JP3387702B2 - レンズメ−タ - Google Patents
レンズメ−タInfo
- Publication number
- JP3387702B2 JP3387702B2 JP21543295A JP21543295A JP3387702B2 JP 3387702 B2 JP3387702 B2 JP 3387702B2 JP 21543295 A JP21543295 A JP 21543295A JP 21543295 A JP21543295 A JP 21543295A JP 3387702 B2 JP3387702 B2 JP 3387702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- measurement
- progressive
- deviation
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
測定するレンズメ−タに係り、殊に累進レンズの測定に
好適なレンズメ−タに関する。
し、近距離に焦点を合わせるることができなくなってく
る。調節力が低下すると、近用屈折力の補正のための眼
鏡が必要となってくる。近用視の場合の不便を解消する
ためのレンズとしては、近年、遠用部から近用部までの
境目がなく構成された累進焦点レンズが最も広く普及し
てきている。被検レンズの屈折力特性を測定するレンズ
メ−タは、遠用部に対する近用部の球面屈折力の差、す
なわち加入度を測定する機能を持っている。
ンズの光学設計にはそれぞれ特徴があり、被検者が異な
った光学設計のレンズを装用した場合、非常に違和感を
感じる。被検者が従前どのような光学設計のレンズを装
用していたかは、新たに眼鏡を作るに当たって重要な情
報となる。しかし、累進焦点レンズは遠用部から近用部
まで連続的に屈折力が変わり、累進帯の幅や屈折力の分
布状態等は見た目では分からない。枠入れ前の累進焦点
レンズには、遠用部及び近用部の各位置にはマ−クが付
されているが、やはり累進帯の幅等は分からない。した
がって、従来のレンズメ−タのように加入度を測定する
だけでは、装用者が累進レンズを選択する上で十分な客
観的資料を提供しているとはいえなかった。本発明は、
上記従来装置の問題点に鑑み、累進焦点レンズの加入度
のほか、累進帯の幅等多角的な光学特性を測定すること
がレンズメ−タを提供することを技術課題とする。
に、本発明は次のような構成を有することを特徴とす
る。 (1) 測定点を誘導表示する測定画面により遠用部
の測定に続いて近用部を測定し加入度を測定する加入度
測定モードに切換えるモード切換え手段を持ち、測定光
学系により測定光束を被検レンズに投射し、被検レンズ
を透過した測定光束が受光素子上に形成する像を検出し
て被検レンズの光学特性を測定するレンズメータにおい
て、測定光学系による測定結果に基づいて被検レンズの
所定の光学的性質を持つ基準位置を検知する基準位置検
知手段と、該基準位置に対する左右方向での各測定位置
の偏位を検出する偏位検出手段と、測定光学系による測
定結果に基づいて測定位置が累進レンズの累進帯を外れ
たかどうかを検知する検知手段を持ち、測定位置が累進
帯の左右端にあるときの左右方向での偏位を前記偏位検
出手段の検出結果に基づいて記憶する記憶手段と、該記
憶手段に記憶された累進帯の左右端の偏位に基づいて累
進帯の幅を表示する表示手段と、を有することを特徴と
する。
ドに切換えるモード切換え手段を持ち、測定光学系によ
り測定光束を被検レンズに投射し、被検レンズを透過し
た測定光束が受光素子上に形成する像を検出して被検レ
ンズの光学特性を測定するレンズメータにおいて、測定
光学系による測定結果に基づいて累進レンズの所定の光
学的性質を持つ上下方向及び左右方向の基準位置を検知
する基準位置検知手段と、該基準位置に対する上下方向
及び左右方向での各測定位置の偏位を検出する偏位検出
手段と、測定光学系による測定結果に基づいて測定位置
が累進レンズの累進帯を外れたかどうかを検知する検知
手段を持ち、測定位置が累進帯の左右端にあるときの上
下方向及び左右方向での偏位を前記偏位検出手段の検出
結果に基づいて記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
された累進帯の左右端の上下方向及び左右方向での偏位
に基づいて累進帯の幅を表示する表示手段と、を有する
ことを特徴とする。
明する。図1は実施例であるレンズメ−タの外観図であ
る。1はLCD等のディスプレイであり、アライメント
のためのタ−ゲットや測定情報、設定画面等の種々の情
報を表示する。2はスイッチ群であり、ディスプレイ1
の所定位置に表示されるスイッチ表示3に対応したもの
を押すことにより、装置を動作させり各種の項目設定を
行うことができる。測定モ−ドにおけるスイッチ表示3
には、左右選択スイッチ表示、プリントスイッチ表示、
累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ−ド切換えスイッチ
表示、パラメ−タ設定等を行うためのメニュ−スイッチ
表示等の各種のスイッチ表示がある。メニュ−スイッチ
表示に対応したスイッチを押すと、ディスプレイ1のス
イッチ表示及びグラフィック表示の内容を切換えること
ができ、スイッチ群2の操作により種々の設定を行うこ
とができる。4は測定値を読み込み記憶するためのREAD
スイッチである。
であり、収納部10側にはレンズを載置するためのノ−
ズピ−ス12が備えられ、レンズ押さえ13を下げるこ
とにより被検レンズを保持する。14は被検レンズの前
後方向の位置決めをするレンズ受台であり、レンズ受台
14は装置に対して前後方向に移動可能に保持されてい
る。15はレンズ受台14の移動レバ−である。17は
眼鏡フレ−ムに枠入れされたレンズを測定するときに、
眼鏡フレ−ムの鼻当てに当接させる鼻パットであり、鼻
パット17はレンズ受台14の内部で左右方向に移動可
能に保持されている。
の位置検出機構を説明する図である。50はレンズ受台
14の裏板14aに固設されたラックであり、ラック5
0は前後移動可能に装置の内部で保持されている。ラッ
ク50にはピニオン51が噛合し、ピニオン51には軸
52が貫通固定されている。軸52の一端には移動レバ
−15が固着され、他端にはフレキシブルカップ53を
介してポテンショメ−タ54が取り付けられている。移
動レバ−15を回すと、ピニオン51の回転によりラッ
ク50はレンズ受台14とともに前後に移動するととも
に、その回転がポテンショメ−タ54に伝えられる。し
たがって、レンズ受台14と共に被検レンズを移動する
と、その前後方向の移動量がポテンショメ−タ54によ
り検出される。
に伸びる2本のレ−ル55が固定部材を介して固定され
ており、鼻パット17はこのレ−ル55に沿って移動可
能な摺動部材56に係合して一体的に保持されている。
14bはレンズ受台表板であり、その背面には直線抵抗
体58a及び導電体58bを保持している。摺動部材5
6にはブラシ57が固定され、その一方の腕が直線抵抗
体58aに、もう一方の腕が導電体58bに当接するよ
うに、レンズ受台表板14bはレンズ受台裏板14aに
取り付けられる。ブラシ57が直線抵抗体58aを摺動
することによる電圧の変化を検出することにより、鼻パ
ット17と共に移動する被検レンズの左右方向の移動量
が検出される。
説明する図である。20はLED等の測定光源であり、
コンデンサレンズ21の焦点付近に光軸に直交して4個
配置され、マイクロコンピュ−タの制御により測定時に
は順次点灯する。22は直交するスリットを有する測定
タ−ゲットであり、コンデンサレンズ21及びコリメ−
ティングレンズ23の焦点付近に固定、又は移動可能に
配置されている。ノ−ズピ−スはコリメ−ティングレン
ズ23及び結像レンズ24の焦点付近に配置されてい
る。25はハ−フプリズム、26は光軸に対して直交し
て設けられ、互いに検出方向が直交するように配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。測定光源20か
らの光は、コンデンサレンズ21を介して測定タ−ゲッ
ト22を照明する。測定タ−ゲット22を通過した光束
は、コリメ−ティングレンズ23、被検レンズL、結像
レンズ24を介して直交する2つのイメ−ジセンサ26
上にそれぞれ結像する。
像位置との関係について簡単に説明する。各測定光源2
0の順次点灯に測定タ−ゲットは個別に照明される。被
検レンズがない場合(あるいは屈折力を持たないレンズ
が載せられている場合)には、各測定光源の点灯によっ
てイメ−ジセンサ26上にできるタ−ゲット像はすべて
重なる。被検レンズが球面屈折力のみを持っている場
合、イメ−ジセンサ26上のタ−ゲット像の位置は球面
屈折度数に相当した分だけ移動する。被検レンズが柱面
屈折力のみを持っている場合、レンズに入射する光束
は、主径線と直交する方向(または同方向)に屈折力が
働く。したがって、各測定光源20の点灯によるタ−ゲ
ット像の中心座標に基づいて、球面度数、乱視度数、乱
視軸角度、プリズム量を得ることができる。この算出に
ついては、本発明と同一出願人による特開昭60−17
335号(発明の名称「オ−トレンズメ−タ」)と基本
的に同じであるので、これを参照されたい。
検出処理回路30によりそれぞれ処理されて、マイクロ
コンピュ−タ31に入力される。マイクロコンピュ−タ
31は所定の演算処理を施して被検レンズLの光学特性
を得る。また、ポテンショメ−タ54で検出されるレン
ズ受台14の移動情報の信号は、検出処理回路36によ
り処理されてマイクロコンピュ−タ31に入力される。
ブラシ57が直線抵抗体58a及び導電体58bを摺動
することにより得られる電圧信号は、検出処理回路36
により処理されてマイクロコンピュ−タ31に入力され
る。32はディスプレイ1の表示回路、33は測定光源
の駆動回路である。34はプリンタであり、35はその
駆動回路である。
作を説明する。実施例の装置の測定モ−ドには、単焦点
レンズを測定するモ−ドと累進レンズを測定するモ−ド
があり、さらに累進レンズの測定モ−ドでは累進帯の幅
を測定するモ−ドを選択できる。ここでは、眼鏡フレ−
ムに枠入れされた累進レンズの加入度を測定した後、そ
の累進帯幅を測定するモ−ドを選択したときの動作を中
心に説明する。
イッチを押して、パラメ−タ設定画面をディスプレ1に
表示させ、スイッチ群2の操作により累進レンズの累進
帯の幅を測定可能なモ−ドにする。その後、ディスプレ
1の画面を累進レンズの測定画面にする。被検レンズが
載置されていない状態では、ディスプレイ1上の画面に
は図1に示すように、累進レンズを模した2本の曲線を
持つアライメントサ−クル40と、ガイド41が表示さ
れる。アライメントサ−クル40の両側は、左右の測定
値がそれぞれ表示される領域である。
意味するスイッチを押して、測定するレンズに合わせて
左右を指定する(枠入れされた被検レンズの左右は、鼻
パット17の位置信号から判別できるので、前述の左右
選択のスイッチ操作を省略するようにしても良い)。図
1に示したように、測定者は眼鏡装用時のレンズの下側
(本明細書では、フレ−ム及びレンズの上下とは眼鏡を
装用した状態での上下を意味するものとして使用する)
をレンズ受台14に当接させるとともに、フレ−ムの鼻
当て部を鼻パット17に当接させる。この状態で測定す
る被検レンズのやや上がノ−ズピ−ス12上にくるよう
に移動する。
面上のアライメントサ−クル40には、プログタ−ゲッ
ト42がガイド41の左右のどちらかに表示される(図
4のa)。ガイド41は基準縦軸線上の移動目標を示
し、プログタ−ゲット42の位置は被検レンズを移動す
べき方向を示す。マイクロコンピュ−タ31は各測定点
でのプリズム値に基づき、次のようにしてプログタ−ゲ
ット42をガイド41に対する相対位置を求める。被検
レンズが球面屈折力のみを持つ場合、レンズの遠用部は
プリズム値がほぼ0になる軸線上に位置するので、レン
ズの左右方向の移動により、プリスム値の増減を得てプ
ログタ−ゲット42の位置を制御する。被検レンズが柱
面屈折力を持つ場合、被検レンズの左右方向におけるプ
リズム値が0となる位置は乱視軸線上にあるので、各測
定点でのプリズム値から柱面屈折力による影響を所定の
演算処理を施して補正し、プログタ−ゲット42の位置
の制御を行う。柱面屈折力による影響の補正処理につい
ては、本発明と同一出願人による特開平6−58842
(発明の名称「レンズメ−タ及びその測定方法」)の記
載を援用する。
1の中心に来るようにレンズを左右方向に移動する(図
4のaでは装置に向かってレンズを左方向に移動するこ
とを示している)。プログタ−ゲット42の中心がガイ
ド41に合うと、アライメントサ−クル40の中にレン
ズを奥側に移動させる旨を意味する「PUSH ↑」の
誘導表示マ−クが現れる(図4のb)。検者は、誘導表
示に従い、レンズを装置に向かって奥側に移動する。装
置は所定の間隔で連続的に測定値を得ており、移動に伴
う加入度数(球面度数)の変化がなければ、画面上の
「PUSH ↑」を消し、ガイド41を大十字表示にし
て、測定点が遠用部にあることを検者に知らせる。その
後、測定値が所定時間(例えば1秒間)安定すると、こ
のときの測定値を自動的に読み込み、これを記憶する。
的に近用部測定ステップに移る。画面上には、レンズを
手前に移動させる旨を意味する「PULL ↓」の誘導
表示、アライメントサ−クル40の上部に加入度数の最
大値を表示す表示部43、及び加入度の増加の様子を示
す加入度グラフ44が表示される(図4のc)。加入度
グラフ44は横軸に加入度数をとり、縦軸に加入度開始
位置からの距離をとっている(遠用部測定位置からの距
離でも良い)。検者は誘導表示に従い、レンズとともに
レンズ受台14をゆっくり手前側に移動する。装置は、
単位移動量当りの加入度変化から加入度開始位置を検出
する。加入度開始位置が検出されると、このときにポテ
ンショメ−タ54が検出した信号を得て、加入度開始位
置を前後移動の基準位置にとる。
の誘導表示は消え、コロナタ−ゲット45が現れる(図
4のd)。検者はレンズ及びレンズ受け台14を近用部
方向に移動する。レンズが累進部を移動すると、コロナ
タ−ゲット45がアライメントサ−クル40上を上側に
移動する。コロナタ−ゲット45の表示位置の決定は、
レンズ受け台14の移動量をポテンショメ−タ54によ
り検出して行う(簡易的には、プリズム量の変化をレン
ズの移動距離に換算して決定しても良いが、この場合、
ロ−パワ−のレンズ等では測定誤差が大きくなるので、
実施例のようにレンズの移動量を直接検出した方が好ま
しい)。また、装置は乱視度数の変化を検出し、測定位
置が累進部の左右に外れないように、監視している。累
進部から外れると、コロナタ−ゲット45を累進カ−ブ
曲線より少し外にでた位置に表示する。コロナタ−ゲッ
ト45が累進カ−ブ曲線より外れたら、左右方向の移動
を修正する。
増加しているかを検知し、これにより加入度数が最大で
あるかを判定する。装置は最大加入度数を表示部43に
表示し、単位移動量当りの加入度数が増加しているとき
は、表示部43の加入度数表示を更新する。増加してい
ないときは、表示部43には最大加入度数をホ−ルド表
示する。最大加入度数が得られたと判定すると、測定点
でのアライメントサ−クル40上位置に、MAX バ−47
を表示する(図4のe)。加入度増加の様子は加入度グ
ラフ44に表示される。加入度グラフ44の横には、現
在の測定点の加入度数を示す表示60と、その加入開始
位置からの距離を示す表示61がある。加入度の測定
は、最大加入度数が得られ、またはREADスイッチが押さ
れると終了する。
号が得られると、自動的に累進帯の幅の測定モ−ドに移
る。アライメントサ−クル40の上部の表示部は、加入
度の最大値を示す表示から累進帯の幅を数値表示するた
めの表示部43´に代わる(図5のa)。加入度グラフ
44のグラフ表示はホル−ド表示され、さらにグラフ内
には、加入度開始位置からの測定点の位置に基づいて、
累進帯のどの辺りの幅を測定しているかを示す線表示4
4aが表示される。
a及び表示61の距離表示を参考にしながら、レンズを
レンズ当て14とともに移動して、測定する上下方向位
置を定める。上下方向の位置を定めたら、レンズ当て1
4の位置が変わらないように注意しながら、鼻パット1
7と一緒にレンズを右又は左に移動する(累進帯の測定
は左右どちらから始めても良い)。装置は連続的に得て
いる測定値の乱視度数が所定度数(例えば、O.25
D)変化しているかにより、測定位置が累進帯から外れ
たか否かを判定し、累進帯から外れたと判定すると、コ
ロナタ−ゲット45を累進カ−ブ曲線より外れた位置に
表示する(図5のb)。測定者はこの表示が現れた位置
でレンズの移動を止め、READスイッチ4を押し、左右方
向位置検出機構の電圧値を読み取り記憶回路に記憶す
る。
に注意しながら、レンズを反対の方向に移動する。乱視
度数の変化により測定位置が累進帯から外れたと判定さ
れると、コロナタ−ゲット45を前述と反対方向の累進
カ−ブ曲線より外れた位置に表示する(図5のc)。測
定者はこれを確認すると、その位置でレンズの移動を止
め、READスイッチ4を押し、左右方向位置検出機構の電
圧値を読み取る。左右の両検出結果から鼻当て部の移動
量を得て、その値を表示部43´に表示する。これによ
り、測定者は所望の位置での累進帯の幅を知ることがで
きる。連続して複数の位置での累進帯幅を知りたいとき
は、同様の手順を繰り返す。
レイ1のプリントスイッチに対応したスイッチを押し
て、測定結果をプリント出力する。測定結果は遠用部の
屈折力、加入度数の他、累進帯の幅の値がその測定位置
(加入度開始位置からの距離、又は遠用則定位置からの
距離)とともに出力される。
−ドでは、その測定値のみを表示するものとしたが、さ
らに累進帯の左右端の位置を、ディスプレイ1のアライ
メントサ−クル40上にプロット表示するようにするこ
ともできる(メニュ−設定画面で選択できるようにす
る)。基準位置を基準縦軸線上にとり、累進帯の左右端
をその偏位として検知すると、累進帯の一端を示す点7
0a,他端を示す点70b(図6のa)として、プロッ
ト表示される。プロット点の位置は、表示部43´に表
示される累進帯幅の測定値とともに記憶される。
行うことにより、ディスプレイ1上には、複数のプロッ
ト点が表示される(図6のb)。従って、加入度開始位
置付近から近用部方向のレンズ端まで適当な間隔で行う
と、累進帯の分布状態が視覚的に把握できる。プリント
出力のときは、測定値や加入度数のグラフとともに累進
帯端を示すプロット点を表示すると、累進レンズの光学
特性が把握しやすい。以上の実施例は、この他にも種々
の変容が可能であり、これら変容も技術思想を同一にす
る範囲において本発明に含まれるものである。
累進レンズの加入度数のみならず、任意の位置での累進
帯の幅を精度良く測定することができる。また、累進帯
の分布状態を表示することにより、その光学特性を多角
的に知ることができる。従って、装用者の使用状況に合
ったレンズタイプ、これまでに使用していたレンズタイ
プに近いものを選択する等、装用者に適した累進レンズ
の選択・提供が可能になる。
検出機構を説明する図である。
明する図である。
プレイ1の表示を示す説明図である。
プレイ1の表示を示す説明図である。
ライメントサ−クル40上にプロット表示するようにし
たときの画面例である。
Claims (2)
- 【請求項1】 測定点を誘導表示する測定画面により遠
用部の測定に続いて近用部を測定し加入度を測定する加
入度測定モードに切換えるモード切換え手段を持ち、測
定光学系により測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光束が受光素子上に形成する像を検
出して被検レンズの光学特性を測定するレンズメータに
おいて、測定光学系による測定結果に基づいて被検レン
ズの所定の光学的性質を持つ基準位置を検知する基準位
置検知手段と、該基準位置に対する左右方向での各測定
位置の偏位を検出する偏位検出手段と、測定光学系によ
る測定結果に基づいて測定位置が累進レンズの累進帯を
外れたかどうかを検知する検知手段を持ち、測定位置が
累進帯の左右端にあるときの左右方向での偏位を前記偏
位検出手段の検出結果に基づいて記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された累進帯の左右端の偏位に基づい
て累進帯の幅を表示する表示手段と、を有することを特
徴とするレンズメータ。 - 【請求項2】 加入度を測定する加入度測定モードに切
換えるモード切換え手段を持ち、測定光学系により測定
光束を被検レンズに投射し、被検レンズを透過した測定
光束が受光素子上に形成する像を検出して被検レンズの
光学特性を測定するレンズメータにおいて、測定光学系
による測定結果に基づいて累進レンズの所定の光学的性
質を持つ上下方向及び左右方向の基準位置を検知する基
準位置検知手段と、該基準位置に対する上下方向及び左
右方向での各測定位置の偏位を検出する偏位検出手段
と、測定光学系による測定結果に基づいて測定位置が累
進レンズの累進帯を外れたかどうかを検知する検知手段
を持ち、測定位置が累進帯の左右端にあるときの上下方
向及び左右方向での偏位を前記偏位検出手段の検出結果
に基づいて記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶され
た累進帯の左右端の上下方向及び左右方向での偏位に基
づいて累進帯の幅を表示する表示手段と、を有すること
を特徴とするレンズメータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21543295A JP3387702B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | レンズメ−タ |
US08/684,693 US5734465A (en) | 1995-07-31 | 1996-07-22 | Lens meter for measuring a shape of a progressive section |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21543295A JP3387702B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | レンズメ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943103A JPH0943103A (ja) | 1997-02-14 |
JP3387702B2 true JP3387702B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=16672249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21543295A Expired - Fee Related JP3387702B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | レンズメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3387702B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4646017B2 (ja) | 2004-04-23 | 2011-03-09 | 株式会社ニデック | レンズメータ |
JP4756828B2 (ja) | 2004-04-27 | 2011-08-24 | 株式会社ニデック | レンズメータ |
JP2006071325A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Topukon Yamagata:Kk | レンズメータ |
JP5397882B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-01-22 | 株式会社ニデック | レンズメータ |
JP6637561B1 (ja) * | 2018-09-25 | 2020-01-29 | 株式会社レクザム | レンズメーターにおける近点誘導マークの表示手段 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21543295A patent/JP3387702B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0943103A (ja) | 1997-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6257721B1 (en) | Device for spectacles | |
EP1138253B1 (en) | Eye test system | |
US5684576A (en) | Lens meter | |
US7609371B2 (en) | Lens meter | |
JPH0466834A (ja) | 自動レンズメーター | |
JP3055836B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP4646017B2 (ja) | レンズメータ | |
JP5362159B2 (ja) | レンズメータ | |
US5379111A (en) | Lens meter | |
US5682234A (en) | Lens meter | |
JP3387702B2 (ja) | レンズメ−タ | |
US5734465A (en) | Lens meter for measuring a shape of a progressive section | |
JP5015429B2 (ja) | レンズメータ | |
WO2021132101A1 (ja) | 眼鏡レンズ測定装置及び眼鏡レンズ測定プログラム | |
JP3387701B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3429110B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3387703B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3408365B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3226241B2 (ja) | レンズメータ | |
JP2006105868A (ja) | レンズメータ | |
JP3207822B2 (ja) | レンズメータ | |
JP3429109B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3396676B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3542215B2 (ja) | 近点計 | |
JP3069320B2 (ja) | 自動レンズメータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |