JPH0516291Y2 - - Google Patents

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JPH0516291Y2
JPH0516291Y2 JP1986184236U JP18423686U JPH0516291Y2 JP H0516291 Y2 JPH0516291 Y2 JP H0516291Y2 JP 1986184236 U JP1986184236 U JP 1986184236U JP 18423686 U JP18423686 U JP 18423686U JP H0516291 Y2 JPH0516291 Y2 JP H0516291Y2
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JP
Japan
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frame
locking frame
annular plate
manhole
filling
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JP1986184236U
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JPS6391542U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はマンホールを設置する際に使用され
るマンホール用受枠に関する。
〔従来技術〕
例えば、汚水桝を設置するにあたつて、マンホ
ール用受枠を設置する場合、第8図に示すように
側塊24の上端縁と受枠Rとの間にモルタル37
を充填して、この受枠Rを地表面と面一にしてい
た。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、従来におけるマンホール用受枠
Rにあつては、モルタル37を充填する際にこの
モルタル37が垂れやすく、 その上、受枠R設置後は、マンホール蓋M上を
通過する車両等の荷重でモルタル37が崩れやす
いという不都合を有した。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はかかる不都合を解消するためになさ
れたものであり、その要旨は、 側塊の上端縁に設置された状態でマンホール蓋
を支えるマンホール用受枠において、 環状板を備え、この環状板における裏面の外周
縁に外側係止枠を略垂直方向に突設するとともに
この外側係止枠を前記側塊の外壁面に略接するよ
うに配置し、前記環状板における裏面の内周縁に
内側係止枠を略垂直方向に突設するとともにこの
内側係止枠を前記側塊の内壁面に略接するように
配置し、前記環状板と前記外側係止枠と前記内側
係止枠とによつて充填溝を形成するとともにこの
この充填溝内に充填物を配置し、且つ、前記環状
板、前記外側係止枠および前記内側係止枠の少な
くとも一つにこの充填物の充填部を形成したもの
である。
〔考案の作用〕
この考案に係るマンホール用受枠は上記のよう
に構成されているため、充填溝内の充填物の量を
増減することによつて側塊の上端に対するマンホ
ール用受枠の高さを調整することができる。
〔実施例の説明〕
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。
第1図〜第5図において、11はマンホール用
受枠Rの環状板、13はこの環状板11の表面の
外周縁に一体形成された外側支持枠、15は同内
周縁に一体形成された内側支持枠である。前記環
状板11における前記外側支持枠13と前記内側
支持枠15との間にはマンホール蓋Mが内嵌めさ
れる(第6図参照)。19は外側係止枠であり、
環状板11の裏面の外周縁に一体形成され、又、
21は内側係止枠であり、同内周縁に一体形成さ
れている。前記環状板11と前記外側係止枠19
と前記内側係止枠21とによつて構成される充填
溝23には後記側塊24の上端縁が内嵌めされ
る。又、この充填溝23内にはモルタル37が充
填されるが、かかるモルタル37の充填は環状板
11に形成された透孔25,25,…、外側係止
枠19および内側係止枠21に形成された切り欠
き27,27,…を介して行われる。
次に、29,29,…は支持部材であり、前記
内側支持枠15において一体形成の状態で半径方
向に突設されている。この支持部材29,29,
…は上面に受け溝31,31,…を有する。この
受け溝31,31,…には後記する高さ調整具3
3の契合杆35,35が吊り下げられる(第6図
参照)。
このマンホール用受枠Rを、側塊24の上端縁
にモルタル部37を介して配置するには、第6図
に示すように、マンホール用受枠Rの充填溝23
に側塊24の上端縁を適宜深さまで内嵌めする。
このとき、側塊24の侵入程度はマンホール用受
枠Rの設置する高さによつて異なる。その後、前
記環状板11の透孔25,25,…又は外側係止
枠19および内側係止枠21の切り欠き27,2
7,…から前記充填溝23内にモルタル37を充
填すればよい。モルタル37を充填した後、高さ
調整具33の契合杆35,35を前記支持部材2
9,29,…の受け溝31,31,…に係止し、
ボルト39およびナツト41によつて、この調整
具33を側塊24に固定する。
なお、この側塊24は外周面に鍔43が適宜間
隔に形成され、霜柱等による受枠Rの上昇を防止
している。
〔考案の効果〕
この考案に係るマンホール用受枠は、側塊の上
端縁に設置された状態でマンホール蓋を支えるマ
ンホール用受枠において、 環状板を備え、この環状板における裏面の外周
縁に外側係止枠を略垂直方向に突設するとともに
この外側係止枠を前記側塊の外壁面に略接するよ
うに配置し、前記環状板における裏面の内周縁に
内側係止枠を略垂直方向に突設するとともにこの
内側係止を前記側塊の内壁面に略接するように配
置し、前記環状板と前記外側係止枠と前記内側係
止枠とによつて充填溝を形成するとともにこのこ
の充填溝内に充填物を配置し、且つ、前記環状
板、前記外側係止枠および前記内側係止枠の少な
くとも一つにこの充填物の充填部を形成したた
め、 充填溝内の充填物の量を増減することによつて
側塊の上端に対するマンホール用受枠の高さを調
整することができる。
よつて、このマンホール用受枠を使用すれば、
充填物が垂れることはないため、マンホール用受
枠の高さの微調整を簡易迅速にすることができ
る。そのうえ、受枠設置後において、マンホール
に下方向の荷重がかかつても充填物が崩れること
はなく、この結果、マンホール用受枠の高さが狂
うことはないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案に係るマンホール用
受枠の実施例を示すものであり、第1図は正面
図、第2図は下面図、第3図は第1図における
−線断面図、第4図は第1図における−線
断面図、第5図は背面図、第6図は設置状態の断
面図、第7図は第6図における高さ調整具の矢
視図である。第8図は従来のマンホール用受枠の
設置状態の断面図である。 11……環状板、19……外側係止枠、21…
…内側係止枠、23……充填溝、25,27……
充填物の充填部(25……透孔、27……切り欠
き)、M……マンホール蓋、R……マンホール用
受枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側塊の上端縁に設置された状態でマンホール蓋
    を支えるマンホール用受枠において、 環状板を備え、この環状板における裏面の外周
    縁に外側係止枠を略垂直方向に突設するとともに
    この外側係止枠を前記側塊の外壁面に略接するよ
    うに配置し、前記環状板における裏面の内周縁に
    内側係止枠を略垂直方向に突設するとともにこの
    内側係止枠を前記側塊の内壁面に略接するように
    配置し、前記環状板と前記外側係止枠と前記内側
    係止枠とによつて充填溝を形成するとともにこの
    この充填溝内に充填物を配置し、且つ、前記環状
    板、前記外側係止枠および前記内側係止枠の少な
    くとも一つにこの充填物の充填部を形成したこと
    を特徴とするマンホール用受枠。
JP1986184236U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0516291Y2 (ja)

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JPS6391542U JPS6391542U (ja) 1988-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111945U (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 株式会社 神戸鋳鉄所 鉄蓋の受枠

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JPS6391542U (ja) 1988-06-14

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