JP3643181B2 - 冷凍用区分け板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術】
この発明は、一度に量多く調理した液状の料理を後日食したいため、冷凍用の袋に入れて冷凍するが、冷凍してしまうと小出しにすることができない。だから冷凍する前に袋に入れた前記料理を、袋外部から区分けして冷凍し、必要な時、区切られた必要量を小出しできる区分け板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カレー、ミートソース、シチュー、スープ等、液状料理は一度に量多く調理し冷凍用袋に入れて冷凍することが多いが、大きな塊のままでは解凍に時間がかかった。小量必要なときでも袋まるごとの量を温めて食することになり残った分は又冷凍していた。一人で食する時など何度も冷凍、温めを繰り返すので味も悪くなり、その都度手間もかかった。又、小分けして最初から冷凍する方法も行なったが、適当な小袋がないので、普通に使う冷凍用の袋を使用したが案外大きく冷蔵庫の中が乱雑になった。また、液状であるから薄い袋やラップ等使えないので、既製の冷凍用プラスチック容器を使用したが、冷凍庫内ではかさばって、他の物が入らないこともあり困った。
【0003】
【発明が解消しようとする課題】
イ、冷凍するには、既製の冷凍用の袋が安心して使用できるが、一人分とが、一食用とかの小さい袋がなかった。
ロ、一人分、一食分の小量冷凍も、大きい袋に入れて冷凍した。
ハ、冷凍用の袋を多く使用するので、冷凍庫内が雑然として整理しにくかった。
ニ、一度冷凍用の袋に入れた液状料理は、割ることも難しく、全量を温めなおすしかなかった、温めなおすにも手間と時間がかかり困った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
イ.請求項1記載の発明は、量多く調理した液状の料理を冷凍用の袋に入れて冷凍し、後日、小量食分が取り出せるように区分けする手段に於いて、金属外の素材を用いて長方形を横長に立てた状態にした仕切り板(1)と、この仕切り板(1)上に接する一方を開閉自在(3)に設けた該仕切り板(1)とともに袋を挟み押さえるための押さえ棒(2)とで冷凍用区分け板を構成している。
ロ.請求項2記載の発明は前記請求項1記載の発明において、仕切り板(1)に間隔をあけて1個から複数個の凹部(7)を備え、この凹部(7)部位に嵌る凹部(7′)を備えた他仕切り板(6)を設け、凹部(7)部位と凹部(7′)部位を嵌め合わせて前記仕切り板(1)と前記他仕切り板(6)により複数の区切られた升状を形成するようにしてなる冷凍用区分け板を構成している。
ハ.請求項3記載の発明は請求項1、2いずれか記載の発明の構成において、仕切り板(1)の押さえ棒(2)を押え板(8)に変え、仕切り板(1)と他仕切り板(6)とを互いに十文字に組合せて区切られた升状を形成するようにした冷凍用区分け板を構成している。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明を使用するときは、ジッパー付き、又はジッパーなしの冷凍用の袋に量多く調理した液状の料理を8分目に入れて空気を抜き、仕切り板(1)上に、又は、仕切り板(1)と他仕切り板(6)を十文字に一個、乃至複数組合せた上に置くと、区切られた升状の中に袋と共に液状の料理が納まるので、押さえ棒(2)又は押さえ板(8)で安定させて、冷凍庫に入れて冷凍し、後日小量を取り出すことになる。取り出すときは仕切り板(1)や他仕切り板(6)と押さえ棒(2)や押さえ板(8)の間の薄く凍った部分を上下、前後させて折り、固形の升形になった調理の料理を出す。残った冷凍液状の料理は、再度、袋の封をして冷凍庫に戻す。こうして何度でも、必要な時、必要な分だけ取り出して食することができる。又、液状の料理に必要なジュース、氷等を多量に作ることもできる。形状も仕切り板(1)と仕切り板(6)が組合せできる形状の三角、菱形、波形の他、花や動物の形も図案化して作ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面によってのべる。
イ、冷凍庫用内で使用するのに危険性のない素材として合成樹脂材、紙材を用い、図1の如く、長さ15cm前後、高さ3cm前後、厚さ0.3cm前後、の長方形の板を横にして立てた仕切り板(1)の上に、押さえ棒(2)を設けるが仕切り板(1)と押さえ棒(2)の一方は開閉自在(3)によってつなぐ。押さえ棒(2)の先は、仕切り板(1)の先端(4)を下方にそって、かぎ状(5)を形成して先端(4)と重合させるが、強くかん合の必要あれば図2の如く、三包囲(10)形状に成形する。
ロ、前記は仕切り板(1)を単独で用いる構成であるが、他仕切り板(6)と互いに十文字に組合せて、複数個の升状を作り一度に区分けする構成は、図3の如く、仕切り板(1)と他仕切り板(6)とが組合せできる凹部(7)と(7′)を同じ組合せ位置に設ける。凹部(7)、(7′)をそれぞれ組合せた面は総て平面状でなくてはならない。液状の料理を入れた冷凍用の袋に傷をつけることがないようにである。組合せる箇所の多少は問わず、それによって形成される升状も、正方形、三角、長方形、菱形、又は、波形、花、動物等の図案化されたもの等、組合せできる形状であればいかなる形状も問わない。
ハ、仕切り板(1)に設けた押さえ棒(2)を、図3および図5の如く、押さえ板(8)に変える構成は、押さえ棒(2)を幅広く設けることにより、液状の料理の入った袋を全体的に均等に押さえ、冷凍庫内を整頓しやすく、又取り出し安くする目的にある。仕切り板(1)とつながる開閉自在(3)は、幅広く設ける押さえ板(8)を安定よくさせるため、開閉自在(3)と(3′)の二箇所でささえる。仕切り板(1)に設けるが、他仕切り板(6)とを組んだ図5の状態では数多く区切られた升状の全体を押さえる役目は大きい。又、二段三段と積み重ねて入れたとき、何日の何だったか解らなくなることがある。この不便さを解消するために、押さえ板(8)の前面に差し入れ(9)を設け、製造年月日、料理名等のメモを入れる。透明なビニール板等の三方を固着させ、横からでも上からでも挿入できる構成にする。次に、押さえ板(8)は平面板であるが、図6の如くまわりに壁(11)を設けて蓋の状態に構成してもよい。冷凍庫内の整頓しやすく、取り出し入れしやすい。以上が本発明の実施の構成であるが、構成される総ての角の部分は、冷凍用の袋を角によって損じないために、なめらかに丸みを有することである。本発明を使用するときは、液状の料理のカレー、ミートソース、シチュー、スープ等を冷凍用の袋に入れ封をしたものを、仕切り板(1)又は、他仕切り板(6)と組合せた上にのせると、液状であるから升状の区切られた中に自然と袋ごと沈む。その上から押さえ棒(2)又は、押さえ板(8)で押さえる。メモ等を差し入れ(9)に入れて冷凍庫に入れて冷凍する。後日、取り出してみると、全体カチカチに氷りついているが、押さえ棒(2)や押さえ板(8)が、仕切り板(1)や他仕切り板(6)に接している部分は、薄い氷で全体つながっている。袋の口をあけ、薄い氷り部分を上下左右に折ると区切られた升状の形になっている。必要な量だけを取り出して、残っているものは袋を閉め、そのまま再び冷凍庫に戻す。2分も要さない作業であるから、残った冷凍ものは味も風味もそこなわない。取り出したカチカチの液状料理は温めて食する。濃縮したスープ等一人分として図7の如く一個を取り出して熱湯を注げば出来上がり、と言った便利さは最高である。毎日食するのに適さないカレー、シチュー等も必要な量を取り出して電子レンジで数分ぐらいで食出来る。その他、食事に必要なジュース、氷等も小さく升状に区切られた本発明で必要量取り出しでき、来客のときは前もっての多種多様の氷等つくることができる。一度冷凍した液状の料理は、袋から出して他の容器に移しても、本発明からはずして、袋のまま冷凍するのもよい。はずした本発明の区分け板は、次の液状の料理冷凍に使用できる。冷凍庫内を上手に利用する方法である。
【0007】
【発明の効果】
1.他の容器を汚すことなく、袋のまま冷凍、区分け、保存ができるので、衛生的で余計な手間もかからない。
2.多量に作った液状の料理を冷凍して、必要な時、必要量が小出しできる。
3.区分け板の形が平面状に成形されているので、冷蔵庫の中が整理しやすい。
4.一度冷凍した液状の料理を本発明からはずし、袋のまま冷凍が続けられる。
5.はずした本発明は次の液状の料理冷凍に使用できる。
6.一人分の量の小出しができるので便利である。
7.小量しか使わない離乳食、乳幼児の食事の冷凍に特に便利である。
8.濃縮スープ等を小分けできる本発明で冷凍すれば、湯を注ぐだけで食せる。
9.本発明の角に丸みを持たせたことで、袋に傷をつけず、洗う、取り扱いにも危険性がなく安心して使用できる。
10.小分けにより表面積が広くなり、解凍時間が短くてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仕切り板に押さえ棒を設けた斜視図。
【図2】本発明の凹部凹部を組合せる斜視図。
【図3】本発明の仕切り板と他仕切り板を組合せた斜視図。
【図4】本発明の他仕切り板のみの使用斜視図。
【図5】本発明の押さえ板の仕切り板をセットした冷凍前の斜視図。
【図6】本発明の押さえ棒の仕切り板を十文字に組んだ冷凍後の斜視図。
【符号の説明】
1 仕切り板
2 押さえ棒
3,3′ 開閉自在
4 先端
5 かぎ状
6 他仕切り板
7,7′ 凹部
8 押さえ板
9 差し入れ
10 三包囲
11 壁
Claims (3)
- 量多く調理した液状の料理を冷凍用の袋に入れて冷凍し、後日、小量食分が取り出せるように区分けする手段に於いて、金属外の素材を用いて長方形を横長に立てた状態にした仕切り板(1)と、この仕切り板(1)上に接する一方を開閉自在(3)に設けた該仕切り板(1)とともに袋を挟み押さえるための押さえ棒(2)とからなること特徴とする冷凍用区分け板。
- 仕切り板(1)に間隔をあけて1個から複数個の凹部(7)を備え、この凹部(7)部位に嵌る凹部(7′)を備えた他仕切り板(6)を設け、凹部(7)部位と凹部(7′)部位を嵌め合わせて前記仕切り板(1)と前記他仕切り板(6)により複数の区切られた升状を形成するようにしてなる請求項1記載の冷凍用区分け板。
- 仕切り板(1)の押さえ棒(2)を押え板(8)に変え、仕切り板(1)と他仕切り板(6)とを互いに十文字に組合せて区切られた升状を形成するようにしたことを特徴とする請求項1、2いずれか記載の冷凍用区分け板。
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