JP3010693U - 移動壁における上部カバーの取着構造 - Google Patents

移動壁における上部カバーの取着構造

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JP3010693U
JP3010693U JP1994014493U JP1449394U JP3010693U JP 3010693 U JP3010693 U JP 3010693U JP 1994014493 U JP1994014493 U JP 1994014493U JP 1449394 U JP1449394 U JP 1449394U JP 3010693 U JP3010693 U JP 3010693U
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upper edge
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隆一 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小型軽量の移動壁上端に取着される上
部カバーの取着構造において、移動壁を天井レールに吊
設する場合やその高さ調整を行う場合に、上部カバーが
ある為に作業に支障を来すことのないようにした上部カ
バーの取着構造の提供。 【構成】 上部カバー1は上部エッジ2に取付けられ、
該上部エッジ2は外側に垂下片5を形成し、内側にはカ
ギ4を有し、又ネジ孔6を持った所定断面の押出し材で
あり、一方の移動壁上端には底板9の両端に係止片8、
8を起立したエッジ受け7を固定し、この係止片8、8
…に上部エッジ2のカギ4を係止すると共に、両端を縦
桟10から挿通したネジを螺合して固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移動壁の上端と天井間の隙間を防止する為の上部カバーを取付けする 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来から使用されている移動壁の走行装置、並びに移動壁上端部を表し ている。吊車(イ) は二層水平車輪を備えたもので、該吊車(イ) は天井レール(ロ) に内装されている。そして吊車(イ) から垂下する吊りボルト(ハ) には移動壁(ニ) が吊設されており、該移動壁(ニ)は吊車(イ) とともに天井レール(ロ) に沿って移 動することが出来る。又、移動壁にはその上端に上部カバー(ホ) が取着されてい て、天井板(ヘ) との空間を無くすとともに上記吊りボルト(ハ) をカバーしている 。
【0003】 移動壁が大型化している場合には、上部カバー(ホ) ではなくて上部圧接部材が 装着され、該圧接部材を上方へ張り出すことによって天井との隙間を無くしてい る。しかし、該圧接部材を装着するには移動壁内に圧接装置を内装しなくてはな らず、比較的小型で軽量の移動壁の場合には同図に示しているような上部カバー (ホ) を取付けしているに過ぎない。上部カバー(ホ) は移動壁上端に固定した上部 エッジ(ト) に取着されることになるが、これら上部カバー(ホ) は簡単に着脱出来 ず、上部エッジ(ト) に取着された状態で工場にて取付けられてしまう。
【0004】 ところで、移動壁(ニ)を現場で吊設作業する場合、上記吊りボルト(ハ) を移動 壁上端に設けたボルト孔に螺合しなくてはならないが、上記上部カバー(ホ) が取 着されている為に吊設作業が行いにくい。しかも、吊設した後の高さ調整作業を 行う場合にも同じく面倒である。従来では、上部カバー(ホ) が樹脂製である為に 大きく湾曲させて作業を行っているが、湾曲変形が不能な材質では吊設作業が出 来ないことになる。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】
このように、従来の上部カバーの取付け構造には上記のごとき問題がある。本 考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、移動壁の吊設作業や高さ調整 作業に支障を来さない上部カバーの取着構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る上部カバーの取着構造は上記のごとく移動壁の吊設作業や高さ調 整作業の便宜を図ったものであり、その為に上部カバーを分割式として、左右そ れぞれの上部カバーは着脱自在な構造とする。すなわち、上部カバーを取り外し た状態で移動壁を吊設し、又、高さ調整を行った後で上部カバーを取り付けする 。
【0007】 そこで、移動壁の上端にはエッジ受けを固定し、該エッジ受けは左右に起立し た係止片を有している。上部カバーを有している上部エッジは左右に別れていて 、上記エッジ受けの係止片に係止して取着される。又、上部エッジの両端は移動 壁の縦桟から挿通したビスが螺合してビス止めされる。上部エッジには係止片に 係止する為のツメが形成されている。以下、本考案に係る実施例を図面に基づい て詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1は上部カバー1を有す上部エッジ2であり、上部カバー1は上部エッジ2 に取着されて垂直に起立している。上部カバー1は従来と同じく湾曲変形出来る 軟質の樹脂製であってもよく、時には硬質の樹脂で湾曲しない材質を使用するこ ともある。上部カバー1の下縁には嵌入部3が形成されていて、該嵌入部3は上 部エッジ2の上部に形成した嵌入溝に嵌入して取着される。時には、上部カバー 1と上部エッジ2を一体化した形状の長尺材とすることも可能である。又、上部 エッジ2の内側には下方を向いたカギ4が形成され、外側には下方へ延びた垂下 片5を有している。同図の6は上部エッジ2を固定する為にネジが螺合するネジ 孔である。
【0009】 本考案では図1に示す形態の上部カバー1が移動壁の上端に取着され、しかも 該移動壁を吊設した後で取着可能としている。図2は移動壁の上端にエッジ受け 7、7…を固定した場合であり、該エッジ受け7は同図に示すように係止片8、 8を底板9の両サイドに垂直に起立して形成した部品である。勿論、移動壁の全 長にわたって形成される長さであってもよいが、移動壁上端に取着される上部エ ッジの位置決めとして機能すればよい為に、小さな部品を所々に設ければ十分で ある。そして、同図の10は移動壁の両側に設けられる縦桟であって、該縦桟1 0は移動壁上端よりも突出しており、該突出部の両サイドにはネジ孔11、11 が形成されている。
【0010】 図3は移動壁の上端に上部カバー1を片側にのみ取着した状態である。上部カ バー1及び上部エッジ2は移動壁の縦桟10、10間に配置され、その状態で上 部エッジ2は縦桟10のネジ孔11から挿通したネジがネジ孔6に螺合して固定 される。この場合、上部エッジ2に形成しているカギ4はエッジ受け7の係止片 8に係止し、中間部での位置決めがなされる。すなわち、上部エッジ2は湾曲す ることなく移動壁上端の縁に沿って取着される。
【0011】 従って、上記上部カバー1は移動壁をレールに吊設し、その高さ調整が完了し た状態で取着することが出来、逆に取り外すことも可能である。図3では片側に 上部カバー1が取着されていない為に、この状態で移動壁を吊設したり、高さ調 整することに何ら支障がない。以上述べたように、本考案の上部カバーの取着構 造は、上部カバーを取り付けする上部エッジを左右分割構造とし、それぞれが分 離して取付け・取り外し出来るようにしたものであり、次のような効果を得るこ とが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案の上部エッジは左右が一体化されておらず、それぞれが分離されて別々 に取着される為に、移動壁を吊設したり、高さ調整を行う場合には片方の上部カ バーを取り外した状態で作業することが出来る。従って、上部カバーの為に作業 に支障を来すことはない。そして、吊設された移動壁が所定の高さになったとこ ろで上部カバーを取り付けすることが出来る。この場合、上部エッジはその両サ イドが縦桟にネジ止めされるとともに、上部エッジに形成したカギがエッジ受け の係止片に係止する為に、上部エッジは移動壁上端の縁に正しく配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部エッジに取付けられた上部カバー。
【図2】移動壁上端に固定したエッジ受け。
【図3】移動壁上端の片側に上部カバーを取着した場
合。
【図4】従来の上部カバーの取付け構造。
【符号の説明】
1 上部カバー 2 上部エッジ 3 嵌入部 4 カギ 5 垂下片 6 ネジ孔 7 エッジ受け 8 係止片 9 底板 10 縦桟 11 ネジ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動壁上端に取付けられる上部カバーの
    取着構造において、該上部カバーは上部エッジに取着さ
    れ、上部エッジは外側に垂下片を有し、内側には下方を
    向いたカギを形成し、又ネジ孔を有した所定断面の押出
    し材であり、一方の移動壁上端には底板の両サイドに係
    止片を起立したエッジ受けを固定し、上記上部エッジに
    形成したカギを係止片に係止すると共に、移動壁の両側
    に設けた縦桟から挿通したネジを上部エッジのネジ孔に
    螺合して固定したことを特徴とする移動壁における上部
    カバーの取着構造。
JP1994014493U 1994-10-29 1994-10-29 移動壁における上部カバーの取着構造 Expired - Fee Related JP3010693U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147897A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Okamura Corp 移動式パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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