JP2011117932A - 計量スプーン及び紙箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】把手部102の先端側には被計量物を掬うための掬い部101を備える。把手部102は、左右の摘まみ壁112を備えたものであり、この摘まみ壁102を対向させた状態で左右から人に摘まれる。掬い部101は、底部121と左右の側壁122とを備える。底部121は、前後方向に設けられた中央折り目126と、その先端に設けられた先端折り目線127とを備える。これにより、底部121は、左右の傾斜底部分124と先端底部分125とに区画される。
【選択図】 図1
Description
本願発明の他の目的は、掬い部の容量を大きな計量スプーンを備えた紙箱を提供することにある。
本願の請求項2に係る発明は、上記の底部は、上記の中央折り目を挟んで形成された左右の傾斜底部分を備えたものであり、上記の中央折り目が上記の左右の側部折り目よりも低い位置にあり、上記の左右の各傾斜底部分は、上記の中央折り目から左右方向に向かうに従って漸次上昇し、上記の左右の側部折り目を介して上記の左右の側壁に繋がるものであることを特徴とする請求項1記載の計量スプーンを提供する。
本願の請求項3に係る発明は、上記の底部の中央折り目の先端側に左右方向に伸びる先端折り目が形成され、この先端折り目から先端側には、上記底部の先端縁と、上記左右の側部折り目と、上記中央折り目とによって規定された先端底部分が形成され、この先端底部分は中央折り目を備えておらず、この先端底部分の左右は上記の側部折り目を介して上記の左右の側壁に繋がっていることを特徴とする請求項1又は2記載の計量スプーンを提供する。
本願の請求項4に係る発明は、容器本体と、容器本体の前面を外側から覆う被覆部と、スプーン形成部とを備え、上記のスプーン形成部は、請求項1〜3の何れかのスプーンを形成するための台紙であり、上記の容器本体は、上面部と、この上面部から折り目を介して連設された前面部と、この前面部から折り目を介して連設された下面部と、この下面部から折り目を介して連設された後面部とを備えるものであり、上記の被覆部は、上記の後面部から折り目を介して連設されたものであり、上記のスプーン形成部は、上記の容器本体の組立状態において、上記の容器本体内部に配位されたものであることを特徴とする計量スプーン付きの紙箱を提供する。
本願の請求項5に係る発明は、上記のスプーン形成部は、一辺が切り目線を介して上面部に連設され、当該一辺を除く他の辺から切り目線を介して、糊付け片が連設されており、上記糊付け片が上面部に接着されていることを特徴とする請求項4記載の計量スプーン付きの紙箱を提供する。
また、本願発明は、掬い部の容量を大きな計量スプーンを備えた紙箱を提供することができたものである。
この計量スプーンは、紙、合成樹脂、紙と合成樹脂、さらにこれらと金属箔等の折り曲げ可能なシートを折り曲て組み立てられるようにした組立式の計量スプーンであり、図1の展開図の状態から、図2の斜視図に示すような立体的な形状に組み立てて使用されるものである。
まず把手部103について説明する。この把手部103は、略長方形の台紙101の中央の前後方向に設けられた把手折り目線111を挟んで形成された左右の摘まみ壁112を備える。この把手折り目線111は、中央に1本のみを設ければよいが、中央に2本平行に設けるなど、左右の摘まみ壁112同士を重ねて摘めるものであれば、適宜変更して実施し得る。
左右の摘まみ壁112の一方(図1では左方)には折り曲げ片113が形成され、他方(図1では右方)には凹部114が形成されている。把手折り目線111を折り曲げて左右の摘まみ壁112同士を重ね合わせると共に、折り曲げ片113を折り曲げて凹部114に嵌め込んで係止することで、掬い部102及び把手部103は立体的な形状を維持する。把手部103の後端下部は、切り目115で斜めにカットされており、これによって、スプーンの掬い操作時に、紙箱等にスプーンの端が接触することを防止している。
この底部121は、左右の傾斜底部分124と、先端底部分125とを備える。左右の傾斜底部分124は、前後方向に設けられた中央折り目線126によって、底部121の基端寄りを左右に区画することによって形成されたものである。この例では、前記の把手折り目線111と連続して形成することもできるが、この例では、把手折り目線111の先端と中央折り目線126の基端との間に折り目線を形成しない部分を設けている。
この側部折り目線123は、基端から先端まで1本の直線として実施することもできるが、この例では、側部折り目線123は、基端側から先端側に向けて連続して形成された基端側区間131と中間区間132と先端側区間133とを備える。基端側区間131は、把手折り目線111から先端先端に向かうに従って漸次左右方向に伸びるもので、台紙101の前後方向の中央折り目線126に対して傾斜して伸びる。中間区間132は、基端側区間131に比して緩やか傾斜して伸びるものであり、基端側区間131に比して中央折り目線126に対する角度が小さい。先端側区間133は、中間区間132に比して急峻に傾斜して伸びるものであり、中間区間132に比して中央折り目線126に対する角度が大きい。前述の先端折り目線127は、中間区間132と先端側区間133との境界付近に配位されたものである。よって、先端底部分125は、先端折り目線127と先端側区間133とで規定される。また傾斜底部分124は、先端折り目線127と中央折り目線126と基端側区間131と中間区間132とで規定される。
なお、これらの基端側区間131、中間区間132、先端側区間133は、直線と曲線の組合せの他、曲線のみで構成したり、直線のみで構成することもできる。
ここで図4〜図10を参照して、その紙箱について説明する、説明の便宜上、図4のシート状体からなる容器の展開平面図において、fはシートの前方を示し、bはシートの後方を示し、lはシート左方を示し、rはシートの右方を示す。また、図5〜図10において、Fは容器の前方を示し、Bは容器の後方を示し、Uは容器の上方を示し、Sは容器の下方を示し、Lは容器の左方を示し、Rは容器の右方を示す。尚、展開状態のシートについての上記の各方向b,f,l,r,u,sは、専ら図4の説明において用いるものであり、組み立て状態の容器の上記の各方向B,F,L,R,U,Sとは、直接関係はない。
尚、図4は、容器の表面を構成するシートの表面を示すものとし、当該表面と反対側の面がシートの裏面として説明する。
上被覆部11は、第2分離線p2にて左右に区画された、裏面が上面部の蓋領域に接着される上被覆分離部13と、裏面が上面部31の上面本体領域31aに接着される上被覆残存部12とを備える。前被覆部21は、第5折り目m5を挟んで上被覆部11の上記上被覆分離部13の先端から前方へ延設された前被覆分離部23と、第5折り目線m5を挟んで上被覆部11の上記上被覆残存部12の先端から前方へ延設された前被覆残存部22を、第2分離線p2から延長された第3分離線p3を介して備える。この実施の形態では、上被覆分離部13の左右に、上被覆残存部12,12が、夫々第2分離線p2,p2を介して配設されており、前被覆分離部23の左右に、前被覆残存部22,22が、夫々第3分離線p3,p3を介して配設されている。
ガイド部構成片95の左右の幅は、幅狭部97の左右の幅よりも、大きく、ガイド部構成片95の、上記幅狭部97よりも左右に入り張り出した部位が、差込部96,96を構成する。この差込部96,96が請求項1〜3の「係止部分」及び「係止部」と対応する。
ガイド部構成片95の裏面は、幅狭部97の裏面へ接着されるものである。この実施の形態において、第6折り目m6は、左右方向の中央に設けられたスリット99によって左右に分断されている。
カイド部構成片22b,22bの表面は、夫々、前面部41の表面に接着されるものである。
なお、本願では、糊付けとは、接着と同義語として使用し、両面接着テープ若しくは片面接着テープなどでの接着も、糊付けに含まれるものとする。
この右後面フラップ78の、折り目線n(nd)に対向する縁辺が、重なり辺78aである。この重なり辺78aは、折り目線n(nd)に対して平行であり、かつ、折り目線nから相対的に近い位置にある第1辺78a1と、また、折り目線n(nd)に対して平行であり、かつ、折り目線n(nd)から相対的に遠い位置にある第3辺78a3と、また、第1辺78a1、第3辺78a3のそれぞれに対して直交するものであって、第1辺78a1と第3辺78a3とを連結する第2辺78a2とを有する。本例では、この重なり辺78aのうち、第1辺78a1と第2辺78a2とによって、右後面フラップ78の角部がともに切り欠かれた形態とされている。
右重ね合わせフラップ72zの前端縁も、上記右上面フラップ72の第1迂回部72dと対応する形状を備える。
図5へ示す状態から、折り目線na,naにて左右上面フラップ71,72を折り、折り目線nc,ncにて左右下面フラップ75,76を折り、更に、折り目線ne,neにて、重ね合わせフラップ72z,72zを折ることによって、シートを図6の状態とする。
図6に示す状態から、第4折り目線m4にて、被覆部10bを、上面部31側へ折り込む。このとき、上記の重ね合わせフラップ72z,72zの夫々は、左右の上面フラップ71,72の低位部に接着される。そして、折り目線nd,ndにて左右の後面フラップ77,78を折り込むことにより、上面フラップ71,72へ接着された重ね合わせフラップ72z,72z及び上面フラップ71,72の中位部へ、当該左右の後面フラップ77,78を重ねて接着する。
左右の後面フラップ77,78を重ねて接着した後、左右の前面フラップ73,74を折り目線nb,nbにて折り込むことにより、左右の前面フラップ73,74を、左右の後面フラップ77,78の表面及び左右の上面フラップ71,72の高位部の上に、重ねて接着する(図7(A)参照)。上記において、左右の前面フラップ73,74の接着のみを行い、重ね合わせフラップ72z,72zや、左右の後面フラップ77,78の糊付けは行わずに実施することもできる。
右後面フラップ78角部についての他の形状を例示すると、角部を円形に切り欠いたもの、端辺に四角形状の切り込みを形成したもの、端辺に三角形状の切り込みを形成したもの、端辺に半円形状の切り込みを形成したもの、直線状の辺が繰り返し形成されたもの、湾曲した辺が波線状に繰り返し形成されたものがあげられる。左後面フラップ77、左上面フラップ71や左下面フラップ75についても上記と同様である。
このように、第1カット81及び第2カット82によって規定された部分が、上面部31に形成される本体上分離部84と、前面部41に形成される本体前分離部85であり、両者を併せて本体分離部86と呼ぶ。この本体分離部86が開口部を開閉することとなる。
なお、第1カット81、第2カット82は直線のものを示したが、これに限らず、第1カット81を波線にすることによって、第1カット81の端部で人が手を切ると言った恐怖感を少なくすることができる。このように、第1カット81や第2カット82の具体的形状は、適宜変更し得る。
分離部93先端に第6折り目線m6を介して設けられた上記のガイド部構成片95は、容器製造時において、ガイド部構成片95の裏面が、上記のように幅狭部97の裏面と重ね合わされて接着され、ガイド部構成片95と幅狭部97と一体になっており、開封後もこの状態を維持する(開封動作及び開封後の使用については後述する)。
上記の通りガイド部構成片95の左右の幅は、重ねられる分離部93の上記幅狭部97より大きく形成されているので、二つ折りにされた状態で、上記の差込部96,96が、幅狭部97より左右へはみ出す。この例では、差込部96,96は、左右対称に、ガイド部構成片95の左右両端に、それぞれ形成される。
幅狭部97より左右にはみ出した差込部96,96は、台部構成片22b,22bと共に、押さえ片構成部22a,22aへ重ねられるのであるが、上記の通り、差込部96,96は、押さえ片構成部22a,22aに接着はされないのである。
この容器を開封するに際しては、図7(A)に示す幅狭部97の下端(先端97a)から、その裏側に位置するガイド部構成片95に指を差し込み、幅狭部97と一体になっているガイド部構成片95を手前上方に引き上げる。
このとき、ガイド部構成片95が、第4分離線p4にて台部構成片22bから切り離され、幅狭部97が、第3分離線p3にて押さえ片構成部22aから切り離される。これにて、第8折り目線m8を中心にして、ガイド部構成片95と幅狭部97とは、下方から前方へ起立する。そのまま、ガイド部構成片95と幅狭部97とを引き上げ続けると、前被覆分離部23が第3分離線p3にて押さえ片構成部22aから、更に、上被覆分離部13が第2分離線p2にて、上被覆残存部12から、切り離される。即ち、上記の引き上げ動作によって、図8へ示す通り、分離部93と、これに接着された本体分離部86とが、第2分離線p2、第1カット81及び第2カット82に沿って開かれる。これにより、蓋体100が形成され、この蓋体100はヒンジ用折り目線である第4折り目線m4を中心として回動して開閉するものとなる。この蓋体100は、本体上分離部84と上被覆分離部13とが接着された上面蓋部と、本体前分離部85と前被覆分離部23とが接着された前面蓋部とを備えるものとなる。
計量スプーン用の台紙101は、上記開封前にあっては、本体上分離部84から切り目線135によって曲げられ、後面部61に沿わされている。そして、開封時に、本体上分離部84と上被覆分離部13とが接着された状態で回動することによって、台紙101も回動する。具体的には、後面部61から離れて、開口部に近づくものである。計量スプーンを組み立てるには、この状態で、台紙101を切り取り線から切り離して、組み立てることができるものであり、内容物に紛れて計量スプーンが見つからないといった事態の発生を防止する。台紙101が紙箱内から容易に取り出すことができるように、台紙101の大きさは、開口部となる本体上分離部84と等しいか、これよりも小さくしておくことが望ましい。
上記の差込部96,96の上端が、係止部96a,96aを構成し、容器本体の前面部41に接着されている上記の台部22bの被係止用部98下端が、被係止部(被係止端)を構成する。
図9及び図10(A)へ示す通り、幅狭部97の先端を下方に向けて、左右の押さえ部22a,22aの間へ降下させる。このとき、差込部96,96は、一旦、台部22b,22bの被係止用部98に乗り上げて、台部22bの被係止用部98表面(前面)と、押さえ片22a,22aの裏面(後面)との間に、差し込まれる。そして、台部22bの被係止用部98裏面(前面)に沿って、更に幅狭部97を降下させると、差込部96,96は、台部22bの被係止用部98を乗り越えて後方Bへ移動し、差込部96,96は、容器本体の前面部41と押さえ片22aの裏面(後面)との間に差し込まれる(この被係止用部98の直下の容器本体の前面部41と押さえ片22aの裏面との間は、台部構成片22b即ち被係止部において、請求項3の切欠部と対応する)。このように後方Bへ移動するのは、差込部96は、押さえ片22aの弾性によって、後方Bに向けて、付勢されているからである。そして、幅狭部97を更に降下させようとすると、差込部96,96が、台部22bと押さえ片22aとを繋ぐ折り目(第7折り目線m7)と当接して、それ以上、幅狭部97を降下させることができなくなる。このようにして、図10(B)へ示す通り、容器の正面視において、両押さえ片22a,22aの間に、幅狭部97が配置される。そして、このように幅狭部97が位置された状態において、図7(B)へ示す通り、差込部96は、押さえ片22aの裏面と、容器の前面部41との間に挟まれる。この状態において、係止部である差込部96,96の上端96a,96aが、被係止部である台部22aの被係止用部98の下端22c,22cと当接する。即ち、係止部が、被係止部へ係止され、幅狭部97は、上方へ後退することができなくなる。このようにして、ガイド部95は、開封後の開口部の閉鎖にて、図7(A)に示す開封前(のガイド部構成片95であったとき)と、同様の配置を採り、容器本体の前面(前面部41表面)と当接する。
この例では、差込部96がガイド部95の左右両側に設けられており、被差込部もこれに応じて、左右両側に設けられるが、差込部96、被差込部を左右いずれか一方のみに設けるようにしてもよい。
図示はしないが、例えば、開口部を上面(或いは前面)のみに設けるものとし、これに対応して、蓋体100を上面(或いは前面)のみに設けるものとして実施することができる。
この場合、被覆部において、前被覆部は不要となるが、シートには、前被覆分離部23に相当する部位を設けておく。このような分離部を設けて第5折り目線m5を備えておくことによって、当該第5折り目線m5にて、蓋を屈伸させることができ、差込部の被差込部への挿入を円滑に行うことができるからである。
また、この場合、蓋体100は、ヒンジ用折り目線に対して、垂直方向に切り取られるようにしても良いし、斜め方向に切り取られるようにしても良い。
更にまた、上記に説明した例では、上面部31に対して被覆部10bが重ね合わされるものであったが、それ以外に、上面部31を省略し、上被覆部11のみで容器の上面を構成するものとしても良い。
しかし、使用時において、消費者は、容器本体の前面を後面などより目にする機会が多いので、容器本体の前面に、当該面の大半を占める大きな商標やその他の絵柄を印刷したいものである。
そこで、押さえ片22aの上下U,Sの幅(押さえ片構成部22aの前後f,bの幅)を一定とするのではなく、図10(D)へ示す通り、容器正面に現われる第3分離線p3を上下に凸となるようにカーブさせて、押さえ片22aに先端側よりも、上下の幅t2が小さい首部分22eを形成することにより、押さえ片22aの当該首部分のより先端側の上下の幅t1を、相対的に大きなものとし、押さえ片22aの上下幅全体tを小さく抑えることができる。また、これに伴って、幅狭部97の上下の幅も小さく形成することができる。
このようにして、前被服部の占める割合を抑制することにより、容器の前面部41の表面に商標やその他の絵柄を印刷することができる。
先の例にあっては、台紙101は、容器本体の後面部後面部61に沿って配置されていたが、この例にあっては、蓋体100の裏面(より詳しくは本体上分離部84)に沿って配置する。これによって、開封時に使用者が蓋体100を開封すると、蓋体100の裏面に台紙101がくっついた状態で表れ、使用者にとって使い勝手のよいものになる。
102 掬い部
103 把手部
104 境界折り目線
111 把手折り目線
112 摘まみ壁
121 底部
122 側壁
123 側部折り目線
124 傾斜底部分
125 先端底部分
126 中央折り目線
127 先端折り目線
Claims (5)
- シートを折り曲て組み立てられるようにした組立式の計量スプーンにおいて、
人に摘まれるための把手部を備え、この把手部の先端側には被計量物を掬うための掬い部を備え、
上記の把手部は、前後方向に設けられた折り目を挟んで形成された左右の摘まみ壁を備えたものであり、この左右の摘まみ壁を対向させた状態で左右から人に摘まれるものであり、
上記の掬い部は、底部と、この底部の左右に対して左右の側部折り目を介して連設された左右の側壁とを備え、
上記の底部は、前後方向に設けられた中央折り目を備え、この中央折り目を形成することによって、形成しない状態よりも掬い部の容量を大きくしたことを特徴とする計量スプーン。 - 上記の底部は、上記の中央折り目を挟んで形成された左右の傾斜底部分を備えたものであり、
上記の中央折り目が上記の左右の側部折り目よりも低い位置にあり、
上記の左右の各傾斜底部分は、上記の中央折り目から左右方向に向かうに従って漸次上昇し、上記の左右の側部折り目を介して上記の左右の側壁に繋がるものであることを特徴とする請求項1記載の計量スプーン。 - 上記の底部の中央折り目の先端側に左右方向に伸びる先端折り目が形成され、
この先端折り目から先端側には、上記底部の先端縁と、上記左右の側部折り目と、上記中央折り目とによって規定された先端底部分が形成され、この先端底部分は中央折り目を備えておらず、この先端底部分の左右は上記の側部折り目を介して上記の左右の側壁に繋がっていることを特徴とする請求項1又は2記載の計量スプーン。 - 容器本体と、容器本体の前面を外側から覆う被覆部と、スプーン形成部とを備え、
上記のスプーン形成部は、請求項1〜3の何れかのスプーンを形成するための台紙であり、
上記の容器本体は、上面部と、この上面部から折り目を介して連設された前面部と、この前面部から折り目を介して連設された下面部と、この下面部から折り目を介して連設された後面部とを備えるものであり、
上記の被覆部は、上記の後面部から折り目を介して連設されたものであり、
上記のスプーン形成部は、上記の容器本体の組立状態において、上記の容器本体内部に配位されたものであることを特徴とする計量スプーン付きの紙箱。 - 上記のスプーン形成部は、一辺が切り目線を介して上面部に連設され、当該一辺を除く他の辺から切り目線を介して、糊付け片が連設されており、上記糊付け片が上面部に接着されていることを特徴とする請求項4記載の計量スプーン付きの紙箱。
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