JPH0421509Y2 - - Google Patents

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JPH0421509Y2
JPH0421509Y2 JP4021488U JP4021488U JPH0421509Y2 JP H0421509 Y2 JPH0421509 Y2 JP H0421509Y2 JP 4021488 U JP4021488 U JP 4021488U JP 4021488 U JP4021488 U JP 4021488U JP H0421509 Y2 JPH0421509 Y2 JP H0421509Y2
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JP
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fold
spoon
rear end
valley
valley fold
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JP4021488U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紙製スプーンに関し、特に所謂インス
タントラーメン等の汁物を含む食品を食するのに
適した紙製スプーンに関するものである。
(従来の技術) インスタントラーメン等の汁物を含む食品を食
するために、一枚の紙やプラスチツクシートに折
り目を付けて、これをスプーンとすることが種々
行なわれている。このようなスプーンは、その使
用前においては、一枚のシート状となつているこ
とから、食品容器内に収納することが容易で、使
い捨てできるという便利さを持つているものであ
る。
そのようなスプーンの一例としては、例えば実
開昭62−145562号公報にて提案されているような
「砂糖等詰袋兼スプーン」がある。この公報に示
された「スプーン」は、「片面部または両面部に
幅方向中央部に位置し長さ方向に延び、始端を開
封線に位置させた柄部形成用折曲線を設け、この
柄部形成用折り曲げ線の終端より両側縁に至りそ
れぞれ匙部形成用斜め折曲線を設ける」ことによ
り、「砂糖等とスプーンがあたかも一体となつて
いるので、別にスプーンを用意することなく、特
に夜間において一人でコーヒー、紅茶等を引用す
る際に極めて便利」なものである。
しかしながら、このような「スプーン」では、
砂糖を入れたコーヒー等をかきまぜることはでき
ても、例えばラーメンのスープのような汁物を掬
つて飲むことはできないものである。
特に、一枚の紙等を折つて形成するスプーン
(または所謂れんげ)においては、掬つた汁が手
元に流れてこないような積極的な工夫を施さない
と、実際の使用時には不便であり、かつ使用上相
当注意する必要がある。
そこで、考案者は、一枚の台紙から汁物が掬
え、しかも掬つた汁物が手元に流れてこないよう
にすることのできるスプーンについて種々検討を
重ねた結果、スプーンの後端の折目の入れ方を工
夫することが良い結果を生むことに気付き、本考
案を完成したのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は以上のような経緯に基づいてなされた
ものであり、その解決しようとする課題は、従来
のスプーンにおける液洩れである。
そして、本考案の目的とするところは、シート
状の台紙に付ける折目を工夫することによつて、
汁物を十分掬うことができることは勿論のこと、
掬つた汁物が容易にこぼれないようにすることの
できる紙製スプーンを簡単な構成によつて提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案が採つた
手段は、実施例に対応する図面を参照して説明す
ると、 「一枚の台紙11を折ることによつて形成さ
れ、汁物を掬い取るようにしたスプーン10であ
つて、 台紙11の略中央部分にスプーン10の掬い部
10Bと把持部10Aとを区画するための第一山
折目12を形成し、 台紙11の把持部10A側には、第一山折目1
2の中央からこの把持部10Aの後端側に延びて
その後端の手前で終る第一谷折目14、この第一
谷折目14の後端に連続して把持部10Aの中心
にて後端にまで延びる第二山折目13と、この第
二山折目13の両側に位置して第一谷折目14の
後端から把持部10Aの後端に至る第二谷折目1
5とを形成するとともに、 掬い部10Bには、第一山折目12の中央部か
ら二方に分岐して台紙11の途中端部にまで延び
る第三谷折目16を形成して、 台紙11を各折目に沿つてそれぞれ該当する山
折りまたは谷折りすることにより、掬い部10
B、把持部10A及び液阻止部10Cを形成する
ようにしたスプーン10」 である。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した本考案に係るスプーン1
0にあつては、次のような作用があるが、この作
用については当該スプーン10の使用の態様とも
併せて説明していく。
まず、本考案に係るスプーン10は、その使用
前においては、第1図に示すように、各折目を有
してはいても言わば平板状のものであつて、それ
程の収納スペースを要するものではない。また、
このスプーン10を構成している台紙11は、あ
る一定の柔軟性を有しているものであるから、例
えば円形容器の内面に沿わせた状態であつても、
このスプーン10は、円形容器内に他の収納物の
邪魔にならないように収納しておくことが可能な
ものである。
勿論、このスプーン10はその台紙11を第1
図に示したような形状のものとして打ち抜き加工
等を施すとともに、必要な各山折目及び各折目を
プレス等によつて付して形成すればよいから、そ
の製造は極めて容易なものとなつている。
しかして、このスプーン10を使用する場合に
は、まずその台紙11の第1図に示した状態の図
示右端部に形成してある第二山折目13を、第2
図に示したように山折りにするとともに、この第
二山折目13の両側に位置している各第二谷折目
15を谷折りにするのである。そして、第3図に
示すように、第一谷折目14を谷折りにして、図
示右方に液阻止部10Cを有した把持部10Aを
形成するのである。すなわち、把持部10Aの後
端に位置することになる液阻止部10Cは、第3
図及び第5図に示したように、その第二山折目1
3が第一谷折目14側に向けて立ち上がることに
なり、これにより、把持部10Aを伝つてきた液
体はこの液阻止部10Cにてその後方への流れが
阻止されるのである。
一方、第一山折目12の前方においては、第4
図に示すように、この第一山折目12の中央部か
ら二方向に分れている各第三谷折目16をその折
目に沿つて谷折りにするのである。これにより、
上記把持部10Aの前方部分に掬い部10Bが形
成されるのである。このとき、各第三谷折目16
は台紙11の途中端部にて途切れているので、こ
の掬い部10Bの先端は一枚の紙の形がそのまま
現われる。この先端の厚さは、一枚の紙程度とな
つているから、この部分で液体を掬い取つた場合
に、殆んど残らず掬い取ることができるものであ
る。
なお、上記のように各第三谷折目16を積極的
に折つてもよいが、第一谷折目14を折るとき
に、各第3谷折目16に対応する部分は自然とこ
の第三谷折目16に沿つて折られるため、掬い部
10Bを形成するには単に第一谷折目14部分で
の折り込みだけで十分である。
(実施例) 以下に、本考案に係るスプーン10を各図を参
照して説明する。
第1図には、本考案のスプーン10を展開した
状態が示してあり、このスプーン10は所定厚さ
の紙を台紙11として打ち抜き、または切り抜く
ことにより形成したものである。勿論、この台紙
11を構成する紙としては、単時間内に水等の液
体に溶解しない材料のものが使用してある。そし
て、この台紙11には、次のような各種の折目が
形成してある。
すなわち、第1図に示すように、まず、台紙1
1の略中央部分にスプーン10の掬い部10Bと
把持部10Aとを区画するための第一山折目12
が形成してある。そして、台紙11の把持部10
A側には、第一山折目12の中央からこの把持部
10Aの後端側に延びてその後端の手前で終る第
一谷折目14と、この第一谷折目14の後端に連
続して把持部10Aの中心にて後端にまで延びる
第二山折目13と、この第二山折目13の両側に
位置して第一谷折目14の後端から把持部10A
の後端に至る第二谷折目15とが形成してある。
また、掬い部10Bには、第一山折目12の中央
部から二方に分岐して台紙11の途中端部にまで
延びる第三谷折目16が形成してある。
上記の各折目12〜16に沿つて台紙11を、
上記の作用中に記載したようにそれぞれ該当する
山折りまたは谷折りすることにより、このスプー
ン10には掬い部10B、把持部10A及び液阻
止部10Cが形成されるものである。
なお、上記実施例の他に、掬い部10Bの先端
に複数の切込みを入れて、これに麺等が引掛り易
いようにすると、インスタントラーメンを食する
スプーン10として最適なものとなる。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案にあつては、 「一枚の台紙11を折ることによつて形成さ
れ、汁物を掬い取るようにしたスプーン10であ
つて、 台紙11の略中央部分にスプーン10の掬い部
10Bと把持部10Aとを区画するための第一山
折目12を形成し、 台紙11の把持部10A側には、第一山折目1
2の中央からこの把持部10Aの後端側に延びて
その後端の手前で終る第一谷折目14と、この第
一谷折目14の後端に連続して把持部10Aの中
心にて後端にまで延びる第二山折目13と、この
第二山折目13の両側に位置して第一谷折目14
の後端から把持部10Aの後端に至る第二谷折目
15とを形成するとともに、 掬い部10Bには、第一山折目12の中央部か
ら二方に分岐して台紙11の途中端部にまで延び
る第三谷折目16を形成して、 台紙11を各折目に沿つてそれぞれ該当する山
折りまたは谷折りすることにより、掬い部10
B、把持部10A及び液阻止部10Cを形成する
ようにした」 ことにその特徴があり、これにより、汁物を十分
掬うことができることは勿論のこと、掬つた汁物
が容易にこぼれないようにすることのできる紙製
スプーン10を簡単な構成によつて提供すること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスプーンを展開した状態
を示す平面図、第2図は第二山折目にて折り込ん
だ状態の斜視図、第3図は次に第一谷折目にて折
り込んだ状態の斜視図、第4図は、更に第三谷折
目にて折り込んだ状態の斜視図、第5図はスプー
ンとして完成後のスプーンの縦断面図である。 符号の説明、10……スプーン、10A……把
持部、10B……掬い部、10C……液阻止部、
11……台紙、12……第一山折目、13……第
二山折目、14……第一谷折目、15……第二谷
折目、16……第三谷折目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一枚の台紙を折ることによつて形成され、汁物
    を掬い取るようにしたスプーンであつて、 前記台紙の略中央部分にスプーンの掬い部と把
    持部とを区画するための第一山折目を形成し、 前記台紙の前記把持部側には、前記第一山折目
    の中央からこの把持部の後端側に延びてその後端
    の手前で終る第一谷折目と、この第一谷折目の後
    端に連続して前記把持部の中心にて後端にまで延
    びる第二山折目と、この第二山折目の両側に位置
    して前記第一谷折目の後端から前記把持部の後端
    に至る第二谷折目とを形成するとともに、 前記掬い部には、前記第一山折目の中央部から
    二方に分岐して前記台紙の途中端部にまで延びる
    第三谷折目を形成して、 前記台紙を前記各折目に沿つてそれぞれ該当す
    る山折りまたは谷折りすることにより、前記掬い
    部、把持部及び液阻止部を形成するようにしたス
    プーン。
JP4021488U 1988-03-25 1988-03-25 Expired JPH0421509Y2 (ja)

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JP4021488U JPH0421509Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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JPH01143977U JPH01143977U (ja) 1989-10-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117932A (ja) * 2009-10-27 2011-06-16 Fuji Hoso Shiki Kk 計量スプーン及び紙箱

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JPH01143977U (ja) 1989-10-03

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