JP3542783B2 - 机 - Google Patents
机 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3542783B2 JP3542783B2 JP2001174528A JP2001174528A JP3542783B2 JP 3542783 B2 JP3542783 B2 JP 3542783B2 JP 2001174528 A JP2001174528 A JP 2001174528A JP 2001174528 A JP2001174528 A JP 2001174528A JP 3542783 B2 JP3542783 B2 JP 3542783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- shelf
- desk
- fixed shelf
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、そで箱を有する机は、そで箱を机本体の天板下部空間に収納するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そで箱を机本体の天板下部空間に収納するために、天板下部空間に設ける棚の前後幅は、小さいものであった。そして、棚は、天板下部空間の左右方向全体にわたって設けられるので、剛性不足で、撓んでしまう虞れがあった。
【0004】
そこで、本発明は、天板下部空間に設けられる棚が撓まず、水平状態を保持することができる机を提供することを目的とする。また、使用目的に応じて棚の構成を変化させることのできる机を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る机は、天板下部空間の奥半分を左右の半空間に区画する中央区画奥壁を設け、上記各半空間の下方部奥側に固定棚を設け、上記各半空間の下方部手前側に上記固定棚と連続平面状に着脱自在であるとともに、上記各半空間の中間高さ位置に水平状又は上記固定棚の前縁の上方に鉛直状に着脱自在な切換帯板を設け;上記各半空間を、上記切換帯板を上記各半空間の下方部手前側に上記固定棚と連続平面状に付設して大型書籍類を収納可能とした大型書籍収納状態、上記切換帯板を上記各半空間の中間高さ位置に水平状に付設した2段棚状態、及び、上記切換帯板を上記各半空間の中間高さ位置に上記固定棚の前縁の上方に鉛直状に付設したマガジンラック状態の内の一つに切換自在としたものである。
【0006】
また、天板下部空間に略全体を収納可能なそで箱を有する机であって、天板下部空間の各半空間の内幅寸法Y、上記そで箱の幅寸法yを、Y≧yとなるように設定したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0008】
図1・図2及び図6(ハ)は、本発明の実施の一形態を示す。この机は、木製、金属製等であって、天板下部空間1に略全体を収納可能なそで箱2を有する。そで箱2は、机を使用するときには、机本体10の外部に略隣接状に設置して使用される。そで箱2は、収納部14…を有するとともに、そで箱2の上面2a上に小物やパソコン等を乗せて使用することができるので、至便である。そして、天板下部空間1の奥半分を左右の半空間3,3に区画する中央区画奥壁4が設けられる。
【0009】
各半空間3の下方部奥側に所定前後幅Wの固定棚5が設けられる。各半空間3の下方部手前側に固定棚5と連続平面状に着脱自在であるとともに、各半空間3の中間高さ位置に水平状又は固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に着脱自在な所定前後幅Wの切換帯板6が設けられる。
【0010】
具体的には、机の左側の半空間3は、切換帯板6を各半空間3の下方部手前側に固定棚5と連続平面状に付設して大型書籍類(例えば、A4サイズの書籍)を収納可能とした大型書籍収納状態Aとされている。また、右側の半空間3が、切換帯板6を半空間3の中間高さ位置に固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に付設したマガジンラック状態Cとされている。図1中の2点鎖線は、雑誌類Mを示す。
【0011】
図3は、切換帯板6を各半空間3(図1・図2参照)の中間高さ位置に固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に付設する構造を示す。7は、丸棒の両先端部8,8を同一側に凸部9,9をもって折曲げた帯板受け具を示す。中央区画奥壁4に鉛直方向に設けた孔11,11に両先端部8,8を差込んで、一つの帯板受け具7を付設するとともに、他の帯板受け具7を、机本体10(図2参照)に鉛直方向に設けた孔11,11に両先端部8,8を差込んで付設する。
【0012】
切換帯板6は、左右端縁に断面略半円形の未貫通溝12,12を有し、この左右未貫通溝12,12が左右帯板受け具7,7と各々上下方向にスライド自在とされている。つまり、切換帯板6の左右未貫通溝12,12を左右帯板受け具7,7にスライドさせたあと、左右帯板受け具7,7が切換帯板6の左右未貫通部13,13に当接して、切換帯板6が鉛直状に支持される。
【0013】
図1・図2に戻って、天板下部空間1の各半空間3の内幅寸法Y、そで箱2の幅寸法yが、Y≧yとなるように設定される。Y<yのときは、そで箱2を、半空間3に収納することができない。
【0014】
図4及び図5(ロ)は、他の使用状態を示す。すなわち、机の左側の半空間3は、切換帯板6を半空間3の中間高さ位置に水平状に付設した2段棚状態Bとされている。
【0015】
すなわち、この机は、各半空間3が、上述の大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内の一つに切換自在とされる。図5〜図7に、左右半空間3,3を、大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内のどの状態とどの状態の組合せとすることができるかを示した。
【0016】
なお、図5・図6に於て2点鎖線にて示す位置に、そで箱2を収納することもできる。また、(図4に示す)2段棚状態Bに於て、固定棚5の所定前後幅Wと切換帯板6の所定前後幅Wとが等しいので、同じサイズの書籍類を美しく収納することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0018】
(請求項1によれば)天板下部空間1に設けられる切換帯板6が撓まず、水平状態を保持することができる。また、各半空間3を、大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内の一つに切換えて使用することができ、至便である。また、左右半空間3,3の両方を大型書籍収納状態A,Aとする場合以外は、そで箱2を、天板下部空間1の左右半空間3,3のいずれかに略全体を収納することができる。
【0019】
(請求項2によれば)そで箱2を、半空間3に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】要部拡大正面図である。
【図4】他の使用状態を示す斜視図である。
【図5】説明平面図である。
【図6】説明平面図である。
【図7】説明平面図である。
【符号の説明】
1 天板下部空間
2 そで箱
3 半空間
4 中央区画奥壁
5 固定棚
5a 前縁
6 切換帯板
A 大型書籍収納状態
B 2段棚状態
C マガジンラック状態
Y 内幅寸法
y 幅寸法
Z 内幅寸法
【発明の属する技術分野】
本発明は、机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、そで箱を有する机は、そで箱を机本体の天板下部空間に収納するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そで箱を机本体の天板下部空間に収納するために、天板下部空間に設ける棚の前後幅は、小さいものであった。そして、棚は、天板下部空間の左右方向全体にわたって設けられるので、剛性不足で、撓んでしまう虞れがあった。
【0004】
そこで、本発明は、天板下部空間に設けられる棚が撓まず、水平状態を保持することができる机を提供することを目的とする。また、使用目的に応じて棚の構成を変化させることのできる机を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る机は、天板下部空間の奥半分を左右の半空間に区画する中央区画奥壁を設け、上記各半空間の下方部奥側に固定棚を設け、上記各半空間の下方部手前側に上記固定棚と連続平面状に着脱自在であるとともに、上記各半空間の中間高さ位置に水平状又は上記固定棚の前縁の上方に鉛直状に着脱自在な切換帯板を設け;上記各半空間を、上記切換帯板を上記各半空間の下方部手前側に上記固定棚と連続平面状に付設して大型書籍類を収納可能とした大型書籍収納状態、上記切換帯板を上記各半空間の中間高さ位置に水平状に付設した2段棚状態、及び、上記切換帯板を上記各半空間の中間高さ位置に上記固定棚の前縁の上方に鉛直状に付設したマガジンラック状態の内の一つに切換自在としたものである。
【0006】
また、天板下部空間に略全体を収納可能なそで箱を有する机であって、天板下部空間の各半空間の内幅寸法Y、上記そで箱の幅寸法yを、Y≧yとなるように設定したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0008】
図1・図2及び図6(ハ)は、本発明の実施の一形態を示す。この机は、木製、金属製等であって、天板下部空間1に略全体を収納可能なそで箱2を有する。そで箱2は、机を使用するときには、机本体10の外部に略隣接状に設置して使用される。そで箱2は、収納部14…を有するとともに、そで箱2の上面2a上に小物やパソコン等を乗せて使用することができるので、至便である。そして、天板下部空間1の奥半分を左右の半空間3,3に区画する中央区画奥壁4が設けられる。
【0009】
各半空間3の下方部奥側に所定前後幅Wの固定棚5が設けられる。各半空間3の下方部手前側に固定棚5と連続平面状に着脱自在であるとともに、各半空間3の中間高さ位置に水平状又は固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に着脱自在な所定前後幅Wの切換帯板6が設けられる。
【0010】
具体的には、机の左側の半空間3は、切換帯板6を各半空間3の下方部手前側に固定棚5と連続平面状に付設して大型書籍類(例えば、A4サイズの書籍)を収納可能とした大型書籍収納状態Aとされている。また、右側の半空間3が、切換帯板6を半空間3の中間高さ位置に固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に付設したマガジンラック状態Cとされている。図1中の2点鎖線は、雑誌類Mを示す。
【0011】
図3は、切換帯板6を各半空間3(図1・図2参照)の中間高さ位置に固定棚5の前縁5aの上方に鉛直状に付設する構造を示す。7は、丸棒の両先端部8,8を同一側に凸部9,9をもって折曲げた帯板受け具を示す。中央区画奥壁4に鉛直方向に設けた孔11,11に両先端部8,8を差込んで、一つの帯板受け具7を付設するとともに、他の帯板受け具7を、机本体10(図2参照)に鉛直方向に設けた孔11,11に両先端部8,8を差込んで付設する。
【0012】
切換帯板6は、左右端縁に断面略半円形の未貫通溝12,12を有し、この左右未貫通溝12,12が左右帯板受け具7,7と各々上下方向にスライド自在とされている。つまり、切換帯板6の左右未貫通溝12,12を左右帯板受け具7,7にスライドさせたあと、左右帯板受け具7,7が切換帯板6の左右未貫通部13,13に当接して、切換帯板6が鉛直状に支持される。
【0013】
図1・図2に戻って、天板下部空間1の各半空間3の内幅寸法Y、そで箱2の幅寸法yが、Y≧yとなるように設定される。Y<yのときは、そで箱2を、半空間3に収納することができない。
【0014】
図4及び図5(ロ)は、他の使用状態を示す。すなわち、机の左側の半空間3は、切換帯板6を半空間3の中間高さ位置に水平状に付設した2段棚状態Bとされている。
【0015】
すなわち、この机は、各半空間3が、上述の大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内の一つに切換自在とされる。図5〜図7に、左右半空間3,3を、大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内のどの状態とどの状態の組合せとすることができるかを示した。
【0016】
なお、図5・図6に於て2点鎖線にて示す位置に、そで箱2を収納することもできる。また、(図4に示す)2段棚状態Bに於て、固定棚5の所定前後幅Wと切換帯板6の所定前後幅Wとが等しいので、同じサイズの書籍類を美しく収納することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0018】
(請求項1によれば)天板下部空間1に設けられる切換帯板6が撓まず、水平状態を保持することができる。また、各半空間3を、大型書籍収納状態A、2段棚状態B、及び、マガジンラック状態Cの内の一つに切換えて使用することができ、至便である。また、左右半空間3,3の両方を大型書籍収納状態A,Aとする場合以外は、そで箱2を、天板下部空間1の左右半空間3,3のいずれかに略全体を収納することができる。
【0019】
(請求項2によれば)そで箱2を、半空間3に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】要部拡大正面図である。
【図4】他の使用状態を示す斜視図である。
【図5】説明平面図である。
【図6】説明平面図である。
【図7】説明平面図である。
【符号の説明】
1 天板下部空間
2 そで箱
3 半空間
4 中央区画奥壁
5 固定棚
5a 前縁
6 切換帯板
A 大型書籍収納状態
B 2段棚状態
C マガジンラック状態
Y 内幅寸法
y 幅寸法
Z 内幅寸法
Claims (2)
- 天板下部空間(1)の奥半分を左右の半空間(3)(3)に区画する中央区画奥壁(4)を設け、上記各半空間(3)の下方部奥側に固定棚(5)を設け、上記各半空間(3)の下方部手前側に上記固定棚(5)と連続平面状に着脱自在であるとともに、上記各半空間(3)の中間高さ位置に水平状又は上記固定棚(5)の前縁(5a)の上方に鉛直状に着脱自在な切換帯板(6)を設け、
上記各半空間(3)を、上記切換帯板(6)を上記各半空間(3)の下方部手前側に上記固定棚(5)と連続平面状に付設して大型書籍類を収納可能とした大型書籍収納状態(A)、上記切換帯板(6)を上記各半空間(3)の中間高さ位置に水平状に付設した2段棚状態(B)、及び、上記切換帯板(6)を上記各半空間(3)の中間高さ位置に上記固定棚(5)の前縁(5a)の上方に鉛直状に付設したマガジンラック状態(C)の内の一つに切換自在としたことを特徴とする机。 - 天板下部空間(1)に略全体を収納可能なそで箱(2)を有する机であって、天板下部空間(1)の各半空間(3)の内幅寸法(Y)、上記そで箱(2)の幅寸法(y)を、Y≧yとなるように設定した請求項1記載の机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001174528A JP3542783B2 (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001174528A JP3542783B2 (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 机 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002360348A JP2002360348A (ja) | 2002-12-17 |
JP3542783B2 true JP3542783B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=19015804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001174528A Expired - Fee Related JP3542783B2 (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3542783B2 (ja) |
-
2001
- 2001-06-08 JP JP2001174528A patent/JP3542783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002360348A (ja) | 2002-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3542783B2 (ja) | 机 | |
KR200410535Y1 (ko) | 선반높이 가변형 서가 | |
KR101760562B1 (ko) | 접이식 독서대 | |
JP3768392B2 (ja) | 家具 | |
KR200411326Y1 (ko) | 가변 책상판을 가진 책상장 | |
USD497776S1 (en) | Expandable tableware storage rack | |
JP2534192Y2 (ja) | 引出し付き本立 | |
CN217013180U (zh) | 一种家居收纳结构 | |
USD492138S1 (en) | Storage rack | |
JPH10127362A (ja) | パソコンデスク | |
CN210158257U (zh) | 一种可折叠古典书架 | |
KR200349680Y1 (ko) | 다용도 조합가구 | |
KR200270272Y1 (ko) | 책장 겸용 책상의 상판구조 | |
KR20100033682A (ko) | 책꽂이 | |
JP3067236U (ja) | 多目的組立用収納棚 | |
JP3475150B2 (ja) | ベッド用テーブル | |
USD430105S (en) | Interior storage cabinet for a vehicle | |
JPS6314666Y2 (ja) | ||
JP6634220B2 (ja) | 収納家具 | |
JP3069944U (ja) | デスク下収納用サイドチェスト | |
JP3132284U (ja) | 側面保持ボード | |
JP3117712U (ja) | 収納棚 | |
JPH0626569U (ja) | 書 棚 | |
JP2002112843A (ja) | ボトル収納キャビネット | |
KR200476301Y1 (ko) | 필기보드가 구비된 이동되는 책꽂이 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |