JPH041435A - 直列2段過給内燃機関の酸素センサ取付構造 - Google Patents

直列2段過給内燃機関の酸素センサ取付構造

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JPH041435A
JPH041435A JP9932190A JP9932190A JPH041435A JP H041435 A JPH041435 A JP H041435A JP 9932190 A JP9932190 A JP 9932190A JP 9932190 A JP9932190 A JP 9932190A JP H041435 A JPH041435 A JP H041435A
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valve
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fuel ratio
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JP9932190A
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Taiichi Mori
泰一 森
Hiromichi Yanagihara
弘道 柳原
Shinobu Ishiyama
忍 石山
Toshiyuki Maehara
利之 前原
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は直列2段過給内燃機関における酸素センサ(
例えば02センサ)の取付構造に関する。
〔従来技術〕
直列2段過給システムとしては例えば特公昭45908
4号に開示されており、大小二つのターボチャージャが
直列に配置されている。2段過給方式はエンジンの低回
転域から高回転域まで広い範囲に渡って過給作動を達成
するための過給システムである。即ち、エンジンの低回
転域では低容量の小型ターボチャージャにより過給を行
い、エンジンの高回転域では大容量の大型ターボチャー
ジャにより過給を行うものである。小型のターボチャー
ジャにバイパス通路が設けられ、低回転域ではバイパス
通路は閉鎖され、小型ターボチャージャによる過給効果
を発揮させると共に、そして大型のターボチャージャが
完全に立ち上がった高回転域ではバイパス通路は開放さ
れ、大型のターボチャージャのみが過給に関与するよう
になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
内燃機関において空燃比を制御するため酸素センサを設
け、空燃比が所定値となるように燃料供給量を制御する
ことが行われる。酸素センサは排気ガスの熱の影響は受
けないように燃焼から適当に離れ、かつ検出遅れがない
ようにあまり遠くならない位置に設置することが要求さ
れる。ところが直列2段過給内燃機関ではこの要求を調
和させるのが困難である。即ち、ターボチャージャの上
流側の位置では燃焼室に近過ぎるため排気ガスによる熱
害の影響のおそれがある。2段過給機関では排気ガスの
温度が高くなりやすいためである。
また、ターボチャージャが2段直列に設けられているた
め、ターボチャージャの下流側では空燃比の検出地点ま
で遠くなり過ぎるため応答遅れのおそれがある。
この発明は熱害のおそれなく、かつ応答性良好な酸素セ
ンサき取付構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明によれば、酸素センサからの空燃比信号に応じ
て燃料供給量を制御する空燃比制御装置を備え、かつ大
型のターボチャージャと小型のターボチャージャをガス
の流れ方向に直列に配置し、小型ターボチャージャを迂
回するバイパス通路に排気切替弁を設け、排気切替弁は
エンンノの運転条件に応じて開閉される直列2段過給内
燃機関において、前記酸素センサは小型ターボチャーツ
ヤの下流であるが、バイパス通路との接合部より上流の
排気管路に配置されることを特徴とする。
〔作用〕
排気切替弁が閉鎖する運転時は酸素センサは小型ターボ
チャージャのタービンからの排気ガスと接触し、空燃比
信号を得ることができる。
排気切替弁が開放する運転時は小型ターボチャージャは
殆ど作動に関与しないため、酸素センサを設けた管路に
大量の排気カスが流れることはなく、排気ガスの熱負荷
がかかるのを防止することができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示しており、1.0はエン
ジン本体であり、吸気管12と排気管14とが接続され
る。吸気管】2は燃料インジェクタ15と、スロットル
弁】6を有する。大型ターホチャーシ17と小型ターボ
チャージャ18とが直列に配置される。大型のターボチ
ャージャ17はコンプレッサ20と、タービン22と、
回転軸24とから構成される。小型のターボチャージャ
18はコンプレッサ26と、タービン28と、回転軸2
5とから構成される。吸気管12において吸入空気の流
れ方向に、大型のターボチャージャI7のコンプレッサ
20.小型のターボチャージャ18のコンプレッサ26
の順で配置され、その下流にインタクーラ29が配置さ
れ、インククーラ29の下流にスロットル弁16が配置
される。排気管において排気ガスの流れ方向に、小型の
ターボチャージャ18のタービン28、大型のターボチ
ャージャ18のタービン22の順で配置される。
大型のターボチャージャ17のタービンを迂回して第1
の排気バイパス通路30が排気管に接続され、第1の排
気バイパス通路30にフラッパ弁であるウェイストゲー
ト弁32が配置される。ウェイストゲート弁32はダイ
ヤフラムアクチュエータのダイヤフラム34aに連結さ
れる。ウェイストゲート弁32はスプリング34bによ
って通常は閉鎖するべく付勢されるが、ダイヤフラム3
4aに加わる正圧によってスプリング34bに抗してウ
ェイストゲート弁32の開弁が行われる。
小型ターボチャージャ18のタービン28を迂回して第
2の排気バイパス通路3Gが設けられ、この第2のバイ
パス通路36に蝶型弁としての排気切替弁38が設けら
れる。排気切替弁38はそのアクチュエータ40に連結
され、アクチュエータ40は2段ダイヤプラム機構とし
て構成される。このアクチュエータ40は、後述のよう
に、大型のターボチャージャ17が全過給能力を発揮す
るまでは排気切替弁38を閉鎖し、大型のターボチャー
ジャ17がその全過給能力を発揮するに至ると排気切替
弁38を急速に開放せしめる特性を持っている。排気切
替弁38はダイヤフラム40a40b と、スプリング
40c、 40dを供え、一方のダイヤフラム40aは
ロッド40eを介して排気切替弁38ニ連結され、もう
一つのダイヤフラム40bはロット40fに連結される
。ダイヤフラム40aに過給圧を作用させるか、ダイヤ
フラム40bに過給圧を作用させるか、で排気切替弁3
8のステップ的な開放特性が得られる。即ち、ダイヤフ
ラム40bに過給圧を作用させた場合、スプリング40
cの力と、スプリング40dと合力に抗して排気切替弁
38を開弁させるため、開弁は緩慢に行われる。ダイヤ
フラム40aに過給圧が作用した場合はスプリング40
cの力のみに抗して排気切替弁38の開弁が行われため
、その開弁作動は迅速となる。
小型のターボチャージャ18のコンプレッサ26を迂回
する吸気バイパス通路44が設けられ、この吸気バイパ
ス通路44に吸気バイパス弁46が配置される。切替弁
46はダイヤフラムアクチュエータ48に連結され、そ
のダイヤフラム48aに加わる圧力により吸気バイパス
弁46の作動が制御される。この吸気バイパス弁46は
大型のターボチャージャ17の立ち上がりが完了しない
小型のターボチャージャ18の作動域では吸気バイパス
通路44を閉鎖するも、その完了の後は過給圧がダイヤ
フラム48aに下側から作用し、吸気バイパス弁46の
開弁が行われる。
この実施例では内燃機関は排気ガス再循環(EGR)装
置を供え、このEGR装置は排気ガス再循環通路(EG
R通路)50と、EGR通路50上の排気ガス再循環制
御弁(EGR弁)52とからなり、EGR弁52はダイ
ヤフラム52aを供え、ダイヤフラム52aに加わる圧
力に応じてその開弁、閉弁が制御される。
ウェイストゲート弁32のアクチュエータ34への圧力
制御のため3方電磁弁(VSVI) 54が設けられ、
この電磁弁54はダイヤフラム34aに大気圧を導入す
る位置と、小型ターボチャージャ26の下流のインタク
ーラ29の下流の位置16の過給圧を導入する位置とで
切り替わる。大気圧導入時に、スプリング34bによっ
てウェイストゲート弁32は閉鎖駆動され、過給圧導入
時にスプリング34bに抗してウェイストゲート弁32
の開弁が行われる。
3方電磁弁(VSV2) 58は排気切替弁38のアク
チュエータ40のダイヤフラム40aの圧力制御のため
設けられ、この電磁弁58はダイヤフラム40aに大気
圧を導入する位置と、小型ターボチャージャコンプレッ
サ26の出口60の過給圧を導入する位置とで切り替わ
る。また、ダイヤフラム40bには小型ターボチャージ
ャのコンプレッサ出口60の圧力が常時導入されている
吸気バイパス弁46のアクチュエータ48への圧力制御
のため二つの3方電磁弁64.66が設けられる。3方
電磁弁(VSV3) 64は吸気バイパス弁46のアク
チュエータ48のダイヤフラム48aの上側へ圧力制御
のため設けられ、この電磁弁64はダイヤフラム48a
の上側に大気圧を導入する位置と、小型ターボチャージ
ャ18のコンプレッサ出口60の過給圧を導入する位置
とで切り替わる。また、3方電磁弁(VSV4) 66
は吸気バイパス弁46のアクチュエータアクチュエータ
48のダイヤフラム48aの下側への圧力制御のため設
けられ、この電磁弁66はダイヤフラム48aの下側に
スロットル弁16の下流の位置68の負圧を導入する位
置と、小型ターボチャージャ18のコンプレッサ出口6
0の過給圧を導入する位置とで切り替わる。
3方電磁弁(VSV5) 70 ハEGR弁52の作動
制御のため設けられ、この電磁弁70はダイヤフラム5
2aに大気圧を導入する位置と、スロットル弁16の下
流の位置68の負圧を導入する位置とで切り替わる。
制御回路72はこの発明における過給制御のため設けら
れ、各電磁弁54(VSVI)、 58(VSV2)、
 64(VSV3)、66(VSV4) 、EGR制御
用の電磁弁70(VSV5)、燃料インジェクタ15の
出力信号を発生する。またイグナイタ74、ディストリ
ビュータ76を介して点火栓の制御も行うが、これらの
制御はこの発明と直接に関係しないので説明は省略する
。そして、制御回路72にはこの発明に従った制御を実
行するため各種のセンサに接続される。ます、大型ター
ボチャージャ17のコンプレッサ20の出口圧力P1を
検出するため第1の圧力センサ78が設けられ、また小
型ターボチャージャ18のコンプレッサ26の出口圧力
P2を検出するため第2の圧力センサ80が設けられる
。その外、図示しないが吸気空気量Qを計測するエアフ
ローメ夕が具備され、またタイミング制御のためクラン
ク角度で30°、720°毎のパルス信号が入力される
またこの発明に従って、酸素センサ、この実施例では0
2センサ84が小型ターボチャージャ18のタービン2
8の下流で、バイパス通路36との接合箇所の上流の管
路86に設けられる。02センサ84は制御回路72に
接続され、空燃比信号が入力される。
以下制御回路72の作動を第2図、第3図及び第4図の
フローチャートによって説明する。第2図は過給制御ル
ーチンで、ステップ100では小型ターボチャージャ1
8のコンプレッサ出口圧力P2〉大型ターボチャージャ
17のコンプレッサ出口圧力P1が成立するか否か判別
される。第5図はスロットル弁16の開度を一定に固定
した場合におけるエンジン回転数NEと過給圧(ターボ
チャージャ出口圧力)との関係を示しており、小型ター
ボチャージャ出口圧力P2の立ち上がりが大型ターボチ
ャージャ出口圧力P、の立ち上がりより早くなっている
。したがって、エンジンの回転がまだ上がっていない状
態ではP2>PIが成立し、ステップ102 ニ進ろ電
磁弁54(VSVl、)かOFF され、ダイヤフラム
34aに大気圧か導入され、スプリング34bによって
ウェイストケート弁32は閉鎖される。ステップ104
ではアクチュエータ40を制御する電磁弁58 (VS
V2)がOFFされ、アクチュエータ40のダイヤフラ
ム40aに大気圧が作用する。
一方、ダイヤフラム40bには小型ターボチャージャ1
8のコンプレッサ出口圧力が常に導入されているため、
スプリング40c、 40dの合力に応じたスプリング
力に対抗する小型ターホチャージャ18のコンプレッサ
出口圧力によって排気切替弁38の作動が制御される。
即ち、スプリング力が過給圧P2に優勢であるかぎりは
、排気切替弁38は全閉を維持するが、過給圧P2が所
定値Psl!□に到達する回転数(第5図のNE、)ま
では排気切替弁38は全閉を維持味P2−所定値P S
ETに到達した時点で排気切替弁38はスプリング40
c、 40dの合力である閉鎖付勢力に抗して徐々に開
弁を開始することになる。ステップ+06で電磁弁64
(VSV3)はONとなりターボチャーンヤ20のコン
プレッサ出口圧P、がダイヤフラム48aの上側に作用
するため吸気バイパス弁46は閉鎖される。また、ステ
ップ108では電磁弁66(VSV4)がOFFされる
ためスロットル弁16の下流の吸気管圧力(このときは
負圧)がダイヤフラム48aの下側に作用するため、ダ
イヤフラム48aは下側に引っ張られ、吸気バイパス弁
46の閉鎖力を上げ、その確実な閉弁を確保している。
エンジンの回転数NEがNE、まで上昇し、大型ターボ
チャージャ17のコンプレッサ出口圧力Pの立ち上がり
が小型ターボチャージャ18のコンプレッサ出口圧力P
2に追いつき、P 2 = P 、となるとステップ1
00よりステップ110に進み、電磁弁54 (VSV
I )がONされ、ダイヤフラム34aに位置56から
の過給圧が導入され、スプリング34.bに抗してウェ
イストゲート弁32は開放方向に付勢される。ステップ
112では排気切替弁38の作動用電磁弁58(VSV
2)がON信号される。そのため、ダイヤフラム40a
に過給圧が作用するため、過給圧に対抗する排気切替弁
38を閉じる力にスプリング40bは関与しなくなり、
スプリング40cの弱い付勢力のろが閉じる力に関与す
る。そのため、アクチュエータ40は排気切替弁38を
一気に開弁に至らしめる。ステップ114では電磁弁6
4(VSV3)がOFFされるため大気圧がダイヤフラ
ム48aの上側に作用し、ステップ116で電磁弁66
(VSV4)がONされ、過給圧がダイヤフラム48a
の下側に作用するため、ダイヤフラム48aは上方に押
圧され、吸気バイパス弁46は一気に開弁される。
第3図は燃料噴射ルーチンを示しており、このルーチン
はその気筒の燃料噴射タイミング毎に実行され、このタ
イミングは30°CA信号及び720゜CA倍信号よっ
て周知のように判別することができる。ステップ120
では基本燃料噴射量TPか算出され、この基本燃料噴射
はその負荷、回転数において理論空燃比を得るための燃
料インジェクタ15の開弁時間に相当し、例えば、 TP=K X (Q/NE) により算出することかできる。ステップ122では最終
燃料噴射量TAUが、 TAU=TPxFAF X a X(++β)+γによ
って算出される。FAFは空燃比フートバック係数であ
り、α、β、γはこの発明と直接関係しないため説明を
省略する補正係数及び補正量である。ステップ124で
はその気筒のインジェクタ15に燃料噴射信号が送られ
、ステップ122で算出される量の燃料の噴射が行われ
る。
第4図は第3図のステップ122で使用されるフィード
バック補正係数FAFの算出を示す。ステップ130で
は空燃比のフィードバック条件が否が判別される。空燃
比のフィードバック制御は空燃比を理論空燃比とするべ
き運転域で行われ、この実施例ではエンジンの低回転・
低負荷において実行されるものとする。第5図において
、斜線を施した部分が空燃比フィードバック域を示して
おり、エンジン回転数NEが所定値より小さく、かつ吸
気管圧力(エンジンの負荷に相当し、吸入空気量エンジ
ン回転数比Q/NEによって設定してもよい)が所定値
より小さいとき空燃比フィードハックが実行される。空
燃比フィードバック域のときはステップ130よりステ
ップ132に進み、O,センサ84により検出される空
燃比が理論空燃比よりリッチ側にあるか否か判別される
。リッチ側と判定されるときはステップ134に進み空
燃比補正係数FAFが減少される。そのため、燃料噴射
量TAUが小さくなり、空燃比は理論空燃比に向かって
制御される。0.センサ84により検出される空燃比が
理論空燃比よりリーン側にあるときはステップ132よ
りステップ136に進み空燃比補正係数FAFが増加さ
れる。そのため、燃料噴射量TAUが大きくなり、同じ
く空燃比は理論空燃比に向かって制御される。
空燃比フィードバック域でないときはステップ130よ
りステップ138に進み、フィードバック補正係数FA
Fに1,0が入れられる。
第5図においてP、およびP2はスロットル弁16の開
度を固定した場合の小型ターボチャージャ18のコンプ
レッサ出口圧力および大型ターボチャージャ17のコン
プレッサ出口圧力を夫々示している。P2=P5I−1
となるA点で排気切替弁38は徐々に開弁を開始し、B
点で排気切替弁38は一気に開弁する。また、Aから延
びるラインaはスロットル弁16が部分的に開いている
ときの排気切替弁38の開弁開始点を示し、スロットル
弁開度が小さいほどエンジン高回転側に移行する。
Bから延びるラインbはスロットル弁16が部分的に開
いているときの排気切替弁38の全開点を示し、同じ(
スロットル弁開度が小さいほどエンジン高回転側に移行
する。
第5図において斜線で示す空燃比フィードバック域はそ
の殆どが排気切替弁38が全閉となるラインaの内側に
あり、aの外側にもはみ出す設定となっているが、この
はみ出し部分はラインaとラインbとの間の排気切替弁
38の徐開域にある。
従って、空燃比のフィードバック制御が行われるとき排
気ガスはその殆どが小型ターボチャージャ18のタービ
ン22および管路86を通過し、その際管路86に設け
た02センサ84により排気ガスの酸素濃度を正確に知
り、空燃比制御に反映させることができる。そして、0
2センザ84は小型ターボチャージャのタービン22の
下流のエンジン本体10から遠くないことろにあるため
空燃比を迅速に検出し、空燃比制御の応答性を高めるこ
とができる。そして、02センサ84はエンジンのすぐ
下流側には位置しておらず、排気ガスの流量も少ないこ
とから、その熱の影響はそれ程は大きくなく耐熱性を高
めることができる。
一方、大量の排気ガスが流れる高回転・高負荷側では排
気切替弁38は全開であるため、殆ど全部の排気ガスは
バイパス通路36を通過し、O。
センサ84を設置した管路86における排気ガスの通過
量は些少となる。そのため、排気ガスによる02センサ
の熱害を最小とすることができる。
そして、排気切替弁38が全開となる第5図のbより上
の領域は空燃比フィードバック域から外れているので、
排気ガスが02センサ84に接触しなくても空燃比制御
には全熱影響しない。
〔効果〕
酸素センサを小型ターボチャージャの下流でバイバス通
路への接合部の上流の管路に設けることで、熱害の解消
と、空燃比の検出の応答性の向上との矛盾する要求に対
応することができる。
低温始動時(ガス量は少ない)に全量の排気ガスを小型
ターボチャージャを介して酸素センサに接触させること
ができ、小型ターボチャージャは熱容量が小さく、短時
間で温度が高まり、同時に酸素センサの昇温を早め、そ
の暖機・活性を促進することができる。
排気切替弁の全開時、排気ガスが全く酸素センサに当た
らないということはなく、管路86を介して少量の排気
ガスは酸素センサに作用し、これをいつも適度の活性温
度に維持するため、空燃比の非フイードバツク域からフ
ィードバック域に復帰したときに即座に最適な空燃比を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の構成を示す図。 第2図、第3図、第4図はこの第1図の制御回路の作動
を説明するフローチャート。 第5図はこの発明における過給圧制御及び空燃比制御の
制御マツプ図。 10・・・エンジン本体、12・・・吸気管、14・・
・排気管、17・・・大型ターボチャージャ、18・・
・小型ターボチャージャ、 30・・・第1排気バイパス通路、 32・・・ウェイストゲート弁、 36・・・第2排気バイパス通路、 38・・・排気切替弁、44・・・吸気バイパス弁、5
0−EGR通路、54.58,64.66−電磁弁(V
SV)、78、80・・・圧力センサ、84−・02セ
ンサ、86・・・排気管路。 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸素センサからの空燃比信号に応じて燃料供給量を制御
    する空燃比制御装置を備え、かつ大型のターボチャージ
    ャと小型のターボチャージャをガスの流れ方向に直列に
    配置し、小型ターボチャージャを迂回するバイパス通路
    に排気切替弁を設け、排気切替弁はエンジンの運転条件
    に応じて開閉される直列2段過給内燃機関において、前
    記酸素センサは小型ターボチャージャの下流であるが、
    バイパス通路との接合部より上流の排気管路に配置され
    ることを特徴とする直列2段過給内燃機関の酸素センサ
    取付構造。
JP9932190A 1990-04-17 1990-04-17 直列2段過給内燃機関の酸素センサ取付構造 Pending JPH041435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535256A (ja) * 2000-06-02 2003-11-25 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 排ガス浄化システム及び方法

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JP2003535256A (ja) * 2000-06-02 2003-11-25 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 排ガス浄化システム及び方法

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