JP7228947B2 - 抽出バッグ - Google Patents

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Description

本発明は、通水濾過性シート製の袋本体に充填された抽出材料を湯に浸漬して抽出液を得る抽出バッグに関する。
従来、緑茶、紅茶、ウーロン茶などの飲料を手軽にいれるために、吊し糸付きの通水性の袋本体にこれらの茶葉が充填されたティーバッグが広く用いられている。コーヒーについても、コーヒー粉に注湯するドリップタイプの抽出バッグの他に、コーヒー粉が充填された袋本体を湯に浸漬させるティーバッグタイプのコーヒー抽出バッグが使用されている。しかしながら、ティーバッグタイプのコーヒー抽出バッグを湯に浸漬しようとしても、コーヒー粉に二酸化炭素が含まれるためにコーヒー粉を充填した袋本体が湯中で浮き上がり易く、コーヒーを十分に抽出することが難しい。そこで、薄板状部材で形成されたフック片を、コーヒー粉を充填する袋本体の片面に取り付けておき、コーヒー粉が充填された袋本体が湯中で浮き上がらないように、フック片をカップの縁に掛止できるようにしたものが提案されている(特許文献1)。
また、薄板状部材を折り曲げてパンタグラフのように伸縮する構造とした把持部を、コーヒー粉が充填された袋本体に取り付け、袋本体が浸漬している湯中で該把持部を上下させることによりコーヒーの抽出を促進させることが提案されている(特許文献2)。
実用新案登録第3140084号公報 特開2006―273379号公報
しかしながら、コーヒー粉が充填された袋本体を湯に浸漬させる従来のコーヒー抽出バッグでは、薄板状部材で形成されたフック片又は把持部を把持し、浮き上がろうとする袋本体を強制的に湯中に沈めようとしても薄板状部材が折れ曲がったり撓んだりして袋本体を湯中に沈めることは困難である。コーヒーの抽出を促進させるために、フック片又は把持部を上下させても、袋本体は湯中で把持部と同様には上下しない。また、一時的に袋本体が湯中に沈んでも、袋本体に充填されたコーヒー粉全体の表層だけが湯で膨潤し、コーヒー粉全体の内部には湯が浸透しにくい。そのため、袋本体を湯に浸漬させるティーバッグタイプの抽出バッグでは、ドリップタイプと同程度の濃さのコーヒー液をドリップタイプと同程度以下の時間で得ることが難しくなっている。
これに対し、本発明は、コーヒー粉等の抽出材料が充填されている袋本体を湯に浸漬させることにより抽出液を得るティーバッグタイプの抽出バッグであって、袋本体を湯中に沈めたり、湯中で上下させたりすることが容易であり、また、抽出バッグから手を放しても袋本体が湯中に浸漬した状態を安定に保持することができ、十分な濃さの抽出液を簡便に得られるようにすることを課題とする。
本発明者は、抽出材料が充填された袋本体に薄板状部材が取り付けられているティーバッグタイプの抽出バッグにおいて、薄板状部材を袋本体の一つの面に取り付け、薄板状部材には袋本体から引き起こし可能な一対の把持部を形成し、一対の把持部が引き起こし状態を保持できるように一対の把持部を係合可能に形成しておくと、薄板状部材が取り付けられている面の反対面を下に向けて袋本体を湯に浸漬した場合に把持部を湯面から起立させることができ、把持部を把持することで袋本体を容易に湯中に沈めたり、上下させたりすることができること、このとき袋本体は水平に広がって内部スペースが大きくなり、抽出材料も袋本体内で広がり、袋本体内で抽出材料が占める部分の表面だけでなく内部へも容易に湯が浸透し、抽出が促進されること、さらに把持部から手を放しても抽出バッグは前記反対面を下にした向きを保持し、抽出が進行することを想到し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、通水濾過性シートから形成された袋本体、袋本体の一つの面に設けられた薄板状部材、及び袋本体内に充填された抽出材料を有する抽出バッグであって、
薄板状部材の中心を原点(0,0)とし、原点を通り薄板状部材の短手方向の直線をx軸、原点を通りx軸に垂直な直線をy軸とし、x>0かつy>0を満たす領域をA1領域、x<0かつy>0を満たす領域をA2領域、x<0かつy<0を満たす領域をA3領域、x>0かつy<0を満たす領域をA4領域とした場合に、薄板状部材は、
A2領域に貼着した第1支持部、袋本体から引き起こし可能で第1支持部からA3領域に延設された第1把持部、A4領域に貼着した第2支持部、袋本体から引き起こし可能で第2支持部からA1領域に延設された第2把持部、又は
A1領域に貼着した第1支持部、袋本体から引き起こし可能で第1支持部からA4領域に延設された第1把持部、A3領域に貼着した第2支持部、袋本体から引き起こし可能で第2支持部からA2領域に延設された第2把持部
を有し、袋本体から引き起こされた第1把持部と第2把持部とが互いに係合可能である抽出バッグを提供する。
また本発明は、上述の抽出バッグにおいて袋本体に抽出材料が充填されておらず、袋本体に抽出材料充填用の開口部が設けられている手詰め用抽出バッグを提供する。
本発明によれば、抽出材料が充填された袋本体の一つの面に設けられた薄板状部材の第1把持部と第2把持部を引き起こすことができるので、これらを把持し、薄板状部材が設けられている面と反対面から袋本体を湯に沈めると、袋本体が水平方向に広がり、袋本体の内部スペースが大きくなり、袋本体内の抽出材料が水平に広がった状態で抽出を行うことができる。したがって、袋本体内で抽出材料が占める部分の表面だけでなく全体に湯を浸透させて抽出を行うことができる。また、第1把持部と第2把持部を把持して袋本体を湯中に沈めたり、湯中で上下させたりすることも容易であり、抽出を促進させることができる。
さらに、第1把持部と第2把持部を引き起こすことにより第1把持部と第2把持部を互いに係合させることができるので、抽出バッグから手を離しても第1把持部と第2把持部は引き起こされた状態を安定に保持する。したがって、抽出バッグを湯中に浸漬した後、抽出バッグから手を離しても抽出バッグは当初に沈められたときの向きで浸漬状態を保持して抽出をすすめることができ、把持部を再度把持することも容易となる。
よって、本発明によれば、抽出速度を速め、ドリップタイプの抽出方式と同等以上の濃さの抽出液を短時間で簡便に得ることができる。
図1Aは、実施例の抽出バッグ1Aの平面図である。 図1Bは、実施例の抽出バッグ1Aの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図1Cは、実施例の抽出バッグ1Aをカップ等の容器に浸漬し、該抽出バッグから手を放した状態の斜視図である。 図1Dは、実施例の抽出バッグ1Aをカップ等の容器内で上下させている状態の斜視図である。 図2は、抽出バッグ製造用シートの平面図である。 図3は、抽出バッグの製造方法の説明図である。 図4は、実施例の抽出バッグ1Bの平面図である。。 図5は、実施例の抽出バッグ1Cの平面図である。 図6は、実施例の抽出バッグ1Dの平面図である。 図7は、実施例の抽出バッグ1Eの平面図である。 図8Aは、実施例の抽出バッグ1Fの平面図である。 図8Bは、実施例の抽出バッグ1Fの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図9Aは、実施例の抽出バッグ1Gの平面図である。 図9Bは、実施例の抽出バッグ1Gの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図10Aは、実施例の抽出バッグ1Hの平面図である。 図10Bは、実施例の抽出バッグ1Hの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図11Aは、実施例の抽出バッグ1Iの平面図である。 図11Bは、実施例の抽出バッグ1Iの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図12Aは、実施例の抽出バッグ1Jの平面図である。 図12Bは、実施例の抽出バッグ1Jの第1把持部及び第2把持部を引き起こして係合させた状態の斜視図である。 図13は、実施例の手詰め用抽出バッグ30の斜視図である。 図14は、実施例の手詰め用抽出バッグ30の開口部を閉じた状態の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
(全体構成)
図1Aは、本発明の一実施例の抽出バッグ1Aであって、薄板状部材の把持部を引き起こしていない状態の平面図であり、図1Bは、第1支持部及び第2支持部を袋本体から引き起こした状態の斜視図である。同図において、斜め線で塗り潰した領域は薄板状部材10と袋本体3との貼着領域を表し、ドットで塗り潰した領域は袋本体3の表面を表している。なお、本発明において貼着領域は図示した態様に限られない。
この抽出バッグ1Aは、通水濾過性シートで形成された平袋からなる袋本体3、袋本体3の一つの面に設けられた薄板状部材10、袋本体3内に充填された抽出材料を有する。袋本体3の反対面には薄板状部材は設けられておらず、その全面で通水濾過性シートが露出している。
薄板状部材10の中心(即ち、重心)を原点(0,0)とした場合に、薄板状部材10には一対の支持部11、12と一対の把持部13、14が原点を中心に点対称に形成されている。より具体的には、原点を通り薄板状部材10の短手方向の直線をx軸、原点を通りx軸に垂直な直線をy軸とし、x>0かつy>0を満たす領域をA1領域、x<0かつy>0を満たす領域をA2領域、x<0かつy<0を満たす領域をA3領域、x>0かつy<0を満たす領域をA4領域とした場合に、薄板状部材10には、A2領域に貼着した第1支持部11、袋本体3から引き起こし可能で第1支持部11からA3領域に延設された第1把持部13、A4領域に貼着した第2支持部12、袋本体3から引き起こし可能で第2支持部12からA1領域に延設された第2把持部14が設けられている。
第1支持部11は第2把持部14と隣接し、それらの境界がy軸を斜めに横切っていることで第1把持部13寄りの第1支持部11がA1領域に突出し、第2支持部12と反対側の第2把持部14の端部がA2領域に突出し、突出端14aを形成している。
同様に、第2支持部12は第1把持部13と隣接し、それらの境界がy軸を斜めに横切っていることで第2把持部寄りの第2支持部12がA3領域に突出し、第1支持部11と反対側の第1把持部13の端部がA4領域に突出し、突出端13aを形成している。
したがって第1把持部13の突出端13aと、第2把持部14の突出端14aとはx方向で重なっている。言い換えると、第1把持部13の端部と第2把持部14の端部とはx軸への投影像が互いに重なる。よって、袋本体3から図1Bに示したように第1把持部13と第2把持部14を引き起こすとこれらの突出端13a、14a同士を係合させ、第1把持部13と第2把持部14が引き起こされて袋本体3から起立している状態を保持させることができる。
このような係合を確実に行えるようにするため、第1支持部11と反対側の第1把持部13の端部と、第2支持部12と反対側の第2把持部14の端部とがx方向で重なっている長さW1を、薄板状部材のx方向の幅W0の5%以上とすることが好ましい。
また、第1支持部11と第1把持部13の間には折れ線L1が設けられており、この折れ線L1が第1把持部13の引き起こしの回動軸となる。同様に、第2支持部12と第2把持部14の間には折れ線L2が設けられており、この折れ線L1が第2把持部14の引き起こしの回動軸となる。折れ線L1、L2はミシン目、ハーフカット、筋押し等により形成することができる。
本実施例において第1支持部11は、該第1支持部11と第2把持部14との境界の切れ線と、折れ線L1とで画された領域となっており、その略全体が袋本体3と貼着している。同様に第2支持部12は、該第2支持部12と第1把持部13との境界の切れ線と、折れ線L2とで画された領域となっており、その略全体が袋本体3と貼着している。このように第1支持部11と第2支持部12の貼着領域をそれらの略全体とし、折れ線L1、L2を設けることにより、第1把持部13と第2把持部14を袋本体3から容易に略垂直に起立させることができる。
また、折れ線L1が第1支持部11と同じA2領域に形成され、折れ線L2が第2支持部12と同じA4領域に形成され、折れ線L1と折れ線L2とはy軸方向に距離Dで離間している(図1A)。この離間により、袋本体3に抽出材料が充填されていることで袋本体3に厚みが形成されていても、袋本体3は折れ線L1、L2の位置で曲がりやすくなる。したがって、第1把持部13と第2把持部14とを把持して抽出バッグ1Aを摘まみ上げることにより、図1Bに示したように、袋本体3は側面視が略逆V字型に屈曲する。このため、袋本体3が平袋のまま広がっている状態に比してカップ内への挿入が容易となる。
なお、本実施例において、薄板状部材10の中央部15で第1支持部11と第2支持部12とは連続している。このため、第1支持部11、第2支持部12、第1把持部13及び第2把持部14を一枚の薄板状部材から構成することができる。また、抽出バッグ1Aを工業的にラインで製造するために、予め、所定形状に打ち抜き加工した薄板状部材を長尺の通水濾過性シートに貼着した抽出バッグ製造用シートを製造する際に、薄板状部材の位置ずれが生じにくくなる。
(抽出材料)
袋本体3内に充填される抽出材料としては、コーヒー粉、紅茶、緑茶等の茶葉、漢方薬などをあげることができる。一般に、コーヒー粉を袋本体3内に充填し、湯中に浸漬しようとすると、コーヒー粉に含まれる二酸化炭素により袋本体が浮き上がりやすいので、抽出し難い。しかし、本発明によれば、袋本体の一つの面に設けられた薄板状部材の把持部を把持することで、袋本体の反対面から袋本体を湯中に沈めたり、湯中で上下させたりすることが容易である。さらに、袋本体を湯中に沈めるときにこの反対面を下に向けた状態、さらには水平に広がった状態にでき、コーヒー粉は袋本体内で広い面積に広がりヘッドスペースも広がる。したがって、袋本体内のコーヒー粉全体に湯が浸透しやすくなり、コーヒー粉全体から効率よく抽出液を得ることができる。コーヒー粉以外の抽出材料についても同様に抽出材料に湯を浸透させ、抽出材料全体から効率よく抽出液を得ることができる。
なお、本発明の抽出バッグでは、抽出材料が袋本体3内に密封された状態で使用されるので、抽出バッグの使用時に抽出材料が袋本体外に散らばることはない。
(袋本体)
袋本体3の形状は、本実施例では平袋としている。本発明において袋本体3の形状は平袋に限られず、例えば、底部又は側部にマチを有するガゼット袋としてもよい。袋本体の平面視の形状も矩形に限られず、円形などでもよい。
袋本体3の正味の平面寸法は、抽出バッグを用いて抽出液を得る場合に使用するカップ又は容器の大きさに応じて適宜設定することができる。例えば、袋本体3を市販のコーヒーカップに適合した大きさにすればよい。
(通水濾過性シート)
袋本体を形成する通水濾過性シートとしては、抽出材料の抽出に使用できるように通水性及び濾過性を有するものを種々使用することができ、抽出材料の種類に応じて通水濾過性シートの構成材料も適宜選択することができる。例えば、一般に、飲料を抽出するための通水濾過性シートとしては、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニロン等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維の単独又は複合繊維からなる織布あるいは不織布、マニラ麻、木材パルプ、ポリプロピレン繊維等からなる混抄紙等、ティーバッグ原紙等の紙類が知られており、本発明においてもこれらを使用することができる。抽出バッグの使用後の廃棄性の点からは、通水濾過性シートに生分解性繊維を含有させることが好ましい。生分解性繊維としては、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等を挙げることができる。また、袋本体内の抽出材料の状態がわかるように、通水濾過性シートに透明性をもたせる点からは、無機系顔料の含有量を低減させること又は無機系顔料が含まれないようにすることが好ましい。
また、ドリップタイプの抽出バッグでは抽出材料へ直接的に湯が注がれるのに対し、本発明の抽出バッグでは、必ず通水濾過性シートを通して抽出材料へ湯が供給されるため、抽出材料の粉漏れが生じない限りで、ドリップタイプの抽出バッグで使用される通水濾過性シートよりも目の粗いものを使用することが好ましい。例えば、コーヒー粉を抽出材料とする場合、通水濾過性シートの通気性は130~600cm3/cm2/sec(JIS
L1096通気性A法(フラジール形通気性試験機を用いる方法))とすることができる。
(薄板状部材)
薄板状部材は撥水性を有するものが好ましく、表面に樹脂をラミネートした板紙、プラスチックシート等の薄板状材料の打ち抜きにより形成することができる。抽出バッグ1A使用後の廃棄性の点からは、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等の生分解性材料から形成したものが好ましい。
(使用方法)
抽出バッグ1Aの包装、流通形態としては、図1Aに示したように、薄板状部材10が袋本体3上で扁平化している状態が好ましい。そこで、この状態からの使用方法としては、まず、図1Bに示すように、袋本体3から薄板状部材10の第1把持部13と第2把持部14を引き起こし、これらの端部同士が重なる部分で手前にくる部分と奥になる部分を入れ替えることでこれらを係合させる。次に第1把持部13及び第2把持部14を摘まみ上げ、薄板状部材10が設けられている面の反対面から袋本体3をカップ等の容器100に入れて注湯し、湯Aに袋本体3を浸漬する。
湯内では図1Cに示すように、袋本体3が水平に広がり、袋本体3内の抽出材料も広い面積に広がる。したがって、抽出材料全体に湯Aが浸透しやすくなる。さらに第1把持部13及び第2把持部14を摘まんだ手で抽出バッグ1Aを上下させると、図1Dに示すように袋本体3は略水平に広がった状態を保持しつつヘッドスペースが広がり、袋本体3の表面から袋本体3内への湯の流入と排出が繰り返されるので抽出が促進される。
あるいは、湯の入った容器100に抽出バッグを入れ、同様に抽出バッグ1Aを上下させて抽出する。
また、第1把持部13及び第2把持部14から手を放して抽出バッグ1Aをカップ等の容器100内に放置しておいてもよい。その場合にも抽出バッグは第1把持部13及び第2把持部14が袋本体の一面から起立し、その反対面を下に向けた状態を安定に保持することができる。したがって、放置している間に抽出を進めることができる。また、第1把持部13及び第2把持部14は起立した状態を保持することにより、再度これら把持部を把持して湯中で袋本体3を上下させ、抽出を促進させてもよい。
上述した抽出方法は冷水で行ってもよい。
抽出後は、第1把持部13及び第2把持部14を把持して容器内から容易に抽出バッグを取り出すことができる。
こうしてこの抽出バッグ1Aによれば、簡便に迅速に所望の濃さの抽出液を得ることができる。
(製造方法)
抽出バッグ1Aの製造方法としては、例えば、図2に示すように、長尺の通水濾過性シート21の長手方向に薄板状部材10のy方向を合わせた向きで、通水濾過性シート21に薄板状部材10を所定間隔で並べて貼着した抽出バッグ製造用シート20を用意する。図中、二点鎖線で挟まれた領域が抽出バッグ1個分の製造に使用されることとなる。
この抽出バッグ製造用シート20を包装充填機で用いることにより抽出バッグ1Aを連続的に製造することができる。この場合、まず図3に示すように、抽出バッグ製造用シート20の長手方向の両側辺を重ね合わせるように二つ折りにし、その長手方向の側辺同士を溶着して縦シール22を形成することにより筒状体を形成する。次に、筒状体を短手方向に溶着する横シール23の形成と袋本体3内への抽出材料Mの充填とを交互に繰り返すことにより抽出バッグ1Aの袋本体3の側辺で抽出バッグ1Aが上下に繋がった抽出バッグ連続体を製造し、これを個々の抽出バッグに切り離して抽出バッグ1Aを得る。あるいは、筒状体の短手方向の横シール23の形成時に溶断も同時に行い、個々に切り離された抽出バッグ1Aを連続的に製造する。
(変形態様)
本発明の抽出バッグは種々の変更点をもつことができる。例えば、図4に示した平面図の抽出バッグ1Bは、図1Aに示した平面図の抽出バッグ1Aに対して、薄板状部材10の形状を鏡像関係にしたものである。したがって、平袋からなる袋本体3の一方の面に設けられた薄板状部材10には、A1領域に貼着した第1支持部11、袋本体3から引き起こし可能で第1支持部11からA4領域に延設された第1把持部13、A3領域に貼着した第2支持部12、袋本体3から引き起こし可能で第2支持部12からA2領域に延設された第2把持部14が形成されている。また、この袋本体3の反対面は薄板状部材10が設けられておらず、反対面ではその全面で袋本体3を形成する通水濾過性シートが露出している。
この抽出バッグ1Bによれば、前述の抽出バッグ1Aと同様に、抽出材料を迅速に十分な濃さで抽出することができる。
図5に示した抽出バッグ1Cは、図1Aに示した抽出バッグ1Aに対して第1支持部11と第2支持部12を切り離し、原点Oが含まれる中央部15で薄板状部材10が打ち抜かれているものである。また、図6に示した抽出バッグ1Dは第1把持部13と第2把持部14を隣接させ、図5に示した平面図の抽出バッグ1Cに対して中央部15を無くしたものである。図7に示した抽出バッグ1Eは、図6に示した抽出バッグ1Dに対して折れ線L1と折れ線L2を一直線上に形成したものである。これらの抽出バッグ1C、1D、1Eも前述の抽出バッグ1Aと同様に使用することができ、抽出材料を迅速に十分な濃さで抽出することができる。
図8Aに示した抽出バッグ1Fは、図1Aに示した抽出バッグ1Aに対して第1支持部11及び第2支持部12における袋本体との貼着領域が異なっている。即ち、この抽出バッグ1Fでは、第1支持部11が存在するA2領域に、第1支持部11の貼着領域の縁辺のうち第1把持部13と対向する縁辺11aが、A2領域から対角のA4領域の方向に伸びている。また、第2支持部12が存在するA4領域に、第2支持部12の貼着領域の縁辺のうち第2把持部14と対向する縁辺12aが、A4領域から対角のA2領域の方向に伸びている。
第1把持部13の引き起こしの回動軸となる折れ線L1は、上述の縁辺11aよりも第1把持部13側で該縁辺11aに概略沿って形成され、第2把持部14の引き起こしの回動軸となる折れ線L2は、上述の縁辺12aよりも第2把持部14側で該縁辺12aに概略沿って形成されている。そして、これら折れ線L1、L2lは、第1把持部13と第2把持部14を引き起こしたときに第1把持部13と第2把持部14が互いに重なるようにx軸に対して傾斜している。
そのため、この抽出バッグ1Fでは、第1把持部の端部13aと第2把持部の端部14aとのx方向の重なりはないが、第1把持部13と第2把持部14を引き起こすとこれらが重なり、その重なる部分で手前にくる部分と奥にくる部分を入れ替えることにより、第1把持部13と第2把持部14を互いに係合させることができる。そして、これらが係合した状態は、抽出バッグ1Fから手を離しても維持させることができる。
また、この抽出バッグ1Fの第1把持部13及び第2把持部14を袋本体から引き起こし、それら同士を係合させ、第1把持部13及び第2把持部14をつまみ上げると、図8Bに示すように、袋本体3は上面は四角錐状に上方に突出し、下面は緩く湾曲して下方に突出した形状となる。したがって、この抽出バッグ1Fにおいても袋本体内の抽出材料は、薄板状部材10が設けられている面の反対面上で広く広がり、袋本体3内には広いヘッドスペースが形成される。よって、抽出速度をより向上させることができる。
図9Aに示した抽出バッグ1Gは、図8Aに示した抽出バッグ1Fにおいて第1把持部13の回動軸となる折れ線L1と、第2把持部14の回動軸となる折れ線L2を省略したものである。図9Bに示すように、この抽出バッグ1Gの第1把持部13及び第2把持部14を引き起こし、それらの端部同士を係合させ、第1把持部13と第2把持部14を摘まみ上げると、図8Aに示した抽出バッグ1Fよりも袋本体3の上面が上方に突出し、袋本体3の下面が下方に突出した形状となる。したがって、折れ線L1、L2の省略により、抽出バッグ1Gはより小径のカップに入れやすいものとなる。
また、この抽出バッグ1Gでは、折れ線L1、L2が形成されていないので、第1把持部13の引き起こしの回動軸が、第1支持部11の貼着領域と第1把持部13の引き起こし可能領域との境界線付近となり、第2把持部14の引き起こしの回動軸が第2支持部12の貼着領域と第2把持部14の引き起こし可能領域との境界線付近となる。これらの回動軸は、第1把持部13と第2把持部14を引き起こしたとき第1把持部13と第2把持部14が互いに重なるようにx軸に対して傾斜している。したがって、第1把持部13と第2把持部14を引き起こし、これらを係合させておくことができる。
なお、この抽出バッグ1Gにおいても、第1把持部の端部13aと第2把持部の端部14aとがx方向で重なるように形成してもよい。
図10Aに示した抽出バッグ1Hは、図1Aに示した抽出バッグ1Aに対して第1支持部11と第1把持部13との間の折れ線L1を省略し、第2支持部12と第2把持部14の間の折れ線L2を省略したものである。また、図1に示した抽出バッグ1Aよりも中央部15の面積を大きくしている。したがって、抽出バッグ1Hの第1把持部13と第2把持部14を引き起こし、それらの端部同士を係合させ、第1把持部13と第2把持部14を摘まみ上げると、図10Bに示したように、袋本体3の上面が四角錐状に上方に突出するが、その頂部は緩く無理なく湾曲したものとなる。
また、この抽出バッグ1Hでは、第1把持部13と第2把持部14がx方向で重なっている長さW1を薄板状部材10のx方向の幅W0の40%程度に大きくしている。これにより、第1把持部13と第2把持部14の端部同士の係合がより確実に行われる。
図11Aに示した抽出バッグ1Iは、図1Aに示した抽出バッグ1Aに対し、第1支持部11と第1把持部13との間の折れ線L1と、第2支持部12と第2把持部14の間の折れ線L2とが省略され、第1把持部13の第1支持部11側の端辺13cと第2把持部14の第2支持部12側の端辺14cとが一直線上にのるように形成されている。
また、第1把持部の突出端13aと第2把持部の突出端14aにはそれぞれノッチ13b、14bが設けられている。これにより第1把持部13と第2把持部14を確実に係合させることができる。
第1把持部13の周囲には、第2支持部12から延設された補強部16が設けられ、第2把持部14の周囲には、第1支持部11から延設された補強部17が設けられ、これら補強部16、17が袋本体3と貼着している。
この抽出バッグ1Iの第1把持部13及び第2把持部14を引き起こし、ノッチ13b、14b同士を係合させ、第1把持部13と第2把持部14を摘まみ上げると、図11Bに示したように袋本体3は中央部で2つ折りになり、よりカップに入れやすい形状となる。
また抽出バッグ1Iの第1把持部13及び第2把持部14を把持して袋本体3を湯中に沈めると、2つ折りになっていた袋本体3は水平方向にやや広がるが、袋本体3の側面視が逆V字型となって安定し、湯中で放置しても第1把持部13と第2把持部14が湯中から起立している状態を維持することができる。また、湯中で袋本体3を押し込んだり上下させたりすると袋本体3の屈曲が伸びて袋本体はさらに水平方向に広がる。したがって、この抽出バッグ1Iによっても袋本体3には広い内部スペースが形成され、袋本体内で抽出材料は水平に十分広がって抽出を迅速に行うことが可能となる。
図12Aに示した抽出バッグ1Jは、第1把持部13と第2把持部14がx方向で重なる長さW1と、薄板状部材のx方向の幅W0との割合を、図10Aに示した抽出バッグ1Hよりもさらに大きい50%程度とし、また、ノッチ13b、14bとして切れ込みの深いものを設け、袋本体3から引き起こした第1把持部13と第2把持部14との係合が強固に行われるようにしたものである。
また、薄板状部材10には、第1把持部13の第1支持部11側の端辺13cの延長線上と、第2把持部14の第2支持部12側の端辺14cの延長線上に折れ線L3、L4が形成されている。なお、端辺13c、14c上には折れ線は形成されていない。したがって、抽出バッグ1Jの第1把持部13と第2把持部14を引き起こし、ノッチ13b、14b同士を係合させると、図12Bに示すように袋本体3の上面は側面視で台形状に屈曲する。よって、第1把持部13と第2把持部14を摘まみ上げ、湯中に浸漬したときの形状が安定する。また、この抽出バッグ1Jも湯中に袋本体3を沈めたり、袋本体を上下させたりすると袋本体3の屈曲が伸びて袋本体3は水平に広がり、袋本体内に広い内部スペースが形成され、袋本体内で抽出材料は水平に十分広がって抽出材料を迅速に十分な濃さで抽出することができる。
(手詰め用抽出バッグ)
上述した各抽出バッグ1A~1Jにおいて、袋本体3に抽出材料を充填せずに袋本体3を空袋としておき、袋本体3に抽出材料充填用の開口部を設け、手詰め用抽出バッグとしてもよい。手詰め用抽出バッグによれば、個々の抽出バッグユーザーがそれぞれの好みに応じて抽出材料を空袋に充填し、抽出液を得ることができる。
手詰め用抽出バッグの開口部には、抽出材料を充填後、その開口部を閉じる手段を設けておくことが好ましい。例えば、前述の抽出バッグ1Aに対応する手詰め用空袋としては、図13に示した手詰め用抽出バッグ30のように、袋本体3の一つの面を形成する通水濾過性シートを、袋本体3の一つの辺を折り山としてその面の外表面上に折り返した折り返し部5を袋本体3に設け、その辺の位置に開口部6を形成する。抽出バッグユーザーは、空袋となっている袋本体3の開口部6から抽出材料Mを手詰めした後、折り返し部5の表裏面を引っ繰り返すことで図14に示すように開口部6を閉じることができる。
空袋の開口部6を閉じる手段としては、袋本体3の下部に折り返し部5を設けることに限られず、例えば、特許第4289363号に記載のチャックを開口部6に設けてもよく、食品包装用の両面テープを使用してもよい。
以上、本発明の種々の態様について説明したが、本発明において種々態様における変更点は適宜組み合わせることができる。
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1I、1J 抽出バッグ
3 袋本体
5 折り返し部
6 開口部
10 薄板状部材
11 第1支持部
11a 貼着領域の縁辺
12 第2支持部
12a 貼着領域の縁辺
13 第1把持部
13a 突出端、端部
13b ノッチ
13c 端辺
14 第2把持部
14a 突出端、端部
14b ノッチ
14c 端辺
15 中央部
16 補強部
17 補強部
100 カップ等の容器
20 抽出バッグ製造用シート
21 通水濾過性シート
22 縦シール
23 横シール
30 手詰め用抽出バッグ
A 湯
D 折れ線L1と折れ線L2がy軸方向で離間する距離
L1、L2、L3、L4 折れ線
O 原点
W0 薄板状部材のx方向の幅
W1 第1把持部の端部と第2把持部の端部とがx方向で重なっている長さ
M 抽出材料

Claims (14)

  1. 通水濾過性シートから形成された袋本体、袋本体の一つの面に設けられた薄板状部材、及び袋本体内に充填された抽出材料を有する抽出バッグであって、
    薄板状部材の中心を原点(0,0)とし、原点を通り薄板状部材の短手方向の直線をx軸、原点を通りx軸に垂直な直線をy軸とし、x>0かつy>0を満たす領域をA1領域、x<0かつy>0を満たす領域をA2領域、x<0かつy<0を満たす領域をA3領域、x>0かつy<0を満たす領域をA4領域とした場合に、薄板状部材は、
    A2領域に貼着した第1支持部、袋本体から引き起こし可能で第1支持部からA3領域に延設された第1把持部、A4領域に貼着した第2支持部、袋本体から引き起こし可能で第2支持部からA1領域に延設された第2把持部、又は
    A1領域に貼着した第1支持部、袋本体から引き起こし可能で第1支持部からA4領域に延設された第1把持部、A3領域に貼着した第2支持部、袋本体から引き起こし可能で第2支持部からA2領域に延設された第2把持部
    を有し、
    袋本体から引き起こされた第1把持部と第2把持部とが互いに係合可能である抽出バッグ。
  2. 第1支持部と反対側の第1把持部の端部と、第2支持部と反対側の第2把持部の端部とがx方向で重なっている請求項1記載の抽出バッグ。
  3. 第1把持部と第2把持部を引き起こしたときに第1把持部と第2把持部が互いに重なるように、第1把持部の引き起こしの回動軸と第2把持部の引き起こしの回動軸とがx軸に対して傾斜している請求項1又は2記載の抽出バッグ。
  4. 薄板状部材の形状が点対称である請求項1~3のいずれかに記載の抽出バッグ。
  5. 第1支持部と反対側の第1把持部の端部と、第2支持部と反対側の第2把持部の端部とがx方向で重なる長さW1が、薄板状部材のx方向の幅W0の5%以上である請求項2~4のいずれかに記載の抽出バッグ。
  6. 第1支持部と第1把持部との間に折れ線を有し、第2支持部と第2把持部との間に折れ線を有する請求項1~5のいずれかに記載の抽出バッグ。
  7. 第1支持部と第1把持部の間の折れ線と、第2支持部と第2把持部の間の折れ線とがy方向で離間している請求項1~6のいずれかに記載の抽出バッグ。
  8. 第1支持部と第1把持部の間の折れ線が、A1~A4領域のうち、第1支持部の貼着領域が設けられている領域内にあり、第2支持部と第2把持部の間の折れ線が、A1~A4領域のうち、第2支持部の貼着領域が設けられている領域内にある請求項7記載の抽出バッグ。
  9. 第1支持部と第1把持部が折れ線を介さず連続し、第2支持部と第2把持部が折れ線を介さず連続している請求項1~のいずれかに記載の抽出バッグ。
  10. 第1支持部と第2支持部が連続している請求項1~9のいずれかに記載の抽出バッグ。
  11. 第1支持部の貼着領域の縁辺のうち第1把持部と対向する縁辺が、第1支持部が貼着されている領域から対角領域の方向に伸び、第2支持部の貼着領域の縁辺のうち第2把持部と対向する縁辺が、第2支持部が貼着されている領域から対角領域の方向に伸びている請求項1~10のいずれかに記載の抽出バッグ。
  12. 第1把持部の周囲に第2支持部から延設された補強部が設けられ、第2把持部の周囲に第1支持部から延設された補強部が設けられ、これら補強部が袋本体と貼着している請求項1~11のいずれかに記載の抽出バッグ。
  13. 第1把持部と第2把持部が互いに係合するノッチを有する請求項1~12のいずれかに記載の抽出バッグ。
  14. 請求項1~13のいずれかに記載の抽出バッグにおいて袋本体に抽出材料が充填されておらず、袋本体に抽出材料充填用の開口部が設けられている手詰め用抽出バッグ。
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