JP3051694U - 建造物における収納室の棚構造 - Google Patents

建造物における収納室の棚構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】建造物における収納室に容易に且つ迅速に設置
し得る棚の構造を提供する。 【解決手段】前框、左右一対の横框、及び後框を有する
フレーム部と、該フレーム上に固着される棚板部とを備
えた棚本体と、収納室の内壁面に固着され、前記棚本体
を支持する支持部材とを備え、前記フレーム部は、横框
の外側面に係合用凹凸部の一方を有し、前記支持部材は
該係合用凹凸部と係合する係合用凹凸部の他方を有し、
前記フレーム及び支持部材の係合用凹凸部によって、棚
本体が支持部材上に着脱自在に支持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家屋等の建造物における押入等の収納室に取り付けられる中棚又は 枕棚等の棚構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
家屋等における押入やクローゼット等の収納室には、整理し易さ等の為に中棚 等の棚が取り付けられている。従来、この棚の設置は、現場で、前框、横框、後 框、及び棚板部等の各構成部材の寸法合わせをして、該部材を順に押入に固着し ていくのが一般的であった。そのため、中棚等の設置は、熟練した職人しか行う ことができず、製造コストが高くつくものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記問題点に鑑みなされたもので、建造物における収納室に中棚等 の棚を容易に且つ安価に取り付け得る棚構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、建造物における収納室に設置され、該 収納室内の空間を上下に分割する棚の構造であって、前框、左右一対の横框、後 框、及び棚板部を有し、左右幅及び前後幅がそれぞれ前記収納室の間口幅及び奥 行き幅とほぼ等しくされた棚本体と、前記収納室の左右及び後の内壁面に固着さ れ、前記棚本体を収納室内に支持する支持部材とを備え、前記左右一対の横框及 び後框の外側面には、係合用凹凸部の一方が形成されており、前記支持部材には 、前記横框及び後框の係合用凹凸部の一方と係合する係合凹凸部の他方が形成さ れており、前記横框及び後框の係合用凹凸部と支持部材の係合凹凸部とによって 、棚本体が支持部材上に着脱自在に支持される棚構造を提供する。
【0005】 好ましくは、前記後框の係合用凹凸部は、係合面が該棚本体の内側から外側へ 向かって下方へ傾斜するテーパ状とされ、前記収納室の後内壁面に固着された支 持部材の係合用凹凸部は、前記後框の係合用凹凸部に対応するテーパ状係合面を 有しているものとすることができる。
【0006】 また、より好ましくは、前記支持部材は、収納室内壁面に所定間隔の間隙を存 し固着される複数の支持部材からなり、前記間隙は、前記棚本体を支持部材上に 設置した状態において、該棚本体によって分割された収納室の上下空間を連通す る通気孔となるものとすることができる。
【0007】 さらに、前記支持部材は、収納室内壁面に所定間隔の間隙を存し固着される複 数の第1支持部材と、該第1支持部材に固着され、前記係合用凹凸部の他方を備 えた長尺の第2支持部材とを有し、前記間隙は、前記棚本体を支持部材上に設置 した状態において、該棚本体によって分割された収納室の上下空間を連通する通 気孔となるものとすることができる。
【0008】 前記棚本体は、収納室の奥行き方向に沿って並列される第1棚本体及び第2棚 本体からなるものとすることができる。
【0009】 さらに、前記収納室の内壁面は、材木の杢目方向に沿った所定幅且つ所定間隔 のスリットを有する木壁材であり、該木壁材は、該スリットが収納室の内方を向 き且つ収納室の高さ方向に沿うように配置されているものとすることができる。
【0010】 本考案の他の形態においては、建造物における収納室の棚構造であって、棚を 支持する収納室内壁面として、材木の杢目方向に沿った所定幅且つ所定間隔のス リットを有する木壁材を、該スリットが押入内方を向き且つ押入高さ方向に沿う ように用いた収納室の棚構造が提供される。
【0011】 好ましくは、前記収納室内壁面を桐とすることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 本考案に係る棚構造の第1の実施の形態につき、以下に添付図面を参照しつつ 説明する。図1は中棚や枕棚等の棚を収納室に設置した状態を示す図、図2(a) 及び(b)は本実施の形態における棚本体の平面図及び正面図、図3は棚板部を外 した状態の棚本体を斜め後方から視た図である。
【0013】 本実施の形態に係る棚構造は、前框2、左右一対の横框10,10、及び後框 20を有するフレーム部と、該フレーム部の上面に固着される棚板部30とを備 えた棚本体1と、収納室内壁面に固着され、前記棚本体を収納室内に着脱自在に 支持する支持部材とを備えている。前記前框2、横框10、及び後框20は、種 々の形態をとり得るが、本実施の形態においてはコストや加工性を考慮して、長 尺の平板部材を用いている。
【0014】 図に示すように、前框2は縦状に配置、即ち、長手方向L及び幅W方向がそれ ぞれ収納室の間口方向A及び高さ方向Bと平行に配置されている。該前框2は、 前方に位置する前方部3と、該前方部3の上端面から段部4aを伴い、且つ、左 右の側端面から段部4bをそれぞれ伴って後方へ延在する後方部5とを有してい る。該後方部5は棚板部30を支持するための部材である。さらに、棚板部補強 部材となる根太を支持する根太受部6が、前記後方部5の後面に取り付けられて いる。前記段部4aの長さは棚板部30の厚さと同じとされ、段部4bの長さは 後述する横框10の突出部の厚さと同じとされている。
【0015】 該前框2は前方部3を桐で、且つ、後方部5を杉で作り、両者を接着等適宜の 固着手段によって固着するのが好ましい。斯かる構成によって、美観を維持しな がら強度を向上させることができる。また、強度やコスト等を考慮すると、前框 の幅は50〜100mmであることが好ましく、前方部の厚さは10〜15mm で、後方部の厚さは10〜25mmであることが好ましい。さらに、一般的な家 屋の収納室間口は柱芯間距離で1820mm又は1940mmであるから、前方 部の長さは該間口幅と略等しくするのが好ましい。具体的には、1710mm〜 1820mm又は1870mm〜1940mmであることが好ましい。
【0016】 前記前框の左右段部4bには、それぞれ横框10,10が縦板状に固着されて いる。該横框は、外側面に外方へ突出する突出部11を有している。該突出部1 1は、棚本体を支持するために収納室内壁面に固着される支持部材と係合する係 合用凹凸部となるものである。本実施の形態においては、該突出部の係合面は略 水平に形成されている。
【0017】 該横框10は、上端面及び下端面が該後方部5の上端面及び下端面とそれぞれ 面一となるようにされている。該横框10の下端側12は、強度等から10〜2 0mmの厚さであることが好ましい。さらに、横框10の長さは収納室の奥行き と略等しくされているのが好ましい。一般的な家屋の押入等の収納室は奥行き8 10mm〜910mm又は910mm〜990mmであるから、該横框の長さは 、具体的には、810mm〜910mm又は910mm〜990mmであること が好ましい。
【0018】 前記一対の横框10,10の後端には、該横框を連結する後框20が縦板状に 固着されている。本実施の形態においては、前記横框に加えて、該後框20の外 側面にも外方へ突出する突出部21が形成されている。該突出部21も、前記横 框の突出部11と同様、収納室内壁面に固着される支持部材と係合する係合凹凸 部の一方となるものである。該係合部21の下端面は略水平に形成されている。 また、該後框の内側面には根太受け部材6が固着されている。なお、該後框の長 さは、前記前框及び横框の寸法に応じて決められる。
【0019】 さらに、前記前框及び後框の根太受け部材6,6上に所望本数の根太(図示せ ず)が収納室奥行き方向に沿って取り付けられ、前記前框の後方部5、横框10 、後框20、及び根太の上端面に平板状の棚板部30が固着されている。なお、 前記根太及び根太受け部材は、棚板部を補強するためのものであるから、棚板部 の厚さ等によって強度が十分な場合には、不要とすることができる。
【0020】 次に、以上の構成に係る棚本体の収納室内への設置方法について図4及び図5 を参照しつつ説明する。図4は、図1におけるD−D断面図であって、棚本体を 設置する途中の状態を示す図である。図5は、図4におけるE−E断面図である 。
【0021】 まず、図4に示すように、収納室100の左右の側壁102,102及び後壁 103に第1支持部材41を、それぞれ収納室の奥行き方向及び間口方向に沿っ て取付ピッチPの間隔で、通気孔42が存在するように取り付ける。該第1支持 部材41は種々の形態及び寸法をとり得るが、加工容易性やコスト、強度等を考 慮すると、厚さ10〜30mm、高さ50〜100mm、長さ50mm〜100 mmの、断面4角形状であることが好ましい。また、取り付けピッチPは種々の 寸法を取ることができるが、360mm〜450mmとするのが好ましい。
【0022】 次に、該第1支持部材41の内側面に、長尺の第2支持部材43を取り付ける 。該第2支持部材も種々の形態及び寸法をとり得るが、加工容易性やコスト、強 度等を考慮すると、厚さ10〜30mm、高さ30〜60mm、長さ810mm 〜1940mmの断面4角形とするのが好ましい。
【0023】 その後、図5に示すように、収納室の左右側壁に位置する第2支持部材43に 、横框10の突出部11下端面を載せ、棚本体1を後方へスライドさせる。そし て、後框20の突出部21下端面(図4及び図5においては図示せず)を後方壁 103に位置する第2支持部材43に載せて、棚本体を収納室に設置し、中棚を 構成させる。即ち、第2支持部材43が、前記横框及び後框の係合用凹凸部11 ,21と係合し、棚本体を着脱自在に支持する係合用凹凸部の他方となるもので ある。
【0024】 また、本実施の形態においては、後框20にも突出部21を設け、横框及び後 框における突出部とこれらに係合する支持部材とによって、棚本体を支持するよ うにしたが、これは棚本体をより安定して支持するためである。即ち、横框の突 出部及びこれと係合する支持部材のみによっても棚本体を支持することができる が、後框にも突出部を設けることによってより安定した棚を形成することができ る。
【0025】 このような本実施の形態に係る棚構造によれば、現場で棚本体を組み立てるこ と無く、第1支持部材41及び第2支持部材43だけを収納室内壁面に取り付け るだけで、容易に中棚を収納室に設置することができる。従って、従来、高度な 技術を有する職人しか取り付けることができなかった中棚等の棚を容易に且つ迅 速に設置することが可能になり、取付費用の削減を図ることができる。
【0026】 ところで、収納室の間口幅は、一般的には、前述のように、柱芯間距離で17 10mm〜1820mm又は1870mm〜1940mmであるが、家屋建築時 における組立誤差等によって各家屋毎に異なるものである。しかしながら、本実 施の形態に係る棚構造によれば、第1支持部材及び第2支持部材の厚さを調整す ることによって、収納室の間口寸法差を吸収することができる。従って、本実施 の形態に係る棚構造は既存の家屋にも用いることができ、低コストで収納室等の リフォームを可能にすることができる。
【0027】 また、本実施の形態においては、棚本体と収納室内壁面との間に通気孔を設け るようにしているので、収納室内の防湿を図ることができる。
【0028】 実施の形態2 以下に、本考案に係る棚構造の第2の実施の形態につき、図6を参照しつつ説 明する。図6は、前記実施の形態1における図5に相当する断面図である。
【0029】 本実施の形態に係る棚構造は、前記実施の形態1における棚本体において、横 框10の突出部11及び後框20の突出部21の係合面形状を変えたものである 。なお、前記実施の形態1におけると同一又は相当部材には同一符号を付して、 その説明を省略する。
【0030】 図6に示すように、本実施の形態における棚本体は、横框及び後框の突出部係 合面を棚本体の内側から外側へ向かって下方へ向かうテーパ状とし、さらに、こ れらの突出部と係合する第2支持部材43の上端面を、該突出部係合面と対応す るテーパ状としたものである。
【0031】 このような実施の形態2に係る棚構造においては、前記実施の形態1における 効果に加えて、収納室設置後における中棚のずれを有効に防止し、より安定した 棚の設置が可能になる。
【0032】 なお、本実施の形態においては、横框及び後框の突出部係合面をテーパ状とし 、これに対応する支持部材の係合面をテーパ状としたが、後框の突出部係合面及 び収納室後壁面の支持部材のみをテーパ状としても良い。
【0033】 実施の形態3 以下に、本考案に係る棚構造の第3の実施の形態につき、図7及び図8を参照 しつつ説明する。図7は本実施の形態に係る中棚構造を説明するための平面図、 図8は図7におけるF−F断面図である。
【0034】 本実施の形態に係る棚構造は、図7及び図8に示すように、2個の棚本体1′ ,1′を収納室の奥行き方向に並列させたものである。なお、前記各実施の形態 におけると同一又は相当部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0035】 本実施の形態おいては、前記実施の形態2におけると同様に、中框10′の突 出部係合面及び後框20の突出部係合面をテーパ状にし、これらと係合する第2 支持部材を第1支持支持部材に取り付けている。
【0036】 斯かる棚構造によれば、前記実施の形態2における効果に加えて、収納室の使 用簡便性を向上させることができる。即ち、支持部材を収納室の任意位置に取り 付け、何れか一方の棚本体1′をこの支持部材によって支持させることで、容易 に棚本体の移動を行うことができる。従って、使用用途に応じ、収納室の棚構造 を容易に変更することが可能になる。
【0037】 なお、前記各実施の形態においては、第1支持部材を収納室内壁面に固着し、 該第1支持部材に第2支持部材を取り付けるようにしたが、これは、支持部材の 強度を考慮したためである。即ち、第1支持部材として幅厚のものを用い、該幅 厚の第1支持部材のみによって棚本体を支持することもできるが、この構造にお いては、支持部材の内壁面固着位置と棚支持位置との距離が大きくなり、該幅厚 第1支持部材に過度の負荷が掛かることなる。従って、十分な強度を有するもの を用いれば、第1支持部材だけを用いて棚本体を支持させても良い。
【0038】 また、収納室内の通気性を考慮しない場合には、第2支持部材のみによって、 棚本体を支持するようにしても良い。
【0039】 ところで、前記各実施の形態においては、収納室内壁面と棚本体との間に通気 孔を確保するために第1支持部材を用いたが、収納室内壁材として図9に示す内 壁材50を用いることによって、長尺の第2支持部材のみで通気性を確保しつつ 棚を設置することができる。
【0040】 この内壁材50は、木材の杢目方向に沿った所定幅且つ所定間隔のスリット5 1を有している。該内壁材50は種々の寸法を取り得るが、一般家屋における収 納室寸法やコスト等を考慮して、高さNは1820mm〜2430mm、幅Gは 910mm〜960mm、厚さIは8mm〜12mmであることが好ましい。ま た、スリット幅M及びスリット間隔Kは通気性や強度等から、幅Mが5mm〜7 mm、間隔Kが50mm〜90mmであることが好ましい。このような形態に係 る内壁材を用いて棚を設置すれば、前記各実施の形態における第1支持部材を用 いること無く、収納室内の防湿性を向上させることができる。
【0041】 以上、本考案の好ましい形態について説明したが、本考案は前記実施の形態に 限られるものでは無い。本考案の要旨とするところは、予め、前框、横框、後框 、及び棚板部を一体として備えた棚本体を用意しておき、現場では該棚本体を支 持する支持部材だけを取り付けるようにすることによって、建造物における収納 室への枕棚や中棚等の棚の取付工事を容易に且つ安価に行えるようにするもので ある。従って、棚本体の各構成部材形状及び各構成部材間の固着方法は種々のも のを用いることができるし、支持部材の形態及び該支持部材と棚本体との係合形 態についても種々のものが適用できる。
【0042】
【考案の効果】
本考案に係る収納室の棚構造によれば、前框、左右一対の横框、後框、及び棚 板部を有する棚本体を、収納室内壁面に固着した支持部材によって着脱自在に支 持するようにしたので、収納室への棚の設置を容易に且つ迅速に行うことができ る。
【0043】 また、後框外側面に係合面が内方から外方へ向いて下方に向かうテーパ状の係 合用凹凸部の一方を備え、且つ、該係合用凹凸部の一方を係合支持する支持部材 の係合面を前記テーパ状に対応するテーパ面とすれば、棚設置後のズレを防止す ることができる。
【0044】 また、前記支持部材を、収納室内壁面と棚本体との間に通気孔が存するように 取り付ければ、収納室の防湿性を向上させることができる。
【0045】 また、収納室の奥行き方向に沿って第1及び第2棚本体を並列させるようにす れば、収納室の使用簡便性を向上させることができる。
【0046】 さらに、収納室の内壁面にスリットを有する内壁材を用いるようにすれば、収 納室の防湿性を向上させることができる。
【0047】 また、前記収納室の内壁面を桐とすれば、収納室内の防湿及び防虫効果を向上 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図l】図1は、本考案に係る棚構造によって、棚本体
を収納室に設置した状態を概略的に示す図である。
【図2】図2(a)は、本考案の第1の実施の形態に係る
棚構造の棚本体を示す平面図である。図2(b)は、図2
(a)に示す棚本体の正面図である。
【図3】図3は、図2に示す棚本体の棚板部を外した状
態を、斜め下方から視た斜視図である。
【図4】図4は、図1におけるD−D断面図である。
【図5】図5は、図4におけるE−E断面図である。
【図6】図6は、本考案に係る棚構造の第2の実施の形
態を説明するための断面図である。
【図7】図7は、本考案に係る棚構造の第3に実施の形
態を説明するための平面図である。
【図8】図8は、図7におけるF−F断面図である。
【図9】図9(a)は、本考案に係る棚構造において使用
され得る収納室内壁材の平面図である。図9(b)は、図
9(a)に示す内壁材の正面図である。
【符号の説明】
1 棚本体 2 前框 10 横框 11 横框突出部 20 後框 21 後框突出部 30 棚板部 41 第1支持部材 42 通気孔 43 第2支持部材 50 内壁材 100 収納室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物における収納室に設置され、該収
    納室内の空間を上下に分割する棚の構造であって、 前框、左右一対の横框、後框、及び棚板部を有し、左右
    幅及び前後幅がそれぞれ前記収納室の間口幅及び奥行き
    幅とほぼ等しくされた棚本体と、 前記収納室の左右及び後の内壁面に固着され、前記棚本
    体を収納室内に支持する支持部材とを備え、 前記左右一対の横框及び後框の外側面には、係合用凹凸
    部の一方が形成されており、 前記支持部材には、前記横框及び後框の係合用凹凸部の
    一方と係合する係合凹凸部の他方が形成されており、 前記横框及び後框の係合用凹凸部と支持部材の係合凹凸
    部とによって、棚本体が支持部材上に着脱自在に支持さ
    れることを特徴とする建造物における収納室の棚構造。
  2. 【請求項2】 前記後框の係合用凹凸部は、係合面が該
    棚本体の内側から外側へ向かって下方へ傾斜するテーパ
    状とされ、 前記収納室の後内壁面に固着された支持部材の係合用凹
    凸部は、前記後框の係合用凹凸部に対応するテーパ状係
    合面を有していることを特徴とする請求項1に記載の建
    造物における収納室の棚構造。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、収納室内壁面に所定間
    隔の間隙を存し固着される複数の支持部材からなり、 前記間隙は、前記棚本体を支持部材上に設置した状態に
    おいて、該棚本体によって分割された収納室の上下空間
    を連通する通気孔となることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の建造物における収納室の棚構造。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、収納室内壁面に所定間
    隔の間隙を存し固着される複数の第1支持部材と、該第
    1支持部材に固着され、前記係合用凹凸部の他方を備え
    た長尺の第2支持部材とを有し、 前記間隙は、前記棚本体を支持部材上に設置した状態に
    おいて、該棚本体によって分割された収納室の上下空間
    を連通する通気孔となることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の建造物における収納室の棚構造。
  5. 【請求項5】 前記棚本体は、収納室の奥行き方向に沿
    って並列される第1棚本体及び第2棚本体からなること
    を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の建造物に
    おける収納室の棚構造。
  6. 【請求項6】 前記収納室の内壁面は、材木の杢目方向
    に沿った所定幅且つ所定間隔のスリットを有する木壁材
    であり、 該木壁材は、該スリットが収納室の内方を向き且つ収納
    室の高さ方向に沿うように配置されていることを特徴と
    する請求項1から5の何れかに記載の建造物における収
    納室の棚構造。
  7. 【請求項7】 建造物における収納室の棚構造であっ
    て、 棚を支持する収納室内壁面として、材木の杢目方向に沿
    った所定幅且つ所定間隔のスリットを有する木壁材が、
    該スリットが収納室内方を向き且つ収納室高さ方向に沿
    うように用いられていることを特徴とする建造物におけ
    る収納室の棚構造。
  8. 【請求項8】 前記収納室内壁面は桐であることを特徴
    とする請求項1から7の何れかに記載の建造物における
    収納室の棚構造。
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