JP3054430B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JP3054430B2 JP2278720A JP27872090A JP3054430B2 JP 3054430 B2 JP3054430 B2 JP 3054430B2 JP 2278720 A JP2278720 A JP 2278720A JP 27872090 A JP27872090 A JP 27872090A JP 3054430 B2 JP3054430 B2 JP 3054430B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) この発明は、気筒相当数の吸気通路にそれぞれ絞弁を
設けて、これら絞弁を一体的に開閉操作する多連スロッ
トル機構を備えたようなエンジンの吸気装置に関する。
(従来の技術) 従来、上述例のエンジンの吸気装置としては、例え
ば、特開昭63−154827号公報に記載の装置がある。
すなわち、気筒相当数の吸気通路にそれぞれ絞弁を設
けて、これら絞弁を一体的に開閉操作する多連スロット
ル機構を備えたエンジンの吸気装置である。
このような多連スロットル機構を備えたエンジンは、
多連スロットル下流の容積(デッドボリューム)が比較
的小さく、多連スロットルの変化がダイレクトに吸気量
変化として現われるので応答性が良好な利点がある。
ところで、上述のエンジンにおいて第4図に示すよう
に排気弁の閉弁タイミングと吸気弁の開弁タイミングと
がオーバラップする所謂吸排気オーバラップ中において
は、燃焼室から吸気通路内に既燃ガスが同図に点線の特
性bで示すように吹き返され、内部EGR量が増加するの
で、燃焼性が悪化して、エンジンおよびキャタリストの
暖機性が悪くなる問題点があり、特に冷間時にはこの問
題点が顕著となる。
(発明が解決しようとする課題) この発明の請求項1記載の発明は、多連スロットル上
流に設けた過給機(但し常時駆動される過給機)をバイ
パスするバイパス通路を設け、低負荷冷間時にバイパス
通路流通エア量(以下単にバイパスエア量と略記する)
を減少することで、多連スロットル上流の圧力を上昇さ
せ、吹返しによる残留ガス量の大幅な低減を図り、エン
ジンおよびキャタリストの暖機性を向上させると共に、
燃焼安定性の向上を図ることができるエンジンの吸気装
置の提供を目的とする。
この発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の目的と併せて、バイパス通路の開度をエンジン
の運転状態に応じて制御するバイパス制御弁を設け、低
負荷冷間時にバイパス通路を部分的に閉じるバイパス制
御弁を中間開度とすることで、バイパスエア量を確実に
半減させて、多量スロットル上流の圧力を確実に上昇さ
せ、吹返しによる残留ガス量の大幅な低減を図ることが
できるエンジンの吸気装置の提供を目的とする。
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の目的と併せて、バイパス通路の開度をエンジン
の運転状態に応じて制御するバイパス制御弁を設け、低
負荷冷間時にバイパス通路を全く閉じるバイパス制御弁
を全閉状態とすることで、バイパスエア量をなくして、
多連スロットル上流の圧力をより一層確実に上昇させ、
吹返しによる残留ガス量の大幅な低減を図ことができる
エンジンの吸気装置の提供を目的とする。
この発明の請求項4記載の発明は、上記請求項1,2ま
たは3記載の発明の目的と併せて、上述のバイパス制御
弁の開度(バイパス開度)をエンジン水温の上昇または
アイドル回転の減少に応じて増加させることで、暖機状
態に対応した可変制御を実行することができるエンジン
の吸気装置の提供を目的とする。
この発明の請求項5記載の発明は、多連スロットル上
流に設けた過給機(但しアイドル領域で非駆動制御され
る過給機)を冷間時で、かつスロットル下流のデッドボ
リュームが少ない状態で、強制駆動することにより、多
連スロットル上流の圧力を上昇させ、吹返しによる残留
ガス量の大幅な低減を図り、エンジンおよびキャタリス
トの暖機性を向上させると共に、燃焼安定性の向上を図
ることができるエンジンの吸気装置の提供を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この発明の請求項1記載の発明は、気筒相当数の吸気
通路にそれぞれ絞弁を設けて、これら絞弁を一体的に開
閉操作する多連スロットル機構を構成すると共に、上記
多連スロットル機構の上流側に吸気通路集合部を介して
過給機(但し、常時駆動される過給機)を配設したエン
ジンの吸気装置であって、上記過給機の上流と吸気通路
集合部とを連通するバイパス通路を設け、低負荷冷間時
には、上記バイパス通路を流通するバイパスエア量を減
少させるバイパスエア制限手段を設けたエンジンの吸気
装置であることを特徴とする。
この発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成と併せて、上記過給機の上流と空気通路集
合部とを連通するバイパス通路を設け、バイパス通路の
開度をエンジンの運転状態に応じて制御するバイパス制
御弁を設け、低負荷冷間時には、上記バイパス制御弁を
バイパス通路が部分的に閉じられる中間開度とするバイ
パス制御弁制限手段を設けたエンジンの吸気装置である
ことを特徴とする。
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成と併せて、上記過給機の上流と吸気通路集
合部とを連通するバイパス通路を設け、バイパス通路の
開度をエンジンの運転状態に応じて制御するバイパス制
御弁を設け、低負荷冷間時には、上記バイパス制御弁を
バイパス通路が全て閉じられる全閉状態とするバイパス
制御弁制限手段を設けたエンジンの吸気装置であること
を特徴とする。
この発明の請求項4記載の発明は、上記請求項1,2ま
たは3記載の発明の構成と併せて、上記バイパス制御弁
は水温の上昇もしくはアイドル回転の減少に応じてバイ
パス開度を増加させるエンジンの吸気装置であることを
特徴とする。
この発明の請求項5記載の発明は、気筒相当数の吸気
通路にそれぞれ絞弁を設けて、これら絞弁を一体的に開
閉操作する多連スロットル機構を構成すると共に、上記
多連スロットル機構の上流側に吸気通路集合部を介して
過給機(但し、アイドル領域で非駆動制御される過給
機)を配設したエンジンの吸気装置であって、冷間時
で、かつ、多連スロットル機構の絞弁下流側のデッドボ
リュームが少ない状態では、上記過給機を駆動するエン
ジンの吸気装置であることを特徴とする。
(発明の作用及び効果) この発明の請求項1記載の発明によれば、過給機(但
し常時駆動される過給機)をバイパスするバイパス通路
に設けたバイパスエア制限手段を、低負荷冷間時に駆動
させてバイパスエア量を減少させることにより、多連ス
ロットル機構でスロットル下流のデッドボリュームが少
ない状態下において、多連スロットル上流の圧力を上昇
させ、吹返しによる残留ガス量の大幅な低減を図って、
エンジンおよびキャタリストの暖機性を向上させると共
に、燃焼安定性の向上を図ることができる効果がある。
この発明の請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果と併せて、低負荷冷間時にはバイパ
ス制御弁制限手段がバイパス制御弁の開度を中間開度に
コントロールし、バイパス通路を部分的に閉じる。
この結果、バイパスエア量が確実に半減され、多連ス
ロットル上流の圧力が確実に上昇して、吹返しによる残
留ガス量の大幅な低減を図ることができる効果がある。
この発明の請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果と併せて、低負荷冷間時にはバイパ
ス制御弁制限手段がバイパス制御弁を全閉状態にコント
ロールし、バイパス通路を全て閉じる。
この結果、バイパスエア量をなくして、多連スロット
ル上流の圧力をより一層確実に上昇させ、吹返しによる
残留ガス量の大幅な低減を図ることができる効果があ
る。
この発明の請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1,2または3記載の発明の効果と併せて、上述のバイパ
ス制御弁は水温の上昇またはアイドル回転の減少に応じ
てバイパス開度を増加させるので、暖機状態に対応した
可変制御を実行することができる効果がある。
この発明の請求項5記載の発明によれば、上述の多連
スロットル機構の上流に設けた過給機(但しアイドル領
域で非駆動制御する過給機)を冷間時で、かつ多連スロ
ットル機構の絞弁下流側のデットボリュームが少ない状
態で、強制的に駆動させることにより、多連スロットル
上流の圧力を上昇させ、吹返しによる残留ガス量の大幅
な低減を図って、エンジンおよびキャタリストの暖機性
を向上させると共に、燃焼安定性の向上を図ることがで
き、特にキャタリスト温度の上昇を図って、触媒の効果
を高めることができる。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はエンジンの吸気装置を示し、第1図において、
吸入空気を浄化するエアクリーナ1の後位にエアフロー
メータ2を接続して、このエアフローメータ2で吸入空
気量を検出すべく構成している。
上述のエアフローメータ2の後位にはスロットルボデ
ィ3を接続し、このスロットルボディ3内のスロットル
チャンバ4には、吸入空気量を制御する制御弁としての
上流スロットル弁5を配設している。
上述のスロットルチャンバ4の下流には過給機として
スーパーチャージャ(機械式過給機)6を配設し、この
スパーチャージャ6の過給出口と吸気通路集合部7との
間には、インタークーラ8を介設している。
上述の吸気通路集合部7には、気筒相当数の吸気通路
9…いわゆる吸気枝管をそれぞれ設け、これらの各吸気
通路9…を吸気2弁、排気2弁タイプのエンジン10にお
けるシリンダ11(第2図参照)の吸気ポート12,12にそ
れぞれ連通接続している。
また、上述の各吸気通路9にはそれぞれ絞弁13…を設
けて、これら各絞弁13…を単一のバルブシャフト14で一
体的に開閉操作する多連スロットル機構15を構成してい
る。
さらに、上述の多連スロットル機構15における各絞弁
13…の近傍下流にはインジェクタ16…をそれぞれ配設し
ている。
一方、第2図に示すように、エンジン10の燃焼室7と
適宜連通する上述の吸気ポート12及び排気ポート18に
は、動弁機構(図示せず)により開閉操作される吸気弁
19と排気弁20とをそれぞれ取付け、上述のインジェクタ
16から噴射される燃料が吸気ポート12出口部の中心より
も下側に向けて噴射されるように、上述のインジェクタ
16を配設して、燃料の主流を点線で示す従来の流れから
実線で示すように成して、燃料の排気弁20までの到達距
離および到達時間を長くして、燃料の吹き抜けを防止す
べく構成している。
また、上述の排気ポート18…には排気マニホルド21を
連通接続し、この排気マニホルド21の排気集合部21aの
下流には、キャタリスト22を介して排気通路23を接続し
ている。
ところで、上述のスーパーチャージャ6はエンジン10
の動力を利用して加圧空気を供給する過給機であるか
ら、クランクプーリ側の出力プーリ24とスーパーチャー
ジャ6側の入力プーリ25との間にベルト26を張架し、こ
の実施例では、上述の入力プーリ25とスーパチャージャ
6の駆動軸6aとの間に、電磁クラッチ27を介設してい
る。
そして、この電磁クラッチ27をONにした時、上述のス
ーパーチャージャ6を駆動し、電磁クラッチ27をOFFに
した時、上述のスーパーチャージャ6を非駆動にすべく
構成している。
上述のスーパーチャージャ6の下流に配設したインタ
ークーラ8は、過給後の吸入空気の温度を低下させるた
めのものである。
一方、上述のスーパーチャージャ6の上流と吸気通路
集合部7とを連通すバイパス通路28を設け、このバイパ
ス通路28はバイパスバルブ29と補助バルブ30とを配設
し、一方のバイパスバルブ29をアクチュエータ31で、ま
た他方の補助バルブ30を電磁ソレノイド32でそれぞれ開
閉操作すべく構成している。
第3図はエンジンの吸気装置の制御回路ブロック図を
示し、CPU40は水温センサ33、キャタリスト温度センサ3
4、クランクアングルセンサ35からの各信号入力に基づ
いて、ROM36に格納したプログラムに従って、電磁ソレ
ノイド32、電磁クラッチ27を駆動制御し、またRAM37は
冷間時に対応する温度データ、アイドル状態に対応する
吸入空気量、エンジン回転数データなどの必要なデータ
を記憶する。
ここで、上述のCPU40は、アイドル状態時に駆動手段
としての上述の電磁クラッチ27をOFFにし、また冷間時
には所定時間だけ電磁クラッチ27をONにすると共に、電
磁ソレノイド32を介して補助バルブ30を閉成制御する制
御手段ある。
このように構成したエンジンの吸気装置(請求項5に
相当する実施例)の作用を以下に説明する。
CPU40は水温センサ33およびキャタリスト温度センサ3
4からの入力に基づいて、エンジン水温もしくはキャタ
リスト温度が設定値以下の冷間時に、上述の電磁クラッ
チ27および電磁ソレノイド32を駆動する。
つまり、電磁ソレノイド32を介してバイパス通路28に
介設した補助バルブ30を閉成すると共に、電磁クラッチ
27をONにして、スーパーチャージャ6を駆動する。
冷間時に上述の電磁クラッチ27のON操作でスーパーチ
ャージャ6が強制的に駆動されると、多連スロットル機
構15によりスロットル下流のデッドボリュームが少ない
状態下において、第4図に実線の特性aで示す如く、多
連スロットル上流の圧力が上昇し、吹返しによる残留ガ
ス量の大幅な低減を図ることができる。
この結果、エンジン10およびキャタリスト22の暖機性
を向上させることができると共に、燃焼安定性の向上を
図ることができ、特にキャタリスト温度の上昇を図っ
て、触媒の効果を高めることができる。
第5図はエンジンの吸気装置の他の実施例(請求項1,
2に相当する実施例)に示し、先の実施例では電磁クラ
ッチ27を設け、この電磁クラッチ27のON、OFFでスーパ
ーチャージャ6を駆動、停止すべく構成したが、この第
5図の実施例では上述の電磁クラッチ27を廃止し、入力
プーリ25とスーパーチャージャ6の駆動軸6aとを直結し
て、スーパーチャージャ6を常時駆動すべく構成してい
る。
また、この実施例では低負荷冷間時に、上述のバイパ
ス通路28を流通するバイパスエア量を、バイパスエア制
限手段またはバイパス制御弁としての補助バルブ30で減
少すべく構成している。
なお、上述の補助バルブ30は、第3図に示すCPU40
(バイパス制御弁制限手段)、電磁ソレノイド32により
開閉操作される。
このように構成したエンジンの吸気装置(請求項1,2
に相当する実施例)の作用を以下に説明する。
CPU40は水温センサ33およびキャタリスト温度センサ3
4からの入力に基づいて、エンジン水温もしくはキャタ
リスト温度が設定値以下の低負荷冷間時に、電磁ソレノ
イド32を介して補助バルブ30を予め設定した所定開度α
(バイパス通路28が部分的に閉じられる中間開度で、第
6図参照)を閉成する。
このように低負荷冷間時に上述の補助バルブ30をある
程度閉成すると、バイパス通路28の通路面積は第6図に
実線で示すバイパスバルブ29による暖機時の特性cから
同図に点線で示す特性dに変わり、バイパスエア量が減
少(半減)する。
このため、多連スロットル機構15でスロットル下流の
デッドボリュームが少ない状態下において、多連スロッ
トル上流の圧力を上昇させることができ、この結果、吹
返しによる残留ガス量の大幅な低減を図って、エンジン
10およびキャタリスト22の暖機性を向上させることがで
きると共に、燃焼安定性の向上を図ることができる効果
がある。
なお、その他の点については先の実施例と略同様であ
るから、第5図において、第1図と同一部分は同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
ここで、上述の低負荷冷間時にバイパス制御弁制限手
段(CPU40参照)でバイパス制御弁(補助バルブ30参
照)を全閉状態にコントロールし、バイパス通路28を全
て閉じるように構成(請求項3に相当)すると、バイパ
スエア量をなくして、多連スロットル上流の圧力をより
一層確実に上昇させ、吹返しによる残留ガス量の大幅な
低減を図ることができる効果がある。
さらに、その他の実施例(請求項4に相当する実施
例)として第7図に示すように、エンジン冷却水温度も
しくはキャタリスト温度が低い冷間時に、バイパス通路
28を全閉にし、スーパーチャージャ6を駆動して多連ス
ロットル上流圧力を上昇させると共に、バイパス制御弁
としての補助バルブ30のバイパス開度を第7図に示すよ
うに、水温の上昇またはアイドル回転数の減少に応じて
増加させて、バイパス通路28を暖機状態に対応して可変
制御し、上述のバイパス通路28をアイドルスピードコン
トロール用のISCとして用いることもできる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の過給機は、実施例のスーパーチャージャ6
に対応し、 以下同様に、 バイパスエア制限手段またはバイパス制御弁は、補助
バルブ30に対応し、 バイパス制御弁制限手段は、CPU40に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエンジンの吸気装置を示す系統図、 第2図は第1図の燃焼室周辺構造を示す部分断面図、 第3図は制御回路ブロック図、 第4図は多連スロットル上流圧力上昇による吹返し防止
を示す特性図、 第5図はエンジンの吸気装置の他の実施例を示す系統
図、 第6図は負荷に対するバイパス通路面積変更制御を示す
特性図、 第7図はバイパス通路ISCとして用いる際の特性図であ
る。 5.符号の説明 6……スーパーチャージャ(過給機) 7……吸気通路集合部 9……吸気通路 10……エンジン 13……絞弁 15……多連スロットル機構 28……バイパス通路 30……補助バルブ(バイパスエア制限手段、バイパス制
御弁) 40……CPU(バイパス制御弁制限手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 9/02 361 F02D 9/02 361J (56)参考文献 特開 昭63−239312(JP,A) 特開 昭61−19931(JP,A) 特開 昭61−192813(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 33/00 F02B 33/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒相当数の吸気通路にそれぞれ絞弁を設
    けて、これら絞弁を一体的に開閉操作する多連スロット
    ル機構を構成すると共に、 上記多連スロットル機構の上流側に吸気通路集合部を介
    して過給機を配設したエンジンの吸気装置であって、 上記過給機の上流と吸気通路集合部とを連通するバイパ
    ス通路を設け、 低負荷冷間時には、上記バイパス通路を流通するバイパ
    スエア量を減少させるバイパスエア制限手段を設けた エンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】上記過給機の上流と吸気通路集合部とを連
    通するバイパス通路を設け、 バイパス通路の開度をエンジンの運転状態に応じて制御
    するバイパス制御弁を設け、 低負荷冷間時には、上記バイパス制御弁をバイパス通路
    が部分的に閉じられる中間開度とするバイパス制御弁制
    限手段を設けた 請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】上記過給機の上流と吸気通路集合部とを連
    通するバイパス通路を設け、 バイパス通路の開度をエンジンの運転状態に応じて制御
    するバイパス制御弁を設け、 低負荷冷間時には、上記バイパス制御弁をバイパス通路
    が全て閉じられる全閉状態とするバイパス制御弁制限手
    段を設けた 請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  4. 【請求項4】上記バイパス制御弁は水温の上昇もしくは
    アイドル回転の減少に応じてバイパス開度を増加させる 請求項1,2または3記載のエンジンの吸気装置。
  5. 【請求項5】気筒相当数の吸気通路にそれぞれ絞弁を設
    けて、これら絞弁を一体的に開閉操作する多連スロット
    ル機構を構成すると共に、 上記多連スロットル機構の上流側に吸気通路集合部を介
    して過給機を配設したエンジンの吸気装置であって、 冷間時で、かつ、多連スロットル機構の絞弁下流側のデ
    ッドボリュームが少ない状態では、上記過給機を駆動す
    る エンジンの吸気装置。
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