JP7249644B2 - ドリップバッグ - Google Patents
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Description
袋本体は上端部に易開裂線を有し、
掛止部材は、その上辺の少なくとも幅方向の中央部で袋本体の上端部に沿い、袋本体から引き起こし不能に形成された上部領域、
掛止部材の幅方向の中央部で、掛止部材の上端から下方へ伸びた中央折線、
上部領域に連続し、袋本体から引き起こし不能に形成された掛止部支持部、
掛止部支持部に連続し、袋本体から引き起こし可能に形成された掛止部を有し、
上部領域は袋本体の上端部に沿って帯状に形成された上部帯状部を有し、
掛止部は上部帯状部の下方に設けられ、引き起こしの固定端を掛止部材の幅方向の中央部に有し、掛止部をカップの開口部壁に掛止することを可能とする掛止用凹部を有する
ドリップバッグを提供する。
図1は、本発明一実施例のドリップ1Aの未開封状態の平面図であり、図2はこのドリップバッグ1Aの開口方法を説明する上面図であり、図3は開口したドリップバッグ1Aをカップ100の開口部壁に掛止した状態の斜視図である。
袋本体10は、通水濾過性シートから形成され、その内部には抽出材料としてコーヒー粉が充填されている。
掛止部材20は、板紙、プラスチックシート等の薄板状材料の打ち抜きにより形成することがきる。薄板状材料も、ドリップバッグ1Aの使用後の廃棄性の点から、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等の生分解性材料から形成したものが好ましい。
ドリップバッグ1Aの使用方法としては、まず、袋本体10の表裏の掛止部材20a、20bにそれぞれ設けられている掛止部24を両手で摘まみ、図2に示すように、互いに反対方向に引っ張る。これにより引張り力が中央折線L1の上端部に集中し、袋本体10の表裏の掛止部材20a、20bが、中央折線L1の上端で互いに反対方向に屈曲し、その部分で、袋本体10の上辺11aに形成されている開封用ミシン目12が破断し、袋本体10の開口が始まる。さらに互いの反対方向に掛止部23を引っ張ることにより、開封用ミシン目12の開口は速やかに広がり、袋本体10の開封用ミシン目12がその全幅にわたって開口する。そこで、手で摘まんでいる掛止部24に形成されている掛止用凹部25をカップ100の開口部壁101に掛ける(図3)。こうして、袋本体10の上辺11aの破断からドリップバッグ1Aをカップ100の開口部壁101に掛止するまでの操作を、ドリップバッグ1Aを持ち替えることなく、一続きの操作で行うことができる。
この場合、袋本体10の上辺11aの破断は滑らかに起こるので、袋本体10の上辺11aの開封用ミシン目12の破断時に袋本体10の内容物が袋本体10から飛び散ることはない。
ドリップバッグ1Aの製造方法としては、図5に示すように、長尺の通水濾過性シート41に掛止部材20を所定間隔で並べて貼着したドリップバッグ製造用シート40Aを用意する。なお、同図において、隣り合う二点鎖線で挟まれた領域が、ドリップバッグ一個分の製造に使用される領域となる。
この場合、ドリップバッグ製造用シート40Bに形成する縦シールが、ドリップバッグ1Aの袋本体10の上辺11aとなるから、縦シールは横シールよりも弱くするが、不用意にシール部分が開裂し、内容物がこぼれない程度に形成することが好ましい。
本発明は、上述のドリップバッグ1Aの他にも種々の態様をとることができる。
例えば、図8に示した展開図のように、中央折線L1を袋本体10の表裏の各掛止部材20の上端から下端まで形成してもよい。これにより中央折線L1と上部帯状部23の下辺との交点Qから中央折線L1と掛止部材20の下端との交点Rまでの折線L3を掛止部24の引き起こし時の軸とすることができる。この掛止部24の引き起こしの軸となる折線L3も袋本体10の上下方向であり、このような引き起こしの軸を設けることにより袋本体10の表裏の掛止部24を互いに反対方向に引っ張ったときの引張り力を、より効率よく中央折線L2上に集中でき、袋本体の開口に要する引張り力を低減できるので好ましい。
10 袋本体
11a 上辺
11b 下辺
11c 側辺
11d 側辺
12 開封用ミシン目
20、20a、20b 掛止部材
21 上部領域
22 掛止部支持部
23 上部帯状部
24 掛止部
25、25b 掛止用凹部
40A、40B ドリップバッグ製造用シート
41 通水濾過性シート
42 ミシン目
100 カップ
101 開口部壁
H2 高さ
L1 中央折線
L2 袋本体の上辺となる折線
L3 掛止部の引き起こしの軸となる折線
L4 上部帯状部における折線
P 袋本体の上辺の中心
Q 中央折線と上部帯状部の下辺との交点
R 中央折線と掛止部材の下端との交点
W1 上部帯状部の幅
W2 掛止部材の幅
Claims (5)
- 通水濾過性シートから形成された袋本体、袋本体の対向する2面の外表面に設けられた薄板状材料からなる掛止部材、及び袋本体に充填されている抽出材料を有するドリップバッグであって、
袋本体は上端部に易開裂線を有し、
掛止部材は、その上辺の少なくとも幅方向の中央部で袋本体の上端部に沿い、袋本体から引き起こし不能に形成された上部領域、
掛止部材の幅方向の中央部で、掛止部材の上端から下方へ伸びた中央折線、
上部領域に連続し、袋本体から引き起こし不能に形成された掛止部支持部、
掛止部支持部に連続し、袋本体から引き起こし可能に形成された掛止部を有し、
上部領域は袋本体の上辺に沿って帯状に形成された上部帯状部を有し、
掛止部は上部帯状部の下方に設けられ、掛止部の引き起こしの固定端を掛止部材の幅方向の中央部に有し、掛止部をカップの開口部壁に掛止することを可能とする掛止用凹部を有するドリップバッグ。 - 上部帯状部及び掛止部が中央折線の片側に設けられている請求項1記載のドリップバッグ。
- 袋本体及び掛止部材の展開図において、袋本体の対向する2面に配置される掛止部材同士が点対称である請求項2記載のドリップバッグ。
- 袋本体及び掛止部材の展開図において、袋本体の対向する2面に配置される掛止部材同士が線対称である請求項2記載のドリップバッグ。
- 上部帯状部及び掛止部が中央折線の両側に設けられている請求項1記載のドリップバッグ。
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