JP3185940B2 - 屈折特性測定装置 - Google Patents
屈折特性測定装置Info
- Publication number
- JP3185940B2 JP3185940B2 JP04609592A JP4609592A JP3185940B2 JP 3185940 B2 JP3185940 B2 JP 3185940B2 JP 04609592 A JP04609592 A JP 04609592A JP 4609592 A JP4609592 A JP 4609592A JP 3185940 B2 JP3185940 B2 JP 3185940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- refraction
- measuring device
- measurement
- refraction characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
定装置、殊に累進多焦点レンズの屈折特性を測定する装
置に関するものである。
方視および近方視が可能となる多焦点レンズの需要が高
くなっている。殊に、累進レンズは単一レンズで遠方か
ら近方まで無段階に焦点を合わせることができる。累進
レンズは遠用部、累進帯、近用部、周辺部からなるが、
光学的に収差が大きく使用できない部分である周辺部を
できるだけ狭く、累進帯の広いレンズが一般的に装用し
やすいレンズといえる。これらのレンズの開発において
は、多くの試作を行い、その試作品に対する評価のため
に屈折力分布を測定する必要がある。従来においては、
レンズメ−タと呼ばれる装置により測定ポイントをかえ
ながら繰り返し測定することによって、被検レンズの屈
折力分布を得ていた。
ズメ−カごとに特徴があり、これらの各レンズに慣れる
には相当期間の慣れの期間を要する。あるメ−カのレン
ズから他のメ−カのレンズに変えた場合、人によっては
階段の昇降に支障が生じたり、頭痛がおきたりする。眼
鏡店ではこれらのレンズの屈折分布を測定する設備を有
していない。
屈折力分布を得る方法では、測定に時間と労力を必要と
していた。このため、製造したレンズの累進帯の特性ま
で十分な検査ができないという問題があった。また、眼
鏡には通常視界の妨げとならない位置に眼鏡の種類が記
されているが、それらの記入部は視界の妨げとならない
ように目立ちにくく、かつ消えやすいものである。従っ
て、レンズに記入されている種類を判読することは難し
い場合が多い。本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、
累進多焦点レンズの屈折特性を簡易に短時間に測定でき
る屈折特性測定装置を提供することにある。
置は、上記目的を達成するために以下の構成を有するこ
とを特徴としてしている。 (1) 被検レンズに測定光束を投射し、透過した測定
光束による光源または測定光学系中に配置したタ−ゲッ
トの像を検出して、被検レンズの屈折特性を測定する屈
折特性測定装置において、前記光源は屈折特性の算出に
必要な数の光源を1組として、実質的に多数組の光源を
光軸に垂直な平面に配置するとともに、各組の光源を使
用して検出された結果に基づいて被検レンズの特性を表
示する表示手段を設けたことを特徴としている。
て、同一の乱視度数を結んで得られる等アス線または同
一の屈折度数を結んで得られる等度線を形成する処理手
段を設けたことを特徴としている。
て、各種のレンズの等アス線または等度線を予め記憶す
る記憶手段を設けるとともに、上記処理手段により得ら
れた等アス線または等度線とを比較して、被検レンズと
最も近い種類のレンズを選択する選択手段を設けたこと
を特徴としている。
タ−ゲットを有する屈折特性測定装置において、被検レ
ンズの中心近傍の光源を点灯して屈折度数を算出し、算
出された屈折度数に相当する位置にタ−ゲットを移動す
る移動手段を有し、タ−ゲットを前記位置に移動した後
にタ−ゲットを固定して測定することを特徴としてい
る。
を示す図である。1は多数のLEDがマトリックス状に
配置された測定用光源であり、コンデンサレンズ2の焦
点付近に、光軸に対し垂直な平面上に配置されている。
LEDは必ずしも固定的に配置される必要は無く、平面
上を移動することによって必要とされるLEDの数を確
保しても良い。
ゲット板、4は測定用タ−ゲット板3がその焦点位置に
なるように配置されたコリメ−ティングレンズである。
5は被検レンズ6の載置台、7は結像レンズである。8
はビ−ムスプリッタ、9は光軸に対し、直交するX軸方
向とY軸方向に配置された2つのリニアセンサである。
測定用光源1とレンズ載置台5の先端付近、タ−ゲット
板3とリニアセンサ9の受光面とはそれぞれ共役な関係
となるように配置されている。測定用タ−ゲット板3の
像は、コリメ−ティングレンズ4、被検レンズ6、結像
レンズ7を介して、2つのリニアセンサ9上にそれぞれ
結像する。
る。10はスイッチであり、測定モ−ドを選択するモ−
ド選択スイッチ等各種のスイッチからなる。モ−ド選択
スイッチにより測定モ−ドを通常測定モ−ドと累進分布
測定モ−ドに切換えることができる。通常測定モ−ドで
は眼鏡店に配置されているいわゆるレンズメ−タと同様
な動作をする。
−タ11からの指示によりLEDドライバ12が作動
し、所定の順序により測定用光源のLEDの1つが順次
点灯する。本実施例では予め定められた中心部にある同
一円周上の4個のLEDを点灯した後、他のLEDを点
灯する。LEDは1個ずつ順次点灯しても良いし、リニ
アセンサ9上でタ−ゲット像が重ならない位置のLED
(例えば、中心部のLEDと周辺部のように)を同時に
点灯しても良い。なお、本実施例では像の検出素子とし
て一次元のリニアセンサを、測定用タ−ゲットとして直
交スリットを使用している関係で、同時点灯できる個数
には大きな制約があるが、像の検出素子として二次元セ
ンサを使用し、測定用タ−ゲットとして点状の指標を使
用すれば、その個数を増大できる(また像分離プリズム
等を使用しても良い)。
ゲット像の位置情報はアンプ13で増幅される。増幅さ
れた信号はA/D変換回路14によりデジタル信号に変
換された後、マイクロコンピュ−タ11に入力される。
また、増幅された信号はエッヂ検出回路15に入り、信
号の波形からエッヂの位置が検出され、マイクロコンピ
ュ−タ11に入力される。
モ−タ17を駆動して、像のボケを小さくするように測
定用タ−ゲット板3を移動させる。本実施例では被検レ
ンズのほぼ幾何中心(ほぼ累進帯)の屈折度数(予め定
められた中心部にある同一円周上の4個のLEDの点灯
により算出した屈折度数)を検出後、屈折度数に相当す
る位置に移動し、測定用タ−ゲット板3を移動させる。
測定用タ−ゲット板3の位置はリニアセンサ18により
検出され、その信号はアンプ19で増幅された後、エッ
ヂ検出回路20によりエッヂの位置が検出され、マイク
ロコンピュ−タ11に入力される。幾何中心測定による
測定用タ−ゲット板3の移動後は、測定用タ−ゲット板
3の位置を固定させて、測定する。
タ−ゲット像の位置はマイクロコンピュ−タ11に取り
込まれる。マイクロコンピュ−タ11は所定の同一円周
上のLEDによる投影像の位置と測定用タ−ゲット板3
の位置から被検レンズの各位置における屈折力を算出す
る。21はディスプレイドライバで、被検レンズの各位
置の屈折力から求められた乱視度数(または屈折度数)
を結んで得られる等アス線(または等度線)をCRTデ
ィスプレイ22上に形成する。また、ディスプレイドラ
イバ21は通常測定モ−ドにおけるアライメントマ−
ク、位置合わせ用タ−ゲットを表示する。
は予め各種のレンズの等アス線(または等度線)の特徴
を記憶しており、記憶している等アス線(または等度
線)の特徴と被検レンズの測定デ−タを比較して、被検
レンズに近似する累進レンズの種類を選択し、ディスプ
レイドライバ21を介してCRTディスプレイ22上に
これを表示する。以上の実施例は種々の変形が可能であ
ることは当業者に明らかであり、これらの変形例も本発
明と技術思想を同一にする限り、本発明に含まれる。
となく、多数の位置の屈折力を短時間に簡単に測定でき
る。しかも、屈折力の分布からレンズの等アス線図等の
屈折特性を自動的に表示することができる。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 被検レンズに測定光束を投射し、透過し
た測定光束による光源または測定光学系中に配置したタ
−ゲットの像を検出して、被検レンズの屈折特性を測定
する屈折特性測定装置において、前記光源は屈折特性の
算出に必要な数の光源を1組として、実質的に多数組の
光源を光軸に垂直な平面に配置するとともに、各組の光
源を使用して検出された結果に基づいて被検レンズの特
性を表示する表示手段を設けたことを特徴とする屈折特
性測定装置。 - 【請求項2】 請求項1の屈折特性測定装置において、
同一の乱視度数を結んで得られる等アス線または同一の
屈折度数を結んで得られる等度線を形成する処理手段を
設けたことを特徴とする屈折特性測定装置。 - 【請求項3】 請求項2の屈折特性測定装置において、
各種のレンズの等アス線または等度線を予め記憶する記
憶手段を設けるとともに、上記処理手段により得られた
等アス線または等度線とを比較して、被検レンズと最も
近い種類のレンズを選択する選択手段を設けたことを特
徴とする屈折特性測定装置。 - 【請求項4】 請求項1の測定光学系中に配置したタ−
ゲットを有する屈折特性測定装置において、被検レンズ
の中心近傍の光源を点灯して屈折度数を算出し、算出さ
れた屈折度数に相当する位置にタ−ゲットを移動する移
動手段を有し、タ−ゲットを前記位置に移動した後にタ
−ゲットを固定して測定することを特徴とする屈折特性
測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04609592A JP3185940B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 屈折特性測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04609592A JP3185940B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 屈折特性測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102138A JPH06102138A (ja) | 1994-04-15 |
JP3185940B2 true JP3185940B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=12737433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04609592A Expired - Lifetime JP3185940B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 屈折特性測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185940B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107588714A (zh) * | 2017-08-23 | 2018-01-16 | 华电电力科学研究院 | 一种新型汽轮机汽缸洼窝测量装置及其测量方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP04609592A patent/JP3185940B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102138A (ja) | 1994-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2942596B2 (ja) | 自動レンズメーター | |
AU2008215164B2 (en) | Characterization of optical systems | |
KR930022065A (ko) | 자동 렌조메터 | |
JP5362159B2 (ja) | レンズメータ | |
JP3055836B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP2004530138A (ja) | 心出し駆動ピンを自動的に位置決めする装置を備えた眼鏡レンズの特性を自動的に決定する装置 | |
JP3730831B2 (ja) | 収差測定装置及び調整装置 | |
JP2003057149A (ja) | レンズメータ | |
JP3685886B2 (ja) | レンズメーター | |
JP3185940B2 (ja) | 屈折特性測定装置 | |
WO2021132101A1 (ja) | 眼鏡レンズ測定装置及び眼鏡レンズ測定プログラム | |
JP2002292547A (ja) | カップ取付け装置 | |
JP2542754B2 (ja) | 集積回路の電界測定用プロ―ブ位置決め方法および位置決め装置 | |
JP2006292650A (ja) | レンズメータ | |
JPH0626834A (ja) | 曲率半径測定方法および装置 | |
JP3387702B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JPH0943100A (ja) | レンズメ−タ | |
JP7552016B2 (ja) | 眼鏡レンズ測定装置 | |
JP3429109B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JP3396676B2 (ja) | レンズメ−タ | |
JPH11211616A (ja) | レンズ特定装置 | |
JP3011742B2 (ja) | 自動レンズメーター | |
JPH07294379A (ja) | レンズメ−タ | |
JPH06347732A (ja) | レンズメータ | |
JP2021105573A (ja) | 眼鏡レンズ測定装置及び眼鏡レンズ測定プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |