JP3055326B2 - 間仕切り壁の支持装置 - Google Patents

間仕切り壁の支持装置

Info

Publication number
JP3055326B2
JP3055326B2 JP4261534A JP26153492A JP3055326B2 JP 3055326 B2 JP3055326 B2 JP 3055326B2 JP 4261534 A JP4261534 A JP 4261534A JP 26153492 A JP26153492 A JP 26153492A JP 3055326 B2 JP3055326 B2 JP 3055326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
floor
adjuster bolt
liner
support device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4261534A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06108568A (ja
Inventor
文也 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4261534A priority Critical patent/JP3055326B2/ja
Publication of JPH06108568A publication Critical patent/JPH06108568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3055326B2 publication Critical patent/JP3055326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切り壁の支持装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、間仕切り壁6の下端
を直接基礎3に載置して、間仕切り壁6を支持してなる
ものがあり、この場合(通常、壁先行工法と呼ばれてい
る)、床部1を施工しようとすると、既に間仕切り壁6
が施工されているため、間仕切り壁6で区切られたスペ
ースのなかで作業しなければならず、特に洗面所等の狭
いスペースでは作業性が悪く施工に時間がかかるもので
ある。また、壁際の床の沈みを防止するために、際根太
7を床部1の施工前に予め壁際に施工する必要があり、
施工が煩雑になるものである。
【0003】そこで、図5に示すように、間仕切り壁6
の下端を床部1に載置して、間仕切り壁6を支持してな
るものがあり、この場合(通常、床先行工法と呼ばれて
いる)、床部1を施工する際には、間仕切り壁6がなく
広いスペースで作業することができるため、作業性が良
く比較的短時間で施工することができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、床部1で間仕切り壁6を支持して
いるため、経年変化や重量家具の載置等により床が沈む
と間仕切り壁6も同様に沈み、間仕切り壁6と天井パネ
ルとの間に隙間が生じ、クロス等が貼られている場合な
ど間仕切り壁6と天井パネルとの境でクロスが破れる原
因となるものである。そのため、補強用脚8を間仕切り
壁6が載置される位置の下方に設けることが考えられて
いるが、床部1を施工する際に、予め間仕切り壁6の位
置を特定して、床部1の下方に設けなければならず、位
置決めが困難であるとともに、施工が煩雑になるもので
ある。
【0005】そこで本発明は、上記従来の技術における
問題を解決するために発明されたものであり、すなわち
その課題は、施工しやすい床先行工法に使用することが
できるとともに、経年変化等によっても間仕切り壁6が
沈み難い間仕切り壁の支持装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の間仕切り壁の支
持装置においては、脚で支持されて施工された状態にあ
る床部に挿通孔を穿設し、下端が基礎に載置支持される
アジャスターボルトの上端部分を同挿通孔に挿通させ
て、該アジャスターボルトの上端部分を同床部上に突出
させ、該アジャスターボルトの突出した上端部分に上下
動自在に螺合されるライナーを任意の高さ位置に固定
し、該ライナー間仕切り壁の下端部を固定支持させ
なるものである。
【0007】
【作用】本発明の間仕切り壁の支持装置においては、床
部1を施工した後に、床部1に挿通孔2を穿設してアジ
ャスターボルト4を挿入することができるものである。
また、下端が基礎3に載置支持されるアジャスターボル
ト4に間仕切り壁6を支持するライナー5が固定される
ものであり、間仕切り壁6の荷重を、アジャスターボル
ト4とライナー5とによって受けることができるもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0009】図1、図2の間仕切り壁の支持装置は、本
発明の一実施例で、脚14で支持されて施工された状態
にある床部1に挿通孔2を穿設し、下端が基礎3に載置
支持されるアジャスターボルト4の上端部分を同挿通孔
2に挿通させて、該アジャスターボルト4の上端部分を
同床部1上に突出させ、該アジャスターボルト4の突出
した上端部分に上下動自在に螺合されるライナー5を
意の高さ位置に固定し、該ライナー5間仕切り壁6
下端部を固定支持させてなるものである。
【0010】アジャスターボルト4は、下端に大径の設
置部9を有する長ボルト10からなり、基礎3と床部1
上面との距離より僅かに長く形成されているものであ
る。
【0011】ライナー5は、上方に開口する断面略コ字
状の金属板からなり、底板11中央部にはアジャスター
ボルト4に対応するネジ孔12が形成されているもので
あり、アジャスターボルト4に螺合し、任意の高さ位置
に固定することができるものである。なお、ライナー5
は高さ調整をした後、位置がずれないようにナット13
で締結しておく方が良いものである。
【0012】この間仕切り壁の支持装置においては、脚
14を基礎3に載置支持して床下地材15を設け、床下
地材15上に捨て貼り合板16を設け、捨て貼り合板1
6上に床パネル17を設けて床部1を施工した後に、壁
位置を墨出しし、アジャスターボルト4より大径の挿通
孔2をドリルで床部1に穿設し、ライナー5が嵌まり込
むように床パネル17を切除し、上部にライナー5が螺
合されたアジャスターボルト4を挿通孔2に挿通し、ラ
イナー5が捨て貼り合板16に近接するようにアジャス
ターボルト4を回転させて下端を基礎3に載置支持し、
間仕切り壁6の壁パネル18の下端部をライナー5にビ
ス固定してなるものであり、床部1を施工した後に、床
部1に挿通孔2を穿設してアジャスターボルト4を挿入
することができるため、床先行工法に使用することがで
きるものである。また、間仕切り壁6の荷重を床部1で
なく、アジャスターボルト4とライナー5とによって受
けることができるため、床部1が経年変化等によって沈
んでも間仕切り壁6が沈み難いものである。
【0013】なお、本発明の間仕切り壁の支持装置にお
いては、図3に示す実施例の如きであっても良いもので
ある。すなわち、この実施例の間仕切り壁の支持装置
は、上記実施例同様、アジャスターボルト4と、ライナ
ー5と、間仕切り壁6とを備えてなるものである。
【0014】アジャスターボルト4及び間仕切り壁6
は、上記実施例と同様である。ライナー5は、中央部に
アジャスターボルト4が挿通される小孔19が穿設され
た木片20と、中央部にアジャスターボルト4に対応す
るネジ孔12が形成された金属性のプレート21とから
なるものであり、プレート21をアジャスターボルト4
に螺合して任意の高さ位置に固定し、木片20をアジャ
スターボルト4に被挿してプレート21上に位置させて
なるものである。ライナー5は高さ調整をした後、位置
がずれないようにナット13で締結しておく方が良いも
のである。
【0015】
【発明の効果】上述の如く、本発明の間仕切り壁の支持
装置においては、床部1を施工した後に、床部1に挿通
孔2を穿設してアジャスターボルト4を挿入することが
できるため、床先行工法に使用することができるもので
ある。
【0016】また、間仕切り壁6の荷重を、アジャスタ
ーボルト4とライナー5とによって受けることができる
ため、床部1が径年変化等によって沈んでも間仕切り壁
6を沈み難くすることができるものである。すなわち、
本発明の間仕切り壁の支持装置においては、壁位置を配
慮することなく床部を大きく効率良く施工することがで
き、該床部とは別にアジャスターボルトとライナーとで
間仕切り壁の荷重が支持されて、該間仕切り壁は同床部
の沈みに影響されず所定の高さで確実に固定されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である間仕切り壁の支持装置
を示す断面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本発明の別の実施例である間仕切り壁の支持装
置を示す要部断面図である。
【図4】本発明の従来例である間仕切り壁の支持装置を
示す断面図である。
【図5】本発明の別の従来例である間仕切り壁の支持装
置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床部 2 挿通孔 3 基礎 4 アジャスターボルト 5 ライナー 6 間仕切り壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚で支持されて施工された状態にある床
    部に挿通孔を穿設し、下端が基礎に載置支持されるアジ
    ャスターボルトの上端部分を同挿通孔に挿通させて、該
    アジャスターボルトの上端部分を同床部上に突出させ、
    アジャスターボルトの突出した上端部分に上下動自在
    螺合されるライナーを任意の高さ位置に固定し、該
    イナー間仕切り壁の下端部を固定支持させてなる間仕
    切り壁の支持装置。
JP4261534A 1992-09-30 1992-09-30 間仕切り壁の支持装置 Expired - Fee Related JP3055326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4261534A JP3055326B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 間仕切り壁の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4261534A JP3055326B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 間仕切り壁の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06108568A JPH06108568A (ja) 1994-04-19
JP3055326B2 true JP3055326B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=17363235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4261534A Expired - Fee Related JP3055326B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 間仕切り壁の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3055326B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001073488A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Hayakawa Rubber Co Ltd 建造物及びその施工方法
JP2002285666A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Daiken Trade & Ind Co Ltd 間仕切り壁用支持脚及び間仕切り壁の取付構造並びに間仕切り壁の施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06108568A (ja) 1994-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5098046A (en) Electrical junction box mounting bracket device and method
US5423499A (en) Electrical junction box mounting bracket device and method
JP3055326B2 (ja) 間仕切り壁の支持装置
JPH0610006Y2 (ja) 間仕切壁の下部取付構造
JP3837686B2 (ja) 水平二次元免震床への渡り床構造
JP2002161587A (ja) 土台の固定具および土台用スペーサー
JP3483699B2 (ja) 外壁パネルの支持構造
JP4240288B2 (ja) 支柱体
KR200398640Y1 (ko) 전기배선박스 설치지지장치
JP3081827B2 (ja) 床支持脚
JPH07133676A (ja) 設備ユニットの設置構造
JPS5920506Y2 (ja) コンクリ−ト建築工事用梁の受装置
JP2571093B2 (ja) 床パネルの固定金具
JP2787020B2 (ja) 天井材の取付構造
JP2008095427A (ja) アンカー固定用ベース
JP2008280732A (ja) 外壁パネルの取付構造及び取付施工方法
JP2883309B2 (ja) 床パネル取付構造
JPH0354514Y2 (ja)
JPH074077A (ja) ユニット式ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造
JPH057513A (ja) 吊り戸棚
JP3418856B2 (ja) 間仕切りパネルの支持装置
JPH0132945Y2 (ja)
JPH044041Y2 (ja)
JPS60123642A (ja) 木造建造物における連結構造
JPS63255460A (ja) フリ−アクセスフロアの機器据付装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees