置の距離が表示部61に表示され、加入度数が
表示部60に表示される。測定者は、近用部マ−クの中
心が測定光軸上に略一致したと判断したら、READスイッ
チ4を押す。表示部60及び61には、このときの値が
表示される。累進レンズの加入度数と距離の関係の全体
を知りたい場合は、遠用部位置で測定後、近用部の下方
まで測定を行いREADスイッチ4を押す。装置は記憶して
いる測定値とポテンショメ−タ54のレンズ移動量に基
づき、加入度数と距離の関係を表した加入度グラフ44
を得る。加入度数に対する距離はグラフからも分かる
が、加入度数を入力することによりそれに対応する偏位
を距離表示部61に表示させるようにすると、より明確
に把握できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
累進レンズのより詳しい光学特性を知ることができる。
従って、使用状況に合った累進レンズのタイプを選択し
たり、従来使用していたタイプのものに近いレンズを容
易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のレンズメ−タの外観図である。
【図2】被検レンズの前後方向及び左右方向の移動位置
検出機構を説明する図である。
【図3】実施例のレンズメ−タの光学系及び制御系を説
明する図である。
【図4】累進焦点レンズの測定モ−ドにおける、ディス
プレイ1の表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 スイッチ群 3 スイッチ表示 20 測定光源 26 イメ−ジセンサ 31 マイクロコンピュ−タ 44 加入度グラフ 54 ポテンショメ−タ 61 距離表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
    ンズを透過した測定光束を受光素子で受光する測定光学
    系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズ
    の光学特性を測定するレンズメータにおいて、累進焦点
    レンズの加入度数を測定するモードに切換えるモード切
    換え手段と、前記測定光学系を動作させ光学特性を連続
    的に測定する測定手段と、測定位置の距離を示すための
    基準位置を複数の光学的性質を持つ位置から選択する選
    択手段と、該選択手段により選択された基準位置に相当
    する光学的性質を持つ被検レンズの位置を定める基準位
    置設定手段と、該被検レンズの基準位置と測定位置との
    偏位を検出する検出手段と、該検出手段による偏位と前
    記測定手段により得られた光学特性に基づいて加入度数
    と距離の関係を表示する表示手段と、を有することを特
    徴とするレンズメータ。
  2. 【請求項2】 測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
    ンズを透過した測定光束を受光素子で受光する測定光学
    系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズ
    の光学特性を測定するレンズメータにおいて、累進焦点
    レンズの加入度数を測定するモードに切換えるモード切
    換え手段と、前記測定光学系を動作させ光学特性を連続
    的に測定する測定手段と、測定位置の距離を示すための
    基準位置を複数の光学的性質を持つ位置から選択する選
    択手段と、該選択手段により選択された基準位置に相当
    する光学的性質を持つ被検レンズの位置を定める基準位
    置設定手段と、該被検レンズの基準位置と測定位置との
    偏位を検出する検出手段と、該検出手段による偏位に基
    づいて測定位置を基準位置からの距離として表示する表
    示手段と、を有することを特徴とするレンズメータ。
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