JPH044041Y2 - - Google Patents

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JPH044041Y2
JPH044041Y2 JP18423786U JP18423786U JPH044041Y2 JP H044041 Y2 JPH044041 Y2 JP H044041Y2 JP 18423786 U JP18423786 U JP 18423786U JP 18423786 U JP18423786 U JP 18423786U JP H044041 Y2 JPH044041 Y2 JP H044041Y2
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manhole
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JP18423786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はマンホールの受枠を設置する際に使
用するマンホール用受枠支持構造に関する。
〔先行技術〕
出願人は、マンホール用受枠Rを地表面Gと面
一に設置する際に、設置作業を容易にするため、
第4図および第5図に示すマンホール用枠支持構
造を案出し既に特許出願している(特願昭61−
80376号)。
このマンホール用受枠支持構造は第4図および
第5図に示すように、側塊11の上端部に高さ調
整具Hをボルト1およびナツト3によつて固定す
るとともにこの調整具Hの先端部を側塊11の上
端縁から突出させ、この調整具Hの先端部でマン
ホール用受枠Rを支えるとともに側塊11と受枠
Rとの間にモルタル43を充填して、この受枠R
を地表面に面一にしていた。
〔先行技術の問題点〕
ところで、出願中のマンホール受枠支持構造に
あつては、側塊11に貫通孔5を開け、この貫通
孔5に固定ボルト1を通過させて、固定ナツト3
を螺合することにより高さ調整具Hを側塊11に
固定していたが、側塊11の壁面は曲面状である
ため、貫通孔5を開けにくく、この結果、マンホ
ール受枠の設置作業を迅速にできないという不都
合を有した。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はかかる不都合を解消するためになさ
れたものであり、その要旨は、 側塊の上端部に高さ調整具を配置するともにこ
の高さ調整具の先端を前記側塊の上端縁から突出
させ、この高さ調整具の先端部でマンホール用受
枠を支えるマンホール用受枠支持構造において、 前記高さ調整具の下端面に一対の係止片を所定
間隔を介して突設し、前記側塊の上端縁部をこれ
らの係止片の間に内嵌めするとともに前記高さ調
整具の下端面に接触させたマンホール用受枠支持
構造である。
〔考案の作用〕 この考案に係るマンホール用受枠支持構造は上
記のように構成されているため、 側塊の上端部に高さ調整具を固定するにあたつ
て、ボルト等を必要としないものである。
〔実施例の説明〕
以下、第1図〜第3図に基づいてこの考案の実
施例を説明する。
図において、11はマンホール用側塊であり地
中に埋設されている。この側塊11は汚水桝等の
側壁面を構成する。13は高さ調整具を構成する
掛止具であり、前記側塊11の上端縁部に載置さ
れている。この掛止具13はその底面において内
側係止片15と外側係止片17とを下方向に突設
させている。この内側係止片15は側塊11の内
壁面に接触しているとともに外側係止片17は側
塊11の外壁面に接触している。なお、外側係止
片17の先端には楔状のストツパー19が一体形
成されているともに側塊11の外壁面には係止V
溝21が形成され、前記ストツパー19をこの係
止V溝21に嵌めることにより掛止具13の抜け
止めを図つている。
23は取付片であり、掛止具13の上面の内側
端に上方向に突設されている。この取付片23に
は透孔25が穿たれているとともにこの透孔25
には固定ボルト27が外側から貫通している。2
9は支持板であり、取付片23の内側に重ねられ
ている。この支持板29は上下方向に長径を有す
る長孔31を備え、この長孔31には前記固定ボ
ルト27の先端部が貫通している。33は固定ナ
ツトであり、座金35を介して前記固定ボルト2
7に螺合している。この固定ナツト33を締めつ
けることにより、前記支持板29は取付片23の
内側面に固着される。このとき、支持板29の先
端部は取付片23の上端縁から突出している。
37,37は掛止杆であり、支持板29におけ
る上端縁の両側に突設されている。
Rは環状のマンホール用受枠であり、側塊11
の上方に配置されている。この受枠Rにはマンホ
ール蓋Mが内嵌めされる。39,39は棚板であ
り、受枠Rの内周面に余裕空間Sを介して突設さ
れている。又、41,41は嵌挿凹部であり、棚
板39,39の上面に形成されている。前記支持
板29を前記余裕空間Sに内嵌めした際に、この
嵌挿凹部41,41には支持板29の掛止杆3
7,37が挿入する。
第1図において43はモルタルであり、掛止具
13(掛止具13のない個所は側塊11の上端
縁)と受枠Rの底面との間に充填される。この
際、受枠Rは地表面Gと面一の高さになるように
支持板29を上下動させることによりによつて調
節されている。
この実施例の受枠支持構造を実施するには、ま
ず、支持板29を水平にして受枠Rの嵌挿凹部4
1,41にその掛止杆37,37を嵌め(第1図
仮想線参照)時計方向(第1図において)に回転
させ、支持板29を垂直状態にする。一方、掛止
具13の外側係止片17を側塊11の深凹部45
(第2図)に沿つて侵入させることにより、掛止
具13を側塊11の上端縁部に外嵌めし、その
後、矢印方向(第2図において)に移動させて、
外側係止片17のストツパー19を側塊11の係
止V溝21に嵌める。
そして、取付片23に設置された固定ボルト2
7を支持板29の長孔31に貫通させ、固定ナツ
ト33を螺合した状態(締めつけ固定はしていな
い。)で、受枠Rとともに支持板29を上下動す
ることにより受枠Rの高さを調整し、受枠Rが地
表面Gと面一になる高さで固定ナツト33を締め
つけ固定する。その後、側塊11の上端縁と受枠
Rの底面との間にモルタル43を充填すればよ
い。なお、モルタルの代わりにリング状の介在物
を入れる構造でも良い。
〔考案の効果〕
この考案に係るマンホール用受枠支持構造は上
記のように構成されているため、 側塊の上端部に高さ調整具を固定するにあたつ
て、ボルト等を必要としないものである。
よつて、この支持構造を使用すれば、側塊に貫
通孔を開ける必要がないため、側塊の強度は先行
技術の場合よりも向上するとともにマンホール受
枠の設置作業を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案に係るマンホール用
受枠支持構造の実施例を示すものであり、第1図
は断面図、第2図は第1図における矢視図、第
3図は第1図における矢視図である。又、第4
図は第1図に相当する先行技術の図、第5図は第
4図における矢視図である。 11……側塊、13,27,29……高さ調整
具(13……掛止具、27……固定ボルト、29
……支持板)、15,17……係止片(15……
内側係止片、17……外側係止片)、R……マン
ホール用受枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側塊の上端部に高さ調整具を配置するともにこ
    の高さ調整具の先端を前記側塊の上端縁から突出
    させ、この高さ調整具の先端部でマンホール用受
    枠を支えるマンホール用受枠支持構造において、 前記高さ調整具の下端面に一対の係止片を所定
    間隔を介して突設し、前記側塊の上端縁部をこれ
    らの係止片の間に内嵌めするとともに前記高さ調
    整具の下端面に接触させたマンホール用受枠支持
    構造。
JP18423786U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH044041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18423786U JPH044041Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP18423786U JPH044041Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6391539U JPS6391539U (ja) 1988-06-14
JPH044041Y2 true JPH044041Y2 (ja) 1992-02-06

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ID=31131722

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