JP7271038B2 - 抽出バッグ - Google Patents
抽出バッグ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7271038B2 JP7271038B2 JP2022516777A JP2022516777A JP7271038B2 JP 7271038 B2 JP7271038 B2 JP 7271038B2 JP 2022516777 A JP2022516777 A JP 2022516777A JP 2022516777 A JP2022516777 A JP 2022516777A JP 7271038 B2 JP7271038 B2 JP 7271038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- bag body
- extraction
- grip
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/808—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
袋本体は対向する2面、及び該2面の縁辺となる上辺を有し、
薄板状部材は前記2面の片面に袋本体上下方向に伸びた把持部を有し、
把持部の上部が前記片面の上部に固定され、把持部の下部が該片面から引き起こし可能であり、
把持部の下部には、該下部を2つ折り可能とする袋本体上下方向の縦折れ線が設けられ、該縦折れ線よりも上方にある、把持部の引き起こし可能部分には、把持部の対向する側辺から該縦折れ線の上端又はその延長線上に向かって伸びた一対の斜め折れ線が形成されている抽出バッグを提供する。
図1Aは、本発明の一実施例の抽出バッグ1Aであって、薄板状部材で形成された把持部を引き起こしていない状態の平面図であり、図1Bは、その背面図である。図1Aにおいて、斜め線で塗り潰した領域は薄板状部材10と袋本体3との貼着領域Aを表し、ドットで塗り潰した領域は袋本体3の表面を表している。なお、本発明において貼着領域Aは図示した態様に限られない。
縦折れ線L1や斜め折れ線L2は、ミシン目、ハーフカット、筋押し等により形成することができる。
なお、本発明の抽出バッグでは、抽出材料が袋本体3内に密封された状態で使用されるので、抽出バッグの使用時に抽出材料が袋本体外に散らばることはない。
袋本体3内に充填される抽出材料としては、コーヒー粉、紅茶、緑茶等の茶葉、漢方薬などを挙げることができる。一般に、コーヒー粉を袋本体3内に充填し、湯中に浸漬しようとすると、コーヒー粉に含まれる二酸化炭素により袋本体が浮き上がりやすいので、抽出し難い。しかし、本発明によれば、袋本体の一つの面に設けられた薄板状部材の把持部を把持することで、袋本体3を湯中に沈めたり、湯中で上下させたりすることが容易となるので、コーヒー粉を含む種々の抽出材料が、本発明の抽出バッグに充填する抽出材料として好適となる。
袋本体3の形状は、本実施例では平袋としている。本発明において袋本体3の形状は平袋に限られず、例えば、底部又は側部にマチを有するガゼット袋としてもよい。袋本体の平面視の形状も矩形に限られず、円形などでもよい。
袋本体3を形成する通水濾過性シートとしては、抽出材料の抽出に使用できるように通水性及び濾過性を有するものを種々使用することができ、抽出材料の種類に応じて通水濾過性シートの構成材料も適宜選択することができる。例えば、一般に、飲料を抽出するための通水濾過性シートとしては、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニロン等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維の単独又は複合繊維からなる織布あるいは不織布、マニラ麻、木材パルプ、ポリプロピレン繊維等からなる混抄紙、ティーバッグ原紙等の紙類が知られており、本発明においてもこれらを使用することができる。抽出バッグの使用後の廃棄性の点からは、通水濾過性シートに生分解性繊維を含有させることが好ましい。生分解性繊維としては、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等を挙げることができる。また、袋本体内の抽出材料の状態がわかるように、通水濾過性シートに透明性をもたせる点からは、無機系顔料の含有量を低減させること又は無機系顔料が含まれないようにすることが好ましい。
L1096通気性A法(フラジール形通気性試験機を用いる方法))とすることができる。
薄板状部材10は撥水性を有するものが好ましく、表面に樹脂をラミネートした板紙、プラスチックシート等の薄板状材料の打ち抜きにより形成することができる。抽出バッグ1A使用後の廃棄性の点からは、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等の生分解性材料から形成したものが好ましい。
抽出バッグ1Aの包装、流通形態としては、図1Aに示したように、薄板状部材10が袋本体3上で扁平化している状態が好ましい。そこで、この状態の抽出バッグ1Aを出発状態として、抽出バッグ1Aから抽出材料の抽出を行う方法としては、まず、図2に示すように袋本体3から把持部11を引き起こし、さらには図3A又は図3Bに示すように、把持部11の長手方向が略鉛直になるように(即ち、袋本体上下方向となるように)把持部11を引き起こし、袋本体3をカップ100等の容器に入れて注湯し、把持部11で袋本体3を湯W内に押し込んで袋本体3を浸漬させる。
上述した抽出方法は冷水で行ってもよい。
抽出バッグ1Aの製造方法としては、例えば、図7に示すように、長尺の通水濾過性シート21の短尺方向に薄板状部材10の折れ線L1を合わせた向きで、通水濾過性シート21に薄板状部材10を所定間隔で並べて貼着した抽出バッグ製造用シート20を用意する。図中、二点鎖線で挟まれた領域が抽出バッグ1個分の製造に使用されることとなる。
本発明の抽出バッグは種々の変更点をもつことができる。例えば、図9に示した平面図の抽出バッグ1Dは、図1Aに示した平面図の抽出バッグ1Aでは把持部の上部11xと補強部12とが横折れ線L3を介して連続していたのに対し、把持部11と補強部12とを切れ線L4で区分している。切れ線L4の部分で把持部11と補強部12に間隙があいていてもよい。把持部11と補強部12とを切り離しても図10に示すように、前述した抽出バッグ1Aと同様に把持部11を引き起こし、簡便に迅速に所望の濃さの抽出液を得ることができる。また、抽出時にカップ内で抽出バッグ1Dを放置しても、再度、把持部11を把持することが容易である。
上述した各抽出バッグ1A~1Jにおいて、袋本体3に抽出材料を充填せずに袋本体3を空袋としておき、袋本体3に抽出材料充填用の開口部を設け、手詰め用抽出バッグとしてもよい。手詰め用抽出バッグによれば、個々の抽出バッグユーザーがそれぞれの好みに応じて抽出材料を空袋に充填し、抽出液を得ることができる。
3 袋本体
3a 袋本体の上辺
3b 袋本体の底辺
3x 袋本体の面
3y 袋本体の面
5 折り返し部
6 開口部
10 薄板状部材
11 把持部
11a 把持部の上辺
11b 把持部の下辺
11d 把持部の凹み
11x 把持部の、袋本体の片面に固定された上部
11y 把持部の引き起こし可能部分
12 補強部
20 抽出バッグ製造用シート
21 通水濾過性シート
22 縦シール
23 横シール
24 筒状体
30 手詰め用抽出バッグ
100 カップ
L1 縦折れ線
L2 斜め折れ線
L3 横折れ線
L4 切れ線
A 貼着領域
M 抽出材料
S スペース
W 湯
Claims (11)
- 通水濾過性シートから形成された袋本体、袋本体の外表面に設けられた薄板状部材、袋本体内に充填された抽出材料を有する抽出バッグであって、
袋本体は対向する2面、及び該2面の縁辺となる上辺を有し、
薄板状部材は前記2面の片面に、袋本体上下方向に伸びた把持部と補強部とを有し、
補強部は袋本体の前記片面に貼着しており、
把持部の上部が前記片面の上部に固定され、把持部の下部が該片面から引き起こし可能であり、
把持部の下部には、該下部を2つ折り可能とする袋本体上下方向の縦折れ線が設けられ、
該縦折れ線よりも上方にある、把持部の引き起こし可能部分には、把持部の対向する側辺から該縦折れ線の上端又はその延長線上に向かって伸びた一対の斜め折れ線が形成されている抽出バッグ。 - 前記斜め折れ線の上端が袋本体の上辺よりも下方にある請求項1記載の抽出バッグ。
- 把持部に、引き起こしの軸となる袋本体幅方向の折れ線が形成されていない請求項1又は2記載の抽出バッグ。
- 把持部が前記片面の上辺近傍から底辺近傍まで伸びている請求項1~3のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 把持部の前記上辺に沿った部分が前記片面と貼着している請求項1~4のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 把持部が前記片面の上辺に沿った幅広部分を有する請求項1~5のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 把持部の上辺が袋本体の上辺から前記片面の外に突出している請求項1~6のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 把持部の引き起こし可能部分が短冊形であり、薄板状部材が、把持部の引き起こし可能部分の両側に袋本体上下方向に伸びた前記補強部を有する請求項1~7のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 薄板状部材が、把持部の外周部に前記補強部を有する請求項1~7のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 把持部の引き起こし可能部分がU字形であり、薄板状部材が、把持部のU字形で囲まれた部分に前記補強部を有する請求項1~7のいずれかに記載の抽出バッグ。
- 請求項1~10のいずれかに記載の抽出バッグにおいて袋本体に抽出材料が充填されておらず、袋本体に抽出材料充填用の開口部が設けられている手詰め用抽出バッグ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2020/017579 WO2021214957A1 (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 抽出バッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021214957A1 JPWO2021214957A1 (ja) | 2021-10-28 |
JP7271038B2 true JP7271038B2 (ja) | 2023-05-11 |
Family
ID=78270659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022516777A Active JP7271038B2 (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 抽出バッグ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7271038B2 (ja) |
CN (1) | CN115379993A (ja) |
WO (1) | WO2021214957A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3032192U (ja) | 1996-02-26 | 1996-12-17 | 株式会社尚山堂 | 簡易スプーン |
JP3052291U (ja) | 1998-03-16 | 1998-09-14 | 功英 下地 | 折り組み式スプーン |
JP2012187278A (ja) | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Fuso Sangyo Kk | 抽出用バッグとその製造方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0413568U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-02-04 | ||
JP3060256B2 (ja) * | 1991-08-29 | 2000-07-10 | 片岡物産株式会社 | コーヒーパック |
JPH0767780A (ja) * | 1993-09-06 | 1995-03-14 | Keiichi Kikuchi | ドリッパーパック |
JPH10194338A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-28 | Kao Corp | 飲料抽出バッグ |
JPH11253314A (ja) * | 1998-03-08 | 1999-09-21 | Keiichi Kikuchi | コーヒーバッグ |
JP2001286398A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-16 | Keiichi Kikuchi | コーヒーバッグ |
JP2002112894A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-16 | Keiichi Kikuchi | コーヒーバッグ |
JP2009023660A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Kunitarou:Kk | 片面フック付抽出バッグ |
KR101170695B1 (ko) * | 2010-04-13 | 2012-08-07 | 정경석 | 티백 및 그 제조방법 |
JP2013233363A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-21 | Fuso Sangyo Kk | 抽出用バッグ |
US11643270B2 (en) * | 2020-03-11 | 2023-05-09 | Ohki Co., Ltd. | Extraction bag |
-
2020
- 2020-04-23 CN CN202080100062.3A patent/CN115379993A/zh active Pending
- 2020-04-23 WO PCT/JP2020/017579 patent/WO2021214957A1/ja active Application Filing
- 2020-04-23 JP JP2022516777A patent/JP7271038B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3032192U (ja) | 1996-02-26 | 1996-12-17 | 株式会社尚山堂 | 簡易スプーン |
JP3052291U (ja) | 1998-03-16 | 1998-09-14 | 功英 下地 | 折り組み式スプーン |
JP2012187278A (ja) | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Fuso Sangyo Kk | 抽出用バッグとその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN115379993A (zh) | 2022-11-22 |
WO2021214957A1 (ja) | 2021-10-28 |
JPWO2021214957A1 (ja) | 2021-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5326366B2 (ja) | ドリップバッグ | |
JP5071640B2 (ja) | ドリップバッグ | |
JP7357405B2 (ja) | 抽出バッグ | |
JP7166038B2 (ja) | 抽出バッグ | |
JP7271038B2 (ja) | 抽出バッグ | |
JP6710385B1 (ja) | 抽出バッグ | |
JP7228947B2 (ja) | 抽出バッグ | |
TWI841723B (zh) | 萃取袋 | |
RU2802464C2 (ru) | Экстракционный пакет | |
JP7304667B2 (ja) | 抽出バッグ | |
TWI834840B (zh) | 萃取袋 | |
JP7249644B2 (ja) | ドリップバッグ | |
TWI821548B (zh) | 萃取袋 | |
JP7462224B2 (ja) | 抽出バッグ | |
TW202140346A (zh) | 萃取袋 | |
JP2019187549A (ja) | ドリップバッグ | |
RU2824897C2 (ru) | Экстракционный пакетик | |
JPH03210214A (ja) | 抽出バッグ | |
WO2021171655A1 (ja) | ドリップバッグ | |
JP4182816B2 (ja) | ドリップバッグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7271038 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |