JP2014171796A - シート状の串抜き用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】みたらし団子等の串刺し食品において串から食品を抜き出すためのもので、特に、シート材に付された折り目筋を折ることで組み立てられるようにしたシート状の串抜き用具を提供する。
【解決手段】人が掴むための把手部2と、把手部2の先端側2aに一体的に連結され抜き出した食品を受けるための差込み溝6とを有し、把手部2は、その先端側2aから後端側2bにおける長手方向に渡る把手折り目筋4を挟んで両側に摘み壁部5を備え、摘み壁部5を対向させた状態で両側から指で掴まれ、差込み溝6は、串刺し食品の串が差込むための溝6が1つ形成された底部7と、底部7の左右両側の側部折り目筋8を介して連接された2つの側壁部とを備え、シート材S1,S2は、密接に重なり合った2重構成で、溝6は、把手折り目筋4及び側部折り目筋8を折ることで、その幅を串形状に適応した大きさに狭めることができる構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、串に刺した焼き鳥やお団子等の串刺し食品において串から食品を抜き出すためのもので、特にシート材に付された折り目筋を折ることで組み立てられるシート状の串抜き用具に関する。
串に刺した焼き鳥やお団子等の串に刺さった串刺し食品においては、串を片手で持って、串刺し食品を串先から順に口で抜いて食べていくところ、手元側の残り数個になると(その数が多くて手元側まで差し込んであると)、手元側の残りの食品(焼き鳥やお団子等)を抜き取ることは難しくなる。ときには、串先で喉をつくような危険性を有する。そのため、串横から食品に食したり、また、フォークや箸などを用いて串先までずらしてから食べたりなどして様々な工夫をして食されている。
しかし、これでは食べ難く、フォークや箸などの携帯に不便であることなどの理由で、近年では、串刺し食品の串から食品を抜き出すことを目的としたアイデアが提案されている。
例えば、特許文献1では、図11に示されるように、装着される串等の直径よりも小さな案内孔102と、案内孔102の周縁に串等の形状を考慮した切り込み105、106、107とを吸水性素材から成る平板状の押し出し片103の略中央に形成し、押し出し片103の片面側周縁に立設した側縁部104を形成した串用押し具101が提案されている。この串用押し具101によると、装着される串等の直径よりも小さな案内孔102と、案内孔102の周縁の切り込み105、106、107から、串等に付着したたれ等を接触面から吸収でき、団子等から滴下するたれ等をも受けることができる。
また、特許文献2では、図12に示されるように、握り201の先端に、板202を設け、板202の下中央部に串差込み口203を設けたやきとりの串抜き具が提案されている。このやきとりの串抜き具によると、やきとりの串が取れて串が口に刺さる事がなく、やきとりのタレが口元につく煩わしさがなくなる。
しかし、上記特許文献1の串用押し具101においては、串の形状が棒状でない(例えば持ち手部分が板状等)場合には、案内孔102に入れることはできず、また、上記特許文献2のやきとりの串抜き具に関しては、串差込み口203より大きい直径の串を入れることができず、加えて、串差込み口203より小さすぎる形状の串の場合は、タレが串と円形溝との隙間から垂れ落ちてしまう問題がある。このように従来の串抜き用具では、串の円形溝が一定形状であることで、様々な串形状に適応させ、且つ、串刺し食品に付いたタレが垂れ落ちることを防止することを同時に満たすことは難しい。
なお、近年、紙製のカトラリーが多く普及している。例えば、特許文献3では、図13に示されるように、紙製の組立てカラトリーが提案されている。この紙製の組立てカラトリーは、1枚の紙製シートに付けられた折り目筋を折ることで、先端側がスプーン形状に簡単に組み立てることができる。
特開2006−187560号公報 特開平11−285435号公報 特開2012−249963号公報
しかしながら、上記従来公報のものでも、焼き鳥やお団子等では、これらが強固に串に付着したものを綺麗に除去することは難しく、これを抜き取ろうとすると、従来の紙製などのシート状の串抜き用具では、差込み溝や把持部が容易に折れ曲がるなどの事態が生じていた。
また、みたらし団子や焼き鳥などでは、タレが串から抜き取るときに落ちてしまったり、また、串から抜き取った後に再度タレに十分に付けて食したい場合がある。
しかしながら、特許文献1や特許文献2などでは、串刺し食品に付いたタレが落ちることを防止することはできなかった。なお、特許文献3では、串に刺した焼き鳥やお団子等の串刺し食品に対して使用するものではない。
そこで本発明の目的は、折り目筋を折ると補強的な形状に変化して、強固に付着した串刺し食品でも抜き取り易くするとともに、タレが落ちることを防止するなどして食することを容易にするシート状串抜き用具を提供することを目的とする。
本発明のシート状の串抜き用具は、串に刺した焼き鳥やお団子等の串刺し食品の串から食品を抜き出すために使用するシート状の串抜き用具において、先端側に形成される串刺し食品の串を挟み込む差込み溝と、手で把持するための長手方向に沿って折り曲げるための折り目筋が形成され、長手方向に渡る折り目筋を介して折り畳むと左右両側に左右の摘み壁部が形成されるとともに、前記差込み溝周辺がスプーン状に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、シート材に付された折り目筋を折るだけで、差込み溝が一体となったスプーン形状に組み立てられるので、串刺し食品に付着したタレを落下させこともなく、また、再度タレに付着させたい場合も、その差込み溝を有するスプーン形状の部分で十分にタレを付けた状態で、食することができるようにすることができる。そして、スプーン形状の断面円弧形状により差込み溝が補強されて溝の強度を強くすることができ、抜き取るときの溝の変形が生じ難くなる。
本発明としては、先端側が円弧状に形成されるとともに、前記差込み溝が先端中央に形成され、前記折り目筋を介して折り畳むと、前記差込み溝がその幅を狭めることを特徴とする。
本発明によれば、折り筋に沿って折り畳んで手で摘み部を摘むと、差込み溝の幅を狭くするので、強固に付着した串刺し食品でも串を強く挟み込んで食品を綺麗に抜きくすることができる。
本発明としては、前記把手部は、長手方向の中央部と、その左右両側の摘み壁部が形成されるとともに、前記長手方向の中央部のほぼ中央に串刺し食品の串を差込むために形成する円形溝が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、強固に付着している串刺し食品において、どうしてもシート状の串抜き用具で抜き取ることができない場合は、前記円形溝を利用して、串に対して、指で押し出すようにして抜き取ることができる。
本発明としては、前記紙製シート材は、その中心に対して上下及び左右が対称な略楕円形状に形成され、後端側にも差込み溝が一体的に連結され備えられていることを特徴とする。ここで、先端側と後端側の差込み溝は、同じ幅でも良いが、前後で差込み溝の大きさや形状を異ならせておくと良い。
本発明によれば、複数の串刺し食品に用いることができ、また、一方の差込み溝が疲労した場合でも、他方の差込み溝を用いることができる。
本発明としては、長手方向に中心にして2重に折り畳まれると、先端側の差込み溝と後端側の差込み溝とが重なり合うことを特徴とする。
本発明によれば、二重に重ね合わせられる差込み溝により、強固に付着している串刺し食品を抜き取ることが容易になる。
本発明としては、紙製のシート材と樹脂フィルムの少なくとも二枚重ねに構成され、前記紙製のシート材にのみ折り目筋が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂フィルムには折り目筋が形成されていないので、前記紙製のシート材の折り畳みを阻止する(繋ぎ止める)働きをして、容易に変形し難い形状を作り出すことができる。
本発明によれば、折り目筋を折ると形成されるスプーン形状の差込み溝は強固な構造になるとともに、スプーン形状の部分でタレを落下させずに抜き取り、又、タレを十分に付けて食すること可能になる。また、折り目筋に沿って折り畳むと、先端側の中央に形成された差込み溝がその隙間を狭めることができるので、様々な形状の串を隙間無く強く挟み込むことができ、串から食品を抜き出すことが容易になる。
本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具を示す外観斜視図である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具を示す展開図である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具を示す側面図である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具を用いて串から食品を抜き出す動作を例示する斜視図であり、図4(a)は、抜き出す前の状態、図4(b)は、抜き出し中の状態、図4(c)は、抜き出し後の状態である。 本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具の他の例を示す展開図である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具を用いて串から食品を抜き出す作業を例示する斜視図であり、図6(a)は、抜き出し中の状態、図6(b)は、抜き出し中の状態である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具を折り目筋で折って組み立てた状態を示す外観斜視図である。 上記実施形態のシート状の串抜き用具をシート材の上下方向の中心線で追って組み立てた状態を示す外観斜視図である。 本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具の他の例を示す外観斜視図である。 本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具の他の例を示す外観斜視図である。 本発明の従来例を示す平面図である。 本発明の従来例を示す斜視図である。 本発明の従来例を示す斜視図である。
本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具を示す外観斜視図である。図2は、図1のシート状の串抜き用具を示す展開図である。図3は、図1のシート状の串抜き用具を示す側面図である。
シート状の串抜き用具1は、一方の面に樹脂製フィルムS2を有するシート材S1がその樹脂層S2が表側となる構成であり、指で掴むための把手部2と、把手部2の先端側2aに差込み溝6とを有している。本実施の形態では、紙製シート材S1を樹脂製のフィルムS2が挟む多層構造でも良く、片面のみ樹脂フィルムでも良い。樹脂フィルムS2としては、例えばポリエチレン層が溶着である。ここで、紙製シート材S1や樹脂フィルムS2には、エンボス加工eを施して、串刺し食品の付着が生じ難くするものが好ましい(図10(b))。このエンボス加工は、シート材S1,S2を打ち抜くときに形成することができるが、紙製のシート材S1を打ち抜くときに形成してから、樹脂フィルムS2を溶着しても良い。なお、紙製シート材S1としては、牛乳パック等のリサイクル材料を用いることができる。
把手部2は、図2に示されるように、その展開図が略楕円形状であり、その先端側2aから後端側2bにおける長手方向に渡って設けられた2つの把手折り目筋4,4を挟んで両側に摘み壁部5、5を備え、この両側の摘み壁部5,5を対向させた状態で両側から指で掴まれるものである。
シート状の串抜き用具1の先端側は、円弧形状を呈して、その中央に差込み溝6が形成されている。この差込み溝6を含めて先端側はスプーン形状に折り畳まれる構造になっている。差込み溝6は、その先端3aから中心に向かって串刺し食品の串を差込むための差込み溝6が1つ形成された底部7と、底部7の左右両側に設けられた側部折り目筋8,8を介して連接された左側側壁部9A及び右側側壁部9Bとを備えている。差込み溝6は、底部7が下側で、左側側壁部9A及び右側側壁部9Bがやや対向した状態の凸曲面のスプーン形状であり、串から抜き出された食品が左側側壁部9A及び右側側壁部9Bにより、両側から落ちずに支えることができる構成となっている。スプーン部3の先端3aは、鋭角となって(先端外周の円弧形状と差込み溝6ととももに先鋭状に形成されて)、串に差し込みやすい形状であり、差込み溝6は、外側が開口した略三角形状の形状である。そして、差込み溝6は、把手部2の把手折り目筋4,4、及び、差込み溝6の側部折り目筋8、8を折ることで、その幅を狭められる。これにより、串形状に適応した大きさにして強く串Kに接触させることができる形態となっている。
次に、本発明のシート状の串抜き用具1の使用例について説明する。
図4は、本発明の実施形態のシート状の串抜き用具を用いて串から食品を抜き出す動作を例示する斜視図であり、図4(a)は、抜き出す前の状態、図4(b)は、抜き出し中の状態、図4(c)は、抜き出し後の状態である。
シート状の串抜き用具1では、図4(a)に示すように、把手部2が指RHで掴まれた状態で、他の指LHで持った串K対して溝6を差込む。このとき、把手部2の摘み壁部5,5が互いに近づく方向に指RHを押すことで、外側のシート材S2から内側のシート材S1に力が付加されて、差込み溝6の隙間が狭められる。これにより、溝6は、串Kを隙間無く挟み込むことができる。
次に、シート状の串抜き用具1は、図4(b)に示すように、差込み溝6が串Kに挟み込まれた状態で、そのまま上方に串Kの先端まで移動する。
最後に、図4(c)に示すように、食品が串Kから抜き出されると、差込み溝6の底部7で食品が安定して配置され、スプーンと同様に食することができる。
本実施の形態のシート状の串抜き用具1によれば、把手部の把手折り目筋4,4と差込み溝6の側部折り目筋8,8を折るだけで、把手部2と差込み溝6とが一体となったスプーン形態で組み立てられる。このとき、紙製のシート材S1と樹脂フィルムS2が2重構成であることで、差込み溝6を串形状に適応した大きさに狭めることができる。すなわち、シート材が一枚の場合には、折るだけでは溝を狭めることはできないが、紙製シート材S,Sが2重構成であることで、折ると外側のシート材S2から内側のシート材S1に力が付加されるので、差込み溝6の隙間を容易に狭めることができ、様々な形状の串Kを隙間無く挟み込むことができて、串Kから食品を抜き出す際にタレなどが落ちることも防止できる。また、紙製のシート材S1と樹脂フィルムS2は、2重構成であるため、厚手材料に相当する強度を有している。さらに、紙製のシート材S1,S2の表側には樹脂層があることで、食品についたタレ等がシート材を通過することもなく、簡単に洗い落とせて、衛生的で何度も繰返して使用することが可能となる。また、把手部2で操作するので、差込み溝6で食品を押しつぶすことがなく、また、食品を抜き出した後には、スプーン形状の差込み溝6で確実に食品を受け止めて食することができる。
次に、上述の実施形態に加えて、他の実施形態を説明する。
図5は、本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具の他の例を示す展開図である。例えば、上記紙製シート材S1の中心には、串刺し食品の串が差込むための円形溝12が設けられることができる。図6は、図5のシート状の串抜き用具を用いて串から食品を抜き出す作業を例示する斜視図であり、図6(a)は、抜き出し中の状態、図6(b)は、抜き出し中の状態である。ここで、同一の符号は同じ機能を指しており、その説明を省略する。
図5に示す例では、シート状の串抜き用具11は、紙製シート材S1と樹脂フィルムS2が、その中心に対して上下及び左右が対称な略楕円形状に形成され、その中心には、串刺し食品の串Kを差込むための円形溝12が設けられている。この円形溝12は、把手折り目筋4と把手折り目筋4との間に形成されるものであり、上記串Kより小さな形状に形成されている。把手折り目筋4と把手折り目筋4は、先端側のスプーン部3まで及ぶように形成されて、スプーン形状に折り畳み易く形成されている。
また、差込み溝6は、把手部2の先端側2aに加えて、その後端側2bにも、その先端側2aに連結された上記差込み溝6と同形状の差込み溝6が一体的に連結され備えられている。
シート状の串抜き用具11では、図6(a)に示すように、他の指LHで持った串Kの下側から、円形溝12に差し込み、指RHで円形溝12の両側から上方向に押していく。このとき、指RHを円形溝12の両側から押すことで把手部2が湾曲するため、外側のシート材S2から内側のシート材S1に力が付加されて、円形溝12の隙間が狭められる。これにより、円形溝12は、串Kを隙間無く挟み込むことができる。
また、シート状の串抜き用具11は、図6(b)に示すように、円形溝12が串Kに挟み込まれた状態で、そのまま上方に串Kの先端まで移動する。この円形溝12や前記エンボス加工eは、シート材S1,S2を打ち抜くときに形成することができる(図10(b))。
本実施形態によれば、タレなどが付いた串刺し食品の場合、円形溝12を利用することで、垂れ落ちることなく、紙製シート材S1上で確実に受けることができる。また、串に食品が引っ付く粘りのある串刺し食品でも、中心にある円形溝12の両側から挟み込むように下方から押し出すので、どのような食品でも確実に串Kから抜き出すことができる。ここで、図10(b)に示すように、団子などを串Kから抜き出すときに、指にタレなどが指に付着しないようにするために、円形溝12の周囲を大きくしておくことが好ましい。
また、把手部2の把手折り目筋4及び差込み溝6の側部折り目筋8を折ることで、図7に示すように、差込み溝6,6が把手部2の両側に2つ構成される。図7は、図5の実施形態のシート状の串抜き用具を折り目筋で折って組み立てた状態を示す外観斜視図である。これにより、複数の串刺し食品に用いることができ、例えば、両方の差込み溝6,6の幅を異ならせることにより、串の半の大きさが異なる串刺し食品に対応することができ、また、一方の差込み溝6が疲労した場合でも、他方の差込み溝6を用いることができる。
図8は、図5の実施形態のシート状の串抜き用具をシート材の上下方向の中心線で追って組み立てた状態を示す外観斜視図である。本実施の形態では、左右対称に形成されており、その長手方向の中心から折り畳むと、2重構成となり、差込み溝6,6も二重になる。したがって、差込み溝6も全体形状も強固に構成されて、強固に付着した食品でも串Kから抜き取ることを容易にすることができる。
図10(a)は、本発明を適用した実施形態のシート状の串抜き用具の他の例を示す外観斜視図である。また、例えば、上記差込み溝6は、図10に示すように、その先端側から串を導入する通路46aと、通路46aに連結した溝端部で串を上下に移動させる孔46bとから構成される溝46に形成することができる。この孔46bの直径は、通路46aの孔46bに連結する際の幅より、大きな形状となっている。これにより、容易に串が溝46の孔46bから抜けるのを防止し、また、通路46aの隙間から、串刺し食品のタレが垂れ落ち難い構成である。
上記差込み溝6としては、L字状の溝に形成されることができる(図10(a))。これにより、串をL字状の溝の端部に位置させることで、容易に串が溝から抜けるのを防止することができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、上記スプーン部は、くぼみ部を設けて、円弧形状を大きくしたりして、更にスプーン部3の底部7の形状を深くしたり(断面円弧状の角度大きくしたり)することができる。また、シート材は、紙製材料が用いられたが、この例に限られず、表面が樹脂層を有していれば様々な材料が適用され、例えば、プラスチックなどの合成樹脂を用いられることができる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1、11、21、31、41 シート状の串抜き用具、
2 把手部、
2a 把手部の先端側、2b 把手部の後端側、
3 スプーン部、
3a 差込み溝の先端、
4 把手折り目筋(折り目筋)、
5 摘み壁部、
6、36、46 差込み溝、
7 底部、
8 側部折り目筋(折り目筋)、
9A 左側側壁部、 9B 右側側壁部、
12 円形溝、
S1 紙製シート材、S2 樹脂製フィルム、
K 串、
RH,LH、 指

Claims (7)

  1. 串に刺した焼き鳥やお団子等の串刺し食品の串から食品を抜き出すために使用するシート状の串抜き用具において、
    先端側に形成される串刺し食品の串を挟み込む差込み溝と、手で把持するための長手方向に沿って折り曲げるための折り目筋が形成され、
    長手方向に渡る折り目筋を介して折り畳むと左右両側に左右の摘み壁部が形成されるとともに、前記差込み溝周辺がスプーン状に形成されることを特徴とするシート状の串抜き用具。
  2. 先端側が円弧状に形成されるとともに、前記差込み溝が先端中央に形成され、前記折り目筋を介して折り畳むと、前記差込み溝がその幅を狭めることを特徴とする請求項1記載のシート状の串抜き用具。
  3. 全体形状が左右及び前後が対称な略楕円形状に構成であり、その後端側にも差込み溝が形成されていることを特徴とするシート状の串抜き用具。
  4. 先端側の差込み溝の幅と後端側の差込み溝の幅が異なることを特徴とする請求項1又は3項記載のシート状の串抜き用具。
  5. 長手方向に中心から2重に折り畳まれると、先端側の差込み溝と後端側の差込み溝とが重なり合うことを特徴とする請求項3又は4記載のシート状の串抜き用具。
  6. 前記把手部は、長手方向の中央部と、その左右両側の摘み壁部が形成されるとともに、前記長手方向の中央部のほぼ中央に串刺し食品の串を差込むために形成する円形溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート状の串抜き用具。
  7. 紙製のシート材と樹脂フィルムの少なくとも二枚重ねに構成され、前記紙製のシート材にのみ折り目筋が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載のシート状の串抜き用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109907617A (zh) * 2019-03-08 2019-06-21 林金满 一种食用竹签食物辅助器
CN114727706A (zh) * 2018-08-25 2022-07-08 舒尔帕克丹麦股份公司 折叠勺,制造该折叠勺的方法和设备

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