JP2002112894A - コーヒーバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップ内に入れて使用する袋型の簡易抽出ド
リッパーであり袋内に直接お湯を注ぎ入れて抽出を速め
カップから取り出すときは袋型容器上部のつまみ部をつ
まみカップから取り出せる簡易抽出ドリッパーとする。 【解決手段】 袋部をフィルターで口部側をカード板で
形成した袋型フィルター内にコーヒー粉を入れて使用す
る袋型フィルターでありつまみ部と一体化構造としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はレギュラーコーヒ
ーの簡易抽出ドリッパーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来はカップの口部上に置くドリップタ
イプやカップ内に入れてカップの口部の縁に掛けて使用
する袋型のドリップタイプがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のカップの口部上
に置くタイプは複雑な構造や安定性などに欠点があり、
又カップ内に入れカップ内の一方に寄せてカップ口部の
縁にセットする方式の場合は、カップの縁に掛けてセッ
トする機構と、袋部のカップ中央側が下方に下がろうと
する事を防ぐためにカップの内壁面をとらえ袋の水平を
支持する機構の２点が必要であった。又カップの内側一
方に寄せてカップの縁に引っ掛けてセットとする方式だ
と袋部がカップの縁に位置するためお湯を注ぐ時などカ
ップ外へのお湯の飛散が生じたりした。又この袋フィル
ターを抽出後に直接手で持つと熱かったり又持ちづらい
欠点もあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、そのため次の
様にした。レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパーに
於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に寄せ
てセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ドリッ
パーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をしており
これはフィルター（３）により構成された袋（５）であ
る、この袋（５）の口部（４）には口部周囲を形成する
口部フレーム（９）を有しカップの縁に寄せる側の口部
フレーム（９）には口部（４）から上方に伸び出た注ぎ
面（８）を有しその下方にはカップの内壁面をとらえコ
ーヒーバッグ本体を支える支持板（１３）が下方に伸び
出ている、この注ぎ面（８）と支持板（１３）を有した
口部フレーム（９）は内フレーム（１９）としてフィル
ター（３）と一体になり袋（５）を構成している、さら
に注ぎ面（８）と支持板（１３）側でカップの外側に位
置して口部（４）より下方に伸び出たセット板（６）を
有した外フレーム（１４）を設けこれは外フレーム（１
４）の両サイドからアーム（１５）とアーム（１６）が
伸び出てカップ内の内フレーム（１９）の外壁側面両サ
イドに配置され各内フレーム（１９）とアームの先端部
は一体に取り付けられて外フレーム（１４）を構成して
いる、この外フレーム（１４）は内フレーム（１９）側
との間にカップの縁が入る厚さ分のスペース（１８）を
設けて取り付け構成している、さらにこの外フレーム
（１４）の中央部の外面にはつまみ部（１１）を設けて
いる支持板（１３）や注ぎ面（８）、セット板（６）は
防水防熱面（２）である口部フレーム（９）には注ぎ面
（８）と支持板（１３）の中央とその対称側に各縦方向
の折り目（１７）を有し同時にセット板（６）にも注ぎ
面（８）と支持板（１３）の同じ位置に折り目（１７）
を設けている以上からなるコーヒーの簡易抽出ドリッパ
ーである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を説明す
る。本発明は、袋型コーヒーバッグの側壁の片面側を中
心に防水防熱材で構成した面フレームを取り付け設けた
簡易抽出ドリッパーであり袋内に注がれたお湯により袋
内のコーヒー粉から抽出されたコーヒー液がこの袋フィ
ルターを通り袋外に抽出、濾過される方式をとってい
る。又カップ（１０）内で袋（５）内にお湯を注ぎ入れ
た時の重量による袋形自体や口部形の変形を防ぐために
袋形保持の強度を本発明ではカップ内で注がれたお湯の
重量に対して袋の全体形や口部形を保持するに必要な強
度を口部フレームや袋の片面側に設けた面フレーム方式
で被覆補強して袋自体に硬性を加えもたせた袋型フィル
ターで構成したものでありこれにより硬性を袋の必要な
部分に構成配置することができるため袋全体に必要な軟
らかさも生じ使用の際の袋形の手による形成及び抽出使
用後のカップからの取り出しの際にも袋のつまみ部を手
でつまみ口部を閉じてつまむことなどその使用や機能を
容易にするものである。カップ内の一方に寄せて中位置
で袋本体を支えるため本発明ではカップの内壁面をとら
えて袋本体を支える内フレーム（１９）とカップの外側
にも外フレーム（１４）を配置してコーヒーバッグを保
持する構造とした。内面（１）はお湯を袋内に注ぎ入れ
る時の注ぎ面（８）の機能もはたし又つまみ部（１１）
を外側から手でつまみカップ（１０）からこの袋型簡易
抽出ドリッパーを取り出す時のカップ（１０）側や袋内
から上昇する湯気の熱さを遮断して手を守る２重防熱板
の作用をセット板（６）や注ぎ面（８）及び支持板（１
３）である防水防熱面（２）がはたしている。防水防熱
面（２）は合成樹脂や防水加工をした厚紙などを使用し
ても良い。本発明は、そのため次の様にした。

【実施形態】レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパー
に於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に寄
せてセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ドリ
ッパーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をしてお
りこれはフィルター（３）により構成された袋（５）で
ある、この袋（５）の口部（４）には口部周囲を形成す
る口部フレーム（９）を有しカップの縁に寄せる側の口
部フレーム（９）には口部（４）から上方に伸び出た注
ぎ面（８）を有しその下方にはカップの内壁面をとらえ
コーヒーバッグ本体を支える支持板（１３）が下方に伸
び出ている、この注ぎ面（８）と支持板（１３）を有し
た口部フレーム（９）は内フレーム（１９）としてフィ
ルター（３）と一体になり袋（５）を構成している、さ
らに注ぎ面（８）と支持板（１３）側でカップの外側に
位置して口部（４）より下方に伸び出たセット板（６）
を有した外フレーム（１４）を設けこれは外フレーム
（１４）の両サイドからアーム（１５）とアーム（１
６）が伸び出てカップ内の内フレーム（１９）の外壁側
面両サイドに配置され各内フレーム（１９）とアームの
先端部は一体に取り付けられて外フレーム（１４）を構
成している、この外フレーム（１４）は内フレーム（１
９）側との間にカップの縁が入る厚さ分のスペース（１
８）を設けて取り付け構成している、さらにこの外フレ
ーム（１４）の中央部の外面にはつまみ部（１１）を設
けている支持板（１３）や注ぎ面（８）、セット板
（６）は防水防熱面（２）である口部フレーム（９）に
は注ぎ面（８）と支持板（１３）の中央とその対称側に
各縦方向の折り目（１７）を有し同時にセット板（６）
にも注ぎ面（８）と支持板（１３）の同じ位置に折り目
（１７）を設けている以上からなるコーヒーの簡易抽出
ドリッパーである。本発明を使用する時は、左右の各折
り目（１７）を伸ばし口部（４）を開く外フレーム（１
４）と内フレーム（１９）の間に設けたスペース（１
８）内にカップの縁を入れ袋（５）をカップ（１０）内
に位置させるこの時内フレーム（１９）の支持板（１
３）はカップ内に位置し外フレーム（１４）のセット板
（６）はカップ（１０）の外に位置しカップ（１０）の
口部形にそれぞれ湾曲しカップ（１０）の外側に位置し
た外フレーム（１４）はカップ（１０）の外壁面をとら
え袋（５）の口部（４）を左右からカップ（１０）外方
向に引く作用で左右の各アーム（１５）とアーム（１
６）は作用し口部フレーム（９）の両サイドを外方向に
左右から引くため口部（４）は開き固定される各アーム
（１５）とアーム（１６）は同時に袋（５）全体がカッ
プ（１０）内の下方に下がらない様にカップ（１０）の
口部上端の縁をとらえコーヒーバッグ全体を支えカップ
（１０）内の中位置で浮かせ固定する作用も有する。支
持板（１３）は袋（５）がカップ（１０）内でカップ
（１０）の中央側に袋（５）の口部（４）が下がろうと
する事をカップ（１０）の内壁面をとらえ防ぎ支える作
用をはたし外側に配置した外フレーム（１４）はカップ
（１０）の外壁をとらえセット固定する作用をはたし湾
曲したセット板（６）と支持板（１３）の各弾力により
カップの内外側壁面をはさみこむためカップの肉厚に関
係なく固定する作用が高い。更にスペース（１８）は内
フレーム（１９）と外フレーム（１４）の間に於いて下
方側が広く上方側が狭く配置構成しており、そのためカ
ップの縁の厚さに応じて遊びなく挾みセット出来る。内
フレーム（１９）は袋（５）においてフィルム状のフレ
ーム材をフィルター（３）に一体化して袋（５）にフレ
ーム部を構成配置してフィルター（３）と内フレーム
（１９）が一体構成して袋（５）を形成している。コー
ヒーバッグ本体を持つためのつまみ部（１１）は外フレ
ーム（１４）に設けており袋（５）から発散する熱を支
持板（１３）や注ぎ面（８）及びセット板（６）が防水
防熱面（２）でありセット板（６）で２重の防熱作用を
行いつまみ部（１１）を持つ手を袋（５）から発する熱
から守る作用をはたす。注ぎ面（８）は袋（５）内にお
湯を注ぎやすくするとともにカップ内の一方側に寄せて
セットする方式の場合にカップ外へのお湯の飛散を防ぐ
作用もはたす。折り曲げ部（２０）は外フレーム（１
４）に対して縦方向に複数設け外フレーム（１４）がカ
ップ（１０）形に湾曲しセットしやすくするものであ
る。袋（５）内にコーヒー粉（７）を入れ使用する抽出
後はつまみ部（１１）を持ちカップ（１０）から取り出
しお湯ぎりドリップとする。

【０００６】

【発明の効果】本発明の簡易ドリッパーはカップ内に入
れてセットする方式のため安定性が良く使用性も容易で
ある。袋容量を大きくとれ及びコーヒーバッグ全体のサ
イズもコンパクトになり構造もシンプルとなる。つまみ
部も袋に対して２重の被覆フレームで防熱性も高く安全
である。カップの一方に寄せるタイプとして注ぎ面を有
しお湯が注ぎやすく飛散も防ぐ効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図。

【図２】本発明の使用状態を示す一部断面図で斜視図。

【図３】本発明の背面図。

【図４】本発明の上面図

【符号の説明】

（１） 内面 （２） 防水防熱面 （３） フィルター （４） 口部 （５） 袋 （６） セット板 （７） コーヒー粉 （８） 注ぎ面 （９） 口部フレーム （１０） カップ （１１） つまみ部 （１２） 外面 （１３） 支持板 （１４） 外フレーム （１５） アーム （１６） アーム （１７） 折り目 （１８） スペース （１９） 内フレーム （２０） 折り曲げ部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 レギュラーコーヒーの簡易抽出ドリッパ
   ーに於いてカップ内に位置させカップの口部の一方側に
   寄せてセットし使用する上方口が開放した袋型の簡易ド
   リッパーであり全体が２面を合わせた平型の袋形をして
   おりこれはフィルター（３）により構成された袋（５）
   である、この袋（５）の口部（４）には口部周囲を形成
   する口部フレーム（９）を有しカップの縁に寄せる側の
   口部フレーム（９）には口部（４）から上方に伸び出た
   注ぎ面（８）を有しその下方にはカップの内壁面をとら
   えコーヒーバッグ本体を支える支持板（１３）が下方に
   伸び出ている、この注ぎ面（８）と支持板（１３）を有
   した口部フレーム（９）は内フレーム（１９）としてフ
   ィルター（３）と一体になり袋（５）を構成している、
   さらに注ぎ面（８）と支持板（１３）側でカップの外側
   に位置して口部（４）より下方に伸び出たセット板
   （６）を有した外フレーム（１４）を設けこれは外フレ
   ーム（１４）の両サイドからアーム（１５）とアーム
   （１６）が伸び出てカップ内の内フレーム（１９）の外
   壁側面両サイドに配置され各内フレーム（１９）とアー
   ムの先端部は一体に取り付けられて外フレーム（１４）
   を構成している、この外フレーム（１４）は内フレーム
   （１９）側との間にカップの縁が入る厚さ分のスペース
   （１８）を設けて取り付け構成している、さらにこの外
   フレーム（１４）の中央部の外面にはつまみ部（１１）
   を設けている支持板（１３）や注ぎ面（８）、セット板
   （６）は防水防熱面（２）である口部フレーム（９）に
   は注ぎ面（８）と支持板（１３）の中央とその対称側に
   各縦方向の折り目（１７）を有し同時にセット板（６）
   にも注ぎ面（８）と支持板（１３）の同じ位置に折り目
   （１７）を設けている以上からなるコーヒーの簡易抽出
   ドリッパーである。