JP6750662B2 - ドリップバッグ - Google Patents
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Description
ホルダーは、第1折れ線で正面部及び背面部に2つ折りにされて該第1折れ線が袋本体の側辺と重なっており、
2つ折りにされたホルダーの正面部又は背面部の幅方向中央部で第1折れ線側に伸びた横切れ線、
横切れ線からホルダーの開口部側又は下辺側に伸び、ホルダーの縁辺に至らない第2折れ線、及び
横切れ線と反対側の第2折れ線の端部から第1折れ線側に伸びた第3折れ線を有し、
前記横切れ線の上又は下で横切れ線と隣接する領域のうち、第2折れ線と反対側の領域にに、袋本体上下方向の折れ線及び切れ線が無い帯状領域があり、
ホルダーの正面部及び背面部の下部領域に、袋本体から引き起こし可能に形成された掛止片を有するドリップバッグを提供する。
(ドリップバッグの全体構造)
袋本体10は、通水濾過性シートから形成され、その内部にはコーヒー粉等の抽出材料50が充填されている。
ホルダー20は、板紙、プラスチックシート等の薄板状材料の打ち抜きにより形成されている。この薄板状材料も、ドリップバッグ1Aの使用後の廃棄性の点から、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等の生分解性材料から形成したものを使用してもよい。
ホルダー20は、第1折れ線22により、正面部20aと背面部20bに等分に2つ折りにされ、ドリップバッグの正面と背面を形成している。後述するように、ドリップバッグ1Aの製造工程では、ホルダー20を形成する薄板状材料と、袋本体10を形成する通水濾過性シートとが重ね合わされた状態において第1折れ線22で折り畳まれるため、第1折れ線22はその全長にわたって袋本体10の側辺と重なっている。
ホルダー20の正面部20aと背面部20bの幅は、それぞれ袋本体10の幅W1よりも若干狭い程度で袋本体10の幅W1と略等しく形成されている。
ホルダー20には、その正面部20a及び背面部20bの幅方向中央部から第1折れ線22の方向へ袋本体10の開口部(開封用のミシン目12)に沿って水平に伸びた横切れ線23が形成されており、横切れ線23の上下に隣接した領域のうち第2折れ線24と反対側にある領域、即ち、横切れ線23と開封用ミシン目12との間の領域は、袋本体上下方向の折れ線及び切れ線が無い帯状領域21となっている。
本実施例のドリップバッグ1Aでは、横切れ線23の中間部から袋本体10の底部側に第2折れ線24が伸びている。なお、図9に示したように、本発明では第2折れ線24をホルダーの開口部側に伸ばしてもよい。
第2折れ線24の下端(終点24b)からは第1折れ線側に向かう第3折れ線25が形成されている。
本実施例のドリップバッグ1Aでは、掛止片32を形成する切れ線33の袋本体底部側端部から袋本体底部側に伸びた第4折れ線26を有する。この第4折れ線の形成方向は、ホルダーの下辺から横切れ線と反対側の第2折れ線の端部又はその近傍に向かう方向となっている。なお、図9に示したように、本発明では第4折れ線26をホルダーの開口部を形成する縁辺から伸ばしてもよい。
ドリップバッグ1Aには、ホルダー20の正面部20a及び背面部20bのそれぞれにおいて、幅方向中央部から第1折れ線22と反対側の領域に、袋本体10の開口部から底部側に伸びた斜め折れ線を設けることが好ましい。特に、この領域に複数の斜め折れ線29、30を設け、該斜め折れ線29、30のうちホルダー20の正面部20a又は背面部20bの幅の中心線20cに近い第5折れ線29と袋本体の上下方向とがなす角度をθ1とし、該第5折れ線29よりも袋本体の幅方向で外側にある第6折れ線30と袋本体の上下方向とがなす角度をθ2とした場合に
0°<θ2≦θ1
とすることが好ましい。このように角度θ1及びθ2を規定することにより、ドリップバッグ1Aを開口形状にするためにホルダー20の両側縁部を片手で把持し、ホルダーを押し潰すように力をかけただけで、第5折れ線29と第6折れ線30の双方が折れ曲がり、袋本体10の開口形状を上面視でより円形に近づけることができる。
ホルダー20の正面部20a及び背面部20bのそれぞれの下部領域には、袋本体10から切れ線33、35により引き起こし可能に形成された2つの掛止片32、34が並設されている。本実施例のドリップバッグ1Aでは、2つの掛止片32、34とも第1折れ線22側の端部がホルダー20の残余部分と連続し、引き起こし不能になっている。特に、第1折れ線側の掛止片32では、該掛止片32の上辺をなす端部が第2折れ線24の下端となり、該掛止片32の下辺をなす端部が第4折れ線26の上端となっているため、ドリップバッグを開口させるときにホルダー20の両側縁部からホルダー20を押し潰すように力をかけ、第2折れ線24と第3折れ線25で囲まれた領域A1がホルダーの正面部と背面部にわたり一つの面となるのと同時に掛止片32が袋本体10の表面から突出する。
ドリップバッグ1Aの使用方法としては、まず、ホルダー20の開封用のミシン目12からドリップバッグ1Aの上縁側を除去し、袋本体10を開口する。
ドリップバッグ1Aの製造方法としては、図5に示すように、長尺の通水濾過性シートの原反41にホルダー20を所定間隔で並べて貼着したホルダー付シート原反40を用意し、これを包装充填機にかけ、図6に示すように、ホルダー20の第1折れ線22で左右二つ折りにし、袋本体10の側辺11cを溶着することにより筒状に形成すると共に、袋本体10の上辺11a、下辺11bも順次溶着すると共に、袋本体10内に内容物を充填し、ドリップバッグを連続的に製造し、上下に繋がったドリップバッグを切り離して個々のドリップバッグ1Aを得る。あるいは、袋本体10の上辺11a、下辺11bの溶着時に溶断も同時に行い、個々に切り離されたドリップバッグ1Aを連続的に製造する。
本発明のドリップバッグは、上述のドリップバッグ1Aの他にも種々の態様をとることができる。
例えば、図1に示したドリップバッグ1Aにおいて第4折れ線26を省略してもよい。
10 袋本体
11a 上辺
11b 下辺
11c 側辺
11d 側辺(輪)
12 ミシン目
20 ホルダー
20a 正面部
20b 背面部
20c 中心線
21 帯状領域
22 第1折れ線
23 横切れ線
23a 横切れ線の第1折れ線側端部
23b 横切れ線の、第1折れ線と反対側の端部
24 第2折れ線
24a 始点
24b 終点
25、25’ 第3折れ線
26 第4折れ線
27 ホルダーの下縁
28 突出部
29 第5折れ線(斜め折れ線)
30 第6折れ線(斜め折れ線)
31 第7折れ線
32 掛止片
32a 突出部
32b 底部側の辺
33 切れ線
34 掛止片
34a 突出部
34b 底部側の辺
35 切れ線
38 段差
39 摘まみ片
39a 摘まみ片の下部
40 ホルダー付シート原反
41 通水濾過性シートの原反
50 抽出材料
100 カップ
A1 領域
H1 袋本体の高さ
L1 横切れ線の長さ
L2 帯状領域の、ドリップバッグの上下方向の長さ
W1 袋本体の幅
Claims (4)
- 通水濾過性シートから形成され、上辺が開口する袋本体と、薄板状材料で形成され、袋本体の正面部及び背面部に設けられたホルダーとを備えたドリップバッグであって、
ホルダーは袋本体から引き起こし可能な掛止片を有し、
袋本体の正面部及び背面部には、ホルダーの両側縁部の上端同士を結ぶ直線から突出しない摘まみ片が前記上辺に隣接して形成され、摘まみ片はその上部に袋本体との貼着部分を有し、下部に袋本体から引き起こし可能部分を有するドリップバッグ。 - 摘まみ片が前記ホルダーに形成されている請求項1記載のドリップバッグ。
- 摘まみ片はその引き起こし可能部分の左右両側に袋本体との貼着部を有し、該貼着部に水平方向の折れ線が形成され、引き起こし可能部分と摘まみ片の上端の間には水平方向の折れ線がない請求項1又は2記載のドリップバッグ。
- 袋本体は平面視が矩形であり、上辺及び側辺がシールされており、上辺のシール強度が側辺のシール強度に対して弱い請求項1〜3のいずれかに記載のドリップバッグ。
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