JP3049510B2 - 堰板等成型板の切断方法及びその切断装置 - Google Patents

堰板等成型板の切断方法及びその切断装置

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JP3049510B2 JP2336112A JP33611290A JP3049510B2 JP 3049510 B2 JP3049510 B2 JP 3049510B2 JP 2336112 A JP2336112 A JP 2336112A JP 33611290 A JP33611290 A JP 33611290A JP 3049510 B2 JP3049510 B2 JP 3049510B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、建築部材における堰板(例えばデッキプレ
ート、ルーフプレート)等の成型板の切断方法及びその
切断装置に関するものであって、特に矢通し部材の挿入
を容易に行える堰板等成型板を平板から成型切断して得
ることができる切断方法及び切断装置に関するものであ
る。
【従来技術】
従来の堰板等成型板の切断は、連続平板のものをプレ
ス機等により連続成型して、その後、任意の長さに切断
していた。 また、平板状のうち任意の長さに切断して、その後に
必要な形状に成型することも行われている。
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来技術である、成型板の切断方法、装置にお
いては、任意の形状に成型した後に切断する方法、装置
の場合は、 切断装置が複雑で高性能なものが必要になる。特
に、デッキプレート、ルーフプレート等において、例え
ば特殊T字型形状のものを切断する場合は、変形し、商
品価値が著しく劣る欠点がある。 連続平板を加工途中で板厚切り替えを行う際、板の
ロスが発生する。また、連続成型の場合は、成型機の加
工部材が複雑となり、成型機の価格が高価になる。 また、平板状のうちに任意の長さに切断してから成型
する方法、装置(これは、非連続のものの場合に相当す
る)においては、 板厚切り替えで、ロール調整に時間がかかる。 ロールスリップ成型機内でのトラブル(衝突、板重
なり等)が発生する。 トップとエンドの形状が求めるようにできないし、
これを解決するには、多数のロールを使用しなければな
らず、装置自体が長大になる。 というような種々の問題点があったばかりでなく、上記
各従来技術の場合は、いずれも成型された平板の2枚重
ねの垂直部となる部分に矢通し部材挿入用の凹部がない
ので後工程で行われる成型板の端部圧潰を容易、かつ確
実、高能率に行うことができないという問題点があっ
た。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決することを目的とし、連続も
しくは非連続の平板を移送し、この成型機により一方向
に所定間隔をおいて断面略T字型形状の2枚重ね板とな
る折り曲げ部と2枚重ね板とならない板部とからなる堰
板等成型板に成型する際、前記2枚重ね板状に折り曲げ
られる部分を任意長さに切欠くとともに前記2枚重ね板
部の垂直部となる部分に矢通し部材挿入用凹部を同時に
形成する切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成工程と、
この切欠きを付けられた平板を成型機で断面略T字型形
状に成型する工程と、次に先の切欠き及び矢通し部材挿
入用凹部形成工程で切欠かなかった部分を切断する切断
工程とからなる堰板等成型板の切断方法、また、連続も
しくは非連続の平板を移送する移送装置と、該平板を一
方向に所定間隔をおいて断面略T字型形状の2枚重ね板
となる折り曲げ部と2枚重ね板とならない板部からなる
堰板等成型板に成型する際、前記2枚重ね板状に折り曲
げられる部分を任意長さに切欠くとともに前記2枚重ね
板部の垂直部となる部分に矢通し部材挿入用凹部を同時
に形成する切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成機と、
前記切欠きを付けられた平板を、断面略T字型形状に折
り曲げ成型する成型機と、該平板の2枚重ね板とならな
い板部の未切欠き部を切断する切断機とからなる堰板等
成型板の切断装置を特徴とするものである。
【実施例】
次に、本発明の技術的手段の実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図は本発明の実施を行う装置の説明図、第2図は
第1図に示した切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成機
で加工された平板の一部を示す拡大平面図、第3図は第
2図で示したものを成型した所を示す一実施例の斜視
図、第4図は第3図で成型された後、次の工程で切断機
で切断する部分(いいかえれば、2枚重ね板状に折り曲
げされないで残った平板状態の部分)を示す拡大平面
図、第5図(a)〜(c)は、本発明製品の端部の形状
の一例を示す一部拡大斜視図、第6図は本発明における
切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成型(下型)の一例
を示す平面図である。 本発明の成型板の切断方法及びその切断装置は、アン
コイラー1から連続して連続平板を送り出し、レベラー
2で切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成機3で加工し
易いように、前記切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成
機3まで移送する。なお、非連続平板の場合はレベラー
2は必要としない。切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形
成機3は、最終製品に成型加工する任意寸法の長さに切
欠くとともに2枚重ね板部の垂直部9′となる部分に矢
通し部材挿入用凹部10を同時に形成し得る切欠き及び矢
通し部材挿入用凹部形成機3であれば、どのような切断
機でも良い。但し、これは、完全に切り離してしまうの
ではなく、一部分切断しない状態(切欠き状態)にでき
るものでなければならない。 このことをいいかえれば、折り曲げ成型する前に任意
の長さに切断する時、その切断を完全に切断するのでは
なく、俗にいうミシン目のような、切断部分と切断され
ない部分ができるように前もって計算の上行う。この切
断は、最終的に製品となった時に折り曲げ部分に相当す
る部分を切断し、平な状態の部分の全部、または一部を
切断しないで残すように、プレス切断機等により切れ目
を一工程、或いは数工程で入れる。 なお、平板端部を任意幅に切欠き部として切断する
と、折り曲げプレス加工などの次工程作業が行い易い。
このため、予め他の切断部と一緒に切り欠くことも必要
な場合がある。 これは、最終的に成型して折り曲げ部9になる切れ目
部分7は、平板の状態のうちに切欠いて(第2図参照)
次に成型機4で所望の形状に折り曲げ成型する。この成
型機4は、成型ロールを複数段階に周速度を変えられる
ように複数分割駆動(加工形状の複雑度に応じて、分割
数は選択できることは、設計上種々考えられる)して、
それぞれの周速度を変えることができる。これは、例え
ば入口側が遅く、出口側が速くなっている等して、成型
の効率化をはかるようにしたものであれば、より良いこ
とはいうまでもない。 この成型機4で、折り曲げ成型した後に、さらに、切
断装置5によって上述の切欠かないで残った部分、これ
は、折り曲げ成型した際、平板状として折り曲げられな
い部分が切欠かれずに残っているので、この平な部分8
を切断するものである。 なお、前記矢通し部材挿入用凹部10は前記切欠き及び
矢通し部材挿入用凹部形成機3の型部材の突起部3a(プ
レスタイプまたは打抜きタイプを含む)により平板を切
欠きする時に同時に第2図のように平板の所定位置に形
成され、成型板に成型された時は第5図(a)のように
なるものであるが、その形状は同図(b)〜(c)のよ
うに任意とすることができる。 さらにまた第6図示のように前記切欠き及び矢通し部
材挿入用凹部形成機3の型部材の所要部位に水抜き孔或
いは釘打孔形成用突起部3b,3cを設けておくことによ
り、第2、3図示のように成型板の所定位置に水抜き孔
11或いは釘打孔12を形成することも可能である。 また、第1図の6で示したものは、アキュームレータ
ーで、切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成工程と、成
型工程の作業時間の差を調整して連続運転する上で必要
な滞留部分である。 なお、前記アキュームレーター6は非連続平板の場合
は必要とせず、また切断機5は周知の定置型切断機また
は走間型切断機のいずれでも良く、さらに平板先端部を
切断機5にセットする際、平板先端部が変形しているよ
うなことがあるので、このような場合は、切断機5の直
前に押えロール等を設けて、確実にセットできるように
することも考えられる。さらに、安全を期すために、種
々の機器、例えば光電スイッチ等を必要に応じて設ける
ことはいうまでもない。
【効果】
本発明の上記技術的手段によって、次のような特有の
効果を生ずる。即ち、 連続平板の状態で成型するので、各単体の特に短い
寸法(短尺)の成型板を得ることが極めて簡単にでき
る。 連続した状態で成型するので、成型時のトップ、エ
ンドの成型寸法が安定する。 平板を切断後に成型する場合、前側の板と、後側の
板との間にスリップ、その他の障害防止のため、その間
隔をあけて作業を行っていたが、連続平板で成型するた
め間隔を持たせる必要がないので、成型作業のロスが著
しく減少する。 成型前の切欠きは、平板であるので、単純な切断装
置で良く、さらに、成型後に切断する部分も、平板部だ
けを切断すれば良いので、極めて簡単な切断装置で切断
加工作業を行うことができる。 平板の切欠きと同時に矢通し部材挿入用凹部を形成
してしまうので、後工程で行われる矢通し及び圧潰作業
を容易、かつ確実、高能率に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施を行う装置の説明図、第2図は第
1図に示した切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成機で
加工された平板の一部を示す拡大平面図、第3図は第2
図で示したものを成型した所を示す一実施例の斜視図、
第4図は第3図で成型された後、次の工程で切断する切
断機で切断する部分(いいかえれば、2枚重ね板状に折
り曲げされないで残った平板状態の部分)を示す拡大平
面図、第5図(a)〜(c)は、本発明製品の端部の形
状の一例を示す一部拡大斜視図、第6図は本発明におけ
る切欠き及び矢通し部材挿入用凹部形成型(下型)の一
例を示す平面図である。 1……アンコイラー、2……レベラー、3……切欠き及
び矢通し部材挿入用凹部形成機、3a……突起部、3b……
水抜き孔形成用突起部、3c……釘打孔形成用突起部、4
……成型機、5……切断機、7……折り曲げ部分になる
切欠き部、8……成型後平板状で残る部分、9……折り
曲げ部、9′……垂直部、10……矢通し部材挿入用凹
部、11……水抜き孔、12……釘打孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−58349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 23/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続もしくは非連続の平板を移送し、この
    成型機により一方向に所定間隔をおいて断面略T字型形
    状の2枚重ね板となる折り曲げ部と2枚重ね板とならな
    い板部とからなる堰板等成型板に成型する際、前記2枚
    重ね板状に折り曲げられる部分を任意長さに切欠くとと
    もに前記2枚重ね板部の垂直部となる部分に矢通し部材
    挿入用凹部を同時に形成する切欠き及び矢通し部材挿入
    用凹部形成工程と、この切欠きを付けられた平板を成型
    機で断面略T字型形状に成型する工程と、次に先の切欠
    き及び矢通し部材挿入用凹部形成工程で切欠かなかった
    部分を切断する切断工程とからなる堰板等成型板の切断
    方法。
  2. 【請求項2】連続もしくは非連続の平板を移送する移送
    装置と、該平板を一方向に所定間隔をおいて断面略T字
    型形状の2枚重ね板となる折り曲げ部と2枚重ね板とな
    らない板部からなる堰板等成型板に成型する際、前記2
    枚重ね板状に折り曲げられる部分を任意長さに切欠くと
    ともに前記2枚重ね板部の垂直部となる部分に矢通し部
    材挿入用凹部を同時に形成する切欠き及び矢通し部材挿
    入用凹部形成機と、前記切欠きを付けられた平板を、断
    面略T字型形状に折り曲げ成型する成型機と、該平板の
    2枚重ね板とならない板部の未切欠き部を切断する切断
    機とからなる堰板等成型板の切断装置。
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