JP3475150B2 - ベッド用テーブル - Google Patents

ベッド用テーブル

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JP3475150B2
JP3475150B2 JP2000175612A JP2000175612A JP3475150B2 JP 3475150 B2 JP3475150 B2 JP 3475150B2 JP 2000175612 A JP2000175612 A JP 2000175612A JP 2000175612 A JP2000175612 A JP 2000175612A JP 3475150 B2 JP3475150 B2 JP 3475150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベッドの側方に設
置されるベッド用テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドの側方には、電気スタンドを載置
したり、種々の小物類を収納するためなどにベッド用テ
ーブルが設置されることがある。
【0003】一方、ベッドは上面にマットレスが載置さ
れるベッド本体を有し、このベッド本体の長手方向一端
にはヘッドボードが立設されている。このような構成の
ベッドにおいて、ベッド本体の内部空間を有効利用する
ために、ベッド本体にベッド用引出しを出し入れ可能に
設け、この引出しに衣類などを収納できるようにしたも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ベッド用引出し
は、通常、ベッド本体の一方の側面から出し入れできる
ように設けられる。そして、ベッドは、ベッド本体の他
方の側面を室内の壁面に接合若しくは近接させて設置さ
れることが多くなるから、その場合、ベッド用テーブル
はベッド用引出しが出し入れされる側面の側方に設置さ
れることになる。
【0005】そのような状態で、ベッド用引出しを出し
入れするには、ベッドの側面の側方に設置されたベッド
用テーブルが邪魔になるから、その都度、ベッド用テー
ブルを移動させなければならず、ベッド用引出しの使い
勝手が悪くなるということがあった。
【0006】この発明は、ベッド用テーブルをベッドの
側面の側方に設置しても、ベッド用引出しの出し入れの
邪魔にならないようにしたベッド用テーブルを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、側面
にベッド用引出しが出し入れ可能に設けられたベッド
の、上記側面の側方に設置されるベッド用テーブルにお
いて、上記ベッド用テーブルは側板を有し、この側板に
は、ベッド用テーブルをベッドの側方に設置した状態で
上記ベッド用引出しの出し入れを可能とする切り欠き部
が形成されていることを特徴とするベッド用テーブルに
ある。
【0008】請求項2の発明は、上記ベッドは、上面に
マットレスが載置されるベッド本体及びこのベッド本体
の長手方向一端に設けられた所定の厚さのヘッドボード
を備え、上記ベッド用テーブルの側板の切り欠き部は、
側板の幅方向一端部にベッド用テーブルの天板の長さ寸
法の2分の1と同等以下の幅寸法の第1の部分と、上端
部に上記ベッド用引出しの上端よりも上方に位置する第
2の部分を残して形成されていることを特徴とする請求
項1記載のベッド用テーブルにある。
【0009】請求項3の発明は、上記第2の部分にはテ
ーブル用引出しが出し入れ可能に設けられていることを
特徴とする請求項1記載のベッド用テーブルにある。
【0010】請求項4の発明は、上記ベッドは、上面に
マットレスが載置されるベッド本体及びこのベッド本体
の長手方向一端に設けられた所定の厚さのヘッドボード
を備え、上記ベッド用テーブルの側板の切り欠き部は、
側板の幅方向一端部に上記ヘッドボードの厚さと同等以
下の幅寸法の第1の部分と、上端部に上記ベッド用引出
しの上端よりも上方に位置する第2の部分を残して形成
され、この第2の部分にはテーブル用引出しが出し入れ
可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
ベッド用テーブルにある。
【0011】請求項1の発明によれば、ベッド用テーブ
ルが設置された状態であっても、ベッド用テーブルの側
板に切り欠き部が形成されていることで、ベッド用引出
しをベッド用テーブルにぶつかることなく出し入れする
ことが可能となる。
【0012】請求項2の発明は、側板にベッド用テーブ
ルの天板の長さ寸法の2分の1と同等以下の幅寸法の第
1の部分と、ベッド用引出しの上端よりも上方に位置す
る第2の部分とを残して切り欠き部を形成したから、第
1の部分がベッド用引出しに当たらないようベッド用テ
ーブルを設置しても、天板をマットレスの側方に位置さ
せることができる。
【0013】請求項3の発明は、側板の第2の部分にテ
ーブル用引出しを設けるようにしたから、この部分を有
効に利用することができる。
【0014】請求項4の発明は、側板にヘッドボードの
厚さ寸法と同等以下の幅寸法の第1の部分と、ベッド用
引出しの上端よりも上方に位置する第2の部分とを残し
て切り欠き部を形成したから、ベッド用テーブルをヘッ
ドボードの背面側に突出させることなくベッドの側面の
側方に設置しても、第1の部分がベッド用引出しの出し
入れの邪魔にならず、さらに第2の部分には小物類を収
納するためのテーブル用引出しを設けることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの一
発明の実施の形態を説明する。
【0016】図1はベッド1及びこのベッド1の側面の
側方にベッド用テーブル2が設置された状態を示す斜視
図であって、上記ベッド1はベッド本体3を備えてい
る。このベッド本体3は、図1と図2に示すように所定
間隔で離間対向させたヘッドボード4とフットボード5
との幅方向一端部と中途部とを、それぞれ側板6と中間
板7によって連結している。側板6と中間板7との対向
する一側面の上端部には受け桟8が設けられ、この受け
桟8には床板9が支持されている。
【0017】上記中間板7の他側面側には、底板11
と、上面を上記床板9の上面と面一にした天板12とが
上記ヘッドボード4とフットボード5との間の全長にわ
たって設けられている。それによって、上記中間板7の
他側面側には、ベッド本体3の一側面側に開口するとと
もに仕切板13によって区画された2つの収納部14が
形成されている。
【0018】上記床板9と天板12とは載置面を形成
し、この載置面上にはマットレス15が載置されてい
る。また、各収納部14にはそれぞれベッド用引出し1
6が出し入れ可能に設けられている。各引出し16は上
面が開放した箱型状に形成されていて、幅方向の両側面
には、上記仕切板13の両側面に設けられたガイドレー
ル17(図2に一方のみ示す)と各ボード4,5の内面
に設けられたガイドレール(図示せず)にスライド可能
に係合するガイド溝18が形成されている。
【0019】図4と図5に示すように、上記ベッド用テ
ーブル2はテーブル本体21を有する。このテーブル本
体21は矩形状の底板22を有し、この底板22の一端
には後板23が立設され、この後板23の幅方向両側に
はそれぞれ側板24が立設されている。後板23と一対
の側板24との上端には天板25が設けられている。
【0020】なお、テーブル本体21の高さは、天板2
5の上面がベッド本体3に載置されたマットレス15の
上面とほぼ同じ高さになるよう設定されている。
【0021】一対の側板24には切り欠き部26が形成
されている。この切り欠き部26は、側板24に第1の
部分24aと第2の部分24bを残して形成されてい
る。
【0022】上記第1の部分24aは、側板24の幅方
向の後板23側に、上記ベッド用テーブル2の天板25
の長さ寸法と同等以下の幅寸法で、しかも上記ヘッドボ
ード4の厚さ寸法と同じ若しくはそれ以下の幅寸法とな
るように形成され、上記第2の部分24bは下端が収納
部14に設けられたベッド用引出し16の上端よりも上
方に位置するように形成されている。
【0023】一対の側板24の第2の部分24bと天板
25とによって形成された空間部には、テーブル用引出
し27が出し入れ可能に設けられている。つまり、第2
の部分24bの内面には幅方向に沿ってガイドレール
(図示せず)が設けられ、テーブル用引出し27の両側
外面には上記ガイドレール28がスライド可能に係合す
るガイド溝28(図4に示す)が形成されている。
【0024】上記構成のベッド1は図示しない部屋の壁
面に、ベッド用引出し16が設けられていない側面を接
合あるいは近接させて設置される。上記ベッド用テーブ
ル2はベッド1のベッド用引出し16が設けられた側面
の側方に接合若しくは接近させて設置される。その場
合、側板23の第1の部分24aをヘッドボード4の側
面に対向させる。第1の部分24aの幅寸法は、ベッド
用テーブル2の天板25の長さ寸法の2分の1と同等以
下で、しかもヘッドボード4の厚さ寸法と同等若しくは
それ以下に設定されている。
【0025】そのため、ベッド用テーブル2は、図3に
示すように、側板24に形成された切り欠き部26によ
り、側板24がベッド本体3の収納部14に設けられた
ベッド用引出し16の前面を覆うことのない状態で設置
すると、その天板25の長さの2分の1以上の部分をマ
ットレス15の側方(ヘッドボード4の前面側)に位置
させることができ、しかもヘッドボード4の背面側に突
出しない状態で上記ベッド本体3の側面の側方に設置す
ることができる。
【0026】したがって、ベッド1の側方にベッド用テ
ーブル2を設置した状態のままで、このベッド用テーブ
ル2が邪魔になることなく、ベッド用引出し16を収納
部14に出し入れすることができるから、使い勝手が向
上するばかりか、天板25がマットレス15の側方に十
分な長さで突出位置するため、マットレス15の利用者
が天板25の上面を載置面として利用し易い。
【0027】さらに、側板24には、第1の部分24a
と同様、ベッド用引出し16の出し入れの邪魔にならな
い第2の部分24bを残し、この第2の部分24bにテ
ーブル用引出し27を設けるようにしたから、ベッド用
テーブル2に小物類を収納するためのスペースを確保す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ベッド用テー
ブルの側板に、このテーブルをベッドの側面の側方に設
置した状態で、ベッドに設けられたベッド用引出しの出
し入れを邪魔することのない切り欠き部を形成した。
【0029】そのため、ベッドの側方にベッド用テーブ
ルを設置した状態で上記ベッド用引出しを出し入れする
ことができるから、ベッド用引出しの使い勝手を損なう
ことのないベッド用テーブルを提供することができる。
【0030】請求項2の発明は、側板にベッド用テーブ
ルの天板の長さ寸法の2分の1と同等以下の幅寸法の第
1の部分と、ベッド用引出しの上端よりも上方に位置す
る第2の部分とを残して切り欠き部を形成した。
【0031】そのため、ベッド用引出しの出し入れの邪
魔にならないよう、ベッド用テーブルをベッドの側方に
設置しても、その天板を2分の1以上の長さ寸法でマッ
トレスの側方に位置させることができるから、マットレ
ス上の利用者がベッド用テーブルの天板を利用し易いと
いうことがある。
【0032】請求項3の発明は、側板の第2の部分にテ
ーブル用引出しを設けるようにしたから、側板の第2の
部分を有効に利用することができる。
【0033】請求項4の発明は、側板にヘッドボードの
厚さ寸法と同等以下の幅寸法の第1の部分と、ベッド用
引出しの上端よりも上方に位置する第2の部分とを残し
て切り欠き部を形成した。
【0034】そのため、ベッド用テーブルをヘッドボー
ドの背面側に突出させることなく、ベッドの側面の側方
に設置しても、ベッド用引出しの使い勝手を損なうこと
がなく、さらに第2の部分に設けられたテーブル用引出
しによって小物類の収納スペースを確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るベッドの側方に
ベッド用テーブルを設置した状態の斜視図。
【図2】ベッドを長手方向中途部から断面した図。
【図3】ベッドのヘッドボード側の端部の側面図。
【図4】ベッド用テーブルの斜視図。
【図5】ベッド用テーブルの縦断面図。
【符号の説明】
1…ベッド 2…ベッド用テーブル 3…ベッド本体 4…ヘッドボード 15…マットレス 16…ベッド用引出し 24…側板 24a…第1の部分 24b…第2の部分 26…切り欠き部 27…テーブル用引出し

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面にベッド用引出しが出し入れ可能に
    設けられたベッドの、上記側面の側方に設置されるベッ
    ド用テーブルにおいて、 上記ベッド用テーブルは側板を有し、この側板には、ベ
    ッド用テーブルをベッドの側方に設置した状態で上記ベ
    ッド用引出しの出し入れを可能とする切り欠き部が形成
    されていることを特徴とするベッド用テーブル。
  2. 【請求項2】 上記ベッドは、上面にマットレスが載置
    されるベッド本体及びこのベッド本体の長手方向一端に
    設けられた所定の厚さのヘッドボードを備え、 上記ベッド用テーブルの側板の切り欠き部は、側板の幅
    方向一端部にベッド用テーブルの天板の長さ寸法の2分
    の1と同等以下の幅寸法の第1の部分と、上端部に上記
    ベッド用引出しの上端よりも上方に位置する第2の部分
    を残して形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のベッド用テーブル。
  3. 【請求項3】 上記第2の部分にはテーブル用引出しが
    出し入れ可能に設けられていることを特徴とする請求項
    2記載のベッド用テーブル。
  4. 【請求項4】 上記ベッドは、上面にマットレスが載置
    されるベッド本体及びこのベッド本体の長手方向一端に
    設けられた所定の厚さのヘッドボードを備え、 上記ベッド用テーブルの側板の切り欠き部は、側板の幅
    方向一端部に上記ヘッドボードの厚さと同等以下の幅寸
    法の第1の部分と、上端部に上記ベッド用引出しの上端
    よりも上方に位置する第2の部分を残して形成され、こ
    の第2の部分にはテーブル用引出しが出し入れ可能に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のベッド用
    テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3034173U (ja) 1996-07-30 1997-02-14 日本ベッド製造株式会社 ベッド用ナイトテーブル

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