JP3122230U - インスタントサラダのカップ食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】
長期保存可能な一食分のサラダが提供でき、消費者はいつでも手軽に好みのサラダを食べられるうえ、食器等を洗う必要もなく、片付けの手間も省けるインスタントサラダのカップ食品を提供する。
【解決手段】
カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられたキャップ状の蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、前記容器本体は、前記サラダの原材料を調理するのに用いられ、キャップ状の蓋体はサラダの原材料を調理して出来たサラダを盛りつけるのに用いられる。
【選択図】 図1

Description

本願考案は、より手軽に調理して食することができるインスタントサラダのカップ食品に関する。
従来より、食生活の中における野菜や海草類の摂取の重要性は認識されているが、単品での摂取が困難なことから、野菜や海草類を素材としたサラダは食生活において欠かせないものとなっている。
しかし、サラダを作るために、野菜や海草類等のサラダ素材を購入してくると、一食分のサラダを作るために使用される野菜や海草類の量が限られているため、せっかく購入してきた野菜や海草類を余らせてしまうという問題があった。
そこで、近年、容器の中に一食分のサラダ素材とドレッシングが入れてあり、食する時に容器内のサラダ素材にドレッシングをかけるタイプの容器入りサラダや、再封鎖可能な封鎖部材を有する容器内にサラダ素材とドレッシングが入れてあり、食する時にサラダ素材が入っている容器にドレッシングを入れ容器を再封鎖し、前記サラダ素材およびドレッシングを収容した容器を容器ごと振って混ぜるタイプの容器入りサラダなどが普及してきている。
特開平09−220068号公報
しかし、上記容器入りサラダは、容器内の野菜や海草類などのサラダ素材が生もののため、冷蔵庫内で保存しなければならず、しかも賞味期限が短いため、自宅に買い置きして長期保存することはできない。そのため、食べたい時に食べることはできず、多くの人がサラダを食べる機会を逃している。
また、上記容器入りサラダは、コンビニエンスストアーやスーパーの総菜売場等で販売されていることが多く、サラダの種類は限定されており、必ずしも食べたいサラダが食べられるとは限らない。
一方、近年食生活に食物繊維やミネラルを摂取することの重要性が認識され、海草類をサラダ素材として気軽に摂取できるようにした食品が開発され、普及している。
例えば、乾燥海草を水戻しすることで簡単にサラダ素材にできるものは、手軽に食することができることで、広く普及している。
しかし、乾燥海草は、食する前に水戻しや水切りのために、ボールやザルなどが必要であり、盛りつけのための皿が必要となり、準備も片づけも煩雑である。
さらに、袋に収容されている乾燥海草の量が多い場合など、ちょっと食べたい時や一人暮らしの人が気軽に食べられる量ではない。
本考案は、上記従来技術の課題を解決するもので、下記構成のカップ食品を提供するものである。
(1)カップ形状の容器本体内にサラダの原材料が収納されてなり、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
(2)カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
(3)カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられたキャップ状の蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで、構成され、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられ、前記キャップ状の蓋体が、サラダの原材料を調理して出来たサラダを盛りつけるのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
(4)キャップ状の蓋体が、その周縁部近傍に複数個の湯切り用又は水切り用の透孔を有してなることを特徴とする前記(3)に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(5)前記カップ形状の容器本体内に、サラダの原材料に加えてサラダ用の調味料が収納されてなることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(6)サラダの原材料が乾燥海草であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(7)サラダの原材料が乾燥野菜であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(8)サラダの原材料が乾燥春雨であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(9)サラダの原材料が乾燥魚介類であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(10)サラダの原材料が乾燥パスタであることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(11)サラダの原材料が、乾燥海草、乾燥野菜、乾燥春雨、乾燥魚介類、乾燥パスタから選ばれる2種以上のサラダの原材料の組み合わせであることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
(12)サラダの原材料が、真空包装された生野菜や魚介類等の新鮮な食材であることを作特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
〔1〕本考案のインスタントサラダのカップ食品は、カップ形状の容器本体内にサラダの原材料が収納され、前記カップ形状の容器本体を、サラダの原材料を調理するのに用いることができるので、適量のサラダを手軽に食べられ、かつ使用後は容器本体をそのまま廃棄でき、食器等を洗う必要がなく、片づけの手間が省ける。
〔2〕また、本考案のインスタントサラダのカップ食品は、カップ形状の容器本体内に、サラダの原材料とサラダ用の調味料が収納されているので、別途ドレッシングなどの調味料を準備する必要がなく、前記カップ食品を購入するだけでサラダを食べることができる。
〔3〕本考案のインスタントサラダのカップ食品によれば、カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成されるので、長期保存が可能となる。
〔4〕本考案のインスタントサラダのカップ食品は、カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられたキャップ状の蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられ、前記キャップ状の蓋体が、サラダの原材料を調理して出来たサラダを盛りつけるのに用いられるので、インスタント食品のありがちな無味乾燥な食事でなく、皿や器に盛られた料理と同様に、料理として楽しむことができ、かつサラダの盛りつけに使用されたキャップ状蓋体は、使用後そのまま廃棄でき、洗う必要がなく、片づけの手間が省ける。
また、キャップ状蓋体に、調理したサラダを普通の皿や器と同様に盛りつけられるので、不意の来客にも、体裁良く提供することができる。
〔5〕本考案のインスタントサラダのカップ食品によれば、キャップ状の蓋体が、その周縁部近傍に複数個の湯切り用又は水切り用の透孔を有してなるので、湯や水で戻る乾燥食材をサラダの原材料の食材に選択でき、該サラダの原材料をカップ形状の容器内で湯戻しや水戻しした後に、前記蓋体を前記容器本体に取付けて湯切りや水切りをし、前記乾燥食材を容易に食べられる状態にできるので、長期保存に優れた保存食品としての多種多様なサラダを提供することができる。
〔6〕そして、サラダの原材料として、乾燥海草、乾燥野菜、乾燥春雨、乾燥魚介類、乾燥パスタ類等を採用することができ、またそれらを組み合わせることもできるので、様々なサラダで、かつ栄養バランスに優れたものを提供することができる。
そして、本考案によれば、一人分のサラダが簡単にできるので、一人暮らしの人や、野菜不足の人、ダイエット中の人、さらには、夜食や間食などの軽食が必要な人に非常に便利で、かつ経済的に、上記栄養バランスを考慮したサラダを嗜好に合わせて食べたい時に提供することができる。
本考案のインスタントサラダのカップ食品は、カップ形状の容器本体にサラダの原材料が収納されてなり、あるいは前記カップ形状の容器本体にサラダの原材料とサラダ用の調味料とが収納されてなり、かつ前記カップ形状の容器本体がサラダの原材料を調理するのにも用いられるようにしたものである。
また、本考案のインスタントサラダのカップ食品は、カップ形状の容器本体と、同容器本体の上部に取り付けられた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、あるいは、カップ形状の容器本体と、同容器本体の上部に取り付けられたキャップ状の蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成されるものとすることもできる。
なお、前記容器本体の上部に取り付けられるキャップ状の蓋体は、サラダの原材料を調理してできたサラダを盛り付けて使用できるものである。
前記カップ形状の容器本体は、その中にサラダの原材料、あるいはサラダの原材料とサラダ用の調味料とが収納できる形状であればよく、また、その素材としては、収納した前記サラダの原材料及びサラダ用の調味料が変質せず、かつ前記サラダの原材料が調理でき、さらには長期保存が可能なものであればよい。
なお、サラダの原材料を乾燥食材とした場合には、容器本体で湯戻しや水戻しできるように、容器本体内に湯戻し用の湯を入れられる程度の耐熱性を持たせることが好ましく、さらには、使用後に廃棄できる素材、例えば紙製、ビニル製などが好適である。もちろん、後に別用途で繰り返して使用できるよう、あるいは電子レンジ等で加熱できるように、耐熱性や電子レンジ対応の陶製やプラスチックス製などとしてもよい。
そして、前記キャップ状の蓋体は、調理されたサラダが盛りつけられる形状に構成される。したがって、蓋体は、容器本体内に収納されるサラダの原材料を調理することによって完成するサラダの種類によって、その高さや深さなどは適宜選択されてよい。
なお、前記キャップ状の蓋体の周縁部近傍に複数個の湯切り用又は水切り用の透孔を有して構成することもできる。蓋体が前記透孔を有することで、湯や水に漬けることで戻る乾燥食材をサラダの原材料とし、同容器内で湯戻しや水戻しした後、前記容器本体に蓋体を取付けると、前記透孔で湯切りや水切りができ、湯切りや水切りのためにざるやボールなどを使用する必要がない。
また、キャップ状の蓋体でなくとも、蓋体と容器本体の上面にフラットな形状の蓋体が貼着されている場合には、蓋体の周縁部近傍に複数個の湯切り用や水切り用の透孔を配することで、乾燥食材からなるサラダの原材料の湯戻しや水戻しが容易に可能となる。
なお、蓋体の素材としては、長期保存に耐えうる程度の耐久性を有するものであればよいが、サラダの原材料を乾燥食材とする場合には、湯切り用又は水切り用の透孔を備えることができ、かつ湯切りができる程度の耐熱性を備えた素材で構成することが好ましい。例えば、紙製やプラスチックス製、ビニル製などが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
本考案の実施の形態を実施例の図によって説明する。
図1は本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例1の外観説明図、図2〜図12は、本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図である。
図において、1はインスタントサラダのカップ食品、2はカップ形状の容器本体、3はキャップ状の蓋体、4A、4B、4Cはサラダの原材料、6はサラダ、8は湯切り用又は水切り用の透孔、9は調味料、11は湯、12は水、80は透孔カバー、である。
本考案のインスタントサラダのカップ食品1は、図1の本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の外観説明図に示すように、カップ形状の容器本体2と同容器本体2の上部に取り付けられるキャップ状の蓋体3と、その中に収納されたサラダの原材料4A、4B、4Cと調味料9から構成される。なお、図1に示す実施例では、サラダの原材料4Aは乾燥魚介類、4Bは乾燥春雨、4Cは乾燥海草・きのこ類であり、調味料9として、ドレッシング類を収納してあり、海草・シーフード・春雨を素材とするインスタントサラダのカップ食品1を構成している。
本実施例では、上記のように3種類のサラダの原材料が収納されているが、収納されるサラダの原材料は3種類に限られるものでなく、1種類であっても2種類であっても、さらに多くの種類であってもよく、また、1種類の量を消費者のニーズに合わせて増減してその量に幅を持たせ、多種多様な嗜好に対応できるようにすることもできる。
そして、調味料9は、容器本体内に収納せず別に複数種類用意しておき、消費者が嗜好に合わせて自由に選べるようにしておくことも好ましい。
また、キャップ状の蓋体3は、その周縁部近傍に複数個の湯切り用又は水切り用の透孔8を有しており、使用前には、透孔カバー80が貼着されている。
なお、図示はしないが、サラダが盛りつけられた時に見た目にも楽しめるよう、キャップ状の蓋体3の外面部や内面部に色や模様等を付すこともできる。
また、キャップ状の蓋体3でなく、フラットな形状の蓋体等であっても、湯切り用又は水切り用の透孔8を設けることもできる。
本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例を図2〜12に基づいて説明する。
なお、本実施例は、カップ形状の容器本体2にサラダの原材料4A、4B、4Cが収納され、キャップ状蓋体3にはサラダ6が盛り付けられる構成のインスタントサラダのカップ食品1である。
本考案において、カップ形状の容器本体2は、内部にサラダの原材料4A、4B、4Cが収納できる形状であればよく、出来上がるサラダの量や種類によって、カップの高さや大きさを選択することができる。
一方、キャップ状の蓋体3は、容器本体2内に収納されたサラダの原材料4A、4B、4Cで作られるサラダ6を盛りつけることができる形状であればよく、盛りつけるサラダ6の種類によって、適宜その形状を選択することができる。
そして、キャップ状の蓋体3には、湯切り用又は水切り用の透孔8が設けてあることが好ましい。前記透孔8は、サラダの原材料4A、4B、4Cが乾燥食材である場合に、湯戻しや水戻しができるように設けられているものであり、透孔8の数や大きさは、サラダの原材料4A、4B、4Cの素材の大きさや形状に合わせて、湯切りや水切りに最適なものを選択することができる。
本考案におけるサラダの原材料4A、4B、4Cは、乾燥食材や真空包装された食材など、長期保存に適した乾燥食材や真空包装された食材が好ましいが、サラダ6の種類によっては、新鮮な生野菜などの素材を選択することもできる。
なお、サラダの原材料4A、4B、4Cは、それぞれ一袋あるいは複数の袋に袋詰めなどして、容器本体2内に収納される。
前記サラダ6の素4A、4B、4Cの例としては、サラダ6が海草サラダである場合、サラダの原材料は、海草が梱包されたもの、シーフードサラダの場合は、魚介類等の素材が梱包されたものなどであり、上記複数種の素材を一袋に梱包されたものであってもよく、またその他、野菜や春雨、魚介類等サラダを構成する材料ごと小分けした複数の袋、例えば真空包装された袋とすることもできる。
また、本考案のカップ食品1は、キャップ状の蓋体3に湯切りや水切り用の透孔8が備えられているので、湯切りや水切りが必要な材料をサラダの原材料4A、4B、4Cとすることができ、サラダの原材料4A、4B、4Cとして、例えば、乾燥野菜や乾燥春雨、乾燥魚介類、あるいは、乾燥パスタ等とすることができる。
上記のごとく、本考案におけるカップ食品1に収納されるサラダの原材料4A、4B、4Cは、単品でも複数品でもよく、サラダ6をつくるために必要なサラダの原材料を自由に収納することができる。
本考案のカップ食品1は、図2に示すように、カップ形状の容器本体2と、キャップ状の蓋体3と、カップ形状の容器本体2に収納されたサラダの原材料4A、4B、4Cとからなる。
容器本体2内には、調味料9がサラダの原材料4A、4B、4Cとともに収納されている。調味料9としては、ドレッシングや、マヨネーズなど、容器本体2内に収納されたサラダの原材料4A、4B、4Cによって完成するサラダ6の種類に合わせて、適宜選択して収納されるものである。
実施例1に示すインスタントサラダのカップ食品1の調理方法は下記による。
〈1〉インスタントサラダのカップ食品1外周面を被包しているシュリンクフィルム(図示せず)を剥ぎ取ってから、容器本体2に収納されたサラダの原材料4A、4B、4C、調味料9のうち、サラダの原材料4Cと調味料9を取り出す(図3)。本実施例1においては、サラダの原材料4Aは乾燥魚介類、4Bは乾燥春雨、4Cは乾燥海草類である。
〈2〉容器本体2内のサラダの原材料4A、4Bを湯戻しするために、容器本体2内に湯11を注ぐ(図4)。ここでは、サラダの原材料4A、4Bが湯戻しが必要なために、サラダの原材料4Aと4Bが容器本体2内に収納されているが、その他湯戻しが必要なサラダの原材料が収納されている場合には、それら全部を入れて湯戻しする。
〈3〉容器本体2にキャップ状の蓋体3を取付け、サラダの原材料4A、4Bの湯戻しに必要な時間待つ(図5)。
〈4〉湯切りのため、透孔カバー80を剥がし、湯切りする(図6)。
〈5〉湯切り後、容器本体2に水戻しが必要なサラダの原材料4Cを入れる(図7)。
〈6〉容器本体2内に水12を注ぐ(図8)。
〈7〉容器本体2にキャップ状の蓋体3を取付け、サラダの原材料4Cの水戻しに必要な時間待つ(図9)。
〈9〉水切りする(図10)。
〈10〉容器本体2内に調味料9を添加する(図11)。
〈11〉容器本体2内にサラダ6が完成する(図12(a))。
なお、前記〈10〉の作業を行うことなく〈9〉で水切りしたサラダの原材料4A、4B、4Cをキャップ状の蓋体3内に盛りつけた場合には、盛りつけ後調味料9を添加すれば、キャップ状蓋体3上に、サラダ6が完成する。(図12(b))。
上記調理方法においては、〈5〉で湯切りをした後、湯切りしたサラダの原材料4A、4Bの上に重ねるようにサラダの原材料4Cを入れ(〈6〉)、〈7〉で容器本体2内に水12を注いでいる。これは、湯切りしたサラダの原材料4A、4Bを、サラダの原材料4Cとともに水に漬けることで、サラダの原材料4A、4Bを冷やす効果が期待できるためである。
また、湯戻しが必要でないサラダの原材料のみが容器本体2内に収納されている場合には、湯戻しせずに、最初から水を注いで水戻しする。
このように、容器本体2内に収納されるサラダの原材料によって、湯戻しのみ、水戻しのみ、あるいは上記調理方法に示したように湯戻しした後に、水戻しする。
なお、容器本体に収納するサラダの原材料を、真空包装された湯戻しや水戻しが不要な乾燥処理されていない生野菜や魚介類等の新鮮な食材をサラダの原材料とすることもできる。その際には、蓋体には、湯切り又は水切り用の透孔8を設ける必要はない。
本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の外観説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図 本考案のインスタントサラダのカップ食品の実施例の説明図
符号の説明
1 インスタントサラダのカップ食品
2 カップ形状の容器
3 キャップ状の蓋体
4A、4B、4C サラダの原材料
6 サラダ
8 湯切り用又は水切り用の透孔
9 調味料
11 湯
12 水
80 透孔カバー

Claims (12)

  1. カップ形状の容器本体内にサラダの原材料が収納されてなり、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
  2. カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
  3. カップ形状の容器本体と同容器本体の上部に取り付けられたキャップ状の蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたサラダの原材料とで構成され、前記カップ形状の容器本体が、前記サラダの原材料を調理するのに用いられ、前記キャップ状の蓋体が、サラダの原材料を調理して出来たサラダを盛りつけるのに用いられることを特徴とするインスタントサラダのカップ食品。
  4. キャップ状の蓋体が、その周縁部近傍に複数個の湯切り用又は水切り用の透孔を有してなることを特徴とする請求項3に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  5. 前記カップ形状の容器本体内に、サラダの原材料に加えてサラダ用の調味料が収納されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  6. サラダの原材料が乾燥海草であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  7. サラダの原材料が乾燥野菜であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  8. サラダの原材料が乾燥春雨であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  9. サラダの原材料が乾燥魚介類であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  10. サラダの原材料が乾燥パスタであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  11. サラダの原材料が、乾燥海草、乾燥野菜、乾燥春雨、乾燥魚介類、乾燥パスタから選ばれる2種以上のサラダの原材料の組み合わせであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
  12. サラダの原材料が、真空包装された生野菜や魚介類等の新鮮な食材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインスタントサラダのカップ食品。
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