JP3055173B2 - V型エンジンの冷却水注入口 - Google Patents
V型エンジンの冷却水注入口Info
- Publication number
- JP3055173B2 JP3055173B2 JP2333790A JP33379090A JP3055173B2 JP 3055173 B2 JP3055173 B2 JP 3055173B2 JP 2333790 A JP2333790 A JP 2333790A JP 33379090 A JP33379090 A JP 33379090A JP 3055173 B2 JP3055173 B2 JP 3055173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- type engine
- discharge pipe
- radiator
- cylinder head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はV型エンジンの冷却水注入口に係り、特に
V型エンジンを搭載する車両のエンジンルームのコンパ
クト化を行うとともに、冷却水のエア抜けを良好に行い
得るV型エンジンの冷却水注入口に関する。
V型エンジンを搭載する車両のエンジンルームのコンパ
クト化を行うとともに、冷却水のエア抜けを良好に行い
得るV型エンジンの冷却水注入口に関する。
エンジンは、シリンダの配列形式によってシリンダを
直列状態に接続したエンジンや、シリンダを対向状態に
接続したエンジンや、V型エンジン等がある。
直列状態に接続したエンジンや、シリンダを対向状態に
接続したエンジンや、V型エンジン等がある。
前記V型エンジンは、第5〜7図に示す如く、V字形
状のシリンダブロック112の上面部位に第1、第2シリ
ンダヘッド116−1、116−2を夫々載置することによ
り、V字形状に第1、第2シリンダバンク120−1、120
−2を形成している。
状のシリンダブロック112の上面部位に第1、第2シリ
ンダヘッド116−1、116−2を夫々載置することによ
り、V字形状に第1、第2シリンダバンク120−1、120
−2を形成している。
前記V型エンジン106上部である第1、第2シリンダ
バンク120−1、120−2間に空間部122が形成され、こ
の空間部122に前記第1、第2シリンダヘッド116−1、
116−2に架設された吸気マニホルド124が配置されてい
るとともに、V型エンジン106の前方側である一端側に
オルタネータ126が設けられている。このオルタネータ1
26の下方部位には、ウォータポンプ128が配設され、こ
のウォータポンプ128には、冷却水をウォータポンプ128
に供給する冷却水吸入パイプ130下流端部位が接続され
ている。
バンク120−1、120−2間に空間部122が形成され、こ
の空間部122に前記第1、第2シリンダヘッド116−1、
116−2に架設された吸気マニホルド124が配置されてい
るとともに、V型エンジン106の前方側である一端側に
オルタネータ126が設けられている。このオルタネータ1
26の下方部位には、ウォータポンプ128が配設され、こ
のウォータポンプ128には、冷却水をウォータポンプ128
に供給する冷却水吸入パイプ130下流端部位が接続され
ている。
また、前記吸気マニホルド124の下側部位には、V型
エンジン106の後側である他端側から前側である一端側
に延びる冷却水排出パイプ134が配設されている。
エンジン106の後側である他端側から前側である一端側
に延びる冷却水排出パイプ134が配設されている。
冷却水吸入パイプ130と冷却水排出パイプ134とは、第
6図の示す如く、前記V型エンジン106の一端側にて上
方部位に延設され、吸気マニホルド124とオルタネータ1
26間の隙間Sを通って前記V型エンジン106の一側の第
1シリンダヘッド116−1上方に配設され、前記冷却水
吸入パイプ130の上流側端部部位と冷却水排出パイプ134
の下流側端部部位とが夫々ラジエータ110に連絡されて
いる。
6図の示す如く、前記V型エンジン106の一端側にて上
方部位に延設され、吸気マニホルド124とオルタネータ1
26間の隙間Sを通って前記V型エンジン106の一側の第
1シリンダヘッド116−1上方に配設され、前記冷却水
吸入パイプ130の上流側端部部位と冷却水排出パイプ134
の下流側端部部位とが夫々ラジエータ110に連絡されて
いる。
更に、ラジエータキャップ設置構造としては、実開昭
59−121419号公報に開示される如く、自動車のエンジン
ルーム内の前部に設けられるラジエータのアッパホース
とつながれるエンジン側のサーモスタットの出口側に冷
却水の注入口を設けてそこにラジエータキャップを設け
たものがある。
59−121419号公報に開示される如く、自動車のエンジン
ルーム内の前部に設けられるラジエータのアッパホース
とつながれるエンジン側のサーモスタットの出口側に冷
却水の注入口を設けてそこにラジエータキャップを設け
たものがある。
ところで、従来のV型エンジンの冷却水注入口におい
ては、第8図に示す如く、V型エンジン106の一のシリ
ンダヘッド116−1の上方を通る冷却水吸入パイプ130及
び冷却水排出パイプ134の高さ位置よりもラジエータ110
の高さ位置が高くなるように前記ラジエータ110をV型
エンジン106の前方に配設し、このラジエータ110の上側
部位に冷却水注入口136を設けていた。
ては、第8図に示す如く、V型エンジン106の一のシリ
ンダヘッド116−1の上方を通る冷却水吸入パイプ130及
び冷却水排出パイプ134の高さ位置よりもラジエータ110
の高さ位置が高くなるように前記ラジエータ110をV型
エンジン106の前方に配設し、このラジエータ110の上側
部位に冷却水注入口136を設けていた。
しかし、車両のボディライン108は、空気抵抗の低減
やデザインの関係等により低くされる傾向にあり、上述
したレイアウトでは、第8図に示す如く、冷却水注入口
136を設けたラジエータ110がボディライン108よりも上
側に飛び出してしまい、ボディライン108を低くするの
が困難であるとともに、ボディライン108の低い車両に
使用することができないという不都合があった。
やデザインの関係等により低くされる傾向にあり、上述
したレイアウトでは、第8図に示す如く、冷却水注入口
136を設けたラジエータ110がボディライン108よりも上
側に飛び出してしまい、ボディライン108を低くするの
が困難であるとともに、ボディライン108の低い車両に
使用することができないという不都合があった。
また、前記冷却水注入口136とラジエータ110とをボデ
ィライン108より下側に配設すると前記冷却水注入口136
の高さ位置がV型エンジン106の一側のシリンダヘッド1
16−1上方を通る冷却水吸入パイプ130及び冷却水排出
パイプ134の高さ位置よりも低くなってしまうので、冷
却水のエア抜けが効率よく行われないという不都合があ
った。
ィライン108より下側に配設すると前記冷却水注入口136
の高さ位置がV型エンジン106の一側のシリンダヘッド1
16−1上方を通る冷却水吸入パイプ130及び冷却水排出
パイプ134の高さ位置よりも低くなってしまうので、冷
却水のエア抜けが効率よく行われないという不都合があ
った。
そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するため
に、ラジエータからウォータポンプに冷却水を供給する
冷却水吸入パイプと冷却水を各シリンダヘッドからラジ
エータに戻す冷却水排出パイプとを配設したV型エンジ
ンであって、複数のシリンダヘッドに挟まれた空間部に
吸気マニホルドを配設するとともに空間部の前側に生じ
る隙間に冷却水吸入パイプと冷却水排出パイプとを配設
し、冷却水吸入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイ
プの下流側端部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド
上方を横切るように配置するとともに、冷却水排出パイ
プの下流側端部のシリンダヘッド上方の最高位置に冷却
水注入口を設けたことにより、V型エンジンを搭載する
車両のボディラインを低くすることができ、V型エンジ
ンを搭載する車両のエンジンルームをコンパクト化し得
るV型エンジンの冷却水注入口を実現するにある。
に、ラジエータからウォータポンプに冷却水を供給する
冷却水吸入パイプと冷却水を各シリンダヘッドからラジ
エータに戻す冷却水排出パイプとを配設したV型エンジ
ンであって、複数のシリンダヘッドに挟まれた空間部に
吸気マニホルドを配設するとともに空間部の前側に生じ
る隙間に冷却水吸入パイプと冷却水排出パイプとを配設
し、冷却水吸入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイ
プの下流側端部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド
上方を横切るように配置するとともに、冷却水排出パイ
プの下流側端部のシリンダヘッド上方の最高位置に冷却
水注入口を設けたことにより、V型エンジンを搭載する
車両のボディラインを低くすることができ、V型エンジ
ンを搭載する車両のエンジンルームをコンパクト化し得
るV型エンジンの冷却水注入口を実現するにある。
この目的を達成するためにこの発明は、ラジエータか
らウォータポンプに冷却水を供給する冷却水吸入パイプ
と冷却水を各シリンダヘッドからラジエータに戻す冷却
水排出パイプとを配設したV型エンジンであって、複数
のシリンダヘッドに挟まれた空間部に吸気マニホルドを
配設するとともに前記空間部の前側に生じる隙間に前記
冷却水吸入パイプと前記冷却水排出パイプとを配設し、
前記冷却水吸入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイ
プの下流側端部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド
上方を横切るように配置するとともに、前記冷却水排出
パイプの下流側端部のシリンダヘッド上方の最高位置に
冷却水注入口を設けたことを特徴とする。
らウォータポンプに冷却水を供給する冷却水吸入パイプ
と冷却水を各シリンダヘッドからラジエータに戻す冷却
水排出パイプとを配設したV型エンジンであって、複数
のシリンダヘッドに挟まれた空間部に吸気マニホルドを
配設するとともに前記空間部の前側に生じる隙間に前記
冷却水吸入パイプと前記冷却水排出パイプとを配設し、
前記冷却水吸入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイ
プの下流側端部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド
上方を横切るように配置するとともに、前記冷却水排出
パイプの下流側端部のシリンダヘッド上方の最高位置に
冷却水注入口を設けたことを特徴とする。
上述の如く構成したことにより、V型エンジンを動作
させた際には、冷却水が冷却水吸入パイプ内を通ってラ
ジエータからウォータポンプに供給され、このウォータ
ポンプによってV型エンジンの各シリンダヘッド内に供
給されてV型エンジンを冷却し、その後に冷却水排出パ
イプによってラジエータに戻される。
させた際には、冷却水が冷却水吸入パイプ内を通ってラ
ジエータからウォータポンプに供給され、このウォータ
ポンプによってV型エンジンの各シリンダヘッド内に供
給されてV型エンジンを冷却し、その後に冷却水排出パ
イプによってラジエータに戻される。
このとき、冷却水排出パイプの最高高さ位置部位に設
けられた冷却水注入口により、冷却水のエア抜けを良好
に維持している。
けられた冷却水注入口により、冷却水のエア抜けを良好
に維持している。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1〜4図はこの発明の実施例を示すものである。第
4図において、2は車両、4はエンジンルーム、6はV
型エンジンである。前記車両2は、前部部位にエンジン
ルーム4が形成されている。このエンジンルーム4上方
のボディライン8は、前記車両2の前側(第4図の左
側)から後側(第4図の右側)に漸次上昇すべく緩やか
に傾斜されている。
4図において、2は車両、4はエンジンルーム、6はV
型エンジンである。前記車両2は、前部部位にエンジン
ルーム4が形成されている。このエンジンルーム4上方
のボディライン8は、前記車両2の前側(第4図の左
側)から後側(第4図の右側)に漸次上昇すべく緩やか
に傾斜されている。
前記エンジンルーム4には、V型エンジン6が配置さ
れ、このV型エンジン6の前方にラジエータ10が配置さ
れている。
れ、このV型エンジン6の前方にラジエータ10が配置さ
れている。
前記V型エンジン6は、第3図に示す如く、V型のシ
リンダブロック12下面部位にオイルパン14が取付けられ
ているとともに、上面部位に夫々第1、第2シリンダヘ
ッド16−1、16−2と第1、第2シリンダヘッドカバー
18−1、18−2とが取付けられている。前記第1シリン
ダヘッド16−1と第1シリンダヘッドカバー18−1とが
前記V型エンジン6の一側(第3図の左側)に配置され
ているとともに、第2シリンダヘッド16−2と第2シリ
ンダヘッドカバー18−2とが前記V型エンジン6の他側
(第3図の右側)に配置されている。
リンダブロック12下面部位にオイルパン14が取付けられ
ているとともに、上面部位に夫々第1、第2シリンダヘ
ッド16−1、16−2と第1、第2シリンダヘッドカバー
18−1、18−2とが取付けられている。前記第1シリン
ダヘッド16−1と第1シリンダヘッドカバー18−1とが
前記V型エンジン6の一側(第3図の左側)に配置され
ているとともに、第2シリンダヘッド16−2と第2シリ
ンダヘッドカバー18−2とが前記V型エンジン6の他側
(第3図の右側)に配置されている。
前記第1、第2シリンダヘッド16−1、16−2を載置
することにより、V字形状の第1、第2シリンダバンク
20−1、20−2が配置され、この第1、第2シリンダバ
ンク20−1、20−2の間、つまり前記第1、第2シリン
ダヘッド16−1、16−2間に空間部22が形成されてい
る。この空間部22に前記第1、第2シリンダヘッド16−
1、16−2に連絡する吸気マニホルド24が配設されてい
るとともに、オルタネータ26が設けられている。このオ
ルタネータ26の下方にウォータポンプ28が配設されてい
る。
することにより、V字形状の第1、第2シリンダバンク
20−1、20−2が配置され、この第1、第2シリンダバ
ンク20−1、20−2の間、つまり前記第1、第2シリン
ダヘッド16−1、16−2間に空間部22が形成されてい
る。この空間部22に前記第1、第2シリンダヘッド16−
1、16−2に連絡する吸気マニホルド24が配設されてい
るとともに、オルタネータ26が設けられている。このオ
ルタネータ26の下方にウォータポンプ28が配設されてい
る。
前記V型エンジン6の前方に配置されたラジエータ10
は、冷却水吸入パイプ30によってサーモスタット32に連
絡され、このサーモスタット32がウォータポンプ28に連
絡されている。このウォータポンプ28は、前記V型エン
ジン6の第1、第2シリンダヘッド16−1、16−2に形
成されるウォータジャケット(図示せず)に連絡されて
いる。このウォータジャケット(図示せず)は、冷却水
排出パイプ34によってラジエータ10に連絡されている。
は、冷却水吸入パイプ30によってサーモスタット32に連
絡され、このサーモスタット32がウォータポンプ28に連
絡されている。このウォータポンプ28は、前記V型エン
ジン6の第1、第2シリンダヘッド16−1、16−2に形
成されるウォータジャケット(図示せず)に連絡されて
いる。このウォータジャケット(図示せず)は、冷却水
排出パイプ34によってラジエータ10に連絡されている。
詳述すれば、前記冷却水吸入パイプ30の上流側端部
は、第1、2図に示す如く、ラジエータ10から前記V型
エンジン6の一側(第1図の左側)に配置された第1シ
リンダヘッドカバー18−1の上方を横切るように配置さ
れ、オルタネータ26と吸気マニホルド24との間に形成さ
れた隙間Sを通ってサーモスタット32に連絡されてい
る。
は、第1、2図に示す如く、ラジエータ10から前記V型
エンジン6の一側(第1図の左側)に配置された第1シ
リンダヘッドカバー18−1の上方を横切るように配置さ
れ、オルタネータ26と吸気マニホルド24との間に形成さ
れた隙間Sを通ってサーモスタット32に連絡されてい
る。
また、冷却水排出パイプ34の下流側端部は、第1、2
図に示す如く、V型エンジン6の後側から前側に吸気マ
ニホルド24の下方を通って配設され、前記V型エンジン
6の前側にて上方部位に指向させ、オルタネータ26と吸
気マニホルド24との間の隙間Sを通り、前述した冷却水
吸入パイプ30と同様に前記V型エンジン6の第1シリン
ダヘッド6−1の上方を横切るように配置されてラジエ
ータ10に連絡されている。
図に示す如く、V型エンジン6の後側から前側に吸気マ
ニホルド24の下方を通って配設され、前記V型エンジン
6の前側にて上方部位に指向させ、オルタネータ26と吸
気マニホルド24との間の隙間Sを通り、前述した冷却水
吸入パイプ30と同様に前記V型エンジン6の第1シリン
ダヘッド6−1の上方を横切るように配置されてラジエ
ータ10に連絡されている。
更に、前記冷却水排出パイプ34の下流側端部の第1シ
リンダヘッド6−1上方の最高高さ位置部位に冷却水吸
入口36を設ける。
リンダヘッド6−1上方の最高高さ位置部位に冷却水吸
入口36を設ける。
つまり、前記冷却水排出パイプ34の第1シリンダヘッ
ドカバー18−1上方部位に冷却水注入口36を設け、この
冷却水注入口36にキャップ部38を取付ける。このキャッ
プ部38は、冷却水のエア抜けを行う弁機能を有してい
る。
ドカバー18−1上方部位に冷却水注入口36を設け、この
冷却水注入口36にキャップ部38を取付ける。このキャッ
プ部38は、冷却水のエア抜けを行う弁機能を有してい
る。
次に作用について説明する。
車両2のV型エンジン6を動作させた際には、冷却水
が冷却水吸入パイプ30内を通ってラジエータ10からウォ
ータポンプ28に供給され、このウォータポンプ28によっ
て前記V型エンジン6の第1、第2シリンダヘッド6−
1、16−2内に圧送されて前記V型エンジン6を冷却
し、その後に冷却水排出パイプ34によってラジエータ10
に戻される。
が冷却水吸入パイプ30内を通ってラジエータ10からウォ
ータポンプ28に供給され、このウォータポンプ28によっ
て前記V型エンジン6の第1、第2シリンダヘッド6−
1、16−2内に圧送されて前記V型エンジン6を冷却
し、その後に冷却水排出パイプ34によってラジエータ10
に戻される。
このとき、前記冷却水排出パイプ34の最高高さ位置部
位に設けられた冷却水注入口36により、冷却水のエア抜
けを良好に維持している。
位に設けられた冷却水注入口36により、冷却水のエア抜
けを良好に維持している。
これにより、前記ラジエータ10後方に配設される冷却
水排出パイプ34に冷却水注入口36が設けられることとな
り、前記ラジエータ10を低くすることができ、V型エン
ジン6を搭載する車両2のボディライン8を低くするこ
とができ、前記車両2のエンジンルーム4をコンパクト
化し得て、実用上有利である。
水排出パイプ34に冷却水注入口36が設けられることとな
り、前記ラジエータ10を低くすることができ、V型エン
ジン6を搭載する車両2のボディライン8を低くするこ
とができ、前記車両2のエンジンルーム4をコンパクト
化し得て、実用上有利である。
また、冷却水排出パイプ34の第1シリンダヘッドカバ
ー18−1上方部位に設けられた冷却水注入口36により、
冷却水のエア抜けを良好に行うことができ、前記V型エ
ンジン6の性能を十分に発揮させ得て、実用上有利であ
る。
ー18−1上方部位に設けられた冷却水注入口36により、
冷却水のエア抜けを良好に行うことができ、前記V型エ
ンジン6の性能を十分に発揮させ得て、実用上有利であ
る。
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、ラジエー
タからウォータポンプに冷却水を供給する冷却水吸入パ
イプと冷却水を各シリンダヘッドからラジエータに戻す
冷却水排出パイプとを配設したV型エンジンであって、
複数のシリンダヘッドに挟まれた空間部に吸気マニホル
ドを配設するとともに空間部の前側に生じる隙間に冷却
水吸入パイプと冷却水排出パイプとを配設し、冷却水吸
入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイプの下流側端
部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド上方を横切る
ように配置するとともに、冷却水排出パイプの下流側端
部のシリンダヘッド上方の最高位置に冷却水注入口を設
けたので、V型エンジンを搭載する車両のボディライン
を低くすることができ、V型エンジンを搭載する車両の
エンジンルームをコンパクト化し得て、実用上有利であ
る。また、冷却水排出パイプの下流側端部のシリンダヘ
ッド上方の最高高さ位置部位に設けられた冷却水注入口
により、冷却水のエア抜けを良好に行うことができ、前
記V型エンジンの性能を十分に発揮させ得て、実用上有
利である。
タからウォータポンプに冷却水を供給する冷却水吸入パ
イプと冷却水を各シリンダヘッドからラジエータに戻す
冷却水排出パイプとを配設したV型エンジンであって、
複数のシリンダヘッドに挟まれた空間部に吸気マニホル
ドを配設するとともに空間部の前側に生じる隙間に冷却
水吸入パイプと冷却水排出パイプとを配設し、冷却水吸
入パイプの上流側端部及び冷却水排出パイプの下流側端
部をV型エンジンの一方のシリンダヘッド上方を横切る
ように配置するとともに、冷却水排出パイプの下流側端
部のシリンダヘッド上方の最高位置に冷却水注入口を設
けたので、V型エンジンを搭載する車両のボディライン
を低くすることができ、V型エンジンを搭載する車両の
エンジンルームをコンパクト化し得て、実用上有利であ
る。また、冷却水排出パイプの下流側端部のシリンダヘ
ッド上方の最高高さ位置部位に設けられた冷却水注入口
により、冷却水のエア抜けを良好に行うことができ、前
記V型エンジンの性能を十分に発揮させ得て、実用上有
利である。
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図はV型エ
ンジンの概略平面図、第2図はV型エンジンの冷却水注
入口の概略説明図、第3図はV型エンジンの概略正面
図、第4図はV型エンジンの概略取付説明図である。 第5〜8図はこの発明の実施例を示し、第5図はV型エ
ンジンの概略平面図、第6図はV型エンジンの冷却水注
入口の概略説明図、第7図はV型エンジンの概略正面
図、第8図はV型エンジンの概略取付説明図である。 図において、2は車両、4はエンジンルーム、6はV型
エンジン、8はボディライン、10はラジエータ、12はシ
リンダブロック、14はオイルパン、16はシリンダヘッ
ド、18はシリンダヘッドカバー、20はシリンダバンク、
22は空間部、24は吸気マニホルド、26はオルタネータ、
28はウォータポンプ、30は冷却水吸入パイプ、32はサー
モスタット、34は冷却水排出パイプ、36は冷却水注入
口、38はキャップ部である。
ンジンの概略平面図、第2図はV型エンジンの冷却水注
入口の概略説明図、第3図はV型エンジンの概略正面
図、第4図はV型エンジンの概略取付説明図である。 第5〜8図はこの発明の実施例を示し、第5図はV型エ
ンジンの概略平面図、第6図はV型エンジンの冷却水注
入口の概略説明図、第7図はV型エンジンの概略正面
図、第8図はV型エンジンの概略取付説明図である。 図において、2は車両、4はエンジンルーム、6はV型
エンジン、8はボディライン、10はラジエータ、12はシ
リンダブロック、14はオイルパン、16はシリンダヘッ
ド、18はシリンダヘッドカバー、20はシリンダバンク、
22は空間部、24は吸気マニホルド、26はオルタネータ、
28はウォータポンプ、30は冷却水吸入パイプ、32はサー
モスタット、34は冷却水排出パイプ、36は冷却水注入
口、38はキャップ部である。
Claims (1)
- 【請求項1】ラジエータからウォータポンプに冷却水を
供給する冷却水吸入パイプと冷却水を各シリンダヘッド
からラジエータに戻す冷却水排出パイプとを配設したV
型エンジンであって、複数のシリンダヘッドに挟まれた
空間部に吸気マニホルドを配設するとともに前記空間部
の前側に生じる隙間に前記冷却水吸入パイプと前記冷却
水排出パイプとを配設し、前記冷却水吸入パイプの上流
側端部及び冷却水排出パイプの下流側端部をV型エンジ
ンの一方のシリンダヘッド上方を横切るように配置する
とともに、前記冷却水排出パイプの下流側端部のシリン
ダヘッド上方の最高位置に冷却水注入口を設けたことを
特徴とするV型エンジンの冷却水注入口。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2333790A JP3055173B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | V型エンジンの冷却水注入口 |
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- 1990-11-30 JP JP2333790A patent/JP3055173B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH04203418A (ja) | 1992-07-24 |
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