JP3177374B2 - 自動伴奏情報発生装置 - Google Patents

自動伴奏情報発生装置

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JP3177374B2 JP05359794A JP5359794A JP3177374B2 JP 3177374 B2 JP3177374 B2 JP 3177374B2 JP 05359794 A JP05359794 A JP 05359794A JP 5359794 A JP5359794 A JP 5359794A JP 3177374 B2 JP3177374 B2 JP 3177374B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め演奏者が入力した
伴奏パターンに基づいて自動伴奏を行う自動伴奏装置に
係わり、この自動伴奏の元となる伴奏情報を発生する自
動伴奏情報発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような自動伴奏を行う自動
伴奏装置は鍵盤式電子楽器等に搭載されており、例えば
ロックやカントリーなど楽曲の各種スタイル(ジャンル
等)に応じた伴奏パターンが予め記憶されている。そし
て、自動伴奏時には、演奏者の選択した伴奏パターンに
基づいて、鍵盤等から検出した入力和音に合わせて自動
伴奏を行うものがあった。また、ユーザが新たに作成し
た伴奏パターンを自動伴奏装置に記憶し、それに基づい
て自動伴奏するものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の自動伴奏装置では、ユーザが新たに伴奏パターンを
作成することは大変困難なので、単純な伴奏パターンし
か作成できないことが多い。また、予め記憶されている
伴奏パターンだけでは限りがあるため、様々なバリエー
ションに富んだ自動伴奏を行うことができなかった。
【0004】本発明は、任意の伴奏パターンを外部から
供給することにより様々なバリエーションに富んだ自動
伴奏を行なえるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1の自動伴奏情報発生装置
は、外部から供給される伴奏パターンの音高情報を入
する外部入力手段と、和音情報を入力する和音入力手段
と、前記伴奏パターンが基づいている原和音の和音情報
を供給する原和音供給手段と、前記伴奏パターンの各音
高情報が前記原和音における和音構成音であるコード
音、前記原和音において取りうるスケール上の音のうち
前記コード音以外の音であるスケール音、前記スケール
から外れた音であるノンスケール音のいずれかを示す属
性情報を供給する属性供給手段と、前記和音入力手段か
ら入力される指定和音と前記原和音供給手段から供給さ
れる和音情報と前記属性供給手段から供給される属性情
報とに応じて前記伴奏パターンの音高情報を音高変換す
る音高変換手段と、上記音高変換手段で音高変換して得
られた音高情報を自動伴奏情報として出力する自動伴奏
情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2の自動伴奏情報発
生装置は、外部から供給される伴奏パターンの音高情報
複数チャンネル入力する外部入力手段と、和音情報を
入力する和音入力手段と、前記複数の各チャンネルの
奏パターンが基づいている和音情報を複数の各チャンネ
ル毎に個別に供給する原和音供給手段と、前記伴奏パタ
ーンの音高情報を前記和音入力手段から入力される指定
和音と前記原和音供給手段から供給される該音高情報の
チャンネルに対応して供給される和音情報とに応じて音
高変換する音高変換手段と、上記音高変換手段で音高変
換して得られた音高情報を自動伴奏情報として出力する
自動伴奏情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の請求項3の自動伴奏情報
発生装置は、請求項1または請求項2の構成を備え、伴
奏音として出力可能な伴奏音域を設定する伴奏音域設定
手段と、この伴奏音域に入るように、前記外部から入力
されて音高変換された音高情報をシフトする音高シフト
手段とを備え、前記音高変換後の自動伴奏情報を伴奏音
として適切な音域にシフトすることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の請求項1の自動伴奏情報発生装置にお
いて、外部入力手段は、外部から供給される伴奏パター
ンの音高情報を入力し、音高変換手段は、この外部入力
手段から入力された伴奏パターンの音高情報を和音入
力手段から入力される指定和音と原和音供給手段から供
給される和音情報と属性供給手段から供給される属性情
報とに応じて音高変換し、自動伴奏情報出力手段は、音
高変換手段で音高変換して得られた音高情報を自動伴奏
情報として出力する。
【0009】前記原和音供給手段から供給される和音情
報は前記伴奏パターンが基づいている原和音の和音情
報、すなわち、この伴奏パターンの基礎となった和音情
報であるので、外部から入力る伴奏パターンは所望の和
音に基づいて作成したものでよく、入力する伴奏パター
ンを作成しやすくなる。
【0010】また、伴奏パターンの音高情報の属性情報
は、前記伴奏パターンの各音高情報が前記原和音におけ
る和音構成音であるコード音、前記原和音において取り
うるスケール上の音のうち前記コード音以外の音である
スケール音、前記スケールから外れた音であるノンスケ
ール音のいずれかを示すものであり、このような属性情
報に応じて音高変換すると、音高変換された自動伴奏情
報が音楽的に自然なものになる。
【0011】また、本発明の請求項2の自動伴奏情報発
生装置において、外部入力手段は、外部から供給される
伴奏パターンの複数チャンネルの音高情報を入力し、原
和音供給手段は、前記複数の各チャンネルの伴奏パター
ンが基づいている和音情報を複数の各チャンネル毎に個
別に供給し、音高変換手段は、この外部入力手段から入
力された伴奏パターンの複数チャンネルの音高情報を、
和音入力手段から入力される指定和音と原和音供給手段
から供給される該音高情報のチャンネルに対応して供給
される和音情報とに応じて音高変換し、自動伴奏情報出
力手段は、音高変換手段で音高変換して得られた音高情
報を自動伴奏情報として出力する。
【0012】
【0013】前記原和音供給手段から供給される和音情
報は複数チャンネルの伴奏パターンが基づいている和音
情報、すなわち、チャンネル毎の伴奏パターンの基礎と
なった各和音情報であるので、外部から入力る伴奏パタ
ーンは複数チャンネルについて所望の和音に基づいて作
成したものでよく、入力する伴奏パターンを作成しやす
くなる。
【0014】このように、様々な伴奏パターンを外部か
ら入力してバリエーションに富んだ自動伴奏を行うこと
ができる。
【0015】ここで、上記自動伴奏情報出力手段から出
力される自動伴奏情報は、音高変換手段により実際に発
生すべき伴奏音の音高情報に変換されているので、この
音高情報を音源装置等に出力することにより、音源装置
で伴奏音を容易に発生することができ、自動伴奏を行う
ことができる。なお、上記のような音源装置としては、
例えばMIDI規格に基づいて動作を行うMIDI音源
機器などがある。
【0016】上記自動伴奏情報出力手段から出力される
自動伴奏情報は音色情報等を含んでいてもよい。また、
請求項のように、前記音高変換手段は音高の上限と下
限を設定した所定範囲内の音高となるように音高変換す
るものであってもよい。このようにすると、実際に発生
される伴奏音を伴奏に適した音域とすることができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の実施例の自動伴奏情報発生装
置を用いた自動伴奏システムのブロック図であり、この
実施例の自動伴奏情報発生装置Aは和音入力手段として
鍵盤4を備え、外部入力手段、音高変換手段および自動
伴奏情報出力手段は、自動伴奏回路A1に構成されてい
る。
【0018】なお、この実施例では、自動伴奏情報発生
装置A、外部入力装置としての外部自動演奏装置Bおよ
び外部出力装置としての音源CはMIDIインターフェ
ースで接続されており、それぞれMIDI信号により伴
奏パターン、自動伴奏情報等の授受を行う。
【0019】自動伴奏回路A1には、例えばCMaj7な
ど所定の基準和音に基づく音高変換情報が後述説明する
ノート変換テーブルとして記憶されている。また、自動
伴奏回路A1にはユーザが作成した伴奏パターンの基準
にした和音や音域等を設定する複数の設定テーブルがメ
モリに設けられている。
【0020】そして、ユーザが外部自動演奏装置Bで所
望の和音に基づいて伴奏パターンを作成し、さらに、こ
の作成した伴奏パターンに応じて自動伴奏回路A1の設
定テーブルの設定、選択を行うようになっている。
【0021】また、自動伴奏回路A1は、外部自動演奏
装置Bに伴奏パターンの出力要求をして伴奏パターンが
入力されると、この伴奏パターンの音高情報(キーコー
ド)を設定テーブルの設定内容と鍵盤4から検出した検
出和音およびノート変換テーブルに基づいて音高変換
し、この変換した音高情報を自動伴奏情報として音源C
に出力する。
【0022】ここで、MIDI規格では、複数の入出力
装置をMIDIチャンネルと称する複数のチャンネルに
割り当てることにより、各装置に割り当てたチャンネル
番号で各々の装置を指定して、複数の装置の動作を選択
的に制御できるようにしている。
【0023】さらに、このようなMIDIチャンネル
は、一つの音源で複数のパートによる演奏等を行うため
にも利用されており、この実施例の音源Cは、MIDI
チャンネル毎に異なる音色を設定して、指定されたチャ
ンネル番号に応じた音色の楽音を発生する音源である。
そして、この実施例の音源Cは自動伴奏回路A1から供
給される自動伴奏情報に基づいて指定された音高、音
色、ベロシティ(音量)の楽音を発音する。
【0024】なお、この実施例のシステムでは、外部入
力装置として外部自動伴奏装置Bを、外部出力装置とし
て音源Cを接続したものであるが、外部入力装置はユー
ザが所望に応じて作成した伴奏パターンを供給できるも
のであればよく、また、外部出力装置は自動伴奏情報に
基づいて楽音を発生できるものであればよい。
【0025】図2は実施例の自動伴奏情報発生装置Aの
詳細を示すブロック図であり、CPU1はプログラムメ
モリ2に格納されている制御プログラムに基づいてワー
キングメモリ3のワーキングエリアを使用して自動伴奏
情報発生装置Aの全体の制御を行う。
【0026】具体的には、CPU1は、鍵盤4の操作に
よる鍵盤演奏、パネルスイッチ等の操作子5の操作によ
るデータの入力処理、入力インターフェース6を介して
外部自動演奏装置Bからの伴奏パターンの入力処理を行
う。また、伴奏パターンの音高変換処理、出力インター
フェース7を介して音源Cへの自動伴奏情報の出力処理
等を行う。なお、入力インターフェース6および出力イ
ンターフェース7はそれぞれMIDIインターフェース
であり、MIDI信号を一時記憶するバッファを備えて
いる。
【0027】ここで、MIDI信号の規格には、チャン
ネルボイスメッセージと称する1バイト単位のコマンド
信号や、このコマンド信号に続けられる音色番号、ノー
トコード(キーコード)、イニシャルタッチのベロシテ
ィなどの各種データ信号などがある。コマンド信号に
は、発音を指示するキーオンデータ、消音を指示するキ
ーオフデータ等の各種信号があり、上記データ信号はこ
れらのコマンド信号の指示に対する具体的な処理内容を
示す信号である。
【0028】また、コマンド信号の1バイト内にはMI
DIチャンネルのチャンネル番号が含まれており、この
チャンネル番号によりそのコマンド信号の指令がどのM
IDIチャンネル(この実施例では音色)に対応するも
のであるかが指定される。
【0029】この実施例では上記のようなMIDI信号
による処理を行っており、外部自動演奏装置Bからは伴
奏パターンがMIDI信号で入力される。また、CPU
1は、キーオンのときは出力インターフェース7に対し
てキーオンデータとチャンネル番号(コマンド信号),
キーコード,ベロシティ(データ信号)を出力して音源
Cに発音指示を行い、キーオフのときは出力インターフ
ェース7に対してキーオフデータとチャンネル番号(コ
マンド信号),キーコード(データ信号)を出力して音
源Cに消音指示を行う。
【0030】鍵盤4は低音側の左鍵域と高音側の右鍵域
とに仮想的に分割されており、CPU1は、右鍵域のキ
ーイベントに対して発音処理と消音処理を行い、左鍵域
のキーイベントに対してはこのキーイベントのキーオン
で検出されたキーコードに基づいて指定和音を検出す
る。
【0031】操作子5は、外部自動演奏装置Bに対する
伴奏パターンの出力要求をするスイッチ、設定テーブル
の内容を設定するスイッチ、設定テーブルを選択する設
定テーブル選択スイッチ、およびその他のスイッチを備
えており、CPU1は、操作子5の各スイッチの操作イ
ベントを検出して操作イベントのあったスイッチに対応
する処理を行う。
【0032】設定テーブルメモリ8には、図3に示した
ように、伴奏パターンの各パートに相当するトラックの
トラック番号TR毎に、トラックの有効/無効を示すイ
ネーブルフラグENB、入力チャンネル番号ICH、出
力チャンネル番号OCH、音色番号TC、各トラックの
伴奏パターンを作成するときの和音の根音RTと種類T
P、伴奏音の下限音LLMおよび上限音HLMが、それ
ぞれ設定テーブルとして記憶されており。また、各設定
テーブルTBL(TBLN,TR)は選択テーブル番号
TBLNによって選択される。
【0033】ところで、次表1に示したように、和音の
種類に対して取りうるスケール(音階)はそれぞれ決ま
っており、これらのスケールの各々について、和音構成
音はコード音(c)、和音構成音以外でスケール上の音
はスケール音(s)、スケールから外れた音はノンスケ
ール音(n)として、音名(C,C♯,D,D♯,…)
に対して属性(c,s,n)が音楽的に決まっている。
【0034】
【表1】
【0035】そこで、伴奏パターンのキーコードを、こ
の伴奏パターンを作成したときの和音に対応させてこれ
らの属性で分類し、各属性に応じたノート変換テーブル
により検出和音に対応する音高変換を行うと、伴奏パタ
ーンの種類に係わりなく音楽的に最適な音高変換を行う
ことができる。
【0036】ただし、表1から判るように、同じ和音の
種類で同一音名でもスケールの違いによって属性が異な
るものがあるので、各音名に対して、同じ和音の種類の
中の全てのスケールで同一の属性となる場合はその属性
とし、同じ和音の種類の中の全てのスケールで複数の属
性となる場合は、1つでもノンスケール音(n)となる
ものがある場合はノンスケール音とする。なお、コード
音とスケール音の混在はありえない。
【0037】このような条件で属性を決定すると、各和
音の種類に対する各音名の属性は表1の「resul
t」の欄のようになり、和音の種類と音名に対して1つ
の属性を対応させた分類テーブルが得られる。
【0038】図4は上記の条件に従って作成した分類テ
ーブルの一例を示す図である。この分類テーブルは、各
和音の種類(TP)に対して各音名(C,C♯,D,D
♯,…)がコード音(c)、スケール音(s),ノンス
ケール音(n)の何れの属性を有するかを分類したもの
であり、分類テーブルメモリ9に記憶されている。
【0039】図5は実施例におけるノート変換テーブル
の一例を示す図である。このノート変換テーブルは、属
性に応じたインデックス(AT)、検出和音の種類(T
P)、ノートコード(NT)を引数とする配列レジスタ
にキーコードのシフトデータ(0,−1,−2,…)を
記憶したもので、ノート変換テーブルNTT(AT,T
P,NT)としてノート変換テーブルメモリ10に記憶
されている。
【0040】なお、図5(A) は属性がコード音のときの
ノート変換テーブルの一例、図5(B) は属性がスケール
音のときのノート変換テーブルの一例、図5(C) は属性
がノンスケール音のときのノート変換テーブルの一例を
示している。また、図5(A)のノート変換テーブルは音
を下にシフトする場合は最大で半音4つで、音を上にシ
フトする場合は最大で半音7つとなっている。
【0041】以上のような設定テーブル、分類テーブル
およびノート変換テーブルを用いてCPU1は次のよう
な動作を行う。先ず、CPU1は入力される伴奏パター
ンのキーオンデータに付随するチャンネル番号により、
現在選択されている設定テーブルを参照して伴奏パター
ンの作成時の和音(以下、「原和音」という。)を検出
する。次に、伴奏パターンのキーコードにより分類テー
ブルを参照してこのキーコードを原和音の種類に応じて
コード音、スケール音およびノンスケール音の何れかに
分類する。そして、この分類に対応してそれぞれノート
変換テーブルを参照してキーコードを音高変換する。
【0042】なお、リズムパターンメモリ11には多種
類のリズムパターンがプリセットされており、CPU1
はタイマ12からの割込み信号により割込み処理を行っ
て、操作子5の操作によって選択されたスタイルに応じ
たリズムパターンの情報をリズムパターンメモリ11か
ら読み出して音源Cに供給する。これにより、リズム音
が発音される。
【0043】図6は実施例における制御プログラムのメ
インルーチン、図7〜図9はサブルーチンのフローチャ
ートであり、各フローチャートに基づいて実施例の動作
を説明する。なお、以下の説明およびフローチャートに
おいて、制御に用いられるレジスタおよびフラグを下記
のラベルで表示し、各レジスタおよびフラグとそれらの
内容は特に断らない限り同一のラベルで表す。
【0044】TC:音色番号のレジスタ RT:検出和音の根音のレジスタ TP:検出和音の種類のレジスタ SRT:原和音の根音のレジスタ STP:原和音の種類のレジスタ TBLN:選択された設定テーブル番号のレジスタ ICH:伴奏パターンの入力チャンネル番号のレジスタ OCH:自動伴奏情報の出力チャンネル番号のレジスタ NT:伴奏パターンのキーコードのノートコードのレジ
スタ
【0045】TBL_ENB(m,k):設定テーブル
のイネーブルフラグ TBL_IC(m,k):設定テーブルの入力チャンネ
ル番号のレジスタ TBL_OC(m,k):設定テーブルの出力チャンネ
ル番号のレジスタ TBL_TC(m,k):設定テーブルの音色番号のレ
ジスタ TBL_RT(m,k):設定テーブルの原和音の根音
のレジスタ TBL_TP(m,k):設定テーブルの原和音の種類
のレジスタ TBL_LLM(m,k):設定テーブルの下限音のレ
ジスタ TBL_HLM(m,k):設定テーブルの上限音のレ
ジスタ (ただし、mは選択された設定テーブル番号、kはトラ
ック番号。)
【0046】AVSCHL(TP,NT):分類テーブ
ル NTT(TP,NT):ノート変換テーブル D:ノート変換テーブルのシフトデータのレジスタ ATRB:分類された属性(c,s,n) AT:属性とノート変換テーブルを対応させるインデッ
クス N:キーコードリストの要素のカウンタ VL:ベロシティのレジスタ LL:下限音のレジスタ HL:上限音のレジスタ
【0047】先ず、電源の投入等によってCPU1が図
6のメインルーチンの処理を開始すると、ステップS1
で各フラグ,レジスタのリセット等の初期設定を行い、
ステップS2で鍵盤4におけるキーイベントの有無を判
定し、キーイベントが無ければステップS4に進み、キ
ーイベントが有ればステップS3で図7のキーイベント
処理を行ってステップS4に進む。
【0048】ステップS4では、操作子5における設定
テーブル選択スイッチのオンイベントの有無を判定し、
オンイベントが無ければステップS7に進み、オンイベ
ントが有れば、ステップS5で、選択された設定テーブ
ル番号をレジスタTBLNに格納し、ステップS6に進
む。
【0049】ステップS6では、選択された設定テーブ
ルの全トラック(j=0,…,トラック数−1)につい
て、それぞれ、音色番号TBL_TC(TBLN,j)
をTCに、出力チャンネル番号TBL_OC(TBL
N,j)をOCHにそれぞれ格納し、音色データ,T
C,OCHを出力インターフェース7に出力する。そし
て、ステップS7に進む。
【0050】ステップS7では、入力インターフェース
6の状態をみて外部入力があるか否かを判定し、外部入
力がなければステップS9に進み、外部入力があればス
テップS8で図8の外部入力処理を行ってステップS9
に進み、ステップS9でその他の処理を行ってステップ
S2に進む。
【0051】なお、ステップS9のその他の処理では、
例えば、外部自動演奏装置Bに対する伴奏パターンの出
力要求など、操作子5のスイッチイベントに応じた処理
を行う。
【0052】以上の処理により、鍵盤4のキーイベント
が有ったときのキーイベント処理、設定テーブルの選択
処理、外部自動演奏装置Bからの伴奏パターンの入力が
有ったときの外部入力処理等が行われる。
【0053】なお、設定テーブルの選択により、インタ
ーフェース7を介して音源Cに音色データ,TC,OC
Hが出力され、音源Cの設定テーブルに設定されている
音色が対応するチャンネルに割り当てられる。これによ
り、音源Cは指定されたチャンネル番号に対応する音色
の楽音を発生するようになる。
【0054】図7のキーイベント処理では、ステップS
21でキーイベントが左鍵域であるか否かを判定し、左
鍵域でなければステップS22で発音処理または消音処
理を行って元のルーチンに復帰する。キーイベントが左
鍵域であれば、ステップS23でイベントキーのキーコ
ードに基づく和音検出処理を行い、ステップS24で和
音が検出されたか否かを判定する。
【0055】ステップS24で和音が検出されていなけ
れば元のルーチンに復帰し、和音が検出されていれば、
ステップS25でレジスタORTにレジスタRTに格納
されているデータを、レジスタOTPにレジスタTPに
格納されているデータをそれぞれ格納する。そして、ス
テップS26で、検出和音の根音をレジスタRTに、検
出和音の種類をレジスタTPにそれぞれ格納してステッ
プS27に進む。
【0056】ステップS27では、レジスタORTのデ
ータが16進数のFと等しくなく、さらにレジスタOR
TとレジスタRT、レジスタOTPとレジスタTPにそ
れぞれ記憶されているデータがそれぞれ等しいか否かを
判定する。すなわち、直前に和音が判別され、現在判別
された和音と等しいか否かを判定する。判定結果が肯定
ならばステップS28に進み、否定ならば元のルーチン
に復帰する。
【0057】ステップS28では、音源Cの伴奏用チャ
ンネルの消音処理を行い、ステップS29でカウンタN
を“1”にセットしてステップS201に進む。
【0058】ステップS201〜206の処理は、ステ
ップS28で消音された伴奏音のキーコードを表すキー
コードリストの各要素(キーコードと出力チャンネル番
号のセット)について音高変換して再発音を行う処理で
あり、一回の処理が終了したときのステップS206で
のカウンタNのインクリメントとステップS201の判
定により、キーコードリストに処理が終了していない要
素が無くなるまで繰り返す。
【0059】すなわち、ステップS201で「キーコー
ドリストの要素数<N」であるか否かを判定し、「キー
コードリストの要素数<N」でなければキーコードリス
トに処理が終了していない要素が有るので、ステップS
202に進み、ステップS202で、キーコードリスト
からN番目の要素のキーコードを読み出してレジスタK
Cに格納するとともに、キーコードリストからN番目の
要素の出力チャンネル番号を読み出してレジスタOCH
に格納し、ステップS203で図9の音高変換処理を行
う。
【0060】ステップS203で音高変換処理が終了す
ると、ステップS204でベロシティVLに所定値を格
納し、ステップS205でキーオンデータ,KC,V
L,OCHをMIDI信号として出力インターフェース
7に出力し、ステップS206でカウンタNをインクリ
メントしてステップS201に戻る。そして、ステップ
S201の判定で、「キーコードリストの要素数<N」
であればキーコードリストに処理が終了していない要素
が無いので元のルーチンに復帰する。
【0061】以上の処理により、鍵盤4のキーイベント
による右鍵域の発音処理または消音処理と、左鍵域での
和音検出が行われる。また、音源Cによりキーコードリ
ストのキーコードおよび出力チャンネルについての楽音
が発生される。
【0062】図8の外部入力処理では、ステップS3
1,ステップS301の判定により、入力された伴奏パ
ターンのコマンド信号がキーオンデータであるか、キー
オフデータであるか、あるいはその他のデータであるか
を判定し、キーオンデータであればステップS32以降
の処理を行い、キーオフデータであればステップS30
2以降の処理を行う。また、その他のデータであればス
テップS310でその他の入力データ処理を行って元の
ルーチンに復帰する。
【0063】キーオンデータである場合は、ステップS
32で、コマンド信号のチャンネル番号をレジスタIC
Hに、キーコードをレジスタKCに、ベロシティをレジ
スタVLにそれぞれ格納して、ステップS33に進む。
ステップS33では、現在選択されている設定テーブル
選択番号TBLNにより設定テーブルを検索し、ICH
=TBL_IC(TBLN,i)となるトラック番号i
を検出し、検出したトラック番号iをレジスタTRに格
納する。
【0064】次に、ステップS34で、入力されたキー
コードKCをレジスタKCDに一端格納し、ステップS
35で、TBL_ENB(TBLN,TR)=1である
か否か、すなわち、検出したトラックが有効であるか否
かを判定し、無効であれば元のルーチンに復帰し、有効
であればステップS36で図9の音高変換処理を行う。
【0065】ステップS36で音高変換処理が終了する
と、ステップS37で出力チャンネル番号TBL_OC
(TBLN,TR)をレジスタOCHに格納し、ステッ
プS38でキーオンデータ,KC,VL,OCHをMI
DI信号として出力インターフェース7に出力する。そ
して、ステップS39でKCD,OCHをキーコードリ
ストに追加して元のルーチンに復帰する。
【0066】入力された伴奏パターンのコマンド信号が
キーオフデータである場合は、ステップS302で、コ
マンド信号のチャンネル番号をレジスタICHに、キー
コードをレジスタKCにそれぞれ格納し、以降ステップ
S303〜ステップS307において、キーオンデータ
の場合のステップS33〜ステップS37と同じ処理を
行う。
【0067】そして、ステップS308でキーオフデー
タ,KC,VL,OCHをMIDI信号として出力イン
ターフェース7に出力し、ステップS309でKCD,
OCHをキーコードリストから削除して元のルーチンに
復帰する。
【0068】以上の処理により、外部自動演奏装置Bか
ら伴奏パターンが入力されると、コマンド信号で指定さ
れたMIDIチャンネルに対応する設定テーブルのトラ
ックが検出され、このトラックに設定されている内容に
応じて、図9の音高変換処理で音高変換が行われる。
【0069】そして、キーオンデータの場合には音源C
で変換されたキーコードに基づいて発音が行われ、キー
オフデータの場合には音源Cで変換されたキーコードつ
いてのの消音が行われる。また、キーオンデータの場合
には変換されたキーコードとチャンネル番号がキーコー
ドリストに追加され、キーオフデータの場合には、変換
されたキーコードとチャンネル番号がキーコードリスト
から削除される。
【0070】図9の音高変換処理では、先ず、ステップ
S41において、現在選択されている設定テーブルの検
出されたトラックについて、原和音の根音TBL_RT
(TBLN,TR)、原和音の種類TBL_TP(TB
LN,TR)、下限音TBL_LLM(TBLN,T
R)および上限音TBL_HLM(TBLN,TR)
を、それぞれレジスタSRT、STP、LL、HLに格
納し、ステップS42に進む。
【0071】ステップS42では、伴奏パターンのキー
コードKC(またはキーコードリストのキーコード)を
原和音の根音SRTで音高シフトして、そのノートコー
ドをレジスタNTに格納する。なお、ノートコードは音
名「C」を“0”として半音上がる毎に“1”づつ増加
する1オクターブ分(「B」=11まで)の符号として
各音名に付与されたものであり、(KC−SRT)mod
12の演算によりキーコードKCはノートコードに変換
される。
【0072】次に、ステップS43で、原和音の種類S
TPとノートコードNTに対応する分類テーブルのデー
タAVSCHL(STP,NT)をレジスタATRBに
格納し、ステップS44において、ATRB=c(コー
ド音)のときATに“0”をセットし、ATRB=s
(スケール音)のときATに“1”をセットし、ATR
B=n(ノンスケール音)のときATに“2”をセット
し、ATRB(属性)に応じてノート変換テーブルを選
択してステップS45に進む。
【0073】ステップS45では、ATに応じて選択し
たノート変換テーブルから、検出和音の種類TPとノー
トコードNTに対応するシフトデータNTT(AT,T
P,NT)を読み出し、これをレジスタDに格納する。
次に、ステップS46で、変換の対象としているキーコ
ードKCに対してシフトデータDおよび検出和音の根音
RTを加算するとともに、原和音の根音SRTを減算し
て、キーコードKCを音高変換し、ステップS47に進
む。
【0074】ステップS47ではKC<LLであるか否
かを判定し、KC<LLであればキーコードKCは下限
音LLより音高が低いので、ステップS48でKCを1
オクターブ高いキーコード(KC+12)に変換してレ
ジスタKCに格納し、元のルーチンに復帰する。
【0075】また、ステップS47でKC<LLでなけ
ればキーコードKCは下限音LL以上の音高であるの
で、ステップS49でKC>HLであるか否かを判定
し、KC>HLでなければキーコードKCは上限音HL
より音高が高くないので、そのまま元のルーチンに復帰
し、KC>HLであればキーコードKCは上限音HLよ
り音高が高いので、ステップS401でKCを1オクタ
ーブ低いキーコード(KC−12)に変換してレジスタ
KCに格納し、元のルーチンに復帰する。
【0076】以上の処理により、外部自動演奏装置Bか
らMIDI信号で伴奏パターンが入力され、鍵盤4の左
鍵域で和音を入力すると、MIDI信号のタイミングに
応じて自動伴奏情報がMIDI信号として音源に出力さ
れ、音源Cで伴奏音が発音される。したがって、外部自
動演奏装置Bで作成された任意の伴奏パターンに基づい
て自動伴奏を行うことができる。
【0077】なお、この実施例では音高変換したキーコ
ードを上限音と下限音の範囲になるように規制している
ので、伴奏パターンの音高が極端に高くなったり極端に
低くなったりすることがなく、伴奏が自然になる。
【0078】また、この実施例では、伴奏パターンのキ
ーコードを、コード音、スケール音およびノンスケール
音などのような和音の種類に応じたスケールに対する音
名の属性に応じて分類し、それぞれの属性に応じたノー
ト変換テーブルで音高変換するようにしているので、異
なる伴奏パターンを同じノート変換テーブルで変換して
も、音楽的にそれぞれ伴奏パターンに適した音高に変換
される。
【0079】このため、伴奏パターン毎にノート変換テ
ーブルを作成する必要がないばかりか、特定の和音に基
づいて伴奏パターンを作成する必要がなく、ユーザが所
望の原和音に基づいて作成した伴奏パターンでも同じノ
ート変換テーブルで音高変換を行うことができる。
【0080】なお、上記の実施例では鍵盤4のイベント
キーのキーコードから和音を検出するようにしている
が、外部自動演奏装置Bなど外部の装置からキーコード
データを受け取って和音を検出してもよい。
【0081】また、設定テーブルはユーザが選択するよ
うにしたが、外部自動演奏装置Bから伴奏パターンに対
応するテーブル選択データ(設定テーブル選択番号等)
を出力し、これに応じて設定テーブルを選択するように
してもよい。さらに、設定テーブルの内容はユーザが入
力できるようにしてもよい。
【0082】また、音高変換して生成された自動伴奏情
報を記憶装置に記憶するようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
自動伴奏情報発生装置によれば、外部から供給される伴
奏パターンの音高情報が、その伴奏パターンの原和音に
応じたコード音、スケール音、ノンスケール音の属性情
報に応じて音高変換されるので、音楽的にそれぞれ伴奏
パターンに適した音高に変換され、音高変換された自動
伴奏情報が音楽的に自然なものになる。また、本発明の
請求項2の自動伴奏情報発生装置によれば、外部から供
給される複数チャンネルの音高情報は、それぞれ異なる
和音に基づいて作成された音高情報を複数チャンネル分
寄せ集めた可能性があるが(例えば複数の既存曲を用意
して、各曲から1つの伴奏パートを選び、音高情報を持
ってきて組み合わせた場合など)、複数の各チャンネル
毎に個別に和音を供給することにより、供給された複数
チャンネルの音高情報が各チャンネルにおいて異なる和
音に基づいているものであっても、音楽的に好ましい自
動伴奏が可能となる。また、本発明の請求項3の自動伴
奏情報発生装置によれば、外部から入力される、どのよ
うな音域で作られた音高のものかがわからない音高情報
についても、常に適切な音域の伴奏情報を出力すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動伴奏情報発生装置を用い
た自動伴奏システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施例の自動伴奏情報発生装置の詳細
を示すブロック図である。
【図3】実施例における設定テーブルの一例を示す図で
ある。
【図4】実施例における分類テーブルの一例を示す図で
ある。
【図5】実施例におけるノート変換テーブルの一例を示
す図である。
【図6】実施例におけるメインルーチンのフローチャー
トである。
【図7】実施例におけるキーイベント処理のフローチャ
ートである。
【図8】実施例における外部入力処理のフローチャート
である。
【図9】実施例における音高変換処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
A…自動伴奏情報発生装置、B…外部自動演奏装置、C
…音源、1…CPU、2…プログラムメモリ、3…ワー
キングメモリ、4…鍵盤、6…入力インターフェース、
7…出力インターフェース、8…設定テーブルメモリ、
9…分類テーブルメモリ、10…ノート変換テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中薗 裕樹 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−292689(JP,A) 特開 昭57−113473(JP,A) 特開 昭63−193193(JP,A) 特開 平4−274499(JP,A) 実開 平4−63498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される伴奏パターンの音高
    情報を入力する外部入力手段と、 和音情報を入力する和音入力手段と、 前記伴奏パターンが基づいている原和音の和音情報を供
    給する原和音供給手段と、 前記伴奏パターンの各音高情報が前記原和音における和
    音構成音であるコード音、前記原和音において取りうる
    スケール上の音のうち前記コード音以外の音であるスケ
    ール音、前記スケールから外れた音であるノンスケール
    音のいずれかを示す属性情報を供給する属性供給手段
    と、 前記和音入力手段から入力される指定和音と前記原和音
    供給手段から供給される和音情報と前記属性供給手段か
    ら供給される属性情報とに応じて前記伴奏パターンの音
    高情報を音高変換する音高変換手段と、 上記音高変換手段で音高変換して得られた音高情報を自
    動伴奏情報として出力する自動伴奏情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする自動伴奏情報発生装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給される伴奏パターンの音高
    情報を複数チャンネル入力する外部入力手段と、 和音情報を入力する和音入力手段と、 前記複数の各チャンネルの伴奏パターンが基づいている
    和音情報を複数の各チャンネル毎に個別に供給する原和
    音供給手段と、 前記伴奏パターンの音高情報を前記和音入力手段から入
    力される指定和音と前記原和音供給手段から供給される
    該音高情報のチャンネルに対応して供給される和音情報
    とに応じて音高変換する音高変換手段と、 上記音高変換手段で音高変換して得られた音高情報を自
    動伴奏情報として出力する自動伴奏情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする自動伴奏情報発生装置。
  3. 【請求項3】 伴奏音として出力可能な伴奏音域を設定
    する伴奏音域設定手段と、この伴奏音域に入るように、
    前記外部から入力されて音高変換された音高 情報をシフ
    トする音高シフト手段とを備え、 前記音高変換後の自動伴奏情報を伴奏音として適切な音
    域にシフトすること を特徴とする請求項1または請求項
    2記載の自動伴奏情報発生装置。
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