JP2001286398A

JP2001286398A - コーヒーバッグ

Info

Publication number: JP2001286398A
Application number: JP2000144143A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Kikuchi; 桂一菊地
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-04-07
Filing date: 2000-04-07
Publication date: 2001-10-16

Abstract

(57)【要約】【課題】カップ内に入れて使用する袋型の簡易抽出ド
リッパーであり袋内に直接お湯を注ぎ入れて抽出を速め
カップから取り出すときは袋型容器上部のつまみ部をつ
まみカップから取り出せる簡易抽出ドリッパーとする。【解決手段】袋部をフィルターで口部側をカード板で
形成した袋型フィルター内にコーヒー粉を入れて使用す
る袋型フィルターでありつまみ部と一体化構造としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はレギュラーコーヒ
ーの簡易抽出ドリッパーに開するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来はカップの口部上に置くドリップタ
イプやカップ内に入れてカップの口部の縁に掛けて使用
する袋型のドリップタイプがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のカップの口部上
に置くタイプは複雑な構造や安定性などに欠点があり、
又カップ内に入れカップ内の一方に寄せてカップ口部の
縁にセットする方式の場合は、カップの縁に掛けてセッ
トする機構と、袋部のカップ中央側が下方に下がろうと
する事を防ぐためにカップの内壁面をとらえ袋の水平を
支持する機構の２点が必要であった。しかし従来はこの
２点のための機構を袋の外壁面とカップの内壁面との間
に位置させ設けたり袋の外壁側面からカップ口部の縁側
に伸び出た立体的フレーム構造などにより構成していた
ためカップ内の限られたスペース内でこのフレーム機構
がスペースをとりコーヒーバッグの外形サイズより小さ
な袋容量や口部形を構成していた。又カップ内に袋部の
下方を入れカップ口部の内側一方に寄せてカップの縁に
引っ掛けてセットとする方式だと袋部口部がカップ内の
縁に位置するためお湯を注ぐ時などカップ外へのお湯の
飛散が生じたりした。又この袋フィルターを抽出後に直
接手で持つと熱かったり又コーヒー液で手がよごれ持ち
づらい欠点もあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、そのため次の
様にした。レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパーに
於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に寄せ
てセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ドリッ
パーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をしており
これはフィルター（３）により構成された袋（５）であ
る、この袋（５）の口部（４）には背面フレーム（９）
と前フレーム（６）からなる口部フレームを構成し口部
（４）の周囲に一体に取り付け設けている背面フレーム
（９）側には口部（４）から上方に伸び出た注ぎ面
（８）を有しさらにその口部（４）から下方に伸び出た
セット板（１４）を有している、このセット板（１４）
は内板（１５）とその外周に位置する外板（１６）とに
よって構成しておりＵ字型の切り込み（１７）により配
置構成されている、口部（１４）の前側周囲に設けた前
フレーム（６）は外板（１６）の両サイド側から伸び出
て口部（４）の周囲と一体になりながら構成しており袋
（５）の本体と口部形を支えるフレームとして袋（５）
の外壁側面に平面的に取り付け配置構成しており、この
前フレーム（６）にはカップ（１０）の外側に位置する
外板（１６）との付け根部の下部にカップ（１０）の口
部の縁が入り込む切り込み溝（１３）を各設けており、
この切り込み溝（１３）は前フレーム（６）のカップ内
壁面側を下方に伸ばしてカップの内壁面をとらえる支持
板（１９）を同時に構成し有している、背面フレーム
（９）は防水防熱面（２）であり内面（１）を注ぎ面
（８）とし外面（１２）はつまみ部（１１）としている
背面フレーム（９）と前フレーム（６）の中央には縦方
に各折り目（１８）を有している以上からなる簡易抽出
ドリッパーである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を説明す
る。本発明は、袋型コーヒーバッグの側壁の片面側を中
心に防水防熱材で構成した面フレームを取り付け設けた
簡易抽出ドリッパーであり袋内に注がれたお湯により袋
内のコーヒー粉から抽出されたコーヒー液がこの袋フィ
ルターを通り袋外に抽出、濾過される方式をとってい
る。又カップ（１０）内で袋（５）内にお湯を注ぎ入れ
た時の重量による袋形自体や口部形の変形を防ぐために
袋形保持の強度を本発明ではカップ内で注がれたお湯の
重量に対して袋の全体形や口部形を保持するに必要な強
度を口部フレームや袋の片面側に設けた面フレーム方式
で被覆補強して袋自体に硬性を加えもたせた袋型フィル
ターで構成したものでありこれにより硬性を袋の必要な
部分に構成配置することができるため袋全体に必要な軟
らかさも生じ使用の際の袋形の手による形成及び抽出使
用後のカップからの取り出しの際にも袋のつまみ部を手
でつまみ口部を閉じてつまむことなどその使用や機能を
容易にするものである。防水防熱面（２）の外面（１
２）部分はカップ（１０）内から袋（５）を取り出す際
のつまみ部（１１）となるため特につまみ部を袋（５）
には付加構造的には設けていない。又このつまみ部（１
１）の内面（１）はお湯を袋内に注ぎ入れる時の注ぎ面
（８）の機能もはたし又つまみ部（１１）を外側から手
でつまみカップ（１０）からこの袋型簡易抽出ドリッパ
ーを取り出す時のカップ（１０）側や袋内から上昇する
湯気の熱さを遮断して手を守る防熱板の作用を背面フレ
ーム（９）である防水防熱面（２）がはたしている。背
面フレーム（９）は合成樹脂や防水加工をした厚紙など
を使用しても良い。本発明は、そのため次の様にした。

【実施形態】レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパー
に於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に寄
せてセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ドリ
ッパーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をしてお
りこれはフィルター（３）により構成された袋（５）で
ある、この袋（５）の口部（４）には背面フレーム
（９）と前フレーム（６）からなる口部フレームを構成
し口部（４）の周囲に一体に取り付け設けている背面フ
レーム（９）側には口部（４）から上方に伸び出た注ぎ
面（８）を有しさらにその口部（４）から下方に伸び出
たセット板（１４）を有している、このセット板（１
４）は内板（１５）とその外周に位置する外板（１６）
とによって構成しておりＵ字型の切り込み（１７）によ
り配置構成されている、口部（４）の前側周囲に設けた
前フレーム（６）は外板（１６）の両サイド側から伸び
出て口部（４）の周囲と一体になりながら構成しており
袋（５）の本体と口部形を支えるフレームとして袋
（５）の外壁側面に平面的に取り付け配置構成してお
り、この前フレーム（６）にはカップ（１０）の外側に
位置する外板（１６）との付け根部の下部にカップ（１
０）の口部の縁が入り込む切り込み溝（１３）を各設け
ており、この切り込み溝（１３）は前フレーム（６）の
カップ内壁面側を下方に伸ばしてカップの内壁面をとら
える支持板（１９）を同時に構成し有している、背面フ
レーム（９）は防水防熱面（２）であり内面（１）を注
ぎ面（８）とし外面（１２）はつまみ部（１１）として
いる背面フレーム（９）と前フレーム（６）の中央には
縦方に各折り目（１８）を有している以上からなる簡易
抽出ドリッパーである。本発明を使用する時は折り目
（１８）を伸ばし口部（４）を開き袋（５）をカップ
（１０）内に位置させた状態でカップ（１０）の縁にセ
ット板（１４）の内板（１５）をカップ（１０）内に入
れ外板（１６）をカップ（１０）の外側に位置した状態
でカップ（１０）の縁にセット板（１４）をさし込むこ
の時背面フレーム（９）はカップ（１０）の口部形状に
湾曲して開き折り目（１８）は伸び開く同時にこの作用
で前フレーム（６）も内側に湾曲し口部（４）が円形に
開く又この時口部（４）全体が折り目（１８）方向に平
たく閉じ様とする作用で外板（１６）と一体の前フレー
ム（６）は外板（１６）をカップ（１０）の内側方向に
引っ張る作用となりカップ（１０）の外壁面を外板（１
６）が強く囲み込む作用を生じさせカップ（１０）内で
内側に湾曲した内板（１５）とでしっかりとカップ（１
０）の内壁面と外壁面をとらえ固定セットとなる。又同
時にカップ（１０）の口部の縁が切り込み溝（１３）に
入り前フレーム（６）の支持板（１９）はカップ（１
０）内の内側に位置し袋（５）内に重量が加わり前フレ
ーム（６）が下方に下がる事を支持板（１９）がカップ
（１０）の内壁面をとらえ支える作用をはたす。内板
（１５）はカップ（１０）内に位置するために注ぎ面
（８）にお湯を注いだ時にお湯をカップ（１０）内に誘
導する作用をはたす。袋（５）内にコーヒー粉（７）を
入れお湯を注ぎ入れコーヒーを抽出使用する、抽出後は
背面フレーム（９）の外面（１２）のつまみ部（１１）
をつまみカップ（１０）内から取り出しお湯切りドリッ
プする。この時手はカップ（１０）の外側に位置して背
面フレーム（９）をつまむためカップ（１０）内からの
湯気などによる熱から背面フレーム（９）が手を守る。
又カップ（１０）内の一方側の縁にセットするこのタイ
プのコーヒーバッグはお湯を注ぐ時にカップ（１０）の
外側にお湯が飛散しやすく、これを防ぐために袋（５）
の口部（４）から上方に伸び出た注ぎ面（８）などから
なる背面フレーム（９）を設けている。Ｕ字型の切り込
み（１７）の左右の上端には水平内側方向にカップ（１
０）の縁の厚み分を吸収するための切れ目（２０）を設
けている。

【０００６】

【発明の効果】本発明の簡易ドリッパーはカップ内に入
れる方式のため安全性が高く使用性も容易である。カッ
プの縁をはさみ込むセット方式のためがたつきが生じな
い。切り込み溝（１３）と支持板（１９）は共有した一
体構造であり袋（５）の両サイド側に配置したため袋
（５）とカップの間のスペースを必要とせず袋（５）の
外壁面とカップ内壁面を直に接触させてセットできる。
前フレーム（６）や両サイドの切り込み溝（１３）及び
支持板（１９）は袋（５）の外壁面上に於いて平面的に
一体構成配置しているためフレーム構造自体がカップ口
部の平面上に於いて巾やスペースをとらず又背面フレー
ム（９）や前フレーム（６）など配置構成した内側全面
を口部（４）とすることができカップ内で大きな口部形
や袋容量を確保できる。又カップの縁側に注ぎ面（８）
を設けたためお湯が注ぎやすくカップからコーヒーバッ
グ本体を取り出す時もつまみ部（１１）になるため使用
性も良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図。

【図２】本発明の使用状態を示す一部断面図で斜視図。

【図３】本発明の背面図。

【図４】本発明の上方向からの斜視図。

【符号の説明】

（１）内面（２）防水防熱面（３）フィルター（４）口部（５）袋（６）前フレーム（７）コーヒー粉（８）注ぎ面（９）背面フレーム（１０）カップ（１１）つまみ部（１２）外面（１３）切り込み溝（１４）セット板（１５）内板（１６）外板（１７）切り込み（１８）折り目（１９）支持板（２０）切れ目。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパ
ーに於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に
寄せてセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ド
リッパーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をして
おりこれはフィルター（３）により構成された袋（５）
である、この袋（５）の口部（４）には背面フレーム
（９）と前フレーム（６）からなる口部フレームを構成
し口部（４）の周囲に一体に取り付け設けている背面フ
レーム（９）側には口部（４）から上方に伸び出た注ぎ
面（８）を有しさらにその口部（４）から下方に伸び出
たセット板（１４）を有している、このセット板（１
４）は内板（１５）とその外周に位置する外板（１６）
とによって構成しておりＵ字型の切り込み（１７）によ
り配置構成されている、口部（４）の前側周囲に設けた
前フレーム（６）は外板（１６）の両サイド側から伸び
出て口部（４）の周囲と一体になりながら構成しており
袋（５）の本体と口部形を支えるフレームとして袋
（５）の外壁側面に平面的に取り付け配置構成してお
り、この前フレーム（６）にはカップ（１０）の外側に
位置する外板（１６）との付け根部の下部にカップ（１
０）の口部の縁が入り込む切り込み溝（１３）を各設け
ており、この切り込み溝（１３）は前フレーム（６）の
カップ内壁面側を下方に伸ばしてカップの内壁面をとら
える支持板（１９）を同時に構成し有している、背面フ
レーム（９）は防水防熱面（２）であり内面（１）を注
ぎ面（８）とし外面（１２）はつまみ部（１１）として
いる背面フレーム（９）と前フレーム（６）の中央には
縦方に各折り目（１８）を有している以上からなる簡易
抽出ドリッパーである。