JP3049714B2 - 建築外装塗料用常温硬化性非水分散型樹脂組成物 - Google Patents

建築外装塗料用常温硬化性非水分散型樹脂組成物

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JP3049714B2
JP3049714B2 JP1261843A JP26184389A JP3049714B2 JP 3049714 B2 JP3049714 B2 JP 3049714B2 JP 1261843 A JP1261843 A JP 1261843A JP 26184389 A JP26184389 A JP 26184389A JP 3049714 B2 JP3049714 B2 JP 3049714B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる建築外装塗料用常温硬化
性樹脂非水分散型組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は脂肪族炭化水素系溶剤および/または脂環式炭化
水素系溶剤を主要な有機溶剤とする非水溶媒に安定的に
分散された、水酸基、アミノ基、エポキシ基、イソシア
ネート基およびカルボキシル基よりなる群から選ばれる
1種以上の反応性極性基を含有する樹脂の非水分散液を
主体とする建築外装塗料に有用なる、常温硬化性樹脂非
水分散型組成物に関する。
〔従来の技術〕
近年、樹脂の非水分散液は非極性弱溶剤の使用により
環境への悪影響が比較的少ないこと、粒子系であるため
に、粘度挙動的にはチキソ性を有すること、さらには、
厚塗りが容易であることなどの特徴を有し、従来の溶剤
型樹脂やエマルジョン型樹脂などよりも優れた性能を発
揮するという面もあることから、建築内外装、金属塗
装、接着用あるいはシーリング剤など、多方面に使用さ
れている。ところが、耐水性や耐薬品性などの性能にお
いて、溶剤型に比べて劣るという欠点を有している。そ
こで、樹脂の非水分散液に対する要求が高まっている
が、十分に満足できるものは得られていない、というの
が現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来型技術に従う限りは、どうしても、
とりわけ、耐水性ならびに耐薬品性などのような諸性能
に優れるという、主として、建築外装塗料用の塗料用樹
脂などとして、極めて実用性の高い樹脂非水分散液を提
供することは、頗る、困難であった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、一に
かかって、上述したような諸性能に優れる、主として、
建築外装塗料用の塗料用樹脂などとして、極めて実用性
の高い樹脂非水分散液を提供するということである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、こうした現状の認識と、従来
型技術における種々の未解決課題の抜本的な解決と、当
業界における切なる要望との上に立って、鋭意、検討を
重ねた結果、特定の非水溶媒を主体とする反応性極性基
含有樹脂非水分散液に、その他の2個以上の反応性極性
基を有する化合物と常温で反応し得る反応性極性基を導
入し、常温硬化型にすることによって、従来において
は、斯かる樹脂非水分散液それ自体の欠点であった、そ
れぞれ、とりわけ、耐水性や耐薬品性などのような諸性
能を改善せしめ得るということを見出すに及んで、ここ
に、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は、脂肪族炭化水素系溶剤および/
または脂環式炭化水素系溶剤を主要な有機溶剤とする非
水溶媒中で、この非水溶媒に可溶なる樹脂の存在下に、
水酸基含有α,β−エチレン性不飽和単量体、アミノ基
含有α,β−エチレン性不飽和単量体、エポキシ基含有
α,β−エチレン性不飽和単量体、イソシアネート基含
有α,β−エチレン性不飽和単量体、およびカルボキシ
ル基含有α,β−エチレン性不飽和単量体よりなる群か
ら選ばれる1種以上の反応性極性基含有α,β−エチレ
ン性不飽和単量体(ただし、かかる1種以上の反応性極
性基含有α,β−エチレン性不飽和単量体の使用におい
て、水酸基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基
およびカルボキシル基よりなる群から選ばれる1種以上
の反応性極性基は互いに反応しないものを選択とするも
のとする。)を必須成分とする、1種または2種以上の
反応性極性基(以下、これを官能基と略記する。)含有
α,β−エチレン性不飽和単量体を重合させて得られた
官能基含有樹脂非水分散液と、この官能基含有樹脂と常
温で反応しうる2個以上の官能基を有する化合物とから
なる、建築外装塗料用常温硬化性樹脂非水分散型組成物
を提供しようとするものである。
そして、本発明は、就中、かかる官能基含有樹脂非水
分散液−2個以上の官能基を有する化合物なる系とし
て、水酸基含有樹脂非水分散液−イソシアネート基含有
化合物、アミノ基含有樹脂非水分散液−エポキシ基およ
び/またはカルボキシル基含有化合物、エポキシ基含有
樹脂非水分散液−アミノ基および/またはカルボキシル
基含有化合物、イソシアネート基含有樹脂非水分散液−
アミノ基および/または水酸基含有化合物、あるいはカ
ルボキシル基含有樹脂非水分散液−エポキシ基および/
またはアミノ基含有化合物という形の組合せよりなる、
建築外装塗料用常温硬化性樹脂非水分散型組成物を提供
しようとするものである。
ここにおいて、脂肪族炭化水素系溶剤および/または
脂環式炭化水素系溶剤を主要な有機溶剤とする非水溶媒
に可溶なる樹脂とは、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)によるスチレン換算分子量として表示
される数平均分子量が、5,000〜100,000なるC4以上のア
ルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートを主成
分とするα,β−エチレン性不飽和単量体から得られる
共重合樹脂、またはC4以上のビニル単量体を主成分とす
るα,β−エチレン性不飽和単量体共重合樹脂、あるい
はアルキド変性アクリル樹脂またはアルキド樹脂などで
ある。
C4以上のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリ
レートなる単量体を主成分とするα,β−エチレン性不
飽和単量体共重合樹脂およびC4以上のビニル単量体を主
成分とするα,β−エチレン性不飽和単量体共重合樹脂
は、いずれも、スチレン、α−メチルスチレン、p−t
−ブチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族系ビニ
ル系モノマー;n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブ
チル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ジブロ
モプロピル(メタ)アクリレート、トリブロモフェニル
(メタ)アクリレートの如き(メタ)アクリレート類;
マレイン酸、フマル酸もしくはイタコン酸の如き不飽和
ジカルボン酸と1価アルコールとのジエステル類;酢酸
ビニル、安息香酸ビニル、「ベオバ」(オランダ国シエ
ル社製のビニルエステル)の如きビニルエステル類;お
よび「ビスコート8F,8FM,17FM,3Fもしくは3FM」〔大阪
有機化学(株)製含フッ素系アクリルモノマー〕、パー
フルオロシクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジ−パ
ーフルオロシクロヘキシルフマレートまたはN−i−プ
ロピルパーフルオロオクタンスルホンアミドエチル(メ
タ)アクリレートの如き(パー)フルオロアルキル基含
有の、それぞれビニルエステル類、ビニルエーテル類、
(メタ)アクリレート類ないしは不飽和ポリカルボン酸
エステル類などの含フッ素重合性化合物等から選択され
る1種以上のα,β−エチレン性不飽和単量体を主成分
とするα,β−エチレン性不飽和単量体(混合物)を常
法により重合することにより得られる。
また、アルキド樹脂とは、オクチル酸、ラウリル酸、
ステアリン酸もしくは「バーサテイック酸」(シェル社
製の合成脂肪酸)の如き飽和脂肪酸;オレイン酸、リノ
ール酸、リノレイン酸、エレオステアリン酸もしくはリ
シノール酸の如き不飽和脂肪酸;「パモリン200もしく
は300」(米国ハーキュレス社製の合成乾性油脂肪
酸)、支那桐油(脂肪酸)、あまに油(脂肪酸)、脱水
ひまし油(脂肪酸)、トール油(脂肪酸)もしくは綿実
油(脂肪酸)、大豆油(脂肪酸)、オリーブ油(脂肪
酸)、サフラワー油(脂肪酸)、ひまし油(脂肪酸)も
しくは米糖油(脂肪酸)の如き(半)乾性油(脂肪
酸);または水添やし油脂肪酸、やし油脂肪酸もしくは
パーム油脂肪酸の如き不乾性油(脂肪酸)などの油ない
しは脂肪酸から選ばれる1種または2種以上の混合物を
使用して、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリス
リトールまたはソルビトールの如き多価アルコールの1
種または2種以上と、安息香酸、p−t−ブチル安息香
酸、(無水)フタル酸、ヘキサヒドロ(無水)フタル
酸、テトラヒドロ(無水)フタル酸、テトラクロロ(無
水)フタル酸、ヘキサクロロ(無水)フタル酸、テトラ
ブロモ(無水)フタル酸、トリメリット酸、「ハイミッ
ク酸」、(無水)こはく酸(無水)マレイン酸、フマル
酸、(無水)イタコン酸、アジピン酸、セバチン酸また
は、しゅう酸などのカルボン酸の1種または2種以上と
を常法により、さらに必要に応じて、「トーレシリコー
ンSH−6018」〔トーレシリコーン(株)製品〕、「X−
22−160 AS、RK−212もしくは213」〔信越化学(株)製
品〕のような反応性シリコーン樹脂、「カージュラE」
〔オランダ国シェル社製品〕などの脂肪酸のグリシジル
エステルのようなモノエポキシ化合物、「エピクロン20
0もしくは400」「エピコート828もしくは1001」のよう
なポリエポキシ化合物、あるいはトリレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネートもしくは4,4−メチレンビス(シクロヘ
キシルイソシアネート)などのジイソシアネート類、こ
れらのジイソシアネート類と上記多価アルコールや水と
の付加反応により得られるポリイソシアネート類、また
はジイソシアネート類同士の(共)重合により得られる
イソシアヌル環を有するポリイソシアネート類の1種ま
たは2種以上で以て前掲された如き多価アルコールやカ
ルボン酸の一部を置き換えて、常法により、それぞれ、
反応させて得られるようなものであり、ここにおけるア
ルキド変性アクリル樹脂とは前記アルキド樹脂の存在下
に、α,β−エチレン性不飽和単量体を重合させて得ら
れるもの、あるいはアクリル重合体に、付加反応などに
よってアルキド樹脂をグラフトしたものなどが、適当で
ある。
これらの各樹脂の使用量としては、5〜80重量部、好
ましくは10〜40重量部使用される。5重量部未満の場合
には、どうしても、安定的な樹脂非水分散液が得られ難
いし、一方、80重量部を超える場合にも、同様に、安定
性に問題がある。
また、重合することにより樹脂非水分散液の粒子部分
を形成するα,β−エチレン性不飽和単量体(混合物)
の必須成分である水酸基含有α,β−エチレン性不飽和
単量体としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチ
ル(メタ)ーアクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、ジ−2−ヒドロキシ
エチルフマレート、モノ−2−ヒドロキシエチルモノブ
チルフマレートまたは、ポリプロピレングリコールある
いは、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、「プラクセルFM,FAモノマー」〔ダイセル化学
(株)製のカプロラクトン付加モノマー〕の如きα,β
−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエ
ステル類あるいはこれらとε−カプロラクトンとの付加
物;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸もしくはシトラコン酸の如き不飽和
モノ−ないしはジカルボン酸をはじめ、これらのジカル
ボン酸と1価のアルコールとのモノエステル類などの
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸類、あるいは前記
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキ
ルエステル類とマレイン酸、コハク酸、フタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ベンゼント
リカルボン酸、ベンゼンテトラカルボン酸、「ハイミッ
ク酸」〔日立化成工業(株)製品〕、テトラクロルフタ
ル酸もしくはドデシニルコハク酸の如きポリカルボン酸
の無水物との付加物などの各種の不飽和カルボン酸類
と、「カージュラE」(オランダ国シェル社製の分岐状
合成樹脂脂肪酸のグリシジルエステル)、やし油脂肪酸
グリシジルエステルもしくはオクチル酸グリシジルエス
テルの如き1価のカルボン酸のモノグリシジルエステ
ル、またはブチルグリシジルエーテル、エチレンオキシ
ドもしくはプロピレンオキシドの如きモノエポキシ化合
物との付加物、あるいはこれらとε−カプロラクトンと
の付加物;さらには、ヒドロキシビニルエーテルなどが
あり、アミノ基含有α,β−エチレン性不飽和単量体と
しては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートま
たはジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類があ
り、エポキシ基含有α,β−エチレン性不飽和単量体と
しては、グリシジル(メタ)アクリレート、(β−メチ
ル)グリシジル(メタ)アクリレートまたは(メタ)ア
リルグルシジルエーテルなどをはじめ、前掲した如き
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸類またはモノ−2
−(メタ)アクリロイルオキシモノエチルフタレートの
如き水酸基含有ビニルモノマーと前記ポリカルボン酸無
水物との等モル付加物などの各種の不飽和カルボン酸
に、「エピクロン200」、「エピクロン400」、「エピク
ロン441」、「エピクロン850」もしくは「エピクロン10
50」〔大日本インキ化学工業(株)製のエポキシ樹
脂〕、「エピコート828」、「エピコート1001」もしく
は「エピコート1004」〔シェル社製のエポキシ樹脂〕、
「アラルダイト6071」もしくは「アラルダイト6084」
〔スイス国チバ・ガイギー社製のエポキシ樹脂〕、「チ
ッソノックス221」〔チッソ(株)製のエポキシ化合
物〕または「デナコールEX−611」〔長瀬化成(株)製
のエポキシ化合物〕などの、1分子中に少くとも2個の
エポキシ基を有する各種のポリエポキシ化合物を等モル
比で付加反応させて得られるエポキシ基含有重合性化合
物などがあり、イソシアネート基含有α,β−エチレン
性不飽和単量体としては、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート−ヘキサメチレンジイソシアネート等
モル付加物、イソシアネートエチル(メタ)アクリレー
トなどイソシアネート基とビニル基を有するモノマーが
あり、そして、カルボキシル基含有α,β−エチレン性
不飽和単量体としては、(メタ)アクリル酸、クロトン
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸もしくはシトラ
コン酸の如き不飽和モノ−ないしはジカルボン酸をはじ
め、これらのジカルボン酸と1価アルコールとのモノエ
ステル類などのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸
類;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ジ−2−ヒドロキシエチルフマレー
ト、モノ−2−ヒドロキシエチル−モノブチルフマレー
トまたはポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートの如きα,β−不飽和カルボン酸ヒドロアルキルエ
ステル類とマレイン酸、こはく酸、フタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ベンゼントリカ
ルボン酸、ベンゼンテトラカルボン酸、「ハイミック
酸」、テトラクロルフタル酸もしくはドデシニルこはく
酸の如きポリカルボン酸の無水物との付加物などがあ
り、これらの中から少なくとも1種の化合物が選択され
て、前記脂肪族炭化水素系溶剤および/または脂環式炭
化水素系溶剤を主要な有機溶剤とする非水溶媒中で、こ
の非水溶媒に可溶なる樹脂の存在下に必要に応じて、共
重合性を有するその他のα,β−エチレン性不飽和単量
体とともに重合される。かかる共重合可能な他のα,β
−エチレン性不飽和単量体としては、メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピ
ル(メタ)アクリレート、i−プロピル(メタ)アクリ
レート、または(メタ)アクリロニトリル、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、フッ化ビニルもしくはフッ化ビニ
リデンなどのオレフィン類などの官能基をもたないビニ
ル系モノマー類;(メタ)アクリルアミド、ジメチル
(メタ)アクリルアミド、N−tert−ブチル(メタ)ア
クリルアミド、N−オクチル(メタ)アクリルアミド、
ジアセトンアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルア
クリルアミドもしくはアルコキシ化N−メチロール化
(メタ)アクリルアミド類などのアミド結合含有ビニル
系モノマー類;ジアルキル〔(メタ)アクリロイロキシ
アルキル〕ホスフェート類もしくは(メタ)アクリロイ
ロキシアルキルアシッドホスフェート類、またはジアル
キル〔(メタ)アクリロイロキシアルキル〕ホスフェー
ト類ないしは(メタ)アクリロイロキシアルキルアシッ
ドホスファイト類;上記(メタ)アクリロイロキシアル
キルアシッドホスフェート類、またはアシッドホスファ
イト類のアルキレンオキシド付加物、グリシジル(メ
タ)アクリレートやメチルグリシジル(メタ)アクリレ
ートなどのエポキシ基含有ビニル系モノマーとリン酸ま
たは亜リン酸あるいはこれらの酸性エステル類とのエス
テル化合物とか、3−クロロ−2−アシッドホスホキシ
プロピル(メタ)アクリレートなどのリン原子含有ビニ
ル系モノマー類があるが、勿論、粒子を溶解させないよ
うな使用範囲において、前記のC4以上のアルキル基を有
するアルキル(メタ)アクリレートなる単量体およびC4
以上のビニル単量体を使用してもよい。
これらの重合は、脂肪族炭化水素系溶剤および/また
は脂環族炭化水素系溶剤を主体とする非水溶媒中におい
て、通常の溶液重合法によって、重合開始剤の存在下に
行われる。かかる重合開始剤としては、アゾビスイソブ
チロニトリル(AIBN)、ベンゾイルパーオキシド(BP
O)、t−ブチルパーベンゾエート(TBPB)、t−ブチ
ルハイドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシ
ド、(DTBPO)またはクメンハイドロパーオキシド(CH
P)などのラジカル発生重合触媒が用いられるが、これ
らは単独使用でも2種以上の併用でもよいことは勿論で
ある。
ここで脂肪族炭化水素系溶剤および脂環族炭化水素系
溶剤として、それぞれ、代表的なもののみを挙げるに留
めれば、n−ヘキサン、n−ヘプタン、「ロウス」、
「ミネラルスピリットEC」〔オランダ国シェル社製品〕
「アイソパーC」、「アイソパーE」、「アイソパー
G」、「アイソパーH」、「アイソパーL」もしくは
「アイソパーM」〔アメリカ国エクソンケミカル社製
品〕「ナフサ3号」、「ナフサ5号」もしくは「ナフサ
6号」(同上社製品)、「ソルベント7号」(同上社製
品)、「IPソルベント1016」、「IPソルベント1620」、
「IPソルベント2028」もしくは「IPソルベント2835」
〔出光石油化学(株)製品〕、または「ホワイトゾー
ル」〔共同石油(株)製品〕などがある。
勿論、かかる脂肪族および/または脂環式炭化水素系
溶剤と芳香族炭化水素系溶剤との混合溶剤の形のもの
も、本発明に包含されるし、さらには、本発明の目的を
逸脱しない範囲内において、トルエン、キシレン、「ス
ワゾール100もしくは150」〔丸善石油化学(株)製品〕
の如き芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸−n−ブチルもしくは酢酸アミルの如きエステル類;
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、メチルアミルケトンもしくはシクロヘキサノンの如
きケトン類;またはメタノール、エタノール、i−プロ
ピルアルコールもしくはn−ブタノールの如きアルコー
ル類などの、その他の有機溶剤をも併用することも許容
されうるものである。
とくに、芳香族炭化水素系溶剤との混合溶剤の形で用
いられる場合には、当該脂肪族および/または脂環式炭
化水素系溶剤の使用量を50重量%以上とすべきであり、
好ましくは、60重量%以上とすべきである。
また、当該脂肪族および/または脂環式炭化水素系溶
剤としては、とりわけ、7〜70℃なる(混合)アニリン
点を有するものの使用が望ましい。
以上のようにして得られる官能基含有樹脂に対して
は、当該官能基含有樹脂の官能基と常温において反応す
ることができる官能基を有する化合物を配合し、塗膜を
形成することにより、非常に高性能な塗膜が与えられる
ことになる。
ここで、水酸基含有樹脂と常温において反応すること
ができる、分子内に2個以上の官能基を有する化合物と
しては、イソホロンジイソシアネート、メチルシクロ−
ヘキサン−2,4−ジイソシアネート、メチルシクロヘキ
サン−2,6−ジイソシアネート、4,4′−メチレンビス
(シクロヘキシルイソシアネート)、1,3−ジ(イソシ
アネートメチル)シクロヘキサン、テトラメチレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
メチルシクロヘキサンジイソシアネート、トリレンジイ
ソシアネートもしくはキシレンジイソシアネートの如き
各種ジイソシアネート類、あるいは、これらの各ジイソ
シアネート類とグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトールもしくは
ジペンタエリスリトールの如き各種の多価アルコール
類、またはイソシアネート基と反応しうる官能基を有す
る、たとえば、500〜1,500程度の数平均分子量をもっ
た、極めて分子量の低いポリエステル化合物との付加物
のごときポリイソシアネート化合物や、前記イソシアネ
ート基含有α,β−エチレン性不飽和単量体を必須成分
とする重合物などがある。
アミノ基含有樹脂と常温において反応することができ
る、分子内に2個以上の官能基を有する化合物として
は、「デナコールEX−612」、「デナコールEX−512」、
「デナコールEX−301」あるいは「デナコールEX−721」
〔ナガセ化成工業(株)製品〕のようなエポキシ化合物
とか、前掲された如きエポキシ基含有α,β−エチレン
性不飽和単量体を必須成分とする重合物とか、前掲され
た如きカルボキシル基含有α,β−エチレン性不飽和単
量体を必須成分とする重合物などがある。
エポキシ基含有樹脂と常温において反応することがで
きる、分子内に2個以上の官能基を有する化合物として
は、前掲された如きアミノ基含有α,β−エチレン性不
飽和単量体を必須成分とする重合物や前掲された如きカ
ルボキシル基含有α,β−エチレン性不飽和単量体を必
須成分とする重合物などがある。
イソシアネート基含有樹脂と常温において反応するこ
とができる、分子内に2個以上の官能基を有する化合物
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリス
リトールまたはソルビトールの如き多価アルコールと
か、前掲された如き水酸基含有α,β−エチレン性不飽
和単量体を必須成分とする重合物とか、エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、トリエチレンテトラミ
ン、テトラエチレンペンタミン、ビスアミノプロピルア
ミンまたは4−アミノメチル−1,8−ジアミノオクタン
の如きポリアミン化合物などがある。
そして、カルボキシル基含有樹脂と常温において反応
することができる、分子内に2個以上の官能基を有する
化合物としては、前記のエポキシ化合物や前記エポキシ
基含有重合体などをはじめ、前記ポリアミン化合物やア
ミノ基含有重合体などが挙げられる。
以上に掲げられた、それぞれ、各種の官能基含有樹脂
と、該官能基含有樹脂に存在する官能基と常温において
反応しうる官能基を、分子内に2個以上有する化合物と
の必須成分のほかに、架橋反応を促進させるために、公
知慣用の触媒類を用いることは、一向に差し支えがな
い。
このようにして得られた常温硬化性樹脂非水分散型組
成物は、建築外装塗料用として非常に有用であり、耐侯
性、耐水性、耐薬品性ならびに耐汚染性などに非常に優
れたものであり、顔料を混合せしめた形のエナメル塗料
としても、混合しないでクリヤー塗料としても使用でき
る。もちろん、これらの常温硬化性樹脂非水分散型組成
物を建築外装塗料用以外の用途、たとえば、金属塗装、
接着用またはシーリング剤などに利用しても、何ら、問
題はない。
〔発明の効果〕
かくして得られる本発明の建築外装塗料用常温硬化性
樹脂非水分散型組成物は、それ自体、常温で架橋するこ
とにより、耐侯性、耐水性、耐溶剤性、耐薬品性ならび
に耐汚染性などにすぐれるものであり、しかも、本発明
の非水分散型組成物は、貯蔵安定性にもすぐれるもので
あるし、脂肪族および/または脂環式炭化水素系溶剤を
主体とする有機溶剤を用いている処から、既に旧塗膜が
設けられている場合において、かかる既設塗膜の上に重
ね塗りを行なうにさいしても、こうした既設塗膜を何ら
侵すことがなく、したがって、本発明組成物は、耐リフ
ティング性にもすぐれるものである。
〔実施例〕
次に、本発明を参考例および実施例により一層具体的
に説明するが、以下において、部および%は特に断りの
ない限り、すべて重量基準であるものとする。
参考例1(脂肪族系炭化水素溶剤可溶性重合体の調製
例) 温度計、攪拌機、還流冷却器および窒素ガス導入管を
備えた四つ口フラスコに、「ロウス」の2,393部を仕込
んで90℃の昇温し、同温度に達したところで、スチレン
の1,000部、イソブチルメタクリレートの750部、2−エ
チルヘキシルアクリレートの500部、「ベッコゾールP
−470−70」〔大日本インキ化学工業(株)製のアルキ
ド樹脂の357部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエートの12.5部、およびt−ブチルパーオキシベ
ンゾエートの12.5部からなる混合物を5時間かけて滴下
し、滴下終了後も、同温度に10時間保持して反応を続行
した。かくして得られた重合体は、不揮発分が50.0%
で、25℃におけるガードナー粘度(以下同様)がX−Y
で、かつ、GPCによるスチレン換算の数平均分子量(以
下同様)が18,000なるものであった。
参考例2(同上) 参考例1と同様のフラスコに、「ロウス」の2,500部
を仕込んで90℃の昇温し、同温度に達したところで、ス
チレンの1,000部、イソブチルメタクリレートの625部、
n−ブチルメタクリレートの250部、2−エチルヘキシ
ルアクリレートの625部、t−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエートの12.5部およびt−ブチルパーオ
キシベンゾエートの12.5部からなる混合物を5時間かけ
て滴下し、滴下終了後も、同温度に10時間保持して反応
を続行した。かくして得られた重合体は、不揮発分が5
0.0%で、粘度がZ1−Z2で、かつ、数平均分子量が20,50
0なるものであった。
参考例3(アミノ基含有樹脂非水分散液の調製例) 参考例1と同様のフラスコに、参考例1で得られた重
合体の600部および「ロウス」の1,000部を仕込んで90℃
の昇温し、同温度に達したところで、メチルメタクリレ
ートの250部、エチルアクリレートの350部、ジメチルア
ミノエチルメタクリレートの100部、t−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエートの5部およびt−ブチ
ルパーオキシベンゾエートの5部からなる混合物を5時
間かけて滴下し、滴下終了後も、同温度に10時間保持し
て反応を続行した。かくして得られた重合体は、不揮発
分が50.0%で、かつ、粘度がE−Fなる乳白色の分散体
であった。
参考例4〜7(官能基含有樹脂非水分散液の調製例) 脂肪族系炭化水素溶剤可溶性重合体、単量体および開
始剤を、第1表に示されているように変更する以外は、
参考例3と同様の方法にて各種の目的樹脂非水分散液を
得た。
参考例8〜9(官能基不含の対照用樹脂非水分散液の調
製例) 脂肪族系炭化水素溶剤可溶重合体、単量体および開始
剤を、第1表に示されているように変更する以外は、参
考例3と同様の方法にて対照用の樹脂非水分散液を得
た。
参考例10〜12(官能基含有型樹脂の調製例) 単量体および開始剤を、第2表に示されているように
変更する以外は、参考例1と同様の方法にて目的とする
官能基含有型樹脂を得た。
参考例13(白ベース樹脂の調製例) 参考例1で得られた重合体の800部、「タイペークCR
−90」〔石原産業(株)製のルチル型酸化チタン〕の1,
334部および「ロウス」の756部をサンドミルにて1時間
練肉した。かくして得られた白ベースの不揮発分を「ロ
ウス」にて60%に調製したのち実施に供した。
実施例1 参考例3で得られた樹脂100部に対して参考例14で得
られた白ベース106部、「デナコールEX−721」の8.9部
を配合し、「ロース」にて岩田カップ14秒に調整後、ス
プレーにて、スレート板上に塗装した。しかるのち、常
温にて1週間の乾燥を行なってから、以下に示す塗膜試
験に供した。
〔塗膜試験法〕
耐水性−水道水に、それぞれ、1日および7日間、20
℃にて浸漬せしめたのち、塗膜の外観および、ふくれの
発生を目視により判定した。
耐アルカリ性−飽和消石灰水に、それぞれ、1日およ
び7日間、20℃にて浸漬せしめたのち、塗膜の外観およ
び、ふくれの発生を目視にて判定した。
耐溶剤性−ラビングテスターを使用し、500gの荷重を
かけてキシレンにて10回のラビングを行なったのち、塗
膜外観を評価した。
耐汚染性−試験板を泥土、カーボンブラック、鉱油お
よびクレーからなる混合物で汚染せしめて24時間放置
し、次いで水洗し、乾布で拭き取って、汚れの残存程度
を目視により判定した。
促進耐侯性−「Q−UV」(アメリカ国Q−パネル社製
品)を用いて800時の促進耐侯性試験を行って、この試
験の前後における光沢の保持率(%)を以て表示した。
実施例2〜9 第3表に示す配合により塗装後、実施例と同様の方法
にて塗膜試験を行った。
比較実施例1〜2 第3表に示す配合により塗装後、実施例1と同様の方
法にて塗膜試験を行った。
第3表からも明らかなように、本発明の建築外装塗料
用常温硬化性樹脂非水分散型組成物は、耐水性ならびに
耐薬品性などに非常に優れており、建築外装用塗装用樹
脂として有用なものであることが知れる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−289606(JP,A) 特開 平2−69507(JP,A) 特開 平1−172471(JP,A) 特開 昭62−292848(JP,A) 特開 昭60−55013(JP,A) 特開 昭51−101035(JP,A) 特開 昭61−60748(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 157/00 C09D 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪族炭化水素系溶剤および/または脂環
    式炭化水素系溶剤を主要な有機溶剤とする非水溶媒中
    で、この非水溶媒に可溶なる樹脂の存在下に、水酸基含
    有α,β−エチレン性不飽和単量体、アミノ基含有α,
    β−エチレン性不飽和単量体、エポキシ基含有α,β−
    エチレン性不飽和単量体、イソシアネート基含有α,β
    −エチレン性不飽和単量体、およびカルボキシル基含有
    α,β−エチレン性不飽和単量体よりなる群から選ばれ
    る1種以上の反応性極性基含有α,β−エチレン性不飽
    和単量体(ただし、かかる1種以上の反応性極性基含有
    α,β−エチレン性不飽和単量体の使用において、水酸
    基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基およびカ
    ルボキシル基よりなる群から選ばれる1種以上の反応性
    極性基は互いに反応しないものを選択とするものとす
    る。)を必須成分とする、1種または2種以上のα,β
    −エチレン性不飽和単量体を重合させて得られた、反応
    性極性基含有樹脂非水分散液と、この反応性極性基含有
    樹脂と常温で反応しうる2個以上の反応性極性基を有す
    る化合物とからなる、建築外装塗料用常温硬化性非水分
    散型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】前記した反応性極性基含有樹脂非水分散液
    が、反応性極性基として水酸基を含有する樹脂の非水分
    散液であり、この反応性極性基含有樹脂と常温で反応し
    うる2個以上の反応性極性基を有する化合物が、反応性
    極性基含有樹脂と常温で反応しうる2個以上の反応性極
    性基としてイソシアネート基を含有する化合物である、
    請求項1に記載の建築外装塗料用常温硬化性非水分散型
    樹脂組成物。
  3. 【請求項3】前記した反応性極性基含有樹脂非水分散液
    が、反応性極性基としてアミノ基を含有する樹脂の非水
    分散液であり、この反応性極性基含有樹脂と常温で反応
    しうる2個以上の反応性極性基を有する化合物が、反応
    性極性基含有樹脂と常温で反応しうる2個以上の反応性
    極性基としてエポキシ基および/またはカルボキシル基
    を含有する化合物である、請求項1に記載の建築外装塗
    料用常温硬化性非水分散型樹脂組成物。
  4. 【請求項4】前記した反応性極性基含有樹脂非水分散液
    が、反応性極性基としてエポキシ基を含有する樹脂の非
    水分散液であり、この反応性極性基含有樹脂と常温で反
    応しうる2個以上の反応性極性基を有する化合物が、反
    応性極性基含有樹脂と常温で反応しうる2個以上の反応
    性極性基としてアミノ基および/またはカルボキシル基
    を含有する化合物である、請求項1に記載の建築外装塗
    料用常温硬化性非水分散型樹脂組成物。
  5. 【請求項5】前記した反応性極性基含有樹脂非水分散液
    が、反応性極性基としてイソシアネート基を含有する樹
    脂の非水分散液であり、この反応性極性基含有樹脂と常
    温で反応しうる2個以上の反応性極性基を有する化合物
    が、反応性極性基含有樹脂と常温で反応しうる2個以上
    の反応性極性基としてアミノ基および/または水酸基を
    含有する化合物である、請求項1に記載の建築外装塗料
    用常温硬化性非水分散型樹脂組成物。
  6. 【請求項6】前記した反応性極性基含有樹脂非水分散液
    が、反応性極性基としてカルボキシル基を含有する樹脂
    の樹脂非水分散液であり、この反応性極性基含有樹脂と
    常温で反応しうる2個以上の反応性極性基を有する化合
    物が、反応性極性基含有樹脂と常温で反応しうる2個以
    上の反応性極性基としてエポキシ基および/またはアミ
    ノ基を含有する化合物である、請求項1に記載の建築外
    装塗料用常温硬化性非水分散型樹脂組成物。
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