JPH0943100A - レンズメ−タ - Google Patents
レンズメ−タInfo
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- JPH0943100A JPH0943100A JP21266195A JP21266195A JPH0943100A JP H0943100 A JPH0943100 A JP H0943100A JP 21266195 A JP21266195 A JP 21266195A JP 21266195 A JP21266195 A JP 21266195A JP H0943100 A JPH0943100 A JP H0943100A
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- JP
- Japan
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- lens
- measurement
- alignment
- display
- measured value
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定の操作性を向上させるとともに、精度の
高い測定を可能にする。 【解決手段】 測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光束を受光素子に受光する測定光学
系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズ
の光学特性を測定するレンズメ−タにおいて、測定光学
系を制御して連続して測定値を得る制御手段と、得られ
た測定値に基づいて測定光軸に対して所期する関係に被
検レンズを導くアライメント手段と、アライメントが所
定の基準に達するとアライメント完了信号を発するアラ
イメント完了信号発生手段と、測定値が所定の変動許容
範囲で安定しているか否かを判定する判定手段と、判定
手段の判定結果とアライメント完了信号発生手段の信号
とに基づいて被検レンズの測定値を記憶する記憶手段
と、を有する。
高い測定を可能にする。 【解決手段】 測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光束を受光素子に受光する測定光学
系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズ
の光学特性を測定するレンズメ−タにおいて、測定光学
系を制御して連続して測定値を得る制御手段と、得られ
た測定値に基づいて測定光軸に対して所期する関係に被
検レンズを導くアライメント手段と、アライメントが所
定の基準に達するとアライメント完了信号を発するアラ
イメント完了信号発生手段と、測定値が所定の変動許容
範囲で安定しているか否かを判定する判定手段と、判定
手段の判定結果とアライメント完了信号発生手段の信号
とに基づいて被検レンズの測定値を記憶する記憶手段
と、を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズの光学特性を測定
するレンズメ−タに関する。
するレンズメ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、
その検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得るこ
とができるレンズメ−タが知られている。枠入れ前のレ
ンズに印点を施したり、枠入れされたレンズの光学特性
を測定するには、測定光軸をレンズの所定の位置(レン
ズの光学中心やプリズム処方による偏心位置等)に正確
に合わせることが重要である。従来のレンズメ−タは、
被検レンズを移動させて、レチクルと測定タ−ゲットが
所定の関係になった位置でレンズを停止させた後、測定
値読み込みスイッチを押していた。
ンズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、
その検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得るこ
とができるレンズメ−タが知られている。枠入れ前のレ
ンズに印点を施したり、枠入れされたレンズの光学特性
を測定するには、測定光軸をレンズの所定の位置(レン
ズの光学中心やプリズム処方による偏心位置等)に正確
に合わせることが重要である。従来のレンズメ−タは、
被検レンズを移動させて、レチクルと測定タ−ゲットが
所定の関係になった位置でレンズを停止させた後、測定
値読み込みスイッチを押していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検者は
レチクルと測定タ−ゲットを観察しながらレンズを移動
させるという操作に加え、測定値読み込みスイッチを押
すという操作を行わなければならず、操作が煩わしいと
いう欠点があった。また、測定値読み込みスイッチを押
すときに固定した被検レンズの測定位置がズレることも
少なくなく、精度の良い測定結果が得られないこともあ
った。本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、測定の
操作性を向上させるとともに、精度の高い測定が可能な
レンズメ−タを提供することを技術課題とする。
レチクルと測定タ−ゲットを観察しながらレンズを移動
させるという操作に加え、測定値読み込みスイッチを押
すという操作を行わなければならず、操作が煩わしいと
いう欠点があった。また、測定値読み込みスイッチを押
すときに固定した被検レンズの測定位置がズレることも
少なくなく、精度の良い測定結果が得られないこともあ
った。本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、測定の
操作性を向上させるとともに、精度の高い測定が可能な
レンズメ−タを提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有することを特徴とす
る。 (1) 測定光束を被検レンズに投射し、被検レンズを
透過した測定光束を受光素子に受光する測定光学系と、
該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズの光学
特性を測定するレンズメ−タにおいて、前記測定光学系
を制御して連続して測定値を得る制御手段と、得られた
測定値に基づいて前記測定光学系の測定光軸に対して所
期する関係に被検レンズを導くアライメント手段と、該
アライメント手段によるアライメントが所定の基準に達
するとアライメント完了信号を発するアライメント完了
信号発生手段と、測定値が所定の変動許容範囲で安定し
ているか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定
結果と前記アライメント完了信号発生手段の信号とに基
づいて被検レンズの測定値を記憶する記憶手段と、を有
することを特徴とする。
に、本発明は次のような構成を有することを特徴とす
る。 (1) 測定光束を被検レンズに投射し、被検レンズを
透過した測定光束を受光素子に受光する測定光学系と、
該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズの光学
特性を測定するレンズメ−タにおいて、前記測定光学系
を制御して連続して測定値を得る制御手段と、得られた
測定値に基づいて前記測定光学系の測定光軸に対して所
期する関係に被検レンズを導くアライメント手段と、該
アライメント手段によるアライメントが所定の基準に達
するとアライメント完了信号を発するアライメント完了
信号発生手段と、測定値が所定の変動許容範囲で安定し
ているか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定
結果と前記アライメント完了信号発生手段の信号とに基
づいて被検レンズの測定値を記憶する記憶手段と、を有
することを特徴とする。
【0005】(2) (1)のアライメント手段の所期
する関係とは、被検レンズの光学中心または光学中心に
対する所期する偏心位置であることを特徴とする。
する関係とは、被検レンズの光学中心または光学中心に
対する所期する偏心位置であることを特徴とする。
【0006】(3) (1)の判定手段は、所定時間内
の測定値を判定対象とすることを特徴とする。
の測定値を判定対象とすることを特徴とする。
【0007】(4) (1)の判定手段は、連続して得
られた所定回数の測定値を判定対象とすることを特徴と
する。
られた所定回数の測定値を判定対象とすることを特徴と
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は実施例であるレンズメ−タの外観図であ
る。1はLCD等のディスプレイであり、アライメント
のためのタ−ゲットや測定情報、設定画面等の種々の情
報を表示する。2はスイッチ群であり、ディスプレイ1
の所定位置に表示されるスイッチ表示3に対応したもの
を押すことにより、装置の起動や各種の項目設定を行う
ことができる。測定モ−ドにおけるスイッチ表示3に
は、左右選択スイッチ表示、プリントスイッチ表示、メ
ニュ−スイッチ表示等がある。メニュ−スイッチ表示に
対応したスイッチを押すと、ディスプレイ1のスイッチ
表示及びグラフィック表示の内容を切換えることがで
き、スイッチ群2の操作により種々の設定を行うことが
できる。4はマニュアル操作にて測定値を読み込むとき
に使用するREADスイッチである。10、11は後述する
測定光学系の収納部であり、収納部10側にはレンズを
載置するためのノ−ズピ−ス12が備えられ、レンズ押
さえ13を下げることにより被検レンズを保持する。1
4はレンズ受台であり、レンズ受台14は前後移動可能
に保持されている。15はレンズ受台14の移動レバ−
である。16は印点装置である。
明する。図1は実施例であるレンズメ−タの外観図であ
る。1はLCD等のディスプレイであり、アライメント
のためのタ−ゲットや測定情報、設定画面等の種々の情
報を表示する。2はスイッチ群であり、ディスプレイ1
の所定位置に表示されるスイッチ表示3に対応したもの
を押すことにより、装置の起動や各種の項目設定を行う
ことができる。測定モ−ドにおけるスイッチ表示3に
は、左右選択スイッチ表示、プリントスイッチ表示、メ
ニュ−スイッチ表示等がある。メニュ−スイッチ表示に
対応したスイッチを押すと、ディスプレイ1のスイッチ
表示及びグラフィック表示の内容を切換えることがで
き、スイッチ群2の操作により種々の設定を行うことが
できる。4はマニュアル操作にて測定値を読み込むとき
に使用するREADスイッチである。10、11は後述する
測定光学系の収納部であり、収納部10側にはレンズを
載置するためのノ−ズピ−ス12が備えられ、レンズ押
さえ13を下げることにより被検レンズを保持する。1
4はレンズ受台であり、レンズ受台14は前後移動可能
に保持されている。15はレンズ受台14の移動レバ−
である。16は印点装置である。
【0009】図2はレンズメ−タの光学系及び制御系を
説明する図である。20はLED等の測定光源であり、
コンデンサレンズ21の焦点付近に光軸に直交して4個
配置され、マイクロコンピュ−タの制御により測定時に
は順次点灯する。22は直交するスリットを有する測定
タ−ゲットであり、コンデンサレンズ21及びコリメ−
ティングレンズ23の焦点付近に固定、又は移動可能に
配置されている。ノ−ズピ−スはコリメ−ティングレン
ズ23及び結像レンズ24の焦点付近に配置されてい
る。25はハ−フプリズム、26は光軸に対して直交し
て設けられ、互いに検出方向が直交するように配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。測定光源20か
らの光は、コンデンサレンズ21を介して測定タ−ゲッ
ト22を照明する。測定タ−ゲット22を通過した光束
は、コリメ−ティングレンズ23、被検レンズL、結像
レンズ24を介して直交する2つのイメ−ジセンサ26
上にそれぞれ結像する。
説明する図である。20はLED等の測定光源であり、
コンデンサレンズ21の焦点付近に光軸に直交して4個
配置され、マイクロコンピュ−タの制御により測定時に
は順次点灯する。22は直交するスリットを有する測定
タ−ゲットであり、コンデンサレンズ21及びコリメ−
ティングレンズ23の焦点付近に固定、又は移動可能に
配置されている。ノ−ズピ−スはコリメ−ティングレン
ズ23及び結像レンズ24の焦点付近に配置されてい
る。25はハ−フプリズム、26は光軸に対して直交し
て設けられ、互いに検出方向が直交するように配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。測定光源20か
らの光は、コンデンサレンズ21を介して測定タ−ゲッ
ト22を照明する。測定タ−ゲット22を通過した光束
は、コリメ−ティングレンズ23、被検レンズL、結像
レンズ24を介して直交する2つのイメ−ジセンサ26
上にそれぞれ結像する。
【0010】被検レンズの屈折力と測定タ−ゲットの結
像位置との関係について簡単に説明する。各測定光源2
0の順次点灯に測定タ−ゲットは個別に照明される。被
検レンズがない場合(あるいは屈折力を持たないレンズ
が載せられている場合)には、各測定光源の点灯によっ
てイメ−ジセンサ26上にできるタ−ゲット像はすべて
重なる。被検レンズが球面屈折力のみを持っている場
合、イメ−ジセンサ26上のタ−ゲット像の位置は球面
屈折度数に相当した分だけ移動する。被検レンズが柱面
屈折力のみを持っている場合、レンズに入射する光束
は、主径線と直交する方向(または同方向)に屈折力が
働く。したがって、各測定光源20の点灯によるタ−ゲ
ット像の中心座標に基づいて、球面度数、乱視度数、乱
視軸角度、プリズム量を得ることができる。この算出に
ついては、本発明と同一出願人による特開昭60−17
335号(発明の名称「オ−トレンズメ−タ」)と基本
的に同じであるので、これを参照されたい。
像位置との関係について簡単に説明する。各測定光源2
0の順次点灯に測定タ−ゲットは個別に照明される。被
検レンズがない場合(あるいは屈折力を持たないレンズ
が載せられている場合)には、各測定光源の点灯によっ
てイメ−ジセンサ26上にできるタ−ゲット像はすべて
重なる。被検レンズが球面屈折力のみを持っている場
合、イメ−ジセンサ26上のタ−ゲット像の位置は球面
屈折度数に相当した分だけ移動する。被検レンズが柱面
屈折力のみを持っている場合、レンズに入射する光束
は、主径線と直交する方向(または同方向)に屈折力が
働く。したがって、各測定光源20の点灯によるタ−ゲ
ット像の中心座標に基づいて、球面度数、乱視度数、乱
視軸角度、プリズム量を得ることができる。この算出に
ついては、本発明と同一出願人による特開昭60−17
335号(発明の名称「オ−トレンズメ−タ」)と基本
的に同じであるので、これを参照されたい。
【0011】イメ−ジセンサ26からの出力信号は信号
検出処理回30によりそれぞれ処理されて、マイクロコ
ンピュ−タ31に入力される。マイクロコンピュ−タ3
1は所定の演算処理を施して被検レンズLの光学特性を
得る。32はディスプレイ1の表示回路、33は測定光
源の駆動回路である。34はプリンタであり、35はそ
の駆動回路である。
検出処理回30によりそれぞれ処理されて、マイクロコ
ンピュ−タ31に入力される。マイクロコンピュ−タ3
1は所定の演算処理を施して被検レンズLの光学特性を
得る。32はディスプレイ1の表示回路、33は測定光
源の駆動回路である。34はプリンタであり、35はそ
の駆動回路である。
【0012】以上のような構成の装置において、その動
作を説明する。本発明の装置は、測定値読み込みをREAD
スイッチ4による手動記憶測定にするか、あるいは自動
的に読み込み記憶する(以下オ−トREADという)測定に
するかを、メニュ−スイッチ操作による設定画面により
予め選択できる。ここではオ−トREADによる枠入れ前の
単焦点レンズの測定動作を中心に説明する。検者は、オ
−トREADに設定した後、表示画面を測定モ−ドに戻す。
測定モ−ドにおけるディスプレイ1の画面上には、図3
のようにレチクル40が表示される(図3は画面の一部
を省略している)。検者は、被検レンズをノ−ズピ−ス
12に載せ、必要に応じてレンズ押さえ13で被検レン
ズを保持する。被検レンズがノ−ズピ−スに載せられる
と、マイクロコンピュ−タ31は屈折力を演算して球面
度数、柱面度数、柱面軸角度、及びプリズム量の各測定
値を得る。各測定値はディスプレイ1上の測定値表示部
41に表示される。測定は一定の間隔で連続的に行われ
ており、測定値の変化にともない測定値表示部41の値
は常に更新されて表示される。
作を説明する。本発明の装置は、測定値読み込みをREAD
スイッチ4による手動記憶測定にするか、あるいは自動
的に読み込み記憶する(以下オ−トREADという)測定に
するかを、メニュ−スイッチ操作による設定画面により
予め選択できる。ここではオ−トREADによる枠入れ前の
単焦点レンズの測定動作を中心に説明する。検者は、オ
−トREADに設定した後、表示画面を測定モ−ドに戻す。
測定モ−ドにおけるディスプレイ1の画面上には、図3
のようにレチクル40が表示される(図3は画面の一部
を省略している)。検者は、被検レンズをノ−ズピ−ス
12に載せ、必要に応じてレンズ押さえ13で被検レン
ズを保持する。被検レンズがノ−ズピ−スに載せられる
と、マイクロコンピュ−タ31は屈折力を演算して球面
度数、柱面度数、柱面軸角度、及びプリズム量の各測定
値を得る。各測定値はディスプレイ1上の測定値表示部
41に表示される。測定は一定の間隔で連続的に行われ
ており、測定値の変化にともない測定値表示部41の値
は常に更新されて表示される。
【0013】また、マイクロコンピュ−タ31はプリズ
ム値から被検レンズの光学中心からのズレ量を算出し、
そのズレ量に相当する位置にアライメント用の十字タ−
ゲット42を表示する。検者はレチクル40の中心に十
字タ−ゲット42が一致するようにレンズを移動させ
る。ズレ量が所定の許容範囲内に入ると、十字タ−ゲッ
ト42は大十字に変わり、検者にアライメントが完了し
たことを知らせる。このときマイクロコンピュ−タ31
は、所定時間(例えば1秒)の間に、測定される各測定
値の変動が所定の許容範囲(例えば、球面度数及び乱視
度数は0.06D以内、乱視軸角度は1度以内)で安定
しているか否かを判定する。判定に使用する測定値は、
時間の代わりに、最新のものから所定数分(例えば3
個)溯って比較するようにしても良い。また、オ−トRE
ADの条件に各測定値の変動が所定の許容範囲内にあると
いう条件のほか、アライメントのズレ量が許容範囲内に
あることを条件にすることもできる。
ム値から被検レンズの光学中心からのズレ量を算出し、
そのズレ量に相当する位置にアライメント用の十字タ−
ゲット42を表示する。検者はレチクル40の中心に十
字タ−ゲット42が一致するようにレンズを移動させ
る。ズレ量が所定の許容範囲内に入ると、十字タ−ゲッ
ト42は大十字に変わり、検者にアライメントが完了し
たことを知らせる。このときマイクロコンピュ−タ31
は、所定時間(例えば1秒)の間に、測定される各測定
値の変動が所定の許容範囲(例えば、球面度数及び乱視
度数は0.06D以内、乱視軸角度は1度以内)で安定
しているか否かを判定する。判定に使用する測定値は、
時間の代わりに、最新のものから所定数分(例えば3
個)溯って比較するようにしても良い。また、オ−トRE
ADの条件に各測定値の変動が所定の許容範囲内にあると
いう条件のほか、アライメントのズレ量が許容範囲内に
あることを条件にすることもできる。
【0014】測定値が安定していると判定されると、読
み込み信号を発してその値を被検レンズの光学特性とし
て記憶回路へ記憶する。測定値の読み込みを完了する
と、図示なき音声発生装置を動作させ、読み込み完了を
検者に知らせるとともに、測定値表示部41には記憶し
た測定値をホ−ルド表示する。
み込み信号を発してその値を被検レンズの光学特性とし
て記憶回路へ記憶する。測定値の読み込みを完了する
と、図示なき音声発生装置を動作させ、読み込み完了を
検者に知らせるとともに、測定値表示部41には記憶し
た測定値をホ−ルド表示する。
【0015】次に,印点を施すための調整を説明する。
乱視がない場合はそのまま印点装置16により印点を施
す。乱視がある場合は、軸角度調整作業に移る。測定値
をホ−ルドすると、図4に示すようにディスプレイの領
域45には乱視軸角度が表示される。測定値表示部41
にはホ−ルドされた乱視軸角度が表示されたままとなる
が、領域45の角度表示は軸角度調整作業時に測定され
た乱視軸角度の値が表示される。検者はノ−ズピ−ス1
2上のレンズの中心を動かさないように回転して、領域
45の角度表示が処方乱視軸角度になるように調整す
る。角度調整が完了したら、印点装置16によりレンズ
に印点を施す。
乱視がない場合はそのまま印点装置16により印点を施
す。乱視がある場合は、軸角度調整作業に移る。測定値
をホ−ルドすると、図4に示すようにディスプレイの領
域45には乱視軸角度が表示される。測定値表示部41
にはホ−ルドされた乱視軸角度が表示されたままとなる
が、領域45の角度表示は軸角度調整作業時に測定され
た乱視軸角度の値が表示される。検者はノ−ズピ−ス1
2上のレンズの中心を動かさないように回転して、領域
45の角度表示が処方乱視軸角度になるように調整す
る。角度調整が完了したら、印点装置16によりレンズ
に印点を施す。
【0016】なお、印点のための軸角度調整必要なとき
は、オ−トREADの条件に乱視軸角度の値を含め、アライ
メントと軸角度調整が共に完了したときにオ−トREADす
るようにしても良い。この場合、乱視軸角度設定用のス
イッチ等を設け、測定前に処方乱視軸角度を入力する。
検者はレチクル40と十字タ−ゲット42の位置関係に
よるアライメントと共に、測定値表示部41の軸角度の
値を見ながらの軸角度調整を行う。装置はアライメント
が完了し、かつ乱視軸角度が入力位置にあり、測定値が
安定したらオ−トREADする。このオ−トREADにより、検
者は印点のための条件が完了したことを知ることができ
る。
は、オ−トREADの条件に乱視軸角度の値を含め、アライ
メントと軸角度調整が共に完了したときにオ−トREADす
るようにしても良い。この場合、乱視軸角度設定用のス
イッチ等を設け、測定前に処方乱視軸角度を入力する。
検者はレチクル40と十字タ−ゲット42の位置関係に
よるアライメントと共に、測定値表示部41の軸角度の
値を見ながらの軸角度調整を行う。装置はアライメント
が完了し、かつ乱視軸角度が入力位置にあり、測定値が
安定したらオ−トREADする。このオ−トREADにより、検
者は印点のための条件が完了したことを知ることができ
る。
【0017】プリズム処方が必要な場合には次のように
する。検者はスイッチ表示3のメニュ−表示に対応した
スイッチを押し、プリズム値入力の画面を選択する。さ
らに極座標又は直交座標でのプリズム値入力方法を選択
し、その指示に従いプリズム値を入力する。入力が完了
したら、表示画面を測定画面(図3と同様)に戻し、測
定するレンズに合わせて左右選択スイッチ表示に対応す
るスイッチを押す。その後、被検レンズをノ−ズピ−ス
に載せて測定を開始する。
する。検者はスイッチ表示3のメニュ−表示に対応した
スイッチを押し、プリズム値入力の画面を選択する。さ
らに極座標又は直交座標でのプリズム値入力方法を選択
し、その指示に従いプリズム値を入力する。入力が完了
したら、表示画面を測定画面(図3と同様)に戻し、測
定するレンズに合わせて左右選択スイッチ表示に対応す
るスイッチを押す。その後、被検レンズをノ−ズピ−ス
に載せて測定を開始する。
【0018】装置は入力したプリズム値に基づき光学中
心からの偏心位置を算出し、この偏心位置をレチクル4
0の基準位置にとる。また、測定光軸上の被検レンズの
プリズム値から、基準位置に対するズレ量を算出し、前
述の光学中心を求める場合と同様に、そのズレ量に相当
する位置にアライメント用の十字タ−ゲット42を表示
する。検者はレチクル40の中心に十字タ−ゲット42
を一致させるようにレンズを移動する。装置は測定値の
変動が所定の許容範囲で安定しているか否か判定し、安
定していれば測定値を読み込む。被検レンズに乱視があ
る場合は、前述と同じように領域45に乱視軸角度が表
示されるので、これに従ってレンズを回転して角度調整
を行い、印点作業を行う。以上、オ−トREADによる測定
の場合を説明したが、もちろんオ−トREADの選択の場合
でも、READスイッチ4を押すことによる測定値の記憶は
可能である。さらに、オ−トREADにより測定値が記憶さ
れた後に、READスイッチ4を押すと、その時の測定値が
記憶回路の記憶され、ホ−ルド表示された測定値表示部
41の値も更新される。以上の実施例は種々の変容が可
能であり、単焦点レンズのみならず、累進焦点レンズの
遠用部や近用部における屈折力を測定する場合にも応用
できる。
心からの偏心位置を算出し、この偏心位置をレチクル4
0の基準位置にとる。また、測定光軸上の被検レンズの
プリズム値から、基準位置に対するズレ量を算出し、前
述の光学中心を求める場合と同様に、そのズレ量に相当
する位置にアライメント用の十字タ−ゲット42を表示
する。検者はレチクル40の中心に十字タ−ゲット42
を一致させるようにレンズを移動する。装置は測定値の
変動が所定の許容範囲で安定しているか否か判定し、安
定していれば測定値を読み込む。被検レンズに乱視があ
る場合は、前述と同じように領域45に乱視軸角度が表
示されるので、これに従ってレンズを回転して角度調整
を行い、印点作業を行う。以上、オ−トREADによる測定
の場合を説明したが、もちろんオ−トREADの選択の場合
でも、READスイッチ4を押すことによる測定値の記憶は
可能である。さらに、オ−トREADにより測定値が記憶さ
れた後に、READスイッチ4を押すと、その時の測定値が
記憶回路の記憶され、ホ−ルド表示された測定値表示部
41の値も更新される。以上の実施例は種々の変容が可
能であり、単焦点レンズのみならず、累進焦点レンズの
遠用部や近用部における屈折力を測定する場合にも応用
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定値の信頼性を判定し、その測定値を自動的に取り込
むことができるので、スイッチ操作の煩わしさがない。
測定値の信頼性を判定し、その測定値を自動的に取り込
むことができるので、スイッチ操作の煩わしさがない。
【図1】実施例のレンズメ−タの外観図である。
【図2】実施例のレンズメ−タの光学系及び制御系を説
明する図である。
明する図である。
【図3】測定モ−ドにおけるディスプレイ1の画面例を
示した図である。
示した図である。
【図4】乱視がある場合の軸角度調整作業におけるディ
スプレイ1の画面例を示した図である。
スプレイ1の画面例を示した図である。
1 ディスプレイ 2 スイッチ群 3 スイッチ表示 20 測定光源 26 イメ−ジセンサ 31 マイクロコンピュ−タ 40 レチクル 42 十字タ−ゲット
Claims (5)
- 【請求項1】 測定光束を被検レンズに投射し、被検レ
ンズを透過した測定光束を受光素子に受光する測定光学
系と、該受光素子による検出結果に基づいて被検レンズ
の光学特性を測定するレンズメ−タにおいて、前記測定
光学系を制御して連続して測定値を得る制御手段と、得
られた測定値に基づいて前記測定光学系の測定光軸に対
して所期する関係に被検レンズを導くアライメント手段
と、該アライメント手段によるアライメントが所定の基
準に達するとアライメント完了信号を発するアライメン
ト完了信号発生手段と、測定値が所定の変動許容範囲で
安定しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段
の判定結果と前記アライメント完了信号発生手段の信号
とに基づいて被検レンズの測定値を記憶する記憶手段
と、を有することを特徴とするレンズメ−タ。 - 【請求項2】 請求項1のアライメント手段の所期する
関係とは、被検レンズの光学中心または光学中心に対す
る所期する偏心位置であることを特徴とするレンズメ−
タ。 - 【請求項3】 請求項1の判定手段は、所定時間内の測
定値を判定対象とすることを特徴とするレンズメ−タ。 - 【請求項4】 請求項1の判定手段は、連続して得られ
た所定回数の測定値を判定対象とすることを特徴とする
レンズメ−タ。 - 【請求項5】 請求項1のレンズメ−タは、前記記憶手
段に記憶した測定値を表示する第1の表示手段を持ち、
さらに被検レンズを測定光軸の垂直平面で変化させたと
きに得られる乱視軸角度を表示する第2の表示手段を有
することを特徴とするレンズメ−タ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21266195A JPH0943100A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | レンズメ−タ |
US08/685,601 US5684576A (en) | 1995-07-27 | 1996-07-24 | Lens meter |
EP03075408A EP1308706B1 (en) | 1995-07-27 | 1996-07-25 | Lens meter |
DE69631308T DE69631308D1 (de) | 1995-07-27 | 1996-07-25 | Linsenmesser |
ES03075408T ES2298466T3 (es) | 1995-07-27 | 1996-07-25 | Medidor de lentes. |
EP96305464A EP0756166B2 (en) | 1995-07-27 | 1996-07-25 | Lens meter |
DE69637346T DE69637346T2 (de) | 1995-07-27 | 1996-07-25 | Linsenmessgerät |
US08/827,729 US5844671A (en) | 1995-07-27 | 1997-04-08 | Lens meter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21266195A JPH0943100A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | レンズメ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943100A true JPH0943100A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16626316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21266195A Pending JPH0943100A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | レンズメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0943100A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000186978A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-07-04 | Hoya Corp | 眼鏡レンズの評価方法及び評価装置 |
EP1793217A1 (en) * | 2005-12-01 | 2007-06-06 | Nidek Co., Ltd | Lens meter |
JP2008256395A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Nisca Corp | 画像読取装置用のレンズ検査方法及びレンズ検査装置 |
CN107228756A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-10-03 | 芜湖市奥尔特光电科技有限公司 | 一种方便使用的焦度计 |
CN107389314A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-11-24 | 芜湖市奥尔特光电科技有限公司 | 一种数显焦度计 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP21266195A patent/JPH0943100A/ja active Pending
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