JPS6360221B2 - - Google Patents

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JPS6360221B2
JPS6360221B2 JP18703982A JP18703982A JPS6360221B2 JP S6360221 B2 JPS6360221 B2 JP S6360221B2 JP 18703982 A JP18703982 A JP 18703982A JP 18703982 A JP18703982 A JP 18703982A JP S6360221 B2 JPS6360221 B2 JP S6360221B2
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JP
Japan
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cylinder
head cover
head
engine
water
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JP18703982A
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English (en)
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JPS5977063A (ja
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シリンダヘツドに、これを覆うヘツ
ドカバーを取付けるための、内燃機関のヘツドカ
バー取付装置に関する。
従来、ヘツドカバーをシリンダヘツドに取付け
るためには、ヘツドカバーの隅角部を数本のボル
トによりシリンダヘツドに固着しているが、数本
のボルトの締付け作業は可成り手間のかかるもの
であるから、このような従来の取付装置は内燃機
関の組立性を多少とも損う欠点がある。
そこで、本発明は、ヘツドカバーの中央部を締
付けることにより1気筒当り1個のナツトを以て
ヘツドカバーを確実に取付け得るようにした、組
立性が良好で構造簡単な前記取付装置を提供する
ことを目的とするもので、その特徴は、シリンダ
ブロツクの上端に固着されたシリンダヘツドに点
火栓が螺着されるボス部を一体に形成し、このボ
ス部に、前記シリンダヘツドを覆うヘツドカバー
の中央部に設けた取付孔を嵌合すると共に該カバ
ーを前記シリンダブロツクに圧着するナツトを螺
着したところにある。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第1図においてオートバイの車体フレ
ームFにV型2サイクル内燃機関Eが搭載され、
この機関Eのクランク軸1及びこれに駆動される
変速機の出力軸2は前,後輪Wf,Wrの車軸と平
行に配置され、出力軸2はチエン伝動装置3を介
して後輪Wrを駆動する。
機関Eは、クランク軸1を中心に互いに90゜の
バンク角を開いた第1及び第2エンジンブロツク
Ea,Ebを有し、第1エンジンブロツクEaは車両
前方を向くように略水平に、また第2エンジンブ
ロツクEbは上方を向くように略垂直にそれぞれ
配置される。
第2図に示すように、各エンジンブロツクEa,
Ebは、クランク軸1を支持する共通のクランク
ケース4と、それに図示しないボルトにより固着
されるシリンダブロツク5とよりなり、またその
シリンダブロツク5はピストン6が摺合するシリ
ンダ孔7を形成した内側壁8と、この内側壁8を
囲繞してそれとの間にエンジンブロツクEa,Eb
の水ジヤケツト10の一部を画成する外側壁9と
より構成され、その外側壁9の上端は、内側壁8
の上端より可及的低く形成され、図示例ではシリ
ンダブロツク5の吸,排気ポートに近接した位置
まで下げられている。この外側壁9上端より外方
へ突出した、内側壁8の上端部外周にはねじが刻
設され、このねじを介してシリンダヘツド12が
内側壁8に螺着される。
シリンダヘツド12はピストン6と協働して燃
焼室13を画成するもので、この燃焼室13に電
極を臨ませる点火栓14がシリンダヘツド12中
心部のボス部12aに螺着される。またボス部1
2aには、シリンダヘツド12を覆うヘツドカバ
ー15の中心部に設けた取付孔16が嵌合され、
更に、このヘツドカバー15を前記外側壁9上端
に圧着すべくボス部12aにナツト17が螺着さ
れる。ヘツドカバー15はシリンダヘツド12と
の間に前記水ジヤケツト10の他の部分を画成す
る。
第1及び第2エンジンブロツクEa,Ebに挟ま
れるV形溝19の底部に、それらブロツクEa,
Ebの水ジヤケツト10に冷却水を分配する配水
管18が配設される。この配水管10は、第5図
に示すようにテーパ形状をなし、その周壁には左
右一対の取付突片21、中央部の入口20、その
入口20より大径側にあつて第1,第2エンジン
ブロツクEa,Ebの各水ジヤケツト10に連なる
接続短管22,23及び入口20より小径側にあ
つて第2エンジンブロツクEbの水ジヤケツト1
0に連なる接続短管23が一体に形成されてい
る。図示例の配水管18は、第1エンジンブロツ
クEaが二気筒、第2エンジンブロツクEbが一気
筒を備えた三気筒機関用であるので、第1エンジ
ンブロツクEa側の接続短管22は二本、第2エ
ンジンブロツクEb側の接続短管23は一本とな
つている。配水管18は、その取付突片21をク
ランクケース4の外側壁にボルト24により固着
され(第4図参照)、その固着位置を規定するた
めに配水管18とクランクケース4とにノツクピ
ン25の両半部がそれぞれ嵌込まれる。
配水管18の接続短管22,23は、それぞれ
対応するエンジンブロツクEa,Ebの軸線と平行
に延びていて、対応するシリンダブロツク5底部
の入口管26内に密合される。而して、接続短管
22,23は配水管18と第1,第2エンジンブ
ロツクEa,Ebの水ジヤケツト10間を連通する
機能を持つほか、クランクケース4と第1,第2
エンジンブロツクEa,Ebの各シリンダブロツク
5との接合位置を規定する位置決め機能をも持
つ。
両エンジンブロツクEa,Ebのヘツドカバー1
5には、これらの対向面側に出口管27が形成さ
れ、これら出口管27は導管28を介して車体フ
レームFの前面に装着されたラジエータ29の入
口に接続され、ラジエータ29の出口は導管30
を介してクランクケース4下部に設けられた水ポ
ンプ31の吸込口に接続され、また水ポンプ31
の吐出口は導管32を介して配水管18の入口2
0に接続される。
したがつて、ラジエータ29で冷却された水
は、水ポンプ31によつて吸入され、そして配水
管18へ圧送され、これから両シリンダブロツク
Ea,Ebの水ジヤケツト10へ分配され、各シリ
ンダブロツク5及びシリンダヘツド12を冷却し
た後、出口管27から流出してラジエータ29へ
と還流する。
水ジヤケツト10内には水流規制板33が設け
られる。この水流規制板33は、第3図に示すよ
うに、シリンダヘツド12の外周面及びヘツドカ
バー15の内周面に適合するよう環状をなしてお
り、これの外周縁には入,出口管26,27とは
反対側で切欠34が設けられている。この水流規
制板33は複数本のボルト35によりヘツドカバ
ー15に固着される。その固着の際、切欠34が
入、出口管26,27と反対側の正規の位置以外
では、水流規制板33のヘツドカバー15の取付
けを不可能にするために、水流規制板33の正規
位置においてのみ、切欠34内に突入する誤組防
止突起36がヘツドカバー15内壁に一体に形成
される。即ち、水流規制板33が、その正規位置
以外でヘツドカバー15に取付けられようとする
と、誤組防止突起36が水流規制板33の切欠3
4を持たない側縁と干渉して、その誤組みを防止
する。而して、水流規制板33は、水ジヤケツト
10を入口管26側の下部ジヤケツト10aと、
出口管27側の上部ジヤケツト10bとに区分
し、この両ジヤケツト10a,10b間を入、出
口管26,27と反対側において切欠34を介し
て連通させる。したがつて、入口管26から下部
ジヤケツト10aに送られた冷却水は、切欠34
を経由して上部ジヤケツト10bに移り、出口管
27へと流れることになるから、その冷却水は入
口管26から出口管27へ短絡することなく水ジ
ヤケツト10全域を流れ、シリンダヘツド5及び
シリンダヘツド12を効果的に冷却することがで
きる。
尚、第1図中、Cは気化器、Aはそのエアクリ
ーナである。
第6図は本発明の別の実施例を示すもので、そ
れはシリンダヘツド12をシリンダブロツク5に
ボルト37により固着し、その際これらシリンダ
ヘツド12及びシリンダブロツク5間に介装され
るガスケツト38の外周部を鍔状に延長させて、
その延長部により水流規制板33を構成した点を
除けば前実施例と同様である。
以上のように本発明によれば、シリンダブロツ
クの上端に固着されたシリンダヘツドに点火栓が
螺着されるボス部を一体に形成し、このボス部
に、前記シリンダヘツドを覆うヘツドカバーの中
央部に設けた取付孔を嵌合すると共に該カバーを
前記シリンダブロツクに圧着するナツトを螺着し
たので、1気筒当り1個のナツトを以てヘツドカ
バーの中央部を締付けることにより、ヘツドカバ
ーの全周縁部をシリンダブロツクに均等に圧着す
ることができ、したがつてヘツドカバーを短時間
で確実に取付けることができる。またナツトの使
用個数が極めて少ないばかりでなく、点火栓を螺
着するためのシリンダヘツドのボス部がナツトの
螺合軸として利用されるから、部品点数が少なく
構造簡単なヘツドカバー取付装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した内燃機関を搭載した
オートバイの側面図、第2図は上記内燃機関の要
部縦断拡大側面図、第3図及び第4図は第2図の
−線及び−線断面図、第5図は上記機関
の配水管の平面図、第6図は本発明の別の実施例
を示す機関要部の縦断面図である。 E…内燃機関、5…シリンダブロツク、12…
シリンダヘツド、12a…ボス部、14…点火
栓、15…ヘツドカバー、16…取付孔、17…
ナツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダブロツクの上端に固着されたシリン
    ダヘツドに点火栓が螺着されるボス部を一体に形
    成し、このボス部に、前記シリンダヘツドを覆う
    ヘツドカバーの中央部に設けた取付孔を嵌合する
    と共に該カバーを前記シリンダブロツクに圧着す
    るナツトを螺着してなる、内燃機関のヘツドカバ
    ー取付装置。
JP18703982A 1982-10-25 1982-10-25 内燃機関のヘツドカバ−取付装置 Granted JPS5977063A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18703982A JPS5977063A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 内燃機関のヘツドカバ−取付装置

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JP18703982A JPS5977063A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 内燃機関のヘツドカバ−取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5977063A JPS5977063A (ja) 1984-05-02
JPS6360221B2 true JPS6360221B2 (ja) 1988-11-22

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ID=16199101

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JP18703982A Granted JPS5977063A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 内燃機関のヘツドカバ−取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR900000143B1 (ko) * 1985-10-04 1990-01-20 마쯔다 가부시기가이샤 V형 엔진의 흡기장치

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JPS5977063A (ja) 1984-05-02

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