JP2000166734A - 組立式スプーン - Google Patents

組立式スプーン

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JP2000166734A
JP2000166734A JP10350899A JP35089998A JP2000166734A JP 2000166734 A JP2000166734 A JP 2000166734A JP 10350899 A JP10350899 A JP 10350899A JP 35089998 A JP35089998 A JP 35089998A JP 2000166734 A JP2000166734 A JP 2000166734A
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JP
Japan
Prior art keywords
spoon
scoop
handle
score lines
scooping
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10350899A
Other languages
English (en)
Inventor
Sanae Takahashi
早苗 高橋
Mikio Ishimoto
幹男 石本
Michio Ueda
道雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適量の食品等を、安心かつ確実にすくい取る
ことができる紙製スプーンを提供する。 【解決手段】 スプーンのすくい取り部11および柄部12
を、前後に隣接しかつ一枚の板紙によって一体的に形成
する。すくい取り部11を、表面側開口ボウル状に成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、デザー
ト容器に添付され、容器開封の後、デザートをすくい取
るために用いられる組立式スプーンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスプーンとしては、スプーンの
すくい取り部および柄部が、前後に隣接しかつ一枚の板
紙によって一体的に形成され、すくい取り部が、平坦状
のままとなされているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のスプーンでは、
すくい取り部が平坦であるため、食品を少量しかすくう
ことができなかった。とくに、粘度の低い食品の飲食に
は適していなかった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を解決した
組立式スプーンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による組立式ス
プーンは、スプーンのすくい取り部および柄部が、前後
に隣接しかつ一枚の板紙によって一体的に形成され、す
くい取り部が、表面側開口ボウル状に成形されているも
のである。
【0006】この発明による組立式スプーンでは、すく
い取り部が、表面側開口ボウル状に成形されているか
ら、金属製またはプラスチック製スプーン等と同じよう
に、粘度の低い食品であっても、適量の食品をすくい取
ることができる。
【0007】さらに、柄部が、すくい取り部のボウル開
口縁部の後部に連なってこれより後向きにのびた平板状
に成形され、すくい取り部および柄部の境界に、一対の
切れ目が、板紙の外縁から内に向かって互いに接近させ
られる方向にのびるように形成されるとともに、柄部
に、一対のスコア線が、両切れ目の内端から後向きにの
びるように形成され、柄部の両スコア線の外側部分を両
スコア線にそってすくい取り部のボウル裏面側に折曲げ
たときに柄部の両スコア線の外側部分の前端がすくい取
り部のボウル裏面に当てられるようになされていること
が好ましい。 柄部の両スコア線の外側部分を両スコア
線にそってすくい取り部のボウル裏面側に折曲げると、
柄部が横断面三角形となることから、柄部を握り易くな
る。
【0008】さらに、柄部の両スコア線の外側部分の前
端がすくい取り部のボウル裏面に当てられると、すくい
取り部が柄部で下側から支えられることとになって、す
くい取り部と柄部の境界のところでスプーンが折曲るよ
うなことがなく、安心かつ確実に食品をすくい取ること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0010】以下の説明において、前後とは、図1を基
準として、図1の左側を前、その右側を後というものと
する。
【0011】図1は、スプーンを表側から見たものを示
すものである。図1を参照すると、スプーンは、前後に
隣接させられたすくい取り部11および柄部12よりなる。
すくい取り部11および柄部12は、一枚の板紙によって一
体的に形成されたものである。
【0012】すくい取り部11は、表面側を開口したボウ
ル状に形成されている。すくい取り部の形成は、加湿成
型によるもので、所定形状に打抜かれた平坦状板紙のす
くい取り部となるべき部分のみをボール状に変形させた
ものである。
【0013】柄部12は、すくい取り部11のボウル開口縁
部の後部に連なってこれより後向きにのびた平板帯状の
もので、すくい取り部11の幅と等しい幅を有している。
【0014】すくい取り部11と柄部12は、板紙の両縁部
に形成された一対の三角形状切欠21によって境界づけら
れるとともに、両切欠21の底から内向きにのびた一対の
線状切れ目22によっても境界づけられている。両切れ目
22の内側においては、すくい取り部11と柄部12は繋がっ
ている。両切れ目22は、内側にいくほど漸次接近させら
れるように柄部の長さと直交する方向から後側にずれて
いっており、同方向に対して、後狭まりのハの字をなす
ように傾斜させられている。
【0015】柄部12の表面には一対の縦スコア線31およ
びこれらと直交させられた1つの横スコア線32が形成さ
れている。両縦スコア線31は、両切れ目22の内端から互
いに平行に後向きにのび、柄部12の後端まで達してい
る。横スコア線32は、板紙を長さ方向に2分するところ
に位置させられている。縦スコア線31および横スコア線
32は、いずれも刻印によって形成されたものである。
【0016】スプーンが容器等の商品に添付される場
合、図4に示すように、横スコア線32にそって横スコア
線32の両側の表面同しが重ね合わされるようにスプーン
が2つ折りにされる。このような状態でスプーンを個装
し、これを商品に添付するようにすれば、小型容器のよ
うな商品にも添付し易くなる。
【0017】スプーンを用いる場合、スプーンの個装を
解き、2つ折りだったスプーンを平に拡げる。そして、
図5に示すように、今度は、両縦スコア線31にそって両
縦スコア線31より外側の部分を裏側に折曲げる。折曲げ
る程度は、柄部12が横断面三角形となるまでであること
が好ましい。このように折り曲げると、図6に示すよう
に、柄部12の両切れ目22より外側にあった部分41(図1
および図6にハッチング)は、すくい取り部11の裏側に
進入する。その進入部41の前端上部、すなわち切れ目22
に臨ませられていた傾斜部分42がすくい取り部11の裏面
基部に当てられる。これにより、すくい取り部11が柄部
12によって下側から支えられることとなって、すくい取
り部11と柄部12の境界のところでスプーンが側面から見
てヘの字に折曲る心配が無くなり、安心してスプーンに
よるすくい取り動作が行える。
【0018】上記において、すくい取り部11の形状は、
食品の粘度等物性に合せて変更される。例えば、すくい
取り部11のボウルを深くしたり、浅くしたり、また、す
くい取り部11を平面から見て、その外形を大きくした
り、小さくしたりすることができる。
【0019】さらに、すくい取り部11の形状の変更にと
もない、傾斜部分42の形状も適宜変更される。それに
は、両縦スコア線31より外側の部分の折曲げ角度を変更
するようにしてもよい。
【0020】上記においては、両縦スコア線31は平行で
あるが、柄部12の先端にいくにしたがって、両縦スコア
線31が漸次接近させられるようにすれば、柄部12を折曲
げたときの傾斜部分42の垂直線に対する角度を大きくす
ることができ、逆に、両縦スコア線31が漸次離隔させら
れるようにすれば、同角度を小さくすることができる。
このため、すくい取り部11の形状に合せて、両縦スコア
線31のなす角度を変更することにより、柄部12を折曲げ
たときの傾斜部分42の角度を調節することもできる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、適量の食品等を、安
心かつ確実にすくい取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるスプーンの組立前の平面図であ
る。
【図2】図1のIIーII線にそう断面図である。
【図3】図1のIII ーIII 線にそう断面図である。
【図4】同スプーンの商品等添付時の斜視図である。
【図5】同スプーンの使用時の斜視図である。
【図6】図5のVIーVI線にそう断面図である。
【符号の説明】
11 すくい取り部 12 柄部 22 切れ目 31 スコア線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1四国化工機株式会社内 Fターム(参考) 3B115 AA17 BA02 DA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプーンのすくい取り部および柄部が、
    前後に隣接しかつ一枚の板紙によって一体的に形成さ
    れ、すくい取り部が、表面側開口ボウル状に成形されて
    いる組立式スプーン。
  2. 【請求項2】 柄部が、すくい取り部のボウル開口縁部
    の後部に連なってこれより後向きにのびた平板状に成形
    され、すくい取り部および柄部の境界に、一対の切れ目
    が、板紙の外縁から内に向かって互いに接近させられる
    方向にのびるように形成されるとともに、柄部に、一対
    のスコア線が、両切れ目の内端から後向きにのびるよう
    に形成され、柄部の両スコア線の外側部分を両スコア線
    にそってすくい取り部のボウル裏面側に折曲げたときに
    柄部の両スコア線の外側部分の前端がすくい取り部のボ
    ウル裏面に当てられるようになされている請求項1記載
    の組立式スプーン。
JP10350899A 1998-12-10 1998-12-10 組立式スプーン Withdrawn JP2000166734A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6050875B1 (ja) * 2015-09-15 2016-12-21 かずこ 二坪 飲食用具
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Effective date: 20060307