JP6884390B2 - ドリップバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、カップ等の容器の上部に掛止することにより、容易にドリップ式でコーヒー等の抽出液を得られるようにするドリップバッグに関する。
一杯分のコーヒーを本格的なペーパードリップ方式で手軽にいれられるようにするドリップバッグとして、通水濾過性シートからなる袋本体に、薄板状材料で形成されたホルダーが貼着され、袋本体の内部にコーヒー粉を充填したものがある。このドリップバッグには、種々の形態のものがあり、例えば、ドリップバッグの使用前には、薄板状材料で形成されたホルダーが折れ線で2つ折りにされ、その折れ線が袋本体の側縁と重なっており、使用時にホルダーをV字型に開くようにしたもの(特許文献1)や、同様のホルダーを使用時に矩形に開くようにしたもの(特許文献2)などがある。これらのドリップバッグでは、両手を用いて、二つ折りにされていたホルダーを開く操作が必要とされ、また、ホルダーが開口形状を維持できるように所定部分を折り込むなどの操作にも両手が必要となる。
これに対し、通水濾過性シートからなる袋本体と薄板状材料で形成されたホルダーからなるドリップバッグであって、ドリップバッグの使用前にはホルダーが折れ線で2つ折りにされているが、ホルダーに特定の「く字形折線」が形成されていることにより、片手の操作でホルダーの開口形状を形成できるようにしたものがある(特許文献3)。
特許4070628号公報 特許3553892号公報 特許5326366号公報
上述の特許文献3に記載のドリップバッグによれば、片手でドリップバッグの開口形状を形成し、そのままドリップバッグをカップに掛止させることができるので使い勝手がよい。しかしながら、このドリップバッグでは、く字形折線でのホルダーの折れ曲がり度合いが変わり易い。そのため、開口させたドリップバッグは当初図17Aに示すように広く開口していても、注湯すると図17Bに示すように湯の荷重で開口形状が幅狭に変形してしまうという問題があった。これらの図中、符号60はホルダー、61はく字形折線、62及び63は掛止片を表している。
これに対し、本発明は、特許文献3に記載のドリップバッグのようにホルダーを開く操作を片手で簡便に行うことができ、かつ、袋本体の開口形状が注湯時にも維持されるようにすることを課題とする。
本発明者は、ドリップバッグの使用前には、薄板状材料で形成されたホルダーが折れ線で2つ折りにされており(以下、この折れ線を第1折れ線という)、使用時にホルダーを開くタイプのドリップバッグにおいて、ホルダーの下部領域に引き起こし可能な掛止片を形成し、その場合に、掛止片の引き起こし可能部分を該引き起こし可能部分よりも第1折れ線側でホルダーの残余部分と連続させ、その掛止片を形成する切れ線の開口部側端部Pから第1折れ線方向に向かう折れ線を設け、その端部Pに向かってホルダーの下辺又は開口部を形成する縁辺を設けると、これらの折れ線により、ドリップバッグを開く操作を片手で簡便に行うことができ、さらに折れ線の端部が切れ線の端部Pであることによりホルダーの開口形状が固定されやすくなること、また、ホルダーを形成する薄板状材料のコシを活かして開口形状の変形を防止できること、したがって、注湯時のドリップバッグの開口形状がすぼまることなく、注湯行為が容易になることを見出し、本発明を想到した。
即ち、本発明は、通水濾過性シートから形成され、上端部が開口する袋本体と、薄板状材料で形成され、袋本体の外表面に設けられたホルダーとを備えたドリップバッグであって、
ホルダーは、第1折れ線で正面部及び背面部に2つ折りにされて該第1折れ線が袋本体の側辺と重なっており、
ホルダーの正面部及び背面部の下部領域に、袋本体から引き起こし可能に形成された掛止片であって、引き起こし可能部分が該引き起こし可能部分よりも第1折れ線側でホルダーの残余部分と連続している掛止片を有し、さらに
掛止片を形成する切れ線の開口部側端部から第1折れ線方向に伸びた第3折れ線、及び
該切れ線の開口部側端部又はその近傍に向かって、ホルダーの下辺又は開口部を形成する縁辺から伸びた第4折れ線を有するドリップバッグを提供する。
本発明のドリップバッグによれば、ホルダーが第1折れ線で2つ折りになり、袋本体の上端が開封されている状態において、該ホルダーの両側縁部を片手で把持し、ホルダーを押し潰すように力をかけると、第1折れ線で2つに折り合わされていたホルダーの正面部と背面部が開き、掛止片を形成する切れ線の端部に第3折れ線の端部Pがあることにより、正面部と背面部にそれぞれ形成されていた第3折れ線は谷折りになり易く、この端部Pに向かう第4折れ線は山折りになり易く、開口部が開ききると第3折れ線と第4折れ線で囲まれる領域A1が、正面部と背面部にわたる一つの面となってつっぱり、開口形状が容易に固定される。したがって、片手の操作で容易にドリップバッグを開口形状とし、袋本体を広く開かせることが可能となる。
また、ドリップバッグの開口と同時に掛止片が袋本体から突出し、ドリップバッグをカップに掛けられる状態となり、ドリップバッグの使い勝手が向上する。
さらに本発明において、第3折れ線及び第4折れ線で囲まれた領域の上方又は下方の領域のうち、第4折れ線と反対側にある領域を上下に貫く折れ線や切れ線を第1折れ線以外には存在させない場合には、ホルダーを形成する薄板状材料のコシを活かしてホルダーの開口形状に丸みを付与することができ、かつその丸みを有する開口形状を安定させることができる。よって、袋本体の開口形状が上面視で円形に近づき、かつその形状で安定し、注湯が容易となる。
図1は、実施例のドリップバッグ1Aの未開封状態の平面図である。 図2は、実施例のドリップバッグ1Aの袋本体を開封し、ドリップバッグをカップに掛止させた状態の斜視図である。 図3は、実施例のドリップバッグ1Aの使用方法の説明図である。 図4は、実施例のドリップバッグ1Aの使用方法の説明図である。 図5は、ドリップバッグ1Aの製造に使用するホルダー付きシート原反の平面図である。 図6は、シート原反を用いたドリップバッグ1Aの製造方法の説明図である。 図7は、実施例のドリップバッグ1Bの未開封状態の平面図である。 図8は、実施例のドリップバッグ1Cの未開封状態の平面図である。 図9は、実施例のドリップバッグ1Dの未開封状態の平面図である。 図10は、実施例のドリップバッグ1Eの未開封状態の平面図である。 図11Aは、実施例のドリップバッグ1Fの未開封状態の平面図である。 図11Bは、実施例のドリップバッグ1Fの開口状態の上面図である。 図12Aは、実施例のドリップバッグ1Gの未開封状態の平面図である。 図12Bは、実施例のドリップバッグ1Gの開口状態の上面図である。 図13は、実施例のドリップバッグ1Hの未開封状態の平面図である。 図14は、実施例のドリップバッグ1Iの未開封状態の平面図である。 図15は、実施例のドリップバッグ1Kの未開封状態の平面図である。 図16は、実施例のドリップバッグ1Jの未開封状態の平面図である。 図17Aは従来のドリップバッグの注湯前の開口状態の上面図である。 図17Bは従来のドリップバッグの注湯後の開口状態の上面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
(ドリップバッグの全体構造)
図1は、本発明の一実施例のドリップバッグ1Aの未開封状態の平面図であり、図2は、このドリップバッグ1Aの袋本体を開封し、ドリップバッグ1Aをカップに掛止した状態の斜視図である。
図1に示すように、このドリップバッグは、矩形の袋本体10と袋本体10の外表面に設けられたホルダー20で形成されている。ホルダー20は、図1に斜線で塗りつぶした領域で袋本体10に貼着している。
(袋本体)
袋本体10は、通水濾過性シートから形成され、その内部にはコーヒー粉等の抽出材料50が充填されている。
袋本体10を形成する通水濾過性シートとしては、所定量のコーヒー粉を充填し、注湯した場合にコーヒーの浸出が可能であるものを種々使用することができる。一般に、浸出用シートとしては、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニロン等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維の単独又は複合繊維からなる織布あるいは不織布、マニラ麻、木材パルプ、ポリプロピレン繊維等からなる混抄紙等、ティーバッグ原紙等の紙類が知られており、本発明においてもこれらを使用することができるが、ドリップバッグの使用後の廃棄性の点から、通水濾過性シート材料には生分解性繊維を含有させることが好ましい。生分解性繊維としては、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等をあげることができる。また、ドリップ時にコーヒー粉に適度な蒸らし効果も付与できるようにするため、これらの繊維材料から通水濾過性シートを製造するに際しては、繊維層の空隙率を調整することによりコーヒー粉に直接接することとなる層を「疎」とし、直接には接しない層を「密」とする疎密の複層構造とし、かつコーヒー粉に直接接することとなる層では疎水性繊維の含有率を高め、コーヒー粉に直接接しない層では疎水性繊維の含有率を下げることが好ましい(特許第3674486号)。
袋本体10は、上辺11a、下辺11b及び一方の側辺11cでシールされており、他方の側辺11dは折り山で輪になった平袋であって、対向する2面を有している。袋本体10の上端部は、ホルダー20の上辺に沿って形成した開封用のミシン目12により、ドリップバッグ1の使用時に切除され、開封用のミシン目12のラインがドリップバッグの開口縁となる。ミシン目12は、第1折れ線22の近傍から袋本体10の上辺側に屈曲し、ミシン目12でホルダー20の上端部を切除した後に、第1折れ線近傍に突出部28が残るように形成されている。突出部28が存在することにより、ドリップバッグ1Aでコーヒーを抽出した後、突出部28を摘まんでドリップバッグ1Aをカップから外すことができる。
ミシン目12で切除される部分を除いた、袋本体10の正味の平面寸法は、開口径60〜105mm程度の通常のカップに対して、幅W1を70〜110mm、高さH1を50〜70mmとすることが好ましい。
(ホルダー)
ホルダー20は、板紙、プラスチックシート等の薄板状材料の打ち抜きにより形成されている。この薄板状材料も、ドリップバッグ1Aの使用後の廃棄性の点から、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート等の生分解性材料から形成したものを使用してもよい。
また、薄板状材料としては、後述するように帯状領域21によって袋本体の開口形状を上面視で円形に近づけるため、コシの強さ、即ちこわさ(JIS P 8125:2000)が、ホルダーの幅方向のこわさと上下方向のこわさの平均として、2mN・m以上10mN・m以下のものを使用することが好ましい。
(第1折れ線)
ホルダー20は、第1折れ線22により、正面部20aと背面部20bに等分に2つ折りにされ、ドリップバッグの正面と背面を形成している。後述するように、ドリップバッグ1Aの製造工程では、ホルダー20を形成する薄板状材料と、袋本体10を形成する通水濾過性シートとが重ね合わされた状態において第1折れ線22で折り畳まれるため、第1折れ線22はその全長にわたって袋本体10の側辺と重なっている。
なお、本発明において、第1折れ線22を含む複数の折れ線はミシン目、ハーフカット等により形成されるが、後述するようにホルダーの両側縁を押し潰すように力をかけた場合に、容易にホルダーが開口形状をとるように、これらの折れ線としては、長さ0.5〜1.5mmの短いタイと、長さ5〜30mmの長いカットからなるミシン目を形成することができる。一方、特に折れやすくすべき折れ線については、折れ線を一つの折れ線を長尺の一つのカットと、その両端の短尺のタイとし、タイを、折り曲げによってちぎれない限りで短くすることが好ましい。
ホルダー20の正面部20aと背面部20bの幅は、それぞれ袋本体10の幅W1よりも若干狭い程度で袋本体10の幅W1と略等しく形成されている。
(掛止片)
ホルダー20の正面部20a及び背面部20bのそれぞれの下部領域には、袋本体10から切れ線33a、33b、35により引き起こし可能に形成された2つの掛止片32、34が並設されている。本実施例のドリップバッグ1Aでは、2つの掛止片32、34とも引き起こし可能部分が該引き起こし可能部分よりも第1折れ線22側でホルダー20の残余部分と連続し、引き起こし不能になっている。
なお、本発明においては、第1折れ線22から遠い方の掛止片34では、第1折れ線22と反対側の端部が引き起こし不能に形成されていてもよい。
2つの掛止片32、34のうち、第1折れ線22側にある掛止片32では、該掛止片32の上辺を形成する切れ線33aが、袋本体20の開口部に沿った水平な切れ線となっており、この切れ線33aの開口部側端部Pが第3折れ線25の端部となっており、この端部Pが第4折れ線26が向かう先にもなっている。また、掛止片32を形成する切れ線のホルダー下辺側の端部Qが第4折れ線26の端部となっている。しかも、ドリップバッグ1Aの開口形状において、ホルダーの正面部20aと背面部20bにまたがり、第3折れ線25と第4折れ線26で囲まれて一つの面として作用する領域A1(図2中、格子状のハッチングをつけた部分)と掛止片32とが折れ線や切れ線を介さず連続している。これにより、ドリップバッグの開口時にホルダー20の両側辺部を押し潰すように力をかけると、掛止片32が直ちに袋本体から突出し、その形状で安定するのでドリップバッグをカップに掛けやすくなる点で好ましい。また、ドリップバッグ1Aの開口形状において、上述の領域A1はホルダー20の正面部20aと背面部20bの間で突っ張るように作用し、正面部20aと背面部20bが近づいて開口部が閉じることを防止し、ホルダー20の開口形状を安定させることを可能とし、また、このような開口形状にドリップバッグを固定しやすくする。したがって、ドリップバッグの開口時にホルダーの両側縁部を片手で把持し、ホルダーを押し潰すように力をかけ、一旦この形状が形成されると、ホルダーを押す力を解除してもその形状が維持される。
掛止片32の上辺を形成する切れ線33aと開封用ミシン目12との間の領域は、袋本体上下方向にも左右方向にも折れ線及び切れ線が無い帯状領域21となっている。
掛止片32の上辺をなす切れ線33aとミシン目12との距離(帯状領域21の上下方向の長さ)L2は10〜25mmが好ましい。この距離L2が短すぎるとホルダー20を形成する薄板状材料のコシを活かして袋本体の開口形状を安定させることが難しく、長すぎるとホルダー20自体の上下方向の長さが長くなり過ぎるので好ましくない。
一方、2つの掛止片32、34は、それぞれ袋本体10から離れる側の端部に、ドリップバッグ1Aの底部側に突出した突出部32a、34aを有している。また、突出部32a、34aを除く底部側の辺32b、34bがホルダー20の幅方向に伸びており、これらの辺32b、34bの、ホルダー20の上下方向の位置が揃っている。ここで、第1折れ線側の掛止片32の底部側の辺32bは、もう一方の掛止片34の底部側の辺34bよりも長い。これにより開口径が大きいカップにもドリップバッグを掛止しやすくなる。
なお、上述した、ホルダーにおける各折れ線や切れ線は、第1折れ線22を開いてホルダー20を平坦に広げた状態で、第1折れ線22を中心にして左右対称に形成されていることが好ましい。
(第3折れ線)
本実施例のドリップバッグ1Aでは、掛止片32の上辺を形成する切れ線33aの第1折れ線側端部Pから第1折れ線22に至る第3折れ線25が形成されている。
第3折れ線と第4折れ線で囲まれて一つの面として作用する領域A1を、ホルダー20の正面部20aと背面部20bとの間で突っ張るように作用させてホルダー20の開口形状を安定させる点からは、第3折れ線25は、第1折れ線22に到達していることが好ましい。また、第3折れ線と第4折れ線で囲まれた領域には、切れ線又は折れ線を存在させないことが好ましい。
第3折れ線25と第1折れ線22とのなす角度θ3は鋭角でも鈍角でもよいが、図1に示したように鋭角であると(即ち、第4折れ線側に傾斜すると)、ホルダー20の開口形状の安定性が高まり、注湯時に湯圧が上がってもホルダー20の開口形状が維持されるので好ましい。
(第4折れ線)
本実施例のドリップバッグ1Aでは、第4折れ線26が、ホルダー20の下辺27から、掛止片32を形成する第1折れ線側端部P又はその近傍に向かって伸び、掛止片32を形成する切れ線のうち掛止片32の下辺をなす切れ線33bの第1折れ線側端部Qに至っている。第4折れ線26は、前述の領域A1を、ホルダー20の正面部20aと背面部20bとの間で突っ張るように作用させてホルダー20の開口形状を安定させることに寄与する。
ここで、第4折れ線26が上述の端部P又はその近傍に向かうとは、第4折れ線又はその延長線が厳密に端部Pを通らなくても、ドリップバッグの開口形状において第3折れ線と第4折れ線で囲まれた領域A1に、ホルダーの正面部20aと背面部20bとの間で突っ張る作用をもたらす程度に端部Pの近傍を通ればよい。通常、第4折れ線又はその延長線の端部P側の端点と端部Pとの距離は10mm以内が好ましく、5mm以内が好ましい。
第4折れ線26は第1折れ線22に対して平行でも斜行していてもよいが、ドリップバッグ1Aの開口形状を安定させる点からは、第4折れ線26と第1折れ線22との距離が第4折れ線のホルダーの下辺側よりも中央部側で大きくなるように第4折れ線を斜行させることが好ましく、特に、第4折れ線26と袋本体10の上下方向とがなす角度θ5を0°〜60°とすることが好ましい。なお、図15に示したように第4折れ線がホルダーの開口部を形成する縁辺から伸びている態様においては、第4折れ線26と第1折れ線22との距離を第4折れ線のホルダーの上辺側よりも中央部側で大きくすることが好ましい。
(ドリップバッグの使用方法)
ドリップバッグ1Aの使用方法としては、まず、ホルダー20の開封用のミシン目12からドリップバッグ1Aの上縁側を除去し、袋本体10を開口する。
次に、図3に示すように、ホルダー20の両側縁部を片手で把持し、図4に示すように、ホルダー20を押し潰すように軽く力をかける。これにより、袋本体10は、上面視で円形に近い形状に広く開口すると共に、掛止片32、34が袋本体10の表面から突出し、この開口形状がホルダー20を押し潰す力を解除しても維持される。
そこで、図2に示すように、ドリップバッグの掛止片32、34をカップ100の上縁部に掛止させ、袋本体10の開口部から注湯し、カップ100内にコーヒー抽出液を得る。注湯後においても、湾曲した帯状領域21により袋本体10の開口形状は円形に近い形状に維持される。
(ドリップバッグの製造方法)
ドリップバッグ1Aの製造方法としては、図5に示すように、長尺の通水濾過性シートの原反41にホルダー20を所定間隔で並べて貼着したホルダー付シート原反40を用意し、これを包装充填機にかけ、図6に示すように、ホルダー20の第1折れ線22で左右二つ折りにし、袋本体10の側辺11cを溶着することにより筒状に形成すると共に、袋本体10の上辺11a、下辺11bも順次溶着すると共に、袋本体10内に内容物を充填し、ドリップバッグを連続的に製造し、上下に繋がったドリップバッグを切り離して個々のドリップバッグ1Aを得る。あるいは、袋本体10の上辺11a、下辺11bの溶着時に溶断も同時に行い、個々に切り離されたドリップバッグ1Aを連続的に製造する。
(変形態様)
本発明のドリップバッグは、上述のドリップバッグ1Aの他にも種々の態様をとることができる。
例えば、本発明において掛止片32の上辺を形成する切れ線33aは、袋本体20の開口部に沿った水平方向に限られない。したがって、図7に示すドリップバッグ1Bのように掛止片32の上辺を形成する切れ線33aが水平に対して斜行している場合、図8に示すドリップバッグ1Cのように掛止片32の上辺を形成する切れ線33aが湾曲している場合、図9に示すドリップバッグ1Dのように掛止片32の上辺を形成する切れ線33aが上方に凸に湾曲している場合等において、これらの掛止片32の上辺を形成する切れ線33aの第1折れ線側端部Pを第3折れ線25の端部とすることができる。
これらのドリップバッグ1B、1C、1Dにおいてもドリップバッグの開口時にホルダー20の両側辺部を押し潰すように力をかけると、ホルダーの正面部と背面部の間で、第3折れ線25と第4折れ線26で囲まれた領域A1が突っ張るように作用する形態を容易に形成することができ、また、その際に掛止片32が直ちに袋本体から突出し、その形状で安定するのでドリップバッグをカップに掛けやすくなる。
一方、図10に示すドリップバッグ1Eのように、前述のドリップバッグ1Aの第4折れ線26の上端を、掛止部32の上辺を形成する切れ線33aの第1折れ線側端部Pと、掛止片32の下辺を形成する切れ線33bの第1折れ線側端部Qとの中間に位置させてもよい。
図11Aに示すドリップバッグ1Fのように、掛止片32を形成する切れ線33aの第1折れ線側端部Pから上方又は第1折れ線側に傾斜して上方に向う第2折れ線24を形成してもよい。図11Bは、このドリップバッグ1Fの開口状態の上面図である。ドリップバッグを開口させるときにホルダー20の両側縁部を押し込んでも、ホルダーを形成する薄板状材料のコシが強くて第3折れ線25と第4折れ線26で囲まれた領域A1が押し戻されてしまう場合に、第2折れ線24が形成されていると、押し込みが容易となり、その押し込みにより第3折れ線25と第4折れ線26で囲まれた領域A1をホルダーの正面部と背面部との間で突っ張らせ、その形態で安定させることができる。なお、第2折れ線24は、前述のドリップバッグ1Aの帯状領域21内に形成されているが、図11Bに示したように、このドリップバッグ1Fも上面視で湾曲した開口形状となる。したがって、上面視で湾曲した開口形状とするために、上下方向の切れ線や折れ線が形成されていない帯状領域21が、掛止片32を形成する切れ線の第1折れ線側端部Pに隣接しておらず、該端部Pから離れて存在していてもよいことがわかる。一方、図12Aに示すドリップバッグ1Gのように第2折れ線24を、掛止片32を形成する切れ線の第1折れ線側端部Pからホルダー20の開口部の縁辺まで貫通させると端部Pの上方に上下方向の折れ線や切れ線が形成されていない領域を十分に確保できなくなり、図12Bに示すように開口形状が上面視で扁平化し、また、端部Pから開口部の縁辺まで達した第2折れ線の折り目でドリップバッグの開口形状が変形しやすくなる。したがって、第3折れ線及び第4折れ線で囲まれた領域の上方又は下方の領域のうち、第4折れ線と反対側にある領域を上下方向に貫く切れ線や折れ線は、第1折れ線以外には存在させないことが好ましい。また、ホルダーを形成する薄板状材料のコシ等に応じて第2折れ線24を形成する場合に、第2折れ線24が、第3折れ線及び第4折れ線で囲まれた領域の上方を貫かないようにするため、図15に示すドリップバッグ1Kのように、第2折れ線24を、図14に示した水平切れ線23等の横方向に伸びた切れ線で遮断してもよい。
本発明のドリップバッグでは、上述のドリップバッグ1Aおいて、ホルダー20の正面部20a及び背面部20bの幅方向中央部から第1折れ線22と反対側の領域に、袋本体10の開口部から底部側に上下方向に伸びた折れ線を設けてもよい。第1折れ線22と反対側の領域のホルダーの側縁部はホルダーの折り目ではなく、ホルダーの正面部と背面部が離れているので、正面部と背面部に渡る一つ面が形成されるように、この部分を突っ張らせることが元々できず、また、この領域に上下方向の折れ線をもうけても、開口形状において第1折れ線22側で領域A1を突っ張らせることに支障をきたさないためである。例えば、図13に示すドリップバッグ1Hのように、この領域に複数の斜め折れ線29、30を設け、該斜め折れ線29、30のうちホルダー20の正面部20a又は背面部20bの幅の中心線20cに近い第5折れ線29と袋本体の上下方向とがなす角度をθ1とし、該第5折れ線29よりも袋本体の幅方向で外側にある第6折れ線30と袋本体の上下方向とがなす角度をθ2とした場合に
0°<θ2≦θ1
とすることが好ましい。このように角度θ1及びθ2を規定することにより、ドリップバッグ1Aを開口形状にするためにホルダー20の両側縁部を片手で把持し、ホルダーを押し潰すように力をかけただけで、第5折れ線29と第6折れ線30の双方が折れ曲がり、袋本体10の開口形状を上面視でより円形に近づけることができる。
即ち、第6折れ線30は、第5折れ線29に対して中心線20cから離れていることにより、形成位置の点からは第5折れ線29よりも折れ曲がりにくいが、0<θ2<θ1であることにより、袋本体の上下方向に対する角度の点からは第5折れ線29よりも折れ曲がりやすくなるので、上述のように第5折れ線29と第6折れ線30の双方が折れ曲がるようになる。また、第5折れ線29と第6折れ線30の離れ具合等によっては、形成位置による折れ曲がりやすさに大きな違いがないので、この場合にはθ1=θ2としても第5折れ線29と第6折れ線30の双方が折れ曲がる。
なお、第6折れ線30の角度θ2をゼロにすると、即ち、第6折れ線30をホルダー20の開口部の縁辺に対して垂直にすると、ドリップバッグ1Aを開口形状にするためにホルダー20の両側縁部からホルダー20を押し潰すように力をかけた場合に、第5折れ線29が折れ曲がることなく第6折れ線30のみが折れ曲がり易くなるので好ましくない。
また、角度θ1及びθ2がマイナスになると、即ち、第5折れ線29と第6折れ線30が、ホルダー20の下辺から上辺に向かって中心線20cに近づくように傾くと、袋本体10の開口部にねじれが生じ、開口部の開きが小さくなるので好ましくない。
第5折れ線29の下端から袋本体10の底部側に第7折れ線31を伸ばしてもよい。第7折れ線31は、該第7折れ線31と中心線20cとの距離が袋本体の底部側に向かって広がるように斜行しており、このために、第5折れ線29と第7折れ線31とでく字型に屈曲した折れ線が形成されている。このように屈曲した折れ線を設けることによりドリップバッグの開口形状を正面視で左右対称に近づけ、袋本体の全体としての開口形状を上面視でさらに円形に近づけることができる。
図14に示すドリップバッグ1Iは、図13に示したドリップバッグ1Hにおいて、掛止片32の上辺を形成する切れ線33aとドリップバッグの開口部との間に水平切れ線23を設けたものである。このように帯状領域21内に横方向の切れ線を設けても開口形状を上面視で湾曲させ、円形に近づけることができる。
16に示すドリップバッグ1Jは、上述のドリップバッグ1Aに対して第4折れ線26をホルダー20の開口部を形成する縁辺37から、掛止片32を形成する切れ線33aの第1折れ線側端部Pに伸ばしている点が異なっている。このように第4折れ線26を形成しても、この第4折れ線26と、端部Pから第1折れ線22方向に伸びた第3折れ線25とで、第3折れ線と第4折れ線で囲まれる領域が突っ張り、また、第3折れ線25と第4折れ線26とで囲まれた領域の下側の領域を上下方向に貫く折れ線が存在しないので、開口形状を注湯時においても安定化させることができる。
なお、このドリップバッグ1Jでは、ドリップバッグの開口部にミシン目12を形成することに代えて、袋本体10の上辺11aのシール強度を弱くし、袋本体10の上端部中央に袋本体から摘まみ上げることができる摘まみ片39が、袋本体の表裏に設けられている。したがって、ドリップバッグ1Jの使用時には、まず、袋本体10の表裏の摘まみ片39を摘まみ上げ、反対方向に引っ張ることにより袋本体10を開封することができる。
以上、本発明のドリップバッグの変形態様について説明したが、上述した変形態様における変形部分は適宜組み合わせることができる。また、袋本体10にコーヒー粉を充填したドリップバッグについて説明したが、本発明のドリップバッグの袋本体10に充填する抽出材料50はコーヒー粉に限らない。紅茶、緑茶等の茶葉、漢方薬等を充填してもよい。
本発明は、袋本体に抽出材料が充填されていないドリップバッグも包含する。かかるドリップバッグでは、袋本体の上端が開口しており、ユーザーが任意に抽出材料を袋本体に入れ、抽出液を得る。
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1I、1J、1K ドリップバッグ
10 袋本体
11a 上辺
11b 下辺
11c 側辺
11d 側辺(輪)
12 ミシン目
20 ホルダー
20a 正面部
20b 背面部
20c 中心線
21 帯状領域
22 第1折れ線
23 水平切れ線
24 第2折れ線
25 第3折れ線
26 第4折れ線
27 ホルダーの下辺
28 突出部
29 第5折れ線(斜め折れ線)
30 第6折れ線(斜め折れ線)
31 第7折れ線
32 掛止片
32a 突出部
32b 底部側の辺
33a、33b 切れ線
34 掛止片
34a 突出部
34b 底部側の辺
35 切れ線
37 ホルダーの開口部を形成する縁辺
39 摘まみ片
40 ホルダー付シート原反
41 通水濾過性シートの原反
50 抽出材料
100 カップ
A1 領域
H1 袋本体の高さ
L2 帯状領域の、ドリップバッグの上下方向の長さ
P 掛止片の上辺を形成する切れ線の第1折れ線側端部
Q 掛止片の下辺を形成する切れ線の第1折れ線側端部
W1 袋本体の幅

Claims (5)

  1. 通水濾過性シートから形成され、上端部が開口する袋本体と、薄板状材料で形成され、袋本体の外表面に設けられたホルダーとを備えたドリップバッグであって、
    ホルダーは、第1折れ線で正面部及び背面部に2つ折りにされて該第1折れ線が袋本体の側辺と重なっており、
    ホルダーの正面部及び背面部のそれぞれの下部領域に、袋本体から引き起こし可能に形成された掛止片であって、引き起こし可能部分が該引き起こし可能部分よりも第1折れ線側でホルダーの残余部分と連続している掛止片を有し、
    掛止片を形成する切れ線の開口部側端部から第1折れ線方向に伸びた第3折れ線、及び該切れ線の開口部側端部又はその近傍に向かって、ホルダーの下辺か、掛止片の下辺を形成する切れ線の第1折れ線側端部に伸びた第4折れ線を有するドリップバッグ。
  2. 第3折れ線と第4折れ線と第1折れ線で囲まれた領域に切れ線又は折れ線が存在しない請求項1記載のドリップバッグ。
  3. 第3折れ線の上方又は下方の領域のうち、第4折れ線と反対側にある領域を上下に貫く切れ線又は折れ線が第1折れ線以外には形成されていない請求項1又は2記載のドリップバッグ。
  4. 第4折れ線と第1折れ線とのなす角度が0°より大きく、第4折れ線と第1折れ線との距離は、第4折れ線のホルダーの下辺又は上辺側よりも中央部側が大きい請求項1〜のいずれかに記載のドリップバッグ。
  5. 袋本体に抽出材料が充填されている請求項1〜のいずれかに記載のドリップバッグ。
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