JP3050049U - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP3050049U
JP3050049U JP1997011183U JP1118397U JP3050049U JP 3050049 U JP3050049 U JP 3050049U JP 1997011183 U JP1997011183 U JP 1997011183U JP 1118397 U JP1118397 U JP 1118397U JP 3050049 U JP3050049 U JP 3050049U
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rotating
cushion
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JP1997011183U
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和雄 竹田
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株式会社丸八真綿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝具としての機能の他に、例えば食事や会合
時等にテーブルとして使用することができるベッドを提
供する。 【解決手段】 このベッドは、上端が開口する箱状のベ
ッド本体2と、このベッド本体2上に前記開口を閉鎖す
るように載置されたクッション体3a,3b,3cとか
ら構成され、中間のクッション体3bはベッド本体2に
対して着脱自在で、かつ下面に折り畳み可能な複数の脚
部1a,1bを備えられたテーブル形態になっている。
中間のクッション体3bを、ベッド本体2の中仕切板部
材20a,20bや支持枠部材90bより取り外した
後、クッション体3bの各脚部1a,1bを拡げ、各脚
部1a,1bが開いた状態のクッション体3bを、ベッ
ド本体100の開口K上に位置させるとともに、各脚部
1a,1bを支持枠部材90bの各隅部上にそれぞれ載
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、寝具としての機能の他に、例えば食事や会合時等にテーブルとして 使用することができるベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的なベッドは、ベッド本体とこのベッド本体の上部に設けられたク ッション体(蓋体)とから構成され、寝具あるいは腰掛けの機能しか有していな かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、部屋内において例えば食事や会合等をする場合には、前記ベッド の他にテーブルが必要となり、このため、部屋の窮屈感が顕著になり、部屋のス ペースを有効に利用しているとは言い難い。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、寝具としての機能の他に、 例えば食事や会合時等にテーブルとしても使用することができる多機能なベッド を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1記載の考案は、上端が開口する箱状のベッ ド本体と、このベッド本体上に前記開口を閉塞するように装着された蓋体とから 構成され、前記蓋体の一部は前記ベッド本体に対して着脱自在でかつ下面に折り 畳み可能な複数の脚部を備えられたテーブル形態になっており、さらに、前記蓋 体の一部は、各脚部が折り畳まれている状態で前記ベッド本体に装着され、かつ 、前記ベッド本体から取り外されている状態で、前記ベッド本体に装着されてい たときに前記閉塞していたベッド本体の開口上に位置するように、拡げられた各 脚部により前記ベッド本体あるいは前記蓋体の他の部位に載置されるようになっ ていることを特徴とするベッドである。
【0006】 この考案において、ベッドとして使用する際には、蓋体上に敷ふとんを敷き、 この上で就寝する。 そして、例えば食事や会合時等にテーブルとして使用する場合には、前記敷ふ とんを蓋体上から取り去り、前記蓋体の一部をベッド本体から取り外した後に、 その複数の脚部を拡げる。そして、前記蓋体の一部を、ベッド本体から取り外し たことにより現れたベッド本体の開口上に位置させ、かつ各脚部により、前記ベ ッド本体あるいは前記蓋体の他の部位に載置されるように支持する。使用者は、 前記蓋体の一部の周辺でかつ残る蓋体上に座り、前記蓋体の一部をテーブルとし て使用することができる。また、前記蓋体の一部の下面に適宜の熱源を設けてお き、前記蓋体の一部を覆うように毛布等をかけることにより、堀ごたつとして使 用することもできる。
【0007】 請求項2の考案のように、前記蓋体の一部は、前記ベッド本体の長さ方向にお ける中間部とすることにより、前記蓋体の一部をテーブルとして使用する場合に 、この蓋体の一部の前記長さ方向の両端側に使用者のスペースを確保することが できる。
【0008】 請求項3または請求項4のベッドは、ベッド本体の側方でかつ外側に配置され た回動体と、前記回動体の外側に配置された可動体とを備えており、前記回動体 は、前記ベッド本体に対して、自由端部が上下動するように正逆方向に回動可能 に取り付けられており、かつ、前記回動体は、その自由端が上昇した状態におい て、前記回動体の上面と前記蓋体の上面とがほぼ同じ平面上に位置するように配 置されており、前記可動体は、前記ベッド本体に対して離間および接近可能な構 成となっており、かつ、前記可動体は、前記回動体が上昇位置にあるときにその 自由端部に当接することにより、前記回動体の下降を阻止するための支持部を備 えていることを特徴とするものである。
【0009】 このヘッドでは、先ず、可動体をベッド本体とは離れる方向(すなわち外側) に移動させた後、回動体を回動させて、その自由端を上昇させて、回動体の上面 とベッド本体の上面とをほぼ同じ平面上に位置させる。これにより、ベッド本体 には回動体が並設されてそれらの合計面積が広くなる。次いで、可動体をベッド 本体側に若干移動させて、その支持部で回動体を前記上昇位置に保持する。この ように、ベッドを拡張することができるので、就寝の際に使用者の人数の増加に 対応できるのみならず、テーブルとして使用する場合にもベッド本体上に多くの 使用者が上がることもできる。
【0010】 請求項5または請求項6の考案のように、前記回動体および前記可動体は、前 記ベッド本体の両側にそれぞれ配置されていることにより、ベッドの幅の拡大量 を大きくすることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の一実施形態について図面を参照して説明する。 図1は本考案の係わるベッドの一実施形態の、可動体を押込んだ状態を示す図 、図2は本考案に係わるベッドの一実施形態の、可動体を引き出した状態を示す 図、図3は図1の側面図、図4は図1の平面図、図5は図4のC−C線における 概略的な断面図である。なお、添付した各図面においては、理解を容易とするた めに、部材の厚さおよび間隔を適宜模式的に記載している。また、本実施形態に 係るベッドは、幅方向(図4中左右方向)において左右対称となっているので、 中央から片側(主に右半分)についてのみ説明し、反対側については、図中に符 号を付すことによって、詳細な説明を省略する。
【0012】 本実施形態に係るベッドは、シングルサイズ、ダブルサイズおよびクイーンサ イズの3通りの間で幅を変更できるようになっているとともに、ベッドのクッシ ョン体3bをテーブルとして使用できる(図10および図11参照)ものである 。
【0013】 本実施形態に係わるベッドは、ベッド本体2と、このベッド本体2の幅方向( 図4中左右方向)における側方でかつ外側に配置された回動体5,5と、回動体 5,5の外側にそれぞれ配置された可動体(スライド体)4,4と、この可動体 4,4の上端部にそれぞれ設けられた回動体支持部材6,6(支持部)とを主要 な構成としている。
【0014】 ベッド本体2は、その上面が開口した箱状体(その底壁は符号100aで示さ れている)となっており、このベッド本体2上には、複数(本例では3つ)のク ッション体3a,3b,3cが、前記開口を閉塞するように着脱自在に載置され ている。各クッション体3a,3b,3cは、ベッド本体2の蓋体を構成し、例 えば木材等の基部80上に畳70が設けられた構成になっているが、この畳に代 えてマットを使用してもよい。ベッド本体2の開口端部内面には、ベッド本体2 の一部を構成する複数の支持枠部材90a,90b,90c(図11参照)が設 けられており、各支持枠部材90a,90b,90cやベッド本体2の上端でク ッション体3a,3b,3cがそれぞれ支持されている。3つのクッション体3 a,3b,3cのうち中間のクッション体3bは、図10および図11に示すよ うに、その下面に折り畳み自在な複数本(本例では4本であり、そのうちの1本 は不図示)の脚部1a,1b,1cを備え、テーブル形態になっており、詳細に ついては後述する。
【0015】 ベッド本体2に対して、図示しない案内機構により、一対の可動体4,4がベ ッド本体2の幅方向(図5における矢印D,E参照)にスライド自在となってい る。すなわち、可動体4は、案内機構を介してベッド本体2に取り付けられてい るので、可動体4は、ベッド本体2に対して離間および接近可能な構成とされて いる。可動体4の高さはベッド本体2の高さとほぼ等しくなっている。符号50 ,51はそれぞれヘッド側ボードおよびフット側ボードを示しており、このヘッ ド側ボード50およびフット側ボード51には、各可動体4の前壁4aおよび後 壁4bを案内するためのガイド部材60,61がそれぞれ設けられている。
【0016】 回動体5は、クッション体3a,3b,3cと同様に、基部5aと畳5bとか ら構成された長方形板状のものであり、その幅(図5中上下方向における長さ) は、ベッド本体2の高さより短くなっている。また、回動体5の長さ(図4中上 下方向における長さ)はクッション体3a,3b,3cの合計長さとほぼ同じに なっている。回動体5の一端部は、ベッド本体2の上端部に対して、複数のヒン ジ8によって取り付けられている。これにより、回動体5は、その自由端部(他 端部)が上下移動するように正逆方向に回動可能にベッド本体2に取り付けられ たものとなっている。回動体5は、その自由端が上昇した状態(図7や図8に示 した状態)において、回動体5の上面とクッション体3a,3b,3cの上面と がほぼ同じ平面上に位置するように配置されている。各回動体5の自由端部には 2つの取っ手7,7(例えば紐で形成されている)が取り付けられており、回動 体5を回動させる際には、2つの取っ手7,7をそれぞれ片手で持ち、回動体5 を容易に上昇させたり下降させたりすることができる。
【0017】 可動体4は、床面に接地できる位置まで延長させた複数の脚部70a,70b ,70cを備えている。可動体4の上端には、複数のピンジ9を介して回動体支 持部材6の幅方向の一端部が回動自在に取り付けられており、この回動体支持部 材6は、ベッド本体2側に倒れる状態(図4および図5の状態)とその反対側に 倒れる状態(図6乃至図8の状態)との間を手動により回動させることができる 。回動体支持部材6をベッド本体2とは反対側に倒した状態(図6乃至図8の状 態)において、回動体支持部材6の上面と可動体4の上端面とがほぼ同じ平面上 に位置するようになっている。なお、回動体支持部材6の長さ(図4中上下方向 における長さ)は回動体5の長さとほぼ等しくなっている。
【0018】 図9乃至図11に示すように、ベッド本体2内には、その内空間をほぼ3等分 に仕切るためにその幅方向に沿って延びる中仕切板部材20a,20bが設けら れている。前記3等分された空間はそれぞれ符号100で示されており、各空間 100にはふとん等や衣類等の物品を収納できるようになっている。各空間10 0内で、ベッド本体2の上端部開口付近や各中仕切板部材20a,20bの上端 部には、各クッション体3a,3b,3cをそれぞれ支持するための支持枠部材 90a,90b,90cが水平に延びる形態で固定されている。
【0019】 中間のクッション体3bの下面には折り畳み自在な4本の脚部1a,1b,1 cが設けられ(1本の脚部は不図示)、各脚部1a,1b,1cが閉じているき に(図11の二点鎖線1a,1b参照)、例えば図1に示したように、中間のク ッション体3bをベッド本体2の上端部に装着できる。中間のクッション体3b をベッド本体2より外した後に、各脚部1a,1b,1c,1dを拡げることに より、テーブル形態とすることができる。このテーブル形態となったクッション 体3bの各脚部1a,1b,1cを、前記支持枠部材90bの隅部にそれぞれ載 置することができる。この際、各脚部1a,1b,1cと支持枠部材90bの隅 部との間に、三角形板状の板部材60a,60b,60c,60dを介在させる ことにより、クッション体3bの支持が安定になる。なお、中間のクッション体 3bを蓋体として使用する場合には(例えば図1参照)、板部材60a,60b ,60c,60bは、中間のクッション体3bによって覆われるベッド本体2内 の空間100に入れておく。
【0020】 次に、本実施形態のベッドの使用方法の一例について、ベッドとして使用する 場合およびテーブルとして使用する場合について順次説明する。 先ず、シングルサイズのベッド(図1参照)として使用する場合には、図5に 示すように、可動体4をベッド本体2に接近させて、回動体支持部材6をベッド 本体2側に倒れた状態とし、一対の回動体5は使用しない。各クッション体3a ,3b,3c上に敷ふとんを敷き、この上で就寝する。ここで、このシングルサ イズのベッドの大きさの一例としては、長さ(図4における上下方向における長 さ)および幅(図4における左右方向における長さ)が例えばそれぞれ2mおよ び1.2m程度である。
【0021】 次いで、このベッドをクイーンサイズとして使用する場合には(図2参照)、 図5に示すように、ベッド本体2の一方の片側において、可動体4を外側(矢印 D側)に移動させる。この移動量は、後述するように回動体5を水平状態まで回 動させる際に、この回動体5が可動体4に干渉しないようにする。この後、図6 に示すように、ベッド本体2の一方の片側において、回動体支持部材6をベッド 本体2とは反対側(矢印F側)に倒して、その上面を可動体4の上端面とほぼ一 致させる。
【0022】 次いで、図7に示すように、回動体5の取っ手7を持って回動体5を正回転( 矢印G参照)させ、一時的に人力でほぼ水平状態に保持しつつ、可動体4をベッ ド本体2側(矢印H側)に移動させ、回動体支持部材6の自由端を回動体5の自 由端にほぼ一致させる。ここで、回動体5の保持を解除することにより、回動体 5を回動体支持部材6の上面および可動体4の上端面に載せて支持する。これに より、長さおよび幅がそれぞれ2mおよび1.6m程度のダブルベッドが得られ る。
【0023】 ここで、ベッド本体2の他方の片側においても、上記の操作と同様な操作を行 うことにより、各クッション体3a,3b,3cの両側に、回動体5,5を同一 高さに配置させる。各クッション体3a,3b,3cおよび回動体5,5に敷ふ とんを敷くと、本実施形態のベッドは、クイーンサイズのものとして使用するこ とができる。このシングルサイズのベッドの大きさの一例としては、長さ(図4 における上下方向における長さ)および幅(図4における左右方向における長さ )が例えばそれぞれ2m程度である。
【0024】 クイーンサイズとされた本実施形態のベッドをシングルサイズに戻すには、上 記の操作とほぼ逆の操作を行えばよい。すなわち、図8において、先ず、取っ手 7を持って回動体5を一時的に水平状態にし、可動体4を一旦ベッド本体2から 遠ざけた後、回動体5を逆回動させて下降させる。この後、回動体支持部材6を ベッド本体2側に倒すとともに、可動体4をベッド本体2側に近づけて、図4お よび図5の状態に戻す。
【0025】 なお、上記各実施形態では、可動体や回動体をベッド本体の幅方向の両側に配 置したが、この幅方向の片側のみに配置したり、また、ベッド本体の長さ方向の 両側あるいは片側に、可動体や回動体を配置することにより、長さを延長させる ことができる構成としてもよい。本実施形態のベッドの周辺部に座ることにより 、腰掛けとしても使用できる。
【0026】 図9乃至図11に示すように、クイーンサイズとされた本実施形態のベッドを 例えば食事や会合時等にテーブルとして使用する場合には、先ず、各クッション 体3a,3b,3cおよび回動体5,5上より敷ふとん(不図示)を取り去る。 次に、中間のクッション体3b(蓋体の一部)を中仕切板部材20a,20bや 支持枠部材90b上より取り外した後、クッション体3bの各脚部1a,1b, 1cを拡げるとともに、ベッド本体2の底板100a上に置いてあった4つの板 部材60a,60b,60c,60dを、支持枠部材90bの4つの隅部上に載 せる。
【0027】 各脚部1a,1b,1cが開いた状態のクッション体3bを、ベッド本体2に 装着されていたときに閉塞していた開口K上に位置させるとともに、各脚部1a ,1b,1cを各板部材60a,60b,60c,60d上にそれぞれ載せる。 使用者は、前記クッション体3bの周辺で他のクッション体3a,3cや回動体 5,5上に座ることにより、このクッション体3bをテーブルとして使用するこ とができる。また、使用者は自身の脚を、前記クッション体3bが閉塞していた ベッド本体2内の空間100に入れることができる。したがって、使用者は無理 な姿勢を強いられることがないとともに、前記クッション体3bの下面に適宜の 熱源を設けておき、前記クッション体3bを覆うように毛布等をかけることによ り、堀ごたつとして使用することもできる。
【0028】 ベッドをテーブル形態から元のベッド形態に戻すには、クッション体3bの各 脚部1a,1b,1cを閉じるとともに、4つの板状部材60a,60b,60 c,60dを支持枠部材90b上から取り去り、底板100a上に置く。最後に 、各脚部1a,1b,1cが閉じたクッション体3bを、ベッド本体2や支持枠 部材90b上に装着することにより、他の両側のクッション体3a,3cと同一 平面を構成する(図2の状態参照)。
【0029】 上記実施形態では、クイーンサイズとされているときにテーブルとして使用し て、中間のクッション体3bの4方向全ての側に座ることができる例を示したが 、これに限らず、ダブルサイズあるいはシングルサイズとされているときに、テ ーブルとして使用してもよい。これらの場合、中間のクッション体3の3方向側 あるいは2方向側に座ることができる。すなわち、シングルサイズの場合、中間 のクッション体の、ベッドの長さ方向の両側に使用者のスペースを確保すること ができ、ダブルサイズの場合には、ベッドの長さ方向の両側および一方の幅方向 に使用者のスペースを確保することができる。
【0030】 また、複数のクッション体3a,3b,3cのうち中間のクッション体3bの みをテーブル形態としたが、これに限らず、両側のクッション体3aのいずれか 一方あるいは両方をテーブル形態としてもよい。 さらに、クッション体3bをテーブルとして使用する場合に、その各脚部1a ,1b,1cをベッド本体100の支持枠部材90bの隅部にそれぞれ載置して 、クッション体3bを安定に支持したが、これに限らず、各脚部1a,1b,1 cを他のクッション体3a,3cや回動体5,5上に置いてもよい。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したとおりに構成されているので、以下に記載するような 効果を奏する。 請求項1に記載の考案は、ベッドとして使用する際には、蓋体上に敷ふとんを 敷き、この上で就寝する。また、ベッドの周縁部に座ることにより、腰掛けとし ても使用できる。 そして、例えば食事や会合時等にテーブルとして使用する場合には、前記敷ふ とんを蓋体上から取り去り、前記蓋体の一部をベッド本体から取り外した後に、 その複数の脚部を拡げる。そして、前記蓋体の一部を、ベッド本体から取り外し たことにより現れたベッド本体の開口上に位置させ、かつ各脚部により、前記ベ ッド本体あるいは前記蓋体の他の部位に載置されるように支持する。使用者は、 前記蓋体の一部の周辺でかつ他の蓋体上に座り、前記蓋体の一部をテーブルとし て使用することができる。また、使用者は自身の脚を、前記蓋体の一部が閉塞し ていたベッド本体内の空間に入れることができる。したがって、使用者は無理な 姿勢を強いられることがないとともに、前記蓋体の一部の下面に適宜の熱源を設 けておき、前記蓋体の一部を覆うように毛布等をかけることにより、堀ごたつと して使用することもできる。 以上のように、本考案のベッドは、寝具や腰掛けとしての機能の他に、例えば 食事や会合等時にテーブルとしても使用することができる多機能なものであり、 従来のように部屋にベッドの他にテーブルを配置することが不要となり、部屋の 窮屈感を著しく低減することができる。
【0032】 請求項2の考案のように、前記蓋体の一部は、前記ベッド本体の長さ方向にお ける中間部とすることにより、前記蓋体の一部をテーブルとして使用する場合に 、この蓋体の一部の前記長さ方向の両端側に使用者のスペースを確保することが できる。
【0033】 請求項3または請求項4の考案は、先ず、可動体をベッド本体とは離れる方向 (すなわち外側)に移動させた後、回動体を回動させて、その自由端を上昇させ て、回動体の上面とベッド本体の上面とをほぼ同じ平面上に位置させる。これに より、ベッド本体には回動体が並設されてそれらの合計面積が広くなる。次いで 、可動体をベッド本体側に若干移動させて、その支持部で回動体を前記上昇位置 に保持する。このように、ベッドを拡張することがでるので、就寝の際に使用者 の人数の増加に対応できるのみならず、テーブルとして使用する場合にもベッド 本体上に多くの使用者が上がることもできる。
【0034】 請求項5または請求項6の考案のように、前記回動体および前記可動体は、前 記ベッドの両側にそれぞれ配置されていることにより、ベッドの幅の拡大量を大 きくすることができ、テーブルとして使用する場合に、テーブルの四方に使用者 のスペースを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の係わるベッドの一実施形態の、可動
体を押込んだ状態を示す図である。
【図2】 本考案の係わるベッドの一実施形態の、可動
体を引き出した状態を示す図である。
【図3】 図1の側面図である。
【図4】 図1の平面図である。
【図5】 図4のC−C線における概略的な断面図であ
る。
【図6】 図5に相当する図面であって、ベッドの使用
方法を説明するための、可動体を引き出した状態を示す
図である。
【図7】 図5に相当する図面であって、ベッドの使用
方法を説明するための、可動体を押し込む直前の状態を
示す図である。
【図8】 図5に相当する図面であって、クイーンサイ
ズとされたベッドの状態を示す図である。
【図9】 本実施形態のベッドの、中間のクッション体
がベッド本体から取り外されている状態を斜視図であ
る。
【図10】 本実施形態のベッドの、中間のクッション
体がテーブルとして使用されている状態を示す図であ
る。
【図11】 図10の中間のクッション体付近の縦断面
図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 脚部 2 ベッド本体 3a,3b,3c クッション体(蓋体) 4 可動体 5 回動体 6 回動体支持部材(支持部) 7 取っ手 20a,20b 中仕切板部材 60a,60b,60c,60d 板部材 70 畳 80 基部 90a,90b,90c 支持枠部材 100 空間 100a 底板 K 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A47C 19/22 A47C 19/22 Z

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が開口する箱状のベッド本体と、こ
    のベッド本体上に前記開口を閉塞するように装着された
    蓋体とから構成され、前記蓋体の一部は前記ベッド本体
    に対して着脱自在でかつ下面に折り畳み可能な複数の脚
    部を備えられたテーブル形態になっており、さらに、前
    記蓋体の一部は、各脚部が折り畳まれている状態で前記
    ベッド本体に装着され、かつ、前記ベッド本体から取り
    外されている状態で、前記ベッド本体に装着されていた
    ときに前記閉塞していたベッド本体の開口上に位置する
    ように、拡げられた各脚部により前記ベッド本体あるい
    は前記蓋体の他の部位に載置されるようになっているこ
    とを特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の一部は、前記ベッド本体の長
    さ方向における中間部である請求項1記載のベッド。
  3. 【請求項3】 ベッド本体の側方でかつ外側に配置され
    た回動体と、前記回動体の外側に配置された可動体とを
    備えており、前記回動体は、前記ベッド本体に対して、
    自由端部が上下動するように正逆方向に回動可能に取り
    付けられており、かつ、前記回動体は、その自由端が上
    昇した状態において、前記回動体の上面と前記蓋体の上
    面とがほぼ同じ平面上に位置するように配置されてお
    り、前記可動体は、前記ベッド本体に対して離間および
    接近可能な構成となっており、かつ、前記可動体は、前
    記回動体が上昇位置にあるときにその自由端部に当接す
    ることにより、前記回動体の下降を阻止するための支持
    部を備えていることを特徴とする請求項1記載のベッ
    ド。
  4. 【請求項4】 ベッド本体の側方でかつ外側に配置され
    た回動体と、前記回動体の外側に配置された可動体とを
    備えており、前記回動体は、前記ベッド本体に対して、
    自由端部が上下動するように正逆方向に回動可能に取り
    付けられており、かつ、前記回動体は、その自由端が上
    昇した状態において、前記回動体の上面と前記蓋体の上
    面とがほぼ同じ平面上に位置するように配置されてお
    り、前記可動体は、前記ベッド本体に対して離間および
    接近可能な構成となっており、かつ、前記可動体は、前
    記回動体が上昇位置にあるときにその自由端部に当接す
    ることにより、前記回動体の下降を阻止するための支持
    部を備えていることを特徴とする請求項2記載のベッ
    ド。
  5. 【請求項5】 前記回動体および前記可動体は、前記ベ
    ッド本体の両側にそれぞれ配置されている請求項3記載
    のベッド。
  6. 【請求項6】 前記回動体および前記可動体は、前記ベ
    ッド本体の両側にそれぞれ配置されている請求項4記載
    のベッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7271031B1 (ja) * 2022-11-02 2023-05-11 時照藤清殖産株式会社 寝具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7271031B1 (ja) * 2022-11-02 2023-05-11 時照藤清殖産株式会社 寝具

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