JP2541090Y2 - 寝台付家具 - Google Patents

寝台付家具

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JP2541090Y2
JP2541090Y2 JP5950492U JP5950492U JP2541090Y2 JP 2541090 Y2 JP2541090 Y2 JP 2541090Y2 JP 5950492 U JP5950492 U JP 5950492U JP 5950492 U JP5950492 U JP 5950492U JP 2541090 Y2 JP2541090 Y2 JP 2541090Y2
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俊治 近藤
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寝台付家具に関し、更
に詳しくは、家具本体内に収納された寝台を水平引き出
し可能に設けた家具付寝台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の寝台付家具としては、例えば実公
昭44−24658号公報や実開昭61−202246
号公報に記載されたようなものがある。これら従来の寝
台付家具は、家具本体に寝台の幅方向の約半分を収納し
うる空間を設け、寝台を家具本体に収納した状態では家
具本体から露出した寝台部分をソファとして使用可能と
するとともに、寝台の前後両端部と家具本体内面との間
に設けた1対のガイド機構等により家具本体から寝台を
水平引き出しすることで寝台として使用可能としたもの
である。そして、前記寝台上方の家具本体前面には、ソ
ファー使用時の背凭れが設けられている。しかしなが
ら、前記のような従来の寝台付家具においては、この背
凭れの背面に位置する家具本体の内部が全く無駄な空間
となっており、せいぜい寝台としての使用時に背凭れが
邪魔にならないように家具本体内部に収納するための空
間として利用されている程度であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は上記
の点に鑑み、寝台を家具本体に対して水平引き出し可能
に設けた寝台付家具において、寝台を家具本体内に収納
してソファーとして使用するために家具本体の前面に設
けられた背凭れの背面側の家具本体内を有効利用しうる
ようになした寝台付家具を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案に係る寝台付家具は、家具本体から寝台を水
平引き出し可能に設けた寝台付家具において、前記寝台
上方の家具本体前面を開口して内部を収納空間とし、該
収納空間に棚板を設け、収納空間の前面開口部を背凭れ
にて開閉自在に被覆してなり、前記背凭れは前面開口部
を解放した時に背凭れの上部が前記棚板の前端縁から前
方に突出した状態で棚板下面に重なるように倒伏自在に
取り付けてなる。
【0005】
【作用】前記のような本考案に係る寝台付家具において
は、背凭れで家具本体前面開口部を被覆した状態では背
凭れ本来の目的に使用でき、また前記背凭れを倒して棚
板下面に重ねれば、棚板前端縁から突出した背凭れの背
面を補助テーブルとして使用できる。また、この背凭れ
を倒すことで家具本体の収納空間の前面を解放して、こ
こから収納空間内への物品の出し入れを可能とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を更に詳細に説明する。
【0007】図面は本考案の1実施例を示すものであっ
て、図中、符号1は家具本体、2は前記家具本体1から
水平方向に引き出し可能に設けた寝台で、該寝台2上方
の家具本体1の前面には背凭れ3、3を設けている。
【0008】図例の家具本体1は、前記寝台2を収納す
る下キャビネット4と、その上方に重ねた上キャビネッ
ト5等からなり、下キャビネット4は、その幅を寝台2
の長手方向を収納可能な寸法として前面を開口するとと
もに、その奥行きは内部に寝台2の略半分を収納可能な
寸法に設定している。また、下キャビネット4上に重ね
た上キャビネット5には戸棚等を設けて各種収納空間が
構成されている。また、前記寝台2はその長手方向を前
記下キャビネット4の幅方向にして下キャビネット4内
にその略半分が収納されており、その長手方向前後に設
けたガイド機構6、6によって家具本体1から水平引き
出し可能としている。図例のガイド機構6は、寝台2の
両側端部のボード8、8を下キャビネット4内に向かっ
て側方に延長して該延長部分のボード8、8外面に取り
付けたベアリング7、7を下キャビネット4の両側板
9、9内面に設けた内向き開口状の水平レール10、10に
摺動自在に取り付けるとともに、下キャビネット4から
突出した寝台2の他側側下面にキャスター11・・を設け
て、寝台2を下キャビネット4に対して水平方向に引き
出し可能に支持してなる。このようにガイド機構6のベ
アリング7を側方に延長したボード8部分に設けて寝台
2の台枠12部分を下キャビネット4から完全に引き出し
可能とすることで、ベットメーキング等の作業が容易と
なる。また、前記ガイド機構6は、図例のものに特に限
定されるものではなく、例えば前記ベアリング7を下キ
ャビネット4側に設ける一方レール10を寝台2側に設け
てもよいし、また、ベアリング7の代わりに単なるスラ
イダーを用いてもよいし、更には下キャビネット4と寝
台2との間に伸縮するスライドレールを設ける等、各種
の態様のものが採用されうる。
【0009】更に、図例のものでは、寝台2における下
キャビネット4内に収納される側の両端部に、中間の連
結部分で屈曲自在に連結した2本のリンク杆13、14から
なる左右1対のリンク機構15の一端をそれぞれ回動自在
に連結するとともに、両リンク機構15の他端を下キャビ
ネット4の両側側板9間に回動自在に架設した横杆16へ
固定することで両リンク機構15、15が連動する状態で下
キャビネット4と寝台2とを連結してなる。尚、この下
キャビネット4と寝台2との連結構造としては、上記の
ようなリンク機構15を用いる場合の他に、一端を寝台2
または下キャビネット4に回動自在に取り付けるととも
に他端を下キャビネット4または寝台2に上下の長孔を
設けてそこに摺動自在に取り付けた1対の回動腕を横杆
にて適宜連結して両回動腕を連動させるようにしてもよ
い。
【0010】また、前記寝台と下キャビネット4の天板
17との間は前面に解放し、ここには棚板18を設けて該棚
板18上を収納空間19とし、更に棚板18上の収納空間19を
中間側板22にて左右に区画するとともに、左右の収納空
間19の前面開口部をそれぞれ背凭れ3、3にて被覆して
なる。この背凭れ3は、上端を下キャビネット4の天板
17前端に位置させるとともに、下端を寝台2の上面に近
接した状態で、その背面側を棚板18前端縁部分に横に長
いピアノ蝶番20等で棚板18に対して回動自在に設け、背
凭れ3を前方に倒したときには、背凭れ3の背面が上向
きに棚板18の下面に重なるように取り付けている。ま
た、背凭れ3と下キャビネット4の中間側板22および側
板9との間にはキャッチあるいはマグネットキャッチ等
の係止機構24を適宜設けることで、背凭れ3が不用意に
倒れることを防止するとともに、この背凭れ3の左右と
下キャビネット4の中間側板22や両側側板9との間を適
宜リンク機構21等にて連結することで背凭れ3の倒伏動
作を補助するようにしてもよい。
【0011】上記のような本考案に係る寝台付家具によ
れば、寝台2を家具本体1の下キャビネット4内に収納
した状態では、寝台2の略半分のみが下キャビネット4
から突出したコンパクトな状態でソファーとして使用で
き、また、寝台2部分を下キャビネット4から適宜引き
出すことでソファーの奥行き寸法を所望の長さに設定す
ることができる。更に、寝台2上の下キャビネット4前
面には背凭れ3を設けているので、ソファーとしての使
い勝手もよい。また、寝台2全体を下キャビネット4か
ら引き出せば寝台2本来の目的に使用することができ
る。この場合、図示した実施例のように、寝台2におけ
る両端のボード8、8を台枠12から延長してここに寝台
2を下キャビネット4に対して水平引き出し可能に設け
たガイド機構6のベアリング7を設けることで、寝台2
の台枠12部分を下キャビネット4から完全に引き出すこ
とができ、ベッドメイキング等の作業を容易とする。ま
た、この実施例では、前記寝台2と下キャビネット4と
の間を互いに連動する一対のリンク機構15、15によって
連結したことで、寝台2の出し入れ時に寝台2の前後に
おける水平方向への動きが同調するので、寝台2側面中
央部分に設けた引手23をもってひとりで寝台2を下キャ
ビネット4から出し入れしても、下キャビネット4に対
して寝台2が斜めになって動きが悪くなったり、更に
は、寝台2が下キャビネット4にぶつかって傷つけたり
するようなこともなく、寝台2の出し入れは一人で簡単
に行うことができる。
【0012】更に、本考案では、前記寝台2の上方に設
けた背凭れ3を倒して下キャビネット4の収納空間19に
設けた棚板18下面に重ねた状態とすることで、該背凭れ
3の背面を前記棚板18に連続する補助テーブルとして有
効に利用できる。更に、この下キャビネット4内の棚板
18上は収納空間として利用でき、この収納空間19を枕や
シート等の寝具類をはじめとして、所望の収納目的に有
効利用しうるのである。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る寝台付家具
によれば、家具本体内から寝台を出し入れすることで、
1台でソファーと寝台との2通りに使用することがで
き、また、寝台の引き出し量を調節してソファーの奥行
きを所望の幅として使用できる。また、家具本体に取り
付けた背凭れを倒して棚板下面に重ねることで、棚板前
端縁から突出した背凭れの背面部分を収納空間の棚板面
に連続する補助テーブルとして使用することができると
ともに、背凭れ背面の家具本体内を収納空間として有効
利用しうるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る寝台付家具の1実施例を示す斜視
図。
【図2】寝台付家具の正面図。
【図3】同じく側断面図。
【図4】同じく寝台を引き出した状態の要部を示す側断
面図。
【図5】背凭れ部分の拡大側断面図。
【符号の説明】
1 家具本体 2 寝台 3 背凭れ 4 下キャビネット 5 上キャビネット 6 ガイド機構 7 ベアリング 8 ボード 9 側板 10 レール 11 キャスター 12 台枠 13 リンク杆 14 リンク杆 15 リンク機構 16 横杆 17 天板 18 棚板 19 収納空間 20 ピアノ蝶番 21 リンク機構 22 中間側板 23 引手 24 係止機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具本体から寝台を水平引き出し可能に
    設けた寝台付家具において、前記寝台上方の家具本体前
    面を開口して内部を収納空間とし、該収納空間に棚板を
    設け、収納空間の前面開口部を背凭れにて開閉自在に被
    覆してなり、前記背凭れは前面開口部を解放したときに
    該背凭れの上部が前記棚板の前端縁から前方に突出した
    状態で棚板下面に重なるように倒伏自在に取り付けてな
    ることを特徴とする寝台付家具。
JP5950492U 1992-07-31 1992-07-31 寝台付家具 Expired - Fee Related JP2541090Y2 (ja)

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JPH0613611U JPH0613611U (ja) 1994-02-22
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JP4628713B2 (ja) * 2004-07-12 2011-02-09 株式会社フロンテア ハンガー収納具
NL1040906B1 (nl) * 2014-08-06 2016-07-15 Sellutions B V Meubel.

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JPH0613611U (ja) 1994-02-22

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