JP3058553U - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP3058553U
JP3058553U JP1998008225U JP822598U JP3058553U JP 3058553 U JP3058553 U JP 3058553U JP 1998008225 U JP1998008225 U JP 1998008225U JP 822598 U JP822598 U JP 822598U JP 3058553 U JP3058553 U JP 3058553U
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健一 稲垣
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株式会社丸八真綿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シングルサイズをベビーサイズに縮小した
り、収納ボックスとしても使用でき、構造が簡単で安価
なベッドを提供する。 【解決手段】 このベッド1は、開閉自在な天板2a,
3a,4a(蓋体)を備えた箱状の3つのベッド構成体
2,3,4が一直線方向に並びかつ互いに突き合わせた
状態で配置され、両側のベッド構成体2,4の前面およ
び後面にはヘッドボード5およびフットボード6がそれ
ぞれ備えられている。このように、通常、3つのベッド
構成体2,3,4を一直線方向に配置することにより、
シングルサイズのベッドとして使用する。そして、例え
ば中間のベッド構成体3を両側のベッド構成体2,4か
ら分離して、両側のベッド構成体2,4の後面および前
面を突き合わせると、ベビーベッドとすることができ、
しかも、中間のベッド構成体3をおもちゃ等の小物の収
納ボックスとして使用できるので、使い勝手がよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、就寝用に用いられる使い勝手のよいベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、就寝用のベッドとしては、シングルサイズのものを例えばダブルサイズ のベッドに拡大するものが提案されており(例えば本出願人の出願に係わる特願 平9−280911号)、このベッドは、シングルサイズのベッド本体と、前記 ベッド本体の側方に回動自在に設けられた拡張用回動体と、前記ベッド本体にそ の幅方向にスライド自在に設けられて、引き出し位置にあるときに前記拡張用回 動体を水平状態に支持するスライド体と、を備えている。そして、前記ベッド本 体と水平状態の拡張用回動体により拡張されたダブルサイズのベッドを構成でき る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のベッドは、ダブルサイズに拡張できるものの、ベビーサ イズには縮小することはできず、ベビーサイズのものが必要となった場合には、 シングルサイズのベッドに加えて、ベビーサイズのベッドを用意しなければなら ず、コストがかかるという問題点がある。 また、構造的にやや複雑で高価にならざるをえず、しかも、高価なわりには衣 類やおもちゃ等の小物を収納することができず、この収納の点で決して使い勝手 が良いとは言えない。
【0004】 本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、ベビー サイズに縮小したり、収納ボックスとしても使用でき、構造が簡単で安価なベッ ドを提供することを目的としている。 また、本考案の他の目的は、ダブルサイズにも拡張できて、構造が簡単で安価 なベッドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案のベッドは、上面が開口したほぼ箱状のベッ ド構成体本体の上部に天板を前記開口を開閉するように設けてなるベッド構成体 を3つ備え、これら3つのベッド構成体がベッドの長さ方向に並びかつ互いに突 き合わせた状態で配置されているときにシングルサイズのベッドを構成すること を特徴とするものである。
【0006】 このベッドは、通常、3つのベッド構成体をベッドの長さ方向に配置すること により、シングルサイズとして使用する。そして、請求項2のように、前記3つ のベッド構成体本体のうち、1つのベッド構成体を他のベッド構成体より分離し て、おもちゃ等の小物入れ(収納ボックス)として使用でき、一方、残る2つの ベッド構成体を互いに突き合してベビーベッドとすることができる。ここで、請 求項3のように、前記1つのベッド構成体は、前記ベッドの長さ方向に並んだ3 つのベッド構成体のうち中間のベッド構成体であり、残る2つのベッド構成体本 体のそれぞれの前面および後面にはヘッドボードおよびフットボードが備えられ ている。
【0007】 また、少なくとも1つのベッド構成体の下部四隅には、キャスターが、床に接 地して前記ベッド構成体を支持する接地位置と、この接地位置より上昇して床か ら離れる待機位置との間を移動可能にそれぞれ取り付けられているものとするこ とにより、ベッド構成体を所望の位置に設定しておく場合には、各キャスターを 待機位置に保持して、ベッド構成体の底部を床に接地させ、一方、べッド構成体 を移動させる際には、予め各キャスターを下降位置(使用位置)に設定すること により、ベッド構成体を床上で容易に移動させることができる。
【0008】 また、請求項5のように、前記3つのベッド構成体の長さとほぼ同一長さを有 する3つのサイドテーブルを、シングルサイズのベッドを構成する各ベッド構成 体の側方にそれぞれ配置すると、ダブルサイズのベッドを構成することができる 。 さらに、請求項6のように、前記サイドテーブルは、開閉可能な蓋体を備えた 箱状のテーブル本体と、前記テーブル本体に着脱自在に取り付けられた複数の脚 部とを備え、箱状のテーブル本体内の空間は、このテーブル本体より取り外され ている前記複数の脚部を収納可能な大きさとなっていることにより、サイドテー ブルを使用しないときには、テーブル本体より脚部を取り外してテーブル本体内 に収納することにより、コンパクトにすることができる。 ここで、請求項7のように、両側のサイドテーブルの前面および後面にはヘッ ドボードおよびフットボードが備えられているものとすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案ベッドの一実施形態について図面を参照して説明する。 図1は本考案のベッドの一実施形態で、シングルサイズの状態を示す斜視図で あり、図2はベビーサイズの状態を示す斜視図、図3は図1および図2に示した ベッド構成体の拡大斜視図である。
【0010】 先ず、図1に示すように、このベッド1は、開閉自在な天板2a,3a,4a をそれぞれ備えた箱状の3つのベッド構成体2,3,4が一直線方向(すなわち 矢印A方向で、ベッド1の長さ方向)に互いに接合して配列され、両側のベッド 構成体2,4の前面および後面にはヘッドボード5およびフットボード6がそれ ぞれ備えられているものである。このように、3つのベッド構成体2,3,4が 前記長さ方向に配置されているときは、シングルサイズのベッド1が構成されて いる。本例では、3つのベッド構成体2,3,4を単に突き合わしているが、3 つのベッド構成体2,3,4は、それ自身の自重や使用者の体重により不用意に 位置ずれしたりしない。なお、3つのベッド構成体2,3,4を、金具等で着脱 自在に接合してもよい。
【0011】 3つのベッド構成体2,3,4の大きさは互いに等しく、ほぼ同一構造となっ ている。すなわち、先ず、前側のベッド構成体2については、図3(a)に示す ように、上面が開口(符号K参照)した箱状のベッド構成体本体2b(箱体)と 、このベッド構成体本体2bに開閉金具7により開閉可能に取り付けられた天板 2a(蓋体)とを備えており、この天板2aは、木製の天板本体8a(例えば穴 明ボード)の上面に畳9aを取り付けた構成になっている。ベッド構成体本体2 bは、衣服やおもちゃ等の小物を収納できる収納ボックスになっており、ベッド 構成体本体2bの前面にはヘッドボード5が着脱自在に取り付けられている。天 板2aは、ヘッドボード5側の端部においてベッド構成体本体2bに回動自在( 矢印θ参照)に取り付けられており、ベッド構成体本体2bの上端開口Kを閉じ る水平状態と、この上端開口を開放する傾斜状態との間を回動する。
【0012】 次に、中間のベッド構成体3については、図3(b)に示すように、上面が開 口した箱状のベッド構成体本体3b(箱体)と、このベッド構成体本体3b上に 、このベッド構成体本体3bの上端開口を開閉するために着脱自在に載置された 天板3aとを備えており、この天板3aは、木製の天板本体(不図示)の上面に 畳9bを取り付けた構成になっている。ベッド構成体本体3bは、衣服やおもち ゃ等の小物を収納できる収納ボックスになっている。
【0013】 再び、図1に示すように、後側のベッド構成体4は、その天板4aがフットボ ード6側の端部においてベッド構成体本体4b(箱体)に回動自在に取り付けら れている点、およびベッド構成体本体4bの後面にフットボード6が取り付けら れている点で、前側のベッド構成体2と相違する。箱状の3つのベッド構成体2 ,3,4を一直線方向(矢印A方向)に配置し、ベッド構成体2,3,4の上に 、例えば羽毛ふとん(ダウンシーツとも言い、後述する図7中の符号D参照)を 敷くことによりシングルサイズのベッド1として使用できる。なお、ベッド構成 体2,3,4の幅寸法および長さ寸法は、それぞれ例えば約110cm,70c m程度になっているが、これに限定されない。
【0014】 一方、図2に示すように、3つのベッド構成体2,3,4のうち、例えば中間 のベッド構成体3(図3(b)参照)を両側のベッド構成体2,4から分離して 、両側のベッド構成体2,4の後面および前面を突き合わすと、ベビーベッド1 0とすることができ、しかも、中間のベッド構成体3を、特にベビー用のおもち ゃや小物の収納ボックスとして使用できる。このように、本実施形態のベッドは 、ベビーサイズのベッドにすることができるので、従来のようなシングルサイズ のベッドに加えてベビーサイズのベッドを別途用意する必要はなく、経済的であ る。また、構造的に簡単で安価であり、しかも、衣類やおもちゃ等の小物を収納 することができ、この収納の点で使い勝手もよい。なお、両側のベッド構成体2 ,4によりベビーベッド10を構成することに限らず、前側および中間のベッド 構成体2,3によりベビーベッドを構成したり、中間および後側のベッド構成体 3,4によりベビーベッドを構成してもよい。
【0015】 次に、図4に示すように、本実施形態のベッド1は3つのサイドテーブル12 ,13,14を備えており、この3つのサイドテーブル12,13,14により ダブルサイズのベッドとすることができる。すなわち、3つのベッド構成体2, 3,4の一方の側面に、ベッド構成体2,3,4と同一長さおよび同一高さのサ イドテーブル12,13,14がそれぞれ突き合わされてダブルサイズのベッド 11を構成したものである。なお、サイドテーブル12,13,14の幅寸法お よび長さ寸法は、それぞれ例えば約40cm,70cm程度になっているが、こ れに限定されない。
【0016】 各サイドテーブル12,13,14の大きさは互いに等しく、しかもほぼ同一 構造となっている。したがって、中間のサイドテーブル13を例に挙げて説明す ると、図5に示すように、このサイドテーブル13は、開閉可能な蓋体15(天 板)を備えた箱状のテーブル本体16(収納箱)と、テーブル本体16の四隅に 着脱自在に取り付けられ、かつテーブル本体16より取り外されているときにテ ーブル本体16内に収納可能である複数本(本例では4本)の脚部17とを備え ている。蓋体15は、木製の蓋体本体15aの上面に畳15bが固定された構造 になっており、開閉金具18(例えば蝶番)によりテーブル本体16に、その上 端開口を開閉するように回動自在(矢印θ1参照)に取り付けられている。一方 、テーブル本体16の四隅には、脚部17の基端部17aと嵌め合うような溝1 6aがそれぞれ形成されており、さらに、後述する蝶ねじ19が貫通する貫通穴 (不図示)がそれぞれ形成されている。
【0017】 このような構成に基づいて、4本の蝶ねじ19をテーブル本体16の各貫通穴 (不図示)に通して、脚部17の基端部17aのねじ穴(不図示)に螺合させる ことにより、脚部17をテーブル本体16に固定できる。一方、蝶ねじ19を弛 めると、脚部17をテーブル本体16より取り外すことがでる。箱状のテーブル 本体16内の空間は、このテーブル本体16より取り外されている4本の脚部1 7を収納可能な大きさとなっている。前側のサイドテーブル12(図4参照)は 、その前面にヘッドボード25が着脱自在に取り付けられている点で、前記中間 のサイドテーブル13と相違し、後側のサイドテーブル14(図4参照)は、そ の後面にフットボード26が着脱自在に取り付けられている点で、前記中間のサ イドテーブル13と相違する。
【0018】 通常、各サイドテーブル12,13,14内には衣類が小物等が収納でき、使 用しないときには、複数の脚部17をテーブル本体16より取り外して、テーブ ル本体16内に収納しておく。したがって、各サイドテーブル12,13,14 は不使用時には、コンパクトになり、保管スペースが小さくて済む。 なお、本例において、サイドテーブルをもう3つ用意し、3つのベッド構成体 2,3,4の他方の側面側に、これら3つのサイドテーブル(二点鎖線32,3 3,34参照)を配置することにより、ベッド1をさらに拡張してクイーンサイ ズとすることができる。
【0019】 図6は図5の変形例を示す斜視図であり、2つのサイドテーブル12,14( 便利台)を前方のベッド構成体2の両サイドに配置し、残る1つのサイドテーブ ル13(便利台)を後側のベッド構成体4の後方に配置したものである。 両サイドの2つのサイドテーブル12,14は、特に、シングルサイズのベッ ド1上の使用者のために、電気スタンドや目覚まし時計等の小物や、飲料缶やコ ップ等をおくために使用し、後方のサイドテーブル13は、特に、寝室内におい て通常のテーブルとして使用できる。なお、両サイドの2つのサイドテーブル1 2,14よりヘッドボード25およびフットボード26を取り外してもよい。
【0020】 図7は図5の他の変形例を示す斜視図であり、3つのサイドテーブル12,1 3,14を、シングルサイズのベッド1の傍らに、例えばベッド1の長さ方向( 矢印A方向)に突き合わせ状態で配置することにより、例えば会合等に対応する ことができる。符号Dで示したものは、ベッド1上に敷いた羽毛ふとん(ダウン シーツともいう)を示している。なお、両側の2つのサイドテーブル12,14 よりヘッドボード25およびフットボード26を取り外してもよい。
【0021】 なお、上記サイドテーブル12(13,14)は、蓋体本体15aに畳15b が交換不能に取り付けられていたが、これに限らず、図9に示すように、蓋体4 0の蓋体本体41の上面の外周部を除く部位に、凹部41aを形成し、この凹部 41aに畳42を交換可能に嵌め込んでもよい。なお、符号41bは、畳41b を蓋体本体41より持ち上げるための取っ手を示している。また、図8に示すよ うに、蓋体40の両サイドをリンク機構43を介してテーブル本体16に、約9 0゜(符号θ2参照)程度だけ回動自在に取り付けてもよい。
【0022】 次に、本実施形態のさらなる好ましい実施形態について説明する。 上記構成のベッドは、3つのベッド構成体のうち少なくとも2つのベッド構成 を移動させて、シングルサイズおよびベビーサイズ間で転換するものであるので 、ベッド構成体を容易に移動できることが好ましい。 そこで、本実施形態では、3つのベッド構成体の下部四隅にキャスターをそれ ぞれ取り付けたものである。各キャスターは、通常時には待機位置(上昇位置) にあってベッド構成体を支持しないが、ベッド構成体を床上で移動させる際には 使用位置(下降位置)に移動させて、ベッド構成体を支持するように構成されて いる。この構造について以下に詳細に説明する。なお、3つのベッド構成体の構 成は同様であるので、ここでは中間のベッド構成体を例に挙げて説明する。
【0023】 図10(a)はキャスター装置を備えたベッド構成体本体の平面図であり、キ ャスターが使用位置(接地位置)にある状態を示し、(b)は(a)のB−B線 断面図である。また、図11(a)はキャスター装置を備えたベッド構成体本体 の平面図であり、キャスターが待機位置(上昇位置)にある状態を示し、(b) は(a)のB−B線断面図である。図12は図10および図11等に示したキャ スターの拡大正面図である。
【0024】 図10乃至図12に示すように、ベッド構成体のベッド構成体本体50の前部 および後部に、一対のボールキャスター51,51を備えた同一構造のキャスタ ー装置52がそれぞれ設けられており、ここでは、前側のキャスター装置52を 例に挙げて説明する。ベッド構成体本体50の前壁50aの下部は欠如されてお り、この部分に、ベッド構成体本体50の両側壁50c,50dに金具53を介 して両端が固定された横棒54(角材)を架設した。この横棒54には、両端部 にボールキャスター51,51を備えた棒状のキャスター支持体55が、一対の ヒンジ56を介して前記横棒54と平行状態でかつ約180゜回動自在(矢印α 参照)に取り付けられている。ボールキャスター51は、図12に示すように、 キャスター本体57(脚部)にボール58(接地部)をその一部を露出した状態 で全ての方向に回転自在に嵌め込んだものであり、このボールキャスター51に 代えて、ローラを備えた一般的なキャスターを使用してもよい。
【0025】 図10および図12に示すように、棒状のキャスター支持体55が前記横棒5 4の下端に当接しているときには、一対のボールキャスター51は、その各ボー ル58の露出部が下方を向いて床Yに接地し、使用状態の位置(下降位置)に保 持される。この状態で、片手でベッド構成体本体50の前部側を若干持ち上げて 一対のボール58を床Yからそれぞれ離し、他方の手でキャスター支持体55を 持って図11に示すように約180゜(符号α参照)回動させて、各ボールキャ スター51を上昇位置(待機位置)に保持し、ベッド構成体本体50内に位置さ せる。ここで、前記片手をベッド構成体本体50より離してその保持を解除する ことにより、ベッド構成体本体5の前部側下端部を床Yに接地させることができ る。この状態では、各ボールキャスター51は床Yに接地しないので、ベッド構 成体本体50を支持していない。
【0026】 ベッド構成体本体50の底板50eは、手動で回動操作されるキャスター支持 体55および各ボールキャスター51と干渉しない形状になっている。すなわち 、前記底板50eの長さは、ベッド構成体本体50の側壁50c,50dの長さ (すなわちベッド構成体本体50の長さ)よりも短くなっており、底板50eの 前端とベッド構成体本体50の前壁50aとの間には隙間Sが形成されているの で、ベッド構成体本体50の内方よりこの隙間Sに手を通してキャスター支持体 55を操作したり、キャスター支持体55が底板50eに干渉することはない。 また、底板50eの前壁には、一対のボールキャスター51とそれぞれ干渉しな いようにほぼ半円の切り欠き59が形成されている。なお、ベッド構成体本体5 0の後側のキャスター装置52に応じて、底板50eの後端とベッド構成体本体 50の後壁50bとの間にも隙間Sが形成され、さらに底板50eの後端にも一 対の切り欠き59が形成されている。後側のキャスター装置52も、前側のキャ スター装置と同様に、片手でベッド構成体本体50の後部を持ち上げた状態で、 他方の片手で操作される。
【0027】 以上のように、前記ベッド構成体本体50の下部四隅に、ボールキャスター5 1がそれぞれ取り付けられており、各ボールキャスター51は、ベッド構成体本 体50の底板50eより下方へ突出して床Yに接地し、前記ベッド構成体本体5 0やその天板(不図示)の自重を支持する接地位置(図10および図12参照) と、この接地位置より上昇して床Yから離れてベッド構成体本体50内に収納さ れる待機位置(図11参照)との間を移動可能である。したがって、ベッド構成 体本体50を所望の位置に設定しておく場合には、各ボールキャスター51を待 機位置に保持しておき、ベッド構成体本体50を移動させる際には、予め各ボー ルキャスター51を下降位置(使用位置)に設定することにより、ベッド構成体 本体50を床Y上で容易に移動させることができる。
【0028】 なお、3つのベッド構成体全てにキャスター装置を設けることに限らず、例え ば特に移動距離が長くなる中間のベッド構成体のみにキャスター装置を設けても よい。 また、キャスターの位置を手動で操作するものに限らず、例えばエアーシリン ダーによりキャスターを自動的に昇降させたり、あるいは、モータの回転力をピ ニオンおよびラック等により直線運動に変換し、これによりキャスターを自動的 に昇降させてもよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案のベッドは、以上説明したとおりに構成されているので、通常、3つの ベッド構成体をベッドの長さ方向に配置することにより、シングルサイズとして 使用できる。 また、前記3つのベッド構成体のうち、1つのベッド構成体を他のベッド構成 体より分離して、おもちゃ等の小物入れ(収納ボックス)として使用でき、一方 、残る2つのベッド構成体を互いに突き合してベビーベッドとすることができる 。このように、本考案のベッドは、ベビーサイズのベッドにすることができるの で、従来のようなシングルサイズのベッドに加えてベビーサイズのベッドを別途 用意する必要はなく、経済的である。また、構造的に簡単で安価であり、しかも 、衣類やおもちゃ等の小物を収納することができ、この収納の点で使い勝手もよ い。ここで、2つのベッド構成体の前面および後面にはヘッドボードおよびフッ トボードが備えられている。
【0030】 また、ベッド構成体を所望の位置に設定しておく場合には、各キャスターを待 機位置に保持して、ベッド構成体の底部を床に接地させ、一方、べッド構成体を 移動させる際には、予め各キャスターを下降位置(使用位置)に設定することに より、ベッド構成体を床上で容易に移動させることができる。
【0031】 さらに、前記3つのベッド構成体の長さとほぼ同一長さを有する3つのサイド テーブルを、シングルサイズのベッドを構成する各ベッド構成体の側方にそれぞ れ配置すると、ダブルサイズのベッドとすることができる。 そして、前記サイドテーブルは、開閉可能な天板を備えたテーブル本体と、前 記テーブル本体に着脱自在に取り付けられ、かつ前記テーブル本体より取り外さ れているときに前記テーブル本体内に収納可能な複数の脚部とを備えていること により、サイドテーブルを使用しないときには、テーブル本体より脚部を取り外 してテーブル本体内に収納することにより、コンパクトにし、保管スペースが小 さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のベッドの一実施形態で、シングルサ
イズの状態を示す斜視図である。
【図2】 本考案のベッドの一実施形態で、ベビーサイ
ズの状態を示す斜視図である。
【図3】 図1および図2に示したベッド構成体の拡大
斜視図である。
【図4】 本考案のベッドの一実施形態で、ダブルサイ
ズの状態を示す斜視図である。
【図5】 図4に示したサイドテーブルの拡大斜視図で
ある。
【図6】 図4の変形例を示す斜視図である。
【図7】 図4の他の変形例を示す斜視図である。
【図8】 サイドテーブルの他の例を示す斜視図であ
り、蓋体が開いている状態を示している。
【図9】 (a)は図8に示したサイドテーブルの蓋体
が開いている状態を示す斜視図、(b)は(a)のX−
X線断面図である。
【図10】 (a)はキャスター装置を備えたベッド構
成体本体の平面図であり、キャスターが使用位置(接地
位置)にあにある状態を示し、(b)は(a)のB−B
線断面図である。
【図11】 (a)はキャスター装置を備えたベッド構
成体本体の平面図であり、キャスターが待機位置(上上
昇位置)にある状態を示し、(b)は(a)のB−B線
断面図である。
【図12】 図10および図11等に示したキャスター
の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 シングルサイズのベッド 2,3,4 ベッド構成体 2a,3a,4a 天板(蓋体) 2b,3b,4b,50 ベッド構成体本体(箱体) 5,25 ヘッドボード 6,26 フットボード 10 ベビーサイズベッド 11 ダブルサイズのベッド 12,13,14 サイドテーブル(便利台) 15 蓋体 16 テーブル本体(収納箱) 17 脚部 51 ボールキャスター 52 キャスター装置

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口したほぼ箱状のベッド構成体
    本体の上部に天板が前記開口を開閉するように設けられ
    てなるベッド構成体を3つ備え、これら3つのベッド構
    成体がベッドの長さ方向に並びかつ隣合うベッド構成体
    を互いに突き合わせた状態で配置されていることを特徴
    とするシングルサイズのベッド。
  2. 【請求項2】 前記3つのベッド構成体本体のうち、1
    つのベッド構成体をが他のベッド構成体より分離され、
    残る2つのベッド構成体本体が互いに突き合わせてベビ
    ーベッドとされている請求項1記載のベッド。
  3. 【請求項3】 前記1つのベッド構成体は、前記ベッド
    の長さ方向に並んだ3つのベッド構成体のうち中間のベ
    ッド構成体であり、残る2つのベッド構成体本体のそれ
    ぞれの前面および後面にはヘッドボードおよびフットボ
    ードが備えられている請求項2記載のベッド。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのベッド構成体の下部四
    隅に、床に接地して前記ベッド構成体を支持する接地位
    置とこの接地位置より上昇して前記床から離れる待機位
    置とのいずれかに選択的に設定可能なキャスターがそれ
    ぞれ取り付けられている請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載のベッド。
  5. 【請求項5】 前記3つのベッド構成体の長さおよび高
    さとほぼ同一長さおよび同一高さを有し、かつ前記3つ
    のベッド構成体の側方にぞれぞれ配置されると前記3つ
    のベッド構成体とでダブルサイズのベッドを構成する3
    つのサイドテーブルを備えている請求項1記載のベッ
    ド。
  6. 【請求項6】 前記サイドテーブルは、開閉可能な蓋体
    を備えた箱状のテーブル本体と、前記テーブル本体に着
    脱可能に取り付けられた複数の脚部とを備え、箱状のテ
    ーブル本体内の空間は、このテーブル本体より取り外さ
    れている前記複数の脚部を収納可能な大きさとなってい
    る請求項5記載のベッド。
  7. 【請求項7】 3つのサイドテーブルのうちの両側のサ
    イドテーブルの前面および後面にはヘッドボードおよび
    フットボードが備えられている請求項5または請求項6
    記載のベッド。
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