JP4464509B2 - 収納型ベッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は天板が開閉自在に構成された収納型ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の収納型ベッドの一例としては、図7に示すように、上面が開口した3つの箱状のベッド本体1を一列に並べ、最前方のベッド本体1の前面にヘッドボード2を取り付けるとともに、最後方のベッド本体1の後面にフットボード3を取り付け、さらに、各ベッド本体1に固定された開閉金具4に天板5をそれぞれ取り付けて構成されたものがある。このような収納型ベッドでは、天板5が開閉自在に構成されており、就寝の際には、各天板5を閉じて各ベッド本体1内の空間を閉塞状態とし、水平状態の各天板5上に敷きふとんを敷き、この上に就寝する。一方、各ベッド本体1内に物品(ふとんや小物等)を収納したり物品を取り出す際には、各天板5を開閉することにより、ベッド本体1内の空間を開放する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の収納型ベッドでは天板が開閉するものの、ベッド上で就寝する人の姿勢を変化させることのできるリクライニング機能を備えているものはなかった。
また、従来の収納型ベッドでは、ふとんを敷いた状態では敷いたふとんが障害となって天板5を開閉することができない。したがって、ベッド本体1内に物品を収納する場合またはベッド本体1内から物品を取り出す際には、ふとんをベッドからおろすか、ベッド上で畳んで片側に寄せる必要があるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、リクライニング状態とすることが可能な収納型ベッドを提供することを目的とする。また、本発明は、敷きふとんを敷いた状態でも物品の収納、取出しが容易である収納型ベッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の収納型ベッドは、左右の側板と、ヘッドボードと、フットボードと、底板とにより収納部が形成される収納型ベッドであって、下方の収納部の蓋としての機能および寝床面を形成する機能を兼ね備えた天板部が、頭側天板と中間部天板と足側天板とから構成され、前記頭側天板と中間部天板とが互いに回動自在に収納型ベッドの長手方向に連結され、前記中間部天板と足側天板とが互いに回動自在に収納型ベッドの長手方向に連結され、前記左右の側板間に渡され、前記頭側天板の長手方向中間部において該頭側天板を揺動自在に支持する回転軸が設けられ、前記頭側天板を回動させたときに、該頭側天板の頭側端部が上昇すると共に足側端部が下降して該頭側天板と中間部天板との連結部が谷状に変形することを特徴とする。
【0006】
この収納型ベッドにおいては、頭側天板を回動させて中間部天板との連結部を谷状に変形させることで、天板部をリクライニング状態にすることができる。
また、頭側天板の頭側端部および足側天板の足側端部をそれぞれ上方に回動させることにより、下方の収納部を開放することができる。
【0007】
請求項2に記載の収納型ベッドは、請求項1に記載の収納型ベッドにおいて、前記中間部天板を収納型ベッド長手方向にスライド自在かつ傾斜自在に支持する中間部天板支持部材が設けられ、前記足側天板を収納型ベッド長手方向にスライド自在に支持する足側天板支持部材が設けられ、前記頭側天板を回動させて該頭側天板の足側端部を下降させたときに、前記中間部天板が頭側にスライドしつつ該中間部天板の頭側端部が下降して前記頭側天板との連結部が谷状に変形し、かつ、該中間部天板の足側端部が上昇して前記足側端部との連結部が山状に変形することを特徴とする。
【0008】
この収納型ベッドにおいては、頭側天板と中間部天板との連結部が谷状となるので、横臥する者の臀部を安定に支持することができる。また、中間部天板と足側天板との連結部が山状となるので、脚を屈折させた状態で安定に支持し、快適な姿勢に保つことができる。
【0009】
請求項3に記載の収納型ベッドは、請求項1または2に記載の収納型ベッドにおいて、前記頭側天板の傾斜角度を保持するストッパ機構が設けられていることを特徴とする。
【0010】
この収納型ベッドにおいては、頭側天板の傾斜角度と共に、頭側天板に連結されている中間部天板、足側天板の状態も保持されるので、各天板をリクライニング状態に保持することができる。
【0011】
請求項4に記載の収納型ベッドは、請求項3に記載の収納型ベッドにおいて、前記ストッパ機構は、一端が前記頭側天板と中間部天板との連結部近傍に設けられ、他端が前記収納型ベッドに固定されるとともに、該一端及び他端との間を伸縮自在に連結する伸縮部材が設けられていることを特徴とする。
【0012】
この収納型ベッドにおいては、伸縮部材によって前記一端と他端との間を接近させることにより、頭側天板と中間部天板との連結部を谷状にして各天板をリクライニング状態にする。また、前記一端と他端との間を離間させることで、リクライニング状態を解除する。
【0013】
請求項5に記載の収納型ベッドは、請求項1から4に記載の収納型ベッドにおいて、前記頭側天板は、その足側端部にて前記中間部天板に連結された胴体支持部材と、該胴体支持部材の頭側端部に回動自在に連結され、その頭側端部を起伏可能とされた頭部支持部材とを備えていることを特徴とする。
【0014】
この収納型ベッドにおいては、頭部支持部材を胴体支持部材に対して上昇させることで、枕のように横臥する者の頭部を支持することができる。
【0015】
請求項6に記載の収納型ベッドは、請求項1から5のいずれかに記載の収納型ベッドにおいて、前記天板部上に敷きふとんを備え、該敷きふとんの頭側端部が、前記天板部の頭側天板に固定されていることを特徴とする。
【0016】
この収納型ベッドにおいては、天板部をリクライニング状態としたときでも敷きふとんの頭側端部が天板部の頭側天板に固定されているため、敷きふとんが天板上でずれることが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る収納型ベッドの斜視図であり、リクライニング状態としたものである。図2は同収納型ベッドの断側面図である。
【0018】
この収納型ベッド10の主な構成要素は、蝶番11により折り畳み自在となった一対の側板12,13と、それぞれ広げられて互いに平行に配置された前記一対の側板12,13の両端に着脱自在に取り付けられるヘッドボード14及びフットボード15と、一対の側板12,13と前記ヘッドボード14及びフットボード15により囲まれた収納空間(収納部)Aの底部となる互いに分離した複数枚(本例では3枚)の底板材16a、16b、16cからなる底板16と、収納空間Aの蓋としての機能及び寝床面を形成する天板19(頭側天板),20(中間部天板),21(足側天板)である。これら各天板19,20,21により天板部Bが形成されている。
【0019】
ここで、各部の詳細構造について説明する。前記側板12,13は、互いに左右対称で同一構造のものであるので、一方の側板13を図2を用いて説明し、側板12の説明は省略する。
側板13は、ほぼ同じ大きさの側板部材13a、13bが内面において2個の蝶番11により連結されたことにより、長さ方向における中間部が折り畳み自在となったものである。板部材13a、13bの端部に互いに対向して台座部31a、31bが固着されており、この台座部31a、31bを付き合わせた状態で、前記蝶番11が台座部31a、31bを跨いで該台座部31a、31bに螺着されている。台座部31a、31bは、側板12,13を開く際に、側板12,13が一直線上に沿った状態となるようその開度を制限する。
【0020】
台座部31a、31bの下方には補強桟32が着脱自在に設けられている。なお後述するように、補強桟32の下方には底板16を挿入することができるように、補強桟32が側板13下端よりも上方に設けられている。
【0021】
側板13の前端には図3に示すようにねじ孔33を備えたL字金具22Aが上下に2つ設けられており、これに対応して、ヘッドボード14の端部にはねじ穴35Aが形成されている。側板12の後端にも同様にL字金具22Bが2つ設けられており、フットボード15にはこれに対応してねじ穴(不図示)が設けられている。
【0022】
図1,2に示すように、一対の側板12,13、ヘッドボード14及びフットボード15により囲まれた空間は、後述するように物品(例えばふとん、衣類、玩具等の小物)を収納するための収納空間Aとなっている。この収納空間Aの底部には底板16(すのこ板)が敷かれており、この底板16は3枚の底板材16a、16b、16cがベッド10の長さ方向に配列されたものである。
【0023】
さて、各側板12、13間には、ベッドの幅方向に4つの桟39,40,41,42が渡されている。桟39、40,42は、収納空間Aの上部においてその高さを等しく設けられ、桟39、40は頭側天板19を支持し、桟(足側天板支持部材)42は足側天板21の足側端部近傍を支持している。桟41の上部にはローラ(中間部天板支持部材)44が取り付けられており、ローラ44により中間部天板20がその中間部において支持されている。ローラ44は円柱状であり、支持する中間部天板20をベッドの長手方向にスライド自在、かつ、傾斜自在に支持することができるようになっている。なお、ローラ44に作用する荷重は、桟41により支持されるようになっている。
【0024】
頭側天板19は頭部支持部材19aと胴体支持部材19bとを備え、互いに回転軸19cを回動中心に連結されている。回転軸19cは、頭部支持部材19aを胴体支持部材19bに対して一方側に持ち上げて複数段階の傾斜角度に回動させるとともに、他方側への回動を禁止することにより、頭部支持部材19aを任意の角度で保持するラチェット機構(不図示)を搭載している。なお、頭側支持部材19aを大きく回動させると、前記他方側への回動禁止が解除されて元に戻すことができるようになっている。
また、胴体支持部材19bには幅方向に沿って回転軸43が固着されている。この回転軸43は側板12,13間に回転自在に支持され、頭側天板19の長手方向中間部において、頭側天板19を揺動自在に支持している。
【0025】
頭側天板19の足側端部19dと、中間部天板20の頭側端部20aとは、連結部45において互いに回動自在に連結されており、中間部天板20の足側端部20bと足側天板21の頭側端部21aとは、連結部46において互いに回動自在に連結されている。
中間部天板20はローラ44により支持されてベッド長手方向にスライド自在とされているほか、ローラ44を支点として頭側端部20aが下降したときに足側端部20bが上昇するようになっている。
なお、上記桟39、40、ローラ44、桟42は各天板19,20,21とは別体となっている。天板部Bは、回転軸43においてのみ側板12,13側に連結されている。また、各天板19,20,21の幅は、側板12,13間の幅より小さく構成されており、天板19と20との連結部45が谷状に変形して収納空間Aに沈み込むことができるようになっている。
【0026】
図6に、本例の収納型ベッド10の寸法一例を示した。図示のように、頭部支持部材19a、胴体支持部材19b、中間部天板20はそれぞれ450mm、足側天板21は620mmとなっている。回転軸43およびローラ44の連結部45からの位置は、それぞれ210mm、270mmとなっている。
【0027】
収納空間A内には頭側天板19の傾斜角度を保持するダンパ(ストッパ機構)48が設けられている。
ダンパ48は、一端を連結部45近傍の胴体支持部材19b(頭側天板19の足側端部19d)に固定されたブラケット49aに取り付けられ、他端を桟41に固定されたブラケット49bに取り付けられている。これら両端の間にはダンパ機構部(伸縮部材)48aが設けられており両端間の距離を伸縮自在としている。ブラケット49aは、図2に示すように頭側天板19の足側端部19dから垂直に下方に延びて設けられ、その先端にダンパ48の前記一端が回転自在に取り付けられている。
ダンパ48を伸張させると、ブラケット49aには頭側(図2上左側)に伸張力が伝達される。ブラケット49aに伝達した伸張力により、頭側天板19は回転軸43を中心に回動するようになっている。ダンパ48を収縮させると、頭側天板部19は逆方向に回動する。
【0028】
図4に示すように、各天板19、20、21上には敷きふとん50が載せられている。図4,図5に示すように、敷きふとん50の裏面側(天板側)の頭側端部50aには、頭側天板19の幅より若干広く、その足側端部側51aが開口されると共に他の三方を縫着されて袋状とされた係止布51が設けられている。この係止布51の内部に頭側天板19の頭側端部を挿入することにより、敷きふとん50の頭側端部が頭側天板19に固定されている。
【0029】
以上の収納型ベッドにおいて、就寝する際には各天板19,20,21を水平にし、その上に横臥する。
リクライニング状態とするには、まず、横臥する者の手元等に配した不図示の操作部によりダンパ機構部48aを操作し、ブラケット49aに対して頭側方向の伸張力を作用する。
これにより、頭側天板19が回転軸43を中心として回動して連結部45が下降し、頭側天板19と中間部天板20とが谷状に変形する。このとき、中間部天板20は連結部45の下降とともに頭側方向にスライドし、ローラ44を支点として足側端部20bが上昇する。ローラ44により、中間部天板20のスライドがスムーズに行われる。
中間部天板20の移動と共に、足側天板21も桟42上を頭側にスライドすると共に、中間部天板20の足側端部20bの上昇に伴い、連結部46が山状に変形する。
また、頭側天板19の頭部支持部材19aを手で操作して胴体支持部材19bから持ち上げ、好みの角度にする。このようにして、図1または図4に示すようなリクライニング状態とする。
そして、各天板19,20,21上に横臥し、頭部を頭部支持部材19aにて支持し、谷状の連結部45に臀部をのせ、山状の連結部46にて脚を支持する。
リクライニング状態から水平状態に戻すには、操作部を操作してダンパ機構部48aを短縮させる。
【0030】
収納空間Aを使用するには、図6の2点鎖線で示すように足側天板21を連結部46にて回動させてその足側端部21bを上方に大きく持ち上げ、収納空間Aを開放させる。足側天板21のみならず、中間部天板20を回動させてもよい。同様に、頭側天板19の頭部支持部材19aを胴体支持部材19bに対して上方に回動して収納空間Aへの収納、取出しを行ってもよい。さらには、頭側天板19を回転軸43を中心に上方に回動させてもよい。
【0031】
このように、本例の収納型ベッドにおいては、ダンパ48を作動させることにより、天板19,20,21をリクライニング状態とすることができる。連結部45は谷状に変形するので、臀部を安定して支持することができ、連結部46は山状に変形するので、脚を安定して支持することができる。
また、頭部支持部材19aが回動することにより、頭部を安定に支持することができる。
敷きふとん50の頭側端部50aが頭側天板19に固定されているので、天板19,20,21をリクライニング状態としたときでも敷きふとん50が足側方向にずれない。
さらにまた、頭側天板19の頭側端部19aおよび足側天板21の足側端部21bを持ち上げることにより、収納空間Aに対して荷物の収納、取出しを行うことができる。このとき、天板19,20,21上にふとんを敷いた状態でも天板19,21を開閉して収納空間Aを開放することができる。
【0032】
なお、頭部支持部材19aを回動させるためにダンパ等の駆動手段を設けてもよい。
また、足側天板21を連結部46を中心として上方に回動させたときに、足側天板21を任意の角度で保持するためにラチェット等のストッパ機構を設けてもよい。これにより、収納空間Aに物品を収納する場合に足側天板21の角度を固定しておくことができる。
ダンパ48により頭側天板19を回動することとしたが、自重によりリクライニング状態としてもよい。例えば、横臥した者が臀部に体重をかけて連結部45を下降させることにより、連結部45を谷状に変形させてリクライニング状態とする。戻す場合には腰を浮かせて上半身に体重をかけ、連結部45を上昇させる。リクライニングの角度は、頭側天板19の傾斜角を保持するロック機構を設けて固定する。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明の収納型ベッドにおいては、頭側天板を揺動させて頭側天板と中間部天板との連結部を谷状に変形させることで、天板部をリクライニング状態にすることができる。
また、中間部天板と足側天板との連結部を山状に変形させることにより、脚を屈折させた快適な姿勢で支持することができる。
傾斜角度はストッパ機構により保持されるので、天板部をリクライニング状態のまま保持することができる。具体的には、ストッパ機構の伸縮部材により頭側天板と中間部天板との連結部と固定側とを接近離間させることにより、リクライニング状態およびその解除を行うことができる。
また、頭部支持部材を胴体支持部材に対して持ち上げることで、枕のように頭部を支持することができる。
さらに、天板部上に設けられた敷きふとんの頭側端部が頭側天板に固定されているので、リクライニング状態としたときに敷きふとんが天板上でずれることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した収納型ベッドの斜視図であり、天板部をリクライニング状態としたものである。
【図2】 同収納型ベッドの側断面図である。
【図3】 側板とヘッドボードとの取り付け状態を示す斜視図である。
【図4】 同収納型ベッドの側断面図であり、リクライニング状態としたものである。
【図5】 同収納型ベッドに用いられる敷きふとんの斜視図である。
【図6】 同収納型ベッドの収納空間を開放した状態を示す側断面図である。
【図7】 従来の収納型ベッドの斜視図である。
【符号の説明】
12,13 側板
14 ヘッドボード
15 フットボード
16 底板
A 収納空間(収納部)
B 天板部
19 頭側天板
19a 頭部支持部材
19b 胴体支持部材
20 中間部天板
21 足側天板
43 回転軸
44 ローラ(中間部天板支持部材)
42 桟(足側天板支持部材)
48 ダンパ(ストッパ機構)
48a ダンパ機構部(伸縮部材)
50 敷きふとん

Claims (6)

  1. 左右の側板と、ヘッドボードと、フットボードと、底板とにより収納部が形成される収納型ベッドであって、下方の収納部の蓋としての機能および寝床面を形成する機能を兼ね備えた天板部が、頭側天板と中間部天板と足側天板とから構成され、
    前記頭側天板と中間部天板とが互いに回動自在に収納型ベッドの長手方向に連結され、前記中間部天板と足側天板とが互いに回動自在に収納型ベッドの長手方向に連結され、
    前記左右の側板間に渡され、前記頭側天板の長手方向中間部において該頭側天板を揺動自在に支持する回転軸が設けられ、
    前記頭側天板を回動させたときに、該頭側天板の頭側端部が上昇すると共に足側端部が下降して該頭側天板と中間部天板との連結部が谷状に変形することを特徴とする収納型ベッド。
  2. 請求項1に記載の収納型ベッドにおいて、
    前記中間部天板を収納型ベッド長手方向にスライド自在かつ傾斜自在に支持する中間部天板支持部材が設けられ、
    前記足側天板を収納型ベッド長手方向にスライド自在に支持する足側天板支持部材が設けられ、
    前記頭側天板を回動させて該頭側天板の足側端部を下降させたときに、前記中間部天板が頭側にスライドしつつ該中間部天板の頭側端部が下降して前記頭側天板との連結部が谷状に変形し、かつ、該中間部天板の足側端部が上昇して前記足側端部との連結部が山状に変形することを特徴とする収納型ベッド。
  3. 請求項1または2に記載の収納型ベッドにおいて、
    前記頭側天板の傾斜角度を保持するストッパ機構が設けられていることを特徴とする収納型ベッド。
  4. 請求項3に記載の収納型ベッドにおいて、
    前記ストッパ機構は、一端が前記頭側天板と中間部天板との連結部近傍に設けられ、他端が前記収納型ベッドに固定されるとともに、該一端及び他端との間を伸縮自在に連結する伸縮部材を備えていることを特徴とする収納型ベッド。
  5. 請求項1から4に記載の収納型ベッドにおいて、
    前記頭側天板は、その足側端部にて前記中間部天板に連結された胴体支持部材と、該胴体支持部材の頭側端部に回動自在に連結され、その頭側端部を起伏可能とされた頭部支持部材とを備えていることを特徴とする収納型ベッド。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の収納型ベッドにおいて、
    前記天板部上に敷きふとんを備え、該敷きふとんの頭側端部が、前記天板部の頭側天板に固定されていることを特徴とする収納型ベッド。
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