JP3115651U - 押入れ中棚構築キット - Google Patents

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幹夫 赤塚
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株式会社東新工務
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Abstract

【課題】 押入れ内にスノコ形状の中棚を構築するに際して、構築が容易で、且つ無駄な部材を省いてなる中棚構築キットを提供する。
【解決手段】 スノコ体1と、前掛材2と、後掛材3と、2本の壁付け根太材4と、後付板(独立した細幅板)5と、2種3本の四分一材6a,6bで構成し、スノコ体1が、適宜間隔で前後方向に複数配置した根太12に、適宜長さの複数の細幅板11を、後方部において前記根太を後方に張り出させ、且つ細幅板の左右両端部が前記根太より張り出させて適宜間隔で固着し、前部に根太前端面及び最前部細幅板下面が当接固定される前板13で形成され、前掛材2はスノコ体の全高分の載置部を背面に設けてなり、後掛材3は根太の高さ分の載置部31を前面に設けてなり、壁付け根太材4は、スノコ体の根太12と一致する形状で、後付板5は独立した1本の細幅板である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、押入れ内に構築する中棚のキットに関するものである。
押入れの中棚は、押入れの壁面に釘着する枠状根太の上部に棚板を組み込んでなるものである。前記の中棚は通気性に問題があるために、従前においては、一般的なスノコ板(適宜間隔で細幅板を連結部材(小角材)に釘着した板状体)や、特殊構造のスノコ(特許文献1)を中棚板上に載置する手段が知られている(特許文献1)。
既存の押入れにスノコ板を使用せずに、押入れの構築に際して、予め通気機能を備えた中棚を構築する手段も種々提案されている。例えば特開2001−200631号公報(特許文献2)には、通常の中棚の構築に際して、棚板に通気穴を穿設すると共に、上面に縁部を形成し、縁部内にスノコ板を嵌合載置する手段が開示されている。
また登録実用新案第3082929号公報(特許文献3)には、中棚の構築に際して前掛け及び後掛け、スノコ受け及び棚板受けとなる側受けを構築した後、固定棚板と着脱可能なスノコ板とで、中棚を構築する手段が開示されている。
登録実用新案第3091161号公報。 特開2001−200631号公報。 登録実用新案第3082929号公報。
通気性を備えた押入れの中棚の構築において、特許文献2,3記載の構成は、独立したスノコ板(複数の細幅板と複数の連結部材(小角材)を直交状態で釘着した板状体)を使用するものであるから、前記スノコ板を載置するための中棚板(特許文献2)や、載置根太(特許文献3)を特に必要としている。即ち独立したスノコ体を構成する部材とスノコ体を支持する部材が各別に必要とし、スノコ構造の中棚の構築には必ずしも必要としない部材も使用することになる。
また中棚構築に際して、建物毎に押入れサイズが微妙に相違するものであり、当該相違に対して柔軟に対応する必要がある。
そこで本考案は、スノコ形状の中棚の構築に際して、スノコ板の連結部材と載置根太を兼用して省資材となり、且つ構築が容易である中棚構築キットを提案したものである。
本考案に係る押入れ中棚構築キットは、適宜間隔で前後方向に複数配置した根太上に、適宜長さの複数の細幅板を、後方部において前記根太を後方に張り出させ、且つ細幅板の左右両端部が前記根太より張り出させて適宜間隔で固着し、前部に根太前端面及び最前部細幅板下面が当接固定される前板部で形成されるスノコ体と、スノコ体の全高分の載置部を背面に設けた適宜長さの前掛材と、前記根太の高さ分の載置部を前面に設けた適宜長さの後掛材と、スノコ体の根太と一致する形状の2本の根太材と、独立した1本の細幅板とで構成してなることを特徴とするものである。
而して前掛材と、側受けとなる根太材(壁付け根太)と、後掛材とを必要に応じて所定の長さに調整(切断)して、押入れ内の中棚設置箇所に、枠状に組上げるように押し入れ内壁面に固着し、また必要に応じてスノコ体の細幅板の端部及び根太の後端部を切断して長さ調整を行い、スノコ体の前板を前掛材の載置部に、根太の後端部を後掛材の載置部に、細幅板の両端を壁付け根太上に、それぞれ載置して固着し、更に独立細幅板を最奥方の上面に固着すると、スノコ構造の中棚が構築されるものである。
又前記キットに四分一材を加えると、前記の構築された中棚の両側及び背面の壁際の仕上げ処理も容易に行える。
本考案は、上記構成を備えた中棚構築キットで、無駄な資材(独立したスノコ体に採用される連結部材)を省き、且つ構築作業を効率的に実施することができて、スノコ構造の中棚を容易に構築することができたものである。
次に本考案の実施の形態について説明する。実施形態に示した構築キットは、メーターモジュールの木造家屋の一畳分(2×4m)の押入れに対応させたもので、スノコ体1と、前掛材2と、後掛材3と、2本の壁付け根太材4と、後付板(独立した細幅板)5と、2種3本の四分一材6a,6bで構成される。
スノコ体1は、細幅板11と、根太12と、前板13とで形成される。根太12は、W14×H60×L771(mm:以下単位は省略する)の大きさの赤松材で形成され、300mmの適宜間隔で前後方向に5本配置し、その上面に、W86×H15×L190の桐材で形成された細幅板11を、7枚横方向に配置すると共に、16mmの間隙を空けて縦列して、前記根太12に釘着または接着などの手段で固着する。
また前板13は、W14×H60×L1900の大きさの赤松材で形成され、根太12の前端面及び最前部に配置している細幅板11の前端下面に当接固定されるものである。
従って平面視1900mm×764mmの大きさで、後方部において根太12が後方に張り出し、且つ細幅板11の左右両端部が前記根太12より張り出しているスノコ体1が形成されるものである。
前掛材2は端面L状の長尺材で、赤松材を芯材とし、前面及び上面に桐突板を貼った化粧材で、W(前後厚)45×H105×L1900で、背面に前記スノコ体1の前板13が載置される載置部21を設けてなる。載置部21は前後幅24mm、高さ75mmの抉り形状である。
後掛材3は端面L状の長尺材で、赤松材で、W(前後厚)30×H90×L1900で、前面にスノコ体1の根太12の後端部が載置される載置部31を設けてなる。載置部31は前後幅15mm、高さ60mmの抉り形状である。
2本の壁付け根太材4は、スノコ体1の根太12と同一の大きさで、W14×H60×L771の赤松材である。
後付板5は、スノコ体1の細幅板11と同一で、W86×H15×L190の桐材で形成されたものである。
四分一材は、W15×H9×L190の桐材からになる1本の長尺四分一材6aと、W15×H9×L806の桐材からなる2本の短尺四分一材6bの3本で構成される。
前記のキットは、木造建築における押入れの中棚構築に際して使用されるもので、その使用状態を構築手順に添って次に説明する
前掛材2の載置部21と、後掛材3の載置部31に壁付け根太4の前後端が載置さる状態で、押入れ内の中棚設置箇所に、枠状に組上げるように押し入れの内壁面Aに釘等で固着する(図2,3:棚枠の構築)。
尚押し入れ自体の構築に際しては、必ずしも完全な寸法通りに構築されずに微妙な相違が生ずる。これに対しては各部材を所定の長さに調整(切断)して棚枠を形成する。
次にスノコ体1を前記棚枠に載置固着するもので、スノコ体1の前板13部分を前掛材2の載置部21に、根太12の後端部は後掛材3の載置部31に、また細幅板11の両端部分は壁付け根太4上に、それぞれ載置して固着する。
尚微調整が必要となる場合には、細幅板11及び前板13の端部や、根太12の後端部を切断して長さ調整を行う。
そして後付板(独立細幅板)5を、後掛材3の上面を被覆するようにし、且つスノコ体1の最奥の細幅板11との間に適宜な間隔を有せしめて固着する。後付板5を採用したのは、押入れの奥行きに微妙な相違があったとしても対応できるようにするためである。即ち後付板5は、幅及び長さの切断加工によって調整可能としたものである。
更に内壁面Aと細幅板11及び後付板(独立細幅板)5との境界部分には、四分一材6a,6bを固着するもので、この固着によって継ぎ目箇所の仕上げを行うことになる。
以上の手順によってスノコ構造の押入れ中棚が用意に構築することができ、しかも構築された中棚は、棚面となる細幅板11及び後付板(独立細幅板)5が桐材でしかもスノコ構造となっているものであるから、通気性に優れると共に、桐材が備えている呼吸機能も併せ持つ優れた中棚構造であり、また外観も桐材のみが視認されることになり、高級感も付与されるものである。
尚前記の実施形態は、メーターモジュールの寸法を採用したが、そのままのキットでも切断処理によって尺モジュールに対応できるが、尺モジュール対応の寸法に基づく部材キットとしても良い。また細幅板の幅寸法や間隙寸法は任意に設定することができるものである。
本考案の実施形態のキット構成部材の斜視図。 同棚枠組上げ状態の斜視図。 同棚枠組上げ状態の平面図。 同中棚組上げ状態の斜視図。 同中棚組上げ状態の平面図。 同中棚組上げ状態の断面図。
符号の説明
1 スノコ体
11 細幅板
12 根太
13 前板
2 前掛材
21 載置部
3 後掛材
31 載置部
4 根太材(壁付け根太)
5 後付板(独立細幅板)
6a,6b 四分一材

Claims (3)

  1. 適宜間隔で前後方向に複数配置した根太上に、適宜長さの複数の細幅板を、後方部において前記根太を後方に張り出させ、且つ左右両端部が前記根太より張り出させて適宜間隔で固着し、前部に根太前端面及び最前部細幅板下面が当接固定される前板で形成されるスノコ体と、スノコ体の全高分の載置部を背面に設けた適宜長さの前掛材と、前記根太の高さ分の載置部を前面に設けた適宜長さの後掛材と、スノコ体の根太と一致する形状の2本の根太材と、独立した1本の細幅板とで構成してなることを特徴とする押入れ中棚構築キット。
  2. 前掛材の載置部を除く露出部分を桐化粧材で被覆した桐突き板張り材を使用すると共に、細幅板を桐材で形成した請求項1記載の押入れ中棚構築キット。
  3. 請求項2記載のキットに、棚の両側及び背面に配置する桐材で形成した四分一材を加えてなる押入れ中棚構築キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008038533A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Wood One:Kk 押入用棚板及び押入用棚板の施工方法

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