JP3052251B2 - 電子音源装置 - Google Patents

電子音源装置

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JP3052251B2
JP3052251B2 JP3036427A JP3642791A JP3052251B2 JP 3052251 B2 JP3052251 B2 JP 3052251B2 JP 3036427 A JP3036427 A JP 3036427A JP 3642791 A JP3642791 A JP 3642791A JP 3052251 B2 JP3052251 B2 JP 3052251B2
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/24Selecting circuits for selecting plural preset register stops

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異なる機種間に
おいて、各々、楽音信号を特徴付ける特定の楽音制御デ
ータを備え、該特定の楽音制御データに基づいて楽音信
号を生成する電子音源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子楽器では、その操作パネル上
に設定した楽音を特徴付ける楽音制御データや、演奏情
報等を、フロッピーディスクなどの外部記憶装置に記憶
したり、MIDIインターフェイス等の手段をとって、
他の電子楽器に供給することができる。上記パラメータ
や演奏情報には、音色、伴奏パターンなどが含まれてい
る。上記楽音制御データおよび演奏情報が供給された電
子楽器では、これらの情報に基づいて楽音信号を生成す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
子楽器では、楽音制御データとして、例えば、発音する
楽音の音色とそれを示す音色番号、伴奏パターンとそれ
を示す伴奏パターンとは、同一機種間では、同一の対応
づけが行なわれている。このため、同一機種間における
他の電子楽器の楽音制御データは、そのまま用いること
ができた。これに対して、他の機種の楽音制御データ
は、一致しないために、発音できないという問題が生じ
た。
【0004】例えば、従来より、電子楽器には、演奏者
のレベルに応じて、入門モデル、初級モデル、プロモデ
ルなどが用意されていた。これらのモデルでは、上位の
機種になるほど、多くの音色を有している。言換える
と、下位の機種である電子楽器は、その上位に相当する
電子楽器が有する音色の幾つかを備えているにすぎな
い。
【0005】したがって、上位の電子楽器によって、作
成された楽音制御データは、下位の電子楽器では用いる
ことができなかった。すなわち、上位の電子楽器による
楽音制御データには、下位の電子楽器が有していない音
色が含まれているため、この楽音制御データに基づいて
楽音信号を生成することができないという問題を生じ
た。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、異なる機種間で楽音制御データを共用できる電
子楽器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、この発明に従うと、複数種類の音色の楽音信号
を生成可能な楽音合成手段を備えた電子音源装置におい
て、前記楽音信号の音色を指定する音色指定データと前
記楽音信号の特性を制御するための楽音制御データとか
らなるレジストレーショシデータを記憶したレジストレ
ーショシデータ記憶手段と、前記音色指定データと前記
楽音合成手段で生成可能な音色との対応関係を記憶した
対応記憶手段と、前記レジストレーショシデータ記憶手
段に記憶されたレジストレーショシデータの音色指定デ
ータと楽音制御データとを一括して読み出す読出手段
と、前記読出手段で読み出された音色指定データに基づ
き前記対応記憶手段に記憶された対応関係を参照して、
当該電子音源装置で生成可能な複数種類の音色の中から
前記読出手段で読み出された音色指定データに対応する
音色を選択する第1の制御手段と、前記楽音制御データ
を設定する設定手段と、前記第1の制御手段で選択され
た音色での楽音信号の生成を前記楽音合成手段に指示す
るとともに、前記楽音制御データに基づき前記楽音合成
手段で生成される楽音の特性を制御する第2の制御手段
と、前記第1の制御手段で選択された音色を指定する音
色指定データと前記楽音制御データとを前記レジストレ
ーショシデータとして前記レジストレーショシデータ記
憶手段に書込む書込手段、若しくは、前記音色指定デー
タと前記楽音制御データを前記レジストレーショシデー
タとして前記レジストレーショシデータ記憶手段に選択
的に書込む書込手段であって、前記第1の制御手段で選
択された音色を指定する音色指定データを前記レジスト
レーションデータ記憶手段に書き込むか、或いは、前記
読出手段で読み出された音色指定データを前記レジスト
レーショシデータ記憶手段に書き込むかを選択できるも
のとを具備する電子音源装置が提供される。
【0008】
【0009】〔作用〕 この発明によれば、まず、楽音信号の音色を指定する音
色指定データと楽音信号の特性を制御するための楽音制
御データとからなるレジストレーショシデータをレジス
トレーショシデータ記憶手段に記憶させておく。また、
音色指定データと前記楽音合成手段で生成可能な音色と
の対応関係を対応記憶手段に記憶させておく。次に、楽
音信号を生成させる場合は、読出手段によって、レジス
トレーショシデータ記憶手段から音色指定データと楽音
制御データとを一括して読み出す。この読出動作が行わ
れると、第1の制御手段は、対応記憶手段に記憶された
対応関係を参照して、当該電子音源装置で生成可能な複
数種類の音色の中から、読み出された音色指定データに
対応する音色を選択し、第2の制御手段は、選択された
音色での楽音信号の生成を楽音合成手段に指示するとと
もに、楽音制御データに基づき前記楽音合成手段で生成
される楽音の特性を制御する。さらに、楽音制御データ
を設定する設定手段が設けられているので、当該機種で
設定される楽音制御データに基づいた楽音特性を得るこ
とができる。また、第1の制御手段で選択された音色を
指定する音色指定データと楽音制御データとをレジスト
レーショシデータとしてレジストレーショシデータ記憶
手段に書込む書込手段が設けられているので、当該機種
で設定して得られた楽音制御データに基づいた楽音特性
を他機種においても得ることができる。若しくは、前記
音色指定データと前記楽音制御データを前記レジストレ
ーショシデータとして前記レジストレーショシデータ記
憶手段に選択的に書込む書込手段であって、前記第1の
制御手段で選択された音色を指定する音色指定データを
前記レジストレーションデータ記憶手段に書き込むか、
或いは、前記読出手段で読み出された音色指定データを
前記レジストレーショシデータ記憶手段に書き込むかを
選択できる書込手段が設けられているので、上述のよう
に第1の制御手段により選択された音色を指定する音色
指定データを該記憶手段に書込むか、読出手段により読
み出された音色指定データを該記憶手段に書込むかを選
択することができる。
【0010】
【0011】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。この図において、CPU(中央処
理装置)1は、図示した電子楽器全体を、ROM(Re
ad Only Memory)2に記憶された所定
のプログラムに従って制御する。また、本実施例で説明
する各種処理も上記ROM2に記憶されている。CPU
1は、各種の制御を行なう際に得られたデータ等をRA
M(Random Ac−cess Memory)3
に記憶する。また、このRAM3は、レジスタやフラグ
等の一時記憶のためのワーク領域として用いられる。
【0012】また、鍵盤4は、複数の黒鍵および白鍵か
らなるキーボードであり、演奏に応じた演奏情報(キー
オン信号、キーオフ信号、ベロシティなど)をバスを介
してCPU1へ供給する。操作パネル5は、演奏におけ
る各種パラメータを設定するための音色選択スイッチ5
a、レジストスイッチ5b、ディスクスイッチ5cおよ
びその他のスイッチ5d群を備えている。
【0013】ディスク装置6は、上記操作パネル5にお
いて設定された演奏パラメータや、演奏された演奏情報
等を記録する外部記憶装置である。外部記憶媒体として
は、例えば、フロッピーディスクが用いられる。次に、
音源7は、バスを介して供給される演奏情報や楽音情報
に従って楽音信号(ディジタル)を生成し、これをサウ
ンドシステム8へ供給する。サウンドシステム8は、上
記楽音信号をアナログ信号に変換した後、スピーカによ
って発音する。
【0014】次に、異なる機種間におけるレジストレー
ションデータについて、図2を参照して説明する。ここ
では、レジストレーションデータの一例として、音色に
ついて述べる。図において、入門モデル(下位機種)で
は、例えば、25種類の音色データTD(1)〜TD
(25)を有している。これらのデータは、ROM2に
記憶されている。これに対して、上位の機種では、例え
ば、初級モデルでは50種類、中級モデルでは100種
類、上級モデルでは200種類、そしてプロモデルでは
300種類の音色データを有している。図2には、プロ
モデルの音色データTD(1)〜TD(300)につい
て示している。
【0015】これら入門モデルからプロモデルにおい
て、同一の音色番号は、同一の音色を示す。例えば、入
門モデルの音色データTD(1)は、プロモデルの音色
データTD(1)と同一のデータである。したがって、
プロモデルにおいて設定された音色データTD(1)
は、入門モデルでも発音ができる。これに対して、プロ
モデルの音色データTD(300)は、入門モデルが備
えていない音色データであるため、通常の手段では発音
できない。このように、電子楽器では、異なる機種間で
は、その用いられる目的に応じて、備えている音色デー
タの数(種類)を制限している。
【0016】また、レジストレーションデータを記憶す
る領域としては、機種に依らず、8個のレジストメモリ
RM(1)〜RM(8)を有している。これらレジスト
メモリRM(1)〜RM(8)は、RAM3に割当てら
れており、各々には、レジストレーションデータ(その
一つとして、音色データを示す音色番号がある)が記憶
される。レジストメモリRM(1)〜RM(8)へのレ
ジストレーションデータの記憶には、次の2つのケース
がある。
【0017】まず、第1のケースは、操作パネル5によ
って設定された演奏情報、すなわち、本体の操作パネル
5に設定されたレジストレーションデータを記憶し(実
際には、後述するパネルスイッチ群データメモリPDを
介して行なわれる)、これに基づいて演奏したり、記憶
したレジストレーションデータをディスク装置6によっ
てフロッピーディスクなどの外部記憶媒体に書込むとい
う場合である。この場合、記憶するレジストメモリRM
(1)〜RM(8)は、図1に示すレジストスイッチ5
bによって選択される。
【0018】次に、第2のケースは、外部記憶媒体に記
録されたレジストレーションデータを、これらレジスト
メモリRM(1)〜RM(8)へ読み込み、記憶する場
合である。また、この場合も上述した第1のケースと同
様に、記憶するレジストメモリRM(1)〜RM(8)
は、図1に示すレジストスイッチ5bによって選択され
る。また、これも機種に依らず、パネルスイッチ群デー
タメモリPDを備えている。これは、音色番号を記憶す
るレジスタTSWCを含む図1に示すパネルスイッチ群
5に設けられた各種スイッチの状態(以下、パネルスイ
ッチデータという)を記憶するためのメモリである。こ
のパネルスイッチ群データメモリPDは、上述したレジ
ストメモリRM(1)〜RM(8)と音源7との間で、
その内容であるところのパネルスイッチデータを授受す
るメモリとして働く。
【0019】次に、説明するのが本願発明による音色番
号変換テーブルCTである。この音色番号変換テーブル
CTは、前述したように、異なる機種間、この例の場合
には、入門モデル、初級モデル、中級モデル、上級モデ
ルおよびプロモデルにおける音色データの変換を行なう
ためのテーブルであり、上位モデルの音色番号を下位モ
デルの音色番号に変換する際に参照される。したがっ
て、最上位モデルであるプロモデルは、この音色番号変
換テーブルCTを備えていない。なお、図示しないが、
プロモデル以外の上級モデル、中級モデルおよび初級モ
デルは、それぞれが有している音色に応じた音色番号変
換テーブルCTを備えている。
【0020】次に、上記音色番号変換テーブルCTにつ
いて、図3に示す概念図を参照して説明する。音色番号
変換テーブルCTは、最上位モデルであるプロモデルが
有している音色の音色番号に、下位モデルの各々が有し
ている音色の音色番号を対応させている。この図におい
て、「1」〜「300」がプロモデルが有する音色を示
す音色番号TSWCに対応している。すなわち、図示す
るように、音色番号TSWCの「1」が音色名としてス
トリングス1に対応しており、「2」がバイオリン1に
対応している。以下、同様に「25」がコントラバス
1、「26」がストリング2、「27」がピチカートス
トリングス、……、「299」がコントラバス3および
「300」がコントラバス4に対応している。
【0021】次に、上述したプロモデルの音色番号TS
WCに対応する各下位モデルの音色番号TSWCを示し
ている。前述したように、入門モデルは、音色として2
5種類、音色番号TSWCとして「1」〜「25」を有
している。したがって、この入門モデルに対しては、プ
ロモデルの音色番号TSWCの「1」〜「300」を音
色番号TSWCの「1」〜「25」に対応させる。例え
ば、プロモデルの音色番号TSWCの「1」〜「25」
は、そのまま入門モデルの音色番号の「1」〜「25」
に対応させており、プロモデルの「26」は入門モデル
の「1」に、「50」は「25」に、「51」〜「5
3」は「1」に対応させる。そして、プロモデルの「5
4」および「55」は、入門モデルの「2」に対応させ
る。以下、プロモデルの「56」以降の音色番号も入門
モデルの「1」〜「25」の音色番号に対応させる。
【0022】また、初級モデルは、音色として50種
類、音色番号TSWCとして「1」〜「50」を有して
いる。したがって、この初級モデルに対しては、プロモ
デルの「1」〜「300」の音色番号TSWCを、該初
級モデルの「1」〜「50」の音色番号TSWCに対応
させる。そして、中級モデルおよび上級モデルに対して
も、同様にして、プロモデルの「1」〜「300」の音
色番号TSWCを、それぞれ「1」〜「100」、
「1」〜「200」に対応させている。
【0023】また、上述した説明では、プロモデルを中
心に述べたが、実際の音色番号変換テーブルCTは、各
モデルの音色番号TSWCが相対的に対応付けられてい
る。すなわち、ストリング1を示す音色番号TSWCの
「1」は、1(プロモデル)−1(上級モデル)−1
(中級モデル)−1(初級モデル)−1(入門モデル)
という対応づけがなされており、どのモデルからでも異
なるモデルの音色番号TSWCが引き出せる。例えば、
チェロを示す音色番号TSWCの「55」は、55(プ
ロモデル)−55(上級モデル)−5(中級モデル)−
2(初級モデル)−2(入門モデル)とう対応づけがな
されており、中級モデルの音色番号TSWCの「5」
は、初級モデルでは「2」に変換されるようになってい
る。
【0024】次に、上述した対応付けの方法について、
図4ないし図6に示す音色の系統を説明するための木構
造の摸式図を参照して説明する。まず、図4に示す木構
造の摸式図を用いて説明する。この図は、ストリングス
について、その音色に対応付けられた各モデルの音色番
号TSWCを示している。ストリングスという音色は、
そのバリエーションとして、ストリングス2、ストリン
グス3、……、トリモロストリングス、シンセストリン
グス1などがある。そして、これらのストリングスにと
っては、各々、元になる音色が存在する。すなわち、ス
トリングス6(音色番号TSWC=「201」)の元の
音色は、ストリングス4(音色番号TSWC=「10
1」)であり、該ストリングス4の元の音色は、ストリ
ングス2(音色番号TSWC=「26」)である。
【0025】さらに、該ストリングス2の元の音色は、
ストリングス1(音色番号TSWC=「1」)である。
言換えると、上記ストリングス2からは、ストリングス
4(音色番号TSWC=「101」)、シンセストリン
グス1(音色番号TSWC=「52」)およびストリン
グス3(音色番号TSWC=「53」)が派生してい
る。さらに、ストリングス4からは、ストリングス6
(音色番号TSWC=「201」)が派生しており、シ
ンセストリングス1からは、シンセストリングス3(音
色番号TSWC=「202」)とシンセストリングス2
(音色番号TSWC=「102」)が派生している。こ
れら音色は、その音色が最も類似した音色から派生して
おり、前述した音色番号変換テーブルCTにおいても、
該木構造に基づいて対応づけられている。
【0026】次に、別の観点から見てみると、入門モデ
ルは、ストリングスとして唯一ストリングス1を備えて
いる。これに対して、初級モデルでは、ストリングス1
を含む、ストリングス2とピチカートストリングス(音
色番号TSWC=「27」)を備えている。したがっ
て、例えば、初級モデルにおける上記ストリングス1、
ストリングス2およびピチカートストリングスは、入門
モデルでは、それらの元の音色であるストリングス1に
対応付けられる。以下同様にして、その他のモデル間に
おいても、図4に示す木構造に基づいて音色の対応づけ
を行なっている。
【0027】次に、図5は、バイオリン系の木構造の模
式図である。この図において、バイオリン系という音色
は、そのバリエーションとして、バイオリン2、バイオ
リン3、……、チェロ、ピチカートバイオリンソロなど
がある。そして、これら音色にとっては、上述したスト
リングスと同様に、各々、元になる音色が存在する。す
なわち、胡弓(音色番号TSWC=「203」)、バイ
オリン3(音色番号TSWC=「104」)、バイオリ
ン2(音色番号TSWC=「54」)、チェロ(音色番
号TSWC=「55」)およびピチカートバイオリンソ
ロ(音色番号TSWC=「106」)の元の音色は、バ
イオリン1(音色番号TSWC=「2」)であり、ま
た、バイオリン4(音色番号TSWC=「105」)の
元の音色は、上記バイオリン2である。これら音色も同
様に、その音色が最も類似した音色から派生しており、
前述した音色番号変換テーブルCTにおいても、該木構
造に基づいて対応づけられている。
【0028】ここでは、上級モデルと初級モデルとの関
係について説明する。上級モデルは、バイオリン系の音
色として、バイオリン1、バイオリン3、バイオリン
2、バイオリン4、チェロおよびピチカートバイオリン
ソロを備えている。これに対して、初級モデルは、バイ
オリン1だけを備えている。このため、例えば、上級モ
デルのバイオリン3は、その音色が最も類似したバイオ
リン1に対応付けられる。また、バイオリン2およびバ
イオリン4は、中級モデルのバイオリン2を介してバイ
オリン1に対応付けられる。同様にして、チェロおよび
ピチカートバイオリンソロもバイオリン1に対応付けら
れる。以下同様にして、その他のモデル間においても、
図4に示す木構造に基づいて音色の対応づけを行なって
いる。
【0029】次に、図6は、コントラバス系の木構造の
模式図である。この図において、コントラバス系という
音色には、そのバリエーションとして、コントラバス
2、コントラバス3、……、ピチカートベース、アップ
ライトベースなどがある。そして、これら音色にとって
は、上述したストリングスおよびバイオリンと同様に、
各々、元になる音色が存在する。すなわち、コントラバ
ス3(音色番号TSWC=「299」)、コントラバス
4(音色番号TSWC=「300」)、コントラバス2
(音色番号TSWC=「200」)およびピチカートベ
ース(音色番号TSWC=「50」)の元の音色は、コ
ントラバス1(音色番号TSWC=「25」)であり、
また、アップライトベース(音色番号TSWC=「10
0」)の元の音色は、上記ピチカートベースである。こ
れら音色も同様に、その音色が最も類似した音色から派
生しており、前述した音色番号変換テーブルCTにおい
ても、該木構造に基づいて対応づけられている。
【0030】ここでは、プロモデルと上級モデルとの関
係について説明する。プロモデルは、コントラバス系の
音色として、コントラバス1、コントラバス3、コント
ラバス4、コントラバス2、ピチカートベースおよびア
ップライトベースの全てを備えている。これに対して、
上級モデルは、コントラバス1、コントラバス2、ピチ
カートベースおよびアップライトベースを備えている。
このため、例えば、プロモデルのコントラバス1、コン
トラバス3およびコントラバス4は、その音色が最も類
似したコントラバス1に対応付けられる。また、コント
ラバス2、ピチカートベースおよびアップライトベース
は、各々、そのままコントラバス2、ピチカートベース
およびアップライトベースに対応付けられる。以下同様
にして、その他のモデル間においても、該木構造に基づ
いて音色の対応づけを行なっている。
【0031】次に、上述した構成による動作について、
図7ないし図10に示すフローチャートを参照して説明
する。なお、この電子楽器は入門モデルとする。まず、
電子楽器に電源を投入した後、例えば、プロモデルによ
って作成したフロッピーディスクをディスク装置6に挿
入し、レジストメモリRMにレジストレーションデータ
を読み込ませる手順について説明する。演奏者によっ
て、電源が投入されると、CPU1は、図7に示すメイ
ンルーチンを実行する。その後、フロッピーディスクが
ディスク装置6に挿入されて、ディスクスイッチ5cの
「Load」スイッチが押下される。
【0032】メインルーチンでは、まず、ステップSA
1において、各種レジスタ、フラグ等の初期設定を行な
う。次に、ステップSA2へ進み、鍵盤回路4を介して
鍵盤をスキャンし、押鍵、離鍵などを検出して演奏情報
を取込む鍵盤処理を行なう。次に、ステップSA3に進
み、図8に示す音色選択スイッチ処理を行なう。音色選
択スイッチ処理では、まず、ステップSB1において、
音色選択スイッチ5aが押下されたか否かを判断する。
この時、音色選択スイッチ5aが押下されていると、ス
テップSB1における判断結果が「YES」となり、ス
テップSB2へ進む。ステップSB2では、選択された
音色番号をレジスタTSWCに取込む。次に、ステップ
SB3へ進み、音色データメモリTD(TSWC)の内
容を音源7へ送出した後、当該処理を終了してメインル
ーチンへ戻る。
【0033】一方、音色選択スイッチ5aが操作されて
いない場合には、ステップSB1における判断結果が
「NO」となり、そのままメインルーチンへ戻る。メイ
ンルーチンでは、ステップSA4へ進む。ステップSA
4では、図10に示すレジストスイッチ処理を行なう。
レジストスイッチ処理では、まず、ステップSD1にお
いて、レジストスイッチ5bにイベントが生じたか否か
を判断する。この場合、レジストスイッチ5bは操作さ
れていないため、ステップSD1における判断結果は
「NO」となり、そのままメインルーチンへ戻る。
【0034】メインルーチンでは、次に、ステップSA
5へ進む。ステップSA5では、図9に示すディスク制
御スイッチ処理を行なう。ディスク制御スイッチ処理で
は、まず、ステップSC1において、「Load」スイ
ッチが押下されたか否かを判断する。この場合、上述し
たように、「Load」スイッチが押下されたので、ス
テップSC1における判断結果は「YES」となり、ス
テップSC2へ進む。ステップSC2では、フロッピー
ディスクからレジストレーションデータを読み込み、レ
ジストメモリRM(1)〜RM(8)へ書込む。そし
て、ステップSC2の処理が終了すると、メインルーチ
ンへ戻る。メインルーチンでは、次に、ステップSA6
へ進む。ステップSA6では、その他のスイッチ処理を
行なった後、ステップSA2へ戻り、再び、上述したス
テップSA2〜SA6を繰返し実行する。
【0035】次に、演奏者は、レジストメモリRM
(1)〜RM(8)に書込んだレジストレーションデー
タに基づいて演奏するために、所望するレジストメモリ
RMのナンバをレジストスイッチ5bによって選択す
る。レジストスイッチ5bの「1」〜「8」のいずれか
が押下されると、図10に示すステップSD1における
判断結果は「YES」となり、ステップSD2へ進む。
ステップSD2では、押下されたレジストスイッチ5b
のナンバをレジスタRSWCに書込む。次に、ステップ
SD3へ進み、図1に示すレジストスイッチ5bの
「M」スイッチが押下されているか否かを判断する。こ
の場合、「M」スイッチは押下されていないため、ステ
ップSD3における判断結果は「NO」となり、ステッ
プSD4へ進む。
【0036】ステップSD4においては、レジストメモ
リRM(RSWC)の内容を、音色番号TSWCの内容
を含めて、パネルスイッチ群データメモリPDに書き込
む。そして、ステップSD5に進み、パネルスイッチ群
データメモリPDの中の音色番号TSWCに対応するデ
ータを音色番号変換テーブルCTを用いて変換した後、
これを新たな音色番号TSWCとして書き込む。例え
ば、プロモデルにおける音色番号TSWCの「50」に
相当するピチカートベースは、入門モデルにおける音色
番号TSWCの「25」に相当するコントラバス1に変
換される。
【0037】次に、ステップSD6へ進み、パネルスイ
ッチデータメモリPDの内容を音源7へ送出する。音源
7は、供給されたレジストレーションデータに応じて発
音する楽音の音色等を設定する。その後、メインルーチ
ンへ戻る。メインルーチンでは、次に、ステップSA6
へ進む。ステップSA6では、その他のスイッチ処理を
行なった後、ステップSA2へ戻り、再び、上述したス
テップSA2〜SA6を繰返し実行する。
【0038】次に、演奏者が操作パネル5上に設定した
各種スイッチの状態をレジスタメモリRMに記憶させる
ための処理ついて説明する。演奏者によってレジストス
イッチ5bの「1」〜「8」のいずれかと同時に「M」
スイッチが押下されると、メインルーチンのステップS
A4、すなわち図10に示すレジストスイッチ処理が実
行される。
【0039】この場合、図10に示すステップSD1に
おける判断結果は「YES」となり、ステップSD2で
は押下された「1」〜「8」のいずれかの値をレジスタ
RSWCに書込む。そして、「M」スイッチを同時に押
下しているため、ステップSD3における判断結果は
「YES」となり、ステップSD7へ進む。ステップS
D7では、音色番号TSWCの内容を含めてパネルスイ
ッチデータメモリPDの内容を、レジスタメモリRM
(RSWC)に転送する。その後、メインルーチンへ戻
る。メインルーチンでは、次に、ステップSA6へ進
む。ステップSA6では、その他のスイッチ処理を行な
った後、ステップSA2へ戻り、再び、上述したステッ
プSA2〜SA6を繰返し実行する。
【0040】次に、上述した転送されたレジストレーシ
ョンデータを含むレジストメモリRM(1)〜RM
(8)に書込まれているレジストレーションデータをフ
ロッピーディスクへ書込む処理について説明する。演奏
者がディスクスイッチ5cの「Save」スイッチを押
下すると、メインルーチンのディスク制御スイッチ処理
が実行される。この場合、「Save」スイッチが押下
されているため、図9に示すステップSC1における判
断結果は「NO」となり、ステップSC3へ進む。ステ
ップSC3では、「Save」スイッチが押下されたか
否かを判断する。このステップSC3における判断結果
は「YES」となり、ステップSC4へ進む。
【0041】ステップSC4では、レジスタメモリRM
(1)〜RM(8)の内容をフロッピーディスクに書込
む。その後、当該処理を終了してメインルーチンへ戻
る。メインルーチンでは、次に、ステップSA6へ進
む。ステップSA6では、その他のスイッチ処理を行な
った後、ステップSA2へ戻り、再び、上述したステッ
プSA2〜SA6を繰返し実行する。以上説明した動作
は、入門モデルに限らず、プロモデル以外の初級モデ
ル、中級モデルおよび上級モデルで同一である。これに
対して、プロモデルでは、図10に示すレジストスイッ
チ処理だけが図11に示すように異なっている。
【0042】この図11によれば、ステップSE1にお
いて、レジストスイッチ5bの「1」〜「8」のいずれ
かが押下されたか否かを判断する。そして、レジストス
イッチ5bのいずれも押下されていない場合には、ステ
ップSE1における判断結果は「NO」となり、そのま
まメインルーチンへ戻る。一方、レジストスイッチ5b
のいずれかが押下されると、ステップSE1における判
断結果は「YES」となり、ステップSE2へ進む。ス
テップSE2では、押下されたレジストスイッチ5bの
ナンバをレジスタRSWCに書込む。次に、ステップS
E3へ進み、図1に示すレジストスイッチ5bの「M」
スイッチが押下されているか否かを判断する。ステップ
SD3における判断結果が「NO」の場合には、ステッ
プSE4へ進む。
【0043】ステップSE4では、レジストメモリRM
(RSWC)の内容を、音色番号TSWCの内容を含め
てパネルスイッチデータメモリPDに書込む。次に、ス
テップSE5へ進み、パネルスイッチデータメモリPD
の内容を音源7へ送出する。音源7は、供給されたレジ
ストレーションデータに応じて発音する楽音の音色等を
設定する。
【0044】一方、レジストスイッチ5bの「1」〜
「8」のいずれかと同時に「M」スイッチが押下される
と、ステップSE3における判断結果は「YES」とな
り、ステップSE6へ進む。ステップSE6では、音色
番号TSWCの内容を含めてパネルスイッチデータメモ
リPDの内容を、レジスタメモリRM(RSWC)に転
送する。その後、当該処理を終了してメインルーチンへ
戻る。このように、プロモデルでは、音色番号変換テー
ブルCTによる音色番号の変換は行なわれない。
【0045】次に、この発明による第2の実施例につい
て、図12および図13を参照して説明する。図12
は、前述した図5に示すバイオリン系の木構造を表す模
式図である。ただし、この第2の実施例では、各モデル
間における音色の対応づけ、すなわち木構造そのもの
は、前述した第1の実施例と同様である。しかしなが
ら、この実施例では、図12によって得られた系図に基
づいて、各モデル間における音色を対応づけた図13に
示す一連の系統データSDを、音色番号TSWCとし
て、フロッピーディスクへ書込むことを特徴としてい
る。
【0046】すなわち、音色番号TSWCが「1」であ
るところのバイオリン1の音色は、全てのモデルに備え
られている。したがって、該バイオリン1の一連の系統
データSDは、「1−1−1−1−1」となる。この系
統データSDは、順次、入門モデル、初級モデル、中級
モデル、上級モデルおよびプロモデルの音色番号TSW
Cを表している(図13参照)。例えば、バイオリン4
の音色(音色番号TSWC=「4」)は、プロモデルお
よび上級モデルだけが備えている。このような場合は、
図12に示す木構造に基づいて、入門モデル、初級モデ
ルおよび中級モデルに対応する音色番号TSWCを得
る。すなわち、この場合、入門モデル〜中級モデルでバ
イオリン4に対応するのは、音色番号TSWCが「1」
のバイオリン1である。この結果、バイオリン4の系統
データSDは、「1−1−1−4−4」となる。
【0047】さらに、バイオリン3の音色(音色番号T
SWC=「5」)は、プロモデルおよび上級モデルだけ
が備えており、中級モデルは、バイオリン3に類似した
音色を有するバイオリン2を備え、入門モデルおよび初
級モデルは、バイオリン1だけを備えている。したがっ
て、この場合、バイオリン3に対応するのは、中級モデ
ルでは、バイオリン2であり、入門モデルおよび初級モ
デルでは、バイオリン1である。この結果、バイオリン
3の系統データSDは「1−1−2−5−5」となる。
これら系統データSDはテーブルSDTとして用意され
る。
【0048】そして、この実施例では、レジストレーシ
ョンデータをフロッピーディスクに書込む際に、上述し
たテーブルSDTから系統データSDを読み出し、これ
を音色番号TSWCとして書込むようにしている。ま
た、フロッピーディスクからレジストレーションデータ
を読み込む際には、上記系統データSDを読み込み、該
系統データSDを辿ることによって所定の音色番号TS
WCを得るようにしている。
【0049】なお、本体に記憶されている音色数より大
きい音色番号を変換する際、類似性のある音色を繋いだ
木構造などの変換の法則性を考慮せずに、その音色番号
を単に本体の音色のどれか1つに当てはまるように変換
してもよい。また、上述した実施例では、音色データの
共通利用について述べたが、音色データに限らず、リズ
ムパターンデータ、効果音制御データ、伴奏パターンデ
ータ、またはタッチデータなどの各種楽音制御データで
もよい。
【0050】また、音色番号の変換には、変換テーブル
または一連の系統データを用いたが、これに限らず、演
算や回路など他の手段を用いてもよい。また、上述した
第1および第2の実施例では、音色コードの変換は、レ
ジストスイッチ5bを押下した時に行なったが、このタ
イミングに限らず、レジストデータをフロッピーディス
クから読み込む時、または実際に発音すべきタイミング
の直前等でもよい。
【0051】また、上述した第1および第2の実施例で
は、レジストレーションの例を示したが、音色データの
みのプリセットや、自動演奏記録データ中の音色データ
等にも、この方法を応用し、自動演奏データの各モデル
での共通利用に用いてもよい。 また、第1および第2
の実施例では、外部記録媒体として、フロッピーディス
クの例で示したが、これに限らず、磁気カード、磁気テ
ープ、RAMカートリッジ、RAMカード、光学的記録
媒体等を用いてもよい。
【0052】また、上述した第1および第2の実施例で
は、異なる機種として、入門、初級、……プロモデルな
ど(音色数は異なるが木構造で表せる機種)としたが、
音楽ジャンル別(木構造で表せない音色を有する機
種)、あるいは対象レベルは同一でも異なる機種等、い
わゆる同一の楽音制御データを有していない電子楽器で
あればよい。
【0053】〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、音色指定データ及び
楽音制御データを一括して読み出し、対応記憶手段に記
憶された対応関係を参照して、当該電子音源装置で生成
可能な複数種類の音色の中から、読み出された音色指定
データに対応する音色を選択し、選択された音色での楽
音信号の生成を楽音合成手段に指示するとともに、楽音
制御データに基づき前記楽音合成手段で生成される楽音
の特性を制御している。これによって、音色選択データ
により指示される音色が当該電子音源装置で生成可能で
ない場合にも、代替の音色によって楽音信号が生成され
ることになる。したがって、指定可能な音色数に比べて
実際に生成可能な音色数の方が少ない場合にも、破綻な
く楽音信号を合成することができるという効果が得られ
る。また、この発明では、音色指定データ及び楽音制御
データをレジストレーションデータとして記憶してお
き、これらのデータを一括して読み出して楽音信号の音
色及び特性を制御しているので、音色指定データのみな
らず、楽音制御データによっても楽音信号の特性が制御
されることになり、高度な楽音特性制御が可能になると
いう効果が得られる。さらに、この発明では、楽音制御
データを設定する設定手段が設けられているので、当該
機種で設定される楽音制御データに基づいた楽音特性を
得ることができる。また、第1の制御手段で選択された
音色を指定する音色指定データと楽音制御データとをレ
ジストレーショシデータとしてレジストレーショシデー
タ記憶手段に書き込む書込手段が設けられているので、
当該機種で設定して得られた楽音制御データに基づいた
楽音特性を他機種においても得ることができる。或い
は、音色指定データと楽音制御データをレジストレーシ
ョシデータとしてレジストレーショシデータ記憶手段に
書き込む書込手段が、第1の制御手段で選択された音色
を指定する音色指定データを書き込むか、或いは、読出
手段で読み出された音色指定データを書き込むかを選択
可能に構成されているので、上述のように第1の制御手
段で選択された音色を指定する音色指定データをレジス
トレーションデータ記憶手段に書込むか、読出手段で読
み出された音色指定データをレジストレーションデータ
記憶手段に書込むかを選択することができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本実施例の異なる機種間におけるメモリの構
成を示す概念図である。
【図3】 音色番号変換テーブルCTのデータ構成を示
す概念図である。
【図4】 音色の一例としてのストリングスの木構造の
摸式図である。
【図5】 音色の一例としてのバイオリン系の木構造の
摸式図である。
【図6】 音色の一例としてのコントラバス系の木構造
の模式図である。
【図7】 実施例の動作を説明するためのメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図8】 音色選択スイッチ処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】 ディスク制御スイッチ処理を説明するための
フローチャートである。
【図10】 レジストスイッチ処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】 プロモデルにおけるレジストスイッチ処理
を説明するためのフローチャートである。
【図12】 請求項2記載の発明によるバイオリン系の
木構造を表す模式図である。
【図13】 各モデル間における音色を対応づけた一連
の系統データSDを説明するための概念図である。
【符号の説明】
1……CPU(読出手段、第1及び第2の制御手段、
手段)、5……操作パネル又はパネルスイッチ群(設定手段)、 6……ディスク装置(レジストレーションデータ記憶手
段)、 7……音源(楽音合成手段)、 CT、CT’……音色番号変換テーブル(対応記憶手
段)、 RM……レジストメモリ SD……系統データ、 TSWC……音色番号(音色選択データ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G10H 1/00 102 G10H 1/00 102Z 1/18 101 1/18 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の音色の楽音信号を生成可能な楽
    音合成手段を備えた電子音源装置において、 前記楽音信号の音色を指定する音色指定データと前記楽
    音信号の特性を制御するための楽音制御データとからな
    るレジストレーショシデータを記憶したレジストレーシ
    ョシデータ記憶手段と、 前記音色指定データと前記楽音合成手段で生成可能な音
    色との対応関係を記憶した対応記憶手段と、 前記レジストレーショシデータ記憶手段に記憶されたレ
    ジストレーショシデータの音色指定データと楽音制御デ
    ータとを一括して読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された音色指定データに基づき前
    記対応記憶手段に記憶された対応関係を参照して、当該
    電子音源装置で生成可能な複数種類の音色の中から前記
    読出手段で読み出された音色指定データに対応する音色
    を選択する第1の制御手段と、 前記楽音制御データを設定する設定手段と、 前記第1の制御手段で選択された音色での楽音信号の生
    成を前記楽音合成手段に指示するとともに、前記楽音制
    御データに基づき前記楽音合成手段で生成される楽音の
    特性を制御する第2の制御手段と、 前記第1の制御手段で選択された音色を指定する音色指
    定データと前記楽音制御データとを前記レジストレーシ
    ョシデータとして前記レジストレーショシデータ記憶手
    段に書込む書込手段とを具備することを特徴とする電子
    音源装置。
  2. 【請求項2】複数種類の音色の楽音信号を生成可能な楽
    音合成手段を備えた電子音源装置において、 前記楽音信号の音色を指定する音色指定データと前記楽
    音信号の特性を制御するための楽音制御データとからな
    るレジストレーショシデータを記憶したレジストレーシ
    ョシデータ記憶手段と、 前記音色指定データと前記楽音合成手段で生成可能な音
    色との対応関係を記憶した対応記憶手段と、 前記レジストレーショシデータ記憶手段に記憶されたレ
    ジストレーショシデータの音色指定データと楽音制御デ
    ータとを一括して読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された音色指定データに基づき前
    記対応記憶手段に記憶された対応関係を参照して、当該
    電子音源装置で生成可能な複数種類の音色の中から前記
    読出手段で読み出された音色指定データに対応する音色
    を選択する第1の制御手段と、 前記楽音制御データを設定する設定手段と、 前記第1の制御手段で選択された音色での楽音信号の生
    成を前記楽音合成手段に指示するとともに、前記楽音制
    御データに基づき前記楽音合成手段で生成される楽音の
    特性を制御する第2の制御手段と、 前記音色指定データと前記楽音制御データを前記レジス
    トレーショシデータとして前記レジストレーショシデー
    タ記憶手段に選択的に書込む書込手段であって、前記第
    1の制御手段で選択された音色を指定する音色指定デー
    タを前記レジストレーションデータ記憶手段に書き込む
    か、或いは、前記読出手段で読み出された音色指定デー
    タを前記レジストレーショシデータ記憶手段に書き込む
    かを選択できる書込手段とを具備することを特徴とする
    電子音源装置。
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