JP3053877U - 豆腐及び成型容器 - Google Patents

豆腐及び成型容器

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JP3053877U
JP3053877U JP1998003493U JP349398U JP3053877U JP 3053877 U JP3053877 U JP 3053877U JP 1998003493 U JP1998003493 U JP 1998003493U JP 349398 U JP349398 U JP 349398U JP 3053877 U JP3053877 U JP 3053877U
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tofu
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Inventor
浩平 村山
Original Assignee
エム・エス・ジ−株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 豆腐と加味食材との取り合いが良く、両者が
マッチし食味がよく食べ易い豆腐を提供することにあ
る。 【解決手段】 豆腐本体(1),(1a),(1b)の
盛りつけ時に上面となる平坦面に、薬味,調味料などの
加味食材(9)が収容され、かつ、比較的容積の大きな
くぼみ(2),(2a)を形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、改善された豆腐及び成型容器に係る 技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来一般に知られている豆腐には大分して二種類ある。そ の一つは、一般に豆腐屋で製造される一丁づつに裁かれた豆腐と、もう一つは、 ス−パ−マ−ケットやコンビニエンスストア−などの食料品店で扱われる、プラ スチック容器にパックされて製造される豆腐である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上述した二種類の豆腐は何れも平坦面で 囲まれた直方体又は立方体であって、これらの豆腐を例えば冷奴として食べる時 に、豆腐の上にネギ,おろしショウガなどの薬味や削り節を乗せ、これに醤油を かけて食する。このとき、醤油の一部は薬味や削り節などに吸収されるが、大半 は豆腐の周りに流れ落ちることから、豆腐と加味食材のからみ合いが悪く、うま く食べることができない。さらに加えて、豆腐に含まれている水分が器に貯まり 醤油の味が薄くなることから、醤油を余分に注ぎ足す必要があるなど健康上好ま しくないし、又不経済でもある。
【0004】 本考案の目的は、豆腐と加味食材との取り合いが良く、両者がうまくマッチし 食味がよく食べ易い豆腐を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 従来技術の課題を解決する本考案の豆腐は 次のような手段を採用する。
【0006】 上記目的は、豆腐本体の盛りつけ時に上面となる平坦面に、薬味,調味料など の加味食材が収容され、かつ、比較的容積の大きなくぼみを形成したことにより 達成される。
【0007】 上記目的は、合成樹脂材料よりなる容器の底部中央に、比較的大きな凸部を一 体に形成し、容器の中に豆腐原料を充満収容するとともに、容器の開口上部周縁 に蓋材をヒ−トシ−ルしたことにより達成される。
【0008】 上記目的は、請求項2において、容器をこれより容積が大きくて、かつ、耐熱 性合成樹脂材料よりなる受け皿容器に容手れて二重構造としたことにより達成さ れる。
【0009】 上記目的は、請求項3において、容器と受け皿容器との間の空隙部に、薬味, 調味料などの加味食材を封入した袋を介装収容したことにより達成される。
【0010】
【考案の実施の形態】 次に図面について、本考案実施の形態の詳細を説明す る。
【0011】 図1は、本考案豆腐の実施の形態(1)を示している。この豆腐本体1は、後 述する単体の方形状をした成型容器中において凝固させたものであって、豆腐本 体1が立方形に成形されるとともに、小皿などに盛りつけて食する時に上面とな る平坦面の中央部に、半円凹球状の比較的容積の大きなくぼみ2を一体形成した ものである。
【0012】 図2は、本考案豆腐の実施形態(2)を示し、実施の形態1と同様に豆腐本体 1が立方形に成形されるとともに、上面となる平坦面の中央部に、凹角錐状の比 較的容積の大きなくぼみ2aを一体形成したものである。
【0013】 図3は、本考案豆腐の実施の形態(3)を示すもので、この豆腐本体1aは、 後述する単体の円形状をした成形容器(図示略)中において凝固させたもので、 豆腐本体1aが円柱形状に成形されるとともに、小皿などに盛りつけて食する時 に、上面となる平坦面中央部に、半円凹球状の比較的容積の大きなくぼみ2を一 体に形成したものである。尚、くぼみ2は凹角錐状としてもよいことから、図示 のものに特定されることはなく、くぼみ2の形状構造は任意である。
【0014】 図4は、本考案豆腐の実施の形態(4)を示すものであって、この豆腐本体1 bは後述するように、一般に知られている街の豆腐屋で製造される多連丁豆腐の 各丁毎に、半円凹球状の比較的容積の大きなくぼみ2を一体に形成する。そして 一丁づつに包丁で分離した豆腐本体1bを食するときに、くぼみ2を有する平坦 面が上面となるよう小皿に盛りつけし、食卓に供にするようにしたものである。 尚、くぼみ2は図2で示すような凹角錐状のくぼみとすることも可能であるので 、図示のものに特定されるものでなく、くぼみ2の形状構造は任意である。
【0015】 図1〜図3出示した単体立方形をした豆腐本体1,1aの成形手段の一例を図 5,図6について説明する。ちなみに、一般的な豆腐の製造方法を説明すると、 豆腐の原料、詳しくは、水に所要時間浸漬した大豆をひき砕いたものを煮成し、 これを布袋に容れて絞り出した原液に「にがり」を加えた液状状態のものを成形 型に注入し凝固するものである。
【0016】 図で示す3は、平面形状が方形をした合成樹脂する材料よりなる容器であって 、この容器3の底板3aの略中央部には、比較的大きな半円球状の凸部4が一体 に形成されている。このように構成された容器3の中に上述した豆腐の原料5を 目一杯注入したのち、容器3の開口部周縁のフランジ上面に合成樹脂フィルムの 蓋材6をヒ−トシ−ルしたもにである。この容器3により図1又は図2に示す豆 腐本体1が得られる。又特に図示していないが、容器3の平面形状を円形とする ことにより、同様な手段で図3で示すような円柱形状をした豆腐本体1aが得ら れるものである。尚、容器3の大きさは任意であって、特に独身者に適した平均 的な量目のものが得られるようにすることが望ましい。
【0017】 図7は、図5で示した容器3をこれより容積の大きな受け皿容器7に容れて2 重構造とし、両容器3,7間の空隙部8に薬味や調味料などの加味食材9を夫々 封入した偏平構造の袋10を介装収容させたものである。そして、容器3は食品 衛生法に適した合成樹脂材料などで形成するとともに、受け皿容器7は電子レン ジなどで加熱可能な耐熱性合成樹脂材料で構成する。両容器3,7を分解して容 器3の蓋材6を剥離除去したのち、豆腐本体1を図8で示すようにくぼみ2が上 面となるよう受け皿容器7に移しかえ、そのままか、あるいは、くぼみ2の中に 薬味や調味料を容れて電子レンジを用い高周波誘電加熱を行って食卓に供にする ことができるようにしたものである。
【0018】 図9,図10は、請求項1に対応する豆腐の製造手段を示し、街の豆腐屋が使 用する製造型11の底面及び押し蓋12に、各丁毎に対応する部位に半円球状の 凸部13,14を設け、一度に多連丁の豆腐が得られるようにしたものを示して いる。この多連丁の豆腐を仮想称で示す部位に包丁を入れることにより、図4で 示すような一丁分の体積をもつ豆腐本体1が得られる。
【0019】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。
【0020】 豆腐本体の盛りつけ時に上面となる平坦面に、薬味,調味料などの加味食材が 収容され、かつ、比較的容積の大きなくぼみを形成したので、このくぼみに加味 食材を容れることにより、くぼみを残し周辺の豆腐と加味食材を適当にからみ合 わせて食することができ、従来のように、醤油などの調味料が豆腐の周りに流れ 落ち、豆腐と調味料のからみ合いが悪く、うまく食べることができないという課 題が合理的に解消しうる。
【0021】 少なくとも調味料をくぼみに容れた状態で電子レンジで加熱することにより、 豆腐本体の加熱と共に調味料が加熱され、調味料がほど良く豆腐本体に浸入し、 湯豆腐とは異った食品のある豆腐が提供しうる。
【0022】 請求項2によれば、前述したくぼみを有する豆腐本体が単品として独身者らに 提供しうる。
【0023】 請求項3,4によれば、容器で成形された豆腐本体を受け皿容器に移し変えた のち、電子レンジを用いて加熱することにより湯豆腐と異った食味をもつ豆腐本 体が得られるとともに、くぼみに少なくとも調味料を容れて加熱することにより 、調味料が豆腐本体に浸透し、調味料に無駄のない食味のよい温かい豆腐が提供 しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 成形容器で作られた実施の形態(1)で示す
豆腐本体の斜視図である。
【図2】 成形容器で作られた実施の形態(2)で示す
豆腐本体の斜視図である。
【図3】 成形容器で作られた実施の形態(3)で示す
豆腐本体の斜視図である。
【図4】 成形容器で作られた実施の形態(4)で示す
豆腐本体の斜視図である。
【図5】 成形容器の断面図である。
【図6】 成形容器の平面図である。
【図7】 成形容器の別例を示す断面図である。
【図8】 受け皿容器の使用状態を示す断面図である。
【図9】 通常の豆腐製造型の一部切欠正面図でる。
【図10】 図9の平面図である。。
【符号の説明】
1 豆腐本体 1a 豆腐本体 1b 豆腐本体 2 くぼみ 2a くぼみ 3 容器 3a 底板 4 凸部 5 豆腐の原料 6 蓋材 7 受け皿容器 8 空隙部 9 薬味,調味料などの加味食材 10 偏平構造の袋 11 製造型 12 押し蓋 13 凹部 14 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐本体の盛りつけ時に上面となる平坦
    面に、薬味,調味料などの加味食材が収容され、かつ、
    比較的容積の大きなくぼみを形成したことを特徴とする
    豆腐。
  2. 【請求項2】 合成樹脂材料よりなる容器の底部中央
    に、比較的大きな凸部を一体に形成し、容器の中に豆腐
    原料を充満収容するとともに、容器の開口上部周縁に蓋
    材をヒ−トシ−ルしたことを特徴とする成型容器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、容器をこれより容積
    が大きくて、かつ、耐熱性合成樹脂材料よりなる受け皿
    容器に容れて二重構造としたことを特徴とする成型容
    器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、容器と受け皿容器と
    の間の空隙部に、薬味,調味料などの加味食材を封入し
    た袋を介装収容したことを特徴とする成型容器。
JP1998003493U 1998-05-08 1998-05-08 豆腐及び成型容器 Expired - Lifetime JP3053877U (ja)

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