JP3032192U - 簡易スプーン - Google Patents

簡易スプーン

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JP3032192U
JP3032192U JP1996002432U JP243296U JP3032192U JP 3032192 U JP3032192 U JP 3032192U JP 1996002432 U JP1996002432 U JP 1996002432U JP 243296 U JP243296 U JP 243296U JP 3032192 U JP3032192 U JP 3032192U
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folding line
spoon
line
tip
folding
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JP1996002432U
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Inventor
勉 浅野
Original Assignee
株式会社尚山堂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はコーヒーのコツプ飲料の攪拌用あるい
はプリン等の掬い用に使用する改良された簡易スプーン
を提供することを目的とする。 【構成】板状の厚紙や同効質の素材製薄片で細長形状の
原形を有し、スプーンの受部となる先端部分3を除いた
細長い部分1の長手方向中央線に沿って折り込み線4を
形成した簡易スプーンに於いて、前記スプーンの受部と
なる先端部分3とは反対側の端部5がら適宜の距離を隔
てた部位に前記折り込み線4と直交する折り込み線9を
設け、前記折り込み線9の先端部分11と両側縁2との
間に不連続部13を設けると共に前記折り込み線9に沿
って二つ折りに形成しうるようにしてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコーヒーのコツプ飲料の攪拌用あるいはプリンの掬い用に使用する簡 易スプーンの改良に関するものである。
【002】
【考案の目的】
本考案はコーヒーやプリンを販売する為に使用される包装容器の蓋の裏面若し くは同容器の糸底部分に二つ折りにして嵌着し易くしたもので、前記コーヒーや プリン等の製品を販売提供する際に店頭や行楽地で購入者に提供すること目的と する。
【003】
【従来の技術】
従来の簡易スプーンには、一般に木製のものやプラッスチックス製のもの等が 広く使用されていた。近時、出願人が提案した紙スプーン及び同効質のスプーン が使用されこの種のスプーンは厚紙及び同効質の素材を打ち抜き加工して取得さ れる。
【004】
【考案が解決しようとする課題】
従前の販売提供される店頭や行楽地での簡易スプーンの提供状態をみるとコーヒ やプリン等を販売する店頭や行楽地で販売する容器の数量と同数若しくは若干上 回る数量分の簡易スプーンを別個に用意し、購入者に都度手渡すが或いは購入者 が任意に必要な数量だけ予め準備された場所や容器から取り出していた。このよ うな場合には、簡易スプーンを手渡す手間や数量のロスが生じ、解決すべき課題 となっていた。又、従来の木製のスプーンやプラッスチックス製のスプーンの単 体の形状が嵩張り保管、携帯、運搬や包装容器の裏面への嵌着等が困難で解決す べき課題も多がった。近時プラッスチックス製スプーンで二つ折り可能なものが 提案されているも構造が複雑で、コストも高価となり易く使い捨てスプーンとし ては不便であった。
【005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る簡易スプーンは、板状の厚紙や同効質の素材製薄片で細長形状の原 形を有し、スプーンの受部となる先端部分3を除いた細長い部分1の長手方向中 央線に沿って折り込み線4を形成した簡易スプーンに於いて、前記スプーンの受 部となる先端部分3とは反対側の端部5から適宜の間隔を隔てた部位に前記折り 込み線4と直交する折り込み線9設け、前記折り込み線9の先端部分11と両側 縁2との間に不連続部13を設けると共に前記折り込み線9に沿って二つ折りに 形成しうるようにしてなるものである。 尚、折り込み線9が、折り込み線4と直交する部分を折り込み線9と不連続の仮 想折込線15とすることにより本考案の簡易スプーンを強固にして使用すること もできる。
【006】
【作用】
本考案に係る簡易スプーンは、スプーンの原形からこれを折り込み形成すること によってスプーンを形成する際の作業を容易にし且つスプーンの形状を確実に成 形しうるようにしたものであり、しかも形成されたスプーンの強度を高く保ち、 スプーンを購入者に手渡す手間や数量の損失ロス発生の防止や保管、携帯、運搬 や包装容器の糸底部分の内径に応じて本考案に係る簡易スプーンを二つ折りにし て、包装容器の糸底部分に嵌着ができて、コーヒーのカップ飲料の攪拌用或いは プリンの飲食の掬い用に使用でき、本考案に係る簡易スプーンは二つ折りに際し 、不連続の仮想折込線15を形成して、折り曲げても折り込み線9からは千切れ 切断しにくくなっている。
【007】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の形態を示すもので、本考案の簡易スプーンの平面形状を示 す平面図、図2は本考案の簡易スプーンを折り込み線で折り込んだ状態を示す斜 視図で、スプーンの受部となる先端部分3の両側縁10を僅かに先細りとなるよ うに傾斜させてあり、この先端部分3に連なって把持部12を構成する細長い部 分1の長手方向中央線に沿って折り込み線4が形成してある。そして前記折り込 み線4に沿って前記細長い部分1を長手方向に二つ折りにすることにより把持部 12を形造り簡易スプーンを形成する。この簡易スプーンにおいて、前記スプー ンの受部となる先端部分3とは反対側の端部5から適宜の間隔を隔てた部位に、 望ましくはスプーンの全長の1/3乃至1/4程度の間隔の部位で、しかもこの 間隔は容器糸底部分の内径に応じて間隔を設定し、且前記スプーンの把持部12 を指先で把持するときに掌中に折り込み線9と不連続部13が入ってしまう部位 に、前記折り込み線4と直交する折り込み線9を設け、前記折り込み線9の先端 部分11には、両側縁2には達していないように不連続部13が設けられて本考 案の簡易スプーンが形成される。 又本考案の他の実施の形態を示す図4の簡易スプーンに於いて、前記折り込み線 4と直交する部分を折り込み線9と不連続の仮想折込線15とし、よって、相互 に折り込み線4と折り込み線9とを実線で直交させずに仮想折込線15を構成し 、紙の繊維を弱めることをより少なく簡易スプーンを形成しえて、両側縁2に向 うその延長線を折り込み線9とし、その先端部分11には不連続部13を設ける ことも可能である。
【007】本考案の簡易スプーンは、飲食等の使用時には前記のように二つ折り にされて把持部12が形造られるとこの把持部12と受部を構成する先端部分3 との境界部分が図3に示されるようにY字状に折り曲げて使用することができる 。 本考案の簡易スプーンを保管・携帯・運搬や容器の糸底部分に嵌着するには、図 2示されるように折り込み線9により二つ折りにすることによってその目的を達 成することができる。加え、本考案ではY字状の折り曲げ部分に折り込み線6を 形成してあるので、この折り込み線6と前記折り込み線4との間に不連続部7を 形成したものである。しかも長手方向の折り込み線4の先端部分8を折り込み線 6の延長線と前記折り込み線4との交点より突出させたものである。本考案の実 施例では、その素材は厚紙を以て説明したが素材は厚紙と同効質の素材例えば、 厚紙にポリエチレフイルムを接着した合成紙でも本考案の目的を達成しうる。
【008】
【効果】
出願人が提案したスプーンの強さを維持、即ち紙の繊維はその性質上これが折り 曲げられた場合には、その折り曲げ部分の強度が低下してしまう欠点があり、特 に折り曲げ方向の強度が低下する。従前、前記長手方向の折り込み線のみを形成 した原形を有する紙スプーン等では成型する際に前記折り込み線の先端部分まで 折り込んでしまい、その結果としてこの折り込み線の先端で交わるY字状の折り 曲げが形成されてしまう結果この部分の強度が極めて弱くなり、特に図3に示す 矢標A方向と反対方向に対する強度が極端に低下するものであったが、本考案で は前記の如く不連続部7の形成並びに長手方向の折り込み線4の先端部分8を、 各折り込み線6の延長線と折り込み線4との交点より突出させて形成したことに よって折り込み形成されたこの種のスプーンの最も弱点とされるY字状に連続し た折り込みを形成するおそれを極力少なくし、折り込まれない部分即ち不連続部 分7をそのまま残し得る形として、特に図3上の反矢標A方向に対する強度を保 ち得たものである。
【009】 更に、本考案では前記効果を奏した上に保管・携帯・運搬や容器の糸底部への嵌 着するに当たり、折り込み線4と直交する折り込み線9の先端部分11と両側縁 2との間に不連続部13を設けて、折曲自在にしてもこの不連続部13により折 曲切断を防止が可能で、又折り込み線4と折り込み線9の直交する部分を不連続 の仮想折込線15で構成したときは、紙の繊維の強度を保持しえて更に一層折曲 による千切れ切断を防止しうる。加え、スプーンの飲食等の使用時のスプーン全 体の撓曲をする範囲内、即ちスプーンの把持部12を指先で把持するとき掌中に 折り込み線9が入る範囲に、スプーンの把持部12に折り込み線9を設けてある ので、折り込み線9と仮想折込線15とでスプーンを折り畳み縮小可能にするこ とができる。
【010】 前記の如く、本考案によると従前公知の紙スプーン等の持つY字状に折り込まれ てしまう恐れを極力排除したもので原形からの折り込み形成を容易にしうる。更 に、先端部分3の後ろ向きの曲げに対しても強い抵抗を発揮し、コーヒー飲料の 攪拌や粘性のあるプリン等でも十分掬うことができる。加えて、特に本考案では 把持部12に不連続部13を有する折り込み線9や仮想折込線15を形成したの でスプーンを二つ折りにすることによって、保管・携帯・運搬や容器の糸底部分 にも嵌着しうるので実用上便益は大なるものを期待しうる。
【011】
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の簡易スプーンの平面形状を示す平面図、
図2は本考案の簡易スプーンを折り込み線で二つに折り
込んだ状態を示す斜視図、図3は本考案の簡易スプーン
の使用状態を示す斜視図、図4は本考案の他実施例を示
す平面図
【012】
【符号の説明】
1……細長い部分 2……両端縁 3……先
端部分 4……折り込み線 5……端部 9……折
り込み線 10……両端縁 11…折り込み線9の先端部分 13…不連続部分 15……仮想折込線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の厚紙や同効質の素材製薄片で細長形
    状の原形を有し、スプーンの受部となる先端部分3を除
    いた細長い部分1の長手方向中央線に沿って折り込み線
    4を形成した簡易スプーンに於いて、前記スプーンの受
    部となる先端部分3とは反対側の端部5から適宜の間隔
    を隔てた部位に前記折り込み線4と直交する折り込み線
    9を設け、前記折り込み線9の先端部分11と両側縁2
    との間に不連続部13を設けると共に前記折り込み線9
    に沿って二つ折りに形成しうるようにした簡易スプー
    ン。
  2. 【請求項2】折り込み線9が、折り込み線4と直交する
    部分を折り込み線9と不連続の仮想折込線15としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の簡易スプーン。
JP1996002432U 1996-02-26 1996-02-26 簡易スプーン Expired - Lifetime JP3032192U (ja)

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