JP2000289732A - 菓子用容器及び菓子の製造方法 - Google Patents

菓子用容器及び菓子の製造方法

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JP2000289732A JP11101293A JP10129399A JP2000289732A JP 2000289732 A JP2000289732 A JP 2000289732A JP 11101293 A JP11101293 A JP 11101293A JP 10129399 A JP10129399 A JP 10129399A JP 2000289732 A JP2000289732 A JP 2000289732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余分な菓子生地を容易にすくい取ることがで
きるとともに、菓子生地の局所的な焦げを防止すること
ができ、さらに容器本体の形状を良好に保持して外観を
良好にすることができる菓子用容器及び菓子の製造方法
を提供する。 【解決手段】 シート材からなる素材をカップ状に形成
した菓子用容器の容器本体1は、菓子の底面に接する底
壁4と、その底壁4に連続して菓子の側面に接する側壁
5とから構成されている。側壁5には段差部14が形成
され、段差部14より上の開き角度αは段差部14より
下の開き角度βより大きく形成されている。パウンドケ
ーキ等の菓子は、段差部14より下の側壁5と当接する
硬質容器内に配置された容器本体1に菓子の生地を注入
し、その生地を上からほぼ円柱状の押圧板を備えた治具
で押えつけ、余分な生地を段差部14より上の側壁5と
押圧板の外周面との隙間から取り除いた後に加熱するこ
とによって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パウンドケーキ
等の加熱されて膨張する菓子の生地を所定形状に形成、
保持するための菓子用容器及びその容器を使用した菓子
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の菓子用容器として
は、紙等のシート状素材を折り曲げてカップ状に形成し
たものが知られている。また、国際公開公報(WO97
/16352号)において、カップ状に形成した容器本
体の側壁に段部を設けることによって、容器本体におけ
る側壁の全体形状を良好に保持することができる菓子用
容器が開示されている。また、この菓子用容器を使用し
た菓子の製造方法としては、容器本体内に菓子の生地を
注入した後、治具を使用して生地の上面を所定形状に形
成するとともに、治具と容器本体の側壁との間に押し出
された余分な生地をヘラを用いて取り除き、オーブンレ
ンジ等を使用して加熱する方法が広く行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
菓子用容器では、容器本体内に注入された菓子生地の上
面に治具を押し当てて所定形状に生地を形成する際、治
具と容器本体の側壁との間の空間が狭かったことから、
治具と容器本体の側壁との間に押し出された余分な生地
を取り除く操作に時間と手間がかかるとともに、余分な
生地を取り除く操作中に、ヘラによって容器本体が損傷
を受けるおそれがあった。
【0004】また、前記従来の菓子用容器における底壁
と側壁との境は、折り目が確実に形成されるように折り
曲げられていた。このため、菓子生地を注入して加熱す
る際に、前記折り目の近辺に注入された生地は、その他
の部分に注入された生地と比べて熱の伝搬が良好である
ことから加熱されやすく、菓子生地全体が焼き上げられ
る頃には焦げてしまっていた。
【0005】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、余分な菓子生地を容易にすくい取ること
ができるとともに、菓子生地の局所的な焦げを防止する
ことができる菓子用容器及び菓子の製造方法を提供する
ことにある。その他の目的とするところは、容器本体の
形状を良好に保持して外観を良好にすることができる菓
子用容器及び菓子の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の菓子用容器の発明は、シート材
からなる素材を折り曲げることによって、底壁とその底
壁の周縁より延びる側壁とからカップ状に形成して容器
本体を構成し、前記側壁には複数の折り目を形成し、各
折り目を境にして互いに接する複数の折曲片に区画する
とともに、各折曲片には折り目と交差するように段差部
を形成し、その段差部より上の開き角度を段差部より下
の開き角度より大きくなるように構成したものである。
【0007】請求項2に記載の菓子用容器の発明は、請
求項1に記載の発明において、前記段差部より上の開き
角度は、水平面に対して93〜125°であり、段差部
より下の開き角度は、水平面に対して93〜100°で
あるものである。
【0008】請求項3に記載の菓子用容器の発明は、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、前記底壁と
側壁との境を形成する折り目を、断面円弧状に湾曲させ
て形成したものである。
【0009】請求項4に記載の菓子の製造方法の発明
は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の菓子用容
器の段差部より下の側壁及び底壁を硬質容器内に接する
ように収容した後、菓子の生地を容器本体内に注入し、
その生地を治具により段差部まで押えつけ、余分な生地
を段差部より上の側壁と治具との隙間から取り除いた後
に焼き上げるものである。
【0010】請求項5に記載の菓子の製造方法の発明
は、請求項4に記載の発明において、前記硬質容器の側
壁の開き角度を、前記菓子用容器の段差部より下の側壁
の開き角度に対応させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図2及び図3に
示すように、円形カップ状をなす菓子用容器の容器本体
1を構成する素材2は、シート状の薄紙からなり、耐水
性、耐脂性及び耐熱性を有し、正方形状に形成されてい
る。この素材2の表面上ほぼ中央には、ほぼ円形状をな
す第1の谷折り目3がプレス加工により形成されてお
り、素材2の表面はこの第1の谷折り目3により、容器
本体1内に収容される菓子の底面に接する底壁4と、菓
子の側面に接する側壁5とに区画されている。さらに、
この第1の谷折り目3は容器本体1を形成する際に、断
面円弧状に湾曲してプレス加工される。
【0012】図2に示すように、前記側壁5に対応する
素材2の表面上には、底壁4の各コーナから素材2の周
縁部に対して斜めに交差する方向へ延びるように、第2
の谷折り目6がプレス加工により形成されている。また
同様に、底壁4の各コーナから素材2の周縁に対して直
交する方向に延びる山折り目7がプレス加工により形成
されている。そして、前記第2の谷折り目6と山折り目
7とにより、側壁5は長方形状をなす第1の折曲片8、
三角形状をなす第2の折曲片9及び五角形状をなす第3
の折曲片10とに区画されている。
【0013】前記各第1から第3の折曲片8、9、10
には、第1の谷折り目3に対して平行な方向へ延びると
ともに、前記第2の谷折り目6及び山折り目7に対して
は交差する方向へ延びるように、内方の段折り目11及
び外方の段折り目12の一対の折り目がプレス加工によ
り形成されている。なお、これらの折り目3、6、7、
11、12は、1つの成形型を使用して1回のプレス加
工工程により同時に形成されるものであり、図2に示す
素材2はこのプレス加工工程の後に再びシート状に展開
した状態を示すものである。
【0014】そして、図4に示すように、内方の段折り
目11と第2の谷折り目6又は山折り目7との交差点K
1及び外方の段折り目12と第2の谷折り目6又は山折
り目7との交差点K2の間には、段部13が形成されて
いる。すなわち、両段折り目11、12により段部13
が形成され、同段部13は側壁5の上部において同一円
周上に配置されており、段部13はほぼ水平方向に延び
ている。
【0015】段差部14は両段折り目11、12によっ
て取り囲まれるとともに、容器本体1の側壁5内周面に
おいて、ほぼ水平方向に同一円周上に形成されている。
さらに、図5の二点鎖線で示すように、容器本体1の第
1から第3の折曲片8、9、10の段差部14より上の
側壁5は、段差部14より下の側壁5よりもより外周縁
側に傾斜するように形成されている。
【0016】これら段差部14より上の側壁5と段差部
14とのなす角度、すなわち図1で示される開き角度α
は、好ましくは93〜125°、さらに好ましくは95
〜115°、最も好ましくは110°である。さらに、
容器本体1の底壁4と段差部14より下の側壁5とのな
す角度、すなわち図1で示される開き角度βは、好まし
くは93〜100°、さらに好ましくは95〜99°、
最も好ましくは97°である。
【0017】開き角度α又はβが93°未満の場合、容
器本体1の容積が小さくなることから菓子の製造効率が
悪く、経済的でないうえ、素材2をプレス加工するのが
困難になる。逆に、開き角度αが125°を越える場
合、又は開き角度βが100°を越える場合、容器本体
1が水平方向に広く幅をとることから、オーブンレンジ
内で一度に焼き上げることができる菓子数が少なくなる
うえ、広い置き場所を必要とするとともに、経済的でな
い。
【0018】また、菓子用容器の大きさとしては、容器
本体1の底壁4の直径が35〜110mm、容器本体1
の底壁4から段差部14までの高さが25〜50mm、
段差部14の幅方向の長さが1.5〜3mm、段差部1
4から容器本体1の上端までの高さが10〜30mm、
容器本体1の最上部における直径が55〜130mmで
あるのが好ましい。これらの大きさは標準的な菓子の大
きさであり、この大きさの菓子用容器を使用して菓子を
製造する際には、従来より行われている方法をほぼその
まま適用することができる。
【0019】さて、容器本体1の成形に際しては、1回
のプレス加工工程により、前記素材2の第1の谷折り目
3の位置で側壁5が断面円弧状に湾曲して折り曲げられ
る。また、第1及び第2の折曲片8、9が山折り目7の
位置で山折りとなるように折り曲げられるとともに、第
2及び第3の折曲片9、10が第2の谷折り目6の位置
で谷折りとなるように折り曲げられる。また、第1から
第3の折曲片8、9、10がそれぞれ折り曲げられた状
態で内方の段折り目11の位置で山折りとなるように折
り曲げられ、外方の段折り目12の位置で谷折りとなる
ように折り曲げられる。そして、それぞれの谷折り目6
及び山折り目7には、段折り目11、12により段部1
3が形成される。
【0020】ここで、図4に示すように、第1及び第2
の折曲片8、9の境界部である山折り目7には、素材2
の性質上、元の形状に、すなわち平面形状に戻ろうとす
る復元力(図4に示す矢印P)が第1及び第2の折曲片
8、9を開く方向へ働く。この復元力Pは段部13にも
働くが、段部13が復元力Pに対する抵抗力となるた
め、各山折り目7は容易に開くことがない。その結果、
第1及び第2の折曲片8、9は容器本体1の外方へ開き
難いようになっている。なお、図示しないが、第2の谷
折り目6についても同様であって、第2及び第3の折曲
片9、10は容器本体1の外方へ開き難いようになって
いる。その結果、側壁5が前記谷折り目6又は山折り目
7の部分で容器本体1の外方へ開こうとする型くずれが
防止される。
【0021】次に、上記の菓子用容器を用いた菓子の製
造装置及びその製造方法を説明する。図5に示すよう
に、菓子の製造装置15は、菓子用容器の容器本体1の
底壁4と側壁5の下部を収容保持する硬質容器16と、
容器本体1の側壁5の上部を係合保持する係合部材17
と、容器本体1の真上に配設されている治具18とから
構成されている。硬質容器16は鉄によりほぼカップ状
に形成されるとともに、菓子用容器の容器本体1の底壁
4、段差部14より下の側壁5及び段差部14の外面と
当接して容器本体1を収容保持するようになっている。
係合部材17は鉄によりほぼ円筒状に形成され、硬質容
器16に外嵌されるとともに、菓子用容器の容器本体1
の段差部14より上の側壁5と当接し、その側壁5が外
方に拡がるのを防止するようになっている。
【0022】治具18は鉄により構成され、丸棒状の支
持軸19の先端に押圧板20を備えている。この押圧板
20はその上部にほぼ円柱状をなす支持部21を備える
とともに、その下部には菓子用容器の容器本体1の底壁
4及び段差部14より下の側壁5の内面と一定間隔の隙
間を形成するような周面形状を有するほぼ円柱状の押圧
部22を備えている。さらに、押圧板20の支持部21
には、その外周面の下端縁を尖らせることによりカッタ
ー23が形成されているとともに、外周面上にレバー2
4が設けられている。
【0023】さらに、治具18は硬質容器16の真上に
おいて上下動可能に構成され、レバー24を操作するこ
とにより上下動されるようになっている。そして、硬質
容器16内に菓子用容器の容器本体1を収容し、治具1
8を図5に示される位置まで移動させたとき、支持部2
1の外周面下端縁は、容器本体1の内方の段折り目11
と接し、押圧板20はこの位置を最下位置として上下動
するようになっている。さらに、押圧板20の押圧部2
2は、菓子の生地25が容器本体1内に注入された状態
で治具18が最下位置に達したとき、菓子生地25の上
面に収容穴26を形成するようになっている。
【0024】菓子の製造方法としては、先ず、菓子用容
器の容器本体1を硬質容器16内に挿入した後、パウン
ドケーキ等の菓子生地25を容器本体1内へ所定量注入
する。次に、レバー24を操作することにより、治具1
8を下方に移動させて菓子生地25の上面に当て、さら
に支持部21の外周面下端縁に設けられたカッター23
の先端が、容器本体1の内方の段折り目11と接するま
で押し込む。このとき、菓子生地25は治具18の押圧
部22により所定形状の収容穴26が形成されるととも
に、図6に示すように、余分な菓子生地25が容器本体
1内の段差部14より上方に押し出される。そして、こ
の余分な菓子生地25は、ヘラ27ですくい取られて除
去される。
【0025】続いて、治具18を上方に移動させた後に
容器本体1を硬質容器16内から取り出し、菓子生地2
5が所定形状に形成されて収容されている菓子用容器を
オーブンレンジ内で加熱する。そして、この加熱された
菓子生地25は、容器本体1の段差部14より上の空間
まで体積が膨張する。最後に、図示しない生クリームを
菓子上部の収容穴26内に注入するとともに、焼き上が
った菓子の上面に所定厚さ塗布する。
【0026】以上のように製造されたパウンドケーキ等
の菓子を食べるときには、容器本体1の第3の折曲片1
0において、向かい合う折曲片10を互いに離間する方
向に引き倒した後、残りの向かい合う折曲片10を互い
に離間する方向に引き倒す。すると、容器本体1は皿の
ようにほぼ平面状となり、その中央に菓子が載置された
状態になる。
【0027】次に、上記実施形態の菓子用容器及び菓子
の製造方法による効果を説明する。 ・ 実施形態の菓子用容器は、容器本体1の段差部14
より上の側壁5の開き角度αが段差部14より下の側壁
5の開き角度βよりも大きくなるように形成されてい
る。このため、治具18を用いて余分な菓子生地25を
取り除く際に、ヘラ27を挿入する空間を広くとること
ができることから、余分な菓子生地25を容易にすくい
取ることができ、容易に菓子を製造することができる。
【0028】・ 実施形態の菓子用容器によれば、容器
本体1の側壁5におけるそれぞれの谷折り目6及び山折
り目7に段部13を設けたため、この段部13を各折り
目6、7に対して開く方向へ働く復元力Pの抵抗力とし
て働かせることができる。そのため、側壁5における第
1から第3の折曲片8、9、10が開くのを防止でき、
側壁5の全体形状を良好に保持して外観を良好にするこ
とができる。
【0029】・ 実施形態の菓子用容器によれば、段部
13が側壁5において同一円周上に位置しているため、
素材2の復元力に対する抵抗力が側壁5の周方向に沿っ
てバランスよく均一に働く。従って、側壁5が変形する
のをより確実に防止することができる。さらに、側壁5
の形状を保持するために第1から第3の折曲片8、9、
10同士を接着剤を用いて互いに接着する必要がないこ
とから、接着剤により接着された場合と比較して側壁5
をより容易に開くことができ、菓子を食べやすくするこ
とができる。
【0030】・ 実施形態の菓子用容器は、段差部14
より上の側壁5と段差部14とのなす角度αが93〜1
25°、容器本体1の底壁4と段差部14より下の側壁
5とのなす角度βが93〜100°となるように設定さ
れている。このため、容器本体1の容積を大きくするこ
とができ、菓子の製造効率が良く、経済的であるととも
に、素材2を確実にプレス加工することができる。さら
に、容器本体1をよりコンパクトにすることができるこ
とから、一度に焼き上げることができる菓子数が多くな
って経済的であるうえ、広い置き場所を必要としない。
さらに、開き角度αを95〜115°、βを95〜99
°とすることによって、上記の効果をさらに確実に発揮
させることができる。加えて、開き角度αを110°、
βを97°とすることによって、上記の効果を最も効果
的に発揮させることができる。
【0031】・ 実施形態の菓子用容器によれば、容器
本体1の底壁4と側壁5との境を形成する第1の谷折り
目3を、断面円弧状に湾曲させて形成することによっ
て、その部分に存在する菓子生地25と、その他の部分
に存在する菓子生地25との熱の伝搬速度の差を少なく
することができる。このため、菓子を焼き上げる際に、
局所的な焦げが防止され、菓子生地25全体がより均一
に加熱されることから、美味しい菓子を製造することが
可能である。さらに、スプーンを用いて菓子を食べると
きには、この第1の谷折り目3付近に付着している菓子
を、スプーンの先端部によって効率的にすくい取ること
ができることから、菓子を一層食べやすくすることがで
きる。また、容器本体1の外観を良好にする効果もあ
る。
【0032】加えて、ベルトコンベアにより菓子用容器
を搬送する際に、例えば、隣接するベルトコンベアの段
差部分を通過する際の菓子用容器の型くずれを効果的に
抑制することができる。特に、菓子生地25が挿入され
ることによって重量が増大した菓子用容器を搬送する場
合の型くずれを効果的に防止することができる。さら
に、隣接するベルトコンベア同士が所定角度を有するよ
うに配設されている場合には、第1の谷折り目3が断面
円弧状に湾曲して形成されていることから、菓子用容器
の型くずれを一層効果的に防止することが可能である。
【0033】・ 実施形態の菓子用容器によれば、素材
2の材質を薄紙にしたことにより、容器本体1内に収容
された菓子生地25を加熱する場合に、アルミニウム箔
製容器と比較してオーブンの熱が放散され難くなる。そ
のため、菓子生地25の焼き上がり時間を短縮すること
ができる。さらに、アルミニウム箔製容器と異なり、オ
ーブンレンジを使用する以外にも電子レンジを使用して
菓子生地25を焼くことも可能である。そのため、菓子
生地25の性質に応じて種々の焼き方を選択することが
できる。加えて、アルミニウム箔よりも薄紙の方が材料
コストが安価であることから、菓子用容器の製造コスト
を低減することができる。また、不要となった素材2を
処分する際に、薄紙製の素材2はアルミニウム箔よりも
低温で焼却することができるため、焼却の効率が高くな
る。また、薄紙を使用したため、側壁5の外側面に対し
て印刷により文字や絵柄等を表示することができ、容器
本体1の美観を向上させることができる。
【0034】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
容器本体1の底壁4及び段差部14より下の側壁5と当
接する硬質容器16内に容器本体1を配置することによ
って、菓子生地25の上面に治具18を押し当てて菓子
生地25の形を整える場合及びヘラ27を用いて余分な
菓子生地25を取り除く場合の容器本体1の型くずれを
効果的に防止することができる。さらに、段差部14の
下面と硬質容器16の上端面とが当接していることか
ら、余分な菓子生地25を取り除く操作中に、ヘラ27
により段差部14の形状を破壊し難くすることができ
る。
【0035】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
係合部材17の上部内周面が容器本体1の段差部14よ
り上の側壁5と嵌合する形状に形成されるとともに、そ
の側壁5と当接するように配置されていることから、ヘ
ラ27を用いて余分な菓子生地25を取り除く場合の容
器本体1の型くずれを効果的に防止することができる。
さらにこのとき、ヘラ27に強い力を加えて余分な菓子
生地25をすくい取ることが可能であることから、余分
な菓子生地25をすくい取りやすくすることができるう
え、余分な菓子生地25をより確実にすくい取ることが
可能である。
【0036】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
菓子用容器の容器本体1の段差部14より上に位置する
側壁5の開き角度αが、段差部14より下に位置する側
壁5の開き角度βより大きくなるように形成されてい
る。このため、治具18を使用して段差部14より上に
押し出された余分な菓子生地25を容易に取り除くこと
ができ、菓子を容易にしかも速やかに製造することがで
きる。さらに、菓子用容器内に菓子生地25を一定量収
容することができることから、加熱によって膨張する菓
子の体積を容易かつ確実に一定にすることができる。
【0037】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
菓子の製造装置15において、押圧板20の支持部21
の外周面下端縁を尖らせてカッター23を形成するとと
もに、治具18を最下位置まで移動させたとき、カッタ
ー23の先端と、硬質容器16の上端面に当接した菓子
用容器の段差部14とが接するように構成されている。
このため、菓子用容器内に注入された菓子生地25のう
ち、容器本体1の段差部14より上にはみ出した余分な
菓子生地25を確実に切断することができ、その余分な
菓子生地25を一層すくい取りやすくすることができ
る。
【0038】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
治具18を上下動させるためのレバー24を支持部21
の外周面上に設けたことから、余分な菓子生地25がカ
ッター23により切断される様子を確認しながらレバー
24を操作することができる。
【0039】・ 実施形態の菓子の製造方法によれば、
治具18に押圧部22を備えたことから、菓子生地25
の上面に収容穴26を形成させることができる。さら
に、収容穴26内に生クリームを挿入することによっ
て、生クリームのたっぷり入った菓子とすることができ
ることから、菓子の味をより一層向上させることが可能
である。
【0040】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 実施形態の菓子用容器において、容器本体1の側壁
5に複数の段差部14を設けるとともに、最上部にある
段差部14より上の側壁5の開き角度αを、その段差部
14より下の側壁5の開き角度βよりも大きくなるよう
に形成すること。
【0041】このように構成した場合、側壁5の変形を
さらに効果的に防止できることから、容器本体1の形状
をさらに良好に保持することができる。 ・ 実施形態の菓子用容器において、例えば、図7
(a)に示すように、第3の折曲片10の上部にくびれ
るように切り欠いた切欠き28を形成すること、図7
(b)に示すように、第3の折曲片10の上部にくびれ
るように複数の切欠き28を形成すること、図7(c)
に示すように、第3の折曲片10の上部に直角状をなす
ように切り欠いた切欠き28を形成すること、或いは図
7(d)に示すように、第3の折曲片10の上部を湾曲
するように形成すること。
【0042】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、菓子用容
器の外観をさらに良好にすることができる。 ・ 実施形態の菓子用容器において、容器本体1の底壁
4に1つ又は複数の通気孔を形成するとともに、通気孔
の形状を円形状、楕円形状、多角形状、鋸状、その他任
意の形状とすること。
【0043】このように構成した場合、菓子生地25を
加熱する際、通気孔を介して容器本体1内に熱気が導入
されることから、菓子生地25をよりまろやかに焼き上
げることができる。
【0044】・ 実施形態の菓子用容器において、第2
の谷折り目6と山折り目7とを逆にプレス加工して容器
本体1を形成すること。このように構成した場合でも、
上記実施形態とほぼ同様な効果を発揮することができ
る。
【0045】・ 実施形態の菓子用容器において、底壁
4と側壁5との境界を断面円弧状に湾曲させずに、第1
の谷折り目3により折り目を付けるように形成するこ
と。このように構成した場合でも、上記実施形態とほぼ
同様な効果を発揮することができる。
【0046】・ 実施形態の菓子用容器において、容器
本体1の形状を三角カップ状、四角カップ状、八角カッ
プ状又はその他任意のカップ形状に形成すること。この
ように構成した場合でも、上記実施形態とほぼ同様な効
果を発揮することができる。
【0047】・ 実施形態の菓子用容器において、素材
2として、クラフト紙、マイクロクレープ(ごく微少な
しわ)を有するクラフト伸張紙、片面に光沢を有するロ
ール紙、インディアンペーパ、パラフィン紙、ターポリ
ン紙、和紙等の紙素材、セロハン、防湿セロハン、プラ
スチックフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピ
レンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニ
リデンフィルム、ポリエステルフィルム、ナイロンフィ
ルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリカーボネー
トフィルム等のフィルム素材、フィルムを基材にした合
成紙若しくは合成パルプを原料とした合成紙素材、アル
ミニウム箔、前記の紙素材若しくはフィルム素材にアル
ミニウム箔を貼着した複合素材を使用すること。
【0048】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、菓子用容
器の外観を良好にすることが可能である。 ・ 実施形態の菓子用容器において、素材2の形状を円
形、長方形、楕円形、その他任意の形状にすること。
【0049】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、菓子用容
器の外観を良好にすることが可能である。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、硬質容器
16と係合部材17とを一体的に構成すること。
【0050】このように構成した場合でも、上記実施形
態とほぼ同様な効果を発揮することができる。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、係合部材
17を省略すること。
【0051】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、菓子の製
造装置15の構成を簡単にすることができる。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、押圧板2
0の押圧部22を省略し、支持部21の下面を平面に形
成すること。
【0052】このように構成した場合、収容穴26を省
略した菓子を製造することができる。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、押圧板2
0のカッター23を省略すること。
【0053】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、治具18
の構成を簡略化することができる。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、治具18
の上下動を自動化するとともに、押圧板20のレバー2
4の代わりにスイッチを設けること。
【0054】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、菓子生地
25を所定形状に形成する作業をより迅速に行うことが
可能である。
【0055】・ 実施形態の菓子の製造装置15におい
て、治具18により菓子生地25を所定形状に形成した
後の菓子用容器は、治具18を上方に引き上げる際に治
具18とともに持ち上げられる場合がある。このような
場合に、例えば、治具18に微細な振動を発生させ、そ
の振動によって菓子用容器及び菓子生地25を治具18
から離間することができるように構成すること。
【0056】このように構成した場合、菓子をより一層
効率的に製造することが可能である。 ・ 実施形態の菓子の製造装置15において、治具18
の支持部21の外周面下部に、余分な菓子生地25を吸
引する吸引口を設けるとともに、その吸引口から治具1
8の支持軸19に向かって吸引管を穿設し、さらに吸引
管の基端側にポンプを設けること。
【0057】このように構成した場合、余分な菓子生地
25をヘラ27により手作業で取り除く場合と比較し
て、余分な菓子生地25をより迅速に除去することがで
きることから、菓子の製造に要する時間と手間をより一
層低減させることが可能である。
【0058】・ 実施形態の菓子の製造方法において、
治具18の支持部21の側面と、菓子用容器の段差部1
4より上の側壁5との間に押し出された余分な菓子生地
25をすくい取って除去する代わりに、菓子用容器及び
菓子生地25と、治具18とを離間させた後に、菓子用
容器の段差部14より上の側壁5に付着した余分な菓子
生地25をヘラ27等を使用して取り除くこと。
【0059】このように構成した場合でも、上記実施形
態とほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、余分
な菓子生地25をより迅速に除去することが可能であ
る。 ・ 実施形態の菓子の製造方法において、菓子に形成さ
れた収容穴26及びその上面に生クリームを塗布しない
こと。
【0060】このように構成した場合でも、美味しい菓
子を製造することが可能である。次に、前記実施形態か
ら把握できる技術的思想について以下に記載する。 (a) 前記段差部は側壁の内周面に沿って水平に形成
されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の菓
子用容器。
【0061】このように構成した場合、容器本体の形状
をさらに良好に保持することができる。 (b) 前記段差部は側壁の全周に渡って形成されてい
る請求項1から請求項3及び前記(a)のいずれかに記
載の菓子用容器。
【0062】このように構成した場合、容器本体の形状
をさらに良好に保持することができる。 (c) 前記菓子はパウンドケーキである請求項4又は
請求項5に記載の菓子の製造方法。
【0063】このように構成した場合、加熱されて膨張
する菓子の体積を容易かつ確実に一定にすることができ
る。
【0064】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の菓
子用容器の発明によれば、余分な菓子生地を容易にすく
い取ることができるとともに、菓子生地の局所的な焦げ
を防止することができる。さらに、容器本体の形状を良
好に保持して外観を良好にすることができる。
【0065】請求項2に記載の菓子用容器の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、余分な菓子
生地をさらに容易にすくい取ることができる。請求項3
に記載の菓子用容器の発明によれば、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果に加えて、菓子生地の局所的な
焦げをさらに確実に防止することができる。
【0066】請求項4に記載の菓子の製造方法の発明に
よれば、余分な菓子生地を容易にすくい取ることができ
るとともに、菓子生地の局所的な焦げを防止することが
できる。さらに、容器本体の形状を良好に保持して外観
を良好にすることができる。
【0067】請求項5に記載の菓子の製造方法の発明に
よれば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、余分な
菓子生地をさらに容易にすくい取ることができるととも
に、容器本体の形状を良好に保持して外観をさらに良好
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の菓子用容器を示す断面図。
【図2】 実施形態の菓子用容器の素材を示す平面図。
【図3】 実施形態の菓子用容器を示す斜視図。
【図4】 実施形態の菓子用容器を示す部分拡大斜視
図。
【図5】 実施形態の菓子の製造装置を示す断面図。
【図6】 実施形態の菓子の製造方法を示す部分拡大断
面図。
【図7】 (a)、(b)、(c)及び(d)は、実施
形態以外の菓子用容器を示す部分拡大図。
【符号の説明】
1…容器本体、2…素材、3…折り目としての第1の谷
折り目、4…底壁4…側壁、6…折り目としての第2の
谷折り目、7…折り目としての山折り目、8…折曲片と
しての第1の折曲片、9…折曲片としての第2の折曲
片、10…折曲片としての第3の折曲片、11…段折り
目としての内方の段折り目、12…段折り目としての外
方の段折り目、14…段差部、16…硬質容器、18…
治具、25…菓子の生地。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材からなる素材を折り曲げること
    によって、底壁とその底壁の周縁より延びる側壁とから
    カップ状に形成して容器本体を構成し、前記側壁には複
    数の折り目を形成し、各折り目を境にして互いに接する
    複数の折曲片に区画するとともに、各折曲片には折り目
    と交差するように段差部を形成し、その段差部より上の
    開き角度を段差部より下の開き角度より大きくなるよう
    に構成した菓子用容器。
  2. 【請求項2】 前記段差部より上の開き角度は、水平面
    に対して93〜125°であり、段差部より下の開き角
    度は、水平面に対して93〜100°である請求項1に
    記載の菓子用容器。
  3. 【請求項3】 前記底壁と側壁との境を形成する折り目
    を、断面円弧状に湾曲させて形成した請求項1又は請求
    項2に記載の菓子用容器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の菓子用容器の段差部より下の側壁及び底壁を硬質容器
    内に接するように収容した後、菓子の生地を容器本体内
    に注入し、その生地を治具により段差部まで押えつけ、
    余分な生地を段差部より上の側壁と治具との隙間から取
    り除いた後に焼き上げる菓子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記硬質容器の側壁の開き角度を、前記
    菓子用容器の段差部より下の側壁の開き角度に対応させ
    た請求項4に記載の菓子の製造方法。
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