JP2542754B2 - 集積回路の電界測定用プロ―ブ位置決め方法および位置決め装置 - Google Patents

集積回路の電界測定用プロ―ブ位置決め方法および位置決め装置

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JP2542754B2 JP3195486A JP19548691A JP2542754B2 JP 2542754 B2 JP2542754 B2 JP 2542754B2 JP 3195486 A JP3195486 A JP 3195486A JP 19548691 A JP19548691 A JP 19548691A JP 2542754 B2 JP2542754 B2 JP 2542754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気光学効果を利用し
た電気信号波形測定法を集積回路に適用する場合に有用
な、電界測定用プローブの位置決め方法、及びこの方法
を実現するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】結晶に結合した電界量に応じて結晶の屈
折率が変化する電気光学結晶を電界中に置いた場合、こ
の結晶にレーザ光を当てると、結晶中を透過したレーザ
光の偏光が結晶にかかる電界強度に応じて変化するの
で、透過レーザ光の偏光変化から電界を測定することが
できる。
【0003】この電界測定技術を利用し、電気光学結晶
を集積回路測定用に微小形状に加工してプローブとし、
このプローブ(いわゆるEO(ElectroOptic)プロー
ブ)を被測定回路の任意の点に近づけてこのプローブに
レーザ光を照射し、集積回路からの漏れ電界を測定する
ことにより集積回路中の任意の場所での電気信号波形を
測定することが行われている。
【0004】上述の集積回路における電気信号波形測定
法では、プローブと被測定回路との間隔によって、電気
光学結晶と電界との結合量が変化し、従ってS/N(信
号対雑音比)が変化する。
【0005】S/Nを向上させるためにはプローブを被
測定回路に可能な限り近づける必要があるが、従来は、
プローブと被測定回路との間隔を特別に規定せず、単に
信号が検出できるまで近づけた測定、あるいはプローブ
と被測定回路を接触させた測定が行われていた。これ
は、プローブと被測定回路との間隔を高精度に決定でき
るプローブ位置決め技術がなかったからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の集積回路の
電気信号波形測定法では、プローブと被測定回路との間
隔を精度良く位置決めしなければ、同一測定点であって
もプローブを再度位置決めする後に検出される信号強度
がばらつき、いわゆる再現性が悪くなるため、同一被測
定回路内での波形比較、あるいは異なる被測定回路間で
の波形比較が困難である。
【0007】そのため、特に高精度測定が要求される回
路性能評価には適していない。
【0008】また、プローブを被測定回路に接触させた
場合、接触点にトランジスタ等の能動素子が存在する
と、これらを損傷させて回路性能を低下させる可能性が
ある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題点を解消
して再現性の良い電気信号波形測定を可能とするため、
被測定回路の性能に影響を与えずに、プローブと被測定
回路との間隔を非接触で容易かつ高精度に決定すること
ができるプローブ位置決め方法およびプローブ位置決め
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による集積回路の
電界測定用プローブ位置決め方法の構成は、結晶にかか
る電界強度に応じ結晶の屈折率が変化する電気光学結晶
を電界中に置き、該結晶にレーザ光を当て、該結晶を透
過したレーザ光の偏光状態の変化から電界強度を測定す
る方法を利用し、集積回路の電界測定用に加工された電
気光学結晶であるプローブを被測定集積回路に近接させ
て電気信号波形を測定する際に、(1)プローブと被測
定集積回路の適宜な面が光学系の焦点と一致する位置を
検出し、(2)検出した位置を基準に、プローブと被測
定集積回路との間隔を離すこと、を特徴とするものであ
る。
【0011】また、本発明による集積回路の電界測定用
プローブ位置決め装置の構成は、結晶にかかる電界強度
に応じ結晶の屈折率が変化する電気光学結晶を電界中に
置き、該結晶にレーザ光を当て、該結晶を透過したレー
ザ光の偏光状態の変化から電界強度を測定する方法を利
用し、集積回路の電界測定用に加工された電気光学結晶
であるプローブを被測定集積回路に近接させて電気信号
波形を測定するためのプローブ位置決め装置において、
(1)プローブと被測定集積回路の適宜な面が光学系の
焦点と一致する位置を検出する位置検出手段と、(2)
この位置検出手段が検出した位置を基準に、所望の量だ
けプローブと被測定集積回路とを離間させる移動手段
と、を具備することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】プローブと被測定集積回路の適宜な面が光学系
の焦点と一致する位置を検出し、この検出した位置を基
準にして両者を所望の量だけ離間させる。これにより、
プローブと被測定集積回路との間隔を非接触で容易に且
つ精度良く決定できる。従って、繰り返しプローブの位
置決めによる測定のばらつきが抑えられ、再現性の良い
高精度な電気信号波形測定が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を実施例ととも
に詳細に説明する。
【0014】〔プローブ位置決め方法の実施例〕図1は
本発明による非接触なプローブ位置決め方法を示す。図
1中の符号で、1は電気光学結晶によるプローブ、4は
被測定集積回路(以下、被測定回路と称す)、6は対物
レンズ、20は光学系の焦点、21は被測定回路4の設
置台、22は照明光である。本例では、図2に示すよう
に、プローブ1の下面Aと被測定回路4の上面Bとを、
光学系の焦点20に合わせる場合について説明する。
【0015】はじめに、図1(a)に示すように、被測
定回路4を光学系の焦点20から下方に退避させた状態
で、プローブ1を移動させてプローブ下面Aが光学系焦
点20となる位置を検出する。プローブ1には電気光学
結晶による透光性のプローブを用いているが、その下面
Aの周辺のエッジなど、或る程度照明光22を反射する
部分があれば、焦点合わせ(フォーカシング)は可能で
ある。
【0016】次に、図1(b)に示すように、プローブ
1を光学系の焦点20から上方に退避させ、この状態で
被測定回路4を移動させてその上面Bが光学系焦点20
となる位置を検出する。
【0017】最後に、既にプローブ1の下面Aが光学系
焦点20となる位置が判かっているので、プローブ1を
所望の間隔まで移動してプローブ1と被測定回路4との
間隔を決め、プローブ1の位置決めを行う。
【0018】或いは、上述の順序とは逆に、まず図1
(b)のようにプローブ1を退避させた状態で被測定回
路上面Bが光学系焦点20となる位置を検出し、次に図
1(a)のように被測定回路4を退避させた状態でプロ
ーブ下面Aが光学系焦点20となる位置を検出し、最後
に被測定回路4を所望の間隔まで移動してプローブ1と
の間隔を決めることにより、プローブ1の位置決めする
ようにしても良い。
【0019】次に、図3〜図6に基づいて、プローブ位
置決め装置の実施例と、この装置を用いたプローブ位置
決め方法を説明する。但し、以下の実施例では図2に示
したプローブ下面Aと被測定回路上面Bを光学系焦点に
合わせる場合について説明する。
【0020】〔実施例1〕図3に、本発明の第1実施例
に係る集積回路の電界測定用プローブ位置決め装置の構
成を示す。この実施例のプローブ位置決め装置では画像
処理装置11を用いて焦点位置を検出する。以下、同実
施例装置の構成と、この装置を用いたプローブ位置決め
方法を説明する。
【0021】図3において、1は電界測定用プローブ、
2はプローブ1を保持・固定するプローブホルダ、3は
プローブホルダ2をアームを介して高精度に上下微動で
きる第一上下微動機構、4は被測定回路(集積回路)、
5は被測定回路4を載置して高精度に上下微動できる第
二上下微動機構、6は対物レンズ、7は照明光22を光
学系に導くためのダイクロイックミラーまたはハーフミ
ラー、8は照明光源、9は照明光源8からの照明光を平
行光にするためのコリメートレンズ、10はカメラ、1
1は画像処理装置である。プローブ1は、結晶にかかる
電界強度に応じて結晶の屈折率が変化する電気光学結晶
を集積回路測定用に微小形状に加工したものである。こ
のプローブ1を第一上下微動機構3にセットしたプロー
ブホルダ2に固定し、その下方に第二上下微動機構5に
セットした被測定回路4を配置し、更に、プローブホル
ダ2の上方にカメラ10を配置してプローブ1を撮影で
きるようにしてある。このカメラ10の出力を画像処理
装置11に入力し、焦点位置検出を行うようにしてあ
る。
【0022】プローブ位置決めの手順として、図3にお
いて、はじめに第二上下微動機構5により被測定回路4
を光学系の焦点から下方へ退避させた状態で、第一上下
微動機構3によりプローブ1を移動してプローブ1の下
面Aが光学系の焦点となる位置を画像処理装置11で検
出し、その位置を憶えておく。この時、カメラ10を通
してプローブ下面Aを撮影し、その画像出力を画像処理
装置11に取り込み、隣り合う画素データ間の輝度の差
分を適当な領域で処理する。即ち、焦点から離れると画
像がぼけるので、隣り合う画素データ間の輝度差は小さ
くなり、逆に焦点に近づくと画像が鮮明になり隣り合う
画素データ間の輝度差が増す。これを利用して画像処理
装置11がプローブ下面Aの焦点となる位置を検出す
る。
【0023】次に、第一上下微動機構3によりプローブ
1を光学系の焦点より上方に退避させ、この退避状態で
第二上下微動機構5により被測定回路4を移動し、被測
定回路4の上面Bが光学系の焦点となる位置を、前述と
同様にカメラ10を通して撮影した被測定回路下面Bの
画像を画像処理装置11に取り込んで隣り合う画素デー
タ間の輝度の差分を適当な領域で処理することにより検
出し、その時点で第二上下微動機構5を停止する。
【0024】最後に、既にプローブ1の下面Aが光学系
の焦点となる位置が判っているので、第一上下微動機構
3によりプローブ1を所望の間隔まで下降させて停め、
プローブ1と被測定回路4との間隔を決め、プローブ1
の位置決めを行う。
【0025】〔実施例2〕図4に、本発明の第2実施例
に係る集積回路の電界測定用プローブ位置決め装置の構
成を示す。この実施例のプローブ位置決め装置では共焦
点光学系を用いて焦点位置を検出する。以下、同実施例
装置の構成と、この装置を用いたプローブ位置決め方法
を説明する。
【0026】図4において、1は電界測定用プローブ、
2はプローブ1を保持・固定するプローブホルダ、3は
プローブホルダ2をアームを介して高精度に上下微動で
きる第一上下微動機構、4は被測定回路(集積回路)、
5は被測定回路4を載置して高精度に上下微動できる第
二上下微動機構、6は対物レンズ、7は照明光22を光
学系に導くためのダイクロイックミラーまたはハーフミ
ラー、8は照明光源、12は照明光22の通過を制限す
るピンホール、13は光検出器、14は強度計である。
プローブ1は、結晶にかかる電界強度に応じて結晶の屈
折率が変化する電気光学結晶を集積回路測定用に微小形
状に加工したものである。このプローブ1を第一上下微
動機構3にセットしたプローブホルダ2に固定し、その
下方に第二上下微動機構5にセットした被測定回路4を
配置し、更に、プローブホルダ2の上方にピンホール1
2を配置し、照明光源8とピンホール12が対物レンズ
6に対して共焦点となるように光学系をセットする。光
検出器13はピンホール12の上方に配置し、その出力
を強度計14に入力して焦点位置の検出を行う。
【0027】プローブ位置決めの手順として、図4にお
いて、はじめに第二上下微動機構5により被測定回路4
を光学系の焦点から下方へ退避させた状態で、第一上下
微動機構3によりプローブ1を移動してプローブ1の下
面Aが光学系の焦点となる位置を検出し、その位置を憶
えておく。ここで焦点合わせは次のように行う。
【0028】照明光源8とピンホール12が対物レンズ
6に対して共焦点の位置にあるため、プローブ1の下面
Aが焦点から遠ざかるとピンホール12での照明光が広
がり、照明光の一部がピンホール12で遮断される。逆
に、プローブ下面Aが焦点に近づくと、ピンホール12
での照明光が次第に絞られるため、ピンホール12を通
過する照明光が増す。以上のことから、適当な穴のピン
ホール12を用いることにより、ピンホール12の後に
配置した光検出器13に到達する光量を強度計14でモ
ニタすることで高精度に焦点を検出できる。
【0029】次に、第一上下微動機構3によりプローブ
1を光学系の焦点より上方に退避させ、この退避状態で
第二上下微動機構5により被測定回路4を移動し、被測
定回路4の上面Bが光学系の焦点となる位置を、前述と
同様にピンホール12,光検出器13及び強度計14で
高精度に検出し、その時点で第二上下微動機構5を停止
する。
【0030】最後に、既にプローブ1の下面Aが光学系
の焦点となる位置が判っているので、第一上下微動機構
3によりプローブ1を所望の間隔まで下降させて停め、
プローブ1と被測定回路4との間隔を決め、プローブ1
の位置決めを行う。
【0031】〔実施例3〕図5に、本発明の第3実施例
に係る集積回路の電界測定用プローブ位置決め装置の構
成を示す。この実施例のプローブ位置決め装置では非点
収差法により焦点位置を検出する。以下、同実施例装置
の構成と、この装置を用いたプローブ位置決め方法を説
明する。
【0032】図5において、1は電界測定用プローブ、
2はプローブ1を保持・固定するプローブホルダ、3は
プローブホルダ2をアームを介して高精度に上下微動で
きる第一上下微動機構、4は被測定回路(集積回路)、
5は被測定回路4を載置して高精度に上下微動できる第
二上下微動機構、6は対物レンズ、7は照明光22を光
学系に導くためのダイクロイックミラーまたはハーフミ
ラー、8は照明光源、9は照明光源8からの照明光を平
行光にするためのコリメートレンズ、15は集光レン
ズ、16はシリンドリカルレンズ、17は分割型光検出
器、18は差動計測器である。プローブ1は、結晶にか
かる電界強度に応じて結晶の屈折率が変化する電気光学
結晶を集積回路測定用に微小形状に加工したものであ
る。このプローブ1を第一上下微動機構3にセットした
プローブホルダ2に固定し、その下方に第二上下微動機
構5にセットした被測定回路4を配置し、更に、プロー
ブホルダ2の上方に集光レンズ15とシリンドリカルレ
ンズ16を配置し、これらのレンズ15,16により照
明光を分割型光検出器17に集光できるようにしてあ
る。そして、この分割型光検出器17の出力を差動計測
器18に入力し、焦点位置検出を行うようにしてある。
【0033】プローブ位置決めの手順として、図5にお
いて、はじめに第二上下微動機構5により被測定回路4
を光学系の焦点から下方へ退避させた状態で、第一上下
微動機構3によりプローブ1を移動してプローブ1の下
面Aが光学系の焦点となる位置を検出し、その位置を憶
えておく。ここで、焦点合わせは次のようにして行う。
【0034】プローブ1の下面Aが焦点に一致する状態
で、シリンドリカルレンズ16を透過した照明光が分割
型光検出器17上で図6(a)に示すように円23にな
り、分割型光検出器17の各検出器(A),(B),
(C),(D)に対して均等に光が分配されるように調
整しておく。この状態で分割型光検出器17の(A)と
(D)、(B)と(C)の出力を差動計測器18で測定
すると差分信号はゼロとなる。そして、プローブ下面A
が焦点からはずれると、シリンドリカルレンズ16は特
定の方向しか倍率がないので、シリンドリカルレンズ1
6を透過した照明光は楕円になり、シリンドリカルレン
ズ16に対して分割型光検出器17を適当な角度に配置
することにより、図6(b)に示すような状態で楕円2
4A,24Bとなって分割型光検出器17に当る。この
とき、2つの光検出器(A)と(D)に到達する光量
と、他の2つの光検出器(B)と(C)に到達する光量
とが異なる。以上のことから、焦点から離れると差分信
号が大きくなるので、差分信号を差動計測器18でモニ
タすることにより高精度に焦点位置を検出できる。
【0035】次に、第一上下微動機構3によりプローブ
1を光学系の焦点より上方に退避させ、この退避状態で
第二上下微動機構5により被測定回路4を移動し、被測
定回路4の上面Bが光学系の焦点となる位置を、前述と
同様に集光レンズ15、シリンドリカルレンズ16、分
割型光検出器17及び差動計測器18を用いて高精度に
検出し、その時点で第二上下微動機構5を停止する。
【0036】最後に、既にプローブ1の下面Aが光学系
の焦点となる位置が判っているので、第一上下微動機構
3によりプローブ1を所望の間隔まで下降させて停め、
プローブ1と被測定回路4との間隔を決め、プローブ1
の位置決めを行う。
【0037】以上説明した実施例はひとつの例示であ
り、プローブ1あるいは被測定回路4に対して対物レン
ズ6の焦点を合わせるために、他の如何なる手段を用い
ても本発明のプローブ位置決め方法及び装置を適用でき
得ることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、回路性能に影響を与え
ることなく、プローブと被測定回路との間隔を非接触で
高精度に定めることができる。その結果、プローブの繰
り返し位置決めに伴う検出信号強度のばらつきが低減
し、再現性の良い高精度な電気信号波形測定ができ、同
一被測定回路内での波形比較、あるいは他の被測定回路
間での波形比較を高精度に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触プローブ位置決め方法を説明す
る図。
【図2】プローブと被測定回路の焦点合わせに用いる面
の例を示す図。
【図3】画像処理装置を用いたプローブ位置決め装置例
を示す図。
【図4】共焦点光学系を用いたプローブ位置決め装置例
を示す図。
【図5】非点収差法を用いたプローブ位置決め装置例を
示す図。
【図6】非点収差法による焦点検出を説明する図。
【符号の説明】
1 プローブ 2 プローブホルダ 3 第一上下微動機構 4 被測定回路 5 第二上下微動機構 6 対物レンズ 7 ダイクロイックミラーまたはハーフミラー 8 照明光源 9 コリメートレンズ 10 カメラ 11 画像処理装置 12 ピンホール 13 光検出器 14 強度計 15 集光レンズ 16 シリンドリカルレンズ 17 分割型光検出器 18 差動計測器 20 焦点 21 設置台 22 照明光 A プローブ下面 B 被測定回路上面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶にかかる電界強度に応じ結晶の屈折
    率が変化する電気光学結晶を電界中に置き、該結晶にレ
    ーザ光を当て、該結晶を透過したレーザ光の偏光状態の
    変化から電界強度を測定する方法を利用し、集積回路の
    電界測定用に加工された電気光学結晶であるプローブを
    被測定集積回路に近接させて電気信号波形を測定する際
    に、 (1)プローブと被測定集積回路の適宜な面が光学系の
    焦点と一致する位置を検出し、 (2)検出した位置を基準に、プローブと被測定集積回
    路との間隔を離すこと、を特徴とする集積回路の電界測
    定用プローブの位置決め方法。
  2. 【請求項2】 結晶にかかる電界強度に応じ結晶の屈折
    率が変化する電気光学結晶を電界中に置き、該結晶にレ
    ーザ光を当て、該結晶を透過したレーザ光の偏光状態の
    変化から電界強度を測定する方法を利用し、集積回路の
    電界測定用に加工された電気光学結晶であるプローブを
    被測定集積回路に近接させて電気信号波形を測定するた
    めのプローブ位置決め装置において、 (1)プローブと被測定集積回路の適宜な面が光学系の
    焦点と一致する位置を検出する位置検出手段と、 (2)この位置検出手段が検出した位置を基準に、所望
    の量だけプローブと被測定集積回路とを離間させる移動
    手段と、を具備することを特徴とする集積回路の電界測
    定用プローブ位置決め装置。
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