JPH02272514A - 光切断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合わせ方法 - Google Patents

光切断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合わせ方法

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JPH02272514A
JPH02272514A JP9475289A JP9475289A JPH02272514A JP H02272514 A JPH02272514 A JP H02272514A JP 9475289 A JP9475289 A JP 9475289A JP 9475289 A JP9475289 A JP 9475289A JP H02272514 A JPH02272514 A JP H02272514A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光切断顕微鏡装置、特に被測定対象の観測に先立つ、入
射側光学手段の焦点と反射側光学手段の焦点とを位置合
わせする装置に関し、 該光学手段の位置合わせについて、観測者の判断基準に
左右されることなく、物理的電気的な数値に基づいてそ
れを判断し、短時間でしかも再現性良く両光学事段の焦
点位置合わせをすることを目的とし、 第1の装置を測定光を発生する第1の光源と、前記測定
光を被測定対象に照射する第1の光学手段と、前記被測
定対象を設置する試ギ′−1台と、前記被測定対象から
の第1の反射光を取り込む第2の光学手段と、前記第1
の反射光を検出する第1の光検出手段とを具備し、前記
被測定対象の光切断画像を取得する光切断顕微鏡装置に
おいて、前記第1.第2の光学手段の焦点位置決めをす
る焦点位置決め手段と、前記焦点位置決め手段に照射す
る位置決め用の光を発生する第2の光源と、前記焦点位
置決め手段からの第2の反射光を検出する第2の光検出
手段とを設けていることを含み構成し、 第2の装置を測定光を発生する第1の光源と、前記測定
光を被測定対象に照射する第1の光学手段と、前記被測
定対象を設置する試料台と、前記被測定対象からの第1
の反射光を取り込む第2の光学手段と、前記第1の発射
光を検出する光学検出手段とを具備し、前記被測定対象
の光切断画像を取得する光切断i!Ji微鏡装置におい
て、前記第1゜第2の光学手段の焦点位置決めをする焦
点位置決め手段と、前記焦点位置決め手段に照射する位
置決め用の光を発生する第2の光源とを設けていること
を含み構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は、光切断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合
わせ方法に関するものであり、更に詳しく言えば被測定
対象の観測に先立ち、入射側光学手段の焦点と反射側光
学手段の焦点とを位置合わせするための装置とその方法
に関するものである。
近年、半導体装置の配線パターン等の微細形状測定やそ
の検査に、線状レーザー光を測定光とする光切断顕微鏡
が用いられている。
この光切断顕微鏡の観測に先立つ入射側対物レンズの(
、B点と、反射側の対物レンズの焦点との位置合わせは
、観測者の技能に依存されている。
このため、位置合わせ精度が劣る。そこで、高精度の位
置合わせをすることができる装置とその方法が要求され
ている。
[従来の技術] 第11.12図は、従来例に係る説明図である。
第11図は、従来例の光切断顕微鏡装置に係る構成図を
示している。
図において、光切断顕微鏡装置はレーザー光発生源1.
ミラー2a、2b、 スラント3.入射側対物レンズ4
1反射側対物レンズ5.カメラ6結像レンズ7、ステー
ジ8から成る。
その装置機能は、まず、レーザー光発生源Iからミラー
2aにレーザー光2が照射変向され、該レーザー光2が
スリット3により線状(光切断線)レーザー光にされる
。次いで、線状レーザー光が入射側対物レンズ4を介し
て、ステージ8に載置した被測定対象に照射される。次
に被測定対象からの反射光が反射側対物レンズ5により
取り込まれ、該反射光がミラー2bにより変向されて、
それが結像レンズ7を介して、カメラ6に入射される。
これにより、半導体装置の配線パターン等の光切断画像
を取得して被測定対象の微細形状測定やその検査等が行
われるものである。
第12図(a)〜(c)は、従来例に係る光学手段の焦
点位置合わせ方法の経過説明図である。
図において、まず、当該光切断顕微鏡装置の観測に先立
って、入射側対物レンズ4と反射側対物レンズ5の焦点
位置合わせをする場合、焦点位置Aが試料表面に対して
、何らかの原因で反射側対物レンズ5に偏倚していると
仮定する(同図(a))。
次に、スリット3を取り外した状態でレーザー光eを試
料面に照射し、観測者は入射側対物レンズ4や反射側対
物レンズ5を光軸に沿って移動操作する。この際に、カ
メラ6に取得される画像が鮮明になることや、試料表面
に現れる光スボントを確認することによって焦点位置合
わせを行なうことがある。しかし、反射対物レンズ5に
比べて入射側対物レンズ4を大きく移動したため、焦点
位置Bが試料表面に対して入射側対物レンズ4の方に偏
倚している(同図(b))。
次いで、入射側対物レンズ4と反射側対物レンズ5とを
光軸に沿って観測者が移動操作を繰り返した結果、試料
表面の焦点位置Cにおいて、レーザー光lが集光して重
なり合い、両対物レンズ4゜5の焦点位置合わせが完了
する(同図(C))。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第12図(c)において、試料表面の焦点位
WCにレーザー光が集光したか、否かは、観測者の勘等
により判断していた。
このため、次のような問題を生ずる。
■ 観測者により両対物レンズの焦点の一敗、不一致の
判断基準は、その個人差等により異なり、これが焦点位
置合わせ精度にバラツキを招来する。
■ 焦点位置合わせに長く時間を要する。
■ 焦点位置合わせの再現性が悪い。
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたもの
であり、光学手段の位置合わせについて、観測者の判断
基準に左右されることなく、物理的電気的な数値情報に
基づいてそれを判断し、短時間で、しかも再現性良く両
光学手段の焦点位置合わせをすることを可能とする光切
断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合わせ方法の提供
を目的とする。
〔課題を解決するための手段] 第1及び2図は、本発明の光切断顕微鏡装置に係る原理
図を示している。
その第1の装置は、測定光L1を発生する第1の光tX
11と、前記測定光L1を被測定対象19に照射する第
1の光学手段12と、前記被測定対象19を設置する試
料台13と、前記被測定対象19からの第1の反射光L
2を取り込む第2の光学手段14と、前記第1の反射光
L2を検出する第1の光検出手段15とを具備し、前記
被測定対象19の光切断画像を取得する光切断顕微鏡装
置において、前記第1.第2の光学手段12.14の焦
点位置決めをする焦点位置決め手段16と、前記焦点位
置決め手段16に照射する位置決め用の光11を発生す
る第2の光tA17と、前記焦点位置決め手段16から
の第2の反射光22を検出する第2の光検出手段1日と
を設けていることを特(牧とし、 その第2の装置は、測定光L3を発生する第1の光tA
21と、前記測定光L3を被測定対象29に照射する第
1の光学手段22と、前記被測定対象29を設置する試
料台23と、前記被測定対象29からの第1の反射光L
4を取り込む第2の光学手段24と、前記第1の発射光
L4を検出する光学検出手段25とを具備し、前記被測
定対象29の光切断画像を取得する光切断顕微鏡装置に
おいて、前記第1.第2の光学手段22.24の焦点位
置決めをする焦点位置決め手段26と、前記焦点位置決
め手段26に照射する位置決め用の光!3を発生する第
2の光源27とを設けていることを特徴とし、 その方法は、第1.第2の装置において、焦点位置決め
手段に、第1又は第2の光学手段を通して、測定光又は
位置合わせ用の光を照射し、前記焦点位置決め手段から
の第1又は第2の反射光の光強度が最大となるように一
方の光学手段を光軸に沿って移動し、前記光強度が最大
となる位置に前記光学手段を固定し、前記固定した光学
手段に他方の光学手段を位置合わせすることを特徴とし
、上記目的を達成する。
〔作用〕
本発明の第1の装置によれば、焦点位置決め手段16、
位置決め用の光flを発生する第2の光[17及び第2
の反射光22の光強度を検出する第2の光検出手段1日
が設けられている。
このため、第2の光源17から第2の光学手段14を通
して位置合わせ用の光!■が焦点位置決め手段16に照
射されると、該焦点位置決め手段16からの第2の反射
光12が第1の光学手段12を通して、第2の光検出手
段1Bに取り込まれる。この第2の反射光i2の光強度
を第2の光検出手段18により検出することによって、
第1の光学手段12の焦点と焦点位置決め手段16との
一致の判断について、電気的物理的な数値情報に基づい
て行うことが可能となる。
これにより、従来のような観測者の勘等に依存されない
高精度の焦点位置合わせをすることが可能となる。
さらに、本発明の第2の装置によれば、焦点位置決め手
段26及び位置決め用の光13を発生する第2の光源2
7が設けられている。
このため、第2の光源27から第1の光学手段22を通
して、位置合わせ用の光f!、3が焦点位置決め手段2
6に照射されると、該焦点位置決め手段26からの第2
の反射光24が第2の光学手段24を通して、光検出手
段25に取り込まれる。
この第2の反射光24の光強度を第1の装置と同様に光
検出手段25により検出することによって、第2の光学
手段24の焦点と焦点位置決め手段26との一致の判断
について、電気的物理的な数値情報に基づいて行うこと
が可能となる。
これにより、第1の装置の光検出手段が2つ要するのに
対して、第2の装置ではそれを1つに省略しても、第1
の装置と同様に、高精度の焦点位置合わせをすることが
可能となる。
また、本発明の方法によれば、いずれか一方の光学手段
を光軸に沿って移動し、第1又は第2の反射光の光強度
が最大となる位置に、該光学手段が固定される。
このため、第1又は第2の反射光の光強度が最大となる
位置、すなわち、該光学手段の焦点と焦点位置決め手段
とが一致した状態に、他方の光学手段の焦点を一致させ
ることが可能となる。
これにより、従来に比べて短時間に、かつ再現性良く両
光学手段の焦点位置合わせを行うことが可能となる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例について説明をす
る。
第3〜10図は、本発明の実施例に係る光切断顕微鏡装
置及びその光学手段の位置合わせ方法を説明する図であ
る。
(i)本発明の第1の実施例の説明 第3図は、本発明の第1の実施例の光切断顕微鏡装置に
係る構成図を示している。
図において、31は第1の光ittの一実施例となるレ
ーザー光発生源であり、ビームスプリッタ32a方向に
レーザー光L1を発生するものである。
32は第1の光学手段12の一実施例となる入射側対物
レンズであり、レーザー光Llや反射光P2を集光して
、それを通過させる機能を有している。32aはビーム
スプリッタであり、レーザー光L1を入射側対物レンズ
32方向に変向したり、入射側対物レンズ32方向から
の反射光22を結像レンズ38a方向に通過させるもの
である。
また、32bは光切断線用スリフトであり、レーザー光
L1を線状レーザー光にするものである。
なお、これは入射側対物レンズ32と反射側対物レンズ
34との焦点位置合わせの際には、取り外すことができ
るものである。33はステージ(試料台)であり、半導
体装置等の被測定対象や焦点位置合わせプレート36を
MWするものである。
34は、第2の光学手段14の一実施例となる反射側対
物レンズであり、被測定対象や焦点位置合わせ用プレー
ト36からの反射光L2や位置合わせ用の光11を集光
して、それを通過させる機能を有している。
34aはビームスプリッタであり、反射光L2を結像レ
ンズ35a方向に変向したり、位置決め用の光flを反
射側対物レンズ34方向に通過させるものである。
35は第1の光検出手段15の一実施例となるカメラで
あり、被測定対象や焦点位置合わせ用プレート36から
の反射光L2を取り込む機能を有している。カメラ35
は固体撮像素子等の画像取得装置であり、取り込んだ反
射光L2の光強度を検出する機能を有している。例えば
、観測者が一目で確認できるように、反射光L2の光強
度を逐次表示するデジタル表示装置等を設けても良い。
35aは結像レンズであり、カメラ35の前に設けられ
ている。
これまでは、従来の光切断顕微鏡装置とビームスプリン
タ32a、34aを除いて同様な構成であり、先に述べ
たように半導体装置の配線パターン等の光切断画像を取
得して、被測定対象29の微細形状測定やその検査を行
うものである。
ところで、本発明に係る光切断顕微鏡装置では、光学手
段の位置合わせを容易にするため、次の構成物が付加さ
れている。すなわち、36は焦点位置決め手段16の一
実施例となる焦点位置合わせ用プレートであり、第4図
に示すような黒色のプレートに、白色のラインが描かれ
ているものである。
37は第2の光源lX17の一実施例となる白色光源で
あり、位置合わせ用の光尼1を発生するものである。該
光R17は適当な照度が得られるものであれば良い。
3日は第2の光検出手段1日の一実施例となるカメラで
あり、焦点位置合わせ用プレート36からの反射光12
を取り込む機能を存している。カメラ38はカメラ35
と同様に固体撮像素子等の画像取得装置であり、取り込
んだ反射光12の光強度を検出する機能を有している。
38aは結像レンズであり、カメラ38の前に設けられ
ている。
第4図は、本発明の実施例に係る焦点位置合わせ用プレ
ートの説明図である。
図において、焦点位置合わせ用プレート36は黒色のプ
レートに、幅数〔μm)程度の白色のラインが描かれた
ものであり、白色のライン幅が狭くなる程、焦点位置合
わせ精度を高くすることができる。なお、焦点位置決め
手段16は、焦点位置合わせ用プレート36として単体
でステージ33にfjliZしても良いし、ステージ3
3の表面を黒色に塗装して、そこに直接白色のラインを
描画しても良い。直接ステージ33に白色のラインを溝
いた場合には、ステージ33のx、y、z方向の駆動装
置が必須となる。
第5図(a)、(b)は、本発明の実施例に係る取得画
像と光強度との関係図であり、同図(a)はカメラ3日
で取り込んだ反射光12の画像とその光強度を示してい
る。
図において、Aはカメラ38で取り込んだ画像であり、
白色光源37から位置合わせ用の光11をビームスプリ
ツタ34a5反射側対物レンズ34を通過させて、焦点
位置合わせ用プレート36に照射した場合、該焦点位置
合わせ用プレート36からの反射光22を入射側対物レ
ンズ32ビームスプリツタ32a、結像レンズ38aを
通過させて、カメラ38により取得したものである。
Iaは反射光12の光強度であり、焦点位置合わせ用プ
レート36の白色ラインによるものである。
この反射光12の光強度は、入射側対物レンズ32の焦
点がその白色ラインに一致すると最大となる。
同図(b)は、カメラ35で取り込んだ反射光L2とそ
の光強度を示している。
図において、Bはカメラ35で取り込んだ画像であり、
白色光[37を消灯して、レーザー光発生tA31から
レーザー光L1をビームスプリンタ32a、入射側対物
レンズ32を通過させて、焦点位置合わせ用プレート3
6に照射した場合、咳熾点位置合わせ用プレート36か
らの反射光L2を反射側対物レンズ34.ビームスプリ
ンタ34aを通過させて、カメラ35により取得したも
のである。
Ibは反射光L2の光強度であり、焦点位置合わせ用プ
レート36の白色ラインと入射側対物レンズ32の焦点
とが一致した光学系によるものである。この反射光L2
の光強度は、反射側対物レンズ34の焦点が入射側対物
レンズ32の焦点と一致すると最大となる。
これ等の関係を利用して後述する入射側対物レンズ32
と反射側対物レンズ34の焦点位置合わせを行う。
このようにして、焦点位置合わせ用プレート36、位置
決め用の光11を発生する白色光源37及びその反射光
!2の光強度を検出するカメラ38が設けられている。
このため、白色光源37から反射側対物レンズ34を通
して位置合わせ用の光11が焦点位置合わせ用プレート
36に照射されると、該焦点位置合わせ用プレート36
からの反射光12が入射側対物レンズ32を通して、カ
メラ38に取り込まれる。この反射光12の光強度をカ
メラ3日により検出することによって、入射側対物レン
ズ32の焦点と焦点位置合わせ用プレート36との一致
の判断について、反射光P2の最大値情報に基づいて行
うことが可能となる。
これにより、従来のような観測者の勘等に依存されない
高精度の焦点位置合わせをすることが可能となる。
第6図は、本発明の第1の実施例の光学手段の位置合わ
せ方法に係るフローチャートであり、被測定対象の観測
に先立つ、入射側対物レンズ32の焦点と反射側対物レ
ンズ34の焦点を位置合わせをする処理フローを示して
いる。
図において、まず位置合わせに先立って、光切断線用ス
リシト32bは取り外して置く。その後ステップP1で
白色光源37を点灯して、位置合わせ用の光21を光軸
方向に照射する。この際、位置合わせ用の光iV、1は
、ビームスプリンタ34a、反射側対物レンズ34を通
過して、ステージ33に戴置された焦点位置合わせ用プ
レート36に達する。
次いで、ステップP2で入射側対物レンズ32を光軸に
沿って移動する。これにより、焦点位置合わせ用プレー
ト36からの反射光12の集光状態が変化する。
次に、ステップP3で焦点位置合わせ用プレート36か
らの反射光12をカメラ38で検出する。
この際に、反射光!2は入射側対物レンズ32□ビーム
スプリツタ32a及び結像レンズ38aを通過して、カ
メラ38に達する。この時の取得画像は、第5図(a)
のようになる。
さらに、ステップP4で、反射光12の光強度の最大値
を検出した位置に入射側対物レンズ32を固定する。こ
の最大値を検出した位置が、入射側対物レンズ32の焦
点と焦点位置合わせ用プレート36の白色ラインが一致
した状態である。
その後、ステップP5で白色光源37を消灯し、ステッ
プP6でレーザー光L1をビームスプリッタ32aを介
して、光軸方向に照射する。この際に、レーザー光Ll
は固定された入射側対物レンズ32を通過して、ステー
ジ33上の焦点位置合わせ用プレート36に達する。
その後、ステップP7で反射側対物レンズ34を光軸に
沿って移動する。これにより、焦点位置合わせ用プレー
ト36からの反射光L2の集光状態が変化する。
次に、ステップP8で、焦点位置合わせ用プレート36
からの反射光L2をカメラ35で検出する。この際に、
反射光L2は反射側対物レンズ32、ビームスプリッタ
34a及び結像レンズ35aを通過して、カメラ35に
達する。この時の取得画像は、第5図(b)のようにな
る。
次いで、ステップP9で反射光L2の光強度の最大値を
検出した位置に反射側対物レンズ34を固定する。これ
により、入射側対物レンズ32の焦点と反射側対物レン
ズ34の焦点とが焦点位置合わせ用プレート36の白色
ラインにて、−敗する。
このようにして、第1の実施例に係る光学手段の位置合
わせ方法では、入射側対物レンズ32を光軸に沿って移
動し、反射光12の光強度が最大となる位置にその入射
側対物レンズ32を先に固定している。
このため、反射光22の光強度が最大となる位置、すな
わち、入射側対物レンズ32の焦点と焦点位置合わせ用
プレート36とが一致した状態に、反射光L2の光強度
が最大となる位置を以て、反射側対物レンズ34の焦点
を一致させることが可能となる。
これにより、従来の両対物レンズの位置合わせに長時間
を要していたのに比べて、短時間に、かつ再現性良く、
両対物レンズ32.34の焦点位置合ねせを行うことが
可tabなる。
(ii)本発明の第2の実施例の説明 第7図は、本発明の第2の実施例の光切断顕微鏡装置に
係る構成図である。
図において、第1の実施例と異なるのは第2の実施例で
は、入射側対物レンズ42の光軸に設けられていたカメ
ラ3日に変えて、白色光2I!X47が設けられ、さら
にビームスプリッタ34aに変えて、ミラー44aが設
けられるものである。
従って、第2の実施例に係る光切断顕微鏡装置は、レー
ザー光発生#41.入射側対物レンズ42、ビームスプ
リンタ42a、光切断線用スリット42b、ステージ4
32反射側対物レンズ44、ミラー44a5 カメラ4
5.結像レンズ45a、焦点位置合わせ用プレート46
及び白色光源47から成る。なお、各々の機能は第1の
実施例と同様であるので説明を省略する。
このようにして、第2の実施例の光切断顕微鏡装置によ
れば、焦点位置合わせ用プレート46及び位置決め用の
光13を発生する白色光源47が設けられている。
このため、白色光′a47から入射側対物レンズ42を
通して、位置合わせ用の光13が焦点位置合わせ用プレ
ート46に照射されると、該焦点位置合わせ用プレート
46からの反射光ρ4が反射側対物レンズ44を通して
、カメラ45に取り込まれる。この反射光14の光強度
を第1の実施例と同様にカメラ45により検出すること
によって、反射側対物レンズ44の焦点と焦点位置合わ
せプレート46との一致の判断について、反射光j24
の光強度の最大値情報に基づいて行うこ七が可能となる
これにより、第1の実施例では、カメラ35゜38が2
台必要としたのに対して、第2の実施例では、カメラ3
8を省略しても第1の実施例と同様に、高精度の焦点位
置合わせをすることができる。
第8図は、本発明の第2の実施例の光学手段の位置合わ
せ方法に係るフローチャートであり、被測定対象の観測
に先立つ、入射側対物レンズ42の焦点と反射側対物レ
ンズ44の焦点を位置合わせをする処理フローを示して
いる。
図において、まず、位置合わせに先立って、光切断線用
スリット42bは取り外して置く。その後ステップP1
で、白色光源47を点灯して、位置合わせ用の光23を
光軸方向に照射する。この際、位置合わせ用の光13は
、ビームスプリンタ42a、入射側対物レンズ42を通
過して、ステージ33にMWされた焦点合わせ用プレー
ト46に達する。
次いで、ステップP2で反射側対物レンズ44を光軸に
沿って移動する。これにより、焦点位置合わせ用プレー
ト46からの反射光14の集光状態が変化する。
次に、ステップP3で焦点位置合わせ用プレート46か
らの反射光f4をカメラ45で検出する。
この際に、反射光14は反射側対物レンズ44゜ミラー
44a及び結像レンズ45aを通過して、カメラ35に
達する。この時の取得画像は、カメラ3日の取得画像と
同様である(第5図(a)参照)。
さらに、ステップP4で、反射光14の光強度の最大値
を検出した位置に反射対物レンズ44を回置する。この
最大値を検出した位置が、反射側対物レンズ44の焦点
と焦点位置合わせ用プレート46の白色ラインが一致し
た状態である。
その後、ステップP5で白色光源47を消灯し、ステッ
プP6でレーザー光L3をビームスブリ。
り42aを介して、光軸方向に照射する。この際に、レ
ーザー光L3は固定された反射側対物レンズ44を通過
して、ステージ43上の焦点位置合わせ用プレート46
に達する。
その後、ステップP7で入射側対物レンズ42を光軸に
沿って移動する。これにより、焦点位置合わせ用プレー
1−46からの反射光L4の集光状態が変化する。
次に、ステップP8で、焦点位置合わせ用プレート46
からの反射光L4をカメラ35で検出する。この際に、
反射光L4は反射側対物レンズ44、ミラー44a及び
結像45aを通過して、カメラ45に達する。この時の
取得画像は、カメラ35の取得画像と同様である(第5
図(b)参照)。
次いで、ステップP9で反射光L4の光強度の最大値を
検出した位置に入射側対物レンズ42を固定する。これ
により、入射側対物レンズ42の焦点と反射側対物レン
ズ44の焦点とが、焦点位置合わせ用プレート46の白
色ラインを以て一致する。
このようにして、第2の実施例に係る光学手段の位置合
わせ方法では、反射側対物レンズ44を光軸に沿って移
動し、反射光14の光強度が最大となる位置にその反射
側対物レンズ44を先に固定している。
このため、反射光j24の光強度が最大となる位置、す
なわち、反射側対物レンズ44の焦点と焦点位置合わせ
用プレート46とが一致した状態に、反射光L4の光強
度が最大となる位置を以て、入射側対物レンズ42を一
致させることが可能となる。
これにより、第1の実施例と同様に、従来に比べて短時
間、かつ再現性良く、両対物レンズ4244の焦点位置
合ねせを行うことが可能となる。
(iii )本発明の第3の実施例の説明第9図は、本
発明の第3の実施例に係る光切断顕微鏡装置の構成図で
あり、第1の実施例に係る装置の光学手段の自動焦点位
置合わせ装置に係る構成図を示している。
図において、第3の実施例では第1の実施例と異なり、
第1の光学手段12を駆動する第1の駆動手段12aと
、第2の光学手段14を駆動する第2の駆動手段14a
と、試料台13を駆動するステージ駆動手段(X、Y、
Z)19と、これらの駆動手段12a、14a及び19
の入出力を制御する位置合わせ手段20とが設けられる
ものである。
また、第1の実施例の焦点位置合わせ用プレート36は
、瑣点位置検出マーク16aとして、試料台13に描か
れている。
これにより、位置合わせ制御手段20は、第1第2の光
検出手段15.18からの光強度情報やステージ座標系
情報に基づいて、第1の光′a11第1の駆動手段12
a、第2の光源18.第2の駆動手段14a及びステー
ジ駆動手段(X、Y。
Z)19の制御をして、第1の光学手段12と第2の光
学手段14との自動焦点位置合わせをすることができる
(iv)本発明の第4の実施例の説明 第10回は、本発明の第4の実施例に係る光切断顕微鏡
装置の構成図であり、第2の実施例に係る装置の光学手
段の自動焦点位置合わせ装置に係る構成図を示している
図において、第4の実施例では第2の実施例と異なり、
第1の光学手段22を駆動する第1の駆動手段22aと
、第2の光学手段24を駆動する第2の駆動手段24a
と、試料台23を駆動するステージ駆動手段(X、Y、
Z)28と、これらの駆動手段22a、24a及び28
の入出力を制御する位置合わせ手段29とが設けられる
ものである。
また、第2の実施例の焦点位置合わせ用プレート46は
、焦点位置検出マーク26aとして試料台23に描かれ
ている。
これにより、位置合わせ制御手段29は、光検出手段2
5からの光強度情報やステージ座標系情報に基づいて、
第1の光源21.第1の駆動手段22a、第2の光源2
7.第2の駆動手段24a及びステージ駆動手段(X、
Y、Z)2Bの制御をして、第3の実施例と同様に第1
の光学手段22と第2の光学手段24との自動焦点位置
合わせをすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、第1.第2の光学
手段の焦点位置合わせについて、従来のような観測者の
勘に依存することなく、焦点位置決め手段からの反射光
の光強度情報に基づいて行うことができる。
このため、高精度に、かつ再現性良く両光学手段の焦点
位置合わせをすることが可能となる。
また、本発明によれば、自動焦点位置合わせをすること
ができる。これにより、光切断顕微鏡装置の品質の向上
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の光切断顕微鏡装置に係る原理
図、 第2図は、本発明の第2の光切断顕微鏡装置に係る原理
図、 第3図は、本発明の第1の実施例の光切断顕微鏡装置に
係る構成図、 第4図は、本発明の実施例に係る焦点位置合わせ用プレ
ートの説明図、 第5図(a)、(b)は、本発明の実施例に係る取得画
像と光強度との関係図、 第6図は、本発明の第1の実施例の光学手段の位置合わ
せ方法に係るフローチャート、第7図は、本発明の第2
の実施例の光切断顕微鏡装置に係る構成図、 第8図は、本発明の第2の実施例の光学手段の位置合わ
せ方法に係るフローチャート、第9図は、本発明の第3
の実施例に係る光切断顕微鏡装置の構成図、 第1O図は、本発明の第4の実施例に係る光切断顕微鏡
装置の構成図、 第11図は、従来例の光切断顕微鏡装置に係る構成図、 第12図(a)〜(C)は、従来例の光学手段の位置合
わせ方法に係る経過説明図である。 (符号の説明) 1121・・・第1の光源、 12.22・・・第1の光学手段、 13.23・・・試料台、 14.24・・・第2の光学手段、 15.25・・・第1の光検出手段、光検出手段、16
.26・・・焦点位置決め手段、 1727・・・第2の光源、 18・・・第2の光検出手段、 Ll、L3・・・測定光、 L2.L4・・・第1の反射光、 11.13・・・位置決め用の光、 ff12.f4・・・第2の反射光。 本発明の第1の光切断顕微鏡装置に係る原理固溶1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定光(L1)を発生する第1の光源(11)と
    、前記測定光(L1)を被測定対象(19)に照射する
    第1の光学手段(12)と、前記被測定対象(19)を
    設置する試料台(13)と、前記被測定対象(19)か
    らの第1の反射光(L2)を取り込む第2の光学手段(
    14)と、前記第1の反射光(L2)を検出する第1の
    光検出手段(15)とを具備し、前記被測定対象(19
    )の光切断画像を取得する光切断顕微鏡装置において、
    前記第1、第2の光学手段(12、14)の焦点位置決
    めをする焦点位置決め手段(16)と、前記焦点位置決
    め手段(16)に照射する位置決め用の光(11)を発
    生する第2の光源(17)と、 前記焦点位置決め手段(16)からの第2の反射光(1
    2)を検出する第2の光検出手段(18)とを設けてい
    ることを特徴とする光切断顕微鏡装置。
  2. (2)測定光(L3)を発生する第1の光源(21)と
    、前記測定光(L3)を被測定対象(29)に照射する
    第1の光学手段(22)と、前記被測定対象(29)を
    設置する試料台(23)と、前記被測定対象(29)か
    らの第1の反射光(L4)を取り込む第2の光学手段(
    24)と、前記第1の発射光(L4)を検出する光学検
    出手段(25)とを具備し、前記被測定対象(29)の
    光切断画像を取得する光切断顕微鏡装置において、 前記第1、第2の光学手段(22、24)の焦点位置決
    めをする焦点位置決め手段(26)と、前記焦点位置決
    め手段(26)に照射する位置決め用の光(13)を発
    生する第2の光源(27)とを設けていることを特徴と
    する光切断顕微鏡装置。
  3. (3)請求項1及び2記載の光切断顕微鏡装置の光学手
    段の位置合わせ方法において、 焦点位置決め手段に、第1又は第2の光学手段を通して
    、測定光又は位置合わせ用の光を照射し、前記焦点位置
    決め手段からの第1又は第2の反射光の光強度が最大と
    なるように一方の光学手段を光軸に沿って移動し、 前記光強度が最大となる位置に前記光学手段を固定し、 前記固定した光学手段に他方の光学手段を位置合わせす
    ることを特徴とする光切断顕微鏡装置の光学手段の位置
    合わせ方法。
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