JP3052291U - 折り組み式スプーン - Google Patents

折り組み式スプーン

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JP3052291U
JP3052291U JP1998001518U JP151898U JP3052291U JP 3052291 U JP3052291 U JP 3052291U JP 1998001518 U JP1998001518 U JP 1998001518U JP 151898 U JP151898 U JP 151898U JP 3052291 U JP3052291 U JP 3052291U
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rake
sheet member
folding
pattern
fold lines
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JP1998001518U
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Inventor
功英 下地
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功英 下地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート部材の折り組みにより保管時の容積を
縮減し、ごみ処理時の公害発生を防止することのできる
折り組み式スプーンを提供すること。 【解決手段】 ほぼ長方形状の板紙からなるシート部材
10であって、シート部材10の長手方向の一端部に外
周縁へ向けて末広がり状に相対して設けられたすくい折
線12,14と、すくい折線12,14の各内端近傍か
らシート部材10の長手方向の他端部へ向けて延びた柄
折線17と、を備え、すくい折線12,14の各先端と
シート部材10の外周縁との間、およびすくい折線1
2,14の各内端と柄折線17の先端との間に、それぞ
れ無折線部13,15,18,19が設けられてなり、
柄折線17の折り曲げにより、柄部16が形成されると
ともにすくい折線12,14が折り曲げられてすくい折
線12,14の間にすくい部11が形成されてなること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、機内食および自動販売機等におけるコーヒーのかき混ぜ等に使用す る折り組み式スプーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機内食および自動販売機等のコーヒー、紅茶のかき混ぜ等に使用するス プーンは、一般には、ボール状のすくい部と柄部とを備え、合成樹脂材により形 成されており、使用後は、ごみとして捨てられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のスプーンは、折り畳みができないため嵩張り、保管 や運搬のために一定の容積を必要とするという問題があった。また、ごみとして 処理するときには、焼却等による有害ガスを発生するおそれがあった。
【0004】 この考案は、上記にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは 、シート部材の折り組みにより保管時の容積を縮減するとともにごみ処理時の公 害発生を防止することのできる折り組み式スプーンを提供しようとするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するためになされたものであり、 第一の考案の折り組み式スプーンは、ほぼ長方形状の板紙からなるシート部材 であって、 前記シート部材の長手方向の一端部に外周縁へ向けて末広がり状に相対して設 けられた1対のすくい折線と、 1対の前記すくい折線のそれぞれの内端近傍から前記シート部材の長手方向の 他端部へ向けて延びた柄折線と、を備え、 1対の前記すくい折線のそれぞれの先端と前記シート部材の外周縁との間、お よび1対の前記すくい折線のそれぞれの内端と前記柄折線の先端との間に、それ ぞれ無折線部が設けられてなり、 前記柄折線の折り曲げにより、柄部が形成されるとともに1対の前記すくい折 線が折り曲げられて1対の前記すくい折線の間にすくい部が形成されてなること を特徴とする折り組み式スプーンである。
【0006】 第二の考案の折り組み式スプーンは、請求項1記載の折り組み式スプーンであ って、1対の前記すくい折線と前記柄折線とが前記シート部材を薄肉にすること により形成されてなることを特徴とする折り組み式スプーンである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の一実施態様を図1〜5に基づいて説明する。
【0008】 本実施態様の折り組み式スプーンは、ほぼ長方形状の板紙からなるシート部材 10であって、シート部材10の長手方向の一端部に末広がり状に設けられた1 対のすくい折線12,14と、すくい折線12,14の内端近傍からシート部材 10の長手方向の他端部へ延びた柄折線17とを備え、すくい折線12,14の 先端とシート部材10の外周縁との間、およびすくい折線12,14の内端と柄 折線17の先端との間に、それぞれ無折線部13,15,18,19が設けられ てなり、柄折線17の折り曲げにより、柄部16が形成されるとともにすくい折 線12,14が折り曲げられて、すくい折線12,14の間にすくい部11が形 成されて構成されている。
【0009】 シート部材1は、本例では、坪量200〜300g/m2 程度の板紙からなり 、すくい部11,柄部16とを形成するほぼ長方形状に切断されている。なお、 ここで板紙とは白板紙、色板紙等の板紙に限らず、耐水、保形性を有する厚手の 紙を含む。
【0010】 シート部材1の長手方向の一端部には、すくい部11を形成するためのすくい 折線12,14が、外周縁10aの一短縁部へ向けて、末広がり状の八字形に相 対して設けられている。このすくい折線12,14は、半切刃によりシート部材 10の一面にV字状溝として形成され、溝底部の肉厚は、シート部材の肉厚の1 /2〜1/3程度に形成されている。
【0011】 すくい折線12は、先端12aがその近傍の外周縁10aから、1〜1.5m m程度内側から折り曲げ用V字状溝に形成され、先端12aと外周縁10aとの 間に、1〜1.5mm程度の幅にV字状溝の無い無折線部13が設けられている 。また、すくい折線14の先端14aと、その近傍の外周縁10aとの間にも、 上記と同様にV字状溝の無い無折線部15が設けられている。また、すくい折線 12の内端12bと、すくい折線14の内端14bとは所定間隔を保持して形成 されている。
【0012】 シート部材10の幅のほぼ中央部には、柄部16を形成するための長手方向に 延びる柄折線17が設けられている。この柄折線17を中心として、図1に示す 上側部分に、柄部16の一半側をなす半柄部16aが形成され、下側部分には他 半側をなす半柄部16bが形成されている。
【0013】 柄折線17は、すくい折線12,14と同様に、シート部材10の一面にV字 状溝として形成され、すくい折線12,14の各内端12b,14b近傍から、 外周縁10aの他短縁へかけて直線的に設けられている。また柄折線17の先端 17aと、すくい折線12の内端12bとの間には、上述の無折線部13と同様 のV字状溝の無い無折線部18が設けられ、先端17aとすくい折線14の内端 14bとの間には、無折線部13と同様のV字状溝の無い無折線部19が設けら れている。
【0014】 このシート部材10は、図3に示すように、半柄部16a,16bを柄折線1 7に沿って、柄折線17が設けられた面の反対面へ向けて(2点鎖線矢印で示す 方向へ)折り曲げることにより、V字状、または二つ折り状の柄部16が形成さ れる。
【0015】 この柄折線17の折り曲げによる、長手方向両側の外周縁10aの接近によっ て、半柄部16aに連続するすくい折線12と外周縁10aとの間の部分、およ び、半柄部16bに連続するすくい折線14と外周縁10aとの間の部分が立ち 上がり、それにつれてすくい折線12,14が折り曲げられて、そのすくい折線 12,14の間に、柄部16先端にやや上向き斜めに連続する、三角形状のすく い部11が形成されて折り組みが完成する(図4,5参照)。
【0016】 このとき、無折線部13,15,18,19は、材料自体の延伸、撓みにより 当該部分の繊維の連続性を保ち、すくい折線12,14、柄折線17のV字状溝 の折り曲げ拡開に拘らず、すくい部11の耐水性、形状保持性を向上している。 また、柄折線17は一条の稜線を形成して、剛性を向上するとともに掴み易さを 形成することができる。
【0017】 なお、この考案は上述の説明および図例に限定されることなく、この考案の技 術的思想から逸脱しない範囲において、その実施態様を変更することができる。 例えば、シート部材の外形は、端縁部が半円形状のもの、長縁部が弧状に湾入し たもの、あるいは弧状に膨出したもの等であってもよい。また、すくい折線、柄 折線は、断続的に薄肉とした折線であってもよい。また1対のすくい折線は対称 形状の弧線により形成してもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の折り組み式スプーンは、折り組み前においては、 シート状であって、保管や運搬時の容積を縮減することができる。
【0019】 また、折り組み時において、無折線部がすくい部の耐水性、形状保持性を向上 することができる。
【0020】 さらに、板紙等で構成できるので、ごみ処理が容易であり、公害発生を防止す ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施態様の折り組み式スプーンのシー
ト部材の平面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本実施態様の折り組みを説明する斜視図。
【図4】同じく折り組み式スプーンの折り組み状態を示
す斜視図。
【図5】図4のすくい部を一面側から見た拡大斜視図。
【符号の説明】
10 シート部材 11 すくい部 12,14 すくい折線 13,15,18,19 無折線部 16 柄部 17 柄折線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ長方形状の板紙からなるシート部材
    であって、 前記シート部材の長手方向の一端部に外周縁へ向けて末
    広がり状に相対して設けられた1対のすくい折線と、 1対の前記すくい折線のそれぞれの内端近傍から前記シ
    ート部材の長手方向の他端部へ向けて延びた柄折線と、
    を備え、 1対の前記すくい折線のそれぞれの先端と前記シート部
    材の外周縁との間、および1対の前記すくい折線のそれ
    ぞれの内端と前記柄折線の先端との間に、それぞれ無折
    線部が設けられてなり、 前記柄折線の折り曲げにより、柄部が形成されるととも
    に1対の前記すくい折線が折り曲げられて1対の前記す
    くい折線の間にすくい部が形成されてなることを特徴と
    する折り組み式スプーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の折り組み式スプーンであ
    って、 1対の前記すくい折線と前記柄折線とが前記シート部材
    を薄肉にすることにより形成されてなることを特徴とす
    る折り組み式スプーン。
JP1998001518U 1998-03-16 1998-03-16 折り組み式スプーン Expired - Lifetime JP3052291U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000166735A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Aoto Insatsu Kk 紙製スプ―ンの製造方法
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