JP4088322B1 - 壁構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造1であって、前記長辺の長さが短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、長辺の長さが、略1間の1/3である第一装飾部材11と、長辺の長さが略1間の1/2である第二装飾部材12と、を複数壁本体に固定することにより構成され、前記第一装飾部材を横方向に3枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に2枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば、壁の表面を木材により構成することで、利用者は温かみや安らぎを感じることが可能となる。そのため、利用者の好みに応じた居住空間を演出することを目的として、木材により構成された壁の仕上げ材である装飾部材が多数開発されている。
なお、本明細書において、「壁」とは、あらゆる壁を含むものとし、例えば、構造材としての壁や、居住区間を区分けする仕切り壁や、パーティション等も含むものとする。
また、請求項2に記載の発明は、正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造であって、前記長辺の長さが前記短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、前記長辺の長さが、略1間の1/4である第一装飾部材と、前記長辺の長さが略1間の1/3である第二装飾部材と、を複数壁本体に固定することにより構成され、前記第一装飾部材を横方向に4枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に3枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造であって、前記長辺の長さが前記短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、前記長辺の長さが、略1間の1/6である第一装飾部材と、前記長辺の長さが略1間の1/4である第二装飾部材と、を複数壁本体に固定することにより構成され、前記第一装飾部材を横方向に6枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に4枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする。
また、かかる壁構造は、横方向に並べる第一装飾部材の長辺の長さを略1間の1/3、第二装飾部材の長辺の長さを略1間の1/2に形成し、規格化しておくことにより、壁構造の端面をそろえることが可能となり、施工が容易である。また、横方向に並べる第一装飾部材の長辺の長さを略1間の1/4、第二装飾部材の長辺の長さを略1間の1/3に形成しても同様の効果が得られる。また、横方向に並べる第一装飾部材の長辺の長さを略1間の1/6、第二装飾部材の長辺の長さを略1間の1/4に形成しても同様の効果が得られる。
かかる壁構造は、部材厚の最も厚くなる位置を、部材の中心からずらすことで、より独創的な印象を与える。
ここで、図1は、第1の実施形態に係る壁構造を示す斜視図である。図2は、図1に示す壁構造に使用される第一装飾部材を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図である。図3は、図1に示す壁構造に使用される第二装飾部材を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図である。図4は、第2の実施形態に係る壁構造を示す斜視図である。図5は、図4に示す壁構造に使用される装飾部材を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は側面図である。さらに、図6は、第1の実施形態に係る装飾部材の変形例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
第1の実施形態に係る壁構造1は、図1に示すように、建築物の内壁Wの表面に複数の装飾部材10を貼り付けることにより、構成されている。
一方、左右方向から臨む横断面形状は、矩形を呈している。
一方、左右方向から臨む横断面形状は、矩形を呈している。
なお、装飾部材10の内壁Wへの固定方法は、限定されるものではなく、適宜、公知の方法により行えばよい。
第2の実施形態に係る壁構造2は、図4に示すように、建築物の内壁Wの表面に複数の装飾部材20を貼り付けることにより、構成されている。
なお、装飾部材20の内壁Wへの固定方法は、限定されるものではなく、適宜、公知の方法により行えばよい。
例えば、装飾部材10(20)が貼着されることにより構成される壁構造1(2)は、あらゆる壁を含むものとし、例えば、構造材としての壁や、居住区間を区分けする仕切り壁や、パーティション等も含むものとする。
なお、図6(a)および(b)に示す装飾部材13は、3つの凸の円弧13aを形成するものとしたが、装飾部材13に形成される円弧13aの数は、限定されるものではなく、例えば2つでもよい。また、装飾部材13において、円弧13a同士の間の凹部13bも円弧に形成することで、柔らか味が増し、一層温かみや安らぎを感じることが可能となる。また、装飾部材13の長辺の長さ(図6(a)における左右の長さ)は、例えば1間や半間分の長さに形成する等、当該装飾部材13が設置される壁の形状に応じて適宜形成されていればよい。また、短辺の長さ(図6(b)における上下の長さ)も限定されるものではない。
また、第1の実施形態では、第二装飾部材12の肉厚の最も厚い部分が、上下の第一装飾部材11の最も肉厚の厚み部分に応じた位置となるように構成したが、これに限定されるものではなく、第二装飾部材12の最も肉厚の厚い部分が、第二装飾部材12の長辺12aの長さ方向に対して中央であってもよいことはいうまでもない。
10 装飾部材
11 第一装飾部材
11a 長辺
11b 短辺
11c 木目
12 第二装飾部材
12a 長辺
12b 短辺
12c 木目
2 壁構造
20 装飾部材
A 表面
B 背面
W 内壁
Claims (5)
- 正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、
かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、
前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、
前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造であって、
前記長辺の長さが前記短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、
前記長辺の長さが、略1間の1/3である第一装飾部材と、前記長辺の長さが略1間の1/2である第二装飾部材と、を複数壁本体に固定することにより構成され、
前記第一装飾部材を横方向に3枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に2枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする、壁構造。 - 正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、
かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、
前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、
前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造であって、
前記長辺の長さが前記短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、
前記長辺の長さが、略1間の1/4である第一装飾部材と、前記長辺の長さが略1間の1/3である第二装飾部材と、を複数壁本体に固定することにより構成され、
前記第一装飾部材を横方向に4枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に3枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする、壁構造。 - 正面視で、長辺と短辺とからなる横長の矩形形状に形成されていて、
かつ、上下方向から臨む横断面形状の表面側が凸の円弧、裏面側が平坦に形成され、
前記円弧の曲率半径が、3〜5mの範囲内であり、
前記長辺の方向に沿って木目が形成されている木製の無垢材からなる装飾部材を使用した壁構造であって、
前記長辺の長さが前記短辺の長さの2〜15倍に形成されるとともに、
前記長辺の長さが、略1間の1/6である第一装飾部材と、前記長辺の長さが略1間の1/4である第二装飾部材と、を複数壁本体に固定することにより構成され、
前記第一装飾部材を横方向に6枚並べた段と、前記第二装飾部材を横方向に4枚並べた段と、を交互に配置することより千鳥状の凹凸が構成されていることを特徴とする、壁構造。 - 前記第一装飾部材および前記第二装飾部材は、
前記上下方向から臨む横断面形状における部材厚の最も厚い部分が、前記長辺の中心からずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の壁構造。 - 前記第二装飾部材の上下方向から臨む縦断面形状における部材厚の最も厚い部分の横方向の位置が、該第二装飾部材の上下に配置された前記第一装飾部材の上下方向から臨む縦断面形状における部材厚の最も厚い部分の横方向の位置と一致することを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載の壁構造。
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