JP3055189B2 - 液晶パネルとtabテープとの接続方法 - Google Patents
液晶パネルとtabテープとの接続方法Info
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- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルとこれを駆
動するための駆動用ICとの実装技術において利用され、
液晶パネルの電極とTAB テープのアウタリードの電極と
を電気的に接続するための接続方法に関する。
動するための駆動用ICとの実装技術において利用され、
液晶パネルの電極とTAB テープのアウタリードの電極と
を電気的に接続するための接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製品の高集積化に伴って、半導体
製品またはその周辺機器における電気回路部品同士の高
密度接続が要求されている。例えば、高画質の画像表示
を可能とするために、液晶パネルとパネル駆動用ICに接
続されたTAB テープのアウタリードとの間に高密度な接
続が要求される。
製品またはその周辺機器における電気回路部品同士の高
密度接続が要求されている。例えば、高画質の画像表示
を可能とするために、液晶パネルとパネル駆動用ICに接
続されたTAB テープのアウタリードとの間に高密度な接
続が要求される。
【0003】このような液晶パネルの電極とTAB テープ
のアウタリードの電極との接続に異方性導電膜を用いる
方法が従来から知られている。図4は、異方性導電膜を
用いた両電極の接続例を示す模式図である。図中1は電
極1aが形成された液晶パネルを示す。また2は、電極2a
が設けられ、液晶パネル1を駆動するための駆動用ICで
ある半導体素子であり、3は液晶パネル1と半導体素子
2との対応する電極同士を電気的に接続するためのTAB
テープである。液晶パネル1の電極1aとTAB テープ3の
アウタリード3aの電極3bとは、異方性導電膜4を介在さ
せて接続されている。異方性導電膜4は、特開昭61─17
4643号公報, 特開昭61─194896号公報等に示されている
ように、絶縁性の有機樹脂フィルム4a中に導電性粒子4b
を分散させた構成をなす。そして、これを両電極1a, 3b
間に配置して熱圧着にて接続を行っている。また、半導
体素子2の電極2aとTAB テープ3のインナリード3cの電
極3dとは、金バンプ5を介して接続されている。
のアウタリードの電極との接続に異方性導電膜を用いる
方法が従来から知られている。図4は、異方性導電膜を
用いた両電極の接続例を示す模式図である。図中1は電
極1aが形成された液晶パネルを示す。また2は、電極2a
が設けられ、液晶パネル1を駆動するための駆動用ICで
ある半導体素子であり、3は液晶パネル1と半導体素子
2との対応する電極同士を電気的に接続するためのTAB
テープである。液晶パネル1の電極1aとTAB テープ3の
アウタリード3aの電極3bとは、異方性導電膜4を介在さ
せて接続されている。異方性導電膜4は、特開昭61─17
4643号公報, 特開昭61─194896号公報等に示されている
ように、絶縁性の有機樹脂フィルム4a中に導電性粒子4b
を分散させた構成をなす。そして、これを両電極1a, 3b
間に配置して熱圧着にて接続を行っている。また、半導
体素子2の電極2aとTAB テープ3のインナリード3cの電
極3dとは、金バンプ5を介して接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、異方
性導電膜を用いる接続方法には以下に述べるような問題
点がある。有機樹脂フィルム4aに突き出した形状のTAB
テープ3のアウタリード3aの電極3b及び液晶パネル1の
電極1aに、導電性粒子4bを加圧して接続させるので、導
電性粒子4bが電極間に凝集等を生じ、電極の接続ピッチ
の狭ピッチ化には限界があり、接続の高密度化を図り難
い。また、接続時には通常 150〜200 ℃の温度にて熱圧
着を行うので、この熱の影響にて液晶パネル1の液晶自
体の故障率が高くなる。
性導電膜を用いる接続方法には以下に述べるような問題
点がある。有機樹脂フィルム4aに突き出した形状のTAB
テープ3のアウタリード3aの電極3b及び液晶パネル1の
電極1aに、導電性粒子4bを加圧して接続させるので、導
電性粒子4bが電極間に凝集等を生じ、電極の接続ピッチ
の狭ピッチ化には限界があり、接続の高密度化を図り難
い。また、接続時には通常 150〜200 ℃の温度にて熱圧
着を行うので、この熱の影響にて液晶パネル1の液晶自
体の故障率が高くなる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、上述したような問題点を解消でき、液晶パネル
の電極とTAB テープのアウタリードの電極との接続ピッ
チの高密度化を実現でき、液晶自体の故障率の低減化を
図ることができる液晶パネルとTAB テープとの接続方法
を提供することを目的とする。
であり、上述したような問題点を解消でき、液晶パネル
の電極とTAB テープのアウタリードの電極との接続ピッ
チの高密度化を実現でき、液晶自体の故障率の低減化を
図ることができる液晶パネルとTAB テープとの接続方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明に係る液
晶パネルとTAB テープとの接続方法は、液晶パネルの電
極とTAB テープのアウタリードの電極とを接続する方法
において、複数の導電体が互いに絶縁状態にして絶縁体
中に設けられ、夫々の導電体の両端が前記絶縁体から突
出させてある電気的接続部材を用い、該電気的接続部材
を接続対象の液晶パネルの電極とTAB テープのアウタリ
ードの電極との間に配置し、これらの両電極を、夫々に
対して複数の導電体を圧着させて接続することを特徴と
する。
晶パネルとTAB テープとの接続方法は、液晶パネルの電
極とTAB テープのアウタリードの電極とを接続する方法
において、複数の導電体が互いに絶縁状態にして絶縁体
中に設けられ、夫々の導電体の両端が前記絶縁体から突
出させてある電気的接続部材を用い、該電気的接続部材
を接続対象の液晶パネルの電極とTAB テープのアウタリ
ードの電極との間に配置し、これらの両電極を、夫々に
対して複数の導電体を圧着させて接続することを特徴と
する。
【0007】本願の第2発明に係る液晶パネルとTAB テ
ープとの接続方法は、第1発明において、前記液晶パネ
ル,前記TAB テープのアウタリードまたは前記電気的接
続部材の少なくとも1つに接着性材料を付与し、圧着接
続時に接着機能を付加することを特徴とする。
ープとの接続方法は、第1発明において、前記液晶パネ
ル,前記TAB テープのアウタリードまたは前記電気的接
続部材の少なくとも1つに接着性材料を付与し、圧着接
続時に接着機能を付加することを特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明の接続方法にあっては、絶縁体中に多
数の導電体を互いに絶縁状態に設けてなる電気的接続部
材を用い、これを接続対象の液晶パネルの電極とTAB テ
ープのアウタリードの電極との間に配置して、両電極の
夫々に前記導電体の内の複数を介在させた状態で加圧
し、これら複数の導電体を液晶パネルの電極とTABテー
プのアウタリードの電極とに圧着せしめて両電極を接続
する。互いに絶縁状態にて独立した導電体を絶縁体中に
設けた電気的接続部材を用いるので、異方性導電膜内の
導電粒子のような加圧後の凝集等がなく、また、接続対
象となる電極間に複数の導電体が介在するので、電極と
導電体との位置合わせが不要となり、接続ピッチの高密
度化に容易に対応し得る。
数の導電体を互いに絶縁状態に設けてなる電気的接続部
材を用い、これを接続対象の液晶パネルの電極とTAB テ
ープのアウタリードの電極との間に配置して、両電極の
夫々に前記導電体の内の複数を介在させた状態で加圧
し、これら複数の導電体を液晶パネルの電極とTABテー
プのアウタリードの電極とに圧着せしめて両電極を接続
する。互いに絶縁状態にて独立した導電体を絶縁体中に
設けた電気的接続部材を用いるので、異方性導電膜内の
導電粒子のような加圧後の凝集等がなく、また、接続対
象となる電極間に複数の導電体が介在するので、電極と
導電体との位置合わせが不要となり、接続ピッチの高密
度化に容易に対応し得る。
【0009】第2発明の接続方法にあっては、第1発明
において、接続対象の液晶パネルまたはTAB テープのア
ウタリード或いは電気的接続部材の全部またはその一部
に接着剤を付与しておき、両電極への複数の導電体の圧
着に際し、前記接着剤の接着機能を付加して熱圧着によ
らずに十分な接続強度を確保し、加熱に起因して液晶パ
ネルの液晶が不良となることを未然に防止する。
において、接続対象の液晶パネルまたはTAB テープのア
ウタリード或いは電気的接続部材の全部またはその一部
に接着剤を付与しておき、両電極への複数の導電体の圧
着に際し、前記接着剤の接着機能を付加して熱圧着によ
らずに十分な接続強度を確保し、加熱に起因して液晶パ
ネルの液晶が不良となることを未然に防止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1は本発明の接続方法に使用する電気的接続部
材10の構成を示す断面図である。電気的接続部材10は、
感光性の有機樹脂(例えばポリイミド樹脂)からなる絶
縁体11中に、互いに接することなく所定ピッチにて分散
して例えば金からなる複数の導電体12を設けた構成をな
す。各導電体12の両端は絶縁体11の上面及び下面から夫
々突出している。
する。図1は本発明の接続方法に使用する電気的接続部
材10の構成を示す断面図である。電気的接続部材10は、
感光性の有機樹脂(例えばポリイミド樹脂)からなる絶
縁体11中に、互いに接することなく所定ピッチにて分散
して例えば金からなる複数の導電体12を設けた構成をな
す。各導電体12の両端は絶縁体11の上面及び下面から夫
々突出している。
【0011】次に、このような構成の電気的接続部材の
製造方法について説明する。まず、銅板などの基板に感
光性の有機樹脂を塗布し、フォトリソグラフィにより有
機樹脂層に所定パターンの複数の穴を形成する。エッチ
ング液に基板を浸漬させてエッチングを行い、穴に連通
する凹部を形成する。次に、基板を共通電極として金メ
ッキにより、形成した穴, 凹部に金を充填して複数の導
電体を形成する。最後に基板をエッチングにより除去し
て、電気的接続部材を製造する。このように、使用する
電気的接続部材をフォトリソグラフィ法及びメッキ法に
て製造するので、電気的に互いに絶縁された微小寸法の
導電体を狭ピッチにて形成することが可能である。
製造方法について説明する。まず、銅板などの基板に感
光性の有機樹脂を塗布し、フォトリソグラフィにより有
機樹脂層に所定パターンの複数の穴を形成する。エッチ
ング液に基板を浸漬させてエッチングを行い、穴に連通
する凹部を形成する。次に、基板を共通電極として金メ
ッキにより、形成した穴, 凹部に金を充填して複数の導
電体を形成する。最後に基板をエッチングにより除去し
て、電気的接続部材を製造する。このように、使用する
電気的接続部材をフォトリソグラフィ法及びメッキ法に
て製造するので、電気的に互いに絶縁された微小寸法の
導電体を狭ピッチにて形成することが可能である。
【0012】なお、本実施例では、導電体を金の単一層
としたが、水溶液からの電析が可能である金属であれば
金以外の金属でも良く、また単一層であっても複数層で
あっても良い。また、有機樹脂は感光性であるとした
が、例えばレーザビームの照射等により複数の穴を形成
する場合には、感光性樹脂でなくても良い。
としたが、水溶液からの電析が可能である金属であれば
金以外の金属でも良く、また単一層であっても複数層で
あっても良い。また、有機樹脂は感光性であるとした
が、例えばレーザビームの照射等により複数の穴を形成
する場合には、感光性樹脂でなくても良い。
【0013】次に、このような構成の電気的接続部材を
用いる本発明の接続方法について説明する。図2は、こ
の接続方法の手順の工程を示す模式的断面図である。
用いる本発明の接続方法について説明する。図2は、こ
の接続方法の手順の工程を示す模式的断面図である。
【0014】図1に示すような電気的接続部材10を準備
し、絶縁性の接着剤13をこの電気的接続部材10に塗布す
る(図2(a))。接着剤13を塗布した電気的接続部材
10を、対向させた接続対象のTAB テープのアウタリード
3aの電極3bと液晶パネルの電極1aとの間に配置する(図
2(b))。電気的接続部材10は、前述の如く、絶縁体
11中に電気的に互いに絶縁された微小寸法の導電体12を
多数設けて構成されており、前記配置により、TAB テー
プ側の電極3bと液晶パネル側の電極1aとの間には、図2
(b)に示す如く複数の導電体12,12…が介在した状態
となる。この状態で両電極3b,1aの一側又は両側からの
加圧を行うことにより、これらの両電極3b,1aは、両者
間に介在する複数の導電体12,12…の圧着により接続さ
れる。このような接続が完了した状態を図2(c)に示
す。
し、絶縁性の接着剤13をこの電気的接続部材10に塗布す
る(図2(a))。接着剤13を塗布した電気的接続部材
10を、対向させた接続対象のTAB テープのアウタリード
3aの電極3bと液晶パネルの電極1aとの間に配置する(図
2(b))。電気的接続部材10は、前述の如く、絶縁体
11中に電気的に互いに絶縁された微小寸法の導電体12を
多数設けて構成されており、前記配置により、TAB テー
プ側の電極3bと液晶パネル側の電極1aとの間には、図2
(b)に示す如く複数の導電体12,12…が介在した状態
となる。この状態で両電極3b,1aの一側又は両側からの
加圧を行うことにより、これらの両電極3b,1aは、両者
間に介在する複数の導電体12,12…の圧着により接続さ
れる。このような接続が完了した状態を図2(c)に示
す。
【0015】ここで、各電極3b, 1aの幅に対して導電体
12の形成ピッチが十分に小さいので、電極と導電体との
位置合わせを行わなくても、各電極3b, 1aに必ず複数個
の導電体12が圧着接続される。また、予め電気的接続部
材10に接着剤13が付与されており、前述した圧着に際し
この接着剤13の接着力が付加される。従って、圧着強化
のために加熱を行う熱圧着を行わなくても各電極3b, 1a
と導電体12との接続は確実である。この結果、接続時に
液晶パネルに熱が加わらず、熱の影響により液晶が劣化
して液晶自体が不良となることはない。
12の形成ピッチが十分に小さいので、電極と導電体との
位置合わせを行わなくても、各電極3b, 1aに必ず複数個
の導電体12が圧着接続される。また、予め電気的接続部
材10に接着剤13が付与されており、前述した圧着に際し
この接着剤13の接着力が付加される。従って、圧着強化
のために加熱を行う熱圧着を行わなくても各電極3b, 1a
と導電体12との接続は確実である。この結果、接続時に
液晶パネルに熱が加わらず、熱の影響により液晶が劣化
して液晶自体が不良となることはない。
【0016】なお、本実施例では、電気的接続部材10に
接着材料を付与することとしたが、これに限らず、液晶
パネルまたはTAB テープのアウタリード3aに接着材料を
付与させて圧着接続させても良く、電気的接続部材10,
液晶パネル1及びアウタリード3aのすべてに接着材料を
付与させて圧着接続させても良い。
接着材料を付与することとしたが、これに限らず、液晶
パネルまたはTAB テープのアウタリード3aに接着材料を
付与させて圧着接続させても良く、電気的接続部材10,
液晶パネル1及びアウタリード3aのすべてに接着材料を
付与させて圧着接続させても良い。
【0017】図3は本発明の接続方法により実施された
接続例を示す模式図である。図中1は液晶パネル、2は
電極2aが設けられ、液晶パネル1を駆動するための駆動
用ICである半導体素子、3はTAB テープであり、これら
は図4に示すものと同一のものである。液晶パネル1の
電極1aとTAB テープ3のアウタリード3aの電極3bとは、
電気的接続部材10(導電体12)を介在させて接続されて
いる。なお、半導体素子2の電極2aとTAB テープ3のイ
ンナリード3cの電極3dとは、図4に示す従来例と同様
に、金バンプ5を介して接続されている。
接続例を示す模式図である。図中1は液晶パネル、2は
電極2aが設けられ、液晶パネル1を駆動するための駆動
用ICである半導体素子、3はTAB テープであり、これら
は図4に示すものと同一のものである。液晶パネル1の
電極1aとTAB テープ3のアウタリード3aの電極3bとは、
電気的接続部材10(導電体12)を介在させて接続されて
いる。なお、半導体素子2の電極2aとTAB テープ3のイ
ンナリード3cの電極3dとは、図4に示す従来例と同様
に、金バンプ5を介して接続されている。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明の液晶パネ
ルとTAB テープとの接続方法にあっては、互いに絶縁状
態にて独立した複数の導電体を絶縁体中に設けた電気的
接続部材を、接続対象の液晶パネルの電極及びTAB テー
プのアウタリードの電極の間に配置し、これらの電極の
夫々に対し複数の導電体を介在させた状態で圧着して、
これらの導電体により両電極を接続するので、液晶パネ
ルの電極とTAB テープのアウタリードの電極とを、位置
合わせを必要とすることなく直接的に接続することがで
き、接続ピッチの高密度化を実現できる。
ルとTAB テープとの接続方法にあっては、互いに絶縁状
態にて独立した複数の導電体を絶縁体中に設けた電気的
接続部材を、接続対象の液晶パネルの電極及びTAB テー
プのアウタリードの電極の間に配置し、これらの電極の
夫々に対し複数の導電体を介在させた状態で圧着して、
これらの導電体により両電極を接続するので、液晶パネ
ルの電極とTAB テープのアウタリードの電極とを、位置
合わせを必要とすることなく直接的に接続することがで
き、接続ピッチの高密度化を実現できる。
【0019】また、第2発明では、予め接続対象の液晶
パネルの電極またはTAB テープのアウタリード或いは電
気的接続部材に接着性材料を付与しておくので、前記両
電極の圧着接続を、熱を加える熱圧着によることなく十
分な強度にて実現でき、液晶パネルの液晶が熱の影響に
より不良となることを未然に防止して、故障率の低減化
を図ることができる。
パネルの電極またはTAB テープのアウタリード或いは電
気的接続部材に接着性材料を付与しておくので、前記両
電極の圧着接続を、熱を加える熱圧着によることなく十
分な強度にて実現でき、液晶パネルの液晶が熱の影響に
より不良となることを未然に防止して、故障率の低減化
を図ることができる。
【図1】本発明の接続方法に使用する電気的接続部材の
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の接続方法の手順を示す模式的断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の接続方法を用いた接続例を示す模式図
である。
である。
【図4】従来の接続方法を用いた接続例を示す模式図で
ある。
ある。
1 液晶パネル 1a 電極 3 TAB テープ 3a アウタリード 3b 電極 10 電気的接続部材 11 絶縁体 12 導電体 13 接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶パネルの電極とTAB テープのアウタ
リードの電極とを接続する方法において、複数の導電体
が互いに絶縁状態にして絶縁体中に設けられ、夫々の導
電体の両端が前記絶縁体から突出させてある電気的接続
部材を用い、該電気的接続部材を接続対象の液晶パネル
の電極とTAB テープのアウタリードの電極との間に配置
し、これらの両電極を、夫々に対して複数の導電体を圧
着させて接続することを特徴とする液晶パネルとTAB テ
ープとの接続方法。 - 【請求項2】 前記液晶パネル,前記TAB テープのアウ
タリードまたは前記電気的接続部材の少なくとも1つに
接着性材料を付与し、圧着接続時に接着機能を付加する
請求項1記載の液晶パネルとTAB テープとの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044232A JP3055189B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 液晶パネルとtabテープとの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044232A JP3055189B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 液晶パネルとtabテープとの接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261519A JPH04261519A (ja) | 1992-09-17 |
JP3055189B2 true JP3055189B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12685790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3044232A Expired - Fee Related JP3055189B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 液晶パネルとtabテープとの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055189B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2157259C (en) * | 1994-08-31 | 2000-08-29 | Koetsu Tamura | Electronic device assembly and a manufacturing method of the same |
JP2705658B2 (ja) * | 1994-08-31 | 1998-01-28 | 日本電気株式会社 | 電子デバイス組立体およびその製造方法 |
US5976910A (en) * | 1995-08-30 | 1999-11-02 | Nec Corporation | Electronic device assembly and a manufacturing method of the same |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP3044232A patent/JP3055189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261519A (ja) | 1992-09-17 |
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