JPH10338037A - 水冷エンジン用冷却装置 - Google Patents

水冷エンジン用冷却装置

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Publication number
JPH10338037A
JPH10338037A JP9148260A JP14826097A JPH10338037A JP H10338037 A JPH10338037 A JP H10338037A JP 9148260 A JP9148260 A JP 9148260A JP 14826097 A JP14826097 A JP 14826097A JP H10338037 A JPH10338037 A JP H10338037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
water
cylinder head
radiator
cylinder block
Prior art date
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Pending
Application number
JP9148260A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tateshima
良暢 建島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Priority to US09/090,213 priority patent/US6032621A/en
Publication of JPH10338037A publication Critical patent/JPH10338037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/26Cylinder heads having cooling means
    • F02F1/36Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/38Cylinder heads having cooling means for liquid cooling the cylinder heads being of overhead valve type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダヘッドの平面視略中央に付属部品を
取付け可能とし、シリンダブロックとシリンダヘッドと
の合せ面のシール性を確保し、シリンダヘッドの冷却効
率を高め、付属部品の取付け位置とボルト位置とホース
接続口の位置を確保すること。 【解決手段】 水冷エンジンのシリンダヘッドには、平
面視略中央に点火プラグ等の付属部品を取付ける部品取
付け孔44cを開け、部品取付け孔の周囲にほぼ等ピッ
チで複数のシリンダブロック取付け用ボルト孔44d…
を開け、複数のシリンダブロック取付け用ボルト孔に挟
まれた位置にホース接続口44e,44fを開け、この
ホース接続口を複数設け、このようなシリンダヘッドの
複数のホース接続口にラジエータホースを介して単一の
ラジエータを接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水冷エンジン用冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水冷エンジン用冷却装置として、例えば
実開昭59−143823号公報「水冷式自動二輪車の
冷却装置」がある。上記従来の技術は、その公報の第5
図及び第6図によれば、左右2つのラジエータ16,1
6(符号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)の下部にパイプ16a,16aを設け、これらの
パイプ16a,16aに二股状のラジエータホース26
を介してウオータポンプ15の吸入管15bを接続し、
ウオータポンプ15の吐出管15aにウオータホース2
3を介してエンジンのシリンダ12aを接続し、このシ
リンダ12aの頂部に2本のウオータホース24,25
を介して2つのラジエータ16,16の各上部に接続し
た冷却装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型自動二
輪車に搭載するような、比較的小排気量の小型の水冷エ
ンジンでは、次の点が要求される。 (1)エンジンの燃焼効率を高めるために、シリンダヘ
ッドの平面視略中央に点火プラグ等の付属部品が取付け
可能であること。 (2)シリンダブロックとシリンダヘッドとの合せ面
の、シール性を確保すること。 (3)シリンダヘッドの冷却効率を高めること。 (4)シリンダヘッドに、点火プラグ等の付属部品の取
付け場所、複数のシリンダブロック取付け用ボルトの取
付け場所、シリンダヘッドの冷却水通路からラジエータ
へ冷却水を戻すためのホース接続口を確保すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記要求に応えるため
に、請求項1記載の発明は、水冷エンジンにおけるシリ
ンダヘッドの冷却水通路とラジエータとをラジエータホ
ースで接続した水冷エンジン用冷却装置において、シリ
ンダヘッドには、平面視略中央に点火プラグ等の付属部
品を取付ける部品取付け孔を開け、この部品取付け孔の
周囲にほぼ等ピッチで複数のシリンダブロック取付け用
ボルト孔を開け、これら複数のシリンダブロック取付け
用ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を開け、この
ホース接続口を複数設け、このようなシリンダヘッドの
複数のホース接続口にラジエータホースを介して単一の
ラジエータを接続したことを特徴とする。
【0005】部品取付け孔の周囲に複数のシリンダブロ
ック取付け用ボルト孔を配列し、これらのシリンダブロ
ック取付け用ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を
配列し、このホース接続口を複数設けるようにしたの
で、シリンダヘッドの平面視略中央に大きなスペースが
確保でき、この大きな中央のスペースに点火プラグ等の
付属部品を余裕をもって取付けることができる。
【0006】複数のシリンダブロック取付け用ボルトを
ほぼ等ピッチに配列したため、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの合せ面のシール性を確保することが容易
にできる。
【0007】そして、複数のシリンダブロック取付け用
ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を配列したの
で、容易に個数を増すことができ、個数を増したことに
より、各ホース接続口を小径にすることができる。従っ
て、必要な冷却水を流すためのホース接続口を、点火プ
ラグ等の付属部品や複数のシリンダブロック取付け用ボ
ルトと干渉することなく、配列することができる。ま
た、ホース接続口の個数を増すことにより、シリンダヘ
ッドの概ね全体にわたって冷却水を流すことができる。
このため、シリンダヘッドの冷却効率を容易に高めるこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0009】図1は本発明に係る自動二輪車の側面図で
ある。自動二輪車1はクレードル型車体フレーム2と、
車体フレーム2のヘッドパイプ3に取付けたフロントフ
ォーク4と、フロントフォーク4に取付けた前輪5と、
フロントフォーク4に連結したハンドル6と、車体フレ
ーム2の前部上部に取付けた燃料タンク7と、車体フレ
ーム2の後部上部に取付けたシート8と、車体フレーム
2の各パイプで囲まれたクレードルスペース内に配置し
た水冷エンジン9と、水冷エンジン9の前方に配置した
ラジエータ10と、車体フレーム2の後部に取付けたス
イングアーム11と、スイングアーム11に取付けた後
輪12とからなる。図中、21は気化器、22は排気
管、23は駆動用チェーン、24はフロントフェンダ、
25はラジエータショラウド、26はサイドカバー、2
7はリヤフェンダである。
【0010】図2は本発明に係る水冷エンジン用冷却装
置の冷却水循環系統図である。水冷エンジン用冷却装置
は、単一のラジエータ10の冷却水出口10aに吸入ホ
ース31を介してウオータポンプ32の吸入口32aを
接続し、ウオータポンプ32の吐出口32bに吐出ホー
ス33を介して後述するシリンダブロック43のホース
接続口43aを接続し、シリンダブロック43のウオー
タジャケットにシリンダヘッド44のウオータジャケッ
トを連通し、シリンダヘッド44の2つのホース接続口
44e,44fにそれぞれ第1リターンホース34,3
4の一端を接続し、これらの第1リターンホース34,
34の他端に二股状のホースジョイント35を介して第
2リターンホース36の一端を接続し、第2リターンホ
ース36の他端にラジエータ10の冷却水リターン口1
0bを接続した冷却水循環系統Wからなる。このような
冷却水循環系統Wは、ラジエータ10からの冷却水を循
環させて水冷エンジン9を冷却する役割を果たす。2本
の第1リターンホース34,34とホースジョイント3
5と1本の第2リターンホース36との組合せは、ラジ
エータホース37の構成である。
【0011】図3は本発明に係る水冷エンジンの左側面
図(要部断面図)である。水冷エンジン9は、概ね上下
方向に延びる1つのシリンダ41を有した縦置きの2サ
イクル単気筒エンジンであり、このエンジンは、クラン
クケース42とシリンダブロック43とシリンダヘッド
44とを重ねてボルト結合したものである。詳しくは、
シリンダブロック43とシリンダヘッド44とはボルト
45にて結合したものであり、互いのウオータジャケッ
ト(冷却水通路)43b,44a同士を連通させた構成
である。シリンダヘッド44は頂部(平面視略中央)に
付属部品としての点火プラグ46を取付けたものであ
り、このため、燃焼室47の中央トップから点火するの
で、水冷エンジンの燃焼効率を高めることができる。図
中、51はクランクシャフト、52はピストン、53は
吸気口、54は排気口、55はパワーユニットである。
【0012】図4は本発明に係る水冷エンジンの右側面
図(要部断面図)であり、上記図3に示す水冷エンジン
を裏面から見た姿を示す。水冷エンジン9は、シリンダ
ブロック43の側部にウオータポンプ32を取付けたも
のである。この図では、ウオータポンプ32の吸入口3
2aに吸入ホース31を接続し、ウオータポンプ32の
吐出口32bに吐出ホース33を介してシリンダブロッ
ク43のホース接続口43aを接続した具体的構成を示
す。
【0013】図5は本発明に係るシリンダヘッドの平面
図である。シリンダヘッド44はその平面上に、部品取
付け孔44cと、複数のシリンダブロック取付け用ボル
ト孔44d…(…は複数を示す。以下同じ。)と、2つ
のホース接続口44e,44fとを開けたものである。
詳しくは、シリンダヘッド44は、平面視略中央に点火
プラグ46(図3参照)を取付ける部品取付け孔44c
を開け、この部品取付け孔44cの周囲にほぼ等ピッチ
で複数、例えば5つのシリンダブロック取付け用ボルト
孔44d…を開け、これら複数のシリンダブロック取付
け用ボルト孔44d…の配列円(ボルトピッチサーク
ル)上に、又は配列円の付近に2つのホース接続口44
e,44fを開けたものである。すなわち、部品取付け
孔44cの周囲に複数のシリンダブロック取付け用ボル
ト孔44d…を配列し、これらのシリンダブロック取付
け用ボルト孔44d…に挟まれた位置にホース接続口4
4e,44fを配列し、このホース接続口44e,44
fを複数設けるようにしたものである。図中、44gは
シリンダヘッド44を図示せぬ車体フレームに取付ける
ハンガである。
【0014】図6は図5の6−6線断面図である。ウオ
ータジャケット44aは図3に示すシリンダブロック4
3のウオータジャケット43bに連通する連通孔44b
を設けたものであり、部品取付け孔44cは上下貫通し
たねじ孔であり、シリンダブロック取付け用ボルト孔4
4dは図3に示すボルト45を挿通する上下貫通孔であ
る。
【0015】図7は図5の7−7線断面図である。シリ
ンダヘッド44のホース接続口44e,44fは、ウオ
ータジャケット44aに連通したねじ孔であり、これら
のねじ孔にホースジョイント(ホースニップル)61を
ねじ込み、ホースジョイント61に第1リターンホース
34を圧入して、ホースクランプ(ホースバンド)62
で止めたものである。
【0016】図8は本発明に係るラジエータホースの斜
視図である。ラジエータホース37は、二股状(Y型)
のホースジョイント35において、2つの接続部に第1
リターンホース34,34を圧入してホースクランプ6
2,62で止め、他の1つの接続部に第2リターンホー
ス36を圧入してホースクランプ62で止めたものであ
る。
【0017】図9は本発明に係るラジエータホース(変
形例)の斜視図である。変形例のラジエータホース38
は、上記図8に示す第1リターンホース34,34に相
当する2つの第1リターンホース部38a,38aと、
第2リターンホース36に相当する1つの第2リターン
ホース部38bとを、一体的に形成することにより、二
股状のホースジョイント35を廃止した構成である。こ
の変形例によれば、ホースジョイント35及びこのホー
スジョイント35に止める3つのホースクランプ62…
が不要になり、部品数を低減することができ、ホースジ
ョイント35へのホース締結作業も不要になる。
【0018】図10は図1の10矢視図であり、ラジエ
ータ10及びシリンダヘッド44を背面から且つ斜め上
方から見た姿を示し、シリンダヘッド44の2つのホー
ス接続口44e,44fにラジエータホース37を介し
てラジエータ10の冷却水リターン口10bを接続した
具体的構成を示す。詳しくは、冷却水循環系統Wの具体
的構成は、シリンダヘッド44にホースジョイント6
1,61を介して2本の第1リターンホース34,34
の端を取付け、ホースジョイント35で集約した後に、
1本の第2リターンホース36の端をラジエータ10の
冷却水リターン口10bに接続したものである。2本の
第1リターンホース34,34を1本の第2リターンホ
ース36に集約してラジエータ10の冷却水リターン口
10bに接続するので、冷却水リターン口10bの配置
の自由度が高まる。背面視略矩形状のラジエータ10
は、下部の右隅に単一の冷却水出口10aを設け、上部
の左隅に単一の冷却水リターン口10bを設けたもので
あり、この結果、冷却水出口10aと冷却水リターン口
10bとを、概ね対角線上に配置することになる。この
ため、冷却水をラジエータ10の全面に概ね均一に流す
ことができるので、ラジエータ10の冷却効率は高ま
る。
【0019】次に、上記構成の水冷エンジン用冷却装置
の作用を図3及び図5に基づき説明する。図5のよう
に、複数のシリンダブロック取付け用ボルト孔44d…
及び複数のホース接続口44e,44fを、部品取付け
孔44cを囲う円上に、又は円上の付近に配列したた
め、この円の中央に大きなスペースが確保でき、この大
きな中央のスペースに点火プラグ46(図3参照)を余
裕をもって取付けることができる。すなわち、部品取付
け孔44cの周囲に複数のシリンダブロック取付け用ボ
ルト孔44d…を配列し、これらのシリンダブロック取
付け用ボルト孔44d…に挟まれた位置にホース接続口
44e,44fを配列し、このホース接続口44e,4
4fを複数設けるようにしたので、シリンダヘッド44
の平面視略中央に大きなスペースが確保できる。そし
て、シリンダヘッド44の平面視略中央に点火プラグ4
6を取付けることで、図3の水冷エンジン9の燃焼効率
は高まる。
【0020】複数のボルト孔44d…(図3のボルト4
5…)をほぼ等ピッチに配列したため、シリンダヘッド
44におけるボルト孔44d…の配列円廻りの剛性を高
めなくても、図3のシリンダブロック43とシリンダヘ
ッド44との合せ面のシール性を確保することができ
る。従って、シリンダヘッド44の軽量化を図れる。
【0021】そして、ホース接続口44e,44fを複
数のシリンダブロック取付け用ボルト孔44d…の配列
円上に、又は配列円上の付近に配列したため(すなわ
ち、複数のシリンダブロック取付け用ボルト孔44d…
に挟まれた位置にホース接続口44e,44fを配列し
たため)、容易に個数を増すことができ、個数を増した
ことにより、各ホース接続口44e,44fを小径にす
ることができる。従って、必要な冷却水を流すためのホ
ース接続口44e,44fを、点火プラグ46や複数の
シリンダブロック取付け用ボルト45…と干渉すること
なく、配列することができる。また、ホース接続口44
e,44fの個数を増すことにより、シリンダヘッド4
4の概ね全体にわたって冷却水を流すことができる。こ
のため、シリンダヘッド44の冷却効率を容易に高める
ことができる。
【0022】図11は本発明に係るラジエータ(変形
例)の斜視図である。変形例のラジエータ10は、2つ
の冷却水リターン口10b,10bを並べて設けたもの
であり、この場合においても、2つの冷却水リターン口
10b,10bと冷却水出口10aとを概ね対角線上に
配置する。従って、変形例のラジエータ10は、上記図
10に示すラジエータ10と同様に、冷却水を全面に概
ね均一に流すことができるので、冷却効率は高い。な
お、この変形例においては、図10に示す2本の第1リ
ターンホース34,34を、2つの冷却水リターン口1
0b,10bに直接取付けることができるので、部品数
を低減することができ、ホースジョイント35へのホー
ス締結作業も不要になる。
【0023】なお、上記実施の形態において、水冷エン
ジン9は自動二輪車1に搭載した構成に限定するもので
はなく、例えば、産業用エンジンであってもよい。シリ
ンダヘッド44の向きは、水冷エンジン9の向きに依存
するが、本発明においては、シリンダブロック43に取
付ける合せ面と反対側の面を、「平面」と称する。シリ
ンダヘッド44の部品取付け孔44cに取付ける付属部
品は、シリンダヘッド44に取付けるための付属品であ
ればよく、点火プラグ46の他に、例えば、燃料噴射弁
や圧力センサ等を包含する。シリンダヘッド44に開け
たホース接続口44e,44fは複数であればよく、個
数は任意である。ホース接続口44e,44fは、複数
のシリンダブロック取付け用ボルト孔44d…に挟まれ
た位置に開けたものであればよく、複数のシリンダブロ
ック取付け用ボルト孔44d…の配列円上に開けた構成
に限定するものではない。複数の第1リターンホース3
4,34を集約するためのホースジョイント35は、ラ
ジエータ10の冷却水リターン口10bに溶接等によっ
て直接取付けてもよく、その場合には、第2リターンホ
ース36は不要である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、水冷エンジンにおけるシ
リンダヘッドの冷却水通路とラジエータとをラジエータ
ホースで接続した水冷エンジン用冷却装置において、シ
リンダヘッドには、平面視略中央に点火プラグ等の付属
部品を取付ける部品取付け孔を開け、この部品取付け孔
の周囲にほぼ等ピッチで複数のシリンダブロック取付け
用ボルト孔を開け、これら複数のシリンダブロック取付
け用ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を開け、こ
のホース接続口を複数設け、このようなシリンダヘッド
の複数のホース接続口にラジエータホースを介して単一
のラジエータを接続したことを特徴とする。
【0025】部品取付け孔の周囲に複数のシリンダブロ
ック取付け用ボルト孔を配列し、これらのシリンダブロ
ック取付け用ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を
配列し、このホース接続口を複数設けるようにしたの
で、シリンダヘッドの平面視略中央に大きなスペースが
確保でき、この大きな中央のスペースに点火プラグ等の
付属部品を余裕をもって取付けることができる。
【0026】複数のシリンダブロック取付け用ボルトを
ほぼ等ピッチに配列したため、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの合せ面のシール性を確保することができ
る。
【0027】そして、複数のシリンダブロック取付け用
ボルト孔に挟まれた位置にホース接続口を配列したの
で、容易に個数を増すことができ、個数を増したことに
より、各ホース接続口を小径にすることができる。従っ
て、必要な冷却水を流すためのホース接続口を、点火プ
ラグ等の付属部品や複数のシリンダブロック取付け用ボ
ルトと干渉することなく、配列することができる。ま
た、ホース接続口の個数を増すことにより、シリンダヘ
ッドの概ね全体にわたって冷却水を流すことができる。
このため、シリンダヘッドの冷却効率を容易に高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る水冷エンジン用冷却装置の冷却水
循環系統図
【図3】本発明に係る水冷エンジンの左側面図(要部断
面図)
【図4】本発明に係る水冷エンジンの右側面図(要部断
面図)
【図5】本発明に係るシリンダヘッドの平面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】図5の7−7線断面図
【図8】本発明に係るラジエータホースの斜視図
【図9】本発明に係るラジエータホース(変形例)の斜
視図
【図10】図1の10矢視図
【図11】本発明に係るラジエータ(変形例)の斜視図
【符号の説明】
1…自動二輪車、9…水冷エンジン、10…ラジエー
タ、10a…冷却水出口、10b…冷却水リターン口、
31…吸入ホース、32…ウオータポンプ、33…吐出
ホース、34…第1リターンホース、35…ホースジョ
イント、36…第2リターンホース、37,38…ラジ
エータホース、43…シリンダブロック、43b…冷却
水通路(ウオータジャケット)、44…シリンダヘッ
ド、44a…冷却水通路(ウオータジャケット)、44
c…部品取付け孔、44d…シリンダブロック取付け用
ボルト孔、44e,44f…ホース接続口、45…ボル
ト、46…付属部品(点火プラグ)、61…ホースジョ
イント、W…冷却水循環系統。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02F 1/00 F02F 1/00 H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷エンジンにおけるシリンダヘッドの
    冷却水通路とラジエータとをラジエータホースで接続し
    た水冷エンジン用冷却装置において、前記シリンダヘッ
    ドには、平面視略中央に点火プラグ等の付属部品を取付
    ける部品取付け孔を開け、この部品取付け孔の周囲にほ
    ぼ等ピッチで複数のシリンダブロック取付け用ボルト孔
    を開け、これら複数のシリンダブロック取付け用ボルト
    孔に挟まれた位置にホース接続口を開け、このホース接
    続口を複数設け、このようなシリンダヘッドの複数のホ
    ース接続口にラジエータホースを介して単一のラジエー
    タを接続したことを特徴とする水冷エンジン用冷却装
    置。
JP9148260A 1997-06-05 1997-06-05 水冷エンジン用冷却装置 Pending JPH10338037A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9148260A JPH10338037A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 水冷エンジン用冷却装置
US09/090,213 US6032621A (en) 1997-06-05 1998-06-04 Cooling device for water cooled engine

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